JPH0563447B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0563447B2 JPH0563447B2 JP60061274A JP6127485A JPH0563447B2 JP H0563447 B2 JPH0563447 B2 JP H0563447B2 JP 60061274 A JP60061274 A JP 60061274A JP 6127485 A JP6127485 A JP 6127485A JP H0563447 B2 JPH0563447 B2 JP H0563447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- facilities
- environment
- present
- improving
- agricultural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、農園芸用施設の環境改善方法に関す
るもので、更に詳しくは、メチルイソチオシアネ
イトを密閉系農園芸施設に適用することを特徴と
する農園芸用施設の環境改善方法に係るものであ
る。 (従来技術) 近年、施設を利用した農園芸が長足の伸びを示
してきた反面、その裁培環境が高温多湿となりや
すいこと、連作となりやすいことから作物に害を
与える害虫、ダニ類、病気などが発生しやすく、
また裁培環境から作物自体も脆弱であり、その被
害を受けやすい。この様な事情からこれらの有害
生物が施設に発生してからの防除は、極めて困難
なものが多く、年々その被害は増大し、施説内の
連作の障害の一要因となつている。裁培中の作物
には、適時に殺菌剤、殺虫剤等の各種薬剤が適用
されているが、一方施設内のガラス、ビニール等
にはダニ類、害虫、菌類が生育しやすい環境とな
つている。更に収穫後の施設内においても多湿高
温のために、より害虫、ダニ類、菌類等が発生、
繁殖しやすい条件となつている。また、土壤中に
も雑草や病気等が発生しやすい条件となつてい
る。そして、次の作物の植付に対してもこのよう
な環境にあるために必要な対策を講じなければな
らない。 (発明が解決しようとする問題点) このような施設内の環境を改善する目的のため
に、従来から二臭化エチレン、D−D剤、臭化メ
チル等が一部で使用されているが、これらは毒性
あるいは残留等の問題点も含んでいる。 そこで本発明の薬剤は、毒物及び劇物取締法上
普通物に相当し、土壤中の残留も低く、魚類に対
する毒性も低く、安全な組成分である。ゆえに、
十分に施設内の環境を改善する目的のために使用
することができる。 (問題を解決するための手段) そこで本発明者等は、このような施設中におけ
る有害生物を効率的に、かつ確実に防除し、安全
な施設の環境改善方法を確立すべく研究を行つた
結果、メチルイソチオシアネイトを、収穫終了後
の非果樹木の残骸が存在する密閉系の農園芸用施
設に適用することにより、環境を改善する方法を
完成するに至つた。 ここにいう密閉系農園芸用施設とは、作物を栽
培するに供せられるガラス温室、ビニールハウ
ス、プラスチツクハウス等のハウス型のものやビ
ニールトンネル、プラスチツクトンネル等、トン
ネル型のもの及びそれらに関連して用いられる機
材をいう。また、栽培に際し、その中で使用に供
せられる支柱、ネツト、チエーン、紐、ワイヤ
ー、カーテン、苗箱、礫、培土、敷藁、各種パイ
プ類を含むものである。 本発明のメチルイソチオシアネイトは、油剤と
して取り扱われ、その空間の大小を問わず、施用
することが可能である。 本発明によれば、施設においては、本発明の化
合物をハウス又はトンネル内に散布、滴下して密
閉することができる。また、資材においては地面
に滴下して資材を置き、ビニール等の被覆材によ
りカバーすることもでき、また、水により希釈し
た液に浸漬しておくこともできる。また、エアゾ
ールタイプとして被処理材に噴霧後、被覆材によ
りカバーすることもできる。また、施設内におい
て栽培し、収穫を終えた作物を短時間に枯死せし
め同時に有害生物をも殺滅することが可能で、生
の生物残骸を移動する際の有害生物の飛散を防止
をすることができ、かつ生植物の処理を容易にす
ることもできる。 本発明のメチルイソチオシアネイトは、濃厚な
る油剤の状態で保存し、貯蔵されるので使用する
にあたつては、これを所望の濃度にして散布液を
うる。また展着剤、乳化剤、安定剤、その他配合
添加剤を含有せしめることも可能である。目的に
よつて他の殺菌剤、殺虫剤、除草剤又は肥料等と
混用し、あるいは製剤化して同時に処理施用する
ことも可能である。以下に実施例を以つて本発明
を説明するが、本発明は、これらの具体例により
特定されるものではない。 (実施例及び効果) 実施例 1 収穫の終つたキユウリ栽培用パイプハウスを用
いて効果試験を行つた。処理は、本発明のメチル
イソチオシアネイト20%油剤及び対照薬剤、無処
理には水のみを所定量、地表面に滴下した。ハウ
スを密封し、3日目及び7日目にキユウリの乾枯
状態を観察した。
るもので、更に詳しくは、メチルイソチオシアネ
イトを密閉系農園芸施設に適用することを特徴と
する農園芸用施設の環境改善方法に係るものであ
る。 (従来技術) 近年、施設を利用した農園芸が長足の伸びを示
してきた反面、その裁培環境が高温多湿となりや
すいこと、連作となりやすいことから作物に害を
