JPH0560625A - トルクセンサ - Google Patents
トルクセンサInfo
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- JPH0560625A JPH0560625A JP22288791A JP22288791A JPH0560625A JP H0560625 A JPH0560625 A JP H0560625A JP 22288791 A JP22288791 A JP 22288791A JP 22288791 A JP22288791 A JP 22288791A JP H0560625 A JPH0560625 A JP H0560625A
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- Japan
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- torque
- detected
- amorphous magnetic
- coil
- torque sensor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の測定箇所でトルクを高感度で検出する
ことができるトルクセンサを提供する。 【構成】 非晶質磁性金属材の透磁率の変化にともなっ
てコイルの両端で観測される電気的定数の変化に基いて
前記被検出部材に負荷されるトルクを検出するようにし
たトルクセンサにおいて、前記被検出部材1の表面にト
ルクの負荷される方向に沿って複数の前記検出部4a,
4b,4c,4dが互いに対向して固着されている。
ことができるトルクセンサを提供する。 【構成】 非晶質磁性金属材の透磁率の変化にともなっ
てコイルの両端で観測される電気的定数の変化に基いて
前記被検出部材に負荷されるトルクを検出するようにし
たトルクセンサにおいて、前記被検出部材1の表面にト
ルクの負荷される方向に沿って複数の前記検出部4a,
4b,4c,4dが互いに対向して固着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転する軸等の被検
出部材に負荷されるトルクを検出するトルクセンサに関
する。
出部材に負荷されるトルクを検出するトルクセンサに関
する。
【0002】
【従来の技術】軸のトルクを検出するトルクセンサに
は、種々のタイプが知られている。これらの代表的なも
のとして、抵抗線を箔に固着し、抵抗線の抵抗値の変化
を検出する抵抗線歪センサがある。また、他には、非晶
質磁性金属材の磁歪効果を利用したトルクセンサがあ
る。この磁歪効果を利用したタイプのトルクセンサは、
特公昭62-28413号公報に開示されている。このトルクセ
ンサは、軸の外周面に磁歪効果の大きい箔帯状の非晶質
磁性金属材が固着されるとともに、この金属材の近傍に
軸とは、非接触にコイルが配設された構造を有してい
る。このような構造において、軸に回転力が負荷される
と、非晶質磁性金属材に透磁率の変化が生じ、金属泊に
対向されたコイルのインピ−ダンスが変化したり、コイ
ルに生じる誘起電圧が変化する。このインピーダンス或
は、誘起電力の変化から軸トルクが検出される。このタ
イプのトルクセンサは、軸とは非接触にトルク検出がで
き、既存の軸に設置できるばかりか、箔帯状の非晶質磁
性金属材の磁化容易軸を適切に選定することによって、
トルクの方向までも容易に検出することができる。
は、種々のタイプが知られている。これらの代表的なも
のとして、抵抗線を箔に固着し、抵抗線の抵抗値の変化
を検出する抵抗線歪センサがある。また、他には、非晶
質磁性金属材の磁歪効果を利用したトルクセンサがあ
る。この磁歪効果を利用したタイプのトルクセンサは、
特公昭62-28413号公報に開示されている。このトルクセ
ンサは、軸の外周面に磁歪効果の大きい箔帯状の非晶質
磁性金属材が固着されるとともに、この金属材の近傍に
軸とは、非接触にコイルが配設された構造を有してい
る。このような構造において、軸に回転力が負荷される
と、非晶質磁性金属材に透磁率の変化が生じ、金属泊に
対向されたコイルのインピ−ダンスが変化したり、コイ
ルに生じる誘起電圧が変化する。このインピーダンス或
は、誘起電力の変化から軸トルクが検出される。このタ
イプのトルクセンサは、軸とは非接触にトルク検出がで
き、既存の軸に設置できるばかりか、箔帯状の非晶質磁
性金属材の磁化容易軸を適切に選定することによって、
トルクの方向までも容易に検出することができる。
【0003】しかしながら、非晶質磁性金属材の磁歪効
果を利用したトルクセンサにあっても次のような問題が
