JPH0565452A - 塗料組成物およびシンナー組成物 - Google Patents
塗料組成物およびシンナー組成物Info
- Publication number
- JPH0565452A JPH0565452A JP23020291A JP23020291A JPH0565452A JP H0565452 A JPH0565452 A JP H0565452A JP 23020291 A JP23020291 A JP 23020291A JP 23020291 A JP23020291 A JP 23020291A JP H0565452 A JPH0565452 A JP H0565452A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- coating
- boiling point
- molecular weight
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 特定の数平均分子量および分子量分布のポリ
エステル樹脂、平均重合度が1.5〜3でブトキシ基、
メチロール基、イミノ基を特定比率のブチル化メラミン
樹脂および非極性溶剤、高沸点溶剤、低沸点アルコール
系溶剤の混合溶剤を主成分とする塗料組成物。 【効果】 プレコート鋼板のロールコート適性が良く、
塗料の貯蔵安定性も良く、不揮発分を向上させることに
より、塗膜焼付時の揮発溶剤量を低減させ、生産性の向
上および環境対策が可能となる。
エステル樹脂、平均重合度が1.5〜3でブトキシ基、
メチロール基、イミノ基を特定比率のブチル化メラミン
樹脂および非極性溶剤、高沸点溶剤、低沸点アルコール
系溶剤の混合溶剤を主成分とする塗料組成物。 【効果】 プレコート鋼板のロールコート適性が良く、
塗料の貯蔵安定性も良く、不揮発分を向上させることに
より、塗膜焼付時の揮発溶剤量を低減させ、生産性の向
上および環境対策が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料組成物およびシン
ナー組成物に関する。詳しく述べると、プレコートメタ
ル用塗料に用いられる塗料組成物およびシンナー組成物
に関する。
ナー組成物に関する。詳しく述べると、プレコートメタ
ル用塗料に用いられる塗料組成物およびシンナー組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】プレコートメタルは、近年、家電製品や
一般建材等に広く用いられるようになり、その塗料に対
して、塗装膜の耐候性や加工性、またプレコート塗装時
の生産性の向上や環境問題等から塗装時の揮発成分の抑
制等様々な性能が要求されている。
一般建材等に広く用いられるようになり、その塗料に対
して、塗装膜の耐候性や加工性、またプレコート塗装時
の生産性の向上や環境問題等から塗装時の揮発成分の抑
制等様々な性能が要求されている。
【0003】塗装膜の耐候性や加工性等の優れたものと
して、ポリエステル樹脂にメラミン樹脂を架橋剤として
配合した塗料組成物が広く用いられており、このような
ポリエステル樹脂にメラミン樹脂を配合した塗料組成物
に対する性能要求の一つとして生産性の向上がある。生
産性向上の手段としては高速塗装を可能にすることであ
るが、乾燥、焼付時の揮発溶剤の処理能力に限界があり
現行の塗料では高速塗装を行うことができない。そこで
塗料中の揮発成分の抑制、すなわち、塗料中の不揮発性
成分の比率を高くすることが要求されている。
して、ポリエステル樹脂にメラミン樹脂を架橋剤として
配合した塗料組成物が広く用いられており、このような
ポリエステル樹脂にメラミン樹脂を配合した塗料組成物
に対する性能要求の一つとして生産性の向上がある。生
産性向上の手段としては高速塗装を可能にすることであ
るが、乾燥、焼付時の揮発溶剤の処理能力に限界があり
現行の塗料では高速塗装を行うことができない。そこで
塗料中の揮発成分の抑制、すなわち、塗料中の不揮発性
成分の比率を高くすることが要求されている。
【0004】一般的に塗料組成物は、不揮発性成分の比
率を高くすると塗料の粘度が上昇し、プレコートメタル
塗装に通常用いられているロールコート塗装の際に、塗
膜膜厚の制御性、いわゆる絞り性が悪くなり、また、ロ
ール目等の筋状の外観不良が出るという問題が生じ、実
用することは困難である。
率を高くすると塗料の粘度が上昇し、プレコートメタル
塗装に通常用いられているロールコート塗装の際に、塗
膜膜厚の制御性、いわゆる絞り性が悪くなり、また、ロ
ール目等の筋状の外観不良が出るという問題が生じ、実
用することは困難である。
【0005】これらの問題点を解決するための手段とし
て、用いられるポリエステル樹脂としては、ポリエステ
ル樹脂の分子量分布をシャープにし、余計な添加剤を一
切使わない(「プレコート鋼板用途料」、工業材料、1
989年、第37巻第7号第27〜32頁)等の方法が
開示され、また、メラミン樹脂としては、「塗料用アミ
ノ樹脂について」、色材料協会誌、1990年、第63
巻第1号第19〜28頁に各種特性を与えるメラミン樹
脂が記載されており、これらのメラミン樹脂を必要な性
能に合わせて上記ポリエステル樹脂に配合することによ
り不揮発性成分の比率の高い塗料組成物が得られる。こ
のような塗料組成物により、塗膜膜厚の制御性や塗膜外
観等はある程度向上するものの未だ満足の行く結果が得
られていないのが現状である。
て、用いられるポリエステル樹脂としては、ポリエステ
ル樹脂の分子量分布をシャープにし、余計な添加剤を一
切使わない(「プレコート鋼板用途料」、工業材料、1
989年、第37巻第7号第27〜32頁)等の方法が
開示され、また、メラミン樹脂としては、「塗料用アミ
ノ樹脂について」、色材料協会誌、1990年、第63
巻第1号第19〜28頁に各種特性を与えるメラミン樹
脂が記載されており、これらのメラミン樹脂を必要な性
能に合わせて上記ポリエステル樹脂に配合することによ
り不揮発性成分の比率の高い塗料組成物が得られる。こ
のような塗料組成物により、塗膜膜厚の制御性や塗膜外
観等はある程度向上するものの未だ満足の行く結果が得
られていないのが現状である。
【0006】また、不揮発性成分の比率を高くするため
に、揮発性の内部溶剤の配合比率を低くしたり、さらに
塗膜光沢等の塗膜外観の向上や上記のポリエステル樹脂
の条件のように添加剤を使用しないことが求められ、こ
のため必然的にメラミン樹脂等の架橋剤は、酸触媒等の
触媒を使用せずに硬化する自己硬化型のものが使用され
る。このように内部溶剤の配合比率を低くしたり、自己
硬化型のメラミン樹脂を使用した場合、貯蔵中に粘度上
昇が起こり塗料として使用できなくなる等の貯蔵安定性
に問題がある。
に、揮発性の内部溶剤の配合比率を低くしたり、さらに
塗膜光沢等の塗膜外観の向上や上記のポリエステル樹脂
の条件のように添加剤を使用しないことが求められ、こ
のため必然的にメラミン樹脂等の架橋剤は、酸触媒等の
触媒を使用せずに硬化する自己硬化型のものが使用され
る。このように内部溶剤の配合比率を低くしたり、自己
硬化型のメラミン樹脂を使用した場合、貯蔵中に粘度上
昇が起こり塗料として使用できなくなる等の貯蔵安定性
に問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は塗料中
の不揮発性成分比率を高くしても粘度上昇が起こらず、
作業性がよく、同時に貯蔵安定性の優れた塗料組成物を
提供することにある。
の不揮発性成分比率を高くしても粘度上昇が起こらず、
作業性がよく、同時に貯蔵安定性の優れた塗料組成物を
提供することにある。
【0008】また本発明の他の目的は、塗料の硬化特性
がよく、同時に貯蔵安定性の優れたシンナー組成物を提
供することにある。
がよく、同時に貯蔵安定性の優れたシンナー組成物を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らの検討の結
果、塗装時の塗料の高剪断粘度(Hishare粘度)を3ポイ
ズ(剪断速度:105 /秒)以下にすることにより塗膜
制御性がよく、内部溶剤を工夫することにより塗膜外観
および貯蔵安定性を改善した不揮発性成分比率の高い塗
料組成物が得られることを知見し本発明に至った。
果、塗装時の塗料の高剪断粘度(Hishare粘度)を3ポイ
