JPH0563098A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH0563098A JPH0563098A JP3225707A JP22570791A JPH0563098A JP H0563098 A JPH0563098 A JP H0563098A JP 3225707 A JP3225707 A JP 3225707A JP 22570791 A JP22570791 A JP 22570791A JP H0563098 A JPH0563098 A JP H0563098A
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- H10W20/40—Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes
- H10W20/482—Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes for individual devices provided for in groups H10D8/00 - H10D48/00, e.g. for power transistors
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W20/00—Interconnections in chips, wafers or substrates
- H10W20/40—Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes
- H10W20/41—Interconnections external to wafers or substrates, e.g. back-end-of-line [BEOL] metallisations or vias connecting to gate electrodes characterised by their conductive parts
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- H10W20/432—Layouts of interconnections comprising crossing interconnections
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Element Separation (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エッチングマスクを配線金属として用いなが
ら、ドライエッチング時のサイドエッチ量を制御するこ
とで配線パターン直下の半導体をエッチングして簡便に
エアブリッジを形成し素子間を配線する。 【構成】 n−InP基板1上にフォトトランジスタの
エミッタとなるn−InP2、ベースとなるp−InG
aAsP3、コレクタとなるn−InP4をこの順に結
晶成長させた基板にSiN膜を堆積した後、素子が形成
される領域のSiN膜を所定の形状に加工する。その
後、AuZnからなるアノードを形成し、Ti7を電子
ビーム蒸着法で所定の厚さで蒸着する。このTi7が素
子間の配線となる。深さ方向だけでなく、深さ方向と垂
直な方向、つまり側壁をもエッチング(サイドエッチ)
するので、エッチング後エアブリッジが残る。
ら、ドライエッチング時のサイドエッチ量を制御するこ
とで配線パターン直下の半導体をエッチングして簡便に
エアブリッジを形成し素子間を配線する。 【構成】 n−InP基板1上にフォトトランジスタの
エミッタとなるn−InP2、ベースとなるp−InG
aAsP3、コレクタとなるn−InP4をこの順に結
晶成長させた基板にSiN膜を堆積した後、素子が形成
される領域のSiN膜を所定の形状に加工する。その
後、AuZnからなるアノードを形成し、Ti7を電子
ビーム蒸着法で所定の厚さで蒸着する。このTi7が素
子間の配線となる。深さ方向だけでなく、深さ方向と垂
直な方向、つまり側壁をもエッチング(サイドエッチ)
するので、エッチング後エアブリッジが残る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子間の配線、
特にInPあるいはGaAsを含む化合物半導体素子間
の配線に関するものである。
特にInPあるいはGaAsを含む化合物半導体素子間
の配線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体素子間の配線に用いられる
エアブリッジ構造は、隣合った島上の電極を結んだり、
配線のクロスオーバー部分に対して用いられる。イオン
注入などを利用して半導体基板中に素子を作成後、それ
