JPH0561210A - 静電熱記録材料 - Google Patents
静電熱記録材料Info
- Publication number
- JPH0561210A JPH0561210A JP22404891A JP22404891A JPH0561210A JP H0561210 A JPH0561210 A JP H0561210A JP 22404891 A JP22404891 A JP 22404891A JP 22404891 A JP22404891 A JP 22404891A JP H0561210 A JPH0561210 A JP H0561210A
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- Japan
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- layer
- electrostatic
- thermal recording
- recording
- recording material
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 繰返し記録特性が優れた静電熱記録材料を
提供すること。 【構成】 導電層3上に記録層2を有する静電熱記録
材料であって、この記録層2が、ガラス転移温度 150℃
以下の高分子化合物を含む下層1とガラス転移温度が20
0℃以上の高分子化合物を含む表面層8とからなる静電
熱記録材料。
提供すること。 【構成】 導電層3上に記録層2を有する静電熱記録
材料であって、この記録層2が、ガラス転移温度 150℃
以下の高分子化合物を含む下層1とガラス転移温度が20
0℃以上の高分子化合物を含む表面層8とからなる静電
熱記録材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体を潜像体とし、
加熱により潜像を形成する転写型静電熱記録方法(エレ
クトロサーモグラフィ)及びそれに用いる記録媒体に関
するものである。また、この記録方法によるプリンタ、
ファックス、デジタル複写機に関するものである。
加熱により潜像を形成する転写型静電熱記録方法(エレ
クトロサーモグラフィ)及びそれに用いる記録媒体に関
するものである。また、この記録方法によるプリンタ、
ファックス、デジタル複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気伝導性基体上に、加熱により電気抵
抗が温度と共に減少する樹脂層を設け、この層を静電的
に荷電して、赤外線照射による熱を与え、可視化する方
法は、特公昭35−14722、特公昭37−15878、特公昭38−
14347で知られている。これらは樹脂層(巨大分子の化
合物)の電気抵抗が温度とともに減少または増加する特
性を有する物質を利用することが記録されている。特開
昭51−68233、特開昭52− 19534には与える熱信号をサ
ーマルヘッドに代えて用いる技術が開示されている。し
かし具体的な技術手段の開示に欠け、実用化されるため
には、更に多くの関連技術開発を要するレベルであり、
事実、加熱によって静電潜像を形成する画像形成装置は
まだ商品化されていない。
抗が温度と共に減少する樹脂層を設け、この層を静電的
に荷電して、赤外線照射による熱を与え、可視化する方
法は、特公昭35−14722、特公昭37−15878、特公昭38−
14347で知られている。これらは樹脂層(巨大分子の化
合物)の電気抵抗が温度とともに減少または増加する特
性を有する物質を利用することが記録されている。特開
昭51−68233、特開昭52− 19534には与える熱信号をサ
ーマルヘッドに代えて用いる技術が開示されている。し
かし具体的な技術手段の開示に欠け、実用化されるため
には、更に多くの関連技術開発を要するレベルであり、
事実、加熱によって静電潜像を形成する画像形成装置は
まだ商品化されていない。
【0003】これに対し、電子写真方式を採用した画像
形成装置は、多くの商品がある。
形成装置は、多くの商品がある。
【0004】ところが、電子写真方式ではその感光体に
ついて問題がある。ひとつは感光体の製造に起因するコ
ストアップ、装置構成として感光体の遮光性が必要なた
め、そのコストアップが挙げられる。その他、光学ユニ
ットのスペースの保有面積が多く、照射方向の規制があ
り、機械構成の自由度を阻害する等の課題がある。
ついて問題がある。ひとつは感光体の製造に起因するコ
ストアップ、装置構成として感光体の遮光性が必要なた
め、そのコストアップが挙げられる。その他、光学ユニ
ットのスペースの保有面積が多く、照射方向の規制があ
り、機械構成の自由度を阻害する等の課題がある。
【0005】又、本出願人の出願にかかる特願平 2−21
3756号では、加熱のために熱ヘッドを用い、あらかじめ
帯電させた熱ヘッド、又は熱ヘッドにバイアス電圧を印