ズ(剪断速度:105 /秒)以下にすることにより塗膜
制御性がよく、内部溶剤を工夫することにより塗膜外観
および貯蔵安定性を改善した不揮発性成分比率の高い塗
料組成物が得られることを知見し本発明に至った。
【0010】すなわち、上記諸目的は、(a)数平均分
子量が1,000〜4,000、分子量分布(Mw /M
n )が1〜2のポリエステル樹脂、(b)平均重合度
1.5〜3でメラミン核1個当り、ブトキシ基を平均3
〜4.5個、メチロール基を平均0.05〜1個および
イミノ基を平均0.5〜2個であるブチルエーテル化メ
ラミン樹脂および(c)非極性溶剤/沸点が150℃以
上の極性溶剤/沸点が150℃未満のアルコール系溶剤
が重量比でそれぞれ25〜60/10〜30/20〜6
5の割合で配合された有機溶剤を含有することを特徴と
する塗料組成物によって達成される。
子量が1,000〜4,000、分子量分布(Mw /M
n )が1〜2のポリエステル樹脂、(b)平均重合度
1.5〜3でメラミン核1個当り、ブトキシ基を平均3
〜4.5個、メチロール基を平均0.05〜1個および
イミノ基を平均0.5〜2個であるブチルエーテル化メ
ラミン樹脂および(c)非極性溶剤/沸点が150℃以
上の極性溶剤/沸点が150℃未満のアルコール系溶剤
が重量比でそれぞれ25〜60/10〜30/20〜6
5の割合で配合された有機溶剤を含有することを特徴と
する塗料組成物によって達成される。
【0011】また上記諸目的は、塗料中の有機溶剤組成
物が、非極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤/沸
点が150℃未満のアルコール系溶剤が重量比でそれぞ
れ25〜60/10〜30/20〜65の割合で配合さ
れたものであることを特徴とする塗料組成物によっても
達成される。
物が、非極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤/沸
点が150℃未満のアルコール系溶剤が重量比でそれぞ
れ25〜60/10〜30/20〜65の割合で配合さ
れたものであることを特徴とする塗料組成物によっても
達成される。
【0012】さらに上記諸目的は、非極性溶剤/沸点が
150℃以上の極性溶剤/沸点が150℃未満のアルコ
ール系溶剤が重量比でそれぞれ25〜60/10〜30
/20〜65の割合で配合された有機溶剤を含有するこ
とを特徴とするシンナー組成物によっても達成される。
150℃以上の極性溶剤/沸点が150℃未満のアルコ
ール系溶剤が重量比でそれぞれ25〜60/10〜30
/20〜65の割合で配合された有機溶剤を含有するこ
とを特徴とするシンナー組成物によっても達成される。
【0013】
【作用】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明の塗料組成物は、(a)主樹脂とし
てのポリエステル樹脂が数平均分子量が1,000〜
4,000、分子量分布(Mw /Mn )が1〜2のポリ
エステル樹脂、(b)架橋剤としてのメラミン樹脂が平
均重合度1.5〜3でメラミン核1個当り、ブトキシ基
を平均3〜4.5個、メチロール基を平均0.05〜1
個およびイミノ基を平均0.5〜2個であるブチルエー
テル化メラミン樹脂および(c)塗料内部溶剤として非
極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤/沸点が15
0℃未満のアルコール系溶剤が重量比でそれぞれ25〜
60/10〜30/20〜65の割合で配合された有機
溶剤を含有することを特徴とするものである。
てのポリエステル樹脂が数平均分子量が1,000〜
4,000、分子量分布(Mw /Mn )が1〜2のポリ
エステル樹脂、(b)架橋剤としてのメラミン樹脂が平
均重合度1.5〜3でメラミン核1個当り、ブトキシ基
を平均3〜4.5個、メチロール基を平均0.05〜1
個およびイミノ基を平均0.5〜2個であるブチルエー
テル化メラミン樹脂および(c)塗料内部溶剤として非
極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤/沸点が15
0℃未満のアルコール系溶剤が重量比でそれぞれ25〜
60/10〜30/20〜65の割合で配合された有機
溶剤を含有することを特徴とするものである。
【0015】まず、塗料組成物の主樹脂となる(a)ポ
リエステル樹脂は、数平均分子量が1,000〜4,0
00、好ましくは1,500〜2,500、より好まし
くは1,800〜2,200で、かつ分子量分布(Mw
/Mn 、Mw は重量平均分子量、Mn は数平均分子量)
が1〜2、好ましくは1.5程度のポリエステル樹脂で
ある。数平均分子量が、1,000未満であると耐薬品
性、耐沸水性等の性能が得られず、4,000を越える
と不揮発性成分率が低くなり、また粘度が上昇してしま
う。一方、分子量分布が1未満ものは合成が困難で不適
当であり、2を越えたものは分子量の大きなものの混入
が多く不揮発性成分率が低くなり、粘度上昇の原因とな
り好ましくない。
リエステル樹脂は、数平均分子量が1,000〜4,0
00、好ましくは1,500〜2,500、より好まし
くは1,800〜2,200で、かつ分子量分布(Mw
/Mn 、Mw は重量平均分子量、Mn は数平均分子量)
が1〜2、好ましくは1.5程度のポリエステル樹脂で
ある。数平均分子量が、1,000未満であると耐薬品
性、耐沸水性等の性能が得られず、4,000を越える
と不揮発性成分率が低くなり、また粘度が上昇してしま
う。一方、分子量分布が1未満ものは合成が困難で不適
当であり、2を越えたものは分子量の大きなものの混入
が多く不揮発性成分率が低くなり、粘度上昇の原因とな
り好ましくない。
【0016】本発明で用いられるポリエステル樹脂は、
上記の条件を満たすものであれば通常塗料組成物として
用いられているものでよく、特に制限はないが、多価ア
ルコールと多塩基酸とから合成(エステル縮合反応によ
る合成)されるものが好ましい。具体的には、例えば、
多価アルコール成分としてはエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール、2,2−ジメチル−3−ヒドロ
キシプロピル−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロ
ピオネート(BASHPN)、N,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)ジメチルヒダントイン、ポリテトラメチ
レンエーテルグリコール、ポリカプロラクトンポリオー
ル、グリセリン、ソルビトール、アンニトール、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールブタン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトー
ル、ジペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチ
ル)イソシアネート、1,9−ノナンジオール等が挙げ
られ、これらの多価アルコールの二種以上を組み合わせ
て用いることもできる。また、多塩基酸としてはフタル
酸、無水フタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
無水フタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、メチルテ
トラヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、トリメッ
ト酸、無水トリメット酸、ピロメリット酸、無水ピロメ
リット酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、コハク酸、無水コハク酸、
乳酸、ドデセニルコハク酸、ドデセニル無水コハク酸、
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、無水エンド酸
等が挙げられ、これら多塩基酸の二種以上を組み合わせ
て用いてもよい。また、ポリエステル樹脂の変性剤とし
て、例えば、長鎖モノエポキシド(商品名:カージュラ
E、シェル株式会社製)、あるいはAOEX24(ダイ
セル株式会社製)等を用いてもよい。
