JPH0561436A - デイスプレイ装置の駆動方法 - Google Patents

デイスプレイ装置の駆動方法

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JPH0561436A
JPH0561436A JP22290391A JP22290391A JPH0561436A JP H0561436 A JPH0561436 A JP H0561436A JP 22290391 A JP22290391 A JP 22290391A JP 22290391 A JP22290391 A JP 22290391A JP H0561436 A JPH0561436 A JP H0561436A
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Giichi Kanazawa
義一 金澤
Shigeki Kameyama
茂樹 亀山
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ表示を行うディスプレイ装置の駆動方
法に関し、移動画像(例えばカーソル移動)の2重写り
や、輪郭の2重写り等の発生を防止することを目的とす
る。 【構成】 各フレーム期間内において、各ライン毎に順
次当該ラインの表示要素に対する表示データの書き換え
を行う表示期間と、各ライン毎に順次当該ラインの全表
示要素に対する消去動作を行う表示中断期間とが設定さ
れる。あるいは該表示期間と該表示中断期間とが、各フ
レーム毎に交互に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ表示をディスプレ
イ装置、特に交流型プラズマ・ディスプレイ、DC型メ
モリ方式プラズマ・ディスプレイ、アクティブマトリッ
クス型LCD(TFT)などのパネル・ディスプレイ装
置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来技術としての交流型プラズマ
・ディスプレイの基本構成を例示するもので、パネル5
にはマトリックス状に放電セルCが配列されており、該
放電セルC内で放電を生じさせるための縦電極X1 乃至
Xmおよび横電極Y1 乃至Ymには、それぞれ縦電極ド
ライバーIC3および横電極ドライバーIC4から、後
述する図7で示されような駆動波形を有する高圧出力が
印加される。なお1は該各ドライバIC3および4に対
する電源回路、2は該各ドライバIC3および4に対す
る制御回路であって、該制御回路2には水平および垂直
同期信号や表示データ(1ライン毎にどの放電セルを発
光表示させるかというデータ)などを含むインタフェー
ス信号が入力され、このようにして外部から入力された
データを揃えてどの放電セルを選択的に発光表示させる
かのデータを何時どのラインの電極に出力させるか等の
制御(表示データやスキャンの制御)がなされる。
【0003】図7は上記図6の装置における各駆動波形
をタイミング図で例示するもので、1駆動サイクル(1
水平同期期間)内の駆動波形が示されている。そして図
7(A)は上記縦電極ドライバ3から、ある縦電極(X
nとする)に印加される縦電極波形中の1駆動サイクル
分の駆動波形を示しており、図7(B)は上記横電極ド
ライバ4から、ある横電極(この場合放電セルに対する
表示データの書き換えがなされるライン(この場合1ラ
イン毎に順次表示データの書き換えがなされる)を意味
しており、これをYnとする)に印加される横電極波形
中の1駆動サイクル(そのラインに対する表示データの
書き換えがなされる駆動サイクル)分の駆動波形を示し
ている。
【0004】該図7に示されるように該駆動波形はアド
レス期間と維持放電期間に分れており、アドレス期間で
は、縦電極と横電極によって印加された書き込み電圧に
より該当行(ライン)の放電セルに対し、表示データに
対応した書き込みを行う(換言すれば、表示データに対
応して、該当ラインの各放電セルに対し、書き込みを行
うか否かが決定される)。
【0005】すなわち、そのラインに対する表示データ
の書き換えがなされる駆動サイクルにおいては、先ず当
該ラインの横電極波形Yn(図7(B))中に示される
細幅消去パルスEPによって、前フレームでの維持放電
を強制終了させるための消去放電がなされ(すなわち前
フレームで発光していた当該ラインの放電セルを一旦す
べて消し)、次いで当該ラインに書き込みパルスWPが
印加される(なおMPは後述する維持パルスである)。
そしてこのとき、ある縦電極波形Xn(図7(A))
