JPH0565347U - 吸入器 - Google Patents
吸入器Info
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- JPH0565347U JPH0565347U JP1693892U JP1693892U JPH0565347U JP H0565347 U JPH0565347 U JP H0565347U JP 1693892 U JP1693892 U JP 1693892U JP 1693892 U JP1693892 U JP 1693892U JP H0565347 U JPH0565347 U JP H0565347U
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- JP
- Japan
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- atomizing
- lower case
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸入器自体に付属備品を収容できるようにす
る。 【構成】 吸入器のケーシングを少なくとも上ケース2
6と下ケース27とに分離可能に構成し、上ケース26
の底面と下ケース27の上面との間で霧化しようとする
液体を収容する霧化手段6の霧化室19を形成すると共
に、上ケース26を取外したときに霧化室19が露呈し
かつその中に鼻用アダプター60,口用アダプター6
1,スプーン62及び秤量カップ63などの付属備品を
収容可能としている。
る。 【構成】 吸入器のケーシングを少なくとも上ケース2
6と下ケース27とに分離可能に構成し、上ケース26
の底面と下ケース27の上面との間で霧化しようとする
液体を収容する霧化手段6の霧化室19を形成すると共
に、上ケース26を取外したときに霧化室19が露呈し
かつその中に鼻用アダプター60,口用アダプター6
1,スプーン62及び秤量カップ63などの付属備品を
収容可能としている。
Description
【0001】
本考案は、液体を霧化して吐出する吸入器に関する。更に詳述すると、本考案 は呼吸器系疾患の治療などに用いられる吸入器(ネブライザー)の付属品の収容 構造に関する。
【0002】
吸入器(ネブライザー)として、霧化しようとする液体を収容する霧化室と、 この霧化室の中の液体を霧化させる霧化手段と、霧を吐出する吐出口とを備え、 霧を吐出して人の口や鼻から吸入して医療に用いるものが公知である。例えば、 実公昭48-1981 号に開示されているように薬液を収める容器の底部にアルミニウ ム箔の振動板を設け、この振動板を水を充填した水筒を介して超音波発振素子で 振動させ、薬液を患者に供給するようにしたものがある。
【0003】 このような霧化器にあっては、霧を鼻や口から吸入するための鼻用アダプター や口用アダプターなどの吸入具、薬剤を霧化液に混合するためのスプーン及び秤 量カップなどが付属品として使用される。
【0004】
しかしながら、従来、この付属品は、吸入器とは別体の容器に収容したり、あ るいは商品流通時にのみ吸入器と一緒に包装されるものの包装を解いた後は特に 収容のための容器を用いずにそのままの状態で保管される。したがって、従来の 吸入器では、吸入器とは別個の容器に付属品を収容したり、収容のための容器を 有していないため、保管中に付属品を紛失したり、汚すようなことがある。
【0005】 本考案は、吸入器を使用しないときあるいは商品流通過程において付属品を吸 入器内に収容可能とする吸入器を提供することを目的とする。
【0006】
かかる目的を達成するために、本考案は、超音波振動によって液体を霧化する 霧化手段と、該霧化手段から霧を搬出する送気手段及び通気路と、前記通気路か ら霧を装置の外に吐出する吹出しノズルとを備えた吸入器において、吸入器ケー シングが少なくとも上ケースと下ケースとに分離可能に構成され、上ケースの底 面と下ケースの上面との間で前記霧化手段の霧化しようとする液体を収容する霧 化室が形成されると共に、前記上ケースを取外したときに前記霧化室が露呈しか つその中に付属備品を収容可能としている。
【0007】 また、本考案の吸入器において、霧化室は秤量カップを収容する大きさの凹部 を有し、該凹部に秤量カップを嵌合してからその中に付属備品を収容するように している。
