JPH0565149B2 - - Google Patents

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JPH0565149B2
JPH0565149B2 JP59083966A JP8396684A JPH0565149B2 JP H0565149 B2 JPH0565149 B2 JP H0565149B2 JP 59083966 A JP59083966 A JP 59083966A JP 8396684 A JP8396684 A JP 8396684A JP H0565149 B2 JPH0565149 B2 JP H0565149B2
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JP
Japan
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kelp
treated
processed
treatment
product
Prior art date
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Application number
JP59083966A
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English (en)
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JPS60227661A (ja
Inventor
Nobuo Toyama
Hideo Toyama
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は昆布処理物の製法に係り、殊に加工食
品用の素材としての昆布処理物の予備処理に係
る。
(従来の技術) 昆布は風味に富む食品であり、殊に近年におい
てはアルカリ性の低カロリー食品として自体注目
されているが、一方ではその栄養価(ヨード及び
カルシウム)や風味を利用するために種々加工食
品用の素材として用いられている。加工食品用の
素材としてのこの昆布処理物の製法は従来から
種々検討されて来た。
これらの従来法はアルカリ塩類溶液による浸漬
法と酵素剤による分解法とに大別することができ
る。
両従来法の内で、アルカリ浸漬法は昆布の主成
分がアルギン酸(β−1,4−マンヌロン酸)で
あり、これが通常カルシウム塩として存在してい
ることに着目してアルカリ塩溶液例えばクエン酸
ナトリウム溶液を作用させアルギン酸ナトリウム
となして溶解させようとするものであり、一方酵
素分解法はアルギン酸が既述のようにβ−1,4
結合を有していることに着目してトリコデルマ・
セルラーゼ製剤等の酵素剤により分解させようと
するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のアルカリ浸漬法よれば、昆布の主成分で
あるアルギン酸カルシウムをアルギン酸ナトリウ
ムに変ずることにより昆布の細胞自体はバラバラ
となるがその完全溶解には至らず、且つこの場合
にアルギン酸が低分子化せず、又処理に際して多
量のアルカリ塩類溶液を必要とする欠陥を有して
いる。
一方、従来の酵素分解法を実施するには、昆布
が酵素に対して抵抗性を有する未知の構造を有し
ているためか、加圧蒸煮(120℃、10〜20分間)
又は油による素揚げ(180℃)する等の予備処理
を施こすことが必要とされて来た。
従つて、本発明が解決しようとする問題点は、
殊に従来の酵素分解法の予備処理を改善して加圧
蒸煮や素揚げの必要性を廃し、より緩和な処理条
件となすことにある。
本発明の付随的課題は酵素剤による分解が極め
て容易となるように昆布を予備処理することにあ
る。
本発明の更に他の付随的課題は予備処理により
昆布の漂白を同時に行ない、これによつて加工食
品用素材としての汎用性を向上させることにあ
る。
(問題点を解決するための手段及び作用) 本発明によれば、上記予備処理上の問題点は、
次亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム及び
過酢酸から選ばれた処理剤で室温下で昆布を処理
することにより解決される。
本発明方法のおいて、処理剤として次亜塩素酸
ナトリウム又は亜塩素酸ナトリウムが用いられる
場合には昆布の酸化処理とアルカリ処理とが同時
に行われる。処理剤として過酢酸が用いられる場
合には酸化処理のみが行われることになるが所期
の目的は達成される。この場合に、過酢酸による
酸化処理後にアルカリ処理を行なうことができ、
これによつて酵素による分解処理が更に良好にな
され得る昆布処理物とすることができる。このた
めのアルカリ剤としては水酸化アンモニウムや水
酸化ナトリウムを用いることができる。
本発明方法の実施に際して、次亜塩素酸ナトリ
ウム及び亜塩素酸ナトリウムの濃度としては一般
に1〜5%程度が適当であり、過酢酸としては無
水酢酸濃度50%及び過酸化水素濃度15%の原液又
は水によるその適宜稀釈液を使用することがで
き、又アンモニア水(水酸化アンモニウム溶液)
