JPH0564772A - 鋼繊維等の選別方法 - Google Patents

鋼繊維等の選別方法

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JPH0564772A
JPH0564772A JP22806491A JP22806491A JPH0564772A JP H0564772 A JPH0564772 A JP H0564772A JP 22806491 A JP22806491 A JP 22806491A JP 22806491 A JP22806491 A JP 22806491A JP H0564772 A JPH0564772 A JP H0564772A
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JP
Japan
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trough
sorting
hole
holes
product
Prior art date
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JP22806491A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tada
昌弘 多田
Shigeru Sasayama
茂 笹山
Seikan Uchiyama
晴幹 内山
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Nippon Yakin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yakin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】寸法不良繊維が選別されるチャンスを増やし
て、選別精度,選別能率,製品歩留りを向上させた鋼繊
維等の選別方法を提供する。 【構成】所定長さの1/2より短い径の孔4を有する上
段の選別トラフ1Aの一端より鋼繊維等を投入して振動
により他端まで搬送したものを製品として回収し、搬送
中にその孔4から落下した繊維は孔4の径より短い径の
孔5を有する一段下の選別トラフ1Bの一端に投入して
振動により他端まで搬送したものを製品として回収す
る。最終の選別トラフから搬送中に落下した繊維は不良
品として除去する。上位の段で粗く選別した製品を分離
して下位の段でより細かく選別するから、選別精度,選
別能率,製品歩留りが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼繊維等に混在する
寸法不良のものを有効に除去する鋼繊維等の選別方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートに繊維を混合して補強した
繊維補強コンクリート(以下、FRCという)用繊維と
しては、鋼繊維,ガラス繊維の他、最近では炭素繊維や
高分子系繊維が利用されている。なかでも鋼繊維は比較
的低価格で且つ優れたコンクリート補強性能を持ち、最
も古くから使用されている。FRC用の鋼繊維は薄板せ
ん断法,鋼線切断法,鋼材切断法,鋼材切削法など種々
の方法で製造されているが、なかでも安価な金属繊維製
造法としてメルトエクストラクション法(ME法)があ
る。これは、外周面に多数の突起を設けた円柱状ドラム
を回転させつつ、突起端を溶融金属に接触させて掬いあ
げ、突起端縁上に繊維状に凝固させると共に遠心力によ
りドラムから分離放出せしめることにより金属繊維を製
造する方法であり、直径0.4 〜0.5 mmで長さ20〜60mm程
度の繊維が簡単に量産できる。ちなみに、このような鋼
繊維等をコンクリートに混入する場合、その混入率を容
積比で1〜2%とすれば良好な結果が得られるが、重量
では30〜160Kg/m3となり相当な量に達する。通
常、FRC用鋼繊維は製造場から20Kg程度の単位で箱
詰め梱包などして使用現場に運搬される。しかして、M
E法により製造される鋼繊維には目標長さより短いもの
(異形材)が10〜30重量%程度混入しており、これ
を寸法不良繊維として除去する必要がある。
【0003】従来のこの種の寸法不良繊維等の選別方法
