JPH0559643A - 多段式横編機におけるシンカー - Google Patents

多段式横編機におけるシンカー

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JPH0559643A
JPH0559643A JP24826391A JP24826391A JPH0559643A JP H0559643 A JPH0559643 A JP H0559643A JP 24826391 A JP24826391 A JP 24826391A JP 24826391 A JP24826391 A JP 24826391A JP H0559643 A JPH0559643 A JP H0559643A
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sinker
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needle bed
plate
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Masahiro Yabuta
正弘 藪田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下両ニードルベッドに共通のシンカーであ
って、且つ既編成の編目を押さえ込み、編目形成時既編
成の編地が引き上げられないようにすると共に、必要に
応じ編地押し下げ作用を行ない得るシンカーを得る。 【構成】 下部ニードルベッド1とその上位に位置して
それぞれ頭部1A,2Aを接近して設けた上部ニードル
ベッド2とを有する横編機の、前記両ニードルベッド
1,2の頭部1A,2Aに位置して各ニードルベッド
1,2のニードル23,38間に上下に揺動自在に設けた板
状体よりなるシンカー42の端縁下部に、ニードルにより
編成された編地のシンカーループ保持用の鈎状突出部62
を、その上位には下部ニードル23によるループ形成縁と
上部ニードルによるループ形成縁とを順次設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4枚ベッド等の多段式
横編機におけるシンカーに関する。
【0002】
【従来の技術】ニードルベッド先端の針溝間に設けた板
状体の先端縁をループ形成縁としたシンカーが用いられ
ている。該シンカーループは、ニードルに引き込まれた
編糸をループ形成縁に係止しシンカーループを形成して
いる。前記ループ形成縁とニードルのフックとの間に亘
っている編糸の長さが編地の1つのループの長さになっ
ているため、各ニードルベッドに必要であるが、山形に
頭部を対向して設けたニードルベッドの上位に更にニー
ドルベッドを設けた多段式の横編機にあっては、上部の
ニードルベッドと下部のニードルベッドの頭部が接近し
て設けられているため、下部ニードルベッドに設けたシ
ンカーを上部ニードルベッドの前面にまで延長し、上部
ニードルベッドと下部ニードルベッドとのシンカーを兼
用としたものが知られている(特公平1−57173
号)。このシンカーはその前端縁をループ形成縁として
上下に直線状に長く延ばし、ループ形成時ループ長を規
制しているが、編成されたループを下方に引き下げる作
用は全くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて、上下両ニードルベッドに共通のシンカーであっ
て、且つ既編成の編目を押さえ込み、編目形成時既編成
の編地が引き上げられないようにすると共に、必要に応
じ編地押し下げ作用を行ない得るシンカーを得ることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】下部ニードルベッドとそ
の上位に位置してそれぞれ頭部を接近して設けた上部ニ
ードルベッドとを有する横編機の、前記両ニードルベッ
ドの頭部に位置して各ニードルベッドのニードル間に上
下に揺動自在に設けた板状体よりなるシンカーの端縁下
部に、下部ニードルにより編成された編地のシンカール
ープ保持用の鈎状突出部を、その上位には下部ニードル
によるループ形成縁と上部ニードルによるループ形成縁
