JPH0564797B2 - - Google Patents
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- JPH0564797B2 JPH0564797B2 JP60216745A JP21674585A JPH0564797B2 JP H0564797 B2 JPH0564797 B2 JP H0564797B2 JP 60216745 A JP60216745 A JP 60216745A JP 21674585 A JP21674585 A JP 21674585A JP H0564797 B2 JPH0564797 B2 JP H0564797B2
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、ウイード部(後述する)を有するエ
ンブレム、ラベル、ステツカー、ストライプテー
プ等のマーキング材の改良に関する。 [従来の技術] 従来のウイード部(後述する)を有するマーキ
ング材の作成手順と使用方法を第7図から第10
図までを用いて説明する。第7図は剥離材1、粘
着剤層2、基材3、印刷層5がこの順に積層され
たマーキング材を示している。該マーキング材の
印刷層5と基材3と粘着剤層2のみに、ナイフ、
抜型等により、所望の形状に切り込み(以下キス
カツトと称す)7を設ける。次にキスカツト7で
区画された不要部X′の印刷層5と基材3と粘着
剤層2とを、剥離材1より取り除く(以下ウイー
ド作業と称す)と、第8図に示すウイード部X
(前記ウイード作業により基材等が取り除かれた
部分)を有するマーキング材が作成できる。さら
に該マーキング材の上にマーキング材の粘着剤層
2よりも接着力が劣る粘着剤層を有する保護紙
(マスキングテープ)6を積層し、所望の形状に
ナイフ、抜型、ハサミ等を用いて、保護紙6から
剥離材1までを切断する(以下ダイカツトと称
す)と、第9図に示すウイード部を有するマーキ
ング材が完成する。次に上記マーキング材の剥離
剤1を取り除き、被着物9にスキージー等でマー
キング材を貼着し、さらに保護紙6を取り除く
と、第10図に示すウイード部分では被着物9の
表面が露出したマーキングが可能となる。 [発明が解決しようとする問題点] 前述したウイード作業は、一般的に複雑な形状
のキスカツトにより区間された部分について行わ
れるため、機械的処理は困難であり、人手にかけ
て行わざるを得なかつた。特に標示部が細かい形
状の仕様においては、細心の注意を要してウイー
ド作業を行なねばならず、作業性も悪く、不良の
発生も多かつた。本発明の目的は、ウイード作業
が不要であつて、従来のウイード部を有するマー
キング材と同様の標示が可能なマーキング材を提
供することにある。 [問題点を解決するための手段〕] 本発明は上記従来の問題点を解決したもので、
本発明によれば(a)剥離材、粘着剤層、微粒子層、
その上の一部の印刷層、及び保護紙の順で、 あるいは (b)剥離材、粘着剤層、基材、同一基材面上の一
部の非接着層と残りの一部の印刷層若しくは残り
の全部にわたる印刷層、及び保護紙の順で積層し
てなり、 さらに標示部の不要部とは剥離材と保護紙とを
除いてキスカツトで区画され、 かつ、各層の接着強度がD<C<B<Aの関係
にされていることを特徴とするマーキング材が提
供される。ここで、Aはマーキング材の粘着剤層
とマーキング被着物との接着強度、Bはキスカツ
トで区画されたマーキング材の標示部における保
護紙と、基材もしくは印刷層との接着強度、Cは
マーキング材の剥離材と粘着材層との接着強度、
及びDはキスカツトで区画したマーキング材の不
要部における保護紙と、微粒子層もしくは非接着
層との接着強度を意味する。 本発明の第1の実施態様を第1図を用いて説明
する。第1図においては、剥離材1の上に粘着剤
層2、微粒子層4がこの順に積層され、そしてそ
の上の一部に所望により印刷層5が設けられ、さ
らに保護紙6が積層されたマーキング剤を示して
いる。該マーキング材においては、保護紙6は粘
着剤層2よりも接着力が劣る粘着層を有し微粒子
層4とは接触面積が少ないため、保護紙6と微粒
子層4との間の接着強度は剥離材1と粘着剤層2
との間の接着強度よりも劣る構成となつている。
又、保護紙6は粘着剤層2よりも接着力が劣る粘
着層を有するが、印刷層5と保護紙6とは接触面
積が大きく、剥離材1はその剥離的性質のため、
保護紙6と印刷層5との間の接着強度は剥離材1
と粘着剤層2との間の接着強度よりも優る構成と
なつている。さらに又、粘着剤層2の接着力は保
護紙6の粘着剤の接着力よりも優つているため、
マーキング材の粘着剤層2とマーキング被着物9
との間の接着強度は、保護紙6と印刷層5との間
の接着強度よりも優る構成となつている。該マー
キング剤には、標示部である印刷層5と不要部で