加させることの記載と、記録層が滑性を有し、ポリプロ
ピレン、ポリプロピレン系共重合体、フッ素化アクリル
−アクリル共重合体、パーフロロアルキルアクリレー
ト、シリコーン系ポリマーまたはこれらの混合物からな
る記録用媒体であることが記載されている。
3756号では、加熱のために熱ヘッドを用い、あらかじめ
帯電させた熱ヘッド、又は熱ヘッドにバイアス電圧を印
加させることの記載と、記録層が滑性を有し、ポリプロ
ピレン、ポリプロピレン系共重合体、フッ素化アクリル
−アクリル共重合体、パーフロロアルキルアクリレー
ト、シリコーン系ポリマーまたはこれらの混合物からな
る記録用媒体であることが記載されている。
【0006】又、特願平2-288060号では、上記樹脂層で
ある誘電体の特性で、材料のガラス転位温度が使用環境
温度以上であること、及びその熱変形温度がガラス転位
温度より高いことと熱変形温度が熱書き込み温度より高
いことが記載されている。この場合、TdfがTgより
十分高いものでないと記録層を繰返し使用するのには耐
えられない。具体的にはTdfとTgの差が50℃以上、
好ましくは 100℃以上が望まれる。しかしながら、多く
の高分子は、Tgプラス50〜60℃が軟化点すなわち熱軟
化温度Tdのものが多い。ちなみに、上記特願平2-2880
60号における実施例においても下記表1のごとくであ
り、ポリプロピレン(PP)は繰返しには不向きであ
り、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)でも一応使用に耐えると
いえども十分な繰返し特性を有しないという問題点があ
った。さらに特願平2-213756号において記載されている
ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポ
リエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリカ−ボネ−ト
(PC)などもTgが低く、従ってTdfも低く繰返し
記録特性には問題点があった。
ある誘電体の特性で、材料のガラス転位温度が使用環境
温度以上であること、及びその熱変形温度がガラス転位
温度より高いことと熱変形温度が熱書き込み温度より高
いことが記載されている。この場合、TdfがTgより
十分高いものでないと記録層を繰返し使用するのには耐
えられない。具体的にはTdfとTgの差が50℃以上、
好ましくは 100℃以上が望まれる。しかしながら、多く
の高分子は、Tgプラス50〜60℃が軟化点すなわち熱軟
化温度Tdのものが多い。ちなみに、上記特願平2-2880
60号における実施例においても下記表1のごとくであ
り、ポリプロピレン(PP)は繰返しには不向きであ
り、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)でも一応使用に耐えると
いえども十分な繰返し特性を有しないという問題点があ
った。さらに特願平2-213756号において記載されている
ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポ
リエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリカ−ボネ−ト
(PC)などもTgが低く、従ってTdfも低く繰返し
記録特性には問題点があった。
【0007】
【表1】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、Tgが十分
高く、したがってTdfも十分高い高分子化合物(Tg
>200℃)を含む表面層と、そのTdfより十分低い熱
書き込み温度であるTgが150℃以下の高分子化合物を
含む下層を積層してなる記録層を用いて、繰返し記録特
性がより優れた静電熱記録材料を提供しようとするもの
である。
高く、したがってTdfも十分高い高分子化合物(Tg
>200℃)を含む表面層と、そのTdfより十分低い熱
書き込み温度であるTgが150℃以下の高分子化合物を
含む下層を積層してなる記録層を用いて、繰返し記録特
性がより優れた静電熱記録材料を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載されたとおり
の熱転写記録材料である。
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載されたとおり
の熱転写記録材料である。
【0010】まず、本発明の熱転写記録材料の構成及び
それを用いる熱転写記録方法を図面を参照して具体的に
説明する。
それを用いる熱転写記録方法を図面を参照して具体的に
説明する。
【0011】図1は、本発明の静電熱記録材料の構成を
示すための断面の模式図であって、導電層3の上に静電
熱記録層の下層1と表面層8からなる記録層2を積層し
たものである。この静電熱記録材料を用いた静電熱記録
方法の概要は図2〜図6に示すとおりである 帯電工程(図2) コロナ放電による方法が最も均一な帯電となるが、金属
