JPH0562183U - 発電装置 - Google Patents

発電装置

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JPH0562183U
JPH0562183U JP40388890U JP40388890U JPH0562183U JP H0562183 U JPH0562183 U JP H0562183U JP 40388890 U JP40388890 U JP 40388890U JP 40388890 U JP40388890 U JP 40388890U JP H0562183 U JPH0562183 U JP H0562183U
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coil
spring
magnets
magnet
coils
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JP40388890U
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茂 桐山
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日本セ−フティ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電車、自動車、船舶、工場動力などの振動部
分に設置して、バネを介して磁石またはコイルを振動さ
せ、起動力を効率よく引き出すようにした発電装置を提
供する。 【構成】 磁石3、4と、該磁石に挾まれた複数のコイ
ル2と、磁石とコイルとを相対的に振動させるためのバ
ネ10と、磁石、コイルおよびバネを収納する装置本体
1とからなり、外的振動をバネ10から伝えて磁束を直
角に切るように、コイル2または磁石3、4を装置本体
1に固定し、バネ10を介して磁石またはコイルを振動
させるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電車、自動車、船舶、工場動力などの振動部分に設置して、バネを 介して磁石またはコイルを振動させ、振動運動による磁束の切断により、起電力 を効率よく引き出すようにした発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
導体が磁束を切るとき起電力の生ずることは、電磁誘導の法則によって良く知 られている。発電機は、この法則を利用して水分または蒸気力によって、静止磁 界または静止導体に回転運動する導体または磁界を対応せしめ、導体が磁束を切 ることによる起電力を利用したものである。 従来の発電機が、回転運動によって導体が磁束を切る構造であるのに対して、 本考案の発電装置は、振動運動による磁束の切断による起電力を引き出そうとす るものである。
【0003】 従来、特開昭49−132505号公報には、内燃エンジンの動作サイクルにおける動 力行程により直接駆動されるように適合されたインダクタと、前記動力行程に反 作用して前記インダクタを引き続く動力行程の間機械的共振の周波数で振動させ 、電気を発生させるためのスプリング構造体とからなる内燃エンジン型式の発電 装置が開示されている。 また、特開昭55−32484 号公報には、連結棒の一端にエンジンのピストンを設 けるとともに、ピストンを圧縮方向に付勢する付勢力を連結棒に付与して、上記 エンジンの爆発とその付勢力とで連結棒に往復運動を与え、かつ、連結棒に装着 した永久磁石を発電機の磁極として、これにより電機子コイル内を切る磁束を周 期的に増減させ、コイルに起電力を誘起させるようにした発電装置が開示されて いる。
【0004】 また、特開昭57−75559 号公報には、波による振り子の傾きを、テコの原理で 上下可動機構に伝えて磁石をコイル間で上下に動かし、磁界を切るようにした発 電機が記載されている。 実開昭58−67980 号公報には、波浪による傾きによって、外周に複数個の永久 磁石を嵌め込んだ円柱状の転動体をコイル間で転動往復運動させ、これにより発 電するようにした波浪発電装置が記載されている。 特開昭55−160967号公報には、漂動浮体に波により上下運動を生じさせ、コイ ルを磁石間で上下させて発電するようにした発電装置が記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の特開昭49−132505号公報および特開昭55−32484 号公報に記載 された発電装置は、いずれもエンジンのピストンに設けるもので、ピストンの往 復運動と、それに伴うスプリングによる共振運動とをもって、磁界を変化させる ものである。 したがって、電気エネルギーとして取り出すに必要なエネルギーは、燃料のエ ネルギーであり、電気として取り出したエネルギー分だけ、燃料の供給を必要と するという不都合点がある。 電車や自動車、それに自転車などの地上運行体には、必ず振動によるエネルギ ーロスが伴う。これは単なるエネルギーロスに止まらず、騒音公害の発生源とも なっている。これらのエネルギーロスは莫大な量になると推定され、その回収は 極めて有意義である。
【0006】 また、上記の特開昭57−75559 号公報、実開昭58−67980 号公報、特開昭55− 160967号公報記載の発電装置は、いずれも、自然界に存在する波浪というエネル ギーを有効利用しようとするものであり、本考案とは対象を異にしている。なお 、これらの公報記載の装置には、スプリングが用いられているが、このスプリン グは、部材を押えるためのものや部材のクッションとなるものであり、本考案に おけるように、振動を伝えるものではない。