ある微粒子層4を区画するキスカツト7が設けら
れている。従つて、第2図に示すように、上記の
マーキング材の保護紙6を剥すと、保護紙6に印
刷層5と微粒子層4と粘着剤層2から成る積層体
が付着したものが得られる。該積層体を被着物9
に貼着し、保護紙6を剥すと、第3図に示すマー
キングを行なうことができる。 次に本発明の第2の実施態様を第4図を用いて
説明する。第4図においては、剥離材1の上に粘
着剤2、基材3が、この順に積層され、そして所
望により、その上の一部に非接着層8、他の一部
又は全面に印刷層5が設けられ、さらにその上に
保護紙6が積層されたマーキング材を示してい
る。第2の実施態様が第1の実施態様と異なると
ころは保護紙6を除いたマーキング材の表面に、
第1の実施態様では微粒子層4の上に所望により
印刷層5を設けているのに対し、第2の実施態様
では基材3の上の一部に非接着層8、他の一部又
は全面に印刷層5を設けていることである。該マ
ーキング材においては、保護紙6は粘着剤層2よ
りも接着力が劣る粘着層を有し、接触する非接着
層8の非接着的性質のために、保護紙6と非接着
層8との間の接着強度は剥離材1と粘着剤層2と
の間の接着強度よりも劣る構成となつている。従
つて、上記のマーキング材も第5図、第6図に示
すように第1の実施態様と同様にマーキングを行
なうことができる。 次に本発明のマーキング材の作成手順を説明す
る。シリコーン加工紙等の汎用の剥離材の上に、
ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、
ポリエステル系、エポキシ系等の汎用の粘着剤を
積層する。本発明の第1の実施態様においては、
この粘層剤層の上に20μ以下、特に好ましくは
10μ以下の大きさのガラス、金属、酸化金属等の
微粒子を積層し、所望により微粒子間にアクリル
樹脂、ウレタン樹脂等の伸縮性のある樹脂を充て
んする。さらにこの上に所望により各種形状、色
彩の印刷層を塩化ビニール系インク、アクリル系
インク等を用いスクリーン、グラビア、オフセツ
ト等の印刷方法や、ロールコート、ナイフコート
等のコーテイング方法により設ける。形成した積
層体の粘着剤層2、微粒子層4、印刷層5、そし
て所望により含まれる伸縮性樹脂層のみにナイ
フ、抜型等により所望の形状にキスカツト7を設
け、表面(微粒子層4、印刷層5そして所望によ
り含まれる伸縮性樹脂層)上にマーキング材の粘
着剤層2よりも粘着力が劣る粘着層を有する保護
紙6を積層し、剥離材1から保護紙6をダイカツ
トし、第1図に示すマーキング材が完成する。本
発明の第2の実施態様においては、前記剥離材
1、粘着剤層2の上にアクリル、塩化ビニール、
ポリエチンレン、ポリプロピレン等の樹脂を積層
して基材3を形成し、この上に所望により印刷層
5あるいはシリコンオイル(信越シリコン(株)製
KF96)やガラスパウダー含塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合樹脂(UCC(株)社製VYHH)等の非接着
層8をシルクスクリーン印刷、グラビア印刷、フ
レキソ印刷、オフセツト印刷等の方法により設け
る。形成した積層体の粘着剤層2、基材3と印刷
層5又は非接着層8のみにキスカツトを設け、表
面(基材3、非接着層8、所望により設けた印刷
層5)上にマーキング材の粘着剤層2よりも接着
力が劣る粘着層を有する保護紙6を積層し、剥離
材1から保護紙6をダイカツトし、第4図に示す
マーキング材が完成する。 [実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 アクリル酸ブチル100部アクリル酸5部の重量
割合の共重合体に架橋剤(バイエル社製デスモジ
ユールL)をアクリル酸に対して1当量を加えた
粘着剤をシリコン塗布剥離紙上に10μの乾燥厚み
となるようロールコートにて塗布し、100℃で3
分間乾燥した。この上に静電塗布法にて、平均粒
径1μのナトリウムガラスの微粒子を均一に塗布
した。 更にこの上からアクリル樹脂(ロームアンドハ
ース社製パラロイドC−10LV)をトルエンで約
20倍に希釈したものをカーテンコート法による薄
く塗布(乾燥重量2g/m2程度)し、120℃で3
分間乾燥して上記微粒子間に、該アクリル樹脂を
充填した。この積層体の上に、シルクスクリーン
印刷にて塩化ビニール系インク(住友スリーエム
(株)製スコツチカル3900シリーズインク)で図柄を
3色重ね印刷し65℃で30分間乾燥した。印刷パタ
ーンの内側0.3mmをキスカツトし、保護紙(住友
スリーエム(株)製スコツチ332アプリケーシヨンテ
ープ)をその上から常温でラミネートしダイカツ