与える害虫、ダニ類、病気などが発生しやすく、
また裁培環境から作物自体も脆弱であり、その被
害を受けやすい。この様な事情からこれらの有害
生物が施設に発生してからの防除は、極めて困難
なものが多く、年々その被害は増大し、施説内の
連作の障害の一要因となつている。裁培中の作物
には、適時に殺菌剤、殺虫剤等の各種薬剤が適用
されているが、一方施設内のガラス、ビニール等
にはダニ類、害虫、菌類が生育しやすい環境とな
つている。更に収穫後の施設内においても多湿高
温のために、より害虫、ダニ類、菌類等が発生、
繁殖しやすい条件となつている。また、土壤中に
も雑草や病気等が発生しやすい条件となつてい
る。そして、次の作物の植付に対してもこのよう
な環境にあるために必要な対策を講じなければな
らない。 (発明が解決しようとする問題点) このような施設内の環境を改善する目的のため
に、従来から二臭化エチレン、D−D剤、臭化メ
チル等が一部で使用されているが、これらは毒性
あるいは残留等の問題点も含んでいる。 そこで本発明の薬剤は、毒物及び劇物取締法上
普通物に相当し、土壤中の残留も低く、魚類に対
する毒性も低く、安全な組成分である。ゆえに、
十分に施設内の環境を改善する目的のために使用
することができる。 (問題を解決するための手段) そこで本発明者等は、このような施設中におけ
る有害生物を効率的に、かつ確実に防除し、安全
な施設の環境改善方法を確立すべく研究を行つた
結果、メチルイソチオシアネイトを、収穫終了後
の非果樹木の残骸が存在する密閉系の農園芸用施
設に適用することにより、環境を改善する方法を
完成するに至つた。 ここにいう密閉系農園芸用施設とは、作物を栽
培するに供せられるガラス温室、ビニールハウ
ス、プラスチツクハウス等のハウス型のものやビ
ニールトンネル、プラスチツクトンネル等、トン
ネル型のもの及びそれらに関連して用いられる機
材をいう。また、栽培に際し、その中で使用に供
せられる支柱、ネツト、チエーン、紐、ワイヤ
ー、カーテン、苗箱、礫、培土、敷藁、各種パイ
プ類を含むものである。 本発明のメチルイソチオシアネイトは、油剤と
して取り扱われ、その空間の大小を問わず、施用
することが可能である。 本発明によれば、施設においては、本発明の化
合物をハウス又はトンネル内に散布、滴下して密
閉することができる。また、資材においては地面
に滴下して資材を置き、ビニール等の被覆材によ
りカバーすることもでき、また、水により希釈し
た液に浸漬しておくこともできる。また、エアゾ
ールタイプとして被処理材に噴霧後、被覆材によ
りカバーすることもできる。また、施設内におい
て栽培し、収穫を終えた作物を短時間に枯死せし
め同時に有害生物をも殺滅することが可能で、生
の生物残骸を移動する際の有害生物の飛散を防止
をすることができ、かつ生植物の処理を容易にす
ることもできる。 本発明のメチルイソチオシアネイトは、濃厚な
る油剤の状態で保存し、貯蔵されるので使用する
にあたつては、これを所望の濃度にして散布液を
うる。また展着剤、乳化剤、安定剤、その他配合
添加剤を含有せしめることも可能である。目的に
よつて他の殺菌剤、殺虫剤、除草剤又は肥料等と
混用し、あるいは製剤化して同時に処理施用する
ことも可能である。以下に実施例を以つて本発明
を説明するが、本発明は、これらの具体例により
特定されるものではない。 (実施例及び効果) 実施例 1 収穫の終つたキユウリ栽培用パイプハウスを用
いて効果試験を行つた。処理は、本発明のメチル
イソチオシアネイト20%油剤及び対照薬剤、無処
理には水のみを所定量、地表面に滴下した。ハウ
スを密封し、3日目及び7日目にキユウリの乾枯
状態を観察した。
【表】
実施例 2
収穫後の鉢植えのトマト(品種 更新福寿)に
オンシツコナジラミ成虫を寄生させ逃亡防止のた
め金属製網円筒をかぶせ、小型温室におき、供試
剤の処理を行つた。処理は、本発明薬剤の20%油
剤を温室内に滴下処理した。3日間温室を密封放
置した後、虫の生死を調査し、これにより死虫率
を算出した。
オンシツコナジラミ成虫を寄生させ逃亡防止のた
め金属製網円筒をかぶせ、小型温室におき、供試
剤の処理を行つた。処理は、本発明薬剤の20%油
剤を温室内に滴下処理した。3日間温室を密封放
置した後、虫の生死を調査し、これにより死虫率
を算出した。
【表】
死虫数
* 死虫率(%)=
* 死虫率(%)=
Claims (1)
- 1 メチルイソチオシアネイトを、収穫終了後の
非果樹木の残骸が存在する密閉系農園芸用施設に
適用することを特徴とする農園芸用施設の環境改
善方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6127485A JPS61221101A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 農園芸用施設の環境改善方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6127485A JPS61221101A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 農園芸用施設の環境改善方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61221101A JPS61221101A (ja) | 1986-10-01 |