上記の条件を満たすものであれば通常塗料組成物として
用いられているものでよく、特に制限はないが、多価ア
ルコールと多塩基酸とから合成(エステル縮合反応によ
る合成)されるものが好ましい。具体的には、例えば、
多価アルコール成分としてはエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、1,2−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール、2,2−ジメチル−3−ヒドロ
キシプロピル−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロ
ピオネート(BASHPN)、N,N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)ジメチルヒダントイン、ポリテトラメチ
レンエーテルグリコール、ポリカプロラクトンポリオー
ル、グリセリン、ソルビトール、アンニトール、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールブタン、ヘキサントリオール、ペンタエリスリトー
ル、ジペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチ
ル)イソシアネート、1,9−ノナンジオール等が挙げ
られ、これらの多価アルコールの二種以上を組み合わせ
て用いることもできる。また、多塩基酸としてはフタル
酸、無水フタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒド
ロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
無水フタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、メチルテ
トラヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、トリメッ
ト酸、無水トリメット酸、ピロメリット酸、無水ピロメ
リット酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、
無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、コハク酸、無水コハク酸、
乳酸、ドデセニルコハク酸、ドデセニル無水コハク酸、
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸、無水エンド酸
等が挙げられ、これら多塩基酸の二種以上を組み合わせ
て用いてもよい。また、ポリエステル樹脂の変性剤とし
て、例えば、長鎖モノエポキシド(商品名:カージュラ
E、シェル株式会社製)、あるいはAOEX24(ダイ
セル株式会社製)等を用いてもよい。
【0017】本発明で用いられる(b)メラミン樹脂
は、メラミン樹脂の平均重合度が1.5〜3、好ましく
は1.5〜2であり、メラミン核(トリアジン環)1個
当りのアルキルエーテル化度が、ブトキシ基が平均3〜
4.5個、好ましくは3〜4個、メチロール基が平均
0.05〜1個、好ましくは0.4〜0.8個、イミノ
基が0.5〜2個、好ましくは0.8〜1.5個であ
る。
は、メラミン樹脂の平均重合度が1.5〜3、好ましく
は1.5〜2であり、メラミン核(トリアジン環)1個
当りのアルキルエーテル化度が、ブトキシ基が平均3〜
4.5個、好ましくは3〜4個、メチロール基が平均
0.05〜1個、好ましくは0.4〜0.8個、イミノ
基が0.5〜2個、好ましくは0.8〜1.5個であ
る。
【0018】ここでメラミン樹脂の平均重合度が1.5
未満であると硬化不足やスクラッチ性不良等が起り、3
を越えると不揮発性成分率が小さくなりまた粘度が高く
なる等好ましくない。また、メラミン核(トリアジン
環)1個当りのアルキルエーテル化度は、ブトキシ基が
3個未満であると不揮発性成分率が小さくなりまた粘度
が高くなり、4.5を越えると硬化不足やスクラッチ性
不良等が起き、メチロール基が0.05未満であると硬
化不足やスクラッチ性不良等が起り、1を越えると不揮
発性成分率が小さくなりまた粘度が高くなり、イミノ基
が0.5未満であると硬化不足となり、2を越えると不
揮発性成分率が小さくなりまた粘度が高くなる。
未満であると硬化不足やスクラッチ性不良等が起り、3
を越えると不揮発性成分率が小さくなりまた粘度が高く
なる等好ましくない。また、メラミン核(トリアジン
環)1個当りのアルキルエーテル化度は、ブトキシ基が
3個未満であると不揮発性成分率が小さくなりまた粘度
が高くなり、4.5を越えると硬化不足やスクラッチ性
不良等が起き、メチロール基が0.05未満であると硬
化不足やスクラッチ性不良等が起り、1を越えると不揮
発性成分率が小さくなりまた粘度が高くなり、イミノ基
が0.5未満であると硬化不足となり、2を越えると不
揮発性成分率が小さくなりまた粘度が高くなる。
【0019】次ぎに、本発明で用いる(c)塗料内部溶
剤は、非極性溶剤、沸点が150℃以上の極性溶剤(以
下、高沸点溶剤という)および沸点が150℃未満のア
ルコール系溶剤(以下、単にアルコール系溶剤という)
からなり、それぞれの配合割合が重量比で、非極性溶剤
25〜60、好ましくは25〜40、より好ましくは2
5〜35、高沸点溶剤10〜30、好ましくは10〜2
5、より好ましくは15〜21、アルコール系溶剤20
〜65、好ましくは30〜50、より好ましくは30〜
40となるように混合したものである。
剤は、非極性溶剤、沸点が150℃以上の極性溶剤(以
下、高沸点溶剤という)および沸点が150℃未満のア
ルコール系溶剤(以下、単にアルコール系溶剤という)
からなり、それぞれの配合割合が重量比で、非極性溶剤
25〜60、好ましくは25〜40、より好ましくは2
5〜35、高沸点溶剤10〜30、好ましくは10〜2
5、より好ましくは15〜21、アルコール系溶剤20
〜65、好ましくは30〜50、より好ましくは30〜
40となるように混合したものである。
【0020】この配合割合は、非極性溶剤の割合が25
未満で他の溶剤が多くなると塗料の粘度が上り、60を
越え他の溶剤が少なくなるとレベリング性が低下し、ま
た貯蔵安定性も低下して好ましくない。高沸点溶剤の割
合が10未満で他の溶剤が多くなると塗装後のレベリン
グ性が低下し、30を越えると塗料の粘度が上り好まし
くない。アルコール系溶剤の割合が20未満で他の溶剤
が多くなると貯蔵中の塗料の粘度が上り貯蔵安定性が低
下し、65を越え他の溶剤が少なくなると塗料の粘度が
上り好ましくない。
未満で他の溶剤が多くなると塗料の粘度が上り、60を
越え他の溶剤が少なくなるとレベリング性が低下し、ま
た貯蔵安定性も低下して好ましくない。高沸点溶剤の割
合が10未満で他の溶剤が多くなると塗装後のレベリン
グ性が低下し、30を越えると塗料の粘度が上り好まし
くない。アルコール系溶剤の割合が20未満で他の溶剤
が多くなると貯蔵中の塗料の粘度が上り貯蔵安定性が低
下し、65を越え他の溶剤が少なくなると塗料の粘度が
上り好ましくない。
【0021】ここで非極性溶剤およびアルコール系溶剤
は、塗料の貯蔵安定性に寄与するものである。一般に塗
料、特にポリエステル樹脂−メラミン樹脂系の塗料は、
単純にいうと、付加重合や縮合重合およびメラミン樹脂
の自己架橋やポリエステルとメラミン間の架橋により塗
料が硬化し塗膜を形成するのであるが、この自己架橋な
いし架橋が塗料貯蔵中に起る、いわゆるゲル化現象が起
ると塗料としての使用可能領域を越え、これが進むと、
その後に溶剤を加えて希釈しても塗料として全く使用で
きなくなってしまう。そこで、非極性溶剤は、溶剤と樹
脂との相互作用による反応を抑えて塗料粘度の安定性を
図るものであり、アルコール系溶剤は、塗料中において
アルコールで加水分解反応が起り架橋反応との平衡が保
たれ分子量の上昇を抑える、言い換えると分子量増加を
抑制する働きをして、貯蔵安定性を高めるのである。
は、塗料の貯蔵安定性に寄与するものである。一般に塗
料、特にポリエステル樹脂−メラミン樹脂系の塗料は、
単純にいうと、付加重合や縮合重合およびメラミン樹脂
の自己架橋やポリエステルとメラミン間の架橋により塗
料が硬化し塗膜を形成するのであるが、この自己架橋な
いし架橋が塗料貯蔵中に起る、いわゆるゲル化現象が起
ると塗料としての使用可能領域を越え、これが進むと、
その後に溶剤を加えて希釈しても塗料として全く使用で
きなくなってしまう。そこで、非極性溶剤は、溶剤と樹
脂との相互作用による反応を抑えて塗料粘度の安定性を
図るものであり、アルコール系溶剤は、塗料中において
アルコールで加水分解反応が起り架橋反応との平衡が保
たれ分子量の上昇を抑える、言い換えると分子量増加を
抑制する働きをして、貯蔵安定性を高めるのである。
【0022】非極性溶剤としては、芳香族炭化水素やメ
チレン基を含む脂肪族炭化水素で、極性原子団を持たな
いものであり、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素、シクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサン、ペルクロロエチレン等の脂
肪族炭化水素等を挙げることができ、また、一般に市販
されている芳香族炭化水素混合物、例えばソルベッソ1
00、ソルベッソ150(エクソン化学社製)等の非極
性溶剤等も使用できる。また、アルコール系溶剤として
は、沸点が150℃以下の鎖式または脂環式の炭化水素
の水素原子を水酸基(OH基)で置換したヒドロキシ化
合物であり、例えば、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、n−ア
ミルアルコール、イソアミルアルコール、メチルアミル
アルコール、イソプロパノール、第2ブタノール、第3
ブタノール、活性アミルアルコール、第2アミルアルコ
ール、フーゼル油、3−ペンタノール、2−エチル−1
−ブタノール、第3アミルアルコール等を挙げることが
できる。
チレン基を含む脂肪族炭化水素で、極性原子団を持たな
いものであり、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素、シクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサン、ペルクロロエチレン等の脂
肪族炭化水素等を挙げることができ、また、一般に市販
されている芳香族炭化水素混合物、例えばソルベッソ1
00、ソルベッソ150(エクソン化学社製)等の非極
性溶剤等も使用できる。また、アルコール系溶剤として
は、沸点が150℃以下の鎖式または脂環式の炭化水素
の水素原子を水酸基(OH基)で置換したヒドロキシ化
合物であり、例えば、メタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、n−ア
ミルアルコール、イソアミルアルコール、メチルアミル
アルコール、イソプロパノール、第2ブタノール、第3
ブタノール、活性アミルアルコール、第2アミルアルコ
ール、フーゼル油、3−ペンタノール、2−エチル−1
−ブタノール、第3アミルアルコール等を挙げることが
できる。
【0023】高沸点溶剤は、塗料の塗装時の溶剤蒸発ス
ピードをコントロールするためのものである。一般的に
プレコートメタル用の塗料では、生産性を上げるために
溶剤蒸発スピードを早くしてあり、塗装直後から溶剤蒸
発が始まるようにしてある。また、ロールコート塗装の
場合には、ロールコート後連続工程ですぐに焼付を実施
するため塗料が被塗物上で十分均一な状態になる、いわ
ゆるレベリングのための時間が取れず、若干ながらもロ
ール目(ローピング)の残った状態で焼付が行われるこ
とになる。このローピングを残さないためには、ライン
スピードを遅くするか、またはコーターと焼付装置の間
を長くしてやることが必要になってくるが、ラインスピ
ードを遅くすると生産性が悪くなり、コーターと焼付装
置の間を長くすると設備が大きくなり広い場所が必要と
なるなどの問題がある。特に、不揮発性成分率を高くし
た塗料では、塗布直後から溶剤蒸発が始まるとレベリン
グの時間がより多く必要となり従来の設備では、ローピ
ングが多く残り塗膜外観を悪くしてしまうのである。
ピードをコントロールするためのものである。一般的に
プレコートメタル用の塗料では、生産性を上げるために
溶剤蒸発スピードを早くしてあり、塗装直後から溶剤蒸
発が始まるようにしてある。また、ロールコート塗装の
場合には、ロールコート後連続工程ですぐに焼付を実施
するため塗料が被塗物上で十分均一な状態になる、いわ
ゆるレベリングのための時間が取れず、若干ながらもロ
ール目(ローピング)の残った状態で焼付が行われるこ
とになる。このローピングを残さないためには、ライン
スピードを遅くするか、またはコーターと焼付装置の間
を長くしてやることが必要になってくるが、ラインスピ
ードを遅くすると生産性が悪くなり、コーターと焼付装
置の間を長くすると設備が大きくなり広い場所が必要と
なるなどの問題がある。特に、不揮発性成分率を高くし
た塗料では、塗布直後から溶剤蒸発が始まるとレベリン
グの時間がより多く必要となり従来の設備では、ローピ
ングが多く残り塗膜外観を悪くしてしまうのである。
【0024】このような問題を解決するためには、ロー
ルコート直後、すなわち室温では溶剤蒸発が始まらずレ
ベリング性が良く、焼付装置に入った後、高温で急速に
蒸発する溶剤が適している。このような溶剤としては、
沸点が150℃以上のケトン系溶剤、アルコール系溶
剤、多価アルコールおよび多価アルコール誘導体等が適
しており、具体的には、例えば、ケトン系溶剤としては
シクロヘキサノン、イソホロン、ジアセトンアルコール
等、アルコール系溶剤としてはn−ヘキサンノール、n
−ヘプタノール、2−ヘプタノール、3−ヘプタノー
ル、n−オクタノール、2−オクタノール、2−エチル
ヘキサノール、3,5,5−トリメチルヘキサノール、
ノナノール、n−デカノール、ウンデカノール、テトラ
デカノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコー
ル、フルフリルアルコール、アビエチノール等、多価ア
ルコールとしてはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチルジグリコール、ジアセトンアルコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、1,3−ブタンジオール、2,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3,4−
ヘキシレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル等、多価アルコール誘導体としてはエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコール
モノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテ
ル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレン
グリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコール
モノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノアセテ
ート、エチレングリコールジアセテート、ジエチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノアセテート、プロピレングリコールモノブチル
エーテル、プロピレングリコールモノアセテート、ジプ
ロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリ
コールエチルエーテル、1−ブトキシエトキシプロパノ
ール、酢酸カービトール等で、高沸点溶剤としてイソホ
ロン、ブチルジグリコール、酢酸カービトールが好まし
く、このような高沸点溶剤を上記範囲内で必要なレベリ
ング性や蒸発スピードを考慮して適宜配合量を決めると
よい。
ルコート直後、すなわち室温では溶剤蒸発が始まらずレ
ベリング性が良く、焼付装置に入った後、高温で急速に
蒸発する溶剤が適している。このような溶剤としては、
沸点が150℃以上のケトン系溶剤、アルコール系溶
剤、多価アルコールおよび多価アルコール誘導体等が適
しており、具体的には、例えば、ケトン系溶剤としては
シクロヘキサノン、イソホロン、ジアセトンアルコール
等、アルコール系溶剤としてはn−ヘキサンノール、n
−ヘプタノール、2−ヘプタノール、3−ヘプタノー
ル、n−オクタノール、2−オクタノール、2−エチル
ヘキサノール、3,5,5−トリメチルヘキサノール、
ノナノール、n−デカノール、ウンデカノール、テトラ
デカノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコー
ル、フルフリルアルコール、アビエチノール等、多価ア
ルコールとしてはエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブチルジグリコール、ジアセトンアルコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、1,3−ブタンジオール、2,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3,4−
ヘキシレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル等、多価アルコール誘導体としてはエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコール
モノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテ
ル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレン
グリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコール
モノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノアセテ
ート、エチレングリコールジアセテート、ジエチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノアセテート、プロピレングリコールモノブチル
エーテル、プロピレングリコールモノアセテート、ジプ
ロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリ
コールエチルエーテル、1−ブトキシエトキシプロパノ
ール、酢酸カービトール等で、高沸点溶剤としてイソホ
ロン、ブチルジグリコール、酢酸カービトールが好まし
く、このような高沸点溶剤を上記範囲内で必要なレベリ
ング性や蒸発スピードを考慮して適宜配合量を決めると
よい。
【0025】本発明は、上述した非極性溶剤、高沸点溶
剤およびアルコール系溶剤をそれぞれ単独または2種以
上組み合わせて用いることができる。なお、シンナー組
成物による樹脂組成物の溶解性が損なわれないようにシ
ンナー組成を決定する必要があることは言うまでもな
い。
剤およびアルコール系溶剤をそれぞれ単独または2種以
上組み合わせて用いることができる。なお、シンナー組
成物による樹脂組成物の溶解性が損なわれないようにシ
ンナー組成を決定する必要があることは言うまでもな
い。
【0026】本発明の塗料組成物に用いられる内部溶剤
は、上述したような特性を示すものであるから、ポリエ
ステル樹脂−メラミン樹脂系の塗料ばかりではなく、他
の塗料組成物においても有機溶剤成分として用いること
ができる。
は、上述したような特性を示すものであるから、ポリエ
ステル樹脂−メラミン樹脂系の塗料ばかりではなく、他
の塗料組成物においても有機溶剤成分として用いること
ができる。
【0027】他の塗料組成物としては、一般に用いられ
ているもので、特に限定されるものではないが、具体的
には、例えば、アミノアルキド樹脂系塗料、ニトロセル
ロース系塗料、アミノアクリル樹脂系塗料、ポリウレタ
ン系塗料、エポキシ樹脂系塗料等が挙げられる。
ているもので、特に限定されるものではないが、具体的
には、例えば、アミノアルキド樹脂系塗料、ニトロセル
ロース系塗料、アミノアクリル樹脂系塗料、ポリウレタ
ン系塗料、エポキシ樹脂系塗料等が挙げられる。
【0028】さらに本発明の内部溶剤は、塗料を希釈す
る際のシンナー組成物として用いることも可能であり、
塗料を希釈して用いた場合には、溶剤蒸発量のコントロ
ールができ、また作業性が向上し良好な塗布特性をもた
らすものである。
る際のシンナー組成物として用いることも可能であり、
塗料を希釈して用いた場合には、溶剤蒸発量のコントロ
ールができ、また作業性が向上し良好な塗布特性をもた
らすものである。
【0029】本発明の(a)ポリエステル樹脂、(b)
メラミン樹脂および(c)内部溶剤からなる塗料組成物
は、一般の塗料として用いられている配合比により配合
されるもので、特に制限があるものではない。具体的に
いうと、通常このような塗料の場合、主樹脂となるポリ
エステル樹脂/架橋剤となるメラミン樹脂(重量比)=
90/10〜50/50好ましくは85/15〜60/
40、より好ましくは80/20〜70/30で、内部
溶剤は、塗料組成物の不揮発分が70%以上、好ましく
は70〜90%、より好ましくは70〜80%となるよ
うな量とする。
メラミン樹脂および(c)内部溶剤からなる塗料組成物
は、一般の塗料として用いられている配合比により配合
されるもので、特に制限があるものではない。具体的に
いうと、通常このような塗料の場合、主樹脂となるポリ
エステル樹脂/架橋剤となるメラミン樹脂(重量比)=
90/10〜50/50好ましくは85/15〜60/
40、より好ましくは80/20〜70/30で、内部
溶剤は、塗料組成物の不揮発分が70%以上、好ましく
は70〜90%、より好ましくは70〜80%となるよ
うな量とする。
【0030】また、本発明の塗料組成物には、顔料や、
必要により一般の塗料組成物に用いられている各種添加
剤を使用してもよい。
必要により一般の塗料組成物に用いられている各種添加
剤を使用してもよい。
【0031】顔料としては、塗料分野で通常用いること
のできるもので二酸化チタン、酸化鉄(赤サビ、イエロ
ー)、カーボンブラック、クロム酸エロー、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドン、
インダンスロン、イソインドリノン、ペリレン、アンス
ラピリミジン、ベンズイミダゾロン、グラファイト等の
有機、無機の各種着色顔料、沈降性炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、アルミニウムシリケート、カオリン、タル
ク、クレー、ホワイトカーボン等の体質顔料、ジンクク
ロメート、ストロンチウムクロメート、カルシウムクロ
メート、バリウムクロメート、マグネシウムクロメー
ト、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛、シアナミド
鉛、鉛酸カルシウム、リン酸亜鉛、リン酸アルミニウ
ム、リン酸カルシウム、金属亜鉛末とガラスフレーク粉
末の混合物等の防食防錆顔料、メタリック感を出すため
のフレーク状アルミニウム末ペースト、チタンコーティ
ングマイカ粉やアルミ箔、ブロンズ箔、スズ箔、金箔、
銀箔、チタン金属箔、ステンレススチール箔、ニッケル
−銅等の合金箔、プラスチックで被覆した金属箔、箔状
フタロシアニンブルー等の金属箔顔料等の光輝性顔料、
蛍光塗料等に用いる各種蛍光剤等の特殊顔料、亜酸化銅
等の防汚顔料等をあげることができる。さらに、塗膜の
潤滑性を向上させるために、必要に応じてワックスおよ
びポリエチレンやフッ化ポリエチレンのパウダー、二流
化モリブデン等の潤滑剤を添加できる。顔料や潤滑剤
は、臨界顔料体質濃度以下の範囲で目的により添加する
ことができる。
のできるもので二酸化チタン、酸化鉄(赤サビ、イエロ
ー)、カーボンブラック、クロム酸エロー、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドン、
インダンスロン、イソインドリノン、ペリレン、アンス
ラピリミジン、ベンズイミダゾロン、グラファイト等の
有機、無機の各種着色顔料、沈降性炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、アルミニウムシリケート、カオリン、タル
ク、クレー、ホワイトカーボン等の体質顔料、ジンクク
ロメート、ストロンチウムクロメート、カルシウムクロ
メート、バリウムクロメート、マグネシウムクロメー