トしてマーキング材(試料No.1)を作成した。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗布鋼板(関西ペイント(株)製アミラツク白140℃
×20分間焼付)にはりつけスキージーにて圧着
し、保護紙を剥すと、キスカツトされたパターン
が被着物に転写し、簡単に美しいマーキングを得
ることができた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。 実施例 2 アクリル酸ブチル100部アクリル酸5部の重量
割合の共重合体に架橋剤(バイエル社製デスモジ
ユールL)をアクリル酸に対して1当量を加えた
粘着剤をシリコン塗布剥離紙上に10μの乾燥厚み
となるようロールコートにて塗布し、100℃で3
分間乾燥した。この上に静電塗布法にて、平均粒
径1μのナトリウムガラスの微粒子を均一に塗布
した。この積層体の上に、シルクスクリーン印刷
にて塩化ビニール系インク(住友スリーエム(株)製
スコツチカル3900シリーズインク)で図柄を3色
重ね印刷し65℃で30分間乾燥した。印刷パターン
の内側0.3mmをキスカツトし、保護紙(住友スリ
ーエム(株)製スコツチ332アプリケーシヨンテープ)
を、その上から常温でラミネートしダイカツトし
てマーキング材(試料No.2)を作成した。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗布鋼板(関西ペイント(株)製アミラツク白140℃
×20分間焼付)にはりつけスキージーにて圧着
し、保護紙を剥すと、キスカツトされたパターン
が被着物に転写し、簡単に美しいマーキングを得
ることができた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。 実施例 3 剥離材の上に接着剤、塩化ビニール樹脂を順次
積層した粘着フイルム(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3650フイルム)を用い、この積層体上に
塩化ビニール系インク(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3900シリーズインク)を用いて、パター
ンをシルクスクリーン印刷し、65℃で30分間乾燥
して印刷層を形成した。このパターン以外の積層
体上に、非接着層としてシリコンオイル(信越シ
リコーン(株)製信越シリコンKF96)を3μの厚さに
シルクスクリーン印刷により均一に塗布した。印
刷パターンの内側0.3mmをキスカツトし、保護紙
(住友スリーエム(株)製スコツチ332アプリケーシヨ
ンテープ)を、その上から常温でラミネートしダ
イカツトしてマーキング材(試料No.3)を作成し
た。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗装鋼板(関西ペイント(株)製アラミツク白140℃
×20分焼付)に貼着しスキージにて圧着し、保護
紙を剥すと、キスカツトされたパターンが被着物
に転写し簡単に美しいマーキングを得ることがで
きた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。 実施例 4 剥離材の上に接着剤、塩化ビニール樹脂を順次
積層した粘着フイルム(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3650フイルム)を用い、この積層体上に
塩化ビニール系インク(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3900シリーズインク)を用いて、パター
ンをシルクスクリーン印刷し、65℃で30分間乾燥
して印刷層を形成した。このパターン以外の積層
体上の一部に、非接着層としてガラスパウダー含
有塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂(UCC(株)製
VYHH)を10μの厚さにシルクスクリーン印刷に
より均一に塗布した。非接着層の外側0.3mmをキ
スカツトし、保護紙(住友スリーエム(株)製スコツ
チ332アプリケーシヨンテープ)を、その上から
常温でラミネートしダイカツトしてマーキング材
(試料No.4)を作成した。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗装鋼板(関西ペイント(株)製アラミツク白140℃
×20分焼付)に貼着しスキージにて圧着し、保護
紙を剥すと、キスカツトされたパターンが被着物
に転写し簡単に美しいマーキングを得ることがで
きた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。
ンブレム、ラベル、ステツカー、ストライプテー
