JPH0562622A - 回転陽極x線管 - Google Patents

回転陽極x線管

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JPH0562622A
JPH0562622A JP25276991A JP25276991A JPH0562622A JP H0562622 A JPH0562622 A JP H0562622A JP 25276991 A JP25276991 A JP 25276991A JP 25276991 A JP25276991 A JP 25276991A JP H0562622 A JPH0562622 A JP H0562622A
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JP
Japan
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envelope
heat shield
shield plate
target
movable ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP25276991A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tachiki
茂 立木
芳彦 ▲だん▼
Yoshihiko Dan
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Medical Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP25276991A priority Critical patent/JPH0562622A/ja
Publication of JPH0562622A publication Critical patent/JPH0562622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転陽極X線管のターゲットからロータへの輻
射伝熱を遮蔽する構造を提供する。 【構成】ターゲットの裏面側の外囲器に支持され、内側
に開口を持つ熱遮蔽板と、熱遮蔽板の開口径を変更する
開口径変更手段を持つ。前者は外囲器に回転可能に支持
された複数枚の金属板と、これを回転させる可動リング
からなり、可動リングの回動により開口の内径が変化す
る。後者は外囲器の外部に設けた駆動部からの駆動力を
金属ベローズを介して駆動棒により可動リングに伝達す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転陽極X線管に係り、
特に陽極のターゲットからロータへの輻射伝熱量を極力
少なくした構造の回転陽極X線管に関する。
【0002】
【従来の技術】X線管ではその特性上与えた電力のうち
殆んど全てが熱となり、陽極の構成要素であるターゲッ
トを加熱する。特にX線CT用や循環器診断用のX線管
では使用中ターゲット温度が1000℃にも達する。そ
のターゲットの熱は輻射によって周辺に放散されるが、
多くは外囲器に吸収される。一部は陽極の構成要素の一
つであるロータに吸収され、その熱はロータの内部に伝
熱され、回転機構である軸受の温度を上昇させる。軸受
は真空中で使用されるため潤滑剤として軟質金属、例え
ば銀,鉛,金、または二硫化モリブデン等が使用されて
いるが、これらの潤滑剤の実用温度は300〜500℃
で低い温度である。また、軸受の材料である鋼材も50
0℃を越えると焼きなましが起り、その結果硬度が低下
し耐荷重性が損われ軸受として機能しなくなる。このた
め軸受部の温度が上がらないように種々の改良が行われ
ている。その改良の一手段としてターゲットからロータ
への熱輻射を遮蔽する構造が採用されている。
【0003】従来の回転陽極X線管では、ターゲットか
らロータへの輻射伝熱を遮蔽する構造として、ターゲッ
トの裏面側に外囲器から突出させたドーナツ状の熱遮蔽
板を設けたものやロータのターゲットに近接した部分に
熱遮蔽体を取り付けた構造のものなどがある。前者で
は、ドーナツ状熱遮蔽板の内径側の開口部を極力小さく
することにより、ターゲットからロータへの輻射伝熱が
少なくなるようにしている。後者では、熱遮蔽体がロー
タと共に回転するためロータに密着して取り付けられて
いる。一方ターゲットはロータの突出軸に固定・支持さ
れているので、熱伝導によってもターゲットからの熱が
ロータに流入してくる。これらの熱を放熱するためロー
タ自身その外表面を黒化して輻射放熱を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来構造のX線管で外
囲器にドーナツ状の熱遮蔽板を設けたものの場合、ター
ゲット(ロータも含めて)と外囲器との間には高電圧が