ある。すなわち、この非晶質磁性金属材を用いた非接触
方式のトルクセンサは、検出コイルが環状であるために
軸あるいは構造材の断面形状が円柱または円筒等には適
しているが、測定箇所の形状が複雑な場合には、その形
状に対応したコイルが必要となり、測定位置の制限を受
け、汎用性に欠けるという問題がある。
果を利用したトルクセンサにあっても次のような問題が
ある。すなわち、この非晶質磁性金属材を用いた非接触
方式のトルクセンサは、検出コイルが環状であるために
軸あるいは構造材の断面形状が円柱または円筒等には適
しているが、測定箇所の形状が複雑な場合には、その形
状に対応したコイルが必要となり、測定位置の制限を受
け、汎用性に欠けるという問題がある。
【0004】また、抵抗線歪センサには、次のような問
題点がある。すなわち、接着剤で軸等に張り付ける抵抗
線歪センサは、検出感度が一般的に低いために、トルク
が加わる軸の一部を細くして軸に生じる変位量を大きく
することがある。このような場合、軸の強度がそれだけ
弱めることになる。
題点がある。すなわち、接着剤で軸等に張り付ける抵抗
線歪センサは、検出感度が一般的に低いために、トルク
が加わる軸の一部を細くして軸に生じる変位量を大きく
することがある。このような場合、軸の強度がそれだけ
弱めることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
非晶質磁性金属材の磁歪効果を利用したトルクセンサに
あっては、測定箇所の形状が複雑であるときにその形状
に対応したコイルが必要となり、測定位置の制限を受
け、汎用性に欠けるという問題がある。
非晶質磁性金属材の磁歪効果を利用したトルクセンサに
あっては、測定箇所の形状が複雑であるときにその形状
に対応したコイルが必要となり、測定位置の制限を受
け、汎用性に欠けるという問題がある。
【0006】また、抵抗線歪センサは検出感度が一般的
に低いため、検出感度を向上させるために、トルクが加
わる軸の一部を細くして変位量を大きくすることが必要
となり、トルク検出の為に軸の強度が弱められる問題点
がある。
に低いため、検出感度を向上させるために、トルクが加
わる軸の一部を細くして変位量を大きくすることが必要
となり、トルク検出の為に軸の強度が弱められる問題点
がある。
【0007】この発明は、上述のような事情に鑑みなさ
れたものであって、その目的は、測定箇所の形状に左右
されずに任意の測定箇所でトルクを高感度で測定するこ
とができ、またトルクが加わる軸の強度を下げずに高感
度でトルクを測定することができるトルクセンサを提供
するにある。
れたものであって、その目的は、測定箇所の形状に左右
されずに任意の測定箇所でトルクを高感度で測定するこ
とができ、またトルクが加わる軸の強度を下げずに高感
度でトルクを測定することができるトルクセンサを提供
するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のトルクセンサは、被検出部材の表面に磁
歪効果を有する非晶質磁性金属材を固着するとともに前
記非晶質磁性金属材に対し電気的に絶縁状態でコイルを
固着してなる検出部を有し、前記被検出部材に負荷され
る回転力によって生じる前記非晶質磁性金属材の透磁率
の変化にともなって前記コイルの両端で観測される電気
的定数の変化に基いて前記被検出部材に負荷されるトル
クを検出するようにしたトルクセンサにおいて、前記被
検出部材の表面にトルクの負荷される方向に沿って複数
の前記検出部を互いに対向して固着させてなることを特
徴としている。
に、この発明のトルクセンサは、被検出部材の表面に磁
歪効果を有する非晶質磁性金属材を固着するとともに前
記非晶質磁性金属材に対し電気的に絶縁状態でコイルを
固着してなる検出部を有し、前記被検出部材に負荷され
る回転力によって生じる前記非晶質磁性金属材の透磁率
の変化にともなって前記コイルの両端で観測される電気
的定数の変化に基いて前記被検出部材に負荷されるトル
クを検出するようにしたトルクセンサにおいて、前記被
検出部材の表面にトルクの負荷される方向に沿って複数
の前記検出部を互いに対向して固着させてなることを特
徴としている。
【0009】
【作用】上述のようなトルクセンサにおいては、被検出
部材の表面にトルクの負荷される方向に沿って複数の前
記検出部が互いに対向して固着されていることから、測
定箇所の形状が複雑であっても高感度でトルクを検出す
ることができ、またトルクが検出される被検出部材の強
度を低下させることがない。
部材の表面にトルクの負荷される方向に沿って複数の前
記検出部が互いに対向して固着されていることから、測
定箇所の形状が複雑であっても高感度でトルクを検出す