として、例えば特開昭58−41017号公報に、鋼繊
維長に見合った径の多数の孔を設けた振動する一段の選
別シュートで鋼繊維等を搬送し、長さ不足の約10%の
不良品を選別シュートの下に落下させて除去する方法が
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の鋼繊維等の選別方法にあっては、選別シュートは一
部に繊維長に見合った径の選別孔を設けた一段のみであ
り、鋼繊維が選別シュートの一端から他端に搬送される
間に寸法不良繊維がそれら選別孔を通過する回数または
チャンスが少ないうえに、更には目標長さを満たす繊維
に妨げられて短い不良繊維が選別孔から落下せずに搬送
されてしまうため、選別精度,選別能率,製品歩留りが
低いという問題点があった。
【0005】この発明は、上記従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、寸法不良繊維が選別されるチャンスを増や
して、選別精度,選別能率,製品歩留りを向上させた鋼
繊維等の選別方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の発明の鋼繊維等の選別方法は、無秩序配列の鋼繊維等
の群の中から規定長さの鋼繊維等を選別する方法であっ
て、前記規定長さの1/2より短い径の孔を有する上段
の選別トラフの一端より鋼繊維等を投入して振動により
他端まで搬送した後製品として回収し、前記搬送中に前
記上段の選別トラフの孔から落下した鋼繊維等は前記孔
の径より短い径の孔を有する一段下の選別トラフの一端
に投入して振動により他端まで搬送した後製品として回
収し、必要に応じて更に、直上の段の孔より短い径の孔
を有する下段の選別トラフによる同様の操作を複数段繰
り返し、最終の選別トラフの孔から搬送中に落下した鋼
繊維等を除去することを特徴とする。
【0007】前記各トラフの孔の位置は上下に重ならな
いようにずらして配設するとよい。
【0008】
【作用】選別トラフ上を振動により搬送される鋼繊維等
のうち規定長さ以上のものは、殆どがそのトラフ面の孔
を落下することなく通過してトラフ端に到達し回収され
る。一方、所定長さ未満のものは、孔通過時に繊維重心
が孔の縁から孔上にせり出したところで落下する。
【0009】このような選別トラフを複数段に上下に配
置し、上段の選別トラフの孔から落下したものは全て必
ずその下の選別トラフ上を通過させる。このようにし
て、上位の段の選別トラフで粗く選別した製品を取り除
いて、下位の段の選別トラフに送り、より細かく選別す
ることを繰り返すことで、選別精度,選別能率,製品歩
留りが向上する。
【0010】以下、この発明の鋼繊維等の選別方法につ
いて、図面を参照して更に詳細に説明する。図1,図2
に、この発明方法の実施に用いる鋼繊維選別装置の一例
を示す。図1はその一部を切り欠いて示す要部平面図、
図2は同装置の側面図である。図中、1Aは一段目の選
別トラフ(最上段選別トラフ)、1Bは二段目の選別ト
ラフで、箱型の支持フレーム2の上下に間隔をおいて平
行に取付られている。両選別トラフ1A,1Bの勾配に
関しては、始端部から終端部にかけて、下り勾配でもあ
るいは水平でもよい。その支持フレーム2は、連結金具
3を介して図外の加振装置に取付けられている。
【0011】一段目の選別トラフ1Aには、規定の製品
長さ寸法Lの1/2 の直径とされた孔4が全面に多数あけ
てある。これに対して二段目の選別トラフ1Bには、前
記孔4より小径の孔、例えば直径1/4 Lの孔5が同じく
全面に多数あけてある。この実施例の場合、一段目の選
別トラフ1Aの孔4と二段目の選別トラフ1Bの孔5と
の配列関係は特に規定されない。上下の両選別トラフ1
A,1Bの間には切り返しシュート6が配設されて、一
段目の選別トラフ1Aの終端部下面と二段目の選別トラ
フ1Bの始端部上面との間を連絡している。
【0012】また、一段目の選別トラフ1Aの始端部は
搬送トラフ7に接続され、終端部は解放されている。二
段目の選別トラフ1Bは始端部,終端部とも解放されて
いてよい。支持フレーム2の直下には回収シュート8が
配置され、その下方に寸法不良品回収箱9が配置されて
いる。また、選別トラフ1Bの終端部側の下方には製品
回収箱10が配置してある。
【0013】上記の鋼繊維選別装置による鋼繊維等の選