ト、鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛、シアナミド
鉛、鉛酸カルシウム、リン酸亜鉛、リン酸アルミニウ
ム、リン酸カルシウム、金属亜鉛末とガラスフレーク粉
末の混合物等の防食防錆顔料、メタリック感を出すため
のフレーク状アルミニウム末ペースト、チタンコーティ
ングマイカ粉やアルミ箔、ブロンズ箔、スズ箔、金箔、
銀箔、チタン金属箔、ステンレススチール箔、ニッケル
−銅等の合金箔、プラスチックで被覆した金属箔、箔状
フタロシアニンブルー等の金属箔顔料等の光輝性顔料、
蛍光塗料等に用いる各種蛍光剤等の特殊顔料、亜酸化銅
等の防汚顔料等をあげることができる。さらに、塗膜の
潤滑性を向上させるために、必要に応じてワックスおよ
びポリエチレンやフッ化ポリエチレンのパウダー、二流
化モリブデン等の潤滑剤を添加できる。顔料や潤滑剤
は、臨界顔料体質濃度以下の範囲で目的により添加する
ことができる。
【0032】本発明において用いることのできる各種添
加剤としては、塗料分野で通常用いることのできるもの
でドデシルベンゼンスルホン酸等の硬化触媒、ベンゾフ
ェノール系等の紫外線吸収剤、フェノール系、スルフィ
ド系等の酸化防止剤、シリコーンや有機高分子等の表面
調整剤、タレ止め剤、増粘剤、潤滑剤等、ヒュームドシ
リカ等の防錆剤等を挙げることができ、これらは、塗料
中に5重量部以下の量で配合して、塗料性能や、塗膜性
能を改善することができる。ただし、これらの配合量が
多くなり過ぎると、一般の塗料と同様に、塗膜形成時に
ハジキが生じたり、被塗物(金属板等)の付着性が悪く
なったりする恐れがあるので好ましくない。
加剤としては、塗料分野で通常用いることのできるもの
でドデシルベンゼンスルホン酸等の硬化触媒、ベンゾフ
ェノール系等の紫外線吸収剤、フェノール系、スルフィ
ド系等の酸化防止剤、シリコーンや有機高分子等の表面
調整剤、タレ止め剤、増粘剤、潤滑剤等、ヒュームドシ
リカ等の防錆剤等を挙げることができ、これらは、塗料
中に5重量部以下の量で配合して、塗料性能や、塗膜性
能を改善することができる。ただし、これらの配合量が
多くなり過ぎると、一般の塗料と同様に、塗膜形成時に
ハジキが生じたり、被塗物(金属板等)の付着性が悪く
なったりする恐れがあるので好ましくない。
【0033】本発明の塗料組成物の各成分の分散、混合
には、通常塗料製造に用いられているペイントシェーカ
ー、ディゾルバー、ボールミル、サンドグラインドミ
ル、ニーダー等の装置を用いる。
には、通常塗料製造に用いられているペイントシェーカ
ー、ディゾルバー、ボールミル、サンドグラインドミ
ル、ニーダー等の装置を用いる。
【0034】本発明の塗料組成物を用いて、塗装を実施
できる被塗物としては、鋼板はもとより冷延鋼板、亜鉛
めっき鋼板、亜鉛−アルミニウム、亜鉛−ニッケル等の
合金めっき鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、銅
板、真鍮板等の金属板、FPR、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアミド、ポリアクリル、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリウレタン、各種
のゴム等のプラスチック製品、また被塗物は板状ではな
く、コイル状やシート状であってもよい。
できる被塗物としては、鋼板はもとより冷延鋼板、亜鉛
めっき鋼板、亜鉛−アルミニウム、亜鉛−ニッケル等の
合金めっき鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、銅
板、真鍮板等の金属板、FPR、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアミド、ポリアクリル、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリウレタン、各種
のゴム等のプラスチック製品、また被塗物は板状ではな
く、コイル状やシート状であってもよい。
【0035】本発明の塗料組成物は、プレコート用とし
て、被塗物をアプリケーターロールとバックアップロー
ルの間を通過させながら塗装するロール塗装における適
性を得るためのものであるが、その他に、通常用いられ
るエアスプレー塗装、スプレー塗装、静電塗装、グラビ
ア塗装、カーテン塗装、ダイコーター等の押出し塗装等
にも用いることができる。
て、被塗物をアプリケーターロールとバックアップロー
ルの間を通過させながら塗装するロール塗装における適
性を得るためのものであるが、その他に、通常用いられ
るエアスプレー塗装、スプレー塗装、静電塗装、グラビ
ア塗装、カーテン塗装、ダイコーター等の押出し塗装等
にも用いることができる。
【0036】本発明の塗料組成物を塗布する場合、ま
ず、塗料組成物を所望の粘度に調整する。粘度は、通常
の塗装時に用いられているもので、35〜70秒/#4
フォードカップ(25℃)でよい。塗膜膜厚は、色相に
よっても異なるが、5〜50μm、好ましくは10〜2
5μm(乾燥膜厚)程度がよい。塗装の焼付温度は、最
高到達板温度で200〜250℃程度がよい。
ず、塗料組成物を所望の粘度に調整する。粘度は、通常
の塗装時に用いられているもので、35〜70秒/#4
フォードカップ(25℃)でよい。塗膜膜厚は、色相に
よっても異なるが、5〜50μm、好ましくは10〜2
5μm(乾燥膜厚)程度がよい。塗装の焼付温度は、最
高到達板温度で200〜250℃程度がよい。
【0037】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明する。
明する。
【0038】参考例1 ポリエステル樹脂ワニスの製造 加熱装置、攪拌装置、還流装置、分水器、精留塔および
温度計を備えた3リットルの反応容器に、トリメチロー
ルプロパン158重量部、ネオペンチルグリコール27
9重量部、1,6−ヘキサンジオール316重量部、イ
ソフタル酸512重量部、アジピン酸450重量部およ
びジブチルスズオキサイド4重量部を仕込み、反応温度
を170℃まで昇温させる。反応縮合水が生成し始めた
ら系外へ水を留去しながら3時間かけて220℃まで均
一な速度で昇温し、そのままの温度で2時間反応を続け
る。その後、反応容器中にキシロール2重量部を添加
し、キシロール還留法により縮合反応を続け、樹脂酸価
が15に達したら、反応を終了し、冷却後セロソルブア
セテートで希釈し、不揮発分70%、気泡粘度Z3 のポ
リエステル樹脂ワニスを得た。
温度計を備えた3リットルの反応容器に、トリメチロー
ルプロパン158重量部、ネオペンチルグリコール27
9重量部、1,6−ヘキサンジオール316重量部、イ
ソフタル酸512重量部、アジピン酸450重量部およ
びジブチルスズオキサイド4重量部を仕込み、反応温度
を170℃まで昇温させる。反応縮合水が生成し始めた
ら系外へ水を留去しながら3時間かけて220℃まで均
一な速度で昇温し、そのままの温度で2時間反応を続け
る。その後、反応容器中にキシロール2重量部を添加
し、キシロール還留法により縮合反応を続け、樹脂酸価
が15に達したら、反応を終了し、冷却後セロソルブア
セテートで希釈し、不揮発分70%、気泡粘度Z3 のポ
リエステル樹脂ワニスを得た。
【0039】このポリエステル樹脂ワニスを液体クロマ
トグラフィー(LC−908、日本分析工業株式会社
製)を用いて分子量別に分画し、低分子量部分を分取し
て、分子量1,000〜4,000、分子量分布1〜2
のポリエステル樹脂ワニスを調製した。
トグラフィー(LC−908、日本分析工業株式会社
製)を用いて分子量別に分画し、低分子量部分を分取し
て、分子量1,000〜4,000、分子量分布1〜2
のポリエステル樹脂ワニスを調製した。
【0040】参考例2 メラミン樹脂ワニスの製造 攪拌器、還流冷却器および温度計を備えた4つ口フラス
コに40%ホルマリン−n−ブタノール液(ホルミット
NB、広栄化学株式会社製)600重量部、n−ブタノ
ール740重量部、メラミン126重量部を秤取り、ト
リエチルアミンを加えてpH9〜9.5に調製して、還
流状態で、20分間メチロール化反応を行った後、パラ
トルエンスルフォン酸をpH3.2になるまで加え、さ
らに20分間還流状態で反応させ、その後、n−ブタノ
ール168重量部、キシロール126重量部、イオン交