ることができ、またトルクが検出される被検出部材の強
度を低下させることがない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明のトルク
センサの実施例を説明する。
センサの実施例を説明する。
【0011】図1は、この発明の一実施例に係るトルク
センサが適用された産業用ロボットの関節部分の構造を
示している。図1に示され産業用ロボットの関節部分の
構造において、1は、トルクが検出されるべき被検出部
材であるところの板状の腕部分を示し、この板状の腕部
分1には、腕部分1を矢印A方向或は、その反対方向に
回転駆動する駆動軸2が設けられている。駆動軸2の周
囲の腕部分1には、4つの空洞部3a,3b,3c,3
dが設けられ、この空洞部3a,3b,3c,3d内の
内側表面には、腕部分1の回転軸の周りに負荷されるト
ルクを検出する為に検出部4a,4b,4c,4dが設
けられている。これらの検出部4a,4b,4c,4d
としては、図2に示すように夫々厚さが0.3mm、幅が5 m
m、長さが15 mm 程度の薄い板状に形成されたひずみセ
ンサが採用されている。これら検出部4a,4b,4
c,4dは、検出部4aと検出部4cとが互いに対向さ
れ、また、検出部4bと検出部4dとが互いに対向さ
れ、検出部4a,4b,4c,4dが板状部材1の表面
にトルクの加えられる方向に沿って配置されるように板
状部材1の表面に貼り付けて固定されている。
センサが適用された産業用ロボットの関節部分の構造を
示している。図1に示され産業用ロボットの関節部分の
構造において、1は、トルクが検出されるべき被検出部
材であるところの板状の腕部分を示し、この板状の腕部
分1には、腕部分1を矢印A方向或は、その反対方向に
回転駆動する駆動軸2が設けられている。駆動軸2の周
囲の腕部分1には、4つの空洞部3a,3b,3c,3
dが設けられ、この空洞部3a,3b,3c,3d内の
内側表面には、腕部分1の回転軸の周りに負荷されるト
ルクを検出する為に検出部4a,4b,4c,4dが設
けられている。これらの検出部4a,4b,4c,4d
としては、図2に示すように夫々厚さが0.3mm、幅が5 m
m、長さが15 mm 程度の薄い板状に形成されたひずみセ
ンサが採用されている。これら検出部4a,4b,4
c,4dは、検出部4aと検出部4cとが互いに対向さ
れ、また、検出部4bと検出部4dとが互いに対向さ
れ、検出部4a,4b,4c,4dが板状部材1の表面
にトルクの加えられる方向に沿って配置されるように板
状部材1の表面に貼り付けて固定されている。
【0012】この検出部4a,4b,4c,4dには、
図2に示すようにその長手方向の両端部の対角線位置に
端子部42a,42bが設けられ、これら端子部42
a,42bには、接続用の端子43a,43bが露出状
態に設けられている。この検出部4a,4b,4c,4
dは、図3に示すような信号処理回路のインピーダンス
ブリッジ回路10中に組み込まれている。即ち、検出部
4aのプリントコイルの端子43a,43bの一方は、
検出部4bのコイルの端子の一方に電気的に直列に接続
され、また、検出部4cのプリントコイルの端子43
a,43bの一方は、検出部4dのコイルの端子の一方
に電気的に直列に接続されている。この検出部4a,4
bの直列回路は、固定抵抗11に接続され、また、検出
部4c,4dの直列回路は、抵抗12に接続されて図3
に示されるようにインピ−ダンスブリッジ回路10が構
成されている。このインピーダンスブリッジ回路10で
は、検出部4a,4b及び固定抵抗11から成る直列回
路及び検出部4c,4d及び固定抵抗12から成る直列
回路に発振器13からの発振信号が印加されている。検
出部4a,4b及び固定抵抗11間の接続点及び検出部
4c,4d及び固定抵抗12間の接続点は、差動増幅器
14の入力端子に接続され、この差動増幅器14の出力
端子は、位相検波回路15に接続されている。この位相
検波回路15には、発振器13の出力が位相設定回路1
6を介して他方の入力端子に入力され、差動増幅器14
の出力信号が位相差に応じて検波整流される。位相検波
回路15は、検波された信号を平滑化するフィルタ回路
17に接続されている。
図2に示すようにその長手方向の両端部の対角線位置に
端子部42a,42bが設けられ、これら端子部42
a,42bには、接続用の端子43a,43bが露出状
態に設けられている。この検出部4a,4b,4c,4
dは、図3に示すような信号処理回路のインピーダンス
ブリッジ回路10中に組み込まれている。即ち、検出部
4aのプリントコイルの端子43a,43bの一方は、
検出部4bのコイルの端子の一方に電気的に直列に接続
