JPH0560383A - 給湯器の出湯湯温制御方法 - Google Patents
給湯器の出湯湯温制御方法Info
- Publication number
- JPH0560383A JPH0560383A JP3248341A JP24834191A JPH0560383A JP H0560383 A JPH0560383 A JP H0560383A JP 3248341 A JP3248341 A JP 3248341A JP 24834191 A JP24834191 A JP 24834191A JP H0560383 A JPH0560383 A JP H0560383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- hot water
- change
- amount
- water temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流量や流速の変化に起因する出湯湯温の変動
を抑制する。 【構成】 給湯器の出湯水量を流量センサ13によって検
出する。この流量の変化が生じたときには、補正量演算
部23bがその流量変化の変化率を求め、その変化率に対
応する補正ガス量を算出する。指令・制御部22はこの補
正ガス量を流量の増減に応じて増減補正し、流量変化に
よる出湯湯温の変化が出湯温度センサ16によって検出さ
れる前に迅速にガス量を補正し、流量変化に起因する湯
温の変化を抑制する。
を抑制する。 【構成】 給湯器の出湯水量を流量センサ13によって検
出する。この流量の変化が生じたときには、補正量演算
部23bがその流量変化の変化率を求め、その変化率に対
応する補正ガス量を算出する。指令・制御部22はこの補
正ガス量を流量の増減に応じて増減補正し、流量変化に
よる出湯湯温の変化が出湯温度センサ16によって検出さ
れる前に迅速にガス量を補正し、流量変化に起因する湯
温の変化を抑制する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量や流速に起因する
湯温変化を抑制する給湯器の出湯湯温制御方法に関する
ものである。
湯温変化を抑制する給湯器の出湯湯温制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は一般的な給湯器の模式構成を示し
たもので、燃焼室1内にはガスバーナ2が設置され、こ
のガスバーナ2の下側には給排気を行う燃焼ファン3が
設けられ、ガスバーナ2の上側には熱交換器4が設けら
れる。前記ガスバーナ2に通じるガス供給通路5には主
電磁弁6と副電磁弁7とガスの供給量を弁開量によって
制御する比例弁8が設けられており、また、熱交換器4
の入側には給水管10が接続され、この給水管10にはサー
ミスタ等の給水温度センサ11と、水の流れと給水水量
(出湯量)を検出する流量センサ13が設けられている。
また、熱交換器4の出側には給湯管14が接続されてお
り、この給湯管14の支流は複数に分岐され、例えば、支
流の一方は台所に、他方は浴室のシャワーにそれぞれ導
かれている。これら支流の出口側には水栓15a,15bが
設けられている。また、熱交換器4の出口近傍にはサー
ミスタ等の出湯湯温を検出する出湯温度センサ16が設け
られている。
たもので、燃焼室1内にはガスバーナ2が設置され、こ
のガスバーナ2の下側には給排気を行う燃焼ファン3が
設けられ、ガスバーナ2の上側には熱交換器4が設けら
れる。前記ガスバーナ2に通じるガス供給通路5には主
電磁弁6と副電磁弁7とガスの供給量を弁開量によって
制御する比例弁8が設けられており、また、熱交換器4
の入側には給水管10が接続され、この給水管10にはサー
ミスタ等の給水温度センサ11と、水の流れと給水水量
(出湯量)を検出する流量センサ13が設けられている。
また、熱交換器4の出側には給湯管14が接続されてお
り、この給湯管14の支流は複数に分岐され、例えば、支
流の一方は台所に、他方は浴室のシャワーにそれぞれ導
かれている。これら支流の出口側には水栓15a,15bが
設けられている。また、熱交換器4の出口近傍にはサー
ミスタ等の出湯湯温を検出する出湯温度センサ16が設け
られている。
【0003】前記給水温度センサ11と、流量センサ13
と、出湯温度センサ16との各検出信号は制御装置17に加
えられており、制御装置17はこれらの検出信号を受けて
