JPH056194U - ウオータポンプ - Google Patents
ウオータポンプInfo
- Publication number
- JPH056194U JPH056194U JP5125691U JP5125691U JPH056194U JP H056194 U JPH056194 U JP H056194U JP 5125691 U JP5125691 U JP 5125691U JP 5125691 U JP5125691 U JP 5125691U JP H056194 U JPH056194 U JP H056194U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk member
- blade
- water pump
- pump
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造簡単で軽量化がはかれ、確実に消費馬力
の損失を防止できる可変流量のウォータポンプを得る。 【構成】 回転軸3に固着される形状記憶合金製のディ
スク部材11には、羽根部材12が常温において所定の
クリアランスを有して保持されている。そして、水温の
上昇に応じてクリアランスが無くなり羽根部材12がデ
ィスク部材11と一体的に回転する。
の損失を防止できる可変流量のウォータポンプを得る。 【構成】 回転軸3に固着される形状記憶合金製のディ
スク部材11には、羽根部材12が常温において所定の
クリアランスを有して保持されている。そして、水温の
上昇に応じてクリアランスが無くなり羽根部材12がデ
ィスク部材11と一体的に回転する。
Description
【0001】
本考案はウォータポンプ、特にエンジンの冷却系統に用いられ、その吐出流量 を変えることのできる流量可変型のウォータポンプに関する。
【0002】
従来、かかる流量可変型のウォータポンプとしては、例えば、特開平2−23 8198号公報に記載されたものが知られている。
【0003】 このものは、羽根車が固設された回転軸に、共に回転する可動円板を軸方向の 相対変位自在に設け、両者間に圧力室を形成するようにしている。さらに、可動 円板を形状記憶合金製のスプリングでもって圧力室を縮小し羽根高さが増大する 方向に付勢している。
【0004】 そして、水温または回転速度に応じさせて、力の釣合に応じて羽根車と可動円 板との軸方向間隔を調整することにより、羽根部分の高さを変えてポンプ流量を 制御するようにし、不必要な損失馬力の発生を防止するようにしている。
【0005】
しかしながら、かかる従来のウォータポンプにあっては、羽根部分の有効高さ を変え流量を制御するために、羽根車を覆う可動円板を必要とし羽根車と可動円 板とを同時に回転させざるを得ないものであった。
【0006】 この結果、回転部分の重量が大きくなり、消費馬力が増大するという問題があ った。
【0007】 本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、簡単な構造で軽量化がはかれ、 確実に消費馬力の損失を防止することのできるウォータポンプを提供することに ある。
【0008】
上記目的を達成するために本考案は、回転軸と少なくとも一体的に回転するよ うに設けられ、所定の厚みを有する形状記憶合金製のディスク部材と、該ディス ク部材に常温において前記厚み方向に所定のクリアランスを有して保持された羽 根部材とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本考案によれば、水温が上昇すると回転軸に設けられた形状記憶合金製のディ スク部材の厚みが増大する。すると、常温においてディスク部材に、その厚み方 向に所定のクリアランスを有して保持されている羽根部材とのクリアランスが減 少していき、ついには一体となって回転する。
【0010】 従って、最大流量が要求される高水温時には、ディスク部材と羽根部材とが一 体となり、低水温時には羽根部材はディスク部材に対し滑ることにより、流量を 変えることができる。
【0011】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
【0012】 図において、1はポンプボディであり、例えばエンジンのシリンダブロックの 所定位置に固設される。ポンプボディ1にはベアリング2を介して回転軸3が回 転自在に支承され、回転軸3の外方端には不図示のプーリ等が取付けられるハブ 部材4が圧入により固着されている。また、回転軸3の内方端にはポンプボディ 1とシリンダブロックとで形成されるポンプ室P内において、後で詳述するポン プインペラ部材10が固着されている。
【0013】 なお、ポンプ室Pとベアリング2の収容部との間には、周知の如くメカニカル シール5が設けられている。
【0014】 ポンプインペラ部材10は、回転軸3に固着されたディスク部材11と、ディ スク部材11の一方に配置されたカバー12Aおよびディスク部材11の他方に 配置され複数の羽根12Bを有する羽根基材12Cで形成された羽根部材12と から主に構成される。
【0015】 ディスク部材11はその中心部に二面幅孔が形成され、本実施例においては回 転軸3の先端に形成された二面幅と係合され、回転方向に拘束されている。また 、ディスク部材11は形状記憶合金で形成され、所定の厚みを有しており、その 厚み方向の変位を吸収すべくスプリングワッシャ13を介してナット14により 固着されている。
【0016】 次に、羽根部材12を形成するカバー12Aはその外周部に段付フランジ12 A1が形成され、該段付フランジ12A1が羽根基材12Cの底面に固着されて いる。そして、カバー12Aと羽根基材12Cとの間はディスク部材11の常温 における厚みより若干大きな距離に設定され、羽根部材12がディスク部材11 に装着されたときに0.1〜0.3ミリメートル程度のクリアランスが形成され る。
【0017】 上記構成になる本実施例にあっては、例えばエンジンの冷却水温が、ウォーミ ングアップの暖機運転中で、常温のときには、形状記憶合金製のディスク部材1 1は収縮状態にあり、所定のクリアランスが確保されていることによって、羽根 部材12は、ディスク部材11に対しスリップする。
【0018】 従って、この状態でエンジンのクランクシャフトに駆動され、ハブ4、回転軸 3を介して、ディスク部材11が回転されたとしても、羽根部材12の回転数は ディスク部材11の回転数に対し低く、そのポンプ流量は小さくなる。
【0019】 逆に、暖機が完了し冷却水温が、例えば摂氏80度を越えるような場合には、 形状記憶合金製のディスク部材11はその厚みを増大し、クリアランスが零とな る。
【0020】 従って、この状態ではディスク部材11と羽根部材12とが一体となって回転 し、エンジン、すなわち、ディスク部材11の回転数が、そのまま羽根部材12 の回転数となり、そのポンプ流量は大となる。
【0021】 かくて、水量をそれほど必要としない低温時においては、ポンプ流量が少なく 制御されるので、不必要な消費馬力を生ずることがないのである。
【0022】 なお、上述の実施例においては、羽根の形状を単なる平板状としたが、これは ポンプ効率を向上させる目的で、任意に形状変更してもよいことはいうまでもな い。
【0023】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、形状記憶合金製のディスク 部材を常温において所定のクリアランスを有して羽根部材で保持するようにした ので、簡単な構造で軽量化がはかれ確実に消費馬力の損失を防止できる可変容量 のウォータポンプを得ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図である。
1 ポンプボディ 3 回転軸 10 ポンプインペラ部材 11 ディスク部材 12 羽根部材 12A カバー 12B 羽根 12C 羽根基材
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 回転軸と少なくとも一体的に回転するよ
うに設けられ、所定の厚みを有する形状記憶合金製のデ
ィスク部材と、 該ディスク部材に常温において前記厚み方向に所定のク
リアランスを有して保持された羽根部材と、 を備えたことを特徴とするウォータポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5125691U JPH056194U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ウオータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5125691U JPH056194U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ウオータポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056194U true JPH056194U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12881872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5125691U Pending JPH056194U (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ウオータポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056194U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014062511A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ウォータポンプ |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP5125691U patent/JPH056194U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014062511A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ウォータポンプ |
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