JPH0564255B2 - - Google Patents
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- JPH0564255B2 JPH0564255B2 JP25333685A JP25333685A JPH0564255B2 JP H0564255 B2 JPH0564255 B2 JP H0564255B2 JP 25333685 A JP25333685 A JP 25333685A JP 25333685 A JP25333685 A JP 25333685A JP H0564255 B2 JPH0564255 B2 JP H0564255B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、Vリブドベルト及びその製法に関
し、詳しくは改良されたVリブドベルト及びその
製法に関する。
し、詳しくは改良されたVリブドベルト及びその
製法に関する。
従来、伝動ベルトとして、無端ベルトの内面に
円周方向に複数本の断面V字状をなす突条(以下
「Vリブ」という)を設けて成るVリブドベルト
が広く使用されている。
円周方向に複数本の断面V字状をなす突条(以下
「Vリブ」という)を設けて成るVリブドベルト
が広く使用されている。
このVリブドベルトは、あたかも多数本のVベ
ルトを同時に並行に巻掛けたのと同等の効果を有
するから、伝動効率が良くしかも複数本のVベル
トを巻掛けた場合に比し保守管理も容易であり、
特に小型伝動装置に適すると言つた利点を有す
る。
ルトを同時に並行に巻掛けたのと同等の効果を有
するから、伝動効率が良くしかも複数本のVベル
トを巻掛けた場合に比し保守管理も容易であり、
特に小型伝動装置に適すると言つた利点を有す
る。
しかしながら、上記Vリブドベルトは、プーリ
との係合時、Vリブ間の溝内の空気がプーリ表面
との間の狭い空間に閉じ込められるから、Vリブ
ドベルトとプーリとの接触界面に水分等が介入す
ると、スムースに排出されずスリツプを生じさせ
同時に異音を発生させるといつた問題がある。
との係合時、Vリブ間の溝内の空気がプーリ表面
との間の狭い空間に閉じ込められるから、Vリブ
ドベルトとプーリとの接触界面に水分等が介入す
ると、スムースに排出されずスリツプを生じさせ
同時に異音を発生させるといつた問題がある。
特に、Vリブドベルト表面がプーリとの接触に
より摩耗し平滑面となるに従い上記問題は顕著と
なり種々の問題を生じる。
より摩耗し平滑面となるに従い上記問題は顕著と
なり種々の問題を生じる。
例えば、上記のVリブドベルトを自動車の補機
用伝動ベルトに使用した場合、ベルト表面に内外
気温差によつて結露等が生じると、これがスリツ
プ及び異音発生の原因となり運転者に故障発生の
不安感を抱かせることがある問題があつた。
用伝動ベルトに使用した場合、ベルト表面に内外
気温差によつて結露等が生じると、これがスリツ
プ及び異音発生の原因となり運転者に故障発生の
不安感を抱かせることがある問題があつた。
かかる問題は、例えばVリブ側面を荒い仕上げ
面とし、Vリブ側面に微小な凸凹を付することに
より介在する空気水分等を逃がしやすくすること
等が考えられるが、Vリブ表面が摩耗してしまえ
ば結局無効となり、しかもかかる荒仕上面とした
場合、Vリブ間の溝底面の精密な曲面仕上加工が
出来ないので、Vリブ間の溝断面形状が充分に規
制された形状とし難く、プーリとの係合時プーリ
の溝間の山頂部とVリブドベルトのVリブ間の谷
部底面とが接触し、伝動能力を低下させると共に
谷部の異常摩耗を生じさせるといつた問題があつ
た。
面とし、Vリブ側面に微小な凸凹を付することに
より介在する空気水分等を逃がしやすくすること
等が考えられるが、Vリブ表面が摩耗してしまえ
ば結局無効となり、しかもかかる荒仕上面とした
場合、Vリブ間の溝底面の精密な曲面仕上加工が
出来ないので、Vリブ間の溝断面形状が充分に規
制された形状とし難く、プーリとの係合時プーリ
の溝間の山頂部とVリブドベルトのVリブ間の谷
部底面とが接触し、伝動能力を低下させると共に
谷部の異常摩耗を生じさせるといつた問題があつ
た。
この発明は上記問題に鑑み、Vリブドベルトの
Vリブ側面の摩耗により生じる種々の欠点を解消
し得ると同時に、溝付プーリとの係合も安定して
行えるVリブドベルト及びその製法を提供するこ
