JPH0562884B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0562884B2 JPH0562884B2 JP16848287A JP16848287A JPH0562884B2 JP H0562884 B2 JPH0562884 B2 JP H0562884B2 JP 16848287 A JP16848287 A JP 16848287A JP 16848287 A JP16848287 A JP 16848287A JP H0562884 B2 JPH0562884 B2 JP H0562884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylic acid
- polyfunctional monomer
- water
- water absorption
- absorbent resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、高吸水性の樹脂の製造方法に関する
ものである。 従来から高吸水性樹脂は、紙おむつや生理用ナ
プキン等の分野において広く利用されている。さ
らにコンタクトレンズや、微生物や植物の培地等
としても使用されている。 従来の技術 従来この種の高吸水性樹脂としては、アクリル
酸又はメタクリル酸等の不飽和カルボン酸やその
金属塩を、架橋剤の存在下で重合したものが知ら
れている。 その具体的な例としては、例えば特開昭55−
133413号公報等に示されたものが知られている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながらこれらの従来の高吸水性樹脂は、
純水に対する吸水性は極めて高いものであるが、
食塩水に対する吸水性に劣るものであつた。一般
に高吸水性樹脂の主要な用途である紙おむつにお
いては、吸収すべき水は尿であつて、高濃度の食
塩水を主成分とするものである。従つて紙おむつ
としては、純水よりもむしろ食塩水に対する吸水
能が要求されるのであつて、食塩水に対する吸水
能に劣るものは用途が限定される。 本発明はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、特に食塩水に対する吸水能に優れた高吸水性
樹脂の製造方法を提供することを目的とするもの
である。 問題点を解決する手段 而して本発明は、アクリル酸又は/及びアクリ
ル酸アルカリ金属塩を、一般構造式 (式中R1及びR2は水素原子又はメチル基を、
R3及びR4は炭素数1〜3の低級アルキル基を、
Yは酸素原子又はイミノ基を、Zは炭素素数1〜
4のアルキレン基を、Xはハロゲン原子又は酸残
基を表わす) で示されるカチオン性多官能単量体の存在下に重
合することを特徴とするものである。 本発明において重合の対象となる単量体は、ア
クリル酸又は/及びアクリル酸アルカリ金属塩で
ある。アルカリ金属としては、ナトリウム又はカ
ルシウムが適当である。 また本発明において使用されるカチオン性多官
能単量体としては、例えば、3−クロロ2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレートと、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート又はジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド等の三級アミノ基を有する
(メタ)アクリレートや(メタ)アクリルアミド
とから合成することができる。 実施例 実施例 1 アクリル酸ナトリウムの35wt%水溶液503g
と、アクリル酸45gと、蒸溜水83gとを、1セ
パラブルフラスコに仕込み、3−クロロ2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレートとジメチルアミノ
プロピルアクリルアミドとのモル比1:1反応生
成物を、カチオン性多官能単量体として0.26g添
加して混合し、然る後窒素を吹込んで系内の酸素
を除去し、40℃に加温した。さらに反応開始剤と
して過硫酸アンモニウム0.08gと亜硫酸水素ナト
リウム0.08gとを添加し、重合反応を行つた。3
時間後に55℃に昇温したがそのまま重合を続け、
重合開始9時間後に生成ゲルを取出した。ゲルを
約5mmに切断して140℃で熱風乾燥した。得られ
た乾燥物を粉砕して、48〜200メツシユの白色粉
末を得た。 実施例 2 アクリル酸ナトリウムの35wt%水溶液537gと
アクリル酸36gとを1セパラブルフラスコに仕
込み、実施例1と同じカチオン性多官能単量体
0.52gを添加して混合した後、実施例1と同様に
操作して重合し、乾燥、粉砕して、48〜200メツ
シユの白色粉末を得た。 実施例 3 シクロヘキサン348gとソルビタンモノステア
レート5gとを1セパラブルフラスコに仕込
み、60℃に加熱した。40wt%アクリル酸ナトリ
ウム水溶液188.5gとアクリル酸14.5gと蒸溜水
32gとを混合し、実施例1に述べたカチオン性多
官能単量体0.1gを添加し、過硫酸カリウム0.2g
を加えた混合物を、前記セパラブルフラスコに加
え、窒素を吹込みながら攪拌し、60℃で3時間重
合した後、過し、70℃で真空乾燥して微粒状ゲ
ルを得た。 比較例 1 実施例1において、カチオン性多官能単量体に
代えてメチレンビスアクリルアミド0.12gを使用
した他は、実施例1と同様に操作して48〜200メ
ツシユの白色粉末を得た。 比較例 2 実施例3において、カチオン性多官能単量体に
代えてエチレングリコールジメタクリレート0.05
gを使用した他は、実施例3と同様に操作して微
粒状ゲルを得た。 吸水試験 以上の各実施例及び比較例で得られた乾燥樹脂
について、それぞれ純水及び0.9%食塩水に対す
る吸水能を測定した。 試験結果は、次の表の通りであつた。
ものである。 従来から高吸水性樹脂は、紙おむつや生理用ナ
プキン等の分野において広く利用されている。さ
らにコンタクトレンズや、微生物や植物の培地等
としても使用されている。 従来の技術 従来この種の高吸水性樹脂としては、アクリル
酸又はメタクリル酸等の不飽和カルボン酸やその
金属塩を、架橋剤の存在下で重合したものが知ら
れている。 その具体的な例としては、例えば特開昭55−
133413号公報等に示されたものが知られている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながらこれらの従来の高吸水性樹脂は、
純水に対する吸水性は極めて高いものであるが、
食塩水に対する吸水性に劣るものであつた。一般
に高吸水性樹脂の主要な用途である紙おむつにお
いては、吸収すべき水は尿であつて、高濃度の食
塩水を主成分とするものである。従つて紙おむつ
としては、純水よりもむしろ食塩水に対する吸水
能が要求されるのであつて、食塩水に対する吸水
能に劣るものは用途が限定される。 本発明はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、特に食塩水に対する吸水能に優れた高吸水性
樹脂の製造方法を提供することを目的とするもの
である。 問題点を解決する手段 而して本発明は、アクリル酸又は/及びアクリ