らの素子間を配線する際に利用されることもある。配線
金属と他の部分を絶縁したいとき誘電体を用いると配線
容量が大きくなる。絶縁物を空気にすれば、配線容量を
低減することができる。そのために、配線金属が空中に
浮かんだ形となるエアブリッジが考案された。
エアブリッジ構造は、隣合った島上の電極を結んだり、
配線のクロスオーバー部分に対して用いられる。イオン
注入などを利用して半導体基板中に素子を作成後、それ
らの素子間を配線する際に利用されることもある。配線
金属と他の部分を絶縁したいとき誘電体を用いると配線
容量が大きくなる。絶縁物を空気にすれば、配線容量を
低減することができる。そのために、配線金属が空中に
浮かんだ形となるエアブリッジが考案された。
【0003】このエアブリッジ作製法は、Gallium Arse
nideMaterials,Devices,and Circuits,John Wiley & So
ns (1985)の485ページに簡単に述べられている。そ
の手順を図7を用いて簡単に説明する。半導体基板60
1上の表面の凹凸をレジスト603で埋め、これを硬化
させる(図7a)。次に、素子の電極上のレジスト60
3のみ除去し、配線金属604をその上から蒸着する
(図7b)。配線金属604を所定の形状に加工した
後、配線金属604下のレジスト603を有機溶剤等で
除去すると配線金属604は空中に浮いた格好となり
(図7c)、配線容量は低減される。
nideMaterials,Devices,and Circuits,John Wiley & So
ns (1985)の485ページに簡単に述べられている。そ
の手順を図7を用いて簡単に説明する。半導体基板60
1上の表面の凹凸をレジスト603で埋め、これを硬化
させる(図7a)。次に、素子の電極上のレジスト60
3のみ除去し、配線金属604をその上から蒸着する
(図7b)。配線金属604を所定の形状に加工した
後、配線金属604下のレジスト603を有機溶剤等で
除去すると配線金属604は空中に浮いた格好となり
(図7c)、配線容量は低減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、半導体基板をウェットエッチング法、ま
たはドライエッチング法で数ミクロンまでエッチングし
てメサを形成する素子の場合、エアブリッジ構造を採る
ことができなかった。エアブリッジ形成前にレジストで
表面の凹凸を埋めるわけであるが、メサを形成する際に
掘った数ミクロンの溝に十分レジストが入り込まず、配
線金属の蒸着時に断線が生じたり、配線パターン直下に
入っているレジストが十分に除去できなかったりする。
レジストが十分に除去できない場合、レジストの吸湿性
により素子の信頼性に問題が生ずる。また、レジスト硬
化後でかつ配線金属蒸着前に、メサ上の電極に載ってい
るレジストを除去する工程が必要なわけであるが、この
工程で有機溶剤を用いれば必要な部分までレジストが除
去されるため、ドライエッチング法を使用しなければな
らない。ドライエッチング法を用いれば、メサにダメー
ジを与えないようエッチング時間の微妙な調整が必要と
なり複雑な処理となってしまう。
来の構成では、半導体基板をウェットエッチング法、ま
たはドライエッチング法で数ミクロンまでエッチングし
てメサを形成する素子の場合、エアブリッジ構造を採る
ことができなかった。エアブリッジ形成前にレジストで
表面の凹凸を埋めるわけであるが、メサを形成する際に
掘った数ミクロンの溝に十分レジストが入り込まず、配
線金属の蒸着時に断線が生じたり、配線パターン直下に
入っているレジストが十分に除去できなかったりする。
レジストが十分に除去できない場合、レジストの吸湿性
により素子の信頼性に問題が生ずる。また、レジスト硬
化後でかつ配線金属蒸着前に、メサ上の電極に載ってい
るレジストを除去する工程が必要なわけであるが、この
工程で有機溶剤を用いれば必要な部分までレジストが除
去されるため、ドライエッチング法を使用しなければな
らない。ドライエッチング法を用いれば、メサにダメー
ジを与えないようエッチング時間の微妙な調整が必要と
なり複雑な処理となってしまう。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するため
のもので、エッチングマスクを配線金属として用いなが
ら、ドライエッチング時のサイドエッチ量を制御するこ
とで配線パターン直下の半導体をエッチングして簡便に
エアブリッジを形成し素子間を配線することを目的とす
る。
のもので、エッチングマスクを配線金属として用いなが
ら、ドライエッチング時のサイドエッチ量を制御するこ
とで配線パターン直下の半導体をエッチングして簡便に
エアブリッジを形成し素子間を配線することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、半導体基板上に複数の素子が形成されてお