【0008】 また、本考案の吸入器において、霧化室の底部には超音波振動のためのダイヤ フラムが設置され、かつその上方に連通孔が穿設されている底板が設けられてい る。
【0009】 また、本考案の吸入器は、霧化室の内周壁が横断面略円形状に形成されている 。
【0010】
したがって、上ケースをとり外すだけで霧化室は開口され露呈する。そこで、 商品流通過程あるいは吸入器として使用しないときには、霧化室内に鼻用アダプ ターや口用アダプター、秤量カップ、スプーン等の付属備品を収容する。そして 、吸入器を使用するときには霧化室から秤量カップやアダプター等を取出し、そ れらを用いて霧化しようとする液体を所定量調整し霧化室に注ぐ。また、各アダ プターを利用して呼吸器疾患の治療などに用いる。吸入器の使用が終わった後に は残りの霧化液を霧化室から排出して、その空間にアダプターや秤量カップ等を 再び収め上ケースを閉じて保管する。
【0011】
以下、本考案の実施例を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0012】 図1〜図9に本考案の吸入器の一実施例を示す。この吸入器は、超音波振動に よって液体(図示省略)を霧化する霧化手段6と、該霧化手段6から霧を搬出す る送気手段1及び通気路45と、通気路45において霧を加熱するヒータ7と、 加熱後の霧を装置の外に吐出する吹出しノズル8とから少なくとも構成されてい る。
【0013】 この吸入器のケーシングは例えば図3に示すように、上ケース26と下ケース 27と底蓋28との3つのブロックに大きく分割可能に構成されている。そして 、上ケース26の底面と下ケース27の上面との間で通気路45が形成されると 共に、上ケース26を取外したときに霧化しようとする液体を収容する霧化室1 9とヒータ7とが露呈するように設けられている。上ケース26と下ケース27 との間の霧化室19には通気手段1から供給される風が導入され、発生した霧を 通気路45を経て吹出しノズル8から装置外へ吐出するように設けらている。下 ケース27と底蓋28とは、下ケース27に一体成形されたボス41とこれに当 接する底蓋28のボス42とを突合せた状態で底蓋側からビス43を捩込むこと によって、下ケース27に底蓋28を固定している。ビス43は底蓋28のボス 42を貫通して下ケース27のボス41に捩込まれている。
【0014】 上ケース26には下ケース27のエアダクト40を介して底蓋28に設けられ た通気手段1から送られてくる霧搬送用の風を方向転換させて霧化室19に導入 するためのエアダクト44及び吹出しノズル8が設けられている。上ケース26 の下面には、上ケース蓋29が当てがわれ、この上ケース蓋29と上ケース26 との間で吹出しノズル8を挾持するように設けられている。上ケース26と上ケ ース蓋29とは、上ケース26から垂下した凸部30が上ケースカバー29に立 設した嵌入穴31に嵌入することによって固定されている。この上ケース26の 一部は霧化室19の中の霧化液の残存量を目視できるように、また使用時以外に 霧化室19に収容した付属備品などを目視できるように、透明ドーム25が設け られている。尚、この透明ドーム25の庇部分25aがエアダクト44の上部開 口を閉じている。
【0015】 上ケース26と下ケース27とは、霧化液の補充などを簡単に行うことができ るようにするために、フックなどの連結手段を用いて容易に取外し可能に互いに 連結されている。例えば上ケース26に係合フック32a及び係合穴33aが設 けられるとともに、下ケース27に係合フック32aと係合する係合部32b及 び係合穴33aに係合する係合部33bが設けられ、上ケース26を下ケース2 7に対してワンタッチで装着あるいは離脱し得るように設けられている。尚、上 ケース26には、ケース内に水滴が生じた場合にこれをケース外に抜くための水 抜き穴34が穿設されている(図4参照)。
【0016】 また、上ケース26と下ケース27との間にはシール手段が介在されている。 例えば、図8に示すように、下ケース27側のシール溝35に環状でかつ中空状 のシリコンチューブ36が埋設されている。したがって、上ケース26の突片3 7がシール溝35と嵌合する際に、突片37でシリコンチューブ36が圧潰され て突片37を包み込み、シール効果を上げる。この場合、シール手段として一般 的なOリングによりシーリングする場合に比べてシーリング効果を大きくするこ とができる。