され、また、検出部4cのプリントコイルの端子43
a,43bの一方は、検出部4dのコイルの端子の一方
に電気的に直列に接続されている。この検出部4a,4
bの直列回路は、固定抵抗11に接続され、また、検出
部4c,4dの直列回路は、抵抗12に接続されて図3
に示されるようにインピ−ダンスブリッジ回路10が構
成されている。このインピーダンスブリッジ回路10で
は、検出部4a,4b及び固定抵抗11から成る直列回
路及び検出部4c,4d及び固定抵抗12から成る直列
回路に発振器13からの発振信号が印加されている。検
出部4a,4b及び固定抵抗11間の接続点及び検出部
4c,4d及び固定抵抗12間の接続点は、差動増幅器
14の入力端子に接続され、この差動増幅器14の出力
端子は、位相検波回路15に接続されている。この位相
検波回路15には、発振器13の出力が位相設定回路1
6を介して他方の入力端子に入力され、差動増幅器14
の出力信号が位相差に応じて検波整流される。位相検波
回路15は、検波された信号を平滑化するフィルタ回路
17に接続されている。
【0013】第2図に示された検出部4a,4b,4
c,4dは、図4に示すようにそれぞれプリントコイ
ル、即ち、導電体群51、61と非晶質磁性合金層59
とが密着された層構造を有するひずみセンサに形成され
ている。即ち、図4に示すように可撓性を備えた絶縁材
で長方形に形成された基板50は、その長手方向の両端
部で対角線位置に前述した端子部42a,42bに相当
する突出部分を有している。基板50の上面には、第1
の導電体群51が設けられている。この導電体群51
は、基板50の長手方向に等間隔に複数設けられた導電
体52-1,52-2,……52-nによって構成されてい
る。これら導電体52-1,52-2,……52-nは、幅が
0.1 mm、厚みが0.05mm程度に形成され、それぞれ基板5
0の長手方向と直交する方向に延びる部分53と、この
部分53の両端部から基板50の長手方向に互いに逆向
きに延びる部分54,55とで構成されている。そし
て、部分54,55の先端部には、それぞれ部分54,
55より幅広で、しかも厚肉に形成された接続部56,
57が設けられている。なお、基板50の長手方向の一
端側に位置する導電体52ー1の部分55は、端子部4
2aの上まで延びており、その先端部が端子43aに接
続されている。同様に、基板50の長手方向の他端側に
位置する導電体52ー1の部分54は、端子部42bの
上まで延びており、その先端部が端子43bに接続され
ている。
c,4dは、図4に示すようにそれぞれプリントコイ
ル、即ち、導電体群51、61と非晶質磁性合金層59
とが密着された層構造を有するひずみセンサに形成され
ている。即ち、図4に示すように可撓性を備えた絶縁材
で長方形に形成された基板50は、その長手方向の両端
部で対角線位置に前述した端子部42a,42bに相当
する突出部分を有している。基板50の上面には、第1
の導電体群51が設けられている。この導電体群51
は、基板50の長手方向に等間隔に複数設けられた導電
体52-1,52-2,……52-nによって構成されてい
る。これら導電体52-1,52-2,……52-nは、幅が
0.1 mm、厚みが0.05mm程度に形成され、それぞれ基板5
0の長手方向と直交する方向に延びる部分53と、この
部分53の両端部から基板50の長手方向に互いに逆向
きに延びる部分54,55とで構成されている。そし
て、部分54,55の先端部には、それぞれ部分54,
55より幅広で、しかも厚肉に形成された接続部56,
57が設けられている。なお、基板50の長手方向の一
端側に位置する導電体52ー1の部分55は、端子部4
2aの上まで延びており、その先端部が端子43aに接
続されている。同様に、基板50の長手方向の他端側に
位置する導電体52ー1の部分54は、端子部42bの
上まで延びており、その先端部が端子43bに接続され
ている。
【0014】第1の導電体群51の上には、絶縁材層5
8が設けられている。この絶縁材層58は、第1の導電
体群51を構成している導電体52-1,52-2,……5
2-nの接続部56,57を除いた部分を覆う大きさの縦
横寸法に形成されている。
8が設けられている。この絶縁材層58は、第1の導電
体群51を構成している導電体52-1,52-2,……5
2-nの接続部56,57を除いた部分を覆う大きさの縦
横寸法に形成されている。
【0015】絶縁材層58の上には、絶縁材層58より
縦横寸法が若干小さい非晶質磁性合金層59が設けられ
ている。この非晶質磁性合金層59は、例えば、Co
(85wt% )、Zr(10wt% )、Fe(5wt%)の組成を持