り、前記素子を素子の間はドライエッチングにより形成
した溝によって互いに電気的に分離され、前記素子間は
前記溝の上に形成したエアブリッジにより接続されてい
ることをとする半導体装置とするものである。
に本発明は、半導体基板上に複数の素子が形成されてお
り、前記素子を素子の間はドライエッチングにより形成
した溝によって互いに電気的に分離され、前記素子間は
前記溝の上に形成したエアブリッジにより接続されてい
ることをとする半導体装置とするものである。
【0007】また、所定のパターンが形成されたマスク
の付いた半導体素子を所定の深さにドライエッチングす
る工程と、エッチングされた部分の底面にSiN膜また
はSiO2膜を堆積する工程と、ドライエッチングを行
って、選択比を利用して深さ方向のエッチングを遅らせ
ながら、サイドエッチして配線パターン直下の結晶をエ
ッチングする工程を備え素子間を配線するものである。
の付いた半導体素子を所定の深さにドライエッチングす
る工程と、エッチングされた部分の底面にSiN膜また
はSiO2膜を堆積する工程と、ドライエッチングを行
って、選択比を利用して深さ方向のエッチングを遅らせ
ながら、サイドエッチして配線パターン直下の結晶をエ
ッチングする工程を備え素子間を配線するものである。
【0008】
【作用】この手段により、配線パターン直下の半導体が
ドライエッチング時のサイドエッチにより削られて、残
されたマスクがエアブリッジになると同時に半導体基板
がエッチングされメサ形状の素子がつくられる。エッチ
ングマスクは、配線金属を兼ねているのでエッチング終
了の際、素子間は電気的に結ばれている形になる
ドライエッチング時のサイドエッチにより削られて、残
されたマスクがエアブリッジになると同時に半導体基板
がエッチングされメサ形状の素子がつくられる。エッチ
ングマスクは、配線金属を兼ねているのでエッチング終
了の際、素子間は電気的に結ばれている形になる
【0009】。
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0010】(実施例1)図1(a)は、本発明におけ
るエアブリッジ構造を用いてヘテロ接合フォトトランジ
スタを電気的に並列に結合した素子の斜視図であり、
(b)はその回路図を示したものである。
るエアブリッジ構造を用いてヘテロ接合フォトトランジ
スタを電気的に並列に結合した素子の斜視図であり、
(b)はその回路図を示したものである。
【0011】図1(a)において、1はnーInP基板
であり、2はn−InPからなるエミッタ、3はp−I
nGaAsPからなるベース、4はn−InPからなる
コレクタでこのエミッタ2、コレクタ3、ベース4でフ
ォトトランジスタを形成している。5はメサ上のp電
極、6はn電極、7はマスク兼配線金属でここではTi
を用いている。8は各素子を電気的に分離する溝、9は
エアブリッジである。エミッタ2とベース3とコレクタ
4は、フォトトランジスタを形成しており、基板裏面か
ら所定の波長を持った光が入射するとベース3で吸収さ
れ、フォトトランジスタがオン状態になる。フォトトラ
ンジスタは、分離溝8により、周囲と電気的に絶縁され
ている。また、それぞれのフォトトランジスタは、エア
ブリッジ9により電気的に並列に結ばれている。
であり、2はn−InPからなるエミッタ、3はp−I
nGaAsPからなるベース、4はn−InPからなる
コレクタでこのエミッタ2、コレクタ3、ベース4でフ
ォトトランジスタを形成している。5はメサ上のp電
極、6はn電極、7はマスク兼配線金属でここではTi
を用いている。8は各素子を電気的に分離する溝、9は
エアブリッジである。エミッタ2とベース3とコレクタ
4は、フォトトランジスタを形成しており、基板裏面か
ら所定の波長を持った光が入射するとベース3で吸収さ
れ、フォトトランジスタがオン状態になる。フォトトラ
ンジスタは、分離溝8により、周囲と電気的に絶縁され
ている。また、それぞれのフォトトランジスタは、エア
ブリッジ9により電気的に並列に結ばれている。
【0012】この構造で特徴的なところは半導体基板上
に形成した複数のフォトトランジスタを溝8によって分
離し、その複数のフォトトランジスタは、溝8を形成す
るときのドライエッチングのマスクとして用いたTi7
をそのまま配線としてもちいているところである。
に形成した複数のフォトトランジスタを溝8によって分
離し、その複数のフォトトランジスタは、溝8を形成す
るときのドライエッチングのマスクとして用いたTi7
をそのまま配線としてもちいているところである。
【0013】(実施例2)第2の実施例においてエアブ
リッジの製造方法は以下に述べるような手順で行った。
図2から図4までは、エアブリッジを形成するまでの各
工程に対応する図である。本実施例では、高密度に集積
化されたフォトトランジスタが本発明におけるエアブリ