とを順次設けた。
【0005】
【作用】上下両ニードルベッドの頭部に位置して各ベッ
ドのニードル間に上下方向に揺動自在に設けた板状体よ
りなるシンカーは、下方向の旋回動時に、その端部下縁
に設けた編地のループ保持用の鈎状突出部によって編地
を引き下げると共に、鈎状突出部上部に設けた下部ニー
ドルによるループ形成縁によって、下部ニードルによる
編成時に下部ニードルによるシンカーループを係止し、
上記下部ニードルによるループ形成縁の上位に設けた上
部ニードルによるループ形成縁によって、上部ニードル
によるシンカーループを係止することにより1枚のシン
カーにより上下両ニードルの編成時編糸を受ける。
【0006】
【実施例】本発明を実施する装置の一例を図面と共に説
明する。
【0007】本発明編機は、山形に頂部を対向して設け
た下部ニードルベッド1の上部に、更に、上部ニードル
ベッド2を支持した4ベッド方式の編機で、各ニードル
ベッド1,2の頭部を集中した歯口部を通る中心線X−
Xを対称の中心にして左右対称となっており、図1には
中心線X−Xの左半分のみを示している。
【0008】図示の例では、上部ニードルベッド2は下
部ニードルベッド1の下部ニードルプレート3Aによっ
て支持されているが、上下両ニードルベッド2,1がそ
れぞれ別個のニードルプレートを用いても差し支えな
い。下部ニードルベッド基板4には従来のニードルベッ
ドと同様に複数のニードルプレート溝5が設けられてお
り、該溝5に下部ニードルプレート3A,3Bが嵌合さ
れ、ニードルベッド基板4と下部ニードルプレート3
A,3Bのそれぞれに設けた切欠7,8にワイヤ9を通
すなどして両者を固定している。下部ニードルプレート
3Aは、図3のAに示す如く、下部ニードルベッド1の
頭部から尾部まで延びる下部針案内部分10と、下部針案
内部分10の頭部上位に延びる延長部分よりなる頭部ニー
ドルプレート11と、その後方のニードルプレート3Aの
上縁に位置する上部ニードルベッド基板支持プレート12
とよりなる板状体で、後述する上部ニードルベッド固定
部材13の固定ビーム14を挿通するための固定ビーム挿通
孔15、シンカー支持孔16、ニードル羽根案内溝17、ワイ
ヤ挿通孔18A,18B,18C,…等を有している。上部ニ
ードルベッド基板支持プレート12には上部ニードルベッ
ド基板19(図4)を支持するための支持面20を傾斜して
設け、該支持面20の延長上の、上部ニードルベッド基板
支持プレート12と頭部ニードルプレート11との境には楔
形の切欠21を設けている。図3のBに示す下部ニードル
プレート3Bは前記下部ニードルプレート3Aにおける
頭部上位に延びる延長部分の上部ニードルベッド基板支
持プレート12を取り去った構造としている。
【0009】上記下部ニードルプレート3A,3Bを交
互に或いは3Aを1に対し3Bを複数枚交互に下部ニー
ドルベッド基板4のニードルプレート溝5に挿入し、前
述の如く切欠7,8にワイヤ9を通すなどして下部ニー
ドルベッド基板4とニードルプレート3A,3Bを固定
し、下部ニードルプレート3A,3B間に針溝22を形成
している。針溝22内には下部ニードル23が摺動自在に挿
入されている。
【0010】上部ニードルベッド2は下部ニードルベッ
ド1に以下の手段で固定部材13で固定される。図示の例
では、上部ニードルベッド2の頭部2Aは下部ニードル
ベッド1の頭部1Aとニードルプレートを共通にし、前
記頭部ニードルプレート11を上部ニードルベッド2の頭
部2Aのニードルプレートとしている。前記固定部材13
は、上部ニードルベッド基板19と下部ニードルプレート
3Aの上部ニードルベッド基板支持プレート12とを係合
する楔状の頭部24と楔形の切欠25よりなる係合手段と、
係止部材26を含む係止固定手段とよりなる。
【0011】下部ニードルプレート3Aの、上部ニード
ルベッド基板支持プレート12の支持面20上に上部ニード
ルベッド基板19を載置し、上部ニードルベッド基板19の
先端の楔状頭部24を下部ニードルプレート3Aの楔状切
欠21に当接する。上部ニードルベッド基板19の、上部ニ
ードルベッド基板支持プレート12の端部に対向する位置
には切欠25が設けられており、編機の編幅方向に延びる