とを目的としてなさたものである。
Vリブ側面の摩耗により生じる種々の欠点を解消
し得ると同時に、溝付プーリとの係合も安定して
行えるVリブドベルト及びその製法を提供するこ
とを目的としてなさたものである。
即ち、この発明のVリブドベルトは、無端ベル
ト内面の円周方向に断面V字状をなす複数本の突
条が並設され、該突条を溝付プーリに係合させて
巻掛けられるVリブドベルトにおいて、Vリブド
ベルトの断面V字状をなす突状の側面に短繊維の
一部が露出されており、かつ、短繊維の平均露出
長さが、前記断面V字状をなす突条基部に比し該
突条の基部以外の部分が長くされていることを特
徴とするものであり、短繊維の平均露出長さの長
短の分布範囲が、断面V字状をなす突条底部の短
繊維の分布高さをh'、該分布範囲より前記突条頂
部までの分布高さをhとしたときh'/hが0.3以
下とされているもの、及び短繊維の平均露出長さ
の長い分布範囲における短繊維の平均露出長さが
0.15mmとされているものを含むものであり、いま
一つの発明は上記Vリブドベルトの製造方法に関
し、補強用短繊維を均一混合してなる重合体材料
を圧縮ゴム成形層とし、これに必要な引張り層、
抗張力体層等を積層一体瓦してなるベルト成形用
円筒体を成形し、次いで、該ベルト成形用円筒体
の前記重合体材料より成る圧縮ゴム成形層表面
に、周方向に沿つて荒仕上げ研削砥石にて断面V
字状をなす突条間の溝を研削成形し、次いで仕上
げ研削砥石にて前記溝底部のみを研削することを
特徴とするものである。
ト内面の円周方向に断面V字状をなす複数本の突
条が並設され、該突条を溝付プーリに係合させて
巻掛けられるVリブドベルトにおいて、Vリブド
ベルトの断面V字状をなす突状の側面に短繊維の
一部が露出されており、かつ、短繊維の平均露出
長さが、前記断面V字状をなす突条基部に比し該
突条の基部以外の部分が長くされていることを特
徴とするものであり、短繊維の平均露出長さの長
短の分布範囲が、断面V字状をなす突条底部の短
繊維の分布高さをh'、該分布範囲より前記突条頂
部までの分布高さをhとしたときh'/hが0.3以
下とされているもの、及び短繊維の平均露出長さ
の長い分布範囲における短繊維の平均露出長さが
0.15mmとされているものを含むものであり、いま
一つの発明は上記Vリブドベルトの製造方法に関
し、補強用短繊維を均一混合してなる重合体材料
を圧縮ゴム成形層とし、これに必要な引張り層、
抗張力体層等を積層一体瓦してなるベルト成形用
円筒体を成形し、次いで、該ベルト成形用円筒体
の前記重合体材料より成る圧縮ゴム成形層表面
に、周方向に沿つて荒仕上げ研削砥石にて断面V
字状をなす突条間の溝を研削成形し、次いで仕上
げ研削砥石にて前記溝底部のみを研削することを
特徴とするものである。
この発明のVリブドベルトは溝付プーリと係合
するとき、Vリブ(断面V字状をなす突)側面に
は均一分散配置に短繊維5…5が露出するので、
この短繊維5…5によりプーリ溝側面との界面に
わずかではあるが〓間が出来、水分介入によるス
リツプ、異音の発生が防止される。
するとき、Vリブ(断面V字状をなす突)側面に
は均一分散配置に短繊維5…5が露出するので、
この短繊維5…5によりプーリ溝側面との界面に
わずかではあるが〓間が出来、水分介入によるス
リツプ、異音の発生が防止される。
一方、Vリブ2の基底部は精密仕上げにより充
分な深さとされているため溝付プーリの溝間の頂
部との直接接触が避けられ、Vリブ2の基底部の
異常摩耗が確実に防止される。
分な深さとされているため溝付プーリの溝間の頂
部との直接接触が避けられ、Vリブ2の基底部の
異常摩耗が確実に防止される。
また、Vリブ2の基底部の異常摩耗を確実に防
止するための上記短繊維5の露出長さの分布範囲
は、断面V字状をなす突条底部の短繊維の分布高
さをh′、該分布範囲より前記突条頂部までの分布
高さをhとしたときh′/hが0.3以下とすること
が好ましい。
止するための上記短繊維5の露出長さの分布範囲
は、断面V字状をなす突条底部の短繊維の分布高
さをh′、該分布範囲より前記突条頂部までの分布
高さをhとしたときh′/hが0.3以下とすること
が好ましい。
これは、上記露出長の分布を0.3より大きくす
るとVリブ2の側面に露出する短い繊維の分布範
囲が大きくなり、Vリブ2の表面状態が平滑とな
つてベルトの張力増加の点では好都合であるが、