に、表示データに相当するライトキャンセルパルスWC
が出力されていない(すなわちWCがオフ)か、あるい
は出力されている(すなわちWCがオン)かによって、
当該ライン(横電極)Ynと該、縦電極Xnとの交点に
位置する放電セルCに書き込みがなされる(すなわち放
電発光させる)か、書き込みがなされない(すなわち消
される)かが決定される。
【0006】なお、該縦電極波形Xnおよび横電極波形
Ynに示されるMPは維持パルスであって、上述したよ
うにして上記放電セルCに書き込みがなされた場合に
は、該各電極に印加される維持パルスMP(当該ライン
に対する表示データの書き換えがなされない駆動サイク
ルにおいては、当該ラインの横電極波形Ynにはアドレ
ス期間はなく、単に所定周期で維持パルスMPのみが印
加される)によってその放電状態が維持される(すなわ
ち次回(次のフレーム)の該当ラインにおける上記アド
レス期間でデータ書き換えが行われない限り、その放電
状態が持続される)。一方、上述したようにして上記放
電セルCに書き込みがなされなかった場合には、その後
上記維持パルスMPが印加されても、維持放電はなされ
ない(すなわち次回の該当ラインにおける上記アドレス
期間でデータ書き換えが行われない限り放電は起らな
い)。なお縦電極波形Xnには各駆動サイクル毎にアド
レス期間があり、その際上記ライトキャンセルパルスW
Cが出力されていないか否かによって、そのとき書き換
えがなされているラインYnにおける各放電セルに、デ
ータの書き込みがなされるか否かが決定される。
【0007】図7(C)は上記駆動サイクルにおいて該
当セルに表示データを書き込む場合(すなわち上記ライ
トキャンセルパルスWCがオフの場合)のセル電圧波形
(Yn−Xn)を示しており、また図7(C′)は上記
該当セルに表示データを書き込まない場合(すなわち上
記ライトキャンセルパルスWCがオンの場合)のセル電
圧波形(Yn−Xn)を示している。
【0008】すなわち上記図7(C)の場合には、上記
パルスWCがオフとされているため、上記書き込みパル
スWPを印加することによって、放電が起こり、その後
当該放電セルの電極上に誘電体層を介して(すなわち誘
電体層表面上に)電荷(壁電荷)が蓄積される(すなわ
ち図7(C)の時点Tで放電開始電圧を越えてセルに書
き込み放電を生じ壁電荷が形成される)。これにより次
に維持パルスMPが印加された場合には、上記ドライバ
IC3又は4より加えられた維持電圧(維持パルスの電
圧)と上記壁電荷による電位とがセル内部で加算され、
実効電圧としては上記放電開始電圧を超え(すなわち書
き込みパルスWPに対応する電圧となり)、放電が起き
る。そしてこの維持パルスMPを極性を反転させながら
印加することで、放電が持続し、発光が繰り返されトー
タルで大きな輝度になる。そしてこの維持放電(維持パ
ルスによる放電)は、上述したように次回(次のフレー
ム)の該当ラインにおける上記アドレス期間において表
示データの書き換えが行われない限り、持続されること
になる。
【0009】一方、上記図7(C′)の場合には、上記
パルスWCがオンとされているため、該図7(C′)の
時点Tで当該セルの実効電圧が(WP−WC)(図7
(C′)にNWPとして示す)となって書き込みに必要
な電圧に達せず、当該セルへの書き込みは行われない。
したがってその後維持パルスMPが印加されても、上述
したように、該維持パルスによる維持放電はなく、次回
(次のフレーム)の該当ラインにおける上記アドレス期
間において表示データの書き換えが行われない限り、当
該セルでの放電は起らない。
【0010】なお上記図7では、各ライン毎に、表示デ
ータの書き換えがなされる駆動サイクルのアドレス期間
において一旦消去パルスEPによって前フレームでの維
持放電を強制的に終了させ、次いで今回のフレームで当
該ラインにおける必要な放電セルのみに表示データを書
き込んで、当該セルでの放電を行わせるような駆動波形
を示しているが、その代りに上記アドレス期間において
一旦当該ラインにおけるすべての放電セルに表示データ
を書き込み、次いで今回のフレームで当該ラインにおい
て必要な放電セルを消すようにすることもできる(後述
する図10参照)。
【0011】上述したようにパネルのスキャンは、CR
Tのように、左から右へ更に上から下へと1点毎に電子
を当てて表示を行う(点順次走査)とは異なり、1ライ
ン中のドットは同時に表示データ(上記図7の場合はラ
イトキャンセルパルスWCをオフとするかオンとするか
のデータ)が書き込まれ、その動作が上から下のライン