帯状の係止部材26の一端の楔状端部27を前記切欠25に係
合させ、他端を下部ニードルプレート3Aの上部ニード
ルベッド基板支持プレート12の端部28に当接している。
そして、下部ニードルプレート3Aの固定ビーム挿通孔
15内に挿入した編幅方向に延びる固定ビーム14と係止部
材26との間にボルト29を螺合し、ボルト29を締め付ける
ことにより、上部ニードルベッド基板19の楔状頭部24と
切欠25との間のダブテール部分30を、下部ニードルプレ
ート3Aの楔形切欠21と係止部材26の楔状端部27とで把
持し、下部ニードルプレート3A上に上部ニードルベッ
ド基板19を固定する。
【0012】上部ニードルベッド基板19を図4に、上部
ニードルプレート31を図5に示す。上部ニードルベッド
基板19には、下部ニードルベッド基板4と同ピッチ同位
相にニードルプレート溝32を設け、上部ニードルプレー
ト33を挿入している。
【0013】上部ニードルベッド基板19の頭部上部に設
けた切込34と上部ニードルプレート33の頭部下部に設け
た切込35との間にワイヤ36を挿通するなどして両者を固
定する。隣接する上部ニードルプレート33,33間には上
部針溝37が形成され、上部ニードル38が摺動自在に挿入
される。
【0014】下部ニードルプレート3A,3Bの頭部ニ
ードルプレート11は全く同一形状をなしている。そし
て、頭部ニードルプレート11にシンカースペーサ41,シ
ンカー42,シンカージャック43,ノックオーバービット
44等が設けられている。その詳細を図1,図3,図6乃
至図13によって説明する。
【0015】下部ニードルプレート3A,3Bの頭部ニ
ードルプレート11に設けた段部45にシンカースペーサ41
を位置させる。シンカースペーサ41(図12)は、尾部下
部に逆U字状のワイヤ挿通切欠46を、上縁部に帯金47を
挿入する係合凹部48を、頭部下方に延びる端縁には、下
部ニードル23を押さえるための屈折片49を有している。
そして、シンカースペーサ41は、前記尾部のワイヤ挿通
切欠46を頭部ニードルプレート11の拡大段部50(図3,
図6)に位置させ、下部ニードルプレート3A,3Bを
連綴してワイヤ挿通孔18Bに挿通されているワイヤ51に
係合させ、頭部下部の凹陥部52をワイヤ51と同様のワイ
ヤ53に係合させて頭部ニードルプレート11に固定する。
【0016】上記シンカースペーサ41の頭部ニードルプ
レート11への固定によりシンカースペーサ41と頭部ニー
ドルプレート11の頂部間には、頭部ニードルプレート11
の頂部段部54(図3のC)により間隙が作られ、そこに
シンカージャック43が挿入される(図7)。前記段部54
は、頭部ニードルプレート11の頭部先端にまで設けられ
ており、頭部先端部分には後述する如くシンカー42が嵌
合されている。シンカージャック43は図10に示す如く細
長板状体よりなり、尾部付近の薄肉部分を若干く字状に
屈曲することにより、シンカージャック43を前記段部54
による間隙に挿入したときに摺動抵抗を生じ妄動しない
ように構成され、上部にはバット55を、頭部には下向き
の係合凹部56を形成している。前記係合凹部56はシンカ
ー42の上縁に設けられた係合凸部57に係合させている。
シンカー42も前述の如くシンカージャック43と同様に頭
部ニードルプレート11の頭部先端の段部54による同一間
隙内に挿入されており、頭部ニードルプレート11の頭部
に設けられ、頂部段部54に連続する頭部先端の段部に接
して空けられたシンカー支持孔16に、尾部に設けられた
揺動軸部58を嵌合して、シンカー42が揺動自在に支持さ
れている。シンカー42は前縁部上下方向に角状部59,6
0、その間に上部ニードル用ループ形成縁61U,下部ニ
ードル用ループ形成縁61Dよりなるループ形成縁61、編
目保持用突出部62を形成している。
【0017】頭部ニードルプレート11の、前記段部45の
反対側の側面には、上部ニードル38の目移し用羽根63が
入り込み摺動するための案内凹溝64を設け、該案内凹溝
64側にノックオーバービット44を、ワイヤ51,53に乗せ
た状態で摺動自在に設ける。ノックオーバービット44
は、その上に上部ニードル38を載置する平板状のシャン
