JPH0561824U - 片面再生レーザービジョンディスクおよびコンパクトディスク - Google Patents
片面再生レーザービジョンディスクおよびコンパクトディスクInfo
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- JPH0561824U JPH0561824U JP002127U JP212792U JPH0561824U JP H0561824 U JPH0561824 U JP H0561824U JP 002127 U JP002127 U JP 002127U JP 212792 U JP212792 U JP 212792U JP H0561824 U JPH0561824 U JP H0561824U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アダプターを使用することなく両面再生レー
ザービジョンディスクのための装置を使用することがで
き、かつ中心穴近傍におけるひび割れの発生がない片面
再生レーザービジョンディスクおよび中央の穴の近傍で
ひび割れの生じないコンパクトディスクを提案する。 【構成】 クランプで挾持される中央部のクランプ領域
の部分だけ補強部材を使用することにより、あるいは厚
くすることにより補強する。
ザービジョンディスクのための装置を使用することがで
き、かつ中心穴近傍におけるひび割れの発生がない片面
再生レーザービジョンディスクおよび中央の穴の近傍で
ひび割れの生じないコンパクトディスクを提案する。 【構成】 クランプで挾持される中央部のクランプ領域
の部分だけ補強部材を使用することにより、あるいは厚
くすることにより補強する。
Description
【0001】
本考案は、片面再生レーザービジョンディスクとコンパクトディスクに関する 。
【0002】
2枚のディスク基板1a,1bを、図1に示すように、情報記録面を背中合せ に接合して形成した両面再生レーザービジョンディスク2がすでに実用化されて いる。
【0003】 両面再生レーザービジョンディスク2には、中央に穴3が設けられている。 使用する際には、図2に示すように、両面再生レーザービジョンディスク2を クランプで、すなわち円板からなる第1と第2のクランプ部材4a,4bで挾持 し、第1のクランプ部材4aに接続されている図示しないモータによって両面再 生レーザービジョンディスク2を回転させる。
【0004】 ディスク2のセンタリングは第1のクランプ部材4aの回転中心に設けられた 突起4cを、両面再生レーザービジョンディスク2に設けられている穴3に嵌め 込むことにより行なわれる。
【0005】 両面再生レーザービジョンディスクとは別に、均一な材質からなる基板の一面 に情報記録面を設けたコンパクトディスクも既に実用化されている。
【0006】
1枚のディスク基板からなる片面再生レーザービジョンディスク5を、両面再 生レーザービジョンディスク2のための再生装置を用いて再生するためには、片 面再生レーザービジョンディスク5をアダプターを用いて両面再生レーザービジ ョンディスク2と同じ厚さにする必要がある場合がある。
【0007】 アダプター6として、外径が第2のクランプ部材4bの外径と等しく、内径が 第1のクランプ部材4aの突起4cの外径に等しい環状円板を用いることができ る。
【0008】 図3は、この環状円板からなるアダプター6を用いて、片面再生レーザービジ ョンディスク5を、両面再生レーザービジョンディスクのための第1と第2のク ランプ部材4a,4bで挾持した時の回転中心軸を通る断面図である。この明細 書中では、クランプ部材4a,4bで挾持される領域を「クランプ領域」と呼ぶ 。
【0009】 図3に示すように、アダプター6を用いることにより片面再生レーザービジョ ンディスク上の情報を、両面再生レーザービジョンディスク用の装置を用いて再 生することが原理的には可能である。しかし、やはりアダプター6を用いねばな らないことは不便である。
【0010】 アダプター6を用いる片面再生レーザーディスクは、さらに次のような問題点 を有する。すなわち、片面再生レーザーディスクは薄いので機械的強度を強くす ることが困難である。したがって、中央の穴3の近傍に図4に示すようにひび割 れ7が生じることがある。この現象はコンパクトディスクにおいても同様に起こ ることがある。
