JPH05634U - シートロール収納ケース - Google Patents
シートロール収納ケースInfo
- Publication number
- JPH05634U JPH05634U JP4576791U JP4576791U JPH05634U JP H05634 U JPH05634 U JP H05634U JP 4576791 U JP4576791 U JP 4576791U JP 4576791 U JP4576791 U JP 4576791U JP H05634 U JPH05634 U JP H05634U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙箱製のシートロール収納ケースにおいて、
何ら特別の補強作業を行うことなく、しかも従来捨てら
れていた重合板部32の先側板部35を利用して補強し
るようにすること。 【構成】 ケース本体1のシート取り出し側となる第2
板部12にシート引出し用のスリット17を形成し、蓋
板3の重合板部32におけるスリット17と重合する位
置に細幅のミシン目入り引き裂き部を形成し、重合板部
32における引き裂き部33より先側の先側板部35の
みを第2板部12の外面に接着させた。
何ら特別の補強作業を行うことなく、しかも従来捨てら
れていた重合板部32の先側板部35を利用して補強し
るようにすること。 【構成】 ケース本体1のシート取り出し側となる第2
板部12にシート引出し用のスリット17を形成し、蓋
板3の重合板部32におけるスリット17と重合する位
置に細幅のミシン目入り引き裂き部を形成し、重合板部
32における引き裂き部33より先側の先側板部35の
みを第2板部12の外面に接着させた。
Description
【0001】
本考案は、プラスチックフイルムからなるラップ、アルミホイール、紙などの 包装用シートをロール状に巻回してなるシートロールを収納するためのシートロ ール収納ケースに関するものである。
【0002】
従来のこの種のシートロール収納ケースとして、例えば図5ないし図8に示す ようなラップロール収納ケースがあるが、この従来のラップロール収納ケースは 、図5に示すように1枚ものの厚紙を所定形状に裁断及び折り目加工(一点鎖線 L部分)を施して箱原板Yを形成し、その箱原板Yを図6に示すように細長箱状 に組立てて成形されている。
【0003】 この従来のラップロール収納ケースでは、ラップロール108を収納するケー ス本体101と蓋板103を有している。蓋板103は、ケース本体101の開 口102の長辺側開口縁(第1板部111の縁部)に一体に連続されていて、該開 口102を被覆する開口被覆板部131と該開口102を越えて対向する板部( 第2板部という)112の外面に重合する重合板部132を有している。重合板 部132には、その出幅方向中間位置に引き裂き用のミシン目134が形成され ている。又、該重合板部132におけるミシン目134より先側の先側板部13 5は、ケース本体101内にラップロール108を収納した後に、接着剤Sによ りケース本体101の前記第2板部112の外面に仮接着されている。
【0004】 この従来のラップロール収納ケースを使用するときには、前記先側板部135 を、図6において鎖線135′で示すように仮接着部(符号S部分)を剥すととも にミシン目134部分を引き裂いて切除する。尚、切除された先側板部135は そのまま捨てられる。そして、ケース本体101内のラップロール108からラ ップを取り出すには、ラップの巻き解き端部181をケース本体101の開口1 02から第2板部112と重合板部132の残りの板部(基側板部)136間を通 して所定長さだけ引き出した後、該引き出したラップをケース本体101に備え ているナイフ104に当てて切断すればよい。尚、ラップ切断時には重合板部1 32の基側板部136部分を親指で押さえてラップを該基側板部136と第2板 部112との間で挾持した状態で行う。
【0005】
ところが、図5ないし図8に示す従来のラップロール収納ケースでは、ケース 本体101におけるラップ取り出し側板部(前記第2板部)112は、1枚の厚紙 のみで構成されているので、少しの押圧力(例えばラップ切断時における基側板 部押圧時に発生する押圧力)ででも容易に変形してしまい、ラップロール収納ケ ースの取り扱いを慎重に行わなければならない(乱暴に扱うとラップロール収納 ケースがこわれてしまう)という問題があった。又、該ラップ取り出し側板部(第 2板部)112が変形すると、ラップを引き出すときに該ラップにしわが発生し 易くなり、該ラップをきれいに引き出しにくくなるという問題もある。