ローラーに電圧印加させる方法や各種、有機、無機材表
面を有するブラシやスポンジ材を有するローラーで摩擦
帯電をする方法も用いうる。
示すための断面の模式図であって、導電層3の上に静電
熱記録層の下層1と表面層8からなる記録層2を積層し
たものである。この静電熱記録材料を用いた静電熱記録
方法の概要は図2〜図6に示すとおりである 帯電工程(図2) コロナ放電による方法が最も均一な帯電となるが、金属
ローラーに電圧印加させる方法や各種、有機、無機材表
面を有するブラシやスポンジ材を有するローラーで摩擦
帯電をする方法も用いうる。
【0012】熱信号による加熱工程(図3) 従来の熱静電記録では原稿と該記録媒体を重ね、赤外線
照射による黒字部の吸収−発熱を利用していた(アナロ
グ信号)が、本記録では熱ヘッドからのデジタル信号に
より加熱を行う。熱ヘッドは 8dot/mm〜16dot/mmの高解
像を有するシリアルヘッドやラインヘッドが用いられ
る。
照射による黒字部の吸収−発熱を利用していた(アナロ
グ信号)が、本記録では熱ヘッドからのデジタル信号に
より加熱を行う。熱ヘッドは 8dot/mm〜16dot/mmの高解
像を有するシリアルヘッドやラインヘッドが用いられ
る。
【0013】現像工程(図4) 通常の電子写真で行なわれている粉体トナー現像や液体
トナー現像と同じであるが、反転現像である。[熱信号
が入らずに残存している電荷(図ではマイナス電荷)と
同一符号のトナーの反発電界による現像] 転写工程(図5) この工程も電子写真と同じに行なわれる。粉体トナーの
場合は転写後熱ローラーで加熱定着する。液体トナーの
場合は残存する液体を乾燥するのみでよい。
トナー現像と同じであるが、反転現像である。[熱信号
が入らずに残存している電荷(図ではマイナス電荷)と
同一符号のトナーの反発電界による現像] 転写工程(図5) この工程も電子写真と同じに行なわれる。粉体トナーの
場合は転写後熱ローラーで加熱定着する。液体トナーの
場合は残存する液体を乾燥するのみでよい。
【0014】クリーニング工程(図6) 転写後、次の像を写すために良い表面を保証するべく、
静電熱記録層に残った粉体トナー又は液体トナーを再使
用する前に取り除かなければならない。この様な工程の
くり返しにより、デジタル情報を普通紙に記録できる。
静電熱記録層に残った粉体トナー又は液体トナーを再使
用する前に取り除かなければならない。この様な工程の
くり返しにより、デジタル情報を普通紙に記録できる。
【0015】本発明の記録材料の記録層の組成および構
成は、ガラス転移温度が 200℃以上の高分子物質、例え
ば、ポリイミド(PI)(Tg=310℃)、ポリアミド
イミド(PAI)(Tg= 280℃)、芳香族ポリアミド
(APA)(Tg= 280℃)、ポリパラバン酸(PP
A)(Tg= 290℃)、ポリエーテルスルフォン(PE
S)(Tg= 230℃)などが用い得る。これらの耐熱性
に優れた高分子化合物を含む表面層の下に、Tgが150
℃以下の高分子化合物からなる層を積層する。このTg
が150℃以下の高分子化合物の例としては、第1表に挙
げたPP、PET、PBT、PE、PVC、PEN、P
Cなどが用い得る。なお、上記の耐熱性表面層に滑性を
持たすために、シリコ−ン系高分子を共重合させること
により、更によりよい繰返し特性を得ることができる。
成は、ガラス転移温度が 200℃以上の高分子物質、例え
ば、ポリイミド(PI)(Tg=310℃)、ポリアミド
イミド(PAI)(Tg= 280℃)、芳香族ポリアミド
(APA)(Tg= 280℃)、ポリパラバン酸(PP
A)(Tg= 290℃)、ポリエーテルスルフォン(PE
S)(Tg= 230℃)などが用い得る。これらの耐熱性
に優れた高分子化合物を含む表面層の下に、Tgが150
℃以下の高分子化合物からなる層を積層する。このTg
が150℃以下の高分子化合物の例としては、第1表に挙
げたPP、PET、PBT、PE、PVC、PEN、P
Cなどが用い得る。なお、上記の耐熱性表面層に滑性を
持たすために、シリコ−ン系高分子を共重合させること
により、更によりよい繰返し特性を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
する。下記表2は本発明の実施例の静電熱記録材料の記
録層の表面層と下層それぞれの材料と厚さ及びこの静電
熱記録材料の使用結果を示すものである。
する。下記表2は本発明の実施例の静電熱記録材料の記
録層の表面層と下層それぞれの材料と厚さ及びこの静電
熱記録材料の使用結果を示すものである。
【0017】
【表2】
【0018】上記表2の繰返し可能回数とは、繰返し記
録を行った時に画像に不具合が生じるまでの記録回数で
あり、記録層の特性が劣化して記録濃度が1.0以下にな
るか、または、滑性不足による地肌汚れが生じるまでの
記録回数を示す。( )内に、不具合のモードを示し
