JPH0561250B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0561250B2 JPH0561250B2 JP57109180A JP10918082A JPH0561250B2 JP H0561250 B2 JPH0561250 B2 JP H0561250B2 JP 57109180 A JP57109180 A JP 57109180A JP 10918082 A JP10918082 A JP 10918082A JP H0561250 B2 JPH0561250 B2 JP H0561250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- white petrolatum
- base
- present
- betamethasone
- acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明はコルチコステロイド類の新しい外用製
剤に関する。更に詳しくは、本発明は外用抗炎症
剤として有用なコルチコステロイド類を非晶質化
し、基剤中に分散せしめたコルチコステロイド類
外用製剤に関する。 ステロイド外用剤では、その効果が一般に基剤
と主成分との混合状態(分散または溶解)と経皮
吸収の程度に左右され、主成分を基剤に分散させ
るより溶解させる方が効力は増大するが、逆に溶
解度が高くなりすぎると主成分と放出性が低下し
て効力か落ちることが知られている。 本発明者らは、これらの点に鑑み、従来使用さ
れている主薬分散型外用剤について種々検討した
結果、主薬の結晶性を低下させることにより、す
なわち、非晶質化することにより主薬の放出性が
増大し、経皮九の著しい改善が達成されることを
見いだした。このことは、ステロイド剤の吸収に
よる一つの薬理作用であう血管収縮による蒼白斑
を比較することにより確認され、本発明外用製剤
を完成した。 本発明外用製剤において主成分となるコルチコ
ステロイドとは、酢酸ヒドロコルチゾン、17−ブ
チルビドロコルチゾン、ブレドニゾロン、デキサ
メタゾン、トリアムシノロアセトニド、吉草酸ベ
タメタゾン、フルオシノロンアセトニド、ジプロ
ピオン酸ベクロメタゾン、ジプロピオン酸ベタメ
タゾン等を意味する。これらの主成分は外用製剤
中、その通常の有効量で使用される。 本発明外用製剤の基剤は特に限定はされない
が、より好ましくは、油脂性軟膏基剤、たとえ
ば、植物油、改良植物油、硬化油などの油脂類、
セタノール、ステアリルアルコール、オレイルア
ルコールなどの脂肪酸、高級アルコール類、高級
脂肪酸類、ミツロウ、白ロウ、鯨ロウなどの脂肪
酸エステル類、ワセリン、流動パラフイン、スク
ワランなどの炭化水素類、プラスチベース、ラノ
リン類などが好適である。 主薬の非晶質化法は特に限定はされないが、た
とえば、結晶セルロースあるいはシクロデキスト
リン類との混合粉砕(たとえば、Chem.Pharm.
Bull.25(12)3340〜3346(1977))、ポリビニルピロリ
ドンとの共沈(たとえば、Chem.Pharm.Bull.27
(1)31〜37(1979))、軽質無水ケイ酸、メタケイ酸
アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウムなどの多孔質担体への吸着(たとえば、
Jounal cf Phamaceutical Sciences Vol.61 No.
9 Sept.1972 1430〜1435)などにより得られ
る。 以下に本発明外用剤の有効性に関するデータを
示す。 実施例 市販の絆創膏(パツチテスト用絆創膏:鳥居薬
品)に本発明供試製剤を一定量塗布し、これを治
験者10名の前腕に貼付して一定時間放置する。次
いで絆創膏を除去し、除去後一定時間後に貼付跡
の落合白斑(血管収縮)の程度又は有無を判定す
る。第1表は酢酸ハイドロコルチゾンの例で蒼白
斑の有無による陽性率で結果を示したものであ
り、非晶質化することにより効力が増大すること
が判明した。第2表はジプロピオン酸ベタメタゾ
ンの例で蒼白度を4段階に分級し、その加重平均
値を対照薬として使用した既存軟膏による同様な
蒼白度を100として相対値で示したものであり、
本発明製剤が優れていることを示している。
剤に関する。更に詳しくは、本発明は外用抗炎症
剤として有用なコルチコステロイド類を非晶質化
し、基剤中に分散せしめたコルチコステロイド類
外用製剤に関する。 ステロイド外用剤では、その効果が一般に基剤
と主成分との混合状態(分散または溶解)と経皮
吸収の程度に左右され、主成分を基剤に分散させ
るより溶解させる方が効力は増大するが、逆に溶
解度が高くなりすぎると主成分と放出性が低下し
て効力か落ちることが知られている。 本発明者らは、これらの点に鑑み、従来使用さ
れている主薬分散型外用剤について種々検討した
結果、主薬の結晶性を低下させることにより、す
なわち、非晶質化することにより主薬の放出性が
増大し、経皮九の著しい改善が達成されることを
見いだした。このことは、ステロイド剤の吸収に
よる一つの薬理作用であう血管収縮による蒼白斑
を比較することにより確認され、本発明外用製剤
を完成した。 本発明外用製剤において主成分となるコルチコ
ステロイドとは、酢酸ヒドロコルチゾン、17−ブ
チルビドロコルチゾン、ブレドニゾロン、デキサ
メタゾン、トリアムシノロアセトニド、吉草酸ベ
タメタゾン、フルオシノロンアセトニド、ジプロ
ピオン酸ベクロメタゾン、ジプロピオン酸ベタメ
タゾン等を意味する。これらの主成分は外用製剤
中、その通常の有効量で使用される。 本発明外用製剤の基剤は特に限定はされない
が、より好ましくは、油脂性軟膏基剤、たとえ
ば、植物油、改良植物油、硬化油などの油脂類、