つ材料で形成されている。この非晶質磁性合金層59に
は、図5に示すように、レーザ光線、たとえば炭配ガス
レーザが長手方向に一定間隔で幅方向に照射され、この
照射によって磁気異方性が与えられている。すなわち、
レーザ光線の照射された場所は加熱されて、磁気特性が
変化する。非晶質磁性合金層59は、長手方向に磁気特
性が縞模様に異なる分布を持ち、幅方向に磁気異方性が
付与される。
縦横寸法が若干小さい非晶質磁性合金層59が設けられ
ている。この非晶質磁性合金層59は、例えば、Co
(85wt% )、Zr(10wt% )、Fe(5wt%)の組成を持
つ材料で形成されている。この非晶質磁性合金層59に
は、図5に示すように、レーザ光線、たとえば炭配ガス
レーザが長手方向に一定間隔で幅方向に照射され、この
照射によって磁気異方性が与えられている。すなわち、
レーザ光線の照射された場所は加熱されて、磁気特性が
変化する。非晶質磁性合金層59は、長手方向に磁気特
性が縞模様に異なる分布を持ち、幅方向に磁気異方性が
付与される。
【0016】非晶質磁性合金層59の上には、絶縁材層
58の縦横寸法とほぼ同じ大きさの絶縁材層60が設け
られている。そして、この絶縁材層60および基板50
の上には、第2の導電体群61が形成されている。この
第2の導電体群61は、絶縁材層60の長手方向に等間
隔に(n-1)個の数だけ設けられた導電体62-1,62-
2,……62-(n-1)によって構成されている。これら導
電体62-1,62-2,……62-(n-1)は、先に説明した
第1の導電体群51を構成する導電体と同程度の幅およ
び厚みに形成されている。これら、導電体62-1,62
-2,……62-(n-1)の両端部には、接続部63,64が
設けられている。すなわち、導電体62-1,62-2,…
…62-(n-1)は、その両端部に設けられた接続部63,
64が第1の導電体群51を構成している導電体52-
1,52-2,……52-nの接続部56,57に接続さ
れ、導電体52-1,52-2,……52-nを直列に接続し
て非晶質磁性合金層59を螺旋状に取り囲む1本のコイ
ルを形成するように設けられている。そして、第2の導
電体群61の上には、絶縁材層65が設けられている。
58の縦横寸法とほぼ同じ大きさの絶縁材層60が設け
られている。そして、この絶縁材層60および基板50
の上には、第2の導電体群61が形成されている。この
第2の導電体群61は、絶縁材層60の長手方向に等間
隔に(n-1)個の数だけ設けられた導電体62-1,62-
2,……62-(n-1)によって構成されている。これら導
電体62-1,62-2,……62-(n-1)は、先に説明した
第1の導電体群51を構成する導電体と同程度の幅およ
び厚みに形成されている。これら、導電体62-1,62
-2,……62-(n-1)の両端部には、接続部63,64が
設けられている。すなわち、導電体62-1,62-2,…
…62-(n-1)は、その両端部に設けられた接続部63,
64が第1の導電体群51を構成している導電体52-
1,52-2,……52-nの接続部56,57に接続さ
れ、導電体52-1,52-2,……52-nを直列に接続し
て非晶質磁性合金層59を螺旋状に取り囲む1本のコイ
ルを形成するように設けられている。そして、第2の導
電体群61の上には、絶縁材層65が設けられている。
【0017】したがって、このひずみセンサの構造を有
する検出部41は、図6に模式図で示すように、非晶質
磁性合金層59の外周に絶縁材層58,60を介して導
電体52-1,52-2,……52-nおよび62-1,62-
2,……62-(n-1)で形成されたコイル66が装着さ
れ、さらにコイル66の外周が基板50および絶縁材層
65で覆われ、これらが一体化された構造に形成されて
いる。このように構成された検出部41は、金属抵抗線
形ひずみセンサと同様に構造材に貼着される。そして、
コイル66のインダクタンス値から構造材のひずみ量が
検出される。
する検出部41は、図6に模式図で示すように、非晶質
磁性合金層59の外周に絶縁材層58,60を介して導
電体52-1,52-2,……52-nおよび62-1,62-
2,……62-(n-1)で形成されたコイル66が装着さ
れ、さらにコイル66の外周が基板50および絶縁材層
65で覆われ、これらが一体化された構造に形成されて
いる。このように構成された検出部41は、金属抵抗線
形ひずみセンサと同様に構造材に貼着される。そして、
コイル66のインダクタンス値から構造材のひずみ量が
検出される。
【0018】このような構成であると、図6に実線矢印
67,68で示すように、非晶質磁性合金層59に圧縮
力あるいは引張力が加わると、非晶質磁性合金層59の