た。記録の条件は、上記の記録材料からなる静電熱記録
層にマイナス500Vの帯電をし、 8dot/mmのサーマルヘ
ッドで熱書き込みをし、マイナス極性の現像剤で現像
後、PPC用紙に転写して画像を得た。
録を行った時に画像に不具合が生じるまでの記録回数で
あり、記録層の特性が劣化して記録濃度が1.0以下にな
るか、または、滑性不足による地肌汚れが生じるまでの
記録回数を示す。( )内に、不具合のモードを示し
た。記録の条件は、上記の記録材料からなる静電熱記録
層にマイナス500Vの帯電をし、 8dot/mmのサーマルヘ
ッドで熱書き込みをし、マイナス極性の現像剤で現像
後、PPC用紙に転写して画像を得た。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、静電熱記録層を二
層からなる積層構造とすることによって、(1)低いエネ
ルギ−(低温)における電位減衰が可能であること、す
なわち、高感度であるということ、(2)サ−マルヘッド
による書込み時の熱変形防止および滑性不足による静電
潜像の乱れの防止、すなわち、繰り返し使用中に発生す
る地肌汚れ、ID低下の防止ができる。
層からなる積層構造とすることによって、(1)低いエネ
ルギ−(低温)における電位減衰が可能であること、す
なわち、高感度であるということ、(2)サ−マルヘッド
による書込み時の熱変形防止および滑性不足による静電
潜像の乱れの防止、すなわち、繰り返し使用中に発生す
る地肌汚れ、ID低下の防止ができる。
【0020】すなわち、記録媒体として高分子化合物の
熱的特性の難点が解決でき、信頼性の高い静電熱記録材
料が提供できる。
熱的特性の難点が解決でき、信頼性の高い静電熱記録材
料が提供できる。
【図1】本発明の静電熱記録材料の構成を示すための断
面の模式図、
面の模式図、
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】以上、本発明の静電熱記録材料を用いた静電熱
記録方法の工程の説明図である。
記録方法の工程の説明図である。
1…下層、 2…静電熱記録層、 3…導電層、 4…負のコロナ帯電装置、 5…熱ヘッド、 6…トナー、 7…紙、 8…表面層、 12…正のコロナ帯電装置、 14…クリーナー
Claims (3)
- 【請求項1】 導電層上に記録層を有する静電熱記録材
料において、この記録層が、ガラス転移温度が150℃以
下の高分子化合物を含む下層とガラス転移温度が200℃
以上の高分子化合物を含む表面層とからなることを特徴
とする静電熱記録材料。 - 【請求項2】 下層に含まれる高分子化合物が、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエチレンテ
レフタレ−ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリエチ
レンナフタレ−ト、ポリカ−ボネ−トの中のいずれかで
あることを特徴とする請求項1記載の静電熱記録材料。 - 【請求項3】 表面層に含まれる高分子化合物が、ガラ
ス転移温度が200℃以上の耐熱成分と、シリコ−ン系滑
性成分とを含む共重合体であることを特徴とする請求項
1または請求項2記載の静電熱記録材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22404891A JPH0561210A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 静電熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22404891A JPH0561210A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 静電熱記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561210A true JPH0561210A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16807780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22404891A Pending JPH0561210A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 静電熱記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0561210A (ja) |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP22404891A patent/JPH0561210A/ja active Pending
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