給湯器の燃焼運転を行っている。
と、出湯温度センサ16との各検出信号は制御装置17に加
えられており、制御装置17はこれらの検出信号を受けて
給湯器の燃焼運転を行っている。
【0004】すなわち、制御装置17は、水栓15a,15b
の少なくとも一方が開けられて流量センサ13により給水
水流が検知されたときに、燃焼ファン3を回転する。続
いて、主電磁弁6および副電磁弁7を開け、燃料ガスを
ガスバーナ2に供給してイグナイタ電極18を駆動し、ガ
スの点火を行う。そして、フレームロッド電極20から加
えられる炎検知信号を受けて着火を確認し、設定温度と
出湯温度との差に対応させて比例弁8の弁開量を制御
し、比例制御により出湯湯温を設定温度に近づけるよう
に燃焼量を制御するのである。
の少なくとも一方が開けられて流量センサ13により給水
水流が検知されたときに、燃焼ファン3を回転する。続
いて、主電磁弁6および副電磁弁7を開け、燃料ガスを
ガスバーナ2に供給してイグナイタ電極18を駆動し、ガ
スの点火を行う。そして、フレームロッド電極20から加
えられる炎検知信号を受けて着火を確認し、設定温度と
出湯温度との差に対応させて比例弁8の弁開量を制御
し、比例制御により出湯湯温を設定温度に近づけるよう
に燃焼量を制御するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4の(a)にはこの
種の給湯器の出湯温度特性が実線で示されている。図の
横方向は時間を示し、縦方向は出湯温度センサ16で検出
される出湯湯温を示している。例えば、水栓15aを開け
台所で給湯器から供給される設定温度TS の湯を安定に
使用しているときに、水栓15bが開けられてシャワーが
使用されると、図4の(b)に示すように、給湯器の単
位時間当たりの出湯流量がQ1 からQ2 に急激に増加す
る。この急激な流量の増加によって、出湯湯温の低下が
生じるが、周知のように、給湯器の熱交換器4は熱容量
が大きいので、この流量の急激な増加に対する温度低下
の応答性が悪く、出湯温度センサ16によって温度低下が
即座に検出できず、本来ならば、出湯流量の大幅な増加
に対応してそれに見合うガス量を供給すべきところ、比
例制御方式では給湯湯温の低下が徐々にしか現れないの
で本来供給すべきガス量に対して実際の供給ガス量が不
足し、時間とともに給湯湯温の大幅な温度低下が生じる
という問題がある。
種の給湯器の出湯温度特性が実線で示されている。図の
横方向は時間を示し、縦方向は出湯温度センサ16で検出
される出湯湯温を示している。例えば、水栓15aを開け
台所で給湯器から供給される設定温度TS の湯を安定に
使用しているときに、水栓15bが開けられてシャワーが
使用されると、図4の(b)に示すように、給湯器の単
位時間当たりの出湯流量がQ1 からQ2 に急激に増加す
る。この急激な流量の増加によって、出湯湯温の低下が
生じるが、周知のように、給湯器の熱交換器4は熱容量
が大きいので、この流量の急激な増加に対する温度低下
の応答性が悪く、出湯温度センサ16によって温度低下が
即座に検出できず、本来ならば、出湯流量の大幅な増加
に対応してそれに見合うガス量を供給すべきところ、比
例制御方式では給湯湯温の低下が徐々にしか現れないの
で本来供給すべきガス量に対して実際の供給ガス量が不
足し、時間とともに給湯湯温の大幅な温度低下が生じる
という問題がある。
【0006】また、台所での湯の使用とシャワーでの湯
の使用が同時に行われている状態で水栓15bを閉めてシ
ャワーの使用をやめると、給湯流量がQ2 からQ1 に大
幅に減少する。このときも、熱交換器4の熱容量が大き
いために、出湯温度センサ16により即座に温度上昇が検
出されないために、本来ならば、流量の大幅な減少に対
応させてガスの供給量を大幅に減少させるべきところ、
温度上昇が遅れて検出されるために、比例制御ではガス
の供給量が過剰となり、出湯湯温が大幅に上昇するとい
う問題が生じる。このような問題は出湯する湯の流速の
変化によっても生じる。このように、比例制御による燃
焼制御方式では、熱交換器4の熱容量が大きいために、
給湯流量や流速の変化に伴う湯温検出の遅れがどうして
も生じ、これに起因して湯温の大幅な変化が生じ、しか
もその変化期間が長く続き、湯の使用者はこの大幅な湯
温変化を受けるので使い心地が悪く、不快な思いをする
という問題があった。
