JPH0561459B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0561459B2 JPH0561459B2 JP21467185A JP21467185A JPH0561459B2 JP H0561459 B2 JPH0561459 B2 JP H0561459B2 JP 21467185 A JP21467185 A JP 21467185A JP 21467185 A JP21467185 A JP 21467185A JP H0561459 B2 JPH0561459 B2 JP H0561459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- injection
- pressure
- valve
- fuel injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 146
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 128
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 128
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 14
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 14
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 10
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はデイーゼル機関の燃料噴射装置に関す
る。
る。
〔従来の技術〕
従来より各気筒が夫々一個の燃料噴射弁を具備
し、各燃料噴射弁を共通の高圧燃料蓄圧室に連結
したデイーゼル機関が公知である(米国特許第
3587547号明細書参照)。また、燃料噴射弁をピエ
ゾ圧電素子を用いて高速で開閉制御することによ
り燃料噴射を複数回に分割して行なうようにした
デイーゼル機関も公知である(特開昭60−17250
号公報参照)。
し、各燃料噴射弁を共通の高圧燃料蓄圧室に連結
したデイーゼル機関が公知である(米国特許第
3587547号明細書参照)。また、燃料噴射弁をピエ
ゾ圧電素子を用いて高速で開閉制御することによ
り燃料噴射を複数回に分割して行なうようにした
デイーゼル機関も公知である(特開昭60−17250
号公報参照)。
しかしながら機関高速高負荷運転時には大量の
燃料を短時間のうちに噴射する必要があり、その
ために上述の如く高圧燃料蓄圧室を具備したデイ
ーゼル機関においては高圧燃料蓄圧室内に蓄積し
た燃料をかなり高圧まで昇圧させなければならな
い。しかしながら実際には高圧燃料蓄圧室内に蓄
積した燃料を高圧に昇圧維持するための燃料圧送
ポンプの実現が困難であり、そのために高圧燃料
蓄圧室を用いたデイーゼル機関の実用化が遅れて
いるのが実情である。本発明はこのような実情に
鑑み、自発火を起こさない程度の燃料を事前に噴
射することにより高圧燃料蓄圧室内の燃料圧を低
下可能とし、それによつて高圧燃料蓄圧室を用い
たデイーゼル機関の実用化を図つたものである。
燃料を短時間のうちに噴射する必要があり、その
ために上述の如く高圧燃料蓄圧室を具備したデイ
ーゼル機関においては高圧燃料蓄圧室内に蓄積し
た燃料をかなり高圧まで昇圧させなければならな
い。しかしながら実際には高圧燃料蓄圧室内に蓄
積した燃料を高圧に昇圧維持するための燃料圧送
ポンプの実現が困難であり、そのために高圧燃料
蓄圧室を用いたデイーゼル機関の実用化が遅れて
いるのが実情である。本発明はこのような実情に
鑑み、自発火を起こさない程度の燃料を事前に噴
射することにより高圧燃料蓄圧室内の燃料圧を低
下可能とし、それによつて高圧燃料蓄圧室を用い
たデイーゼル機関の実用化を図つたものである。
なお、このように主噴射に先立つて事前噴射を
行うようにすると事前噴射を行うときの燃焼室内
の圧力、空気密度は主噴射が行われるときの燃料
室内の圧力、空気密度に比べて低くなる。従つて
事前噴射を行うときの噴射圧を主噴射を行うとき
の噴射圧と等しくしておくと事前噴射時には噴霧
が燃焼室壁まで到達して燃焼室壁に付着し、斯く
して未燃物(HC)の発生量が増加してしまう。
従つて事前噴射を行う際には噴霧が燃焼室壁に到
達しないように噴射圧を低下させる必要がある。
行うようにすると事前噴射を行うときの燃焼室内
の圧力、空気密度は主噴射が行われるときの燃料
室内の圧力、空気密度に比べて低くなる。従つて
事前噴射を行うときの噴射圧を主噴射を行うとき
の噴射圧と等しくしておくと事前噴射時には噴霧
が燃焼室壁まで到達して燃焼室壁に付着し、斯く
して未燃物(HC)の発生量が増加してしまう。
従つて事前噴射を行う際には噴霧が燃焼室壁に到
達しないように噴射圧を低下させる必要がある。
ところが高圧燃料蓄圧室内の燃料を燃料噴射弁
に供給するようにした場合には主噴射時であろう
と事前噴射時であろうと噴射圧は高圧燃料蓄圧室
内の燃料圧となる。従つて高圧燃料蓄圧室を用い
た場合、事前噴射を行うときの噴射圧を低下させ
るには高圧燃料蓄圧室内の燃料圧を低下させれば
よいことになるが高圧燃料蓄圧室内の燃料圧を低
下させるには時間を要し、斯くして応答遅れを生
ずる。従つて、高圧燃料蓄圧室を用いた場合に噴
射圧を低下させるには高圧燃料蓄圧室を用いた場
合に適した他の噴射圧の低下方法が必要とされ
る。
に供給するようにした場合には主噴射時であろう
と事前噴射時であろうと噴射圧は高圧燃料蓄圧室
内の燃料圧となる。従つて高圧燃料蓄圧室を用い
た場合、事前噴射を行うときの噴射圧を低下させ
るには高圧燃料蓄圧室内の燃料圧を低下させれば
よいことになるが高圧燃料蓄圧室内の燃料圧を低
下させるには時間を要し、斯くして応答遅れを生
ずる。従つて、高圧燃料蓄圧室を用いた場合に噴
射圧を低下させるには高圧燃料蓄圧室を用いた場
合に適した他の噴射圧の低下方法が必要とされ
る。
上記問題点を解決するために各気筒がピエゾ圧
電素子により制御される夫々一個の燃料噴射弁8
を具備し、各燃料噴射弁8を共通の高圧燃料蓄圧
室12に連結し、圧縮下死点から圧縮上死点前90
度以内に行なわれる等量比で0.3以下の事前燃料
噴射の噴射時期および噴射量を設定する事前噴射
設定手段70と、主噴射の噴射時期および噴射量
を設定する主噴射設定手段71とを具備し、更に
各燃料噴射弁8と高圧燃料蓄圧室12間に可変絞
り弁19を設けて事前噴射時に各燃料噴射弁8に
供給される高圧燃料の流路を絞るようにしてい
る。
電素子により制御される夫々一個の燃料噴射弁8
を具備し、各燃料噴射弁8を共通の高圧燃料蓄圧
室12に連結し、圧縮下死点から圧縮上死点前90
度以内に行なわれる等量比で0.3以下の事前燃料
噴射の噴射時期および噴射量を設定する事前噴射
設定手段70と、主噴射の噴射時期および噴射量
を設定する主噴射設定手段71とを具備し、更に
各燃料噴射弁8と高圧燃料蓄圧室12間に可変絞
り弁19を設けて事前噴射時に各燃料噴射弁8に
供給される高圧燃料の流路を絞るようにしてい
る。
第2図および第3図を参照すると、1はデイー
ゼル機関本体、2はシリンダブロツク、3はシリ
ンダヘツド、4はピストン、5は燃焼室、6は吸
気弁、7は排気弁、8は燃焼室5内に配置された
燃料噴射弁、9は吸気マニホルドを夫々示し、燃
料噴射弁8は燃料供給管10を介して各気筒に共
通の燃料蓄圧管11に連結される。燃料蓄圧管1
1はその内部に容積一定の蓄圧室12を有し、こ
の蓄圧室12内の燃料が燃料供給管10を介して
燃料噴射弁8に供給される。一方、蓄圧室12は
燃料供給管13を介して燃料供給ポンプ14の吐
出口に連結される。燃料供給ポンプ14の吸込口
は燃料ポンプ15の吐出口に連結され、この燃料
ポンプ15の吸込口は燃料リザーバタンク16に
連結される。また、燃料供給ポンプ14の吐出口
は燃料返戻導管17を介して燃料供給ポンプ14
の吸込側に連結され、この燃料返戻導管17内に
燃料供給ポンプ14の吐出圧を制御可能な調圧弁
18が配置される。従つてこの調圧弁18によつ
て蓄圧室12内の燃料圧が制御される。この調圧
弁18は電子制御ユニツト40に接続される。燃
料ポンプ15は燃料リザーバタンク16内の燃料
を燃料供給ポンプ14内に送り込むために設けら
れており、燃料ポンプ15がなくても燃料供給ポ
ンプ14内に燃料を吸込むことが可能な場合には
燃料ポンプ15を特に設ける必要はない。これに
対して燃料供給ポンプ14は高圧の燃料を吐出す
るために設けられており、燃料供給ポンプ14か
ら吐出された高圧の燃料は蓄圧室12内に蓄積さ
れる。
ゼル機関本体、2はシリンダブロツク、3はシリ
ンダヘツド、4はピストン、5は燃焼室、6は吸
気弁、7は排気弁、8は燃焼室5内に配置された
燃料噴射弁、9は吸気マニホルドを夫々示し、燃
料噴射弁8は燃料供給管10を介して各気筒に共
通の燃料蓄圧管11に連結される。燃料蓄圧管1
1はその内部に容積一定の蓄圧室12を有し、こ
の蓄圧室12内の燃料が燃料供給管10を介して
燃料噴射弁8に供給される。一方、蓄圧室12は
燃料供給管13を介して燃料供給ポンプ14の吐
出口に連結される。燃料供給ポンプ14の吸込口
は燃料ポンプ15の吐出口に連結され、この燃料
ポンプ15の吸込口は燃料リザーバタンク16に
連結される。また、燃料供給ポンプ14の吐出口
は燃料返戻導管17を介して燃料供給ポンプ14
の吸込側に連結され、この燃料返戻導管17内に
燃料供給ポンプ14の吐出圧を制御可能な調圧弁
18が配置される。従つてこの調圧弁18によつ
て蓄圧室12内の燃料圧が制御される。この調圧
弁18は電子制御ユニツト40に接続される。燃
料ポンプ15は燃料リザーバタンク16内の燃料
を燃料供給ポンプ14内に送り込むために設けら
れており、燃料ポンプ15がなくても燃料供給ポ
ンプ14内に燃料を吸込むことが可能な場合には
燃料ポンプ15を特に設ける必要はない。これに
対して燃料供給ポンプ14は高圧の燃料を吐出す
るために設けられており、燃料供給ポンプ14か
ら吐出された高圧の燃料は蓄圧室12内に蓄積さ
れる。
なお、燃料供給ポンプ14として可変容量型ポ
ンプを用いると更に好ましい。一方、各燃料供給
管10内には夫々可変絞り弁19が配置され、こ
れら可変絞り弁19によつて各燃料供給管10の
流路面積が制御される。第2図に示されるように
各燃料噴射弁8および可変絞り弁19は電子制御
ユニツト40に接続され、これら燃料噴射弁8お
よび可変絞り弁19は電子制御ユニツト40の出
力信号によつて制御される。また、機関本体1に
はクランクシヤフトの回転速度の1/2の速度で回
転する角度信号デイスク20,21が取付けら
れ、これら角度信号デイスク20,21の外周縁
に対面して圧縮下死点センサ22と角度信号セン
サ23が配置される。圧縮下死点センサ22は例
えば1番気筒が圧縮下死点にあることを示す出力
パルスを発生し、従つてこの圧縮下死点センサ2
2の出力パルスからいずれの気筒の燃料噴射弁8
を作動せしめるかを決定することができる。角度
信号センサ23はクランクシヤフトが一定角度回
転する毎に出力パルスを発生し、従つて角度信号
センサ23の出力パルスから機関回転数を計算す
ることができる。これらのセンサ22,23は電
子制御ユニツト40に接続される。また、アクセ
ルペダル24にはアクセルペダル24の踏込み量
に比例した出力電圧を発生する負荷センサ25が
取付けられる。この負荷センサ25は電子制御ユ
ニツト40に接続される。
ンプを用いると更に好ましい。一方、各燃料供給
管10内には夫々可変絞り弁19が配置され、こ
れら可変絞り弁19によつて各燃料供給管10の
流路面積が制御される。第2図に示されるように
各燃料噴射弁8および可変絞り弁19は電子制御
ユニツト40に接続され、これら燃料噴射弁8お
よび可変絞り弁19は電子制御ユニツト40の出
力信号によつて制御される。また、機関本体1に
はクランクシヤフトの回転速度の1/2の速度で回
転する角度信号デイスク20,21が取付けら
れ、これら角度信号デイスク20,21の外周縁
に対面して圧縮下死点センサ22と角度信号セン
サ23が配置される。圧縮下死点センサ22は例
えば1番気筒が圧縮下死点にあることを示す出力
パルスを発生し、従つてこの圧縮下死点センサ2
2の出力パルスからいずれの気筒の燃料噴射弁8
を作動せしめるかを決定することができる。角度
信号センサ23はクランクシヤフトが一定角度回
転する毎に出力パルスを発生し、従つて角度信号
センサ23の出力パルスから機関回転数を計算す
ることができる。これらのセンサ22,23は電
子制御ユニツト40に接続される。また、アクセ
ルペダル24にはアクセルペダル24の踏込み量
に比例した出力電圧を発生する負荷センサ25が
取付けられる。この負荷センサ25は電子制御ユ
ニツト40に接続される。
第4図に燃料噴射弁8と可変絞り弁19の側面
断面図を示す。第4図を参照すると26はノズ
ル、27はノズルホルダ、28はデイスタンスピ
ース、29はスペーサ、30はケースを夫々示
す。ノズル26、デイスタンスピース28および
スペーサ29内には直列に配置されたニードル3
1とプランジヤ32が摺動可能に挿入される。ノ
ズル26の先端部にはニードル31によつて開閉
制御されるノズル孔33が形成される。ニードル
31は円錐状をなす受圧面34を有し、この受圧
面34の周りにニードル加圧室35aが形成され
る。ニードル加圧室35aは一方では燃料通路3
5bおよび燃料導入孔35cを介して燃料供給管
10に連結され、他方ではニードル31の周りに
形成された環状の燃料通路35dを介してノズル
孔33に連結される。プランジヤ32の上端部は
プレート36に当接しており、このプレート36
とケース30の頂部内壁面間にピエゾ圧電素子3
7が挿入される。また、スペーサ29とプレート
36間にはプレート36を常時上方に向けて付勢
する皿ばね38が挿入される。このピエゾ圧電素
子37は薄板状の圧電素子を多数枚積層した積層
構造をなしており、このピエゾ圧電素子37に電
圧を印加するとピエゾ圧電素子37は電歪効果に
よつて長手方向の歪を生ずる、即ち長手方向に伸
びる。このときの応答性は極めて良好であり、電
圧を印加してから伸びるまでの応答時間は80μsec
程度である。電圧の印加を停止すればピエゾ圧電
素子37はただちに縮む。ピエゾ圧電素子37が
伸びるとニードル31はプランジヤ32を介して
下方に押圧され、その結果ニードル31がノズル
孔33を閉鎖する。従つてこのとき燃料の噴射が
停止される。一方、ニードル31の受圧面34に
は高圧の燃料圧が加わつているためにピエゾ圧電
素子37が縮むとニードル31はただちに上昇す
る。その結果、ニードル31がノズル孔33を開
口し、斯くして燃料噴射が行なわれる。このとき
のニードル31の上昇量はニードル31がデイス
タンスピース28に当接することによつて規制さ
れる。このようにピエゾ圧電素子37に印加する
電圧を制御することによつて燃料噴射を制御する
ことができる。ケース30には燃料ポンプ15の
吐出口に連結された燃料導入口39aと、リザー
バタンク16に連結された燃料排出口39bとが
形成され、燃料導入孔39aからケース30内に
流入した燃料によつてピエゾ圧電素子37が冷却
される。ピエゾ圧電素子37はリード線37aを
介して電子制御ユニツト40に接続される。
断面図を示す。第4図を参照すると26はノズ
ル、27はノズルホルダ、28はデイスタンスピ
ース、29はスペーサ、30はケースを夫々示
す。ノズル26、デイスタンスピース28および
スペーサ29内には直列に配置されたニードル3
1とプランジヤ32が摺動可能に挿入される。ノ
ズル26の先端部にはニードル31によつて開閉
制御されるノズル孔33が形成される。ニードル
31は円錐状をなす受圧面34を有し、この受圧
面34の周りにニードル加圧室35aが形成され
る。ニードル加圧室35aは一方では燃料通路3
5bおよび燃料導入孔35cを介して燃料供給管
10に連結され、他方ではニードル31の周りに
形成された環状の燃料通路35dを介してノズル
孔33に連結される。プランジヤ32の上端部は
プレート36に当接しており、このプレート36
とケース30の頂部内壁面間にピエゾ圧電素子3
7が挿入される。また、スペーサ29とプレート
36間にはプレート36を常時上方に向けて付勢
する皿ばね38が挿入される。このピエゾ圧電素
子37は薄板状の圧電素子を多数枚積層した積層
構造をなしており、このピエゾ圧電素子37に電
圧を印加するとピエゾ圧電素子37は電歪効果に
よつて長手方向の歪を生ずる、即ち長手方向に伸
びる。このときの応答性は極めて良好であり、電
圧を印加してから伸びるまでの応答時間は80μsec
程度である。電圧の印加を停止すればピエゾ圧電
素子37はただちに縮む。ピエゾ圧電素子37が
伸びるとニードル31はプランジヤ32を介して
下方に押圧され、その結果ニードル31がノズル
孔33を閉鎖する。従つてこのとき燃料の噴射が
停止される。一方、ニードル31の受圧面34に
は高圧の燃料圧が加わつているためにピエゾ圧電
素子37が縮むとニードル31はただちに上昇す
る。その結果、ニードル31がノズル孔33を開
口し、斯くして燃料噴射が行なわれる。このとき
のニードル31の上昇量はニードル31がデイス
タンスピース28に当接することによつて規制さ
れる。このようにピエゾ圧電素子37に印加する
電圧を制御することによつて燃料噴射を制御する
ことができる。ケース30には燃料ポンプ15の
吐出口に連結された燃料導入口39aと、リザー
バタンク16に連結された燃料排出口39bとが
形成され、燃料導入孔39aからケース30内に
流入した燃料によつてピエゾ圧電素子37が冷却
される。ピエゾ圧電素子37はリード線37aを
介して電子制御ユニツト40に接続される。
一方、可変絞り弁19はハウジング80と、ケ
ース81と、ハウジング80の中心軸線に沿つて
形成された軸孔82内に摺動可能に挿入された弁
体83と、軸孔82を横切つて延びる燃料通路8
4と、プレート85と、プレート85とケース8
1の頂部内壁面間に挿入されたピエゾ圧電素子8
6と、プレート85を常時上方に向けて押圧する
皿ばね87とを具備し、ピエゾ圧電素子86はリ
ード線86aを介して電子制御ユニツト40に接
続される。弁体83下方の軸孔82内には弁体8
3を常時プレート85に向けて押圧する圧縮ばね
88が挿入される。更に、弁体83下方の軸孔8
2はドレーンポート82aを介してリザーバタン
ク16に連結され、それによつて漏洩した燃料を
リザーバタンク16内に返戻するようにしてい
る。更に図面には示さないが弁体83内にはその
中心軸線に沿つて延びる軸孔が形成されており、
ハウジング80とプレート85間に漏洩した燃料
をこの軸孔およびドレーンポート82aを介して
リザーバタンク16内に返戻するようにしてい
る。弁体83の外周面上には巾広の大溝89と巾
狭の小溝90とが隣接して形成される。ピエゾ圧
電素子86に電圧が印加されていないとき、即ち
ピエゾ圧電素子86が収縮しているときには第4
図に示すように大溝89が燃料通路84と整列し
ている。このときには燃料通路84の絞り作用は
全く行なわれない。一方、ピエゾ圧電素子86に
電圧が印加されてピエゾ圧電素子86が伸びると
小溝90が燃料通路84と整列する。このときに
は燃料通路84の流路面積が小溝90によつて絞
られることになる。このようにピエゾ圧電素子8
6に印加する電圧を制御することによつて燃料通
路84の流路面積、即ち燃料供給管10の流路面
積の絞り制御を行なうことができる。
ース81と、ハウジング80の中心軸線に沿つて
形成された軸孔82内に摺動可能に挿入された弁
体83と、軸孔82を横切つて延びる燃料通路8
4と、プレート85と、プレート85とケース8
1の頂部内壁面間に挿入されたピエゾ圧電素子8
6と、プレート85を常時上方に向けて押圧する
皿ばね87とを具備し、ピエゾ圧電素子86はリ
ード線86aを介して電子制御ユニツト40に接
続される。弁体83下方の軸孔82内には弁体8
3を常時プレート85に向けて押圧する圧縮ばね
88が挿入される。更に、弁体83下方の軸孔8
2はドレーンポート82aを介してリザーバタン
ク16に連結され、それによつて漏洩した燃料を
リザーバタンク16内に返戻するようにしてい
る。更に図面には示さないが弁体83内にはその
中心軸線に沿つて延びる軸孔が形成されており、
ハウジング80とプレート85間に漏洩した燃料
をこの軸孔およびドレーンポート82aを介して
リザーバタンク16内に返戻するようにしてい
る。弁体83の外周面上には巾広の大溝89と巾
狭の小溝90とが隣接して形成される。ピエゾ圧
電素子86に電圧が印加されていないとき、即ち
ピエゾ圧電素子86が収縮しているときには第4
図に示すように大溝89が燃料通路84と整列し
ている。このときには燃料通路84の絞り作用は
全く行なわれない。一方、ピエゾ圧電素子86に
電圧が印加されてピエゾ圧電素子86が伸びると
小溝90が燃料通路84と整列する。このときに
は燃料通路84の流路面積が小溝90によつて絞
られることになる。このようにピエゾ圧電素子8
6に印加する電圧を制御することによつて燃料通
路84の流路面積、即ち燃料供給管10の流路面
積の絞り制御を行なうことができる。
次に第5図を参照して電子制御ユニツト40に
ついて説明する。第5図を参照すると波形整形回
路42,43にはそれぞれ圧縮下死点信号と角度
信号が導かれる。負荷センサ25の信号はA/D
変換器44を介してバスライン45にデイジタル
化して伝えられる。回転周期カウンタ46は波形
整形回路42の信号によりリセツトされながら、
クロツク発信器47からの時間信号をカウント
し、圧縮下死点信号の周期(=エンジン回転周期
の1/2)でバスライン45に信号を送る。角度カ
ウンタ48は、波形整形回路42からの圧縮下死
点信号によりリセツトされた後のエンジン回転角
度の経過を波形整形回路43からの角度信号によ
りカウントし、コンパレータ47に伝える。ラツ
チ50は、事前噴射時期に対応した数値を保持
し、コンパレータ49に伝える。コンパレータ4
9は角度カウンタ48のカウント数がラツチ50
の指示した事前噴射時期と一致した時に信号を発
生し、ダウンカウンタ51及びフリツプフロツプ
60に伝達する。ラツチ52は、事前噴射時間に
対応した信号をバスライン45から受けて保持
し、ダウンカウンタ51にインプツトする。ダウ
ンカウンタ51はコンパレータ49からの信号に
よりカウントをスタートさせ、ラツチ52から伝
達された数値からクロツク発信器47からのクロ
ツク信号に対応して、ダウンカウントし、カウン
ト値が零となつたときに信号を発生し、フリツプ
フロツプ60に信号を伝える。フリツプフロツプ
60はコンパレータ49からの信号(=事前噴射
開始信号)により出力をハイレベルに切りかえ、
ダウンカウンタ51の信号(=事前噴射終了信
号)により出力をローレベルに切りかえる。53
〜58の回路は、主噴射の開始終了を出力する回
路であるが構成、作動は48〜52,60と同一
なので説明を省略する。オア回路66はフリツプ
フロツプ60,58から信号を受けて事前噴射期
間及び、主噴射期間に対応してハイレベル信号を
出す。駆動回路64はオア回路66の出力信号に
基いて昇圧電源回路62から伝えられてきた数百
ボルトの電圧を燃料噴射弁8のピエゾ圧電素子3
7に印加する。オア回路66がハイレベル信号を
出しているときにはピエゾ圧電素子37に対する
電圧の印加が停止され、それによつて事前噴射、
続いて主噴射が行なわれる。
ついて説明する。第5図を参照すると波形整形回
路42,43にはそれぞれ圧縮下死点信号と角度
信号が導かれる。負荷センサ25の信号はA/D
変換器44を介してバスライン45にデイジタル
化して伝えられる。回転周期カウンタ46は波形
整形回路42の信号によりリセツトされながら、
クロツク発信器47からの時間信号をカウント
し、圧縮下死点信号の周期(=エンジン回転周期
の1/2)でバスライン45に信号を送る。角度カ
ウンタ48は、波形整形回路42からの圧縮下死
点信号によりリセツトされた後のエンジン回転角
度の経過を波形整形回路43からの角度信号によ
りカウントし、コンパレータ47に伝える。ラツ
チ50は、事前噴射時期に対応した数値を保持
し、コンパレータ49に伝える。コンパレータ4
9は角度カウンタ48のカウント数がラツチ50
の指示した事前噴射時期と一致した時に信号を発
生し、ダウンカウンタ51及びフリツプフロツプ
60に伝達する。ラツチ52は、事前噴射時間に
対応した信号をバスライン45から受けて保持
し、ダウンカウンタ51にインプツトする。ダウ
ンカウンタ51はコンパレータ49からの信号に
よりカウントをスタートさせ、ラツチ52から伝
達された数値からクロツク発信器47からのクロ
ツク信号に対応して、ダウンカウントし、カウン
ト値が零となつたときに信号を発生し、フリツプ
フロツプ60に信号を伝える。フリツプフロツプ
60はコンパレータ49からの信号(=事前噴射
開始信号)により出力をハイレベルに切りかえ、
ダウンカウンタ51の信号(=事前噴射終了信
号)により出力をローレベルに切りかえる。53
〜58の回路は、主噴射の開始終了を出力する回
路であるが構成、作動は48〜52,60と同一
なので説明を省略する。オア回路66はフリツプ
フロツプ60,58から信号を受けて事前噴射期
間及び、主噴射期間に対応してハイレベル信号を
出す。駆動回路64はオア回路66の出力信号に
基いて昇圧電源回路62から伝えられてきた数百
ボルトの電圧を燃料噴射弁8のピエゾ圧電素子3
7に印加する。オア回路66がハイレベル信号を
出しているときにはピエゾ圧電素子37に対する
電圧の印加が停止され、それによつて事前噴射、
続いて主噴射が行なわれる。
フリツプフロツプ61は波形整形回路42から
の圧縮下死点信号によりハイレベルとなり、ダウ
ンカウンタ51からの事前噴射終了信号によりロ
ーレベルとなる。駆動回路63はフリツプフロツ
プ61の出力信号に基いて昇圧電源回路62から
伝えられてきた数百ボルトの電圧を可変絞り弁1
9のピエゾ圧電素子86に印加する。フリツプフ
ロツプ61がハイレベル信号を出しているときに
はピエゾ圧電素子37に電圧が印加され、それに
よつて事前噴射時には燃料供給管10の流路面積
が絞られる。
の圧縮下死点信号によりハイレベルとなり、ダウ
ンカウンタ51からの事前噴射終了信号によりロ
ーレベルとなる。駆動回路63はフリツプフロツ
プ61の出力信号に基いて昇圧電源回路62から
伝えられてきた数百ボルトの電圧を可変絞り弁1
9のピエゾ圧電素子86に印加する。フリツプフ
ロツプ61がハイレベル信号を出しているときに
はピエゾ圧電素子37に電圧が印加され、それに
よつて事前噴射時には燃料供給管10の流路面積
が絞られる。
D/A変換器59はバスライン45から設定す
べき燃料供給ポンプ14の燃料吐出圧に対応した
信号を受けてアナログ値に変換して出力する。駆
動回路65はD/A変換器59からの信号に対応
した、電流又は電圧信号を調圧弁18に出力し、
燃料供給ポンプ14の吐出圧を制御する。
べき燃料供給ポンプ14の燃料吐出圧に対応した
信号を受けてアナログ値に変換して出力する。駆
動回路65はD/A変換器59からの信号に対応
した、電流又は電圧信号を調圧弁18に出力し、
燃料供給ポンプ14の吐出圧を制御する。
CPU66は、波形整形回路42からの圧縮下
死点信号により割込み演算をスタートする。
ROM67はプログラムを記憶し、RAM68は
プログラム演算処理過程の数値記憶を行う。
死点信号により割込み演算をスタートする。
ROM67はプログラムを記憶し、RAM68は
プログラム演算処理過程の数値記憶を行う。
第7図に電子制御ユニツト40の各部a〜hに
おける信号波形を夫々a〜hに示す。また、第7
図においてiは可変絞り弁19下流の燃料圧(噴
射圧)を示しており、jは燃料噴射弁8の燃料噴
射率を示す。事前噴射時は可変絞り弁19による
絞り作用が行なわれるために可変絞り弁19後流
の燃料圧(噴射圧)が低下し、その結果燃料噴射
弁8から噴射される燃料の噴射率が低下して噴射
燃料の貫徹力が小さくなる。
おける信号波形を夫々a〜hに示す。また、第7
図においてiは可変絞り弁19下流の燃料圧(噴
射圧)を示しており、jは燃料噴射弁8の燃料噴
射率を示す。事前噴射時は可変絞り弁19による
絞り作用が行なわれるために可変絞り弁19後流
の燃料圧(噴射圧)が低下し、その結果燃料噴射
弁8から噴射される燃料の噴射率が低下して噴射
燃料の貫徹力が小さくなる。
次に第6図を参照して処理ルーチンについて説
明する。まず始めにステツプ100においてイニシ
ヤライズ処理が行なわれ、次いでステツプ101に
おいて割込みが許可されると以下の処理が行なわ
れる。まず始めに、ステツプ102においてアクセ
ル踏込量θaを表わす負荷センサ25の出力信号を
読込む。次いでステツプ103で回転周期を読込ん
でステツプ104において機関回転数NEを計算す
る。次いでステツプ105では事前噴射開始角度θ1
が求められ、ステツプ106において事前噴射時間
t1が求められる。事前噴射開始角度θ1は第9図に
おいてPで示されるように事前噴射が圧縮下死点
から圧縮上死点前90°の範囲に終了するように、
アクセル開度と機関回転数の関数(又はマツプ)
としてあらかじめプログラムされている。演算時
は、この値を算出又は読み出す。一方、事前噴射
時間t1はアクセル開度及び機関回転数に対応して
必要な全噴射量の中のどの程度を事前噴射すべき
かを、別に定まる噴射圧を考慮して噴射期間とし
て定め、アクセル開度及び、機関回転数の関数又
はマツプとして、プログラムされている。このと
きの事前噴射量は圧縮着火を起し得ない等量比
0.3以下に定められる。なお、この事前噴射期間
は噴射量確保のために燃料圧を、特に高圧化する
必要のない低回転負荷では零として、事前噴射を
高速高負荷運転時においてのみ行ない、事前噴射
に起因して起こりやすい全噴射量のバラツキによ
る機関の不安定をこれが問題となりやすい低回転
低負荷運転時に回避するように構成することも可
能である。
明する。まず始めにステツプ100においてイニシ
ヤライズ処理が行なわれ、次いでステツプ101に
おいて割込みが許可されると以下の処理が行なわ
れる。まず始めに、ステツプ102においてアクセ
ル踏込量θaを表わす負荷センサ25の出力信号を
読込む。次いでステツプ103で回転周期を読込ん
でステツプ104において機関回転数NEを計算す
る。次いでステツプ105では事前噴射開始角度θ1
が求められ、ステツプ106において事前噴射時間
t1が求められる。事前噴射開始角度θ1は第9図に
おいてPで示されるように事前噴射が圧縮下死点
から圧縮上死点前90°の範囲に終了するように、
アクセル開度と機関回転数の関数(又はマツプ)
としてあらかじめプログラムされている。演算時
は、この値を算出又は読み出す。一方、事前噴射
時間t1はアクセル開度及び機関回転数に対応して
必要な全噴射量の中のどの程度を事前噴射すべき
かを、別に定まる噴射圧を考慮して噴射期間とし
て定め、アクセル開度及び、機関回転数の関数又
はマツプとして、プログラムされている。このと
きの事前噴射量は圧縮着火を起し得ない等量比
0.3以下に定められる。なお、この事前噴射期間
は噴射量確保のために燃料圧を、特に高圧化する
必要のない低回転負荷では零として、事前噴射を
高速高負荷運転時においてのみ行ない、事前噴射
に起因して起こりやすい全噴射量のバラツキによ
る機関の不安定をこれが問題となりやすい低回転
低負荷運転時に回避するように構成することも可
能である。
次いでステツプ107では主噴射開始角度θ2が求
められ、次いでステツプ108では主噴射時間t2が
求められる。主噴射開始角度θ2は主噴射によつて
起る着火燃焼の開始が機関性能上最適となるよう
に実験的に確認された値をアクセル開度、機関回
転数のマツプとしてプログラムしておくのが一般
的である。主噴射時間t2は事前噴射後の残りの必
要燃料量を別に定めた燃料圧を前提として、調量
噴射するようにアクセル開度機関回転数のマツプ
としてプログラムされている。第9図のMは主噴
射を示す。
められ、次いでステツプ108では主噴射時間t2が
求められる。主噴射開始角度θ2は主噴射によつて
起る着火燃焼の開始が機関性能上最適となるよう
に実験的に確認された値をアクセル開度、機関回
転数のマツプとしてプログラムしておくのが一般
的である。主噴射時間t2は事前噴射後の残りの必
要燃料量を別に定めた燃料圧を前提として、調量
噴射するようにアクセル開度機関回転数のマツプ
としてプログラムされている。第9図のMは主噴
射を示す。
次いでステツプ109では噴射圧Pが求められる。
噴射圧Pは主噴射が機関性能上適した噴射期間で
行なわれるようにアクセル開度、機関回転数のマ
ツプとしてプログラムされている。
噴射圧Pは主噴射が機関性能上適した噴射期間で
行なわれるようにアクセル開度、機関回転数のマ
ツプとしてプログラムされている。
次いでステツプ110ではθ1、θ2、t1、t2、Pが出
力されて処理サイクルが完了する。
力されて処理サイクルが完了する。
なお、上述の実施例ではアクセル開度と機関回
転数に基いて噴射制御を行なうようにしている
が、噴射精度を高めたり、その他の条件によるエ
ラーを修正するために温度、吸気圧等の信号を加
えて噴射制御を行なうことも可能である。
転数に基いて噴射制御を行なうようにしている
が、噴射精度を高めたり、その他の条件によるエ
ラーを修正するために温度、吸気圧等の信号を加
えて噴射制御を行なうことも可能である。
第8図は噴射圧MPaと機関回転数NEとの関係
を示している。例えば、60mm3の燃料を噴射する場
合(噴孔径0.24×4穴の多噴孔ノズル使用)燃焼
に適した噴射期間として30°を想定すると、従来
のシステムでは、Aに示される様に高速側で過大
な噴射圧が必要となり、5000rpmでは80MPa以上
となる。これに対し、本発明では約1/3の18mm3を
事前噴射すればBのように噴射圧は約1/2で噴射
可能となる。
を示している。例えば、60mm3の燃料を噴射する場
合(噴孔径0.24×4穴の多噴孔ノズル使用)燃焼
に適した噴射期間として30°を想定すると、従来
のシステムでは、Aに示される様に高速側で過大
な噴射圧が必要となり、5000rpmでは80MPa以上
となる。これに対し、本発明では約1/3の18mm3を
事前噴射すればBのように噴射圧は約1/2で噴射
可能となる。
噴射圧を低く設計できるので、高圧燃料供給ポ
ンプの設計が容易となり、しかもポンプの耐久
性、信頼性を向上することができる。また、高圧
燃料供給ポンプの駆動々力が低減されるので機関
全体としての出力、燃費を向上することができ
る。また、圧縮行程前半に事前噴射する場合、燃
料室内の圧力、空気密度が低いために通常の噴射
圧で燃料を噴射すると噴霧が燃焼室壁まで到達し
て付着し、燃焼の悪化、排気未燃物(HC)増加
の可能性があるが、本発明では、事前噴射時のみ
の噴射圧を低下させることにより、これらの問題
を回避することができる。
ンプの設計が容易となり、しかもポンプの耐久
性、信頼性を向上することができる。また、高圧
燃料供給ポンプの駆動々力が低減されるので機関
全体としての出力、燃費を向上することができ
る。また、圧縮行程前半に事前噴射する場合、燃
料室内の圧力、空気密度が低いために通常の噴射
圧で燃料を噴射すると噴霧が燃焼室壁まで到達し
て付着し、燃焼の悪化、排気未燃物(HC)増加
の可能性があるが、本発明では、事前噴射時のみ
の噴射圧を低下させることにより、これらの問題
を回避することができる。
第1図は本発明の構成図、第2図はデイーゼル
機関の全体図、第3図はデイーゼル機関の側面断
面図、第4図は燃料噴射弁および可変絞り弁の側
面断面図、第5図は電子制御ユニツトの回路図、
第6図は噴射制御を実行するためのフローチヤー
ト、第7図は電子制御ユニツトの各部の作動を示
すタイムチヤート、第8図は噴射圧と機関回転数
の関係を示す線図、第9図は噴射時期を示す線図
である。 8……燃料噴射弁、10……燃料供給管、12
……燃料蓄圧室、14……燃料供給ポンプ、19
……可変絞り弁。
機関の全体図、第3図はデイーゼル機関の側面断
面図、第4図は燃料噴射弁および可変絞り弁の側
面断面図、第5図は電子制御ユニツトの回路図、
第6図は噴射制御を実行するためのフローチヤー
ト、第7図は電子制御ユニツトの各部の作動を示
すタイムチヤート、第8図は噴射圧と機関回転数
の関係を示す線図、第9図は噴射時期を示す線図
である。 8……燃料噴射弁、10……燃料供給管、12
……燃料蓄圧室、14……燃料供給ポンプ、19
……可変絞り弁。
Claims (1)
- 1 各気筒がピエゾ圧電素子により制御される
夫々一個の燃料噴射弁を具備し、各燃料噴射弁を
共通の高圧燃料蓄圧室に連結し、圧縮下死点から
圧縮上死点前90度以内に行なわれる等量比で0.3
以下の事前燃料噴射の噴射時期および噴射量を設
定する事前噴射設定手段と、主噴射の噴射時期お
よび噴射量を設定する主噴射設定手段とを具備
し、更に各燃料噴射弁と高圧燃料蓄圧室間に可変
絞り弁を設けて事前噴射時に各燃料噴射弁に供給
される高圧燃料の流路を絞るようしたデイーゼル
機関の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21467185A JPS6275049A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | デイ−ゼル機関の燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21467185A JPS6275049A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | デイ−ゼル機関の燃料噴射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6275049A JPS6275049A (ja) | 1987-04-06 |