結露などの水分介在に起因するスリツプ及び異音
発生が防止できなくなるからである。
るとVリブ2の側面に露出する短い繊維の分布範
囲が大きくなり、Vリブ2の表面状態が平滑とな
つてベルトの張力増加の点では好都合であるが、
結露などの水分介在に起因するスリツプ及び異音
発生が防止できなくなるからである。
また0.3以下であれば、Vリブ2の側面基底部
だけが短い繊維の分布範囲とされていても良い。
だけが短い繊維の分布範囲とされていても良い。
Vリブ基部2A付近の範囲h′部分はVリブ基部
2A間の溝の最奥部となり、プーリ溝側面7の頂
部と接触しないことと、この最奥部の形状を深く
シヤープに形成するためには、短繊維の露出長さ
が短い方が好都合だからである。
2A間の溝の最奥部となり、プーリ溝側面7の頂
部と接触しないことと、この最奥部の形状を深く
シヤープに形成するためには、短繊維の露出長さ
が短い方が好都合だからである。
また、短繊維の平均露出長さの長い分布範囲に
おける短繊維の平均露出長さが0.15mm以上とする
ことが好ましい。
おける短繊維の平均露出長さが0.15mm以上とする
ことが好ましい。
これより露出長さを短くするとベルト張力増加
の点では好都合であるが、前述のように結露など
の水分介在に起因するスリツプ及び異音発生が防
止できなくなるからである。
の点では好都合であるが、前述のように結露など
の水分介在に起因するスリツプ及び異音発生が防
止できなくなるからである。
次に、この発明を実施例により説明する。
第1図はこの発明の実施例の断面図、第2図は
第1図の要部拡大図である。
第1図の要部拡大図である。
この発明のVリブドベルト1は、第1図におい
て紙背方向へ走行し、第2図における同じく紙背
方向へ回転するプーリ溝側面7(第2図)と接触
する断面V字状をなす突条(以下同じく「Vリ
ブ」という)2のプーリ溝側面7と接する側面3
に、該Vリブ2を構成する重合体材料4内に均一
埋入した短繊維5…5の一端が第2図に示すよう
に露出され、かつ短繊維5…5の平均露出長さL
が、Vリブ2基部2A(範囲h′)に比し、Vリブ
2の基部2A以外の部分(範囲h)のものが長く
されて構成されている。
て紙背方向へ走行し、第2図における同じく紙背
方向へ回転するプーリ溝側面7(第2図)と接触
する断面V字状をなす突条(以下同じく「Vリ
ブ」という)2のプーリ溝側面7と接する側面3
に、該Vリブ2を構成する重合体材料4内に均一
埋入した短繊維5…5の一端が第2図に示すよう
に露出され、かつ短繊維5…5の平均露出長さL
が、Vリブ2基部2A(範囲h′)に比し、Vリブ
2の基部2A以外の部分(範囲h)のものが長く
されて構成されている。
なお、これら短繊維5…5は、Vリブドベルト
1の幅方向に出来るだけ配向することが望まし
い。
1の幅方向に出来るだけ配向することが望まし
い。
上記実施例において、短繊維5…5をVリブ2
の側面に露出させるのは、この露出部分によつて
Vリブ2側面とプーリ溝側面7との間に微小〓間
を形成し、水分等の密閉化を防止するためであり
短繊維5の長く露出する部分Lの部分範囲は、長
く露出する部分(範囲h)を、第2図に示すよう
にプーリの溝側面7に接触するVリブ2全面(範
囲H)とすることがが望ましいが、上記範囲の
h′/hの値が0.3以下とされていれば良い。
の側面に露出させるのは、この露出部分によつて
Vリブ2側面とプーリ溝側面7との間に微小〓間
を形成し、水分等の密閉化を防止するためであり
短繊維5の長く露出する部分Lの部分範囲は、長
く露出する部分(範囲h)を、第2図に示すよう
にプーリの溝側面7に接触するVリブ2全面(範
囲H)とすることがが望ましいが、上記範囲の
h′/hの値が0.3以下とされていれば良い。
その他上記実施例における重合材料4としては
従来Vベルト成形の際圧縮ゴム成形層成形用とし
て通常使用されている材料、例えば、クロロプレ
ン、合成ゴム等が使用される。
従来Vベルト成形の際圧縮ゴム成形層成形用とし
て通常使用されている材料、例えば、クロロプレ
ン、合成ゴム等が使用される。
また、短繊維5…5としては、綿、ナイロン、
ポリエステル、アラミツド繊維等の繊維が使用さ
れる。
ポリエステル、アラミツド繊維等の繊維が使用さ
れる。
次にこの発明の製法について説明する。
まず、第3図に示すように成形用芯金10上
に、必要な引張層11、接着用ゴム層を介し、補