ク65の尾部にバット66を、頭部に方形のループ押さえ67
を有している。そして、ループ押さえ67の上位に上部ニ
ードル38のフック68が位置する。上記ノックオーバービ
ット44のバット66,シンカージャック43のバット55等
が、その位置を正確に保持できるよう櫛歯状のニードル
プレートスペーサ69を並列した頭部ニードルプレート11
の間隙内に嵌合しその間隔を正確に保っている。ノック
オーバービット44のバット66には上部キャリッジ70のカ
ムが当接し、上部ニードル38に沿って進出,退去するこ
とを可能としている。
【0018】上部ニードルベッド2に設けられた上部ニ
ードル38,シンカージャック43,ノックオーバービット
44等を操作するロック71,シンカーカム72,ノックオー
バービットカム73は前記上部キャリッジ70に、下部ニー
ドル23を操作するロック74は下部キャリッジ75に設けら
れている。図14は、上部キャリッジ70の上部ロック71,
シンカーカム72,ノックオーバービットカム73,上部ニ
ードル38と、下部キャリッジ75の下部ニードル23とを重
ねて示した平面図で、上部キャリッジ70の、ロック71を
一点鎖線で、上部ニードル38を点線で、シンカーカム7
2,ノックオーバービットカム73を実線でそれぞれ示
し、下部キャリッジ75のロック74,下部ニードル23を実
線でそれぞれ示している。ロック74はキャリッジが左行
するとして先行のニッティングカム76,ライジングカム
77,ガードカム78,後行のニッティングカム79よりな
る。80は図1に示すセレクトジャック81のバット82に当
接し、当該ニードルを休止位置に押し下げるプレッサー
である。
【0019】本発明による編成作用を行なうときは、下
部ニードルベッド1と上部ニードルベッド2のそれぞれ
に対応するキャリッジ上のロック74,71によって両ベッ
ド1,2のニードルが操作されると共に、上部ニードル
ベッド2においては、下部ニードル23の動作に応じて上
部ニードル38と共にノックオーバービット44を退去さ
せ、下部ニードル23の進退動の障害となるのを防ぎ、且
つ、図15に示す如くシンカージャック43を操作し、シン
カー42を上下に旋回動している。下部ニードル23による
編地編成時における、ニードル23,38、シンカージャッ
ク43、シンカー42、ノックオーバービット44の動きの順
序を示したのが図17のA,B,C、図18のA,B,Cで
ある。
【0020】下部ニードル23による編成が行われると
き、上部ニードル38及びノックオーバービット44のルー
プ押さえ67は、下部ニードル23の進出の障害とならない
ように下部ニードル23の進出軌跡から退没していなけれ
ばならない。図14乃至18により上下ニードル38,23及び
ノックオーバービット44の進退について説明する。
【0021】図14において上下キャリッジ70,75は左行
するとして、上部キャリッジ70のロック71のニッティン
グカム76Uは図14の二点鎖線に示す上針休止位置を保
ち、上部ニードル38のバット83を点線位置に引き下げ
る。このとき上部ニードル38のセレクトジャック81(図
1に図示)のバット82は、図14に示すプレッサー80に当
接し、同プレッサー80により針溝22内に押し込まれ、ニ
ードルバット83も同様となり、ニードルバット83はライ
ジングカム77と当接せず、従って針溝22内を上昇するこ
となく休止位置を保っている(図14の1の位置)。この
とき、ノックオーバービット44のバット66はノックオー
バービットカム73と係合し進出位置にある。また、シン
カージャックバット55はシンカーカム72と係合し進出位
置にあり、シンカー42を時計針方向に旋回動した位置を
保っている(図14の1の位置及び図17のA)。一方、下
部ニードル23は下部キャリッジ75のロック74のニッティ
ングカム76Dが図14実線位置にあるため休止位置まで引
き下げられることはなく、下部キャリッジ75の進行につ
れライジングカム77に当接し上昇を開始する。このとき
ノックオーバービット44はそのバット66がノックオーバ
ービットカム73により引き下げられ、ノックオーバービ
ット44のループ押さえ67は下部ニードル23の上昇軌跡か