【0007】 一般によく知られているように、起電力は巻線の巻数の数と、巻線が磁界を切 るように動く速度と、磁界の強さに比例するものである。しかし、これらの公報 に記載された発電装置では、いずれの場合も効率のよいエネルギーの回収は不可 能である。
【0008】 本考案は上記の諸点に鑑みなされたもので、人工的、偶発的に起こる間欠的ま たは連続的な振動のエネルギーを、直接電気エネルギーに効率よく変換して貯え 、これを任意の目的に有効利用することができる発電装置を提供することを目的 とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の発電装置は、図面に示すように、複数 の磁石3、4と、該磁石に挾まれた複数のコイル2と、磁石とコイルとを相対的 に振動させるためのバネ10と、磁石、コイルおよびバネを収納する装置本体1 とからなり、外的振動をバネ10から伝えて磁束を直角に切るように、コイル2 または磁石3、4を装置本体1に固定し、バネ10を介して磁石またはコイルを 振動させるようにしたことを特徴とするものである。 本考案においては、コイル群を装置本体に固定して磁石群を振動させるように してもよく、また磁石群を装置本体に固定してコイル群を振動させるように構成 してもよい。
【0009】 本考案は、完全にロスとして放出されたエネルギーを回収するものである。あ る目的で、何かの仕事をしようとするときには、外からエネルギーを注入する( いわゆる、外力を加える)必要があるが、注入されたエネルギーはすべて目的達 成の仕事に変わるわけではなく、必ず相当量のエネルギーがロスとしてこの過程 で放出されるものである。通常、これは振動や熱や光として放出される。ここで いう「完全にロスとして放出されたエネルギー」というのは、上記のようなある 目的行為のなかで放出される、注入された過剰のエネルギーを指しているのであ る。決して自然界に分散して存在している波浪、風などの自然エネルギーを指し ているのではない。
【0010】 以下、本考案の構成を図面に基づいて説明する。図面はいずれもコイル群を装 置本体に固定して磁石群を振動させる場合の例を示している。すなわち、装置本 体内に複数のコイルを一定間隔に固定し、該コイル間の間隙に磁石を移動可能に 配設し、該磁石の一端と装置本体との間に磁石とコイルを相対的に振動させるた めのバネを設けた発電装置を示している。 図1は本考案の発電装置の一例を模型的に示し、図2は図1における対磁石板 とコイルとを示している。装置本体1内に複数(図1においては4個)のコイル 2を一定間隔に装置本体側壁に固定し、これらのコイル間の間隙に、図2に示す ように上下二つの板磁石3、4を、スペーサ5を介して適当な間隔をおいて磁束 方向を逆にするように固定したもの(以下、対磁石板6という)を移動可能に配 設する。すなわち、コイル2は上下二つの磁石の逆方向の磁束を、同時に直角に 切るように配置され、対磁石板6とコイル2とを僅かに間隙を有するように配列 する。そして対磁石板6の下端を、固定用部材7を介して一枚の平板8に固定し 、コイル2は装置本体壁に固定して一体とする。 対磁石板6を固定した中央の平板8と装置本体底壁との間にバネ10を挿入し 、装置本体1を図4に示すように間欠的に振動する外界に置くと、外界の振動エ ネルギーはバネ10に吸収され、バネ10の固有振動数で対磁石板群をコイル群 に対して相対的に、図5のように振動させることになる。
【0011】 図3は全波整流器11を付した蓄電装置の接続図を示している。図3において 、12は平滑コンデンサー、13a、13b、13cは逆流止めダイオード、1 4a、14b、14cは電流整合装置、15a、15b、15cは充電器である 。整流平滑部を経る前の図5のような不整減衰振動波形の連なりは、整流平滑部 を経るとO−O′点では図6に示すような、なお相当に強いピーク値を伴う脈流 となる。 このような脈流を蓄電する方法としては、たとえば図3の蓄電装置部のように 、数個の充電群を設け、低電圧、大電流のものから、高電圧、小電流のものを適 宜配置することによって、発生する電気エネルギーを有効に利用することも可能 である。このようにしてコイルに発生した起電力は、これを直列あるいは並列に 結線して端子に取り出す。
【0012】 後述の本考案の実施例では、板状のフェライト磁石が用いられているが、磁束 密度のより大きいものを用いることによって、より一層大きな起電力の発生を期 待することができる。また板状磁石は厚みの薄いものを用い、数多く使用するこ とによって、より多くのコイルをその間隙に挿入することができ、これによって 起電力を高めることができる。 コイルは対磁石板の間に挿入されるもので、これも磁気抵抗の増大を防ぐ意味 から、薄いことが要求される。一方、巻き数を多くすると、起電力を上げること ができるが、内部抵抗が大きくなって電流を取り出すことが困難になるし、線径 を太くすると、抵抗は小さくなるが、巻き数に制限をきたして充分な起電力を期 待することができない。
【0013】
【作用】
磁石3、4を固定した平板と装置本体1底壁との間にバネ10を挿入し、装置 本体1を間欠的に振動する場所に置くと、振動エネルギーはバネに吸収され、バ ネ10を介して磁石3、4をコイル2に対して相対的に振動させて発電する。