【0006】 尚、ケース本体101におけるラップ取り出し側板部112を何らかの方法で 補強する(例えば補強部材を貼着する)ことも考えられるが、その場合には別工程 により補強のための作業及び補強部材が必要となり、コストアップとなる。
【0007】 本考案は、上記した従来のラップロール収納ケースの問題点に鑑み、何ら特別 の補強作業を行うことなく、しかも従来捨てられていた重合板部の先側板部を利 用してシートロール収納ケースを補強し得るようにすることを目的とするもので ある。
【0008】
本考案は、相互に対向する第1板部と第2板部とを第3板部で連続させてなる 断面コ形の細長箱状のケース本体と、該ケース本体の第1板部の縁部から延出さ れていてケース本体の開口を被覆する開口被覆板部と該開口被覆板部に連続し且 つ前記第2板部の外面のほぼ全面を被覆する重合板部をもつ蓋板とを備えた紙箱 製のシートロール収納ケースにおいて、前記ケース本体の第2板部における短幅 方向中間位置に、該第2板部の長幅方向に向けてケース本体内に収納されるシー トロールのシート幅以上の長さを有するスリットを形成する一方、前記蓋板の重 合板部における前記スリットと重合する位置に、該重合板部の全長に亘って細幅 のミシン目入りの引き裂き部を形成するとともに、前記重合板部における前記引 き裂き部より先側に位置する先側板部のみを前記第2板部の外面に接着させたこ とを特徴としている。
【0009】
本考案のシートロール収納ケースによれば、ケース本体の第2板部(シート取 り出し側板部)にシート引き出し用のスリットを形成し、重合板部におけるスリ ット重合位置に細幅のミシン目入りの引き裂き部を形成しており、該引き裂き部 を引き裂くとスリットが外部に露出して、そこからケース本体内に収納している シートを引き出すことができる。又、上記引き裂き部を引き裂いた後に、重合板 部における該引き裂き部より先側の先側板部はそのままケース本体の第2板部の 外面に接着されているので、ケース本体における該先側板部の接着部分は2枚の 厚紙が重合している。又、引き裂き部を切除すると、蓋板の開口被覆板部はケー ス本体に対して開閉可能となり、該開口被覆板部を開いてケース本体内に収納さ れているシートロールの巻き解き端部をスリットを通して外部に導く作業が行え る。さらに、シート巻き解き端部をスリットを通して外部に導いた後に、重合板 部の基側板部を第2板部の内側に差し込むと、当該部分が二重壁構造となる。
【0010】
このように、本考案のシートロール収納ケースによれば、ケース本体のシート 取り出し側板部(第2板部)部分に重合板部の先側板部が接着されたままで残り且 つ重合板部の基側板部も該第2板部の内側に当てがわれているので、スリット形 成部分を除く第2板部の全面積部分が二重壁構造となり、該第2板部部分が補強 されるという効果がある。又、重合板部の先側板部は、従来では捨てられていた ものであるが、本考案ではその捨てられていた先側板部を補強部材として有効利 用でき、しかも該先側板部はこのシートロール収納ケースの製造時に予め第2板 部外面に接着されているので、特別に該先側板部の接着作業は必要としない等の 効果がある。
【0011】
以下、図1ないし図4を参照して本考案の実施例を説明すると、この実施例で は、シートロール収納ケースとして、ラップロール収納ケースが採用されている 。尚、収納ケース内に収納されるシートロールとしては、ラップロールの外に、 アルミホイールロール、紙ロール、油紙ロール等の適宜のもの採用することがで きる。
【0012】 この実施例のラップロール収納ケースは、ラップロール8を収納するケース本 体1と、該ケース本体1に一体的に連設された蓋板3とを備えている。
【0013】 ケース本体1は、相互に対向する第1板部11と第2板部12とを第3板部1 3で連続させてなる断面コ形の細長箱状に形成されている。
【0014】 蓋板3は、ケース本体1の第1板部11の縁部から一体に延出されていて、ケ ース本体1の開口2を被覆する開口被覆板部31とケース本体1の第2板部12 の外面を被覆する重合板部32とを有している。
【0015】 このラップロール収納ケースは、図1に示すように1枚ものの厚紙を所定形状 に裁断及び折り目加工(一点鎖線L部分)を施して箱原板Zを形成し、その箱原板 Zを図2に示すように細長箱状に組立てて形成されている。
【0016】 ケース本体1の第2板部12には、その短幅方向中間位置に、該第2板部12 の長幅方向に向けてケース本体1内に収納されるラップロール8のラップ幅以上 の長さを有するスリット17を形成している。このスリット17は、例えば2〜 3mm程度の幅で且つ第2板部12のほぼ全長に亘って形成されている。尚、この スリット17は、図1に示すように箱原板Zを形成する際に同時に打ち抜いて形 成される。
【0017】 蓋板3の重合板部32は、前記スリット17が形成されている第2板部12の 外面のほぼ全面を被覆し得る面積を有している。
【0018】 又、この重合板部32には、第2板部12の外面を被覆した状態において前記 スリット17と重合する位置に、該重合板部32の全長に亘って細幅のミシン目 34入りの引き裂き部33を形成している。この引き裂き部33は、重合板部3 2の出幅方向のほぼ中間位置において、小間隔をもって2条のミシン目34,3 4を形成することによって形成されている。この引き裂き部33の幅は、前記ス リット17の幅とほぼ同幅(例えば2〜3mm程度)でよい。
【0019】 又、図1に示す箱原板Zを図2に示すように細長箱状に組立てる際には、第1 板部11、第2板部12、第3板部13を断面コ形に折曲させた後、左右の各側 蓋11a,12a,13aを接着剤で相互に接着させてケース本体1を成形し、該ケ ース本体1内にその開口2からラップロール8を収納するとともに、蓋板3の開 口被覆板部31で開口2を被覆し且つ重合板部32における引き裂き部33部分 より先側の先側板部35のみを接着剤S,S・・でケース本体1の第2板部12 外面に接着させると、図2に示すようにラップロール8を収納した状態でラップ ロール収納ケースを組立てることができる。このとき、重合板部32の引き裂き 部33は、第2板部12のスリット17の外側に重合するようになる。この状態 では、蓋板3は、先側板部35が第2板部12に接着されているので開放される ことがなく、図2に示す状態を維持したままで出荷される。尚、符号4はラップ 切断用のナイフであり、該ナイフ4は第2板部12と第3板部13の角部に取付 けられている。
【0020】 図2に示すラップロール入りのラップロール収納ケースを使用するとき(ラッ プを取り出すとき)には、引き裂き部33を鎖線33′で示すようにその一端側 からミシン目34,34に沿って引き裂いて切除する。すると、その引き裂き部 切除部分の下側にスリット17が外部に露出するようになり、ケース本体1内の ラップロール8の巻き解き端部81を該スリット17及び引き裂き部切除部分を 通して外部へ導き出すことができる。尚、引き裂き部33を切除すれば、開口被 覆板部31及び重合板部32の基側板部36部分はフリー状態となり、開口被覆 板部31を開いてケース本体1の開口2から指を差し入れてラップロール8の巻 き解き端部81をスリット17から外部へ導出させることができる。又、ラップ ロール8の巻き解き端部81をスリット17から外部へ導出させた後に、図3及 び図4に示すように重合板部32の基側板部36を第2板部12の内側に差し込 めば、該基側板部36及び開口被覆板部31がフラつくことがなくなる。
【0021】 そして、ラップを取り出すときには、ケース外に導出させているラップ巻き解 き端部をつまんで所定長さだけ引出し、該ラップをナイフ4に当てて切断すれば よい。
【0022】 このラップロール収納ケースでは、ケース本体1のラップ取り出し側板部(第 2板部)12におけるスリット17形成位置より開口側の内面に重合板部32の 基側板部36が当てがわれているので、該第2板部12部分のスリット部分を除 く全面が二重壁構造となっている。このように二重壁になると強度が増してラッ プロール収納ケース全体が変形しにくくなる。又、重合板部32の先側板部35 は、従来では捨てられる材料であったが、このラップロール収納ケースでは、該 先側板部35を補強部材として有効利用できる。しかも、この先側板部35は、 出荷時において蓋板3を固定するために接着されていたものをそのまま利用した もので、特別に補強のための取付け作業は必要としない。又、この二重壁は、ラ ップ取り出し部分に形成されているので、ラップを引き出す際にスリット17形 成部分の板材が撓みにくくなって該ラップをスムーズ(しわのない状態)に引き出 すことができ、ラップ取り出し作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるシートロール収納ケー
スの展開図(箱原板の平面図)である。
スの展開図(箱原板の平面図)である。
【図2】本考案の実施例にかかるシートロール収納ケー
ス(図1の箱原板の組立状態)の斜視図である。
ス(図1の箱原板の組立状態)の斜視図である。
【図3】図2のシートロール収納ケースの使用状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】従来のラップロール収納ケースの展開図(箱原
板の平面図)である。
板の平面図)である。
【図6】図5の箱原板の組立状態(ラップロール収納ケ
ース)を示す斜視図である。
ース)を示す斜視図である。
【図7】図6のラップロール収納ケースの使用状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
1はケース本体、2は開口、3は蓋板、4はナイフ、8
はシートロール、11は第1板部、12は第2板部、1
3は第3板部、17はスリット、31は開口被覆板部、
32は重合板部、33は引き裂き部、34はミシン目、
35は先側板部、36は基側板部である。
はシートロール、11は第1板部、12は第2板部、1
3は第3板部、17はスリット、31は開口被覆板部、
32は重合板部、33は引き裂き部、34はミシン目、
35は先側板部、36は基側板部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 相互に対向する第1板部(11)と第2板
部(12)とを第3板部(13)で連続させてなる断面コ形
の細長箱状のケース本体(1)と、該ケース本体(1)の第
1板部(11)の縁部から延出されていてケース本体(1)
の開口(2)を被覆する開口被覆板部(31)と該開口被覆
板部(31)に連続し且つ前記第2板部(12)の外面のほ
ぼ全面を被覆する重合板部(32)をもつ蓋板(3)とを備
えた紙箱製のシートロール収納ケースであって、前記ケ
ース本体(1)の第2板部(12)における短幅方向中間位
置に、該第2板部(12)の長幅方向に向けてケース本体
(1)内に収納されるシートロール(8)のシート幅以上の
長さを有するスリット(17)を形成する一方、前記蓋板
(3)の重合板部(32)における前記スリット(17)と重
合する位置に、該重合板部(32)の全長に亘って細幅の
ミシン目(34)の入り引き裂き部(33)を形成するとと
もに、前記重合板部(32)における前記引き裂き部(3
3)より先側に位置する先側板部(35)のみを前記第2
板部(12)の外面に接着させた、ことを特徴とするシー
トロール収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4576791U JPH074186Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | シートロール収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4576791U JPH074186Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | シートロール収納ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05634U true JPH05634U (ja) | 1993-01-08 |
| JPH074186Y2 JPH074186Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12728445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4576791U Expired - Lifetime JPH074186Y2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | シートロール収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074186Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP4576791U patent/JPH074186Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH074186Y2 (ja) | 1995-02-01 |
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