ッジによって、並列につながれ集積された素子を例に挙
げて説明する。
リッジの製造方法は以下に述べるような手順で行った。
図2から図4までは、エアブリッジを形成するまでの各
工程に対応する図である。本実施例では、高密度に集積
化されたフォトトランジスタが本発明におけるエアブリ
ッジによって、並列につながれ集積された素子を例に挙
げて説明する。
【0014】液相成長(LPE:Liquid phase epitax
y)法、MOVPE法またはMBE法でn−InP基板
1上にフォトトランジスタのエミッタとなるn−InP
2、ベースとなるp−InGaAsP3、コレクタとな
るn−InP4をこの順に結晶成長させた基板にSiN
膜10を堆積した後、素子が形成される領域のSiN膜
10を所定の形状に加工する。その後、AuZnからな
るアノードを形成し、Ti7を電子ビーム蒸着法で所定
の厚さで蒸着する(図2及び図6a)。
y)法、MOVPE法またはMBE法でn−InP基板
1上にフォトトランジスタのエミッタとなるn−InP
2、ベースとなるp−InGaAsP3、コレクタとな
るn−InP4をこの順に結晶成長させた基板にSiN
膜10を堆積した後、素子が形成される領域のSiN膜
10を所定の形状に加工する。その後、AuZnからな
るアノードを形成し、Ti7を電子ビーム蒸着法で所定
の厚さで蒸着する(図2及び図6a)。
【0015】このTi7が素子間の配線となる。Ti7
の厚さは望まれる配線の抵抗値によって決定される。こ
のTi7は、基板のドライエッチングのマスクとなるだ
けでなく、ドライエッチング終了時にはエアブリッジを
形成し素子と素子を結ぶ配線になる。
の厚さは望まれる配線の抵抗値によって決定される。こ
のTi7は、基板のドライエッチングのマスクとなるだ
けでなく、ドライエッチング終了時にはエアブリッジを
形成し素子と素子を結ぶ配線になる。
【0016】次に、レジストをマスクとしてTi7を四
塩化炭素ガスでドライエッチングし、10μm角の正方
形の各辺中央に2μm角の正方形が付随した図形(図
5)が並んだ形状を残し他の部分を除去する(図3及び
図6(b1),(b2))。図6(b1)は、図3にお
いて線Bで切ったときの断面図であり、図6(b2)
は、図3において線Aで切ったときの断面図である。そ
して、この基板を臭素とアルゴンの混合ガスでドライエ
ッチングし、基板に2μmから10μmの溝を掘る(図1
及び図6(c1),(c2))。図3の基板をドライエ
ッチングした後の線Bに沿っての断面図が図7c1であ
る。また、図3の基板をドライエッチングした後の線A
に沿っての断面図が図7c2である。臭素は反応性が非
常に強いため深さ方向だけでなく、深さ方向と垂直な方
向、つまりエッチングされた部分の側壁をもエッチング
(サイドエッチ)するので、図6c2のように結晶がエ
ッチングされた後エアブリッジが残る。臭素ガスとアル
ゴンガスの分圧比、rf出力密度、エッチング時間、エッ
チング時の反応室内圧力を制御することにより、サイド
エッチ量を制御するわけである。この混合ガスのエッチ
ング後、メサ形状の素子がTiマスクの下に形成されて
いる。即ち、10μm角の正方形部分の下は、サイドエ
ッチが入るため一辺が6〜8μmのフォトトランジスタ
を形成する。2μm角の正方形部分の下は、2μmから
10μmの溝を掘る間に片側1μm以上のサイドエッチの
ため結晶がなくなる。つまり、マスクのTi7の一部が
エアブリッジ9となり、フォトトランジスタを並列につ
なぐわけである。
塩化炭素ガスでドライエッチングし、10μm角の正方
形の各辺中央に2μm角の正方形が付随した図形(図
5)が並んだ形状を残し他の部分を除去する(図3及び
図6(b1),(b2))。図6(b1)は、図3にお
いて線Bで切ったときの断面図であり、図6(b2)
は、図3において線Aで切ったときの断面図である。そ
して、この基板を臭素とアルゴンの混合ガスでドライエ
ッチングし、基板に2μmから10μmの溝を掘る(図1
及び図6(c1),(c2))。図3の基板をドライエ
ッチングした後の線Bに沿っての断面図が図7c1であ
る。また、図3の基板をドライエッチングした後の線A
に沿っての断面図が図7c2である。臭素は反応性が非
常に強いため深さ方向だけでなく、深さ方向と垂直な方
向、つまりエッチングされた部分の側壁をもエッチング
(サイドエッチ)するので、図6c2のように結晶がエ
ッチングされた後エアブリッジが残る。臭素ガスとアル
ゴンガスの分圧比、rf出力密度、エッチング時間、エッ
チング時の反応室内圧力を制御することにより、サイド
エッチ量を制御するわけである。この混合ガスのエッチ
ング後、メサ形状の素子がTiマスクの下に形成されて
いる。即ち、10μm角の正方形部分の下は、サイドエ
ッチが入るため一辺が6〜8μmのフォトトランジスタ
を形成する。2μm角の正方形部分の下は、2μmから