の使用が同時に行われている状態で水栓15bを閉めてシ
ャワーの使用をやめると、給湯流量がQ2 からQ1 に大
幅に減少する。このときも、熱交換器4の熱容量が大き
いために、出湯温度センサ16により即座に温度上昇が検
出されないために、本来ならば、流量の大幅な減少に対
応させてガスの供給量を大幅に減少させるべきところ、
温度上昇が遅れて検出されるために、比例制御ではガス
の供給量が過剰となり、出湯湯温が大幅に上昇するとい
う問題が生じる。このような問題は出湯する湯の流速の
変化によっても生じる。このように、比例制御による燃
焼制御方式では、熱交換器4の熱容量が大きいために、
給湯流量や流速の変化に伴う湯温検出の遅れがどうして
も生じ、これに起因して湯温の大幅な変化が生じ、しか
もその変化期間が長く続き、湯の使用者はこの大幅な湯
温変化を受けるので使い心地が悪く、不快な思いをする
という問題があった。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、出湯流量や流速の変
化によって大幅に湯温の変化が生じることのない給湯器
の出湯湯温制御方法を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、出湯流量や流速の変
化によって大幅に湯温の変化が生じることのない給湯器
の出湯湯温制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、給
湯器から出湯される出湯水の流量と流速の少なくとも一
方を検出してその検出値の変化率を求め、この検出値の
変化率に対応させてバーナに供給する燃料の量を補正制
御することを特徴として構成されている。
するために、次のように構成されている。すなわち、給
湯器から出湯される出湯水の流量と流速の少なくとも一
方を検出してその検出値の変化率を求め、この検出値の
変化率に対応させてバーナに供給する燃料の量を補正制
御することを特徴として構成されている。
【0009】
【作用】上記構成の本発明において、湯の出湯中に、出
湯流量あるいは流速が変化した場合には、その検出値の
変化率が求められ、この変化率に対応させてバーナに供
給する燃料の補正量を求めて燃料供給量の補正を行い、
流量や流速の変化に対し、燃焼熱量を迅速に追従させて
湯温変化の抑制を行う。
湯流量あるいは流速が変化した場合には、その検出値の
変化率が求められ、この変化率に対応させてバーナに供
給する燃料の補正量を求めて燃料供給量の補正を行い、
流量や流速の変化に対し、燃焼熱量を迅速に追従させて
湯温変化の抑制を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る給湯器の出湯湯温制御方
法の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例の出湯
湯温制御方法を適用する給湯器は前記図5に示すものと
同様なシステム構成となっており、本実施例の特徴的な
湯温制御動作を行う制御装置17の要部構成が図1に示さ
れている。同図において、制御装置17は、信号入力部21
と、指令・制御部22と、演算部23と、メモリ24と、信号
出力部25とを有している。信号入力部21には給水温度セ
ンサ11と出湯温度センサ16と流量センサ13から検出信号
がそれぞれ加えられており、信号入力部21はこれらの検
出信号を指令・制御部22に加える。指令・制御部22は比
例制御によって通常の燃焼運転を制御するとともに、流
量センサ13からの流量検出信号に基づいて、演算部23に
流量変化の変化率の演算と、この変化率に対応するガス
供給量の増減補正量の演算指令を行う。演算部23は比例
制御演算部23aと補正量演算部23bとクロック信号発生
部(図示せず)とを有しており、比例制御演算部23aは
給水温度センサ11から加えられる給水温度と、出湯温度
センサ16から加えられる出湯温度と、流量センサ13から
加えられる検出流量等の各検出値に基づき、出湯湯温が
設定温度に近づくように設定温度と出湯温度との温度差
に対応させてガスバーナ2に供給するガス量、つまり、
比例弁8の弁開量を求める。
法の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例の出湯
湯温制御方法を適用する給湯器は前記図5に示すものと
同様なシステム構成となっており、本実施例の特徴的な
湯温制御動作を行う制御装置17の要部構成が図1に示さ
れている。同図において、制御装置17は、信号入力部21
と、指令・制御部22と、演算部23と、メモリ24と、信号
出力部25とを有している。信号入力部21には給水温度セ
ンサ11と出湯温度センサ16と流量センサ13から検出信号
がそれぞれ加えられており、信号入力部21はこれらの検
出信号を指令・制御部22に加える。指令・制御部22は比
例制御によって通常の燃焼運転を制御するとともに、流
量センサ13からの流量検出信号に基づいて、演算部23に
流量変化の変化率の演算と、この変化率に対応するガス
供給量の増減補正量の演算指令を行う。演算部23は比例
制御演算部23aと補正量演算部23bとクロック信号発生
部(図示せず)とを有しており、比例制御演算部23aは
給水温度センサ11から加えられる給水温度と、出湯温度
センサ16から加えられる出湯温度と、流量センサ13から
加えられる検出流量等の各検出値に基づき、出湯湯温が
設定温度に近づくように設定温度と出湯温度との温度差
に対応させてガスバーナ2に供給するガス量、つまり、
比例弁8の弁開量を求める。
【0011】また、補正量制御部23bは流量センサ13か
ら加えられる検出流量の変化率と、この変化率に応じて
出湯湯温の変動を抑えるのに必要とするガス量の増減補
正量、つまり、比例弁8の弁開補正量を算出する。メモ
リ24は流量変化と湯温変化との関係を示すデータや通常
の比例制御のプログラムを記憶するとともに、比例制御
演算部23aおよび補正量演算部23bの演算結果を記憶す
る。前記比例制御演算部23aによって算出されるガス量
(比例弁8の弁開量)は補正量演算部23bによって算出
された補正ガス量(補正の比例弁弁開量)によって補正
され、この補正された弁開量の制御信号は指令・制御部
22から信号出力部25を介して比例弁8に加えられるので
ある。
ら加えられる検出流量の変化率と、この変化率に応じて
出湯湯温の変動を抑えるのに必要とするガス量の増減補
正量、つまり、比例弁8の弁開補正量を算出する。メモ
リ24は流量変化と湯温変化との関係を示すデータや通常
の比例制御のプログラムを記憶するとともに、比例制御
演算部23aおよび補正量演算部23bの演算結果を記憶す
る。前記比例制御演算部23aによって算出されるガス量
(比例弁8の弁開量)は補正量演算部23bによって算出
された補正ガス量(補正の比例弁弁開量)によって補正
され、この補正された弁開量の制御信号は指令・制御部
22から信号出力部25を介して比例弁8に加えられるので
ある。
【0012】次に、本実施例における出湯湯温の制御動
作を図2のフローチャートに基づいて説明する。給湯器
の出湯動作中は、常時流量センサ13によって流量検出が
行われており、この流量検出値に基づき、ステップ102
で、補正量演算部23bは流量センサから加えられる検出
信号によって、検出値に時間的変化があったか否かを判
断し、流量変化があった場合にはステップ103 で流量変
化の変化率を演算する。本実施例では、流量センサ13か
らは流量1リットルにつき5.3 パルスのパルス信号が出
力されており、例えば、図3の(a)に示すように、ク
ロック信号によって与えられる時間t1 からt3 までの
Δtの区間に加えられるパルス数をカウントしてt1 〜
t3 時間内の流量を算出し、次に、t2 からt4 までの
同じΔt区間のパルスをカウントしてt2 〜t4 区間の
流量を算出する。そして、t1 〜t3 区間の流量と、t
2 〜t4 区間の流量との変化率をt1 〜t3 区間の流量
とt2 〜t4区間の流量の変化量を時間で微分すること
により求める。そして、ステップ104 で、その流量の変
化率に応じて、つまり、流量増加の変化率が演算された
ときにはその変化率に応じてメモリ24に与えられている
流量変化率と湯温変化の関係データを利用して補正ガス
量を求める。
作を図2のフローチャートに基づいて説明する。給湯器
の出湯動作中は、常時流量センサ13によって流量検出が
行われており、この流量検出値に基づき、ステップ102
で、補正量演算部23bは流量センサから加えられる検出
信号によって、検出値に時間的変化があったか否かを判
断し、流量変化があった場合にはステップ103 で流量変
化の変化率を演算する。本実施例では、流量センサ13か
らは流量1リットルにつき5.3 パルスのパルス信号が出
力されており、例えば、図3の(a)に示すように、ク
ロック信号によって与えられる時間t1 からt3 までの
Δtの区間に加えられるパルス数をカウントしてt1 〜
t3 時間内の流量を算出し、次に、t2 からt4 までの
同じΔt区間のパルスをカウントしてt2 〜t4 区間の
流量を算出する。そして、t1 〜t3 区間の流量と、t
2 〜t4 区間の流量との変化率をt1 〜t3 区間の流量
とt2 〜t4区間の流量の変化量を時間で微分すること
により求める。そして、ステップ104 で、その流量の変
化率に応じて、つまり、流量増加の変化率が演算された
ときにはその変化率に応じてメモリ24に与えられている
流量変化率と湯温変化の関係データを利用して補正ガス
量を求める。
【0013】具体的には、図4の(b)に示すように、
流量がQ1 からQ2 に増加したときには、その流量Q2
を設定温度に加熱するのに要する理論要求熱量FF をF
F =(設定温度−給水温度)×流量Q2 の式によって求
め、その熱量FF を得るのに必要なガス量GF を図4の
破線で示すように求める。実際には熱交換器4の熱容量
が大きいのでGF のガス量を与えても即座には出湯湯温
が設定温度に戻らない。本実施例では、この熱交換器4
の応答の遅れを避けるために、ガス量GF に余分のガス
量αを加えて(GF +α)のガス量を供給するようにし
ている。つまり、比例制御のガス量に、GF に対する差
額分のガス量GC とαを加えた量を補正ガス量として供
給するように制御を行う。なお、αの値は、予め、αを
変数とし、流量変化をパラメータとして出湯湯温の応答
性実験を行い、応答性がほぼ最良となるαの値を選定す
ることによって特定し、この応答性実験によって求めた
αの値を各流量変化に対応させてメモリ24に記憶してお
き、流量変化が生じたときには、その流量変化に応じた
αをメモリ24から読み出すことによって求めることが可
能であり、あるいは、前記応答性実験の結果から流量変
化とαの関係式を作り出し、流量変化が生じたときには
この関係式を用いた演算によってαを算出することがで
きる。
流量がQ1 からQ2 に増加したときには、その流量Q2
を設定温度に加熱するのに要する理論要求熱量FF をF
F =(設定温度−給水温度)×流量Q2 の式によって求
め、その熱量FF を得るのに必要なガス量GF を図4の
破線で示すように求める。実際には熱交換器4の熱容量
が大きいのでGF のガス量を与えても即座には出湯湯温
が設定温度に戻らない。本実施例では、この熱交換器4
の応答の遅れを避けるために、ガス量GF に余分のガス
量αを加えて(GF +α)のガス量を供給するようにし
ている。つまり、比例制御のガス量に、GF に対する差
額分のガス量GC とαを加えた量を補正ガス量として供
給するように制御を行う。なお、αの値は、予め、αを
変数とし、流量変化をパラメータとして出湯湯温の応答
性実験を行い、応答性がほぼ最良となるαの値を選定す
ることによって特定し、この応答性実験によって求めた
αの値を各流量変化に対応させてメモリ24に記憶してお
き、流量変化が生じたときには、その流量変化に応じた
αをメモリ24から読み出すことによって求めることが可
能であり、あるいは、前記応答性実験の結果から流量変
化とαの関係式を作り出し、流量変化が生じたときには
この関係式を用いた演算によってαを算出することがで
きる。
【0014】一方、Q2 からQ1 に流量が減少し、この
流量減少の変化率が演算されたときにも、同様に、その
変化率に応じた補正ガス量が求められる。この場合も、
熱交換器4の応答性の遅れを考慮し、理論要求ガス量G
F からαを余分に差し引いた(GF −α)のガス量によ
って、つまり、比例制御のガス量から補正ガス量(GC
+α)を差し引きするようにガス量の制御が比例弁8の
弁開量制御によって行われ(ステップ105 )、出湯湯温
の安定化が行われるのである。
流量減少の変化率が演算されたときにも、同様に、その
変化率に応じた補正ガス量が求められる。この場合も、
熱交換器4の応答性の遅れを考慮し、理論要求ガス量G
F からαを余分に差し引いた(GF −α)のガス量によ
って、つまり、比例制御のガス量から補正ガス量(GC
+α)を差し引きするようにガス量の制御が比例弁8の
弁開量制御によって行われ(ステップ105 )、出湯湯温
の安定化が行われるのである。
【0015】本実施例によれば、流量の変化が検出され
たときには、その変化率に基づき補正ガス量が求めら
れ、ガスバーナ2に供給されるガス量がこの補正ガス量
によって増減されるので、流量変化が生じたときには出
湯湯温の変化として検出されるまで待つことなく直ちに
ガス量の制御が行われるので、図4の(a)に破線で示
すように、流量変化に伴う湯温の変化を最小限に食い止
めることができ、しかも、その湯温変化の期間を極めて
短くすることが可能となり、湯の使用者は、流量変化に
伴う湯温の大幅な変化を受けて不快な思いをするという
ことがなくなり、心地よく湯を使用することができる。
たときには、その変化率に基づき補正ガス量が求めら
れ、ガスバーナ2に供給されるガス量がこの補正ガス量
によって増減されるので、流量変化が生じたときには出
湯湯温の変化として検出されるまで待つことなく直ちに
ガス量の制御が行われるので、図4の(a)に破線で示
すように、流量変化に伴う湯温の変化を最小限に食い止
めることができ、しかも、その湯温変化の期間を極めて
短くすることが可能となり、湯の使用者は、流量変化に
伴う湯温の大幅な変化を受けて不快な思いをするという
ことがなくなり、心地よく湯を使用することができる。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、流量センサ13で検出される流量変化に基づ
きガスの補正量を求めるようにしたが、流量センサ13の
代わりに流速センサを設け、この流速センサによって検
出される流速変化に基づきガスの補正量を求めるように
してもよい。この場合には、メモリ24に各流速変化に対
応するαのデータや流速変化からαを求める演算式を与
えておき、このαのデータや演算式を用いて流速変化に
対する補正ガス量を算出することになる。
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、流量センサ13で検出される流量変化に基づ
きガスの補正量を求めるようにしたが、流量センサ13の
代わりに流速センサを設け、この流速センサによって検
出される流速変化に基づきガスの補正量を求めるように
してもよい。この場合には、メモリ24に各流速変化に対
応するαのデータや流速変化からαを求める演算式を与
えておき、このαのデータや演算式を用いて流速変化に
対する補正ガス量を算出することになる。
【0017】また、上記実施例では図3の(a)に示す
ように、流量検出を行うときには、まず最初の流量をt
1 〜t3 区間のパルスカウントによって求め、次にt2
〜t4 区間の流量検出はt2 〜t4 区間のパルスカウン
トによって、つまり、t1〜t2 区間のパルスカウント
値を捨て、t2 〜t3 区間のパルスカウント値にt3 〜
t4 区間のパルスカウント値に加えることにより求めて
いるが、この流量検出のサンプリングの方法は任意であ
り、例えば、図3の(b)に示すように、t1 〜t3 区
間のパルスカウント値によってt1 〜t3 区間の流量を
求め、次に、t 3 〜t6 区間で同様にΔt区間のパルス
カウント値によりt3 〜t6 区間の流量を算出するとい
う如く、様々な態様のサンプリング方法を採用すること
ができる。
ように、流量検出を行うときには、まず最初の流量をt
1 〜t3 区間のパルスカウントによって求め、次にt2
〜t4 区間の流量検出はt2 〜t4 区間のパルスカウン
トによって、つまり、t1〜t2 区間のパルスカウント
値を捨て、t2 〜t3 区間のパルスカウント値にt3 〜
t4 区間のパルスカウント値に加えることにより求めて
いるが、この流量検出のサンプリングの方法は任意であ
り、例えば、図3の(b)に示すように、t1 〜t3 区
間のパルスカウント値によってt1 〜t3 区間の流量を
求め、次に、t 3 〜t6 区間で同様にΔt区間のパルス
カウント値によりt3 〜t6 区間の流量を算出するとい
う如く、様々な態様のサンプリング方法を採用すること
ができる。
【0018】また、補正ガス量を増減させる場合にも、
その補正ガス量のαの増減の仕方は様々な態様を採り得
るものであり、例えば、所定の時間にαを一度に増減さ
せてもよいが、αの1/2を2倍の時間をかけて増減さ
せるという如く、αの増減の仕方は熱交換器4の熱容量
等を考慮し、任意に設定できるものである。
その補正ガス量のαの増減の仕方は様々な態様を採り得
るものであり、例えば、所定の時間にαを一度に増減さ
せてもよいが、αの1/2を2倍の時間をかけて増減さ
せるという如く、αの増減の仕方は熱交換器4の熱容量
等を考慮し、任意に設定できるものである。
【0019】さらに、上記実施例ではガス燃焼式の給湯
器を対象にして説明したが、本発明は石油燃焼式の給湯
器に対しても適用されるものである。
器を対象にして説明したが、本発明は石油燃焼式の給湯
器に対しても適用されるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、給湯器から出湯される出湯水
の流量と流速の少なくとも一方を検出してその検出値の
変化率を求め、その変化率に対応させてバーナに供給す
る燃料の量を補正制御するようにしたものであるから、
流量や流速の変化によって湯温の変化が温度センサによ
って検出される前にガス量を適切な量に制御することが
できる。これにより、熱交換器の流量や流速の変化に対
する応答の遅れに起因して湯温が大きく変動し、しかも
その変動時間が長く続くという問題がなくなり、湯の使
用者は流量や流速の変化が生じても大幅な湯温の変化を
受けることなく心地よく湯を使用することが可能とな
る。
の流量と流速の少なくとも一方を検出してその検出値の
変化率を求め、その変化率に対応させてバーナに供給す
る燃料の量を補正制御するようにしたものであるから、
流量や流速の変化によって湯温の変化が温度センサによ
って検出される前にガス量を適切な量に制御することが
できる。これにより、熱交換器の流量や流速の変化に対
する応答の遅れに起因して湯温が大きく変動し、しかも
その変動時間が長く続くという問題がなくなり、湯の使
用者は流量や流速の変化が生じても大幅な湯温の変化を
受けることなく心地よく湯を使用することが可能とな
る。
【図1】本発明に係る給湯器の出湯湯温制御方法を行う
制御装置の一構成例を示すブロック図である。
制御装置の一構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の出湯湯温制御方法の動作例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】同実施例における出湯水の流量のサンプリング
例の説明図である。
例の説明図である。
【図4】流量や流速の変化に伴う湯温変化とその補正ガ
ス量の関係を示す説明図である。
ス量の関係を示す説明図である。
【図5】一般的な給湯器のシステム図である。
2 ガスバーナ 4 熱交換器 8 比例弁 13 流量センサ 15a,15b 水栓 17 制御装置 22 指令・制御部 23 演算部 23a 比例制御演算部 23b 補正量演算部
Claims (1)
- 【請求項1】 給湯器から出湯される出湯水の流量と流
速の少なくとも一方を検出してその検出値の変化率を求
め、この検出値の変化率に対応させてバーナに供給する
燃料の量を補正制御することを特徴とする給湯器の出湯
湯温制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3248341A JPH0560383A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 給湯器の出湯湯温制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3248341A JPH0560383A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 給湯器の出湯湯温制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560383A true JPH0560383A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17176648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3248341A Pending JPH0560383A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 給湯器の出湯湯温制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560383A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115552183A (zh) * | 2020-04-15 | 2022-12-30 | 里姆制造公司 | 用于流体加热系统中的加热器控制的系统和方法 |