強芯層12を重ね再び接着用ゴム層を重ね、次い
で短繊維5…5を均一混合して成る圧縮ゴム成形
層13を重ねて圧縮加硫し一体化させ、ベルト成
形用円筒体14を得る。
に、必要な引張層11、接着用ゴム層を介し、補
強芯層12を重ね再び接着用ゴム層を重ね、次い
で短繊維5…5を均一混合して成る圧縮ゴム成形
層13を重ねて圧縮加硫し一体化させ、ベルト成
形用円筒体14を得る。
次いで、ベルト成形用円筒体14を第4図に示
すように、二本のロール15,15間に掛け、循
環移動させると共に、ベルト成形用円筒体14の
圧縮ゴム成形層13表面に粒度#80等とされた荒
仕上げ砥石16を接触させ、第5図に実線で示す
ようにVリブ2間の溝17を研削していく。
すように、二本のロール15,15間に掛け、循
環移動させると共に、ベルト成形用円筒体14の
圧縮ゴム成形層13表面に粒度#80等とされた荒
仕上げ砥石16を接触させ、第5図に実線で示す
ようにVリブ2間の溝17を研削していく。
このとき、溝17側面は、荒仕上げ砥石により
研削されるから圧縮ゴム成形層13内の短繊維5
…5は完全に切断除去されることなく一端を露出
させた状態で残る。
研削されるから圧縮ゴム成形層13内の短繊維5
…5は完全に切断除去されることなく一端を露出
させた状態で残る。
次いで溝17の荒研削の終了後は前記荒仕上げ
砥石16に代え、仕上げ用砥石18により溝17
底部のみを仕上げ研削し、第5図に鎖線で示すよ
うに仕上げる。
砥石16に代え、仕上げ用砥石18により溝17
底部のみを仕上げ研削し、第5図に鎖線で示すよ
うに仕上げる。
この仕上げ研削により溝底部が精密仕上げされ
特に第5図において符号19で示すVリブ2間の
溝17底面の曲率面が小曲率とされ正確に仕上げ
られる。
特に第5図において符号19で示すVリブ2間の
溝17底面の曲率面が小曲率とされ正確に仕上げ
られる。
次いで、上記ベルト成形用円筒体14を適宜の
数の溝17毎に輪状に切断することによりVリブ
ドベルトが製造されるのである。
数の溝17毎に輪状に切断することによりVリブ
ドベルトが製造されるのである。
次に、この発明の実施例に付きスリツプ発生乃
び異音の発生状況をテストしたところ、次の結果
が得られた。
び異音の発生状況をテストしたところ、次の結果
が得られた。
第6図に示すように、Vリブドベルト1の一端
をロードセル20に固定し、他端に死荷重W
(1.75Kg)を掛け、中間にプーリ21を配置し、
該プーリ21を矢印方向に43rpmで回転させ、こ
のときの摩擦により生じる張力T1をロードセル
20よりアンプ22を通じ測定した。
をロードセル20に固定し、他端に死荷重W
(1.75Kg)を掛け、中間にプーリ21を配置し、
該プーリ21を矢印方向に43rpmで回転させ、こ
のときの摩擦により生じる張力T1をロードセル
20よりアンプ22を通じ測定した。
測定方法は乾燥状態において約5分、張力T1
が一定となるのを待つて噴霧器により水プーリ2
1とVリブドベルト1の接触界面に噴霧し、張力
T1の変化を測定した。
が一定となるのを待つて噴霧器により水プーリ2
1とVリブドベルト1の接触界面に噴霧し、張力
T1の変化を測定した。
その結果は第7図に示す通りであつた。
第7図において、実線で示すグラフは、この発
明の実施例の結果を示すものであり、短繊維5…
5の範囲hにおける平均露出長L0.287mm、h′/h
=0.2とされたもの、一点鎖線で示すグラフが同
平均露出長L0.1mm、h′/h=0.2、鎖線で示すグ
ラフが同平均露出長Lが0.03mmとされたものを示
す。
明の実施例の結果を示すものであり、短繊維5…
5の範囲hにおける平均露出長L0.287mm、h′/h
=0.2とされたもの、一点鎖線で示すグラフが同
平均露出長L0.1mm、h′/h=0.2、鎖線で示すグ
ラフが同平均露出長Lが0.03mmとされたものを示
す。
第7図より明らかなように、水噴霧後の張力
T1はこの発明の実施例の場合殆ど変化しないの
に対し、比較例(一点鎖線、鎖線で示す)はいず
れも水噴霧後、張力T1が急激に増加するピーク
Pを示し、このピークP部分でスリツプを生じ異
音を生じた。
T1はこの発明の実施例の場合殆ど変化しないの
に対し、比較例(一点鎖線、鎖線で示す)はいず
れも水噴霧後、張力T1が急激に増加するピーク
Pを示し、このピークP部分でスリツプを生じ異
音を生じた。