透磁率が図7に示すように変化される。この場合、コイ
ル66を非晶質磁性合金層59が貫通しているので、圧
縮力あるいは引張力による非晶質磁性合金層59の透磁
率の変化はコイル66のインダクタンス値の変化となっ
て現れる。したがって、このインダクタンス値の変化か
らひずみ量、つまり構造材に加わっている力を検出する
ことができる。この検出感度は、金属抵抗線形ひずみセ
ンサに比べて50〜150 倍と高い。
67,68で示すように、非晶質磁性合金層59に圧縮
力あるいは引張力が加わると、非晶質磁性合金層59の
透磁率が図7に示すように変化される。この場合、コイ
ル66を非晶質磁性合金層59が貫通しているので、圧
縮力あるいは引張力による非晶質磁性合金層59の透磁
率の変化はコイル66のインダクタンス値の変化となっ
て現れる。したがって、このインダクタンス値の変化か
らひずみ量、つまり構造材に加わっている力を検出する
ことができる。この検出感度は、金属抵抗線形ひずみセ
ンサに比べて50〜150 倍と高い。
【0019】次に上述した構造を有するトルクセンサの
動作について説明する。いま、板状部材1が図示してな
い例えばモ−タ等の駆動源によって駆動軸2を回転させ
て板状部材1に対し矢印A方向の力が加わったとする
と、検出部4a,4bには引張り応力が、そして検出部
4c,4dには、圧縮応力がそれぞれ発生する。
動作について説明する。いま、板状部材1が図示してな
い例えばモ−タ等の駆動源によって駆動軸2を回転させ
て板状部材1に対し矢印A方向の力が加わったとする
と、検出部4a,4bには引張り応力が、そして検出部
4c,4dには、圧縮応力がそれぞれ発生する。
【0020】それぞれの検出部4a,4b,4c,4d
に応力が加わると非晶質磁性金属材59の透磁率の変化
によってプリントコイルのインダクタンスが変化する。
この変化を図3に示している信号処理回路に入力し、最
終的にトルクに比例した出力信号を検出する。ここで、
図1に示す矢印A方向にトルクが加わると検出部4aと
検出部4bのコイルには引張り応力が働き、そのために
これらのコイルのインピ−ダンスが大きくなる。反対に
検出部4cと検出部4dのコイルには圧縮応力が働き、
そのためにこれらのコイルのインピ−ダンスが小さくな
る。したがって、差動増幅器14の一方の端子に入力さ
れるところの検出部4aと検出部4bのコイルが直列的
に接続されている側の信号は大きくなり、また、差動増
幅器14の他方の端子に入力されるところの検出部4c
と検出部4dのコイルが直列的に接続されている側の信
号は小さくなる。差動増幅器14から出力される出力信
号は前記2つの入力信号の差を増幅してあるものであ
る。そして、差動増幅器14の出力信号は位相検波回路
15に導入されている。この位相検波回路15には、発
振器13の出力から位相設定回路16を介して他方の入
力端子に入力されており、差動増幅器14の出力との位
相差に応じて検波整流を行なう。最後に位相検波回路1
5の出力信号をフィルタ回路17で平滑することによっ
て板状部材1に負荷されるトルクに応じた出力信号を得
ることができる。
に応力が加わると非晶質磁性金属材59の透磁率の変化
によってプリントコイルのインダクタンスが変化する。
この変化を図3に示している信号処理回路に入力し、最
終的にトルクに比例した出力信号を検出する。ここで、
図1に示す矢印A方向にトルクが加わると検出部4aと
検出部4bのコイルには引張り応力が働き、そのために
これらのコイルのインピ−ダンスが大きくなる。反対に
検出部4cと検出部4dのコイルには圧縮応力が働き、
そのためにこれらのコイルのインピ−ダンスが小さくな
る。したがって、差動増幅器14の一方の端子に入力さ
れるところの検出部4aと検出部4bのコイルが直列的
に接続されている側の信号は大きくなり、また、差動増
幅器14の他方の端子に入力されるところの検出部4c
と検出部4dのコイルが直列的に接続されている側の信
号は小さくなる。差動増幅器14から出力される出力信
号は前記2つの入力信号の差を増幅してあるものであ
る。そして、差動増幅器14の出力信号は位相検波回路
15に導入されている。この位相検波回路15には、発
振器13の出力から位相設定回路16を介して他方の入
力端子に入力されており、差動増幅器14の出力との位
相差に応じて検波整流を行なう。最後に位相検波回路1
5の出力信号をフィルタ回路17で平滑することによっ
て板状部材1に負荷されるトルクに応じた出力信号を得
ることができる。
【0021】本実施例において、検出部は合計4箇所設
けられており、2組として構成したが、これに限るもの
ではない。例えば8箇所設けて、2組の構成とすると、