セタノール、ステアリルアルコール、オレイルア
ルコールなどの脂肪酸、高級アルコール類、高級
脂肪酸類、ミツロウ、白ロウ、鯨ロウなどの脂肪
酸エステル類、ワセリン、流動パラフイン、スク
ワランなどの炭化水素類、プラスチベース、ラノ
リン類などが好適である。 主薬の非晶質化法は特に限定はされないが、た
とえば、結晶セルロースあるいはシクロデキスト
リン類との混合粉砕(たとえば、Chem.Pharm.
Bull.25(12)3340〜3346(1977))、ポリビニルピロリ
ドンとの共沈(たとえば、Chem.Pharm.Bull.27
(1)31〜37(1979))、軽質無水ケイ酸、メタケイ酸
アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグ
ネシウムなどの多孔質担体への吸着(たとえば、
Jounal cf Phamaceutical Sciences Vol.61 No.
9 Sept.1972 1430〜1435)などにより得られ
る。 以下に本発明外用剤の有効性に関するデータを
示す。 実施例 市販の絆創膏(パツチテスト用絆創膏:鳥居薬
品)に本発明供試製剤を一定量塗布し、これを治
験者10名の前腕に貼付して一定時間放置する。次
いで絆創膏を除去し、除去後一定時間後に貼付跡
の落合白斑(血管収縮)の程度又は有無を判定す
る。第1表は酢酸ハイドロコルチゾンの例で蒼白
斑の有無による陽性率で結果を示したものであ
り、非晶質化することにより効力が増大すること
が判明した。第2表はジプロピオン酸ベタメタゾ
ンの例で蒼白度を4段階に分級し、その加重平均
値を対照薬として使用した既存軟膏による同様な
蒼白度を100として相対値で示したものであり、
本発明製剤が優れていることを示している。
【表】
【表】
以下に実施例を示すが、これら実施例は何ら本
発明を限定するものではない。なお、各実施例に
おいて%はすべて重量(w/w)%を示す。 実施例 1 酢酸ピドロコルチゾン 5% 結晶セルロース 20% 白色ワセリン 75% 酢酸ヒドロコルメチゾン(このものの処理前の
粉末X線回折像は第1図である。)と結晶セルロ
ースを1:4の比で混合粉砕により非晶質化し
(得られた粉末のX線回折像は第2図である。)白
色ワセリンを加え、均一に混合分散する。 実施例 2 酢酸ピドロコルチゾン 5% ポリビニルピロリドン(平均分子量約10000)
10% 白色ワセリン 85% 酢酸ヒドロコルメチゾンとポリビニルピロリド
ンの1:2混合物をエタノールに溶かし、溶媒を
減圧留去し、共沈物を得(このものの粉末X線回
折像は第3図である。)、これに白色ワセリンを加
え均一に混合する。 実施例 3 ジプロピオン酸ベタメタゾン 0.064% 結晶セルロース 0.576% 白色ワセリン 99.36% 実施例1と同様に製する。 実施例 4 ジプロピオン酸ベタメタゾン 0.064% ポリビニルピロリドン(平均分子量約10000)
0.064% 白色ワセリン 99.872% 実施例2と同様に製する。 実施例 5 酢酸ヒドロコルチゾン 1% ポリビニルピロリドン(平均分子量約10000)
2% 白色ワセリン 97% 実施例2と同様に製する。 実施例 6 吉草酸ベタメタゾン 0.06% 結晶セルロース 0.54% 白色ワセリン 99.4% 実施例1と同様に製する。 実施例 7 ジプロピオン酸ベタメタゾン 0.064% メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 0.256% 流動パラフイン 10% 白色ワセリン 89.68% ジプロピオン酸ベタメタゾンをエタノールに溶
かし、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムをその
中に加え、溶媒を減圧留去して非晶質化し、これ
に流動パラフイン、白色ワセリンを加え、加熱し
均一に混合する。 実施例 8 酢酸ヒドロコルチゾン 1% メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 4% 流動パラフイン 10% 白色ワセリン 85% 実施例7と同様に製する。尚、非晶化の度合を
示す粉末X線回折像は第4図である。
発明を限定するものではない。なお、各実施例に
おいて%はすべて重量(w/w)%を示す。 実施例 1 酢酸ピドロコルチゾン 5% 結晶セルロース 20% 白色ワセリン 75% 酢酸ヒドロコルメチゾン(このものの処理前の
粉末X線回折像は第1図である。)と結晶セルロ
ースを1:4の比で混合粉砕により非晶質化し
(得られた粉末のX線回折像は第2図である。)白
色ワセリンを加え、均一に混合分散する。 実施例 2 酢酸ピドロコルチゾン 5% ポリビニルピロリドン(平均分子量約10000)
10% 白色ワセリン 85% 酢酸ヒドロコルメチゾンとポリビニルピロリド
ンの1:2混合物をエタノールに溶かし、溶媒を
減圧留去し、共沈物を得(このものの粉末X線回
折像は第3図である。)、これに白色ワセリンを加
え均一に混合する。 実施例 3 ジプロピオン酸ベタメタゾン 0.064% 結晶セルロース 0.576% 白色ワセリン 99.36% 実施例1と同様に製する。 実施例 4 ジプロピオン酸ベタメタゾン 0.064% ポリビニルピロリドン(平均分子量約10000)
0.064% 白色ワセリン 99.872% 実施例2と同様に製する。 実施例 5 酢酸ヒドロコルチゾン 1% ポリビニルピロリドン(平均分子量約10000)
2% 白色ワセリン 97% 実施例2と同様に製する。 実施例 6 吉草酸ベタメタゾン 0.06% 結晶セルロース 0.54% 白色ワセリン 99.4% 実施例1と同様に製する。 実施例 7 ジプロピオン酸ベタメタゾン 0.064% メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 0.256% 流動パラフイン 10% 白色ワセリン 89.68% ジプロピオン酸ベタメタゾンをエタノールに溶
かし、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムをその
中に加え、溶媒を減圧留去して非晶質化し、これ
に流動パラフイン、白色ワセリンを加え、加熱し
均一に混合する。 実施例 8 酢酸ヒドロコルチゾン 1% メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 4% 流動パラフイン 10% 白色ワセリン 85% 実施例7と同様に製する。尚、非晶化の度合を
示す粉末X線回折像は第4図である。
第1図〜第4図はそれぞれ粉末X線回折像を示
すチヤートである。
すチヤートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 混合粉砕、共沈物生成、または多孔質表面に
吸着させることにより非晶質化したコルチコステ
ロイドと基剤からなる外用製剤。 2 コルチコステロイドが酢酸ヒドロコルチゾ
ン、吉草酸ベタメタゾンまたはジプロピオン酸ベ
タメタゾンである特許請求の範囲1に記載の製
剤。 3 基剤が油脂性基剤である特許請求の範囲1に
記載の製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10918082A JPS58225010A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | コルチコステロイド類外用製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10918082A JPS58225010A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | コルチコステロイド類外用製剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58225010A JPS58225010A (ja) | 1983-12-27 |
| JPH0561250B2 true JPH0561250B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=14503676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10918082A Granted JPS58225010A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | コルチコステロイド類外用製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58225010A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5656286A (en) * | 1988-03-04 | 1997-08-12 | Noven Pharmaceuticals, Inc. | Solubility parameter based drug delivery system and method for altering drug saturation concentration |
| US5676968A (en) * | 1991-10-31 | 1997-10-14 | Schering Aktiengesellschaft | Transdermal therapeutic systems with crystallization inhibitors |
| US20070020299A1 (en) | 2003-12-31 | 2007-01-25 | Pipkin James D | Inhalant formulation containing sulfoalkyl ether cyclodextrin and corticosteroid |
| US12370352B2 (en) | 2007-06-28 | 2025-07-29 | Cydex Pharmaceuticals, Inc. | Nasal and ophthalmic delivery of aqueous corticosteroid solutions |
| JP5901156B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2016-04-06 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 無機有機複合粒子及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542316A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-09 | Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd | Solid pharmaceutical composition containing nifedipene |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP10918082A patent/JPS58225010A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58225010A (ja) | 1983-12-27 |
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