【0014】
【実施例】
図7および図8は本考案の一実施例を示している。本例においては、磁気回路 の抵抗を下げるために、四隅に角形柱状の軟鋼片16(8個)を挿入する。これ らの軟鋼片16(8個)は磁気抵抗の低下と同時に中央に固定し、一体化した対 磁石板群の重量増加を図り、外界の振動エネルギーの吸収に役立つ作用をも兼ね ている。具体的には、たとえば18.5×10×4mmの板状フェライト磁石3a、4a (最大磁束密度3000〜4000ガウス) 2枚を対にし、熱硬化性樹脂の板(スペーサ 5a)を介して接着して対磁石板6aを作る。この対磁石板6aを複数板(図7 では16枚)、一定間隔(たとえば8mm間隔)に装置本体1内の壁に沿って図7 および図8に示すように配列し、真鍮の腕17を介して中央の支持板18に固定 する。さらに別の対磁石板6aを四隅の角形柱状の軟鋼片16に接着して配置す る。この四隅の部分は、厚肉の真鍮棒20を介して、これも中央の支持板18に 固定され、すべての対磁石板6aの間隔が一定(本例では8mm)であるように調 整する。一方、コイル2は、一例として直径0.32mmのエナメル銅線を450 回巻き とし、厚さ45mmになるように作ったものを用いた。
【0015】 このように薄板状に作られたコイル2を、対磁石板6aの間に挿入し、コイル 2は装置本体壁に固定される。対磁石板6aとコイル2との間隙は、本例では約 15mmであった。四隅の角形の軟鋼片16と装置本体底壁との間に対磁石板群を 支えるように4枚の板バネ10aを挿入する。角形の軟鋼片16下部と板バネ1 0a、板バネ10aと装置本体底壁は固定されて、対磁石板群とコイル群の間隙 は、横振りの振動にも耐えて一定に保たれるように設計されねばならないが、そ れには板バネ10aを図8のように設置することと、中央部にガイドを付して振 動の伝達と、間隙の保持という二つの目的を同時に満足することができる。個々 のコイル端子はすべて直列に結線して出力端子とした。これで1辺 136mm、高さ 60mmの箱形の振動発電装置を構成することができた。
【0016】 上記の実施例で試作された振動発電装置を、乗用車後部のトランクに設置し、 床面に固定した。出力端子からの不整波を図3の整流平滑部を付した電圧計、電 流計に接続した。 走行発電テストの結果、通常のアスファルト舗装路上、60km/hrの速度で、 常時平均して3ボルト、15mA前後の指度を示した。 この振動発電装置を1ユニットとして、これを多数直列あるいは並列に結合す れば、より大きい電力としてロスした振動エネルギーを回収することができると いうことが判った。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の発電装置は複数の磁石と、該磁石に挾まれた複 数のコイルと、磁石とコイルを相対的に振動させるためのバネと、磁石、コイル およびバネを収納する装置本体とからなり、外的振動をバネから伝えて磁束を直 角に切るように磁石またはコイルを振動させるようにしたものであるから、簡単 な構成で電車、自動車、自転車などの地上運行体のエネルギーロスを電気エネル ギーに変換・回収することができるという優れた効果を有している。そればかり でなく、船舶、工場動力などの強振部分に設置して、振動を電気エネルギーに変 換し、その分だけ振動の害を緩和することにも役立つものである。
【0018】 また、転換された電気エネルギー分だけ、騒音や振動が軽減される。騒音や振 動の発生体としては、走行中の自動車や電車、工場や高速道路、鉄橋など数多く あり、本考案の装置を上記振動や騒音の発生体の最も振幅の大きい個所に、必要 に応じて何個でも取り付けることによって、また必要に応じて大型化した本考案 の装置を取り付けることによって、ロスエネルギーの回収が振動や騒音の軽減を 伴って実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の発電装置の一例を模型的に示す一部切
欠斜視図である。
【図2】対磁石とコイルとの説明図である。
【図3】全波整流器を付した蓄電装置の接続を示す説明
図である。
【図4】外部の間欠的衝動振動を示す波形図である。
【図5】整流平滑部を経る前の波形を示す波形図であ
る。
【図6】整流平滑後の脈波波形を示す波形図である。
【図7】本考案の発電装置の一実施例を示す平面説明図
である。
【図8】図7に示す装置の立面説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 コイル 3 磁石 4 磁石 10 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁石(3)、(4)と、該磁石に
    挾まれた複数のコイル(2)と、磁石とコイルとを相対
    的に振動させるためのバネ(10)と、磁石、コイルお
    よびバネを収納する装置本体(1)とからなり、外的振
    動をバネ(10)から伝えて磁束を直角に切るように、
    コイル(2)または磁石(3)、(4)を装置本体
    (1)に固定し、バネ(10)を介して磁石またはコイ
    ルを振動させるようにしたことを特徴とする発電装置。
JP40388890U 1990-12-19 1990-12-19 発電装置 Pending JPH0562183U (ja)

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