へと繰返される線順次走査である。
【0012】図8は上記図6の装置に対する従来例とし
てのパネル駆動タイミング図であって、該図中に示され
るスキャン・ラインは、縦方向480ラインのパネルの
場合において、1フレーム期間(1垂直同期期間)毎
に、上記各ラインの放電セルに対しデータ書き換えがな
される駆動サイクル(すなわち上記アドレス期間のある
駆動サイクル)が、時間の経過とともに順次上のライン
から下のラインへと繰返し移動して行く関係を示してい
る。更に上記図8には、1フレーム目で1ライン目に表
示されていた画像(1ライン目の全放電セルが点灯して
いる場合も、そのうちで所定の縦電極とつながる放電セ
ルのみが点灯している場合もありうる)が、2フレーム
目に2ライン目に移動して表示された場合が示されてい
る。すなわち1フレーム目に1ライン目で点灯していた
放電セルに対し、2フレーム目にデータ書き換えがなさ
れたことによって、該1ライン目の当該放電セル(1フ
レーム目で点灯していた放電セル)が2フレーム目で消
灯し、その直後に該2フレーム目で(すなわち該1ライ
ン目の当該放電セルの消灯後、時間tが経過した時点
で)、2ライン目の対応放電セル(上述したように2ラ
イン目の全放電セル又はそのうちで所定の縦電極とつな
がる放電セル)が点灯した場合が示されている。
【0013】このようにして、フレーム内の表示時間の
比率で制御する階調表示(後述する図9に示す)を行わ
ない限り、1度書き込まれたデータは、次のフレームで
書き換えが行われるまで、表示し続ける。そして上記交
流型プラズマ・ディスプレイにおいては、フレーム内の
時間を有効に使い、維持放電を重ねることで、トータル
の輝度の向上を図っている。
【0014】また階調表示の場合には、図9の駆動タイ
ミング図に示されるように、フレーム内の時間を表示時
間の異なるいくつかの期間(サブフィールド)に分割
し、その組合せで輝度の違い(階調)を表示している。
すなわち、図9に示される例では、上記フレーム(1垂
直同期期間)内を3つのサブフィールド1,2、および
3に分割し、該サブフィールド1,2、および3の時間
比を1:2:4に設定し、該図9に示されるように任意
のサブフィールドを選択して点灯させる(すなわち各ラ
イン(この場合1〜480ライン)について、各スキャ
ン・ライン1,2、および3に沿って時間的に移動する
最初の駆動サイクルが、上記各ラインに対するデータ書
き換えのための(すなわちアドレス期間のある)駆動サ
イクルとなる)ことによって、各ラインの放電セルに対
し0〜7の8段階の輝度が選択されうる。そして上記の
ように各サブフィールドの時間比を設定した場合、上記
スキャン・ライン1,2、および3に沿って、各ライン
の放電セルには、それぞれの重み付けがなされた(上記
8階調の場合には1:2:4の重み付けがなされた)表
示データが、該書き換えのための駆動サイクルにおいて
書き込まれることになる。
【0015】また図10は、他の従来例としての入力デ
ータとnライン駆動波形のタイミング図を示すもので、
前述したように上記アドレス期間において一旦当該ライ
ンにおけるすべての放電セルに表示データを書き込み、
次いで今回のフレームで点灯すべき放電セルを除き、他
の放電セルを消すようにした場合を示している。すなわ
ち図10(A)に示される各駆動サイクル(1水平同期
期間で例えば40μs程度とされる)毎に、図10
(B)で示されるように各ラインに対するデータ(各縦
電極に供給されるべきデータで、この場合図10(C)
に示される細幅消去パルスEPをキャンセルするための
イレースキャンセルデータ(イレースキャンセルパル
ス)EC)が入力される。すなわち例えば図10(B)
に示されるnライン目データとは、nライン目の各放電
セルに対するデータとして、どことどこの縦ラインに該
データECを入れるか(該データECを入れた場合に
は、上記消去パルスEPがキャンセルされて対応する放
電セルは点灯して、以後データ書き換えが行われるまで
上記維持放電が持続され、一方該データECを入れない
場合には、上記消去パルスEPが有効となって対応する
放電セルは消灯し、以後データ書き換えが行われるまで
維持放電しない)が設定されたデータである。
【0016】また図10(C)に示されるnライン駆動
波形は、上記図7の(B)に相当する横電極波形であ
り、該図10(C)中の中央部の駆動サイクルが該nラ
インに対するデータ書き換え用の駆動サイクルである。
ここで上記図10(C)に示される例では、上記図7の
場合と異なり、上述したように該nラインに対するすべ