換水28重量部からなる混合溶剤を加えて、還流脱水を
3時間行い、これを減圧濃縮して不揮発性成分80%の
メラミン樹脂ワニスAが得られた。同様にしてn−ブタ
ノールの配合量を調製することによりメラミン樹脂ワニ
スB〜Fを調製した。得られたメラミン樹脂の構造的特
徴を表1に示す。
コに40%ホルマリン−n−ブタノール液(ホルミット
NB、広栄化学株式会社製)600重量部、n−ブタノ
ール740重量部、メラミン126重量部を秤取り、ト
リエチルアミンを加えてpH9〜9.5に調製して、還
流状態で、20分間メチロール化反応を行った後、パラ
トルエンスルフォン酸をpH3.2になるまで加え、さ
らに20分間還流状態で反応させ、その後、n−ブタノ
ール168重量部、キシロール126重量部、イオン交
換水28重量部からなる混合溶剤を加えて、還流脱水を
3時間行い、これを減圧濃縮して不揮発性成分80%の
メラミン樹脂ワニスAが得られた。同様にしてn−ブタ
ノールの配合量を調製することによりメラミン樹脂ワニ
スB〜Fを調製した。得られたメラミン樹脂の構造的特
徴を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】なお、上記参考例1および2のポリエステ
ル樹脂ならびにメラミン樹脂の分子量および分子量分布
の測定は、東ソー株式会社製GPC(カラム:SHOD
EXKF803、溶媒:テトラヒドロフラン)を用いて
ポリスチレン換算で測定し、メラミン樹脂中の官能基
は、窒素は通常のケルタール法、全結合ホルムアルデヒ
ドはリン酸分解法(J.J.Levenson Ing.Eng.Chem.Anal.E
d. 12, 332(1940)) 、遊離ヒドロキシメチル基はヨード
法(宮内、高分子学、20, 46,(1963))、アルコキシ基
(ブトキシ基)は上記リン酸分解留出液の一部をp−ジ
メチルアミノベンズアルデミド発色剤を用いる比色定量
法(宮内、高分子学、20, 42,(1963))によりそれぞれ測
定した。
ル樹脂ならびにメラミン樹脂の分子量および分子量分布
の測定は、東ソー株式会社製GPC(カラム:SHOD
EXKF803、溶媒:テトラヒドロフラン)を用いて
ポリスチレン換算で測定し、メラミン樹脂中の官能基
は、窒素は通常のケルタール法、全結合ホルムアルデヒ
ドはリン酸分解法(J.J.Levenson Ing.Eng.Chem.Anal.E
d. 12, 332(1940)) 、遊離ヒドロキシメチル基はヨード
法(宮内、高分子学、20, 46,(1963))、アルコキシ基
(ブトキシ基)は上記リン酸分解留出液の一部をp−ジ
メチルアミノベンズアルデミド発色剤を用いる比色定量
法(宮内、高分子学、20, 42,(1963))によりそれぞれ測
定した。
【0043】実施例1〜10および比較例1〜9 上記参考例1および2で得られたポリエステル樹脂ワニ
スおよびメラミン樹脂ワニスならびに市販のメラミン樹
脂と内部溶剤を表2に示す配合割合で混合して塗料を調
製し、塗料の内部溶剤と同一組成のシンナーでもって粘
度調製を行い、以下の評価方法によりハイシェア粘度、
フォードカップ粘度、絞り性(塗膜膜厚制御性)、貯蔵
安定性、耐薬品性、塗装時不揮発性成分および外観を評
価した。測定結果を実施例については表3に、比較例に
ついては表4に示す。
スおよびメラミン樹脂ワニスならびに市販のメラミン樹
脂と内部溶剤を表2に示す配合割合で混合して塗料を調
製し、塗料の内部溶剤と同一組成のシンナーでもって粘
度調製を行い、以下の評価方法によりハイシェア粘度、
フォードカップ粘度、絞り性(塗膜膜厚制御性)、貯蔵
安定性、耐薬品性、塗装時不揮発性成分および外観を評
価した。測定結果を実施例については表3に、比較例に
ついては表4に示す。
【0044】評価方法 1.ハイシェア粘度(高速剪断粘度) 高速押出型粘度解析装置(キャピレオライザーCP−R
M2、株式会社レオロジー製)によりでハイシェア粘度
を測定した。
M2、株式会社レオロジー製)によりでハイシェア粘度
を測定した。
【0045】2.フォードカップ粘度 #4のフォードカップ(F.C.)を用い25℃にて測
定した(JIS54004.5参照)。
定した(JIS54004.5参照)。
【0046】3.絞り性(塗膜膜厚制御性) 塗膜の付着量を重量法により測定する。 評価基準は、付着量31g/m2未満:○ 付着量31g/m2以上:× とする。なお、重量法は、まず塗装鋼板(10×10c
m)の重量(W0 g)を測定し、次いでネオリバーSP
751(三彩化工株式会社製)を用いて塗膜を剥離し、
鋼板の重量(W1 g)を測定し、下記式により付着量を
求めた。 付着量(g/m2)={(W0 −W1 )×100}− 5* *下塗付着量:5g/m2 である。
m)の重量(W0 g)を測定し、次いでネオリバーSP
751(三彩化工株式会社製)を用いて塗膜を剥離し、
鋼板の重量(W1 g)を測定し、下記式により付着量を
求めた。 付着量(g/m2)={(W0 −W1 )×100}− 5* *下塗付着量:5g/m2 である。
【0047】4.貯蔵安定性20℃で4週間塗料を密封
状態で貯蔵し粘度の経時変化を測定する。 評価基準は、粘度変化が上記のフォードカップ粘度で±
40秒未満:○ ±40秒以上:× とする。
状態で貯蔵し粘度の経時変化を測定する。 評価基準は、粘度変化が上記のフォードカップ粘度で±
40秒未満:○ ±40秒以上:× とする。
【0048】5.耐薬品性5%塩酸に20℃で24時間
浸漬し外観(平面部)を目視検査する。 評価基準は、塗膜外観に異常無きこと(ブリスター発生
なし):○ ブリスター発生:× とする。
浸漬し外観(平面部)を目視検査する。 評価基準は、塗膜外観に異常無きこと(ブリスター発生
なし):○ ブリスター発生:× とする。
【0049】 6.塗装時不揮発性成分 70%以上 :○ (105℃、3時間) 70%未満 :× 7.外観 ロール目の有無を目視で観察する。 評価基準は、異常なし(レベリング良好) :○ ロール目発生(レベリング不良):× とした。
【0050】また、被塗物および塗布条件等は以下のと
おりである。 被塗物:0.27(厚さ)×400(幅)×2,500
(長さ)mmの亜鉛めっき鋼板。
おりである。 被塗物:0.27(厚さ)×400(幅)×2,500
(長さ)mmの亜鉛めっき鋼板。
【0051】塗布装置:ロールコーター アプリケータロール(A.R.)およびピックアップロール
(P.R.)の2本のロールからなり、バックアップロールで
サポートされ、被塗物はバックアップロールに貼りつけ
て塗装する。
(P.R.)の2本のロールからなり、バックアップロールで
サポートされ、被塗物はバックアップロールに貼りつけ
て塗装する。
【0052】塗料 上塗り:実施例1〜10および比較
例1〜9の塗料 下塗り:スーパーラックD1F P−01プライマー、
日本ペイント株式会社製塗布量5g/m2 コーター条件: 上塗塗装 下塗塗装 バックアップロール周速(L.S.) 110m/分 110m/分 A.R.周速比 (A.R./L.S.) 1.1 1.1 P.R.周速比 (P.R./L.S.) 0.6 0.7 A.R.の回転方向 リバース ナチュラル P.R.の浸漬深さ 25mm 25mm A.R.とP.R.の線圧力(エアー圧) 8kg/cm 8kg/cm 焼付条件(最高到達板温度) 220℃×30秒 200℃×30秒 塗装時の塗料粘度 45〜50秒 70秒 (上記フォードカップ粘度による)
例1〜9の塗料 下塗り:スーパーラックD1F P−01プライマー、
日本ペイント株式会社製塗布量5g/m2 コーター条件: 上塗塗装 下塗塗装 バックアップロール周速(L.S.) 110m/分 110m/分 A.R.周速比 (A.R./L.S.) 1.1 1.1 P.R.周速比 (P.R./L.S.) 0.6 0.7 A.R.の回転方向 リバース ナチュラル P.R.の浸漬深さ 25mm 25mm A.R.とP.R.の線圧力(エアー圧) 8kg/cm 8kg/cm 焼付条件(最高到達板温度) 220℃×30秒 200℃×30秒 塗装時の塗料粘度 45〜50秒 70秒 (上記フォードカップ粘度による)
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【発明の効果】本発明の(a)数平均分子量が1,00
0〜4,000、分子量分布(Mw /Mn )が1〜2の