【0017】 更に、上ケース26の上ケース蓋29には、吹出しノズル8に近づくほど深く なる凹部55が形成されている。この凹部55は、下ケース27側の霧化フレー ム38に形成されている凹部56との間で通気路45を形成するためのもので、 上ケース26を下ケース27に装着するだけで、下ケース27と上ケース26と の間に、霧搬送用通気路45を形成する。これによって、霧を搬送するための特 別のダクトを設ける必要がなくなる。
【0018】 下ケース27には、霧化室19と通気路45とを構成する霧化フレーム38が 嵌め込まれ、ビス止めなどによって取り付けられている。霧化フレーム38の霧 化室19の底部にはダイアフラム18が取付けられ、霧化室19部分に霧化しよ うとする液体を収容し得るように設けられている。このダイアフラム18は、例 えばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂などで截頭円錐形状に成形され ている。更に、霧化室19の底部には、超音波振動子16を備え連動液17を密 封したUCボトル15がダイアフラム18を覆うようにして取付けられている。 また、下ケース27に一体成形されて垂下したボス39には超音波振動子16の 発振回路やファン3の制御回路などが実装されているプリント配線基板(PC板 )23が取り付けられる。尚、霧化室19は、清掃を容易にするために、その内 壁に角部をつくらず横断面を全体的に略円周上に形成することが望ましい。また 、この霧化室19はその内方に鼻用アダプター60や口用アダプター61、スプ ーン62及び秤量カップ63等の付属備品を収容し得るように設けられている。 本実施例の場合、秤量カップ63に各アダプター60,61等を収めてから霧化 室19内に収容されているが特にこれに限定されるものではなく、秤量カップ6 3が必要でないときには直接アダプター60,61等の付属備品が底板20の上 に収められる。尚、付属備品は先に例示されているものに限定されるものではな く、用途や吸入器の仕様に応じて適宜選択されたり組合わされるものであり、例 えば秤量カップなしに霧化室19に直接各種アダプター60,61等を収容する ようにしても良い。
【0019】 送気手段1としては、例えばファン3とこのファン3によって吸い込まれた空 気を霧化手段6の霧化室19に導入するためのエアダクト11,40,44とか ら成り、押し込み通風によって霧を搬送するための空気を霧化室19から通気路 45及び吹出しノズル8へと送り込むように設けられている。本実施例の場合、 底蓋28のエアダクトカバー11内にファン3を設置し、エアダクトカバー11 との間で押し込みファンを構成している。ファン3はモータ部分に固定された環 状の支持リング10を底蓋28の半円状の溝47内に嵌合させることによって底 蓋28に固定されている。
【0020】 また、エアダクトカバー11には、下ケース27と底蓋28との間に構成され る空間14と連通する冷却用空気吹出し口4と下ケース27のエアダクト40と 連通し霧を搬送するための風を霧化室19側へ送り込む搬送用空気吹出し口5及 び吸気口2を有している。冷却用空気吹出し口4は、エアダクトカバー11内に 吸い込まれた空気の一部を下ケース27と底蓋28との間の空間14へ送り出す 。この冷却用空気は下ケース27に固定されたプリント配線基板23及びその上 に実装された電子部品を冷却した後、底蓋28に開口された排気口13から装置 の外に排出される。尚、吸気孔2にはフィルタ9が設けられ、塵埃の侵入が防が れている。また、符号11aは水抜きである。
【0021】 エアダクトカバー11の霧搬送用空気吹出し口5と霧化室19とは下ケース2 7に形成された縦方向のエアダクト40と上ケース26に形成された横方向の方 向転換用ダクト44とを介して連結されている。したがって、ファン3により吸 い込まれた空気はエアダクトカバー11の吹出し口5から下ケース27のエアダ クト40に流入し、一旦上ケース26内のダクト44に導かれた後、上ケース2 6の透明ドーム25部分の穴48から霧化室19内に旋回しつつ降下し、発生し た霧を搬送して通気路45内に流れ込む。