プ等のマーキング材の改良に関する。 [従来の技術] 従来のウイード部(後述する)を有するマーキ
ング材の作成手順と使用方法を第7図から第10
図までを用いて説明する。第7図は剥離材1、粘
着剤層2、基材3、印刷層5がこの順に積層され
たマーキング材を示している。該マーキング材の
印刷層5と基材3と粘着剤層2のみに、ナイフ、
抜型等により、所望の形状に切り込み(以下キス
カツトと称す)7を設ける。次にキスカツト7で
区画された不要部X′の印刷層5と基材3と粘着
剤層2とを、剥離材1より取り除く(以下ウイー
ド作業と称す)と、第8図に示すウイード部X
(前記ウイード作業により基材等が取り除かれた
部分)を有するマーキング材が作成できる。さら
に該マーキング材の上にマーキング材の粘着剤層
2よりも接着力が劣る粘着剤層を有する保護紙
(マスキングテープ)6を積層し、所望の形状に
ナイフ、抜型、ハサミ等を用いて、保護紙6から
剥離材1までを切断する(以下ダイカツトと称
す)と、第9図に示すウイード部を有するマーキ
ング材が完成する。次に上記マーキング材の剥離
剤1を取り除き、被着物9にスキージー等でマー
キング材を貼着し、さらに保護紙6を取り除く
と、第10図に示すウイード部分では被着物9の
表面が露出したマーキングが可能となる。 [発明が解決しようとする問題点] 前述したウイード作業は、一般的に複雑な形状
のキスカツトにより区間された部分について行わ
れるため、機械的処理は困難であり、人手にかけ
て行わざるを得なかつた。特に標示部が細かい形
状の仕様においては、細心の注意を要してウイー
ド作業を行なねばならず、作業性も悪く、不良の
発生も多かつた。本発明の目的は、ウイード作業
が不要であつて、従来のウイード部を有するマー
キング材と同様の標示が可能なマーキング材を提
供することにある。 [問題点を解決するための手段〕] 本発明は上記従来の問題点を解決したもので、
本発明によれば(a)剥離材、粘着剤層、微粒子層、
その上の一部の印刷層、及び保護紙の順で、 あるいは (b)剥離材、粘着剤層、基材、同一基材面上の一
部の非接着層と残りの一部の印刷層若しくは残り
の全部にわたる印刷層、及び保護紙の順で積層し
てなり、 さらに標示部の不要部とは剥離材と保護紙とを
除いてキスカツトで区画され、 かつ、各層の接着強度がD<C<B<Aの関係
にされていることを特徴とするマーキング材が提
供される。ここで、Aはマーキング材の粘着剤層
とマーキング被着物との接着強度、Bはキスカツ
トで区画されたマーキング材の標示部における保
護紙と、基材もしくは印刷層との接着強度、Cは
マーキング材の剥離材と粘着材層との接着強度、
及びDはキスカツトで区画したマーキング材の不
要部における保護紙と、微粒子層もしくは非接着
層との接着強度を意味する。 本発明の第1の実施態様を第1図を用いて説明
する。第1図においては、剥離材1の上に粘着剤
層2、微粒子層4がこの順に積層され、そしてそ
の上の一部に所望により印刷層5が設けられ、さ
らに保護紙6が積層されたマーキング剤を示して
いる。該マーキング材においては、保護紙6は粘
着剤層2よりも接着力が劣る粘着層を有し微粒子
層4とは接触面積が少ないため、保護紙6と微粒
子層4との間の接着強度は剥離材1と粘着剤層2
との間の接着強度よりも劣る構成となつている。
又、保護紙6は粘着剤層2よりも接着力が劣る粘
着層を有するが、印刷層5と保護紙6とは接触面
積が大きく、剥離材1はその剥離的性質のため、
保護紙6と印刷層5との間の接着強度は剥離材1
と粘着剤層2との間の接着強度よりも優る構成と
なつている。さらに又、粘着剤層2の接着力は保
護紙6の粘着剤の接着力よりも優つているため、
マーキング材の粘着剤層2とマーキング被着物9
との間の接着強度は、保護紙6と印刷層5との間
の接着強度よりも優る構成となつている。該マー
キング剤には、標示部である印刷層5と不要部で
ある微粒子層4を区画するキスカツト7が設けら
れている。従つて、第2図に示すように、上記の
マーキング材の保護紙6を剥すと、保護紙6に印
刷層5と微粒子層4と粘着剤層2から成る積層体
が付着したものが得られる。該積層体を被着物9
に貼着し、保護紙6を剥すと、第3図に示すマー
キングを行なうことができる。 次に本発明の第2の実施態様を第4図を用いて
説明する。第4図においては、剥離材1の上に粘
着剤2、基材3が、この順に積層され、そして所
望により、その上の一部に非接着層8、他の一部
又は全面に印刷層5が設けられ、さらにその上に
保護紙6が積層されたマーキング材を示してい
る。第2の実施態様が第1の実施態様と異なると
ころは保護紙6を除いたマーキング材の表面に、
第1の実施態様では微粒子層4の上に所望により
印刷層5を設けているのに対し、第2の実施態様
では基材3の上の一部に非接着層8、他の一部又
は全面に印刷層5を設けていることである。該マ