としては濃度28%のものを用いることができる。
これら処理液の量としては昆布の約2〜3倍量が
適当であり、処理時間は室温条件(20〜28℃)で
2日間で充分である。尚、処理剤が亜塩素酸ナト
リウムの場合には昆布の漂白効果を高めるために
クエン酸溶液を添加するのが適当であり、この場
合のクエン酸濃度としては約0.1〜5%が好まし
い。
本発明方法において、処理剤が如何に作用する
のかについての機作は必ずしも充分に解明されて
いないが、酵素に対して抵抗性を有する未知の構
造が処理剤により破壊されると共に、昆布細胞に
膨潤等の変化が生じて、酵素による水解作用を受
け易くなるものと推察される。
(実施例) 次に本発明方法の実施例を示す。
実施例 1 昆布5gに5%次亜塩素酸ナトリウム水溶液10
mlを添加し、室温(20〜28℃)で2日間処理した
処、昆布は黄白色を呈しその組織構造が崩壊し
た。この昆布崩壊物を取し、水洗し、風乾して
所望の昆布予備処理物を得た。
この昆布予備処理物の基質濃度を10%となし、
市販のセルラーゼ酵素製剤(明治製菓株式会社製
の「メイラーゼ」−標章−、1%)を用いPH5.0、
45℃の条件下で3日間処理した処、昆布予備処理
物は良好に分解し、調味料や菓子等の加工食品の
栄養価(ヨードおよびカルシウム)や風味を増す
ために、これらの加工食品に添加して用いること
ができる昆布処理物が得られた。
実施例 2 昆布5gに5%亜塩素酸ナトリウム水溶液と
0.1%クエン酸水溶液との混液10mlを添加し、室
温(20〜28℃)で2日間処理した処、昆布は白色
を呈した。この処理昆布を採取し、水洗し、風乾
して所望の昆布予備処理物を得た。
この昆布予備処理物は実施例1と同様にして酵
素処理した処、良好に分解し、調味料や菓子等の
加工食品の栄養価(ヨードおよびカルシウム)や
風味を増すために、これらの加工食品に添加して
用いることができる昆布処理物が得られた。
尚、1%の亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いク
エン酸水溶液濃度を0.1〜5%の範囲内で変化さ
せて実施しても処理された昆布は白色を呈した。
この場合に、クエン酸濃度を高くなすにつれて処
理された昆布が軟質化し、この軟質化昆布はこれ
を攪拌する場合にゼリー状を呈するようになつ
た。
実施例 3 昆布5gに過酢酸原液10mlを添加し室温(20〜
28℃)で2日間処理した処、昆布は白色を呈し
た。この処理昆布を採取し、水洗し、風乾して所
望の昆布予備処理物を得た。
この昆布予備処理物は実施例1と同様にして酵
素処理した処、良好に分解し、調味料や菓子等の
加工食品の栄養価(ヨードおよびカルシウム)や
風味を増すために、これらの加工食品に添加して
用いることができる昆布処理物が得られた。
実施例 4 実施例3と同様にして昆布を過酢酸にて処理し
て水洗し、次いで28%アンモニア水10ml中に浸漬
し室温(20〜28℃)で2日間処理した処、昆布組
織は崩壊してドロドロ状となつた。この処理昆布
を取し、水洗し、風乾して所望の昆布予備処理
物を得た。
この昆布予備処理物は実施例1と同様にして酵
素処理した処、実施例3におけるよりも更に良好
に分解し、調味料や菓子等の加工食品の栄養価
(ヨードおよびカルシウム)や風味を増すために、
これらの加工食品に添加して用いることができる
昆布処理物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次亜塩素酸ナトリウムまたは亜塩素酸ナトリ
    ウムを使用し、室温下で昆布の酸化処理とアルカ
    リ処理を同時に行つて昆布予備処理物を得る工程
    と、該昆布予備処理物をセルラーゼ製剤を用いて
    酵素処理をする工程からなることを特徴とする加
    工食品用の昆布処理物の製法。 2 過酢酸を処理剤として室温下で昆布を処理
    し、次いでアルカリ剤で処理して昆布予備処理物
    を得る工程と、該昆布予備処理物をセルラーゼ製
    剤を用いて酵素処理をする工程からなることを特
    徴とする加工食品用の昆布処理物の製法。 3 アルカリ剤が水酸化アンモニウム又は水酸化
    ナトリウムであることを特徴とする特許請求の範
    囲第項に記載の加工食品用の昆布処理物の製
    法。
JP59083966A 1984-04-27 1984-04-27 加工食品用の昆布処理物の製法 Granted JPS60227661A (ja)

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JP59083966A JPS60227661A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 加工食品用の昆布処理物の製法

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JPS60227661A JPS60227661A (ja) 1985-11-12
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