10μmの溝を掘る間に片側1μm以上のサイドエッチの
ため結晶がなくなる。つまり、マスクのTi7の一部が
エアブリッジ9となり、フォトトランジスタを並列につ
なぐわけである。
【0017】基板のドライエッチングの条件であるが、
サイドエッチ量を1μm以上にするためには、以下の範
囲で可能である。先ず、臭素ガスとアルゴンガスの分圧
比であるが、臭素ガスの分圧をPBr、アルゴンガスの分
圧をPAr、r=PBr/(PBr+PAr)とするとrは、0.07≦r
≦1.0の時、溝は垂直ではなく、サイドエッチの入っ
たエッチングが可能である。rf出力密度は、0.1から
0.9W/cm2、エッチング時間は3分以上、エッチング
時の反応室内の圧力は、0.9から50mTorrでサイド
エッチ量を1μm以上とすることが可能である。
サイドエッチ量を1μm以上にするためには、以下の範
囲で可能である。先ず、臭素ガスとアルゴンガスの分圧
比であるが、臭素ガスの分圧をPBr、アルゴンガスの分
圧をPAr、r=PBr/(PBr+PAr)とするとrは、0.07≦r
≦1.0の時、溝は垂直ではなく、サイドエッチの入っ
たエッチングが可能である。rf出力密度は、0.1から
0.9W/cm2、エッチング時間は3分以上、エッチング
時の反応室内の圧力は、0.9から50mTorrでサイド
エッチ量を1μm以上とすることが可能である。
【0018】(実施例3)第3の実施例においてエアブ
リッジの形成は以下に述べるような手順で行った。本実
施例においても、高密度に集積化されたフォトトランジ
スタが本発明におけるエアブリッジによって、並列につ
ながれ集積された素子を例に挙げる。
リッジの形成は以下に述べるような手順で行った。本実
施例においても、高密度に集積化されたフォトトランジ
スタが本発明におけるエアブリッジによって、並列につ
ながれ集積された素子を例に挙げる。
【0019】LPE法、MOVPE法またはMBE法で
n−InP基板1上にn−InP2、p−InGaAs
P3、n−InP4をこの順に結晶成長させた基板にS
iN膜を堆積した後、素子が形成される領域のSiN膜
を所定の形状に加工する。その後、AuZnからなるア
ノードを形成し、Tiを電子ビーム蒸着法で所定の厚さ
で蒸着する(図2及び図6a)。Tiの厚さは望まれる
配線金属の抵抗値によって決定される。図2にTi蒸着
後の様子を示す。このTiは、基板のドライエッチング
のマスクとなるだけでなく、ドライエッチング終了時に
はエアブリッジを形成し素子と素子を結ぶ配線になる。
次に、レジストをマスクとしてTiを四塩化炭素ガスで
ドライエッチングし、10μm角の正方形の各辺中央に
2μm角の正方形が付随した図形(図5)が並んだ形状
を残し他の部分を除去する(図3及び図6b1,b
2)。図6b1は、図3において線Bで切ったときの断
面図であり、図7b2は、図3において線Aで切ったと
きの断面図である。この基板を臭素とアルゴンの混合ガ
スでドライエッチングし5μmの溝を掘る。溝の底面に
SiN膜をプラズマCVD法で1000Å以上堆積す
る。SiN膜は、溝の側壁には堆積しない。何故なら
ば、1回目の臭素とアルゴン混合ガスによるドライエッ
チングである程度サイドエッチが入り、側壁はTiマス
クの影となるからである。この後、再びこの基板に対し
て臭素とアルゴン混合ガスによるドライエッチングを行
えば、この混合ガスに対するSiN膜のエッチング速度
は、InP基板のエッチング速度の1/12から3/8で
あるから、溝の深さ方向のエッチング速度を著しく低下
させたまま、サイドエッチ量を容易に1μm以上入れる
ことが可能となる。このドライエッチング後、メサ形状
の素子がTiマスクの下に形成されている。即ち、10
μm角の正方形部分の下は、サイドエッチが入るため一
辺が6〜8μmのフォトトランジスタを形成する。2μ
m角の正方形部分の下は、2μmから10μmの溝を掘る
間に片側1μm以上のサイドエッチのため結晶がなくな
る。つまり、マスクのTiがエアブリッジとなり、フォ
トトランジスタを並列につなぐわけである(図4)。
n−InP基板1上にn−InP2、p−InGaAs
P3、n−InP4をこの順に結晶成長させた基板にS
iN膜を堆積した後、素子が形成される領域のSiN膜
を所定の形状に加工する。その後、AuZnからなるア
ノードを形成し、Tiを電子ビーム蒸着法で所定の厚さ
で蒸着する(図2及び図6a)。Tiの厚さは望まれる
配線金属の抵抗値によって決定される。図2にTi蒸着
後の様子を示す。このTiは、基板のドライエッチング
のマスクとなるだけでなく、ドライエッチング終了時に
はエアブリッジを形成し素子と素子を結ぶ配線になる。
次に、レジストをマスクとしてTiを四塩化炭素ガスで
ドライエッチングし、10μm角の正方形の各辺中央に
2μm角の正方形が付随した図形(図5)が並んだ形状