ーキング材においては、保護紙6は粘着剤層2よ
りも接着力が劣る粘着層を有し、接触する非接着
層8の非接着的性質のために、保護紙6と非接着
層8との間の接着強度は剥離材1と粘着剤層2と
の間の接着強度よりも劣る構成となつている。従
つて、上記のマーキング材も第5図、第6図に示
すように第1の実施態様と同様にマーキングを行
なうことができる。 次に本発明のマーキング材の作成手順を説明す
る。シリコーン加工紙等の汎用の剥離材の上に、
ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、
ポリエステル系、エポキシ系等の汎用の粘着剤を
積層する。本発明の第1の実施態様においては、
この粘層剤層の上に20μ以下、特に好ましくは
10μ以下の大きさのガラス、金属、酸化金属等の
微粒子を積層し、所望により微粒子間にアクリル
樹脂、ウレタン樹脂等の伸縮性のある樹脂を充て
んする。さらにこの上に所望により各種形状、色
彩の印刷層を塩化ビニール系インク、アクリル系
インク等を用いスクリーン、グラビア、オフセツ
ト等の印刷方法や、ロールコート、ナイフコート
等のコーテイング方法により設ける。形成した積
層体の粘着剤層2、微粒子層4、印刷層5、そし
て所望により含まれる伸縮性樹脂層のみにナイ
フ、抜型等により所望の形状にキスカツト7を設
け、表面(微粒子層4、印刷層5そして所望によ
り含まれる伸縮性樹脂層)上にマーキング材の粘
着剤層2よりも粘着力が劣る粘着層を有する保護
紙6を積層し、剥離材1から保護紙6をダイカツ
トし、第1図に示すマーキング材が完成する。本
発明の第2の実施態様においては、前記剥離材
1、粘着剤層2の上にアクリル、塩化ビニール、
ポリエチンレン、ポリプロピレン等の樹脂を積層
して基材3を形成し、この上に所望により印刷層
5あるいはシリコンオイル(信越シリコン(株)製
KF96)やガラスパウダー含塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合樹脂(UCC(株)社製VYHH)等の非接着
層8をシルクスクリーン印刷、グラビア印刷、フ
レキソ印刷、オフセツト印刷等の方法により設け
る。形成した積層体の粘着剤層2、基材3と印刷
層5又は非接着層8のみにキスカツトを設け、表
面(基材3、非接着層8、所望により設けた印刷
層5)上にマーキング材の粘着剤層2よりも接着
力が劣る粘着層を有する保護紙6を積層し、剥離
材1から保護紙6をダイカツトし、第4図に示す
マーキング材が完成する。 [実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 アクリル酸ブチル100部アクリル酸5部の重量
割合の共重合体に架橋剤(バイエル社製デスモジ
ユールL)をアクリル酸に対して1当量を加えた
粘着剤をシリコン塗布剥離紙上に10μの乾燥厚み
となるようロールコートにて塗布し、100℃で3
分間乾燥した。この上に静電塗布法にて、平均粒
径1μのナトリウムガラスの微粒子を均一に塗布
した。 更にこの上からアクリル樹脂(ロームアンドハ
ース社製パラロイドC−10LV)をトルエンで約
20倍に希釈したものをカーテンコート法による薄
く塗布(乾燥重量2g/m2程度)し、120℃で3
分間乾燥して上記微粒子間に、該アクリル樹脂を
充填した。この積層体の上に、シルクスクリーン
印刷にて塩化ビニール系インク(住友スリーエム
(株)製スコツチカル3900シリーズインク)で図柄を
3色重ね印刷し65℃で30分間乾燥した。印刷パタ
ーンの内側0.3mmをキスカツトし、保護紙(住友
スリーエム(株)製スコツチ332アプリケーシヨンテ
ープ)をその上から常温でラミネートしダイカツ
トしてマーキング材(試料No.1)を作成した。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗布鋼板(関西ペイント(株)製アミラツク白140℃
×20分間焼付)にはりつけスキージーにて圧着
し、保護紙を剥すと、キスカツトされたパターン
が被着物に転写し、簡単に美しいマーキングを得
ることができた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。 実施例 2 アクリル酸ブチル100部アクリル酸5部の重量
割合の共重合体に架橋剤(バイエル社製デスモジ
ユールL)をアクリル酸に対して1当量を加えた
粘着剤をシリコン塗布剥離紙上に10μの乾燥厚み
となるようロールコートにて塗布し、100℃で3
分間乾燥した。この上に静電塗布法にて、平均粒
径1μのナトリウムガラスの微粒子を均一に塗布
した。この積層体の上に、シルクスクリーン印刷
にて塩化ビニール系インク(住友スリーエム(株)製
スコツチカル3900シリーズインク)で図柄を3色