また、前述のh′/hにつき、種々値を異ならせ
て試験した結果、第8図のような結果が得られ
た。
て試験した結果、第8図のような結果が得られ
た。
なお、第8図において、Vリブドベルト1のV
リブ2の高さ(h′+h)とプーリの溝17深さb
との関係は、図示のように、a≦h′,h≦bの関
係とされる。
リブ2の高さ(h′+h)とプーリの溝17深さb
との関係は、図示のように、a≦h′,h≦bの関
係とされる。
第8図より明らかなように、h′/h=0.3付近
より急激に張力T1が増加しこの時に異音が発生
することが確かめられ、この結果h′/h≦0.3と
することが好ましいことが判明した。
より急激に張力T1が増加しこの時に異音が発生
することが確かめられ、この結果h′/h≦0.3と
することが好ましいことが判明した。
この発明は、以上説明したように、Vリブ2側
面に露出させた短繊維5…5によりVリブドベル
ト1の水分介入等によるスリツプ、異音発生が有
効に防止でき、かつ、Vリブ2間の溝底面の形状
は、小曲率の精密仕上げとし得るから、プーリと
の接触を確実に防止できる深さの溝となし得、ま
た、この発明のVリブドベルト1を製造する場
合、荒研削と仕上げ研削の2工程とはなるが、荒
研削は加工時間が短く、仕上げ研削はVリブ2間
溝17底部だけで良いから、全体としての加工時
間は短縮化され、容易に実施出来る等種々の効果
を有する。
面に露出させた短繊維5…5によりVリブドベル
ト1の水分介入等によるスリツプ、異音発生が有
効に防止でき、かつ、Vリブ2間の溝底面の形状
は、小曲率の精密仕上げとし得るから、プーリと
の接触を確実に防止できる深さの溝となし得、ま
た、この発明のVリブドベルト1を製造する場
合、荒研削と仕上げ研削の2工程とはなるが、荒
研削は加工時間が短く、仕上げ研削はVリブ2間
溝17底部だけで良いから、全体としての加工時
間は短縮化され、容易に実施出来る等種々の効果
を有する。
第1図はこの発明の実施例の断面図、第2図は
第1図の要部拡大図、第3図〜第5図はこの発明
の製法を示す説明図、第6図はこの発明の実施例
の試験装置の説明図、第7図は試験結果を示すグ
ラフ、第8図はh′/hの適正値を示すグラフであ
る。
第1図の要部拡大図、第3図〜第5図はこの発明
の製法を示す説明図、第6図はこの発明の実施例
の試験装置の説明図、第7図は試験結果を示すグ
ラフ、第8図はh′/hの適正値を示すグラフであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無端ベルト内面の円周方向に断面V字状をな
す複数本の突条が並設され、該突条を溝付プーリ
に係合させて巻掛けられるVリブドベルトにおい
て、Vリブドベルトの断面V字状をなす突状の側
面に短繊維の一部が露出されており、かつ、短繊
維の平均露出長さが、前記断面V字状をなす突条
基部に比し該突条の基部以外の部分が長くされて
いることを特徴とするVリブドベルト。 2 短繊維の平均露出長さの長短の分布範囲が、
断面V字状をなす突条底部の短繊維の分布高さを
h'、該分布範囲より前記突条頂部までの分布高さ
をhとしたときh'/hが0.3以下とされている特
許請求の範囲第1項記載のVリブドベルト。 3 短繊維の平均露出長さの長い分布範囲におけ
る短繊維の平均露出長さが0.15mmとされている特
許請求の範囲第1項記載のVリブドベルト。 4 補強用短繊維を均一混合してなる重合体材料
を圧縮ゴム成形層とし、これに必要な引張り層、
抗張力体層等を積層一体瓦してなるベルト成形用
円筒体を成形し、次いで、該ベルト成形用円筒体
の前記重合体材料より成る圧縮ゴム成形層表面
に、周方向に沿つて荒仕上げ研削砥石にて断面V
字状をなす突条間の溝を研削成形し、次いで仕上
げ研削砥石にて前記溝底部のみを研削することを
特徴とするVリブドベルトの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25333685A JPS62113940A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | Vリブドベルト及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25333685A JPS62113940A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | Vリブドベルト及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113940A JPS62113940A (ja) | 1987-05-25 |