| CN120470329A (zh) * | 2025-04-09 | 2025-08-12 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高炉冷却强度与冶炼强度合理匹配方法 |
| EP4764331A1 (de) * | 2024-12-17 | 2026-06-24 | Vaillant GmbH | Verfahren zum betreiben eines heizgeräts zur warmwasserbereitstellung, heizgerät und computerprogrammprodukt |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP3248341A patent/JPH0560383A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115552183A (zh) * | 2020-04-15 | 2022-12-30 | 里姆制造公司 | 用于流体加热系统中的加热器控制的系统和方法 |
| EP4764331A1 (de) * | 2024-12-17 | 2026-06-24 | Vaillant GmbH | Verfahren zum betreiben eines heizgeräts zur warmwasserbereitstellung, heizgerät und computerprogrammprodukt |
| CN120470329A (zh) * | 2025-04-09 | 2025-08-12 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高炉冷却强度与冶炼强度合理匹配方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5713515A (en) | Method and system in a fluid heating apparatus for efficiently controlling combustion | |
| JP2613357B2 (ja) | 給湯器 | |
| JP2734390B2 (ja) | 給湯器の出湯温度制御方法 | |
| JP3382693B2 (ja) | 給湯器およびその出湯湯温制御方法 | |
| GB2307731A (en) | Controlling gas supply in a gas boiler | |
| JP2624109B2 (ja) | 給湯器 | |
| JP3126434B2 (ja) | 給湯器およびその燃焼制御方法 | |
| JPH0692837B2 (ja) | 給湯器の燃焼制御装置 | |
| JP3100015B2 (ja) | 食器洗浄装置 | |
| KR940004175B1 (ko) | 급탕기의 온도제어장치 | |
| JPH0593545A (ja) | 給湯機の制御方法 | |
| JPH07198202A (ja) | 給湯器およびその出湯湯温制御方法 | |
| JP3103674B2 (ja) | 給湯器の出湯温度制御装置 | |
| JPS5845435A (ja) | 燃焼制御装置 | |
| KR930011051B1 (ko) | 가스보일러에서의 취침기능운전 연소제어방법 및 그 장치 | |
| JPH08159460A (ja) | 給湯装置 | |
| JPH0350446A (ja) | 給湯器等の制御装置 | |
| JP3922749B2 (ja) | 給湯燃焼制御方法、およびこれを用いた給湯器 | |
| JP3534837B2 (ja) | 給湯器およびこれを用いた点火制御方法 | |
| JPH11248245A (ja) | 直圧式給湯機の制御装置 | |
| JPH07280260A (ja) | ガス燃焼装置の空燃比制御装置 | |
| JPH04233609A (ja) | 湯水混合装置 | |
| JPH02267454A (ja) | 給湯装置 | |
| JPH11294852A (ja) | 給湯装置 | |
| JPH03175236A (ja) | 給湯装置 |