重ね印刷し65℃で30分間乾燥した。印刷パターン
の内側0.3mmをキスカツトし、保護紙(住友スリ
ーエム(株)製スコツチ332アプリケーシヨンテープ)
を、その上から常温でラミネートしダイカツトし
てマーキング材(試料No.2)を作成した。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗布鋼板(関西ペイント(株)製アミラツク白140℃
×20分間焼付)にはりつけスキージーにて圧着
し、保護紙を剥すと、キスカツトされたパターン
が被着物に転写し、簡単に美しいマーキングを得
ることができた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。 実施例 3 剥離材の上に接着剤、塩化ビニール樹脂を順次
積層した粘着フイルム(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3650フイルム)を用い、この積層体上に
塩化ビニール系インク(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3900シリーズインク)を用いて、パター
ンをシルクスクリーン印刷し、65℃で30分間乾燥
して印刷層を形成した。このパターン以外の積層
体上に、非接着層としてシリコンオイル(信越シ
リコーン(株)製信越シリコンKF96)を3μの厚さに
シルクスクリーン印刷により均一に塗布した。印
刷パターンの内側0.3mmをキスカツトし、保護紙
(住友スリーエム(株)製スコツチ332アプリケーシヨ
ンテープ)を、その上から常温でラミネートしダ
イカツトしてマーキング材(試料No.3)を作成し
た。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗装鋼板(関西ペイント(株)製アラミツク白140℃
×20分焼付)に貼着しスキージにて圧着し、保護
紙を剥すと、キスカツトされたパターンが被着物
に転写し簡単に美しいマーキングを得ることがで
きた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。 実施例 4 剥離材の上に接着剤、塩化ビニール樹脂を順次
積層した粘着フイルム(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3650フイルム)を用い、この積層体上に
塩化ビニール系インク(住友スリーエム(株)製スコ
ツチカル3900シリーズインク)を用いて、パター
ンをシルクスクリーン印刷し、65℃で30分間乾燥
して印刷層を形成した。このパターン以外の積層
体上の一部に、非接着層としてガラスパウダー含
有塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂(UCC(株)製
VYHH)を10μの厚さにシルクスクリーン印刷に
より均一に塗布した。非接着層の外側0.3mmをキ
スカツトし、保護紙(住友スリーエム(株)製スコツ
チ332アプリケーシヨンテープ)を、その上から
常温でラミネートしダイカツトしてマーキング材
(試料No.4)を作成した。 このマーキング材の保護紙を剥し、この保護紙
に付着している積層体をメラミンアルキツド焼付
塗装鋼板(関西ペイント(株)製アラミツク白140℃
×20分焼付)に貼着しスキージにて圧着し、保護
紙を剥すと、キスカツトされたパターンが被着物
に転写し簡単に美しいマーキングを得ることがで
きた。 尚、マーキング材の各層間の接着力を表1に示
す。
【表】
[発明の効果]
以上説明した通り、本発明のマーキング材は、
従来のキスカツト仕様のマーキング材に比べ、保
護紙6と印刷層5、又は保護紙6と微粒子層4、
又は保護紙6と非接着層8との間の接着強度を適
当に選択するために不要部の表面層に微粒子層4
又は非接着層8を設けるだけでウイード作業を省
略できるものである。従つて、本発明によれば従
来と同様のマーキングが可能なマーキング材を提
供でき、しかも本発明のマーキング材の製造及び
使用において作業性が向上する。作業者の熟練度
が要求されない。ウイード不良も生じない等のた
めコスト低減を図ることができる。
従来のキスカツト仕様のマーキング材に比べ、保
護紙6と印刷層5、又は保護紙6と微粒子層4、
又は保護紙6と非接着層8との間の接着強度を適
当に選択するために不要部の表面層に微粒子層4
又は非接着層8を設けるだけでウイード作業を省
略できるものである。従つて、本発明によれば従
来と同様のマーキングが可能なマーキング材を提
供でき、しかも本発明のマーキング材の製造及び
使用において作業性が向上する。作業者の熟練度
が要求されない。ウイード不良も生じない等のた
めコスト低減を図ることができる。
第1図〜第6図は本発明のマーキング材を示す