【0022】 ノズル8は、図4及び図5に示すように、基端部に左右に突出する円筒状の支 軸部8aを設け、この支軸部8aの軸端に一端が開口され、他端がノズル先端に 開口するT形の流路8bが形成されている。ノズル8の内部には、図4に示すよ うに、左右の支軸部8a,8aから導入される霧を吐出口8cに向けてスムース に導くための三角形の誘導板8dが設けられている。また、ノズル8は、吹出し し角度を所望角度に設定できるようにするため、支軸部8a,8aを上ケース2 6と上ケース蓋29との半円状の軸受52,53の間に挾持され、回動可能に支 持されている。ここで、支軸部8a,8aには軸方向に移動するのと空気が周囲 から洩れるのを防止するためにフランジ57,57が形成され軸受52,53の 凹部53aと嵌合するように設けられている。更に、上ケース蓋29側の軸受5 3には、上ケース蓋29と下ケース27との間で形成される通気路45に連通す るエアダクト54,54が一体的に形成されている。このエアダクト54に前述 の軸受53が形成されている。したがって、通気路45の霧は、エアダクト54 ,54を介してノズル8の支軸部8a,8aからノズル8内に導入され吐出口8 cから吐出される。尚、この吸入器を使用するときには吹出しノズル8には鼻用 アダプター60や口用アダプター61などが必要に応じて差し込まれる。
【0023】 霧化手段6としては、例えば高周波の電気的振動を機械的振動に変換する圧電 セラミックを振動子として用いた超音波方式が採用されている。振動子16はU Cボトル15の底部にセラミックパッキン49やセラミック押え50などを用い て固着されている。UCボトル15内には機械的振動を伝達するための脱イオン 水などの連動液17を収容し、連動液17の液面に触れるダイヤフラム18に振 動子16の振動を伝達してダイヤフラム18の上に収容された水などの霧化液を 霧化させるようにしている。UCボトル15は、その底部を底蓋28に一体成形 されたUCボトル受け12に嵌入することによって弾性支持されている。UCボ トル受け12は、スリットを設けて環状に配置された弾性片から成り、それらを 押し広げてUCボトル15の底部を嵌め込み挾みつけて支持する。
【0024】 本実施例では、図1及び図4に示すように、ダイヤフラム18の上方に、底板 20が設けられている。この底板20は周縁より低い中央部に向けて傾斜する斜 面から成る皿状を成し、その中央部分に超音波振動を霧化室の液面に伝達するた めの穴51が設けられている。また、斜面の周縁には複数個の水抜き穴21が穿 設されている。したがって、吸入器の使用を停止して霧化液を排出する場合には 周縁の水抜き穴21から完全に水を抜き取りダイヤフラム18部分に残らないよ うにすることができる。この底板29は、吸入器を使用しない場合に、霧化室1 9の中に収容される秤量カップ63や鼻用アダプター60、口用アダプター61 、スプーン62などの各種付属備品からダイヤフラム18を保護し傷付けること がない。勿論、底板29は設置されない場合もある。この場合においても、各ア ダプター60,61などは秤量カップ63に入れられた状態で霧化室19内に収 容されるため、ダイヤフラム18を傷付けるなどの支障はない。
【0025】 ヒータ7は、発熱体7aと、発熱体7aを被覆する金属製の伝熱カバー7bと から構成されている。このヒータ7の形状は、図1及び図8に示すように、霧の 流れる方向に長くかつ通気路45内に起立するフィン形状を成し、霧との接触面 積を大きく確保すると共に接触時間も長くして熱交換効率を高めつつも通気路の 圧力損失を小さく抑えるように設けられている。本実施例の場合、通気路45の 圧力損失と熱交換効率を考慮して、フィンは霧の流れ方向に沿って平行に2枚起 立させて設けられており、このときには圧力損失が少なく霧を効率的に温められ るが、特にこれに限定されるものではない。尚、ヒータ7は霧化フレーム38に 穿孔されている穴58に霧化フレーム38の下側からシールリング59を介在さ せて通気路45内に挿入され、霧化フレーム38にねじなどで固着されている。
【0026】 また、ヒータ7の発熱体7aとしては、例えば正特性サーミスタが用いられる 。正特性サーミスタとして、例えばBaTiO3 系の酸化物半導体がある。正特 性サーミスタは、所定温度付近において電気抵抗が急激に大きくなり、この温度 付近で電流を制限する作用が働き、その結果、温度をほぼ一定に保つ性質がある 。そのため、何等かの原因により通気路45に空気が流れない事態が発生しても 、ヒータ7の温度が上がると、電気抵抗が急激に大きくなり、電流の流れを制限 し、温度を一定に保つように作用する。この結果、ヒータ7が異常発熱を引き起 こすことがない。