【0011】 本考案は、機械的強度が比較的弱い素材を用いて形成した場合にも、ひび割れ 7が生じず、かつアダプター6を使用しなければならない場合その使用を不用と する片面再生レーザーディスクを提案することを第1の課題とし、中央の穴の近 傍でひび割れが生じないコンパクトディスクを提案することを第2の課題とする 。
【0012】
【課題を解決するための手段】 上記第1の課題は、一枚の透明な円板状基板からなり、情報が片面に記録され その上が光反射膜で覆われ、円板の中心部にクランプ部材で挾持するための円形 のクランプ領域を有し、さらにクランプ領域の中心部にクランプの突起の外径と ほぼ同じ内径の穴を有する片面再生レーザービジョンディスクにおいて、上記ク ランプ領域のみがそれ以外の領域に比較して厚く形成されていることを特徴とす る片面再生レーザービジョンディスク、または、クランプ領域のみが他の部分の 素材とは異なる素材からなることを特徴とする片面再生レーザービジョンディス クによって解決された。 クランプ領域を厚くすることは、クランプ領域の内部にクランプの突起の外径 より大きい内径の穴を作り、この中に他の領域の素材と同一または異なる素材か らなり、クランプの突起の外径と同じ内径の穴を有する補強部材を嵌め込んで固 定することにより実現することができる。 また、円板状基板を作る工程においてクランプ領域の部分だけ厚く形成するこ とによっても実現することができる。
【0013】 クランプ領域部分のみを他の部分の素材とは異なる素材にすることは、クラン プ領域にクランプ突起より大きな内径の穴を作り、この中にクランプの突起の外 径と同じ内径の穴を有する補強部材をはめこんで固定することによって実現する ことができる。 また、円板状基板を作る工程において補強部材をインサート成形することによ っても実現することができる。
【0014】 第2の課題は一枚の透明な円板状基板からなり、情報が片面に記録されその上 が光反射膜で覆われ、円板の中心部にクランプ部材で挾持するための円形のクラ ンプ領域を有し、さらにクランプ領域の中心部にクランプの突起の外径とほぼ同 じ内径の穴を有するコンパクトディスクにおいて、他の領域の素材と異なる円板 補強部材がクランプ領域の部分に設けられていることを特徴とするコンパクトデ ィスクによって解決された。 クランプ領域部分のみを他の部分の素材とは異なる素材にすることは、クラン プ領域にクランプ突起より大きな内径の穴を作り、この中にクランプの突起の外 径と同じ内径の穴を有する補強部材をはめこんで固定することによって実現する ことができる。 また、円板状基板を作る工程において補強部材をインサート成形することによ っても実現することができる。
【0015】
片面再生レーザーディスクであっても中心部のクランプ領域のみが厚く形成さ れているので、アダプターを用いることなく、そのまま両面再生レーザーディス クのため装置を使用して再生することが可能である。 クランプ領域が厚く形成されているので、中心部の穴の存在による応力集中お よびクランプによる応力に起因するひび割れが起らない。
【0016】 本発明に係るコンパクトディスクは中央部のクランプ領域が補強部材でできて いるので、やはり中心部の穴の存在による応力集中およびクランプによる応力に 起因するひび割れが起らない。
【0017】 レーザーディスクの回転、制御の応答時間を短くし、回転むらを小さくするた めには、レーザーディスクの慣性モーメントIが小さいことが好ましい。本考案 に係る片面再生レーザーディスクは中央部のクランプ領域だけが厚く形成されま たは他の部分の素材とは異なる素材からなり、またコンパクトディスクは中心部 のクランプ領域だけが補強部材でできているので、無用に慣性モーメントIが増 加することはない。
【0018】
図5は本考案に係る片面レーザーディスクの一例の概念的断面図である。
【0019】 片面に情報が記録される円形の基板8は、ポリカーボネイト系合成樹脂、ポリ オレフィン系合成樹脂、あるいはノルボルネン骨格を有する合成樹脂(商品名A RTON日本合成ゴム株式会社製)等のレーザービジョンディスクに使用できる 合成樹脂からなる。
【0020】 円形の基板8は外径Aが200mmで、厚さBは約1.2mmである。
【0021】 円板の中心には、内径Cが約40mmの穴が設けられている。
【0022】 補強部材9は、基板8と同様の合成樹脂あるいは金属からなる。
【0023】 補強部材9は、中央部に円形の突起部9aを有し、中心に貫通穴10を有する 。
【0024】 円形の突起部9aの外径は、円板の穴に対応する。
【0025】 そして円形基板の穴の中に補強材9の突起部9aが嵌め込まれている。
【0026】 補強部材9の中心の貫通穴10の内径Dは、図2,3に示されているクランプ 部材4aの突起4cの外径に対応する。
【0027】 補強部材9は、図2,3のクランプ部材4a,4bによって挾持される。補強 部材9の外径Eはクランプ部材4a,4bの外径に対応し、通常80〜100m m程度である。
【0028】 補強部材9の厚さFは、円形基板8の厚さBと同じ程度であることが機械的強 度の観点から好ましい。しかし円形基板の厚さBの0.5倍程度であっても、充 分に補強部材としての機能を発揮する。
【0029】 補強部材9の中央の円形の突起9aの高さは、円形基板8の厚さBに対応する 。
【0030】 補強部材9と円形基板8の固定は、補強部材9を円形基板8の中央の穴に嵌入 させた後に、エポキシ樹脂等の接着剤を用いて接合することによって実現できる 。 また予め補強部材9を円形基板8のための鋳型の中に挿入してから、射出成形 するインサート成形方法によっても実現することができる。 インサート成形方法によるときは、図6に示すように、補強部材9の外周に沿 って複数の突起9bを設けることが好ましい。 この突起9bにより、性質が異なる材料であっても、補強部材9と円形基板8 の機械的接合が得られる。
【0031】 なお、片面再生レーザーディスクの機械的強度の補強だけを目的とするときは 、アダプター使用は避けることはできないが、図7に示すように、中心部に円形 の平らな金属あるいは合成樹脂からなる円板補強部材をインサート成形方法ある いは接着剤による固定等で設けることも可能である。この場合も、インサート成 形方法によるときは、図6に示すように、補強部材9の外周に沿って複数の突起 9bを設けることが好ましい。
【0032】 コンパクトディスクの機械的強度の補強も図7に示すような平らな円形金属板 または円形樹脂板からなる補強部材9をインサート成形方法あるいは接着剤によ る固定等で設けることにより実現することができる。
【0033】 図8は本考案の他の好ましい実施例である。 この実施例では、外形Aが200mm、厚さBが約1.2mmの円形の基板1 1が、中心部のクランプ領域に外径Eが約80〜100mmの段状の円形突起部 12を有し、中心にクランプ部の突起の外径に対応する内径Cの穴を有するよう に片面再生レーザービジョンの基板を成形する。すなわちこの実施例では、片面 再生レーザービジョンの円形基板と補強部材が一体に形成される。
【0034】
ポリオレフィン系透明樹脂からなる外径120mm、厚さ約1.2mm、中心 の穴の内径15mmの円形の基板に、ポリオレフィン系透明樹脂からなる外径4 0mm、厚さ1.2mm、中心の穴の内径15mmの補強部材をエポキシ系接着 剤で接合したときと、しないときについて、島津製作所株式会社製の強度試験機 (オートグラフIS−2000)を用いて曲げ強度を求めた。 試験によると、補強部材を設けないときの測定値は7.4(Kg)であり、中 心部に補強部材を設けたときの測定値は15.1(Kg)であった。 この試験結果によると、補強部材を接合することにより2倍近くの曲げ強度を 得ることができた。
【0035】 このように、本考案によれば、片面再生レーザービジョンディスクの慣性モー メントを増加させることなく、またアダプターを使用することなく両面再生レー ザービジョンディスク両面再生レーザービジョンディスクのための装置の使用を 可能しながら、機械的強度を大きくすることができる。
【0036】 本発明によるコンパクトディスクは中心部の穴の存在によるひび割れ等の発生 を防止することができる。
【図1】両面再生レーザービジョンディスクの断面図。
【図2】両面再生レーザービジョンディスクをクランプ
を用いて挾持しているときの断面図。
を用いて挾持しているときの断面図。
【図3】両面再生レーザービジョンディスクのための装
置のクランプを用いて、従来技術による片面再生レーザ
ービジョンディスクを挾持しているときの断面図。
置のクランプを用いて、従来技術による片面再生レーザ
ービジョンディスクを挾持しているときの断面図。
【図4】中央の穴を中心としてひび割れが生じたときの
片面再生レーザービジョンディスクの正面図。
片面再生レーザービジョンディスクの正面図。
【図5】本考案に係る片面再生レーザービジョンディス
クの一例の断面図。
クの一例の断面図。
【図6】本考案に係る片面再生レーザービジョンディス
クの一例の補強部材の突起部9aを通り、回転軸に対し
て垂直な面における断面図。
クの一例の補強部材の突起部9aを通り、回転軸に対し
て垂直な面における断面図。
【図7】本考案に係る他の実施例の断面図。
【図8】本考案に係るさらに他の実施例の断面図。
4a,4b クランプ部材 4c クランプ部材の突起 5 片面再生レーザービジョンディスク 6 アダプタ 7 ひび割れ 8 円形の基板 9 補強部材 9a 補強部材の突起部 9b 補強部材の突起 10 穴 11 円形の基板 12 円形突起部
Claims (4)
- 【請求項1】 一枚の透明な円板状基板からなり、情報
が片面に記録されその上が光反射膜で覆われ、円板の中
心部にクランプ部材で挾持するための円形のクランプ領
域を有し、さらにクランプ領域の中心部にクランプの突
起の外径とほぼ同じ内径の穴を有する片面再生レーザー
ビジョンディスクにおいて、クランプ領域の内部にクラ
ンプの突起の外径より大きい内径の穴を作り、この中に
他の領域の素材と同一または異なる素材からなり、クラ
ンプの突起の外径とほぼ同じ内径の穴を有する補強部材
を嵌め込んで固定することにより、上記クランプ領域の
みがそれ以外の領域に比較して厚く形成されていること
を特徴とする片面再生レーザービジョンディスク。 - 【請求項2】 一枚の透明な円板状基板からなり、情報
が片面に記録されその上が光反射膜で覆われ、円板の中
心部にクランプ部材で挾持するための円形のクランプ領
域を有し、さらにクランプ領域の中心部にクランプの突
起の外径とほぼ同じ内径の穴を有する片面再生レーザー
ビジョンディスクにおいて、円板状基板を作る工程にお
いてクランプ領域の部分だけ厚く形成することによっ
て、上記クランプ領域のみがそれ以外の領域に比較して
厚く形成されていることを特徴とする片面再生レーザー
ビジョンディスク。 - 【請求項3】 一枚の透明な円板状基板からなり、情報
が片面に記録されその上が光反射膜で覆われ、円板の中
心部にクランプ部材で挾持するための円形のクランプ領
域を有し、さらにクランプ領域の中心部にクランプの突
起の外径とほぼ同じ内径の穴を有する片面再生レーザー
ビジョンディスクにおいて、他の領域の素材と異なる素
材から成る円板補強部材が、クランプ領域の部分に設け
られていることを特徴とする片面再生レーザービジョン
ディスク。 - 【請求項4】 一枚の透明な円板状基板からなり、情報
が片面に記録されその上が光反射膜で覆われ、円板の中
心部にクランプ部材で挾持するための円形のクランプ領
域を有し、さらにクランプ領域の中心部にクランプの突
起の外径とほぼ同じ内径の穴を有するコンパクトディス
クにおいて、他の領域の素材と異なる素材から成る円形
補強部材が、クランプ領域の部分に設けられていること
を特徴とするコンパクトディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP002127U JPH0561824U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 片面再生レーザービジョンディスクおよびコンパクトディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP002127U JPH0561824U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 片面再生レーザービジョンディスクおよびコンパクトディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561824U true JPH0561824U (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11520679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP002127U Pending JPH0561824U (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 片面再生レーザービジョンディスクおよびコンパクトディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0561824U (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP002127U patent/JPH0561824U/ja active Pending
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