| JPH0564255B2 true JPH0564255B2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=17249896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25333685A Granted JPS62113940A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | Vリブドベルト及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62113940A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4798566A (en) * | 1987-11-19 | 1989-01-17 | The Gates Rubber Company | Power transmission belt |
| JP2608803B2 (ja) * | 1989-11-20 | 1997-05-14 | 三ツ星ベルト株式会社 | Vリブドベルト及びその製造方法 |
| JPH0731006Y2 (ja) * | 1990-05-02 | 1995-07-19 | 三ツ星ベルト株式会社 | 動力伝動用ベルト |
| JP2529695Y2 (ja) * | 1990-09-18 | 1997-03-19 | バンドー化学株式会社 | Vリブドベルト |
| JPH07117124B2 (ja) * | 1993-03-04 | 1995-12-18 | 三ツ星ベルト株式会社 | 動力伝動用ベルト |
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| US5498213A (en) * | 1994-12-15 | 1996-03-12 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Power transmission belt |
| JP2941674B2 (ja) | 1994-12-28 | 1999-08-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | Vリブドベルトの駆動装置 |
| JPH1047436A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-20 | Bando Chem Ind Ltd | 動力伝達用ベルト又はローラ |
| FR2753248B1 (fr) * | 1996-09-10 | 1998-11-06 | Hutchinson | Procede de fabrication d'une courroie de transmission et courroie obtenue par ce procede |
| US6435997B1 (en) | 1999-05-24 | 2002-08-20 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Power transmission belt and method for fabricating the same |
| WO2016027392A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2016-02-25 | バンドー化学株式会社 | Vリブドベルト及びその製造方法、並びにベルト伝動装置 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP25333685A patent/JPS62113940A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62113940A (ja) | 1987-05-25 |
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