さらに検出感度が高くなる。なお、本発明は上述した実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない限りにおいて、種々の変形が可能であるのは勿論で
ある。
けられており、2組として構成したが、これに限るもの
ではない。例えば8箇所設けて、2組の構成とすると、
さらに検出感度が高くなる。なお、本発明は上述した実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない限りにおいて、種々の変形が可能であるのは勿論で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のトルクセン
サによれば次のような効果が得られる。すなわち、抵抗
線歪センサと比較して高感度のトルク検出ができる。ま
た、被検出部材の測定箇所の形状が複雑であるときでも
トルクを検出することができる。
サによれば次のような効果が得られる。すなわち、抵抗
線歪センサと比較して高感度のトルク検出ができる。ま
た、被検出部材の測定箇所の形状が複雑であるときでも
トルクを検出することができる。
【図1】この発明のトルクセンサの一実施例を示す被検
出部材の正面図。
出部材の正面図。
【図2】図1に示された検出部を示す斜視図。
【図3】この発明のトルクセンサの信号処理回路部の回
路構成を示すブロック図。
路構成を示すブロック図。
【図4】図2に示された検出部の構造を示す分解斜視
図。
図。
【図5】図2に示された検出部に組み込まれる非晶質磁
性金属上のレーザビームが与えられる領域を示す平面
図。
性金属上のレーザビームが与えられる領域を示す平面
図。
【図6】図2に示される検出部の検出原理を示す斜視
図。
図。
【図7】図5に示された加工によって磁気異方性が付与
された非晶質磁性金属の特性を示すグラフ。
された非晶質磁性金属の特性を示すグラフ。
1・・・板状部材、 2・・・駆動軸、 3a,3b,3c,3d・・・空洞部、 4a,4b,4c,4d・・・検出部、 10・・・インピ−ダンスブリッジ回路、 13・・・発振器、 14・・・差動増幅器、 15・・・位相検波回路、 17・・・フィルタ回路。 50・・・基板 51・・・第1の導電体群 58・・・絶縁材層 59・・・非晶質磁性合金層 60・・・絶縁材層 61・・・第2の導電体群
Claims (1)
- 【請求項1】 被検出部材の表面に磁歪効果を有する非
晶質磁性金属材を固着するとともに前記非晶質磁性金属
材に対し電気的に絶縁状態でコイルを固着してなる検出
部を有し、前記被検出部材に負荷される回転力によって
生じる前記非晶質磁性金属材の透磁率の変化にともなっ
て前記コイルの両端で観測される電気的定数の変化に基
いて前記被検出部材に負荷されるトルクを検出するよう
にしたトルクセンサにおいて、前記被検出部材の表面に
トルクの負荷される方向に沿って複数の前記検出部を互
いに対向して固着させてなることを特徴とするトルクセ
ンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22288791A JPH0560625A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | トルクセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22288791A JPH0560625A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | トルクセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560625A true JPH0560625A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16789433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22288791A Pending JPH0560625A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | トルクセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560625A (ja) |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP22288791A patent/JPH0560625A/ja active Pending
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