印加されるため、外囲器の開口部の内径側の面と陽極と
の間で放電が生じない程度に開口部の内径を大きくして
おく必要があり、目的とする熱遮蔽効果も不十分であっ
た。また、ロータに熱遮蔽体を取り付けた構造のものの
場合、熱遮蔽体がロータに密着しているため充分な熱遮
蔽効果が得られず、熱遮蔽体を取り付けたことによりロ
ータ外表面の黒化処理部の面積が小さくなり、逆にロー
タ自体の放熱特性が悪くなるという欠点もあった。本発
明では上記の問題を解決するため、熱の遮蔽を非回転部
の外囲器側に設けた遮蔽物で行うことにし、その構造を
改良したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】X線管はX線曝射時のみ
高電圧が印加されることを考慮して、ターゲットの裏面
側の外囲器に設けた熱遮蔽板を可動式とし、X線曝射を
停止している時に熱遮蔽板の開口部の内径を小さくして
熱遮蔽を十分行い、X線曝射時に熱遮蔽板の開口部の内
径を大きくして耐電圧を確保できるようにした。熱遮蔽
板を複数の金属板で構成し、各金属板では1か所が外囲
器に支持され、他の1か所が可動リングに接続され、可
動リングの回動により全ての金属板で形成される開口部
の内径が変化する構成とした。また、熱遮蔽板の駆動は
X線管の外部から行う方式とし、外囲器に金属ベローズ
を取り付けておき、この金属ベローズを通して外囲器外
部に設置した駆動部からの駆動力により可動リングを回
動させることにした。
【0006】
【作用】上記の如き構成にすることにより、撮影時すな
わち高電圧が印加された時のみ熱遮蔽板の開口は大きく
開き、陽極と外囲器との距離が十分に確保され、撮影時
以外は熱遮蔽板の開口は小さくなりターゲットからの熱
がロータに入射するのを遮蔽する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1と図2により説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すX線管の縦断面であ
る。図2は同じX線管の横断面図で、本発明の要部であ
る熱遮蔽板の可動状態を示したものである。図2(a)
は開口部を狭めた状態、図2(b)は開口部を開いた状
態を示す。
【0008】図1において、ターゲット1はロータ2の
突出した軸に固定,支持され、ロータ2は回転軸2aを
介して軸受3に回転自在に支持されている。ターゲット
1で生じた熱は周辺に輻射で放散されるが、その熱はロ
ータ2にも吸収される。ロータ2に吸収されるターゲッ
ト1からの輻射熱を遮蔽するために熱遮蔽板4が外囲器
5に取り付けられている。図1では熱遮蔽板4はロータ
2の外側に取り付けられているが、熱遮蔽効果を上げる
ためにはロータ2の突出軸を囲むように熱遮蔽板4を取
り付けても良い。
【0009】熱遮蔽板4は図2に示す如く複数枚の金属
製の遮蔽羽根4aからなり、各遮蔽羽根4aは外囲器5
の遮蔽板支持体10に1か所を支点として回転できるよ
うに取り付けられている。また、遮蔽羽根4aは全て可
動リング6にリンク付けされており、可動リング6を回
動することにより、遮蔽羽根4aが動き、熱遮蔽板4の
開口がほぼ円形状に大きくなったり、小さくなったり
し、熱遮蔽面積が変化する。可動リング6の駆動系は金
属ベローズ7によって真空中から外囲器5の外部に引き
出されており、電磁的な結合を使った直線運動機構によ
って操作される。図2の実施例では可動リング6に結合
した駆動棒8の先端に永久磁石11を固定しておき、そ
の永久磁石11の周囲に電磁石(もしくは永久磁石)9
を配置し、駆動棒8の先端につけた永久磁石11を電磁
石(もしくは永久磁石)9にて移動させることにより可
動リング6を駆動することができる。また、陽極(ター
ゲット1,ロータ2を含む)と外囲器5との間には撮影
中X線管に印加される高電圧の1/2の電圧がかかって
いるので、両者の間隙としてはこの電圧を絶縁するに必
要なだけの距離を確保する必要がある。
【0010】つぎに熱遮蔽板4の動作について説明す
る。熱遮蔽板4は、撮影が行われていないときは最も閉
じた状態にあり、つまり陽極のロータ2に接触しない程
度に接近している(図2(a)の状態)。熱遮蔽板4の
遮蔽羽根4aは外囲器5の遮蔽板支持体10に固着され
ている固定ピン12を支点にしてある角度範囲だけ回転
できるようになっている。先ず、撮影開始信号によっ
て、陽極のロータ2にX線管の外部に配置した固定子巻
線(図示せず)にロータ駆動電圧が印加されると回転磁
界が発生しロータ2に起動トルクが加わり回転する。同
時に、可動リング6は外囲器5の外部に設けた電磁的な
結合により駆動棒8が右に移動すると右に回動する。可
動リング6の回動に従い、遮蔽羽根4aがこの可動リン
グ6に固着されているピン13と、これに嵌合している
熱遮蔽板4の溝14をガイドとして外側に回転する。そ
の結果熱遮蔽板4の開口は大きくなる(図2(b)の状
態)。この状態でX線管に高電圧が印加されX線が発生
し一連の撮影作業が行われる。一連の撮影作業が終り高
電圧印加が停止されると同時に外囲器5の外部に設けた
電磁的な結合により駆動棒8を左に移動すると可動リン
グ6が前記とは反対方向に回動し、熱遮蔽板4の開口が
狭まり、ターゲット1からの輻射熱は熱遮蔽板4によっ
て遮られロータ2への入射熱は減少する。
【0011】また、熱遮蔽板4の開口量をX線管の印加
電圧に合わせて必要最小限に小さくしておくような制御
を行えば撮影中でもロータ2への熱輻射を制限すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】本発明を適用することにより、X線撮影
後の高温のターゲットからの熱輻射が熱遮蔽板で遮蔽さ
れ、ロータへの熱の入射が非常に少なくなり軸受部の温
度が低減するので、軸受の材料硬度の低下がなくなり潤
滑剤の蒸発が少なくなり軸受の長寿命が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すX線管の縦断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示すX線管の横断面図であ
り、熱遮蔽板の可動状態を示したもので、(a)は開口
部を狭めた状態、(b)は開口部を開いた状態である。
【符号の説明】
1 ターゲット 2 ロータ 3 軸受 4 熱遮蔽板 4a 遮蔽羽根 5 外囲器 6 可動リング 7 ベローズ 8 駆動棒 9 電磁石 10 遮蔽板支持体 11 永久磁石 12 固定ピン 13 ピン 14 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターゲットの裏面側の外囲器に支持され、
    内側に開口を持つ熱遮蔽板と、該熱遮蔽板の開口径を変
    更する開口径変更手段とを具備することを特徴とする回
    転陽極X線管。
  2. 【請求項2】前記熱遮蔽板が外囲器に回転可能に支持さ
    れた複数枚金属板と、各金属板と係合してこれに回転移
    動力を与えかつ外囲器に回動可能に支持された可動リン
    グとからなり、前記複数枚の金属板が一体になって開口
    を形成し、該開口の内径が前記可動リングの回動により
    変更されるように構成したことを特徴とする請求項1記
    載の回転陽極X線管。
  3. 【請求項3】前記開口変更手段は外囲器の外部に設けた
    駆動部と、一端が可動リングに他端が金属ベローズを介
    して前記駆動部に結合された駆動力伝達部とからなり、
    前記駆動部からの駆動力により前記可動リングを回動さ
    せて前記熱遮蔽板の開口径を変更することを特徴とする
    請求項1記載の回転陽極X線管。
JP25276991A 1991-09-05 1991-09-05 回転陽極x線管 Pending JPH0562622A (ja)

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JP25276991A JPH0562622A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 回転陽極x線管

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JP25276991A JPH0562622A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 回転陽極x線管

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JPH0562622A true JPH0562622A (ja) 1993-03-12

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JP25276991A Pending JPH0562622A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 回転陽極x線管

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184277A (ja) * 2006-01-03 2007-07-19 Alcatel Lucent 高輝度x線ビームを備えるコンパクトな発生源

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184277A (ja) * 2006-01-03 2007-07-19 Alcatel Lucent 高輝度x線ビームを備えるコンパクトな発生源

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