ら退没する。シンカー42は前記1と同様の位置を保つ
(図14の2の位置,図17のB)。次いで下部ニードル23
はライジングカム77により最上昇位置に上昇され、ノッ
クオーバービット44は図14の2の位置と同様の下がった
位置をとり、シンカージャックバット55はシンカーカム
72により引き下げられ、シンカー42を反時計針方向に旋
回し(図14の3の位置,図17のC,図15のA)、給糸口
90とシンカー42の接触を防止する。この後に給糸が行わ
れる。次に、下部ニードル23のニードルバット89はニッ
ティングカム79によって引き下げを開始されるが、この
ときノックオーバービット44は引き下げられたままの位
置をとり、シンカー42はシンカーカム72によりシンカー
ジャック43が進出し時計針方向に旋回する(図14の4の
位置,図18のA)。更にガードカム78によって下部ニー
ドル23が引き下げられるとノックオーバービット44のバ
ット66はノックオーバービットカム73により進出し、ノ
ックオーバービット44のループ押さえ67は最進出位置を
とる。シンカーも前記と同様の時計針方向に旋回した位
置をとっている(図14の5の位置,図18のB)。次に下
部ニードル23はニッティングカム79により最下位置に引
き下げられる。ノックオーバービット44は前位置と同様
最も進出し、シンカー42も前記同様の位置をとる(図14
の6の位置,図18のC)。
【0022】シンカー42の前記上下旋回動は、図16に示
す如く、給糸口90の移動に連動して行われる。給糸口90
が給糸91を下部ニードル23に給糸するときは、下部ニー
ドル23のフックに給糸口90を接近させねばならないが、
そのためにシンカー42を反時計針方向に旋回し給糸口90
と当接しないようにしている。シンカー42は図15のA,
Bに示すように、頭部ニードルプレート11のシンカー支
持孔16に揺動軸部58を嵌合し、頭部ニードルプレート11
に対し揺動自在に支持されているので、シンカージャッ
ク43が同図上で左方に摺動すると揺動軸部58を中心に反
時計針方向に旋回動し、給糸口90の進行軌跡から離脱
し、シンカージャック43が右方に摺動すると時計針方向
に旋回動し、シンカーループ形成位置をとる。そして下
部ニードル23が図17のCと図18のAの間の位置に示す位
置で給糸91を受けてから直ちにシンカージャック43を進
出させ、図18のAに示すようにシンカー42を時計針方向
に旋回動させる。これにより下部ニードル23の下降時に
シンカー42の下部ニードル用編地形成縁61Dに給糸91が
掛かり、図16のBに示すように、下部ニードル用編地形
成縁61Dと下部ニードル23のフックとの間に形成された
ループ92の大きさが規定される。そして、新ループ92が
形成されると共に、シンカー42の編目保持用突出部62が
既編成の編地93のシンカーループ94に係合しそれを押え
込む作用をする。シンカー42の揺動範囲を適宜選択する
ことにより、シンカー42の時計針方向の旋回動時、シン
カー42の編目保持用突出部62によって既編成の編地93を
押し下げるようにすることも可能である。
【0023】同様に、上部ニードル38による編成時のシ
ンカー42の揺動状態を図19に、ニードル,シンカージャ
ック,ノックオーバービットの動きの順序を図20のA,
B,C、図21のA,B,Cに示すが、上部ニードル38に
よる編成時には、上部ニードル38のフックに引き込まれ
た編糸91は上部ニードルの編目形成縁61Uと係合し、所
定の大きさのループ95が形成され、ループ95に続く既編
の編地96は進出したノックオーバービット44の先端に設
けられたループ押さえ67に当接し、下部編地がニードル
の後退につれてフックに引き込まれるのを防止してい
る。
【0024】
【発明の効果】本発明シンカーは、下部ニードルベッド
とその上位に位置してそれぞれ頭部を接近して設けた上
部ニードルベッドとを有する横編機の、前記両ニードル
ベッドの頭部に位置して各ニードルベッドのニードル間
に上下に揺動自在に設けた板状体よりなるシンカーの端
縁下部に、ニードルにより編成された編地のシンカール
ープ保持用の鈎状突出部を、その上位には下部ニードル
によるループ形成縁と上部ニードルによるループ形成縁
とを順次設けたため、上下各ニードルベッドのニードル
による編成時に、各ニードルに引き込まれるループの引
き込まれる角度に応じた糸案内角度を以て糸を係止する
ことができるばかりでなく、必要に応じ、シンカーの揺
動により編地を引き下げることも可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の概略側面図で、中心線X−Xの一方側の
みを示す。
【図2】下部ニードルベッド基板を示すもので、Aは縦
断側面図、Bは頭部の拡大平面図である。
【図3】下部ニードルプレートの側面図及び断面図で、
Aは上部ニードルベッド基板支持部材を有する例、Bは
上部ニードルベッド基板支持部材を有しない例、CはA
のC−C線断面図である。
【図4】上部ニードルベッド基板を示すもので、Aは縦
断側面図、Bは頭部の拡大平面図である。
【図5】Aは上部ニードルプレートの側面図、Bは同正
面図である。
【図6】図9におけるVI−VI線における断面図である。
【図7】図9における VII−VII 線における断面図であ
る。
【図8】図9におけるVIII−VIII線における断面図であ
る。
【図9】図6におけるIX−IX線断面図である。
【図10】シンカージャックを示すもので、Aは側面図、
Bは底面図である。
【図11】シンカーの側面図である。
【図12】シンカースペーサの側面図である。
【図13】ノックオーバービットを示すもので、Aは平面
図、Bは側面図、Cは背面図である。
【図14】上下キャリッジ上のカム配置を示す平面図で、
上下ベッドを重ねた状態で1つに表している。
【図15】シンカーの揺動状態を示すニードルベッド頭部
の縦断側面図で、Aはシンカーの上方旋回時、Bはシン
カーの下方旋回動時を示す。
【図16】下部ニードルベッドのニードルでの編成に際し
てのシンカー,ニードル,編成されたループとの関係を
示すニードルベッド頭部の縦断側面図で、Aはシンカー
の上方旋回時、Bはシンカーの下方旋回動時を示す。
【図17】A,B,Cは下部ニードルベッドのニードルで
編成を行う際のシンカージャック,シンカー,ノックオ
ーバービット,上下ニードルの動きを順次示す側面図で
ある。
【図18】A,B,Cは図17Cに続く動作を順次示す側面
図である。
【図19】上部ニードルベッドのニードルでの編成に際し
てのシンカー,ニードル,編成されたループとの関係を
示すニードルベッド頭部の縦断側面図で、Aはシンカー
の上方旋回時、Bはシンカーの下方旋回動時を示す。
【図20】A,B,Cは上部ニードルベッドのニードルで
編成を行う際のシンカージャック,シンカー,ノックオ
ーバービット,上下ニードルの動きを順次示す側面図で
ある。
【図21】A,B,Cは図20Cに続く動作を順次示す側面
図である。
【符号の説明】
1 下部ニードルベッド 2 上部ニードルベッド 1A 下部ニードルベッドの頭部 2A 上部ニードルベッドの頭部 23 下部ニードル 38 上部ニードル 42 シンカー 62 鈎状突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部ニードルベッドとその上位に位置し
    てそれぞれ頭部を接近して設けた上部ニードルベッドと
    を有する横編機の、前記両ニードルベッドの頭部に位置
    して各ニードルベッドのニードル間に上下に揺動自在に
    設けた板状体よりなるシンカーの端縁下部に、下部ニー
    ドルにより編成された編地のシンカーループ保持用の鈎
    状突出部を、その上位には下部ニードルによるループ形
    成縁と上部ニードルによるループ形成縁とを順次設けた
    ことを特徴とする多段式横編機におけるシンカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100478557B1 (ko) * 1997-09-12 2005-09-02 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 루프 프레스기를 구비한 횡편기 및 이 횡편기를 사용한 편성방법

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