| JPH0563447B2 true JPH0563447B2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=13166465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6127485A Granted JPS61221101A (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 農園芸用施設の環境改善方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61221101A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0153246B1 (ko) * | 1989-11-09 | 1998-10-15 | 가와노 다께히꼬 | 이소티오시안산 에스테르를 이용한 살균처리를 수반하는 식품의 가공방법 |
| CN102630525A (zh) * | 2012-02-10 | 2012-08-15 | 刘德禹 | 一种在蔬菜大棚中消除虫害的物理方法 |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP6127485A patent/JPS61221101A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61221101A (ja) | 1986-10-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102805001B (zh) | 设施草莓病虫害的有机防控方法 | |
| KR100406300B1 (ko) | 벼의농화학적처리법및이렇게처리된종자 | |
| JPS5858322B2 (ja) | 植物の病害防除方法 | |
| CN118044422A (zh) | 设施大棚蔬菜细菌性病害的综合防治方法 | |
| KR101070143B1 (ko) | 천적을 이용한 가로수의 해충방제방법 | |
| CN107318567A (zh) | 一种绿色安全的蟠桃病害防治的方法 | |
| JPS61221101A (ja) | 農園芸用施設の環境改善方法 | |
| JPH0561243B2 (ja) | ||
| Reddy et al. | Good Horticultural Practices (GHP) | |
| Byers et al. | Cultural Management of Pine Voles in Apple Orchards1 | |
| Harrison et al. | Bells of Ireland cut flower production in Utah | |
| Kadow et al. | Tomato diseases and insect pests: identification and control | |
| Hadley | The Japanese beetle and its control | |
| Chittenden | The striped cucumber beetle and how to control it | |
| Nelson et al. | Improving Row Cover Systems for Organic Management of Insect Pests and Diseases in Muskmelon and Squash—Year 3 | |
| Linn et al. | Tomato diseases and insect pests: identification and control | |
| CN105706796B (zh) | 一种综合防治灰毡毛忍冬草履蚧的方法 | |
| KR20220131074A (ko) | 관주 또는 경엽 처리용 살생물 물질(殺生物物質) 및 이를 이용한 방제방법 | |
| Mote | Insect pests of truck and garden crops | |
| White et al. | Vegetable gardeners' handbook on insects and diseases | |
| WO1997005781A1 (en) | Method of treatment to obtain protection against pests and to inhibit germination together with means for these purposes | |
| Barrat | COMMENTS ON THE PINE VOLE IN ORCHARDS AND ITS CONTROL | |
| Wilcox | Some Results of Experiment Station Work with Insecticides | |
| Kadir et al. | Fruit Pest Control for Home Gardens | |
| Linn et al. | Tomato diseases and insect pests: identification and control |