【0027】 更に、ヒータ7の上方には、図9に示すように、使用者の手が高温のヒータ7 に触れる事故を防止するために、ヒータ7を遮蔽する遮蔽板22が霧化フレーム 38と一体的に設けられている。この遮蔽板22は、ヒータ7の清掃時に障害と ならないようにするため、ヒータ7の全面を覆うことなく、一部を覆うようにし ている。また、遮蔽板22の上面即ち上ケース26を外したときに露呈する面に は、図9に示すように、ヒータ7への接触回避の注意を喚起するための文字・記 号・図形等からなる警告表示22aが付されている。
【0028】 以上のように構成された吸入器は次のように作動する。
【0029】 まず、吸入器の使用に先立って、上ケース26を下ケース27から外して霧化 室19に収容されている鼻用アダプター60,口用アダプター61,スプーン6 2および秤量カップ63などの付属備品を取出す。そして、空になった霧化室1 9内に例えば付属の秤量カップ63、スプーン62等を用いて所望量の水あるい は薬液を調合して注ぐ。そして、上ケース26を下ケース27上に被せて係合さ せる。また、吹出しノズル8の先端には鼻用アダプター60あるいは口用アダプ ター61を差し込んで所望の角度にノズル8を起こす。
【0030】 次いで、電源の投入によってファン3が回転し、ケーシングの外部の空気が吸 気孔2からフィルタ9を介してエアダクトカバー11内に吸い込まれる。吸い込 まれた空気は、冷却用となる一部を除いてエアダクトカバー11の搬送用空気吹 出し口5から下ケース27のダクト40を経て上ケース26の方向転換用ダクト 44へ押し込み通風によって透明ドーム25の筒部25aの周りを旋回しながら 穴48を通って霧化室19に吹き込まれる。
【0031】 一方、霧化手段6では振動子16の振動を連動液17を介してダイヤフラム1 8に伝達し、霧化液(水)を霧化する。液面からは水煙の如く霧が発生する。こ の霧を上ケース26側から送り込まれた空気が搬送し通気路45へ送る。通気路 45を流れる霧はヒータ7のフィンの間を通り抜ける間に加熱される。このとき 、ヒータ7のフィンは霧の流れ方向に長く通気路45内を縦に横切っているので 、十分広い接触面積となっている。そこで、十分に温められた霧はノズル8の支 軸部8a,8aを支えるエアダクト54,54へ抜け、更にそのエアダクト54 ,54から支軸部8a,8aへ流入してノズル8の中を通って鼻用アダプター6 0あるいは口用アダプター61から吐出される。ノズル8は必要に応じて適宜角 度であるいは使用者の口あるいは鼻などに向けてその角度が設定される。
【0032】 一方、ファン3により吸い込まれた空気の一部は、冷却用空気吹出し口4から 下ケース27と底蓋28との間の空間14内に吹き出されPC板23等を冷却し た後に排気孔13から装置外に排出される。
【0033】 吸入器の使用が終わった後には、再び上ケース26を外してから下ケース27 を逆さまにし、霧化室19の中に残る液体を排出する。そして、底板20の上に あるいはダイヤフラム18の上に付属備品を収めてから上ケース26を下ケース 27に被せて止めつける。
【0034】 尚、上述の実施例は本考案の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるも のではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例 えば、本考案の霧化装置は主に吸引装置として説明しているが、秤量カップなど の付属品を有するものであれば、一般的な霧化装置やアトマイザーなどとしても 使用可能である。
【0035】
以上の説明より明らかなように、本考案の吸入器は、吸入器ケーシングが少な くとも上ケースと下ケースとに分離可能に構成され、上ケースの底面と下ケース の上面との間で前記霧化手段の霧化しようとする液体を収容する霧化室が形成さ れると共に、前記上ケースを取外したときに前記霧化室が露呈しかつその中に付 属備品を収容可能としたので、吸入器の未使用時には、霧化室に付属備品を収容 でき、保管中に付属備品を紛失したり、汚したりすることがない。
【0036】 また、霧化室の凹部の大きさを秤量カップを収容し得る程度にしておけば、秤 量カップを利用して各アダプターやスプーン等をまとめて霧化室内に収容するこ とができ、かつ霧化室の底部のダイヤフラムを傷付けることがない。