を残し他の部分を除去する(図3及び図6b1,b
2)。図6b1は、図3において線Bで切ったときの断
面図であり、図7b2は、図3において線Aで切ったと
きの断面図である。この基板を臭素とアルゴンの混合ガ
スでドライエッチングし5μmの溝を掘る。溝の底面に
SiN膜をプラズマCVD法で1000Å以上堆積す
る。SiN膜は、溝の側壁には堆積しない。何故なら
ば、1回目の臭素とアルゴン混合ガスによるドライエッ
チングである程度サイドエッチが入り、側壁はTiマス
クの影となるからである。この後、再びこの基板に対し
て臭素とアルゴン混合ガスによるドライエッチングを行
えば、この混合ガスに対するSiN膜のエッチング速度
は、InP基板のエッチング速度の1/12から3/8で
あるから、溝の深さ方向のエッチング速度を著しく低下
させたまま、サイドエッチ量を容易に1μm以上入れる
ことが可能となる。このドライエッチング後、メサ形状
の素子がTiマスクの下に形成されている。即ち、10
μm角の正方形部分の下は、サイドエッチが入るため一
辺が6〜8μmのフォトトランジスタを形成する。2μ
m角の正方形部分の下は、2μmから10μmの溝を掘る
間に片側1μm以上のサイドエッチのため結晶がなくな
る。つまり、マスクのTiがエアブリッジとなり、フォ
トトランジスタを並列につなぐわけである(図4)。
【0020】基板のドライエッチングの条件は、実施例
1の条件と同じである。第2の実施例との違いは、1回
目のドライエッチングで5μm掘った後、SiN膜を堆
積して、2回目のドライエッチングを行い、深さ方向の
エッチング速度を低下させておいてサイドエッチングの
みを進行させ、エアブリッジを形成するということであ
る。SiN膜堆積をはさんだ2回のドライエッチングを
行うことにより、第2の実施例の構成よりも更に安定し
て、エアブリッジを形成することが出来る。
1の条件と同じである。第2の実施例との違いは、1回
目のドライエッチングで5μm掘った後、SiN膜を堆
積して、2回目のドライエッチングを行い、深さ方向の
エッチング速度を低下させておいてサイドエッチングの
みを進行させ、エアブリッジを形成するということであ
る。SiN膜堆積をはさんだ2回のドライエッチングを
行うことにより、第2の実施例の構成よりも更に安定し
て、エアブリッジを形成することが出来る。
【0021】なお、実施例1、2においてマスク兼配線
金属としてTi単体を用いたが、エッチングガスにさら
される表面がTiであれば、その下の金属は何でもよ
く、例えば上からTi,Auの組合せ、Ti,Au,T
iの組合せ、Ti,Al,Tiの組合せまたはTi,A
u,Pt,Crの組合せでもよい。これらの組合せは、
望まれる配線の抵抗値によって選択される。
金属としてTi単体を用いたが、エッチングガスにさら
される表面がTiであれば、その下の金属は何でもよ
く、例えば上からTi,Auの組合せ、Ti,Au,T
iの組合せ、Ti,Al,Tiの組合せまたはTi,A
u,Pt,Crの組合せでもよい。これらの組合せは、
望まれる配線の抵抗値によって選択される。
【0022】さらに、基板のエッチングには、臭素とア
ルゴンの混合ガスを用いたが、塩素ガスまたは塩素ガス
とアルゴンガスの混合ガスを用いてもよい。
ルゴンの混合ガスを用いたが、塩素ガスまたは塩素ガス
とアルゴンガスの混合ガスを用いてもよい。
【0023】また、実施例2においてエッチングされた
後の底面にSiN膜を堆積したが,SiO2膜またはT
iO2膜を使用することもできる。
後の底面にSiN膜を堆積したが,SiO2膜またはT
iO2膜を使用することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、ドライエッチン
グのマスクを配線金属として用いながら、サイドエッチ
量を制御しながらエッチングを行うことにより、配線パ
ターン直下の結晶をエッチングして素子を形成し、上に
残ったマスクの一部がエアブリッジとなり、素子を結ぶ
ことができる。あるいは、一度ドライエッチングを行っ
た後の底面にSiN膜を堆積し、再びドライエッチング
を行うことで深さ方向のエッチング速度を著しく遅らせ
たままサイドエッチをする。このことにより、配線パタ
ーン直下の結晶をエッチングして素子を形成し、上に残
ったマスクの一部がエアブリッジとなり、素子を結ぶこ
とができ、素子の集積化が実現できる。またエアブリッ
ジによる配線のため、寄生容量が少なく素子の高速動作
が期待できる。
グのマスクを配線金属として用いながら、サイドエッチ
量を制御しながらエッチングを行うことにより、配線パ
ターン直下の結晶をエッチングして素子を形成し、上に
残ったマスクの一部がエアブリッジとなり、素子を結ぶ
ことができる。あるいは、一度ドライエッチングを行っ
た後の底面にSiN膜を堆積し、再びドライエッチング
を行うことで深さ方向のエッチング速度を著しく遅らせ
たままサイドエッチをする。このことにより、配線パタ
ーン直下の結晶をエッチングして素子を形成し、上に残
ったマスクの一部がエアブリッジとなり、素子を結ぶこ
とができ、素子の集積化が実現できる。またエアブリッ
ジによる配線のため、寄生容量が少なく素子の高速動作
が期待できる。
【図1】(a)は本発明の一実施例のフォトトランジス
タを集積し、エアブリッジで配線した斜視図 (b)は本発明の一実施例のフォトトランジスタを集積
した時の回路図
タを集積し、エアブリッジで配線した斜視図 (b)は本発明の一実施例のフォトトランジスタを集積
した時の回路図
【図2】本発明の一実施例のフォトトランジスタの製造
工程の一過程を表す斜視図
工程の一過程を表す斜視図
【図3】本発明の一実施例のフォトトランジスタの製造
工程の一過程を表す斜視図
工程の一過程を表す斜視図
【図4】本発明の一実施例のフォトトランジスタ斜視図
【図5】本発明の反応性ガスを用いたドライエッチング
のためのマスクパターンの一部を示す図
のためのマスクパターンの一部を示す図
【図6】本発明の一実施例のフォトトランジスタの工程
断面図
断面図
【図7】従来のエアブリッジ形成の工程断面図
1 基板 2 エミッタ 3 ベース 4 コレクタ 5 p電極 6 n電極 7 マスク兼配線金属 8 溝 9 エアブリッジ 10 絶縁体 11 SiN膜
Claims (3)
- 【請求項1】半導体基板上に複数の素子が形成されてお
り、前記素子を素子の間はドライエッチングにより形成
した溝によって互いに電気的に分離され、前記素子間は
前記溝の上に形成したエアブリッジにより接続されてい
ることをとする半導体装置。 - 【請求項2】所定のパターンが形成されたマスクの付い
た半導体素子を所定の深さにドライエッチングする工程
と、エッチングされた部分の底面にSiN膜またはSi
O2膜を堆積する工程と、ドライエッチングを行って、
選択比を利用して深さ方向のエッチングを遅らせなが
ら、サイドエッチして配線パターン直下の結晶をエッチ
ングする工程を備え素子間を配線することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】半導体素子がInP系化合物半導体の場
合、反応性ガスとして臭素ガスを用ることを特徴とする
半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225707A JP3019884B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 半導体装置およびその製造方法 |
| US07/939,230 US5308440A (en) | 1991-09-05 | 1992-09-02 | Method of making semiconductor device with air-bridge interconnection |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225707A JP3019884B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563098A true JPH0563098A (ja) | 1993-03-12 |
| JP3019884B2 JP3019884B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16833546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3225707A Expired - Fee Related JP3019884B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 半導体装置およびその製造方法 |
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| JP (1) | JP3019884B2 (ja) |
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- 1991-09-05 JP JP3225707A patent/JP3019884B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1992-09-02 US US07/939,230 patent/US5308440A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5308440A (en) | 1994-05-03 |
| JP3019884B2 (ja) | 2000-03-13 |
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