ル酸アルカリ金属塩を、一般構造式 (式中R1及びR2は水素原子又はメチル基を、
R3及びR4は炭素数1〜3の低級アルキル基を、
Yは酸素原子又はイミノ基を、Zは炭素素数1〜
4のアルキレン基を、Xはハロゲン原子又は酸残
基を表わす) で示されるカチオン性多官能単量体の存在下に重
合することを特徴とするものである。 本発明において重合の対象となる単量体は、ア
クリル酸又は/及びアクリル酸アルカリ金属塩で
ある。アルカリ金属としては、ナトリウム又はカ
ルシウムが適当である。 また本発明において使用されるカチオン性多官
能単量体としては、例えば、3−クロロ2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレートと、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチル
アクリレート又はジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド等の三級アミノ基を有する
(メタ)アクリレートや(メタ)アクリルアミド
とから合成することができる。 実施例 実施例 1 アクリル酸ナトリウムの35wt%水溶液503g
と、アクリル酸45gと、蒸溜水83gとを、1セ
パラブルフラスコに仕込み、3−クロロ2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレートとジメチルアミノ
プロピルアクリルアミドとのモル比1:1反応生
成物を、カチオン性多官能単量体として0.26g添
加して混合し、然る後窒素を吹込んで系内の酸素
を除去し、40℃に加温した。さらに反応開始剤と
して過硫酸アンモニウム0.08gと亜硫酸水素ナト
リウム0.08gとを添加し、重合反応を行つた。3
時間後に55℃に昇温したがそのまま重合を続け、
重合開始9時間後に生成ゲルを取出した。ゲルを
約5mmに切断して140℃で熱風乾燥した。得られ
た乾燥物を粉砕して、48〜200メツシユの白色粉
末を得た。 実施例 2 アクリル酸ナトリウムの35wt%水溶液537gと
アクリル酸36gとを1セパラブルフラスコに仕
込み、実施例1と同じカチオン性多官能単量体
0.52gを添加して混合した後、実施例1と同様に
操作して重合し、乾燥、粉砕して、48〜200メツ
シユの白色粉末を得た。 実施例 3 シクロヘキサン348gとソルビタンモノステア
レート5gとを1セパラブルフラスコに仕込
み、60℃に加熱した。40wt%アクリル酸ナトリ
ウム水溶液188.5gとアクリル酸14.5gと蒸溜水
32gとを混合し、実施例1に述べたカチオン性多
官能単量体0.1gを添加し、過硫酸カリウム0.2g
を加えた混合物を、前記セパラブルフラスコに加
え、窒素を吹込みながら攪拌し、60℃で3時間重
合した後、過し、70℃で真空乾燥して微粒状ゲ
ルを得た。 比較例 1 実施例1において、カチオン性多官能単量体に
代えてメチレンビスアクリルアミド0.12gを使用
した他は、実施例1と同様に操作して48〜200メ
ツシユの白色粉末を得た。 比較例 2 実施例3において、カチオン性多官能単量体に
代えてエチレングリコールジメタクリレート0.05
gを使用した他は、実施例3と同様に操作して微
粒状ゲルを得た。 吸水試験 以上の各実施例及び比較例で得られた乾燥樹脂
について、それぞれ純水及び0.9%食塩水に対す
る吸水能を測定した。 試験結果は、次の表の通りであつた。
【表】
発明の効果
以上の表からも明らかなように、本発明により
得られる高吸水性樹脂は、吸水能に優れており、
特に食塩水に対する吸水能が高いものであること
が理解できる。
得られる高吸水性樹脂は、吸水能に優れており、
特に食塩水に対する吸水能が高いものであること
が理解できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アクリル酸又は/及びアクリル酸アルカリ金
属塩を、一般構造式 (式中R1及びR2は水素原子又はメチル基を、
R3及びR4は炭素数1〜3の低級アルキル基を、
Yは酸素原子又はイミノ基を、Zは炭素素数1〜
4のアルキレン基を、Xはハロゲン原子又は酸残
基を表わす) で示されるカチオン性多官能単量体の存在下に重
合することを特徴とする、高吸水性樹脂の構造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16848287A JPS6414218A (en) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | Production of highly water-absorptive resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16848287A JPS6414218A (en) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | Production of highly water-absorptive resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6414218A JPS6414218A (en) | 1989-01-18 |
| JPH0562884B2 true JPH0562884B2 (ja) | 1993-09-09 |
Family
ID=15868911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16848287A Granted JPS6414218A (en) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | Production of highly water-absorptive resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6414218A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2596488Y2 (ja) * | 1992-10-01 | 1999-06-14 | アルプス電気株式会社 | フィルタ回路 |
| JP2804700B2 (ja) * | 1993-03-31 | 1998-09-30 | 富士通株式会社 | 半導体装置の製造装置及び半導体装置の製造方法 |
| JPH08165441A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-06-25 | Canon Inc | 活性エネルギー線重合性組成物、これを含む記録媒体及びこれを用いた画像形成方法 |
| CN110862477B (zh) * | 2019-11-05 | 2021-08-31 | 深圳市乐闵科技有限公司 | 一种高吸水性树脂及其制备方法和应用 |
-
1987
- 1987-07-06 JP JP16848287A patent/JPS6414218A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6414218A (en) | 1989-01-18 |
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