ポリエステル樹脂、(b)平均重合度1.5〜3.0で
メラミン核1個当り、ブトキシ基を平均3〜4.5個、
メチロール基を平均0.05〜1個およびイミノ基を平
均0.5〜2個であるブチルエーテル化メラミン樹脂お
よび(c)非極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤
/沸点が150℃未満のアルコール系溶剤が重量比でそ
れぞれ25〜60/10〜30/20〜65の割合で配
合された有機溶剤を含有することを特徴とする塗料組成
物および本発明の内部溶剤と同じ組成のシンナー組成物
は、塗装時の不揮発性成分の比率が向上したことによ
り、焼付時の揮発溶剤量が削減できるため、(1)生産
量のアップが可能(オーブンの爆発限界による制限がな
くなる)となり、(2)揮発溶剤量削減により、環境対
策となる。また、(3)低分子量のポリエチレン、低重
合度のメラミンの配合であるためピン限界の向上も期待
でき、さらに、(4)低分子量のポリエステル樹脂を用
いることにより鮮映性が向上し、(5)押出し塗装方式
による厚膜塗装作業性も良好となる。
0〜4,000、分子量分布(Mw /Mn )が1〜2の
ポリエステル樹脂、(b)平均重合度1.5〜3.0で
メラミン核1個当り、ブトキシ基を平均3〜4.5個、
メチロール基を平均0.05〜1個およびイミノ基を平
均0.5〜2個であるブチルエーテル化メラミン樹脂お
よび(c)非極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤
/沸点が150℃未満のアルコール系溶剤が重量比でそ
れぞれ25〜60/10〜30/20〜65の割合で配
合された有機溶剤を含有することを特徴とする塗料組成
物および本発明の内部溶剤と同じ組成のシンナー組成物
は、塗装時の不揮発性成分の比率が向上したことによ
り、焼付時の揮発溶剤量が削減できるため、(1)生産
量のアップが可能(オーブンの爆発限界による制限がな
くなる)となり、(2)揮発溶剤量削減により、環境対
策となる。また、(3)低分子量のポリエチレン、低重
合度のメラミンの配合であるためピン限界の向上も期待
でき、さらに、(4)低分子量のポリエステル樹脂を用
いることにより鮮映性が向上し、(5)押出し塗装方式
による厚膜塗装作業性も良好となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)数平均分子量が1,000〜4,
000、分子量分布(Mw /Mn )が1〜2のポリエス
テル樹脂、(b)平均重合度1.5〜3でメラミン核1
個当り、ブトキシ基を平均3〜4.5個、メチロール基
を平均0.05〜1個およびイミノ基を平均0.5〜2
個であるブチルエーテル化メラミン樹脂および(c)非
極性溶剤/沸点が150℃以上の極性溶剤/沸点が15
0℃未満のアルコール系溶剤が重量比で25〜60/1
0〜30/20〜65の割合で配合された有機溶剤を含
有することを特徴とする塗料組成物。 - 【請求項2】 塗料中の有機溶剤組成物が、非極性溶剤
/沸点が150℃以上の極性溶剤/沸点が150℃未満
のアルコール系溶剤が重量比でそれぞれ25〜60/1
0〜30/20〜65の割合で配合されたものであるこ
とを特徴とする塗料組成物。 - 【請求項3】 非極性溶剤/沸点が150℃以上の極性
溶剤/沸点が150℃未満のアルコール系溶剤が重量比
でそれぞれ25〜60/10〜30/20〜65の割合
で配合された有機溶剤を含有することを特徴とするシン
ナー組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23020291A JPH0565452A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 塗料組成物およびシンナー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23020291A JPH0565452A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 塗料組成物およびシンナー組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565452A true JPH0565452A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16904180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23020291A Pending JPH0565452A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 塗料組成物およびシンナー組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565452A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003027190A1 (en) * | 2001-09-24 | 2003-04-03 | Chilmix Pty Ltd | Mix free paint composition and method of production thereof |
| JP2010083950A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Fujifilm Corp | 塗布組成物、光学フィルムの製造方法、光学フィルム、偏光板、及び、ocb、tn、va、ipsモードの液晶表示装置 |
| GB2519283A (en) * | 2013-08-27 | 2015-04-22 | Bernard Becker | Improvements in cladding panels |
| CN109135394A (zh) * | 2018-08-02 | 2019-01-04 | 无锡金科涂装有限公司 | 一种用于喷油器和共轨喷涂工艺中的涂料稀释剂 |
| CN114381180A (zh) * | 2020-10-20 | 2022-04-22 | 廊坊立邦涂料有限公司 | 一种单组分修补色漆及其制备方法和应用 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP23020291A patent/JPH0565452A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003027190A1 (en) * | 2001-09-24 | 2003-04-03 | Chilmix Pty Ltd | Mix free paint composition and method of production thereof |
| JP2010083950A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Fujifilm Corp | 塗布組成物、光学フィルムの製造方法、光学フィルム、偏光板、及び、ocb、tn、va、ipsモードの液晶表示装置 |
| GB2519283A (en) * | 2013-08-27 | 2015-04-22 | Bernard Becker | Improvements in cladding panels |
| GB2519283B (en) * | 2013-08-27 | 2020-01-29 | Becker Bernard | Improvements in cladding panels |
| CN109135394A (zh) * | 2018-08-02 | 2019-01-04 | 无锡金科涂装有限公司 | 一种用于喷油器和共轨喷涂工艺中的涂料稀释剂 |
| CN114381180A (zh) * | 2020-10-20 | 2022-04-22 | 廊坊立邦涂料有限公司 | 一种单组分修补色漆及其制备方法和应用 |
| CN114381180B (zh) * | 2020-10-20 | 2023-12-12 | 廊坊立邦涂料有限公司 | 一种单组分修补色漆及其制备方法和应用 |
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