ての放電セルに一旦書き込みパルスWPを印加して書き
込みを行い、その後上記細幅消去パルスEPが印加され
た時点で、上記縦ライン側からのイレースキャンセルデ
ータ(イレースキャンセルパルス)ECが印加されるか
否かに応じて書き込みを行うか否かが決まり、該データ
ECが印加されなかった放電セルは消されることにな
る。なお該図10(C)に示されるMPは前述した放電
維持パルスである。なお図10(B)に示される、例え
ばnライン目データは上記縦電極ドライバに転送された
後一旦ラッチされ、1駆動サイクル分だけ遅らされて、
該図10(C)に示される駆動波形中の上記消去パルス
EPをキャンセルするか否かを制御する。このようにし
て該図10(C)中の中央部の駆動サイクルで、該nラ
イン目の表示(換言すればnライン目の各放電セルに対
するデータ書き換え)が行われ、該nライン中、点灯し
ている放電セルについては図10(D)に示されるよう
な放電電流が流れる。なお図中、Tvsyncとあるの
は1フレーム期間(1垂直同期期間)であり、例えば1
6.7ms(1/60秒)とされる。
【0017】以上のように交流型プラズマ・ディスプレ
イをメモリ駆動した場合、スキャン・ラインに沿って順
次時間的に移動する表示書き換えが行われるライン(リ
フレッシュライン)以外の全ラインも、データ書き込み
がなされた放電セルは放電、点灯をしており、この放電
の繰り返しは例えば5〜10μsの間隔で行われてい
る。またDC型メモリ方式プラズマ・ディスプレイやア
クティブマトリックス型LCDにおいても同様な駆動が
行われ、輝度、コントラストの向上を図っている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにメモリ表
示を行うパネル・ディスプレイは、フレーム内の時間を
有効に使用しているため、次のフレームで該当ラインの
表示の書き換えが行われるまで表示を継続している。そ
こで移動画像(文字、グラフィック等の移動)表示を行
った場合、線が2重に見えることがある。
【0019】図11は上記の現象を説明するもので、該
図11は縦線を右から左へ移動表示するにあたり、nラ
イン目を書き換えている瞬間(図中、斜線付の○印は点
灯しているドットを示しており、白地の○印は前フレー
ムで点灯していたドットを示す)を示している。ここで
nライン目はそのデータ書き換え駆動サイクルにおい
て、前のフレームのデータを消して(すなわちnライン
目の右側の斜線付○印のドットを消して)、次の瞬間に
1ドット左のドットを点灯させるため、その瞬間は2ド
ット点灯しているように見え、この繰返しで縦線が2重
に見えることになる。実際には、カーソル移動や、マウ
スを移動させた場合のようにスムーススクロール表示等
の表示移動を行なった時に、このように線が2重に写っ
て見える錯覚現象が発生する。また階調表示を用いてビ
デオ表示を行った場合も、移動画像に対して輪郭の2重
写りが発生することが考えられる。
【0020】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、上記スムーススクロール表示等の表示移動
を行った時にも、移動画像の(例えば線の)2重写り
や、輪郭の2重写り等の発生を防止するようにしたもの
である。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の1形態によれば、メモリ表示を行うディス
プレイ装置の駆動方法であって、各フレーム期間内にお
いて、各ライン毎に順次当該ラインの表示要素に対する
表示データの書き換えを行う表示期間と、各ライン毎に
順次当該ラインの全表示要素に対する消去動作を行う非
表示期間とを設定することを特徴とするディスプレイ装
置の駆動方法が提供される。また本発明の他の形態によ
れば、上記表示期間と非表示期間とを各フレーム毎に交
互に設定することを特徴とするディスプレイ装置の駆動
方法が提供される。
【0022】
【作用】上記構成によれば、フレーム内での表示期間を
限定し、非表示期間を強制的に設けることにより、次の
フレームで新たな表示を始める直前の期間を表示中断期
間として、上記2重写りの現象を防止することができ
る。あるいはまた、上記表示期間と非表示期間とを各フ
レーム毎に交互に設けることにより、該非表示期間が表
示中断期間となり、上記2重写りの現象を防止すること
ができる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の1実施例としてのパネル駆動
タイミング図を示すもので、各フレームの途中で強制消
去のスキャンを行う点に特長がある。すなわち各フレー
ムにおける始めのスキャン(スキャン・ライン1で示さ
れる)は、各ラインに順次表示データの書き込みを行う
ためになされるもので、該スキャン・ライン1は上記図
8のスキャン・ラインに対応する。そして該スキャン・
ライン1に沿って順次各ラインの最初の駆動サイクル
(書き換えがなされる駆動サイクル)において、当該ラ
インの各放電セルに上記図7で説明したような駆動波が
印加されて、表示データの書き込みが行われ、このよう
にして表示データが書き込まれた放電セルは、該図1に
示される表示期間中は、それ以降の駆動サイクルにおい
て上記維持放電が持続されており放電点灯することとな
る。
【0024】次に各フレームにおいて2度目のスキャン
(スキャン・ライン2で示される)が、各ラインに対し
順次強制的な消去動作を行うためになされる。すなわち
該スキャン・ライン2に沿って順次各ラインの最初の駆
動サイクルにおいて、当該ラインに対し、図2(B)に
示されるような横電極波形(すなわち消去パルスEPは
存在するが書き込みパルスWPが存在しない)をもつ駆
動波が印加されて、該消去パルスEPにより当該ライン
における全放電セルが消灯され、このようにして表示中
断期間が設定される。
【0025】なお、この駆動サイクルにおける縦電極波
形(図2(A)に示される)に存在するライトキャンセ
ルパルスWCは、そのとき表示期間中にある他のライン
に対する表示データとして機能するものであり、該パル
スWCが出力されていないか否かによって、そのとき表
示期間にありかつデータ書き換えがなされる駆動サイク
ル中にある他のラインにおける各放電セルに対し、デー
タの書き込みを行うか否かが決定される。なお上記図1
に示される駆動タイミング図において、階調表示を行う
場合は、該図1中の表示期間内を、上記図9に示される
場合のように数個のサブフィールドに分割すればよい。
なお上記1フレーム(1垂直同期期間)は通常20ms
(1/50秒)から16.7ms(1/60秒)に設定さ
れる。
【0026】図3は本発明の他の実施例としての入力デ
ータと内部データとの関係を示すもので、上記表示期間
(点灯期間)と表示中断期間(消灯期間)とを、各フレ
ーム毎に交互に(例えば奇数フレームと偶数フレーム
に)設定したものである。このために、図3(A)に示
されるようにフレーム周波数を従来のほぼ2倍とし(す
なわち1フレーム期間を例えば10ms(1/100秒)
とし)、例えば奇数フレームで1画面分の表示を行ない
(すなわち図10(B)で説明したような各ラインに対
する入力データをそのまま内部データとしてとり込み
(すなわち外部から縦電極ドライバに転送し)、上記図
10(B)および図10(C)で説明したように、上記
イレースキャンセルデータECの有無に応じて、対応す
る放電セルを点灯させるか否かを決定し)、続く偶数フ
レームでは上記外部から縦電極ドライバに転送される内
部データを“0”として(すなわち上記イレースキャン
セルデータECを各ラインの全放電セルに対してすべて
“0”として上記図10(C)で説明した消去パルスE
Pを有効とし)、各ラインの全放電セルを消灯させるよ
うにする(図3(B)および(C)参照)。換言すれ
ば、上記偶数フレームでは、表示データとしての上記イ
レースキャンセルデータECをすべてグランドレベルと
して(ブランクデータとして)、各ラインの全放電セル
に対して表示中断を行わせるようにする。
【0027】図4は上記図3で説明した実施例の奇数フ
レームにおける、入力データとnライン駆動波形のタイ
ミング図を示すもので、この奇数フレームにおける該入
力データと該nライン駆動波形との関係は、上記図10
(B)および(C)で説明した場合と同等である(ただ
1フレーム期間が上述したように約10msとされたこと
により、1駆動サイクル期間(1水平走査期間)が約2
4μsとされている)。すなわち該奇数フレームにおい
ては、各ラインの各放電セルは、そのデータ書き換え駆
動サイクルにおいて、上記消去パルスEP(図4(C)
に示される)が印加された時点で、対向ライン側から
(例えば縦ライン側からの)イレースキャンセルデータ
(イレースキャンセルパルス)EC(図4(B)にnラ
イン目データとして総括的に示されている)が印加され
るか否かに応じて、当該放電セルに書き込みがなされた
か否か(すなわち点灯するか消灯するか)が決定され
る。
【0028】一方、図5は上記実施例の偶数フレームに
おける、入力データとnライン駆動波形のタイミング図
を示すもので、この偶数フレームでは上述したように、
内部に転送されるデータが図5(B)に示されるように
すべて“0”とされており(このように上記イレースキ
ャンセルデータ(イレースキャンセルパルス)ECを各
ラインの全放電セルに対してすべて“0”として、図5
(C)に示されるように全放電セルに対する消去パルス
EPを有効とし)、このようにして該データECが出力
されない(すなわちブランクデータとされる)ことによ
り、図5(D)に示されるように各ラインの全放電セル
において、上記維持放電を生ずることがなく消灯される
ことになる。このようにこの実施例では、フレーム周波
数を従来のほぼ2倍とし(例えば60Hzから100Hzに
変更し)、各フレーム毎に例えば奇数フレームで1画面
分の表示を行い、偶数フレームの表示データは、上述し
たようなブランクデータとして表示を行わないようにし
て、上述した2重写りの現象の緩和を計ったものであ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ディスプレイ装置を駆
動するにあたり、表示期間と非表示期間とが所定の割合
で交互に設定されるため、移動画像の2重写りや輪郭の
2重写り等の不具合が改善され、ディスプレイ装置の表
示品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例としてのパネル駆動タイミン
グ図である。
【図2】図1の表示中断期間における各ラインに対する
消去動作時の駆動波形のタイミング図である。
【図3】本発明の他の実施例としての入力データと内部
データのタイミング図である。
【図4】本発明の他の実施例としての入力データとnラ
イン駆動波形の、奇数フレームにおけるタイミング図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例としての入力データとnラ
イン駆動波形の、偶数フレームにおけるタイミング図で
ある。
【図6】本発明が適用されるプラズマ・ディスプレイ装
置を例示する図である。
【図7】図6の装置における各ラインに対するデータ書
き込み時の駆動波形のタイミング図である。
【図8】図6の装置に対する従来例としてのパネル駆動
タイミング図である。
【図9】図6の装置に対する階調表示を行う場合のパネ
ル駆動タイミング図である。
【図10】他の従来例としての入力データとnライン駆
動波形のタイミング図である。
【図11】従来技術によるパネル駆動を行った場合の2
重写りの現象を説明する図である。
【符号の説明】
1…電源回路 2…制御回路 3…縦電極ドライバ 4…横電極ドライバ 5…パネル EP…細幅消去パルス WP…書き込みパルス WC…ライトキャンセルパルス MP…維持パルス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ表示を行うディスプレイ装置の駆
    動方法であって、各フレーム期間内において、各ライン
    毎に順次当該ラインの表示要素に対する表示データの書
    き換えを行う表示期間と、各ライン毎に順次当該ライン
    の全表示要素に対する消去動作を行う非表示期間とを設
    定することを特徴とする、ディスプレイ装置の駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 メモリ表示を行うディスプレイ装置の駆
    動方法であって、各ライン毎に順次当該ラインの表示要
    素に対する表示データの書き換えを行う第1のフレーム
    期間と、各ライン毎に順次当該ラインの全表示要素に対
    する消去動作を行う第2のフレーム期間とを交互に設定
    することを特徴とする、ディスプレイ装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 当該ラインの全表示要素に対する消去動
    作を、当該ラインに消去パルスを印加し次いで当該ライ
    ンに対する書き込みパルスの印加を禁止することにより
    行う、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 当該ラインの全表示要素に対する消去動
    作を、当該ラインに先ず書き込みパルスを印加しその後
    消去パルスを印加する際に、該全表示要素に対してのキ
    ャンセルパルスの出力を禁止することにより行う、請求
    項1又は2に記載の方法。
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