【0037】 更に、本考案の吸入器において霧化室の底部に超音波振動のためのダイヤフラ ムを設置し、かつその上方に連通孔が穿設されている底板を設けた場合、吸入器 の使用時には底板の連通孔を介してダイヤフラムの振動が霧化液に伝達されるが 、吸入器の未使用時には霧化室に収容する付属備品からダイヤフラムを保護しダ イヤフラムが傷付くのを防止することができる。
【0038】 また、本考案の吸入器において霧化液収容部が、その内壁の横断面を全体的に 略円状に形成しているため、清掃が容易であり、衛生的である。
【図1】本考案の吸入器の一実施例を示す装置全体の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の吸入器の外観斜視図である。
【図3】図1の吸入器を上ケース部分と、下ケース部分
と、底蓋部分とに分離して示すの縦断面図である。
と、底蓋部分とに分離して示すの縦断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】ノズルの平面図である。
【図6】図1の吸入器の分解斜視図である。
【図7】図1のVII-VII 線断面図である。
【図8】図1のVIII-VIII 線断面図で、ヒータの図示を
省略している。
省略している。
【図9】ヒータ及び遮蔽板の斜視図である。
【図10】正特性サーミスタの温度−抵抗率特性のグラ
フである。
フである。
1 通気手段 6 霧化手段 8 吹き出しノズル 18 ダイアフラム 19 霧化室 20 底板 26 上ケース 27 下ケース 28 底蓋 45 通気路 51 連通孔 60 鼻用アダプター 61 口用アダプター 62 スプーン 63 秤量カップ
Claims (4)
- 【請求項1】 超音波振動によって液体を霧化する霧化
手段と、該霧化手段から霧を搬出する送気手段及び通気
路と、前記通気路から霧を装置の外に吐出する吹出しノ
ズルとを備えた吸入器において、吸入器ケーシングが少
なくとも上ケースと下ケースとに分離可能に構成され、
上ケースの底面と下ケースの上面との間で前記霧化手段
の霧化しようとする液体を収容する霧化室が形成される
と共に、前記上ケースを取外したときに前記霧化室が露
呈しかつその中に付属備品を収容可能としたことを特徴
とする吸入器。 - 【請求項2】 前記霧化室は秤量カップを収容する大き
さの凹部を有し、該凹部に秤量カップを嵌合してからそ
の中に付属備品を収容することを特徴とする請求項1記
載の吸入器。 - 【請求項3】 前記霧化室の底部には超音波振動のため
のダイヤフラムが設置され、かつその上方に連通孔が穿
設されている底板が設けられたことを特徴とする請求項
1または2記載の吸入器。 - 【請求項4】 前記霧化室の内周壁が横断面略円形状に
形成されていることを特徴とする請求項1ないし3記載
の吸入器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1693892U JPH0565347U (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1693892U JPH0565347U (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 吸入器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565347U true JPH0565347U (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11930069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1693892U Withdrawn JPH0565347U (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 吸入器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565347U (ja) |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP1693892U patent/JPH0565347U/ja not_active Withdrawn
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |