JPH0560259U - 動物の排泄物シート - Google Patents

動物の排泄物シート

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JPH0560259U
JPH0560259U JP624792U JP624792U JPH0560259U JP H0560259 U JPH0560259 U JP H0560259U JP 624792 U JP624792 U JP 624792U JP 624792 U JP624792 U JP 624792U JP H0560259 U JPH0560259 U JP H0560259U
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water
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cat
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動物が暴れたりすることなく、好んで排泄行
為を行ない、排泄物や排泄物付着物等が動物の行動によ
って周囲に散乱することがなく、交換、廃棄等取扱いが
簡単な、軽量、可燃性の動物の排泄物シートを提供す
る。 【構成】 猫が吸水紙1上に乗り込んで吸水紙1に爪を
立てると、これにより吸水紙1はスリット1aの所から
剥離したり捲れた状態となる。上記吸水紙1の剥離した
り捲れた部分が猫の本能を刺激し、猫の興味を引き付け
る。そのため、猫はシート上でおとなしく排泄行為をす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一般に動物の排泄物シートに関し、特に犬や猫等に代表される所謂愛 玩動物(即ち、ペット)の排泄物シートとして好適な動物の排泄物シートに関す る。本明細書では、猫を例に挙げて説明することとする。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、犬や猫等は、有史以前から家畜として飼育されてきたが、最近 のペットブームによって、これら犬、猫等は、あらゆる面で、家畜というよりも むしろ人間並みに扱われるようになってきた。特に猫は犬と異なり、従来より飼 主の住居内において、飼主とともに生活することが多く、近年に至っては猫を飼 主の寝室で就寝させることも稀ではなくなった。このように猫を人間並みに扱う ようになればなる程、猫の排泄に如何に対処すべきかが問題となってくる。
【0003】 従来、猫の排泄物処理に際しては、主に以下に記載するような2つの方法が採 用されていた。その1つは例えば、上部が開口している箱体の底面にビニールを 敷きつめ、そのビニール上に新聞紙等を数枚重ねて敷きつめたものを猫用便器と して用いる方法である。また別の1つは、上記箱体の底面に、ビニールに代えて 編目の細かいシーツや編目の粗いシーツ等を重ねて敷きつめ、その上に、猫砂と 称される砂を、猫の本能を満足させるために少なくとも3〜4cm程度の厚みを 持たせて敷きつめたものを猫用便器として用いる方法である。後者の方法を用い るに際しては、通常、猫砂を1週間毎に新しいものと交換する作業を必要とする 。上記いずれの方法を用いた場合でも、上述した猫用便器において排泄行為をす るように、飼主等が猫を躾る必要がある。近年においては、主として後者の方法 がより多く用いられるようになってきた。上記猫砂としては、川砂、海砂や吸水 性の高いゼオライトと称される砂が多用されていた。
【0004】 上述したように、後者の方法がより多く用いられるようになるにつれて、上記 猫砂にも、例えば猫が排泄し終ると瞬時に固まるのみならず、強力な脱臭効果や 滅菌効果が得られるように、凝固剤、脱臭剤、殺菌剤等を添加されたものが開発 され、市販されるに至っている。このような猫砂には、比重が重い上に非常に燃 焼しにくいという性質がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、後者の方法を用いる場合に、多数の猫を飼育している家庭では、使 用する猫砂の量も多くなるので、たとえ、1週間毎とはいえ、廃棄する猫砂の量 も膨大なものとなる。そのため、汚れた猫砂を新しい猫砂と交換する度に重い猫 砂を運搬しなければならないという問題が生ずる。
【0006】 又、飼主によっては、汚れた猫砂を、例えば、自己の敷地内に埋めたり、家庭 用菜園等の堆肥として使用する等、独自に廃棄対策を講ずることなしに、ごみの 回収日に、通常の可燃性のごみと共に所定のごみ回収箇所に搬出する者もいる。 そのため、ごみ回収車によって可燃性のごみと共に清掃工場に運搬された上記猫 砂は、清掃工場のごみ焼却炉の底部に多量に堆積することとなってしまい、ごみ 焼却炉の焼却能力が低下するという不具合も生ずることとなる。
【0007】 そこで、上記に鑑みて、猫砂の代わりに例えば人間用使い捨てオムツの平版タ イプのごときパルプ材からなる軽量で且つ可燃性の材料を使用する方法が提案さ れた。
【0008】 しかしながら、実際にこの方法を採用して猫に排泄行為をさせた所、猫は人間 用使い捨てオムツを嫌がり、この人間用使い捨てオムツのシートを引っくり返し て、該シートが置いてあった箇所(畳や床)に排泄したり、該シートを爪で引き 裂いて該シート内部のパルプ材や高分子吸収剤粉末を、排泄物とともに周囲に捲 き散らしてしまい、室内が汚れて不衛生であるばかりでなく、清掃が大変である という問題点が生じた。
【0009】 従って本考案は、上述した問題点を解消するためになされたもので、その目的 は、動物が暴れたりすることなく、好んで排泄行為を行ない、排泄物や排泄物付 着物等が動物の行動によって周囲に散乱することがなく、交換、廃棄等取扱が簡 単な、軽量、可燃性の動物の排泄物シートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、軟質で吸水力があり且つ可燃性のシート 状部材と、このシート状部材が吸収した液状物質の漏出を防止すべく、前記シー ト状部材の一方の面に密着せしめられて前記シート状部材とともに積層を形成す る、薄肉、軟質で且つ可燃性のシート状漏出防止部材と、前記シート状部材の、 前記シート状漏出防止部材が密着せしめられている面と反対側の面に、動物の行 動に起因して前記シート状部材から部分的に剥離或いは捲れた状態になるように 設けられた、軟質で且つ可燃性の薄肉シート状部材と、を備えた構成とした。
【0011】
【作用】
上記構成の動物の排泄物シートは、可燃性のシート状漏出防止部材を下側に、 可燃性の薄肉シート状部材を上側にした状態で、室内等の適宜箇所に置かれる。 動物が上記シートを見つけて、可燃性の薄肉シート状部材上に乗り込み、前足等 で該薄肉シート状部材を引掛けたりすると、これによって該薄肉シート状部材は 前記シート状部材から容易に剥離したり或いは捲れた状態となり捲れた部分が動 き易くなる。前記薄肉シート状部材が剥離したり捲れた状態となると、これが動 物の本能を刺激し、動物の興味は上記剥離したり捲れた状態となった薄肉シート 状部材に引き付けられる。
【0012】 このようにして動物の興味が上記薄肉シート状部材に引き付けられている間は 、該動物は、上記シート上に止まっているので、その間に排泄が行なわれると、 排泄物の殆どは上記シート上に排泄され、この排泄物は、薄肉シート状部材を介 して可燃性のシート部材上に保持される。上記排泄物中の液状物質は、上記可燃 性のシート状部材によって吸収されるが、この吸収された液状物質は、シート状 漏出防止部材によって上記可燃性のシート状部材から漏出するのを防止されてい るので、上記可燃性のシート状部材の下方に漏出することはない。
【0013】 上述した動物の排泄物シートを用いれば、動物の興味が前述の薄肉シート状部 材に引き付けられるために、従来、人間用使い捨てオムツの平版タイプを用いた ときのように、動物がシートを引っくり返してシート外に排泄したり、シートを 前足等で引き裂いてシート内部のパルプ材や高分子吸収剤粉末をまき散らすがご とき行動を惹き起すことが殆どなくなった。又、前記可燃性の薄肉シート状部材 は、その一部分を接着剤等で前記シート状部材に接着すればよいから、複雑な手 間のかかる作業を要することなく簡単に製造でき、然もコスト高となることはな い。
【0014】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0015】 図2は、本考案の一実施例に従う動物の排泄物シートの全体的な構成を示した 斜視図である。本考案の一実施例に従う動物の排泄物シートは、図2に示すよう に、吸水紙1を始め、接着剤2、不織布3、パルプ材4及びポリエチレンフィル ム5を備えた構成となっている。
【0016】 上記構成について更に詳述すると、パルプ材4は、全体として矩形で略平板形 状を呈するように形成されたシート状部材であり、その肉厚は略均一で且つ吸水 紙1、不織布3及びポリエチレンフィルム5の各肉厚よりもかなり厚肉に設定さ れている。上記パルプ材4は、浸入してきた液状の排泄物が略完全に吸収される ように、高分子吸水剤(図示しない)を担持している。本実施例では、上述した 高分子吸水剤にポリアクリル酸系等が用いられている。上記パルプ剤4は、軽量 で柔らかく且つ燃焼し易い。
【0017】 上述したパルプ材4の一方の面、即ち、図2における上側の面には、肉厚が上 記パルプ材4よりもかなり薄肉で上記パルプ材4と略同一形状、同一大きさの不 織布3が密着せしめられている。上記不織布3は、周知のように糸の形態を経ず に、糸よりもかなり細い繊維から成る繊維シート(ウエブ)を機械的・化学的・ 熱的に処理し、接着剤や繊維自身の融着力で接合して作る布である。上記不織布 3は、一般に、縮んだりしわになることが少なく、通気性にすぐれ、柔らかく軽 い。又、上記不織布3は燃焼し易い。本実施例では、上述した不織布3にポリプ ロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等が用いられている。
【0018】 上述したパルプ材4の他方の面、即ち、上述したパルプ材4の上記不織布3が 密着せしめられている面と反対側の面(図2における下側の面)には、肉厚が上 記不織布3よりもかなり薄肉で上記不織布3やパルプ材と略同一形状、同一大き さのポリエチレンフィルム5が密着せしめられている。このポリエチレンフィル ム5は、上述したパルプ材4が吸収した液状の排泄物が、パルプ材4から漏出す るのを防止するために設けられているものである。ポリエチレンフィルム5を形 成している材料であるポリエチレンは、周知のように、合成樹脂の1つであり、 エチレンを重合させて作られるもので、熱可塑性、軽量、耐薬品性が強い、加工 し易い、軟化し易く可燃性であるという特徴があり、安価である。
【0019】 上記内容と図2とから明らかなように、不織布3、パルプ材4、ポリエチレン フィルム5は、不織布3とポリエチレンフィルム5とによってパルプ材4を挟ん だ積層構造を形成している。
【0020】 更に、本考案の一実施例に従えば、前記不織布3の図2の上側の面には、前述 したパルプ材4よりもかなり薄肉で前記不織布3、パルプ材4、ポリエチレンフ ィルム5と略同一形状、同一大きさの吸水紙1が、設けられている。本実施例で は、上記吸水紙1は、接着剤2によって前記不織布3の上面に接着せしめられて いる。
【0021】 図1、図2を参照して明らかなように、本実施例に従う吸水紙1は、互いに略 平行に複数のスリット1aが形成されたものが採用されている。このように、上 記複数のスリット1aが略平行に形成された吸水紙1を用い、且つこの吸水紙1 を上述のように接着剤2で不織布3の面上に接着することとした理由は、本実施 例に従う動物の排泄物シートを図2のごとき態様で室内の適宜箇所に設置し、上 記吸水紙1上に猫が乗り込んで爪を立てたときに、この猫の行為に起因して吸水 紙1が容易にスリット1aの部分から部分的に剥離したり、接着剤2によって接 着されている四隅の部分のうちのいずれかが引きちぎれて吸水紙1の全体が不織 布3から剥離状態となったり或いは部分的、全体的に捲れた状態となるようにす るためである。即ち、猫の行為により、吸水紙1が上述した状態となれば、これ が猫の本能を刺激し、猫の興味は、上記状態の吸水紙1に引き付けられ、猫はこ れによって上記シート上で排泄行為を行なうこととなるのみならず、本実施例に 従うシートを引きちぎったり排泄物や排泄物付着物を室内にばら撒いたりするよ うな行動は起こさなくなるからである。上記吸水紙1の剥離したり捲れたりした 部分が、室内の空気の流動等に起因して揺動したりすれば、更に猫の本能を刺激 するのに効果的である。勿論上記吸水紙1は、吸水力があり軽量で軟質で且つ燃 焼し易いという特徴がある。
【0022】 本実施例では、猫の行為によって容易に剥離したり捲れたりするように、複数 のスリット1aが形成された吸水紙1を使用することとしたが、本考案に係る吸 水紙1は、上記態様のみに限定されるものではなく、例えば、スリット1aに代 えて円形孔が複数個形成されたものを用いてもよい。又、上記吸水紙1の不織布 3への接着の態様についても、前記内容のみに限定されない。
【0023】 上記構成の動物の排泄物シートを、図2のごとき態様で、吸水紙1が上になる ように、ポリエチレンフィルム5が下になるようにして室内の適宜箇所に置く。 猫が上記シートを見つけて吸水紙1の上に乗り込み、吸水紙1の表面に爪を立て ると、これによって吸水紙1は、前述したごとき態様で剥離、或いは捲れた状態 となる。このように吸水紙1が剥離したり捲れた状態となると、これが猫の本能 を刺激し、猫の興味は上記剥離したり捲れた状態となった吸水紙1に引き付けら れる。
【0024】 このようにして猫の興味が上記吸水紙1に引き付けられている間は、該猫は、 上記シート上に止まっているので、その間に排泄が行なわれると、排泄物の殆ど は、上記シート上に排泄され、この排泄物は、吸水紙1を通して不織布3上に保 持される。上記排泄物中の液状物質は、不織布3を通してパルプ材4によって吸 収されるが、この吸収された液状物質は、ポリエチレンフィルム5によってパル プ材4から漏出するのを防止されているので、パルプ材4から室内の畳や床等に 漏出することはない。
【0025】 上述した動物の排泄物シートを用いれば、猫の興味が前記吸水紙1に引き付け られるために、従来、人間用使い捨てオムツの平版タイプを用いたときのように 、猫がシートを引っくり返してシート外に排泄したり、シートを爪で引き裂いて シート内部のパルプ材4や高分子吸収剤粉末をまき散らすがごとき行動を惹き起 すことが殆どなくなった。又、前記吸水紙1は、その一部分を接着剤2によって 接着すればよいから、複雑な手間のかかる作業を要することなく簡単に製造でき 、然も低コストである。更に、軽量で軟質で丸めたりし易く且つ焼却し易いから 廃棄処理が容易に行なえる。
【0026】 なお、本実施例に従う動物の排泄物シートは、室内の畳や床面に直接に置かず に、例えば、上蓋のない箱形のプラスチック容器中に敷いて用いることとしても よい。又、上記実施例では、猫を例に挙げて説明したが、本考案は猫のみに適用 されるものではなく、犬やその他のペットにも適用が可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、シート状部材の、シート状漏出防止部 材が密着せしめられている面と反対側の面に、動物の行動に起因して前記シート 状部材から部分的に剥離或いは捲れた状態になるように、吸水力があり軟質で且 つ可燃性の薄肉シート状部材を設けることとしたので、動物が暴れたりすること なく、好んで排泄行為を行ない、排泄物や排泄物付着物等が動物の行動によって 周囲に散乱することがなく、交換、廃棄等取扱いが簡単な、軽量、可燃性の動物 の排泄物シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に従う動物の排泄物シートに
適用される吸水紙を示した平面図。
【図2】本考案の一実施例に従う動物の排泄物シートの
全体的な構成を示した斜視図。
【符号の説明】
1 吸水紙 1a スリット 2 接着剤 3 不織布 4 パルプ材 5 ポリエチレンフィルム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質で吸水力があり且つ可燃性のシート
    状部材と、 このシート状部材が吸収した液状物質の漏出を防止すべ
    く、前記シート状部材の一方の面に密着せしめられて前
    記シート状部材とともに積層を形成する、薄肉、軟質で
    且つ可燃性のシート状漏出防止部材と、 前記シート状部材の、前記シート状漏出防止部材が密着
    せしめられている面と反対側の面に、動物の行動に起因
    して前記シート状部材から部分的に剥離或いは捲れた状
    態になるように設けられた、薄肉シート状部材と、 を備えたことを特徴とする動物の排泄物シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動物の排泄物シートにお
    いて、 前記シート状部材は、高分子吸水剤を担持したシート状
    パルプ材と、このシート状パルプ材の一方の面に密着せ
    しめられた薄肉の不織布とから成っており、 前記シート状漏出防止部材は、前記シート状パルプ材
    の、前記薄肉の不織布が密着せしめられている面と反対
    側の面に密着せしめられたポリエチレンフィルムであ
    り、 前記薄肉のシート状部材は、少なくとも1つ以上のスリ
    ットが形成されている吸水紙であって、この吸水紙は、
    少なくとも互いに対向関係にある2つの端部が接着剤に
    よって前記不織布に接着せしめられていることを特徴と
    する動物の排泄物シート。
JP1992006247U 1992-01-22 1992-01-22 猫用排泄物シーツ Expired - Lifetime JPH0755891Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN120918107A (zh) * 2024-05-10 2025-11-11 泰瑟兰克有限公司 宠物狗用排便垫

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