断面図であり、第2図、第3図、第5図、第6図
は本発明のマーキング材の使用手順を示す断面図
であり、第7図〜第10図は従来のマーキング材
の作成手順、使用手順を示す断面図である。 1……剥離材、2……粘着剤層、3……基材、
4……微粒子層、5……印刷層、6……保護紙、
7……キスカツト、8……非接着層、9……被着
物。
断面図であり、第2図、第3図、第5図、第6図
は本発明のマーキング材の使用手順を示す断面図
であり、第7図〜第10図は従来のマーキング材
の作成手順、使用手順を示す断面図である。 1……剥離材、2……粘着剤層、3……基材、
4……微粒子層、5……印刷層、6……保護紙、
7……キスカツト、8……非接着層、9……被着
物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 剥離材、粘着剤層、微粒子層、その上の
一部の印刷層、及び保護紙の順で、 あるいは (b) 剥離材、粘着剤層、基材、同一基材面上の一
部の非接着層と残りの一部の印刷層若しくは残
りの全部にわたる印刷層、及び保護紙の順で積
層してなり、 さらに標示部と不要部とは剥離材と保護紙と
を除いてキスカツトで区画され、 かつ、各層の接着強度が D<C<B<Aの関係にされていることを特
徴とするマーキング材。 ただし、Aはマーキング材の粘着剤層とマーキ
ング被着物との接着強度、Bはキスカツトで区画
されたマーキング材の標示部における保護紙と、
基材もしくは印刷層との接着強度、Cはマーキン
グ材の剥離材と粘着材層との接着強度、及びDは
キスカツトで区画したマーキング材の不要部にお
ける保護紙と、微粒子層もしくは非接着層との接
着強度。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60216745A JPS6275581A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | マ−キング材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60216745A JPS6275581A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | マ−キング材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6275581A JPS6275581A (ja) | 1987-04-07 |
| JPH0564797B2 true JPH0564797B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=16693263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60216745A Granted JPS6275581A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | マ−キング材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6275581A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001090269A1 (de) * | 2000-05-20 | 2001-11-29 | Tesa Ag | Verwendung eines hochdichten papierträgers als trägerbahn in einem abdeckmaterial für ein klebeband |
| JP2005223470A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Shinei Kogyo Kk | 転写式銅箔アンテナ |
| JP5750980B2 (ja) * | 2011-04-12 | 2015-07-22 | 大日本印刷株式会社 | パターン構造層付き長尺体およびパターン構造層の貼り合せ方法 |
| JP5750979B2 (ja) * | 2011-04-12 | 2015-07-22 | 大日本印刷株式会社 | パターン構造層付き長尺体およびパターン構造層の貼り合せ方法 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60216745A patent/JPS6275581A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6275581A (ja) | 1987-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |