JPH0564121U - 組合せ秤における供給用の振動フィーダ - Google Patents

組合せ秤における供給用の振動フィーダ

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JPH0564121U
JPH0564121U JP400992U JP400992U JPH0564121U JP H0564121 U JPH0564121 U JP H0564121U JP 400992 U JP400992 U JP 400992U JP 400992 U JP400992 U JP 400992U JP H0564121 U JPH0564121 U JP H0564121U
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聖二 山野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給特性の悪い被処理物に対して、トレイの
振幅の増大とその振動成分の上下方向の成分をマグネッ
トコイルが大型にされることなく増大できる組合せ秤に
おける供給用の振動フィーダである。 【構成】 トレイ10を支える上部フレーム13とベッド15
とを連結している板ばね14がトレイ支持部を通る垂直線
に対して送り出し反対側へ傾斜され、2個のマグネット
(マグネットコイル17(17') と可動コア16(16') )が前
記上部フレーム13の両端部における前記板ばね14取付部
に近い位置で吸引方向をトレイ支持部を通る垂直線に対
して前記板ばね14の傾斜角度より小さい角度で対向する
作用方向に配置され、前記2個のマグネットの駆動タイ
ミングが相互に駆動周期の1/2ずれるようにされてい
る。 【効果】 トレイの振幅を増大させるとともに、上下方
向の振動成分をも増大させて被処理物の移動性能が向上
され、供給特性の悪い被処理物を取り扱って有用なもの
となった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として組合せ秤において用いられる板ばねとマグネットを用いた 電磁振動式のフィーダに係るものであって、供給特性のよくない物品を取り扱う のに適した組合せ秤における供給用の振動フィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、組合せ秤において採用されている板ばねを用いた電磁振動式のフィーダ は、例えば図3によって示されるように、トレイ1は下面のほぼ中央に定着され ている取付片の下端を上部フレーム2に取り付けられて支持されており、その上 部フレーム2は下端部をベッド4に固定着されている複数の板ばね3によって連 結されて支持されている。マグネットコイル6はベッド4上に設けられ、可動コ ア5は前記上部フレーム2にギャップtをおいて取り付けられている。そして、 前記板ばね3は垂直方向に対して20°の傾斜で配され、マグネットコイル6の 吸引方向は水平方向になるように、それぞれ組み立てられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような従来の電磁振動式のフィーダでは、被搬送物として供給特性の悪 いもの、例えばブロイラ肉、漬物、梅干し、生蛎、カット野菜、ガミーキャンデ ーなどを取り扱う場合、振動の振幅を強大にする必要がある。そのために駆動用 の電磁石が大型化し、それに伴いフィーダ全体も大型化することになり、比較的 小容量で小型サイズの組合せ秤に組み合わせるには、適応させることが困難であ る。
【0004】 すなわち、図4に例示されるように組合せ秤Aは中央に配される分散フィーダ Bの周囲に、計量部へのフィーダ1Aが放射状に複数個配置され、その各フィーダ 1Aの外側下部に図示されない供給ホッパ及び図示されない計量ホッパがそれぞれ 付設され、この図で示めされる最大外形さし渡し径Dがほぼ円形状の組合せ秤A の本体部の直径となるので、この組合せ秤Aの本体部の直径は各フィーダ1Aの数 とそのフィーダ1Aのトレイの幅とによって、制限を受ける。そのためにマグネッ トコイル2Aが大きくなると組合せ秤Aの直径も大型化することになる。
【0005】 また、振動の振幅が大きくなるので板ばねの振動時の撓みが大となり、その結 果、板ばねの耐久性について問題がある。さらに、振動時の振幅が大きくなるた めマグネットコイルと可動コアとのギャップが大になって電流値が大きくなり、 電源制御部の容量の大きなものが必要となる。またさらに、マグネットコイルの 発熱容量についても問題がある。
【0006】 本考案では、前記のような問題点のある組合せ秤における供給用の振動フィー ダにおいて、供給特性の悪い被処理物に対して、トレイの振幅の増大とその振動 成分の上下方向の成分をマグネットコイルが大型化されることなく増大できる組 合せ秤における供給用の振動フィーダの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、組合せ秤における供給用の振動フィ ーダにおいて、トレイを支える上部フレームとベッドとを連結している板ばねが トレイ支持部を通る垂直線に対して送り出し反対側へ傾斜され、2個のマグネッ トが前記上部フレームの両端部における前記板ばね取付部に近い位置で吸引方向 をトレイ支持部を通る垂直線に対して前記板ばねの傾斜角度より小さい角度で対 向する作用方向に配置され、前記2個のマグネットの駆動タイミングが相互に駆 動周期の1/2ずれるようにされている構成である。
【0008】
【作用】
このような構成の本考案の振動フィーダによれば、2個に分かれたマグネット を起振用の板ばねとトレイを支える上部フレームとの連結個所に近い位置に配設 して、その両マグネットの作用方向が相反するようにして往復で作用力が働くよ うにされているので、上部フレームを比較的軽くて剛性を高めないで有効な振動 成分がトレイに付与されることになる。しかも各マグネットの容量が小さくでき て、マグネットの容量が小さいわりに比べて振幅が大きくて供給特性の悪い被処 理物であっても円滑に供給できることになる。また、マグネットが従来のものに 比較して小型化できるので、組合せ秤として小容量、小サイズのものにも無理な く適用できることになる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の振動フィーダを一実施例について図面を参照しつつ説明する。 図1に示されるのは本考案の組合せ秤における供給用の振動フィーダの正面図で ある。
【0010】 この図において、トレイ10は、その下面のほぼ中央に定着されている取付片11 の下端を上部フレーム13に固着され、ベッド15に下端部を固着される2組の板ば ね14の上端部をその上部フレーム13両端に連結されて、当該板ばね14によって所 要高さに支持されている。前記上部フレーム13にはマグネットの可動コア16,16' が下面と上面とにそれぞれ1個づつこの上部フレーム13の端部に近寄せて固着さ れている。その下向きの可動コア16に対向させてベッド15上に一方のマグネット コイル17が、また上向きの可動コア16' に対向させてベッド15上部に他方のマグ ネットコイル17' が、それぞれ所要の間隔tを隔てるようにされてベッド15に設 けられた支持片18,18' によって固着されている。なお、図中符号19は緩衝用の コイルばねで、図上右側のものは1個、左側のものは2個配されている。
【0011】 前記一方のマグネットコイル17と可動コア16、及び前記他方のマグネットコイ ル17' と可動コア16' との吸引方向は、図1で示されるように垂直方向に対して 所要角度、例えば15°トレイ10の被処理物搬送方向aと逆方向に傾斜させて取 り付けられる。また、前記板ばね14は、前記マグネットコイル17,17' と同様の 方向で垂直方向に対して所要角度、例えば45°傾斜させて組み立てられている 。このようにすれば、マグネットコイル17(17') の吸引方向とトレイ10の振動方 向とは60°の交差角になっている。
【0012】 このような構成にすることで、マグネットコイル17(17') とそれぞれに対応す る可動コア16(16') との各間隔t(両方のマグネットコイル17,17'と可動コア16 ,16'とは同一条件になるように設けられている)に対し、 トレイの振幅γ=t1/cos 60°=2t 上下振動成分h=γ cos45°=1.414t となり、前記のような従来の方式に比較して、マグネットコイル17,17'と可動コ ア16,16'とのギャップtが同一の場合におけるトレイ10の可動振幅は約2倍、上 下方向の振幅成分は約4倍となる。
【0013】 上下方向の振動成分が大きいことは、柔らかくて振動が吸収される、かさ 密度が小さくて振動が吸収される、トレイに付着される、というような被処理 物の取扱には特に有効である。また、被処理物を遠投させる場合(大きく前進さ せようとする場合)には、その振動方向が水平方向に対して45°が理論的に最 大の傾斜角度であり、従来の方式での20°に比較して搬送効率としてより有効 である。これは、水分が多くてトレイ面で滑る被処理物にも有利に作用する。
【0014】 また、上記のような構成にすることで、特に各マグネット(マグネットコイル 17,17'とそれぞれに対応する可動コア16,16')を上部フレーム13の板ばね14との 連結部に近い位置に配設することにより、その上部フレーム13の振動に伴う撓み 量が小さくて済む。したがって、この上部フレーム13を比較的小さなメンバーで 形成できて比較的軽量なものにでき、しかも振幅を大きくできることになる。と りわけ、長いトレイの場合、その上部フレームも長くして前記同様に2個のマグ ネットを配設すれば、そのトレイの安定性を保たせるのに効果的である。
【0015】 さらに、上部フレーム13に対するマグネット17,17'の配置に際して、前記のよ うにこれらのマグネットが板ばね14との連結部に近い位置に設けるようにされて いるので、一方のマグネット17はベッド15の下部から立ち上がる支持片18によっ て、また他方のマグネット17' はベッド15の上部から突き出す支持片18' によっ て、それぞれ支持されるように構成して無理なくコンパクトに組み込むことがで きる。
【0016】 前記両マグネットコイル17及び17' に対する駆動電流(電圧)を与えるに際し 、その両マグネットコイル17及び17' に対し図2で示されるように周期T秒の間 隔で所要の電圧V1=V2をそれぞれΔt秒間交互に与える。ただし、マグネット コイル17とマグネットコイル17' では、それぞれの動作開始時間にT/2 秒のずれ を与える。なお、この両マグネットコイル17,17'の励磁電流は矩形波で説明して いるが半波の正弦波であってもよい。
【0017】 前記マグネットコイル17とマグネットコイル17' との作用方向は、図1で示す ように逆方向に作用し、いずれも吸引方向にのみ作用するが、トレイ10が支持さ れる上部フレーム13に対しての作用力は往復で働くことになる。その結果、マグ ネットコイル17,17'の容量としては、一方にのみマグネットコイルと可動コアと が配される方式のものに比較して、ほぼ1/2のもので足りることになる。
【0018】 また、板ばね14と可動コア16(16') はいずれも静止(平衡)点を中心にして振 動するので、用いられる板ばね14は従来のものに比較して最大撓み量が小さく、 したがって耐久性が向上することになる。さらに、マグネットコイル17,17'と可 動コア16,16'とのギャップtも小さくなるので、電流値が小さくなり、そのマグ ネットコイルの発熱も少なくなる。
【0019】
【考案の効果】
本考案の振動フィーダによれば、従来の振動フィーダに比べてトレイの振幅を 増大させるとともに、上下方向の振動成分をも増大させて全体の構造が小さく纏 められて被処理物の移動性能が向上され、供給特性の悪い被処理物を取り扱って 有用なものとなった。しかも振動用板ばねの耐久性を高め、運転コストの低減が でき経済性を高め得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の組合せ秤における供給用の振動フィー
ダの正面図である。
【図2】マグネットコイルに対する駆動電流の付与態様
を表す図である。
【図3】従来の組合せ秤における振動フィーダの1具体
例を示す正面図である。
【図4】組合せ秤における供給用の振動フィーダの配置
要領を表す図である。
【符号の説明】
10 トレイ 11 取付片 13 上部フレーム 14 板ばね 15 ベッド 16,16’ 可動コア 17,17’ マグネットコイル 18,18’ マグネットコイルの支持片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組合せ秤における供給用の振動フィーダ
    において、トレイを支える上部フレームとベッドとを連
    結している板ばねがトレイ支持部を通る垂直線に対して
    送り出し反対側へ傾斜され、2個のマグネットが前記上
    部フレームの両端部における前記板ばね取付部に近い位
    置で吸引方向をトレイ支持部を通る垂直線に対して前記
    板ばねの傾斜角度より小さい角度で対向する作用方向に
    配置され、前記2個のマグネットの駆動タイミングが相
    互に駆動周期の1/2ずれるようにされていることを特
    徴とする組合せ秤における供給用の振動フィーダ。
  2. 【請求項2】 前記2個のマグネットは、その一方のマ
    グネットがベッドの下部から上向きに設けられる支持片
    にマグネットコイルを支持され、他方のマグネットがベ
    ッドの上部に突設される支持片にマグネットコイルを支
    持され、それぞれの可動コアが所要の間隔をおいて上部
    フレームに取り付けられている請求項1に記載の組合せ
    秤における供給用の振動フィーダ。
JP400992U 1992-02-05 1992-02-05 組合せ秤における供給用の振動フィーダ Expired - Lifetime JP2558503Y2 (ja)

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