別方法は次の通りである。例えばME法で製造されたま
まの、規定長さ寸法(製品の目標寸法)Lをクリアして
いる正常品と、短い繊維長の不良品とが無秩序に混合し
た鋼繊維群が、図外の加振装置で振動されている搬送ト
ラフ7上を搬送されてきて、一段目の選別トラフ1Aに
移る。そして、一段目の選別トラフ1A上を始端部から
終端部へ振動により搬送される間に、規定長さ寸法Lよ
り短い繊維は孔4から落下する。図3は、一段目の選別
トラフ1Aの孔4上を通る繊維の状態を模式的に示して
いる。矢符号イの方向に移動する繊維S1,S2,S3 のう
ち、長さが孔4の径1/2 Lの2倍ある繊維S1 は孔4の
直径部分に懸かっても、孔4にせり出した部分の長さが
繊維長の半分以上になる(1/2 Lより長くなる)ことは
なく、従って孔4上を通過する。もっとも、一段目の選
別トラフ1Aが振動しているため、長さL以上の繊維の
一部は孔4を通過する際にバランスを失って落下するも
のもある。長さが孔径1/2 Lより長いがLよりは短い繊
維S2 は、孔4にせり出した部分が繊維長の半分以上に
なり、繊維の重心を過ぎた所まではみ出したときアンバ
ランスとなり落下する。長さが孔径1/2 Lより短い繊維
S3 も、孔4にせり出した部分が繊維長の半分以上にな
ると同じく落下する。
【0014】孔4は一段目の選別トラフ1Aの始端部か
ら終端部に及び一面に多数設けることができるから、鋼
繊維が孔4を通るチャンス、すなわち所定長さの繊維が
選別される機会が多い。最上段の選別トラフ1Aの終端
部に到達した鋼繊維はトラフ端から落下し、製品回収箱
10内に収納される。かくして、規定長さの半分の径の
孔を設けた選別トラフ1Aを通過する繊維量は少なくな
るが、規定の長さL以上の寸法合格品のみを通過させる
ことにより、一段目の選別トラフ1Aは選別装置に投入
されてくる全繊維量を分割する役割をも果たし、その結
果、同一のトラフ幅を有する従来の選別法の場合に比べ
て、処理能力を増大させる効果がある。
【0015】搬送中に最上段の選別トラフ1Aの孔4か
ら落下した鋼繊維(正常品の一部と寸法不良品)は、切
り返しシュート6を経てその全量が下段の選別トラフ1
Bの始端部に投入され、振動により終端部に向けて搬送
される。その搬送中に、短い繊維長の不良品は選別され
て孔5から落下し、回収シュート8を経て寸法不良品回
収箱9内に集められる。孔5から落下することなく選別
トラフ1Bの終端部に到達した繊維は、トラフ端から落
下して製品として製品回収箱10内に収納される。この
二段目の選別トラフ1Bにおける孔5による選別に際し
て、所定繊維長L以上のものの大部分は既に一段目の選
別トラフ1Aにおいて分別されているため、短繊維の不
良品が繊維長L以上のものに遮られて孔5からの落下を
妨げられる現象は殆どなくなり、したがって二段目の選
別トラフ1Bにおける選別能率が促進される。また、一
段目の選別トラフ1Aの孔4から落下した繊維の全量が
更に下段の選別トラフ1Bの始端に投入されて選別の機
会が増えるため、選別の精度も向上する。
【0016】上記の説明は上下二段の選別トラフを用い
た場合であるが、必要に応じて、更に続けて三段,四段
と下段になるに従い孔径がより小さくされた選別トラフ
を増やして、上記同様の操作をより多段に繰り返しても
よい。なお、以上の説明では、一段目の選別トラフ1A
の孔4と二段目の選別トラフ1Bの孔5の配列には格別
配慮しないものであった。これに対して図4に示すよう
に、孔4と孔5とが上下に重ならないようにずらして配
置することができる。このようにすると、一段目の選別
トラフ1Aの孔4から落下した繊維は必ず二段目の選別
トラフ1B上に落下するのであって、孔4から落下した
縦の姿勢のままに、より小径の孔5をも一気に落下して
しまうことはなくなる。それ故、たとえ長さLの合格品
繊維が振動により孔4から落下しても、必ず二段目の選
別トラフ1B上に落下することで更に選別される機会を
持つのであって、そのまま孔5をも通って不良品として
回収されてしまうことないから、繊維の選別効率が良く
製品歩留りが向上する利点がある。
【0017】
【実施例】以下に、この発明の実施例を説明する。本発
明例として、図1,図2に示す上下2段の選別トラフ1
A(ただし孔4の直径10mm),1B(ただし孔5の直
径5mm)を用いて下記の供試繊維材について選別試験を
行った。