| JPH0561459B2 true JPH0561459B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=16659642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21467185A Granted JPS6275049A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | デイ−ゼル機関の燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6275049A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014518346A (ja) * | 2011-06-24 | 2014-07-28 | ワイドリンガー アソシエイツ,インコーポレーテッド | 可変流量制御を伴う直接作動式圧電燃料インジェクタ |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21467185A patent/JPS6275049A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014518346A (ja) * | 2011-06-24 | 2014-07-28 | ワイドリンガー アソシエイツ,インコーポレーテッド | 可変流量制御を伴う直接作動式圧電燃料インジェクタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6275049A (ja) | 1987-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100400837C (zh) | 内燃机的燃油喷射系统 | |
| US4359032A (en) | Electronic fuel injection control system for fuel injection valves | |
| US7634985B2 (en) | Common rail fuel control system | |
| CN100432407C (zh) | 内燃机的燃油喷射系统 | |
| JP4216349B2 (ja) | 分割噴射中に液圧作動噴射器によって少量の燃料を供給する方法 | |
| JPH03294640A (ja) | 筒内直接噴射式火花点火機関の機関制御装置 | |
| KR100241046B1 (ko) | 통내 분사식 연료 제어장치 | |
| US6935304B1 (en) | Increasing the duration of peak combustion pressure in cylinders of a diesel engine using fuel injection control strategies | |
| CN104066961A (zh) | 内燃机的控制装置 | |
| GB2092223A (en) | Fuel Injection System | |
| JP2623537B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
| CN100513774C (zh) | 内燃机的点火时间控制装置 | |
| JPH0561459B2 (ja) | ||
| JP2590499B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
| JP2699545B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
| JP2630931B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
| JP2550975B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
| JP3972689B2 (ja) | 内燃機関用燃料噴射装置 | |
| WO2022153612A1 (ja) | 燃料噴射制御装置 | |
| JP2590551B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 | |
| JPS6275025A (ja) | デイ−ゼル機関の制御装置 | |
| JP2817397B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
| JP2754938B2 (ja) | 圧縮着火式内燃機関の燃料噴射装置 | |
| JPS6270645A (ja) | 内燃機関の燃料噴射方法 | |
| JP2591267B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射装置 |