【0018】これに対して、従来の幅5mmのスリット状
の孔を長さ方向の3ヵ所に有する振動式の選別トラフを
一段のみ設けたものを用い、その選別トラフの直下に寸
法不良品回収箱を、終端の下方に製品回収箱を配置し
て、上記と同一の供試繊維材につき選別試験を行って比
較した。供試繊維材として、目標長さ22mmとしてME
法で製造した鋼繊維を使用した。
【0019】製品回収箱に回収したものを製品、寸法不
良品回収箱に回収したものを不良材とし、不良材の全重
量(製品回収箱内の不良材重量+寸法不良品回収箱内の
不良材重量)に対する寸法不良品回収箱へ落下した不良
材重量の比を寸法不良材の除去率とした。結果を表1に
示す。
【0020】
【表1】
【0021】回収された製品中への不良材の混入率を比
較すると、本発明方法は従来方法の1/7に過ぎず、選
別精度の大幅な向上が明らかである。また、寸法不良品
回収箱の製品混入率、すなわち不良材とともに選別除去
された製品の量を比較すると、本発明のそれは従来のも
のの 1/1.7 であり、製品歩留りの向上が明らかであ
る。
【0022】更に、寸法不良材の除去率を比較すると、
本発明のそれは従来のものの2.7 倍であり、選別能力の
向上が明らかである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の鋼繊維
等の選別方法は、上下に配置した複数段の選別トラフに
規定長さの1/2より短い径の孔を、下段にいく程小径
にして設け、各段のトラフを経て順次搬送しつつ選別す
るものとしたため、繊維材が孔を通る機会が多くなり、
その結果選別精度の大幅な向上,製品歩留りの向上,選
別能力の向上が果たせるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法の実施に用いる鋼繊維選別装置の
一例を示す要部平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】この発明の選別トラフの孔上を通る繊維の状態
を模式的に示す平面図である。
【図4】この発明の上下の選別トラフの孔の相対位置関
係の一例を説明する断面図である。
【符号の説明】
1A 一段目選別トラフ 1B 二段目選別トラフ 4 孔(一段目選別トラフの) 5 孔(二段目選別トラフの) 6 切り返しシュート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無秩序配列の鋼繊維等の群の中から規定
    長さの鋼繊維等を選別する方法であって、 前記規定長さの1/2より短い径の孔を有する上段の選
    別トラフの一端より鋼繊維等を投入して振動により他端
    まで搬送した後製品として回収し、前記搬送中に前記上
    段の選別トラフの孔から落下した鋼繊維等は前記孔の径
    より短い径の孔を有する一段下の選別トラフの一端に投
    入して振動により他端まで搬送した後製品として回収
    し、必要に応じて更に、直上の段の孔より短い径の孔を
    有する下段の選別トラフによる同様の操作を複数段繰り
    返し、最終の選別トラフの孔から搬送中に落下した鋼繊
    維等を除去することを特徴とする鋼繊維等の選別方法。
  2. 【請求項2】 無秩序配列の鋼繊維等の群の中から規定
    長さの鋼繊維等を選別する方法であって、 下段のものほど小径の孔を有する複数段の選別トラフ
    を、各トラフの孔の位置が上下に重ならないようにずら
    して上下に配設し、前記規定長さの1/2より短い径の
    孔を有する上段の選別トラフの一端より鋼繊維等を投入
    して振動により他端まで搬送した後製品として回収し、
    前記搬送中に上段の選別トラフの孔から落下した鋼繊維
    等は一段下の選別トラフ上を振動により他端まで搬送し
    た後製品として回収し、かかる搬送を少なくとも上下二
    段の選別トラフにより行って最下段の選別トラフの孔か
    ら搬送中に落下した鋼繊維等を不良品として除去するこ
    とを特徴とする鋼繊維等の選別方法。
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Cited By (5)

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