JPH0565681A - 防蝕用外部電源装置およびその施工法 - Google Patents
防蝕用外部電源装置およびその施工法Info
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- JPH0565681A JPH0565681A JP3257211A JP25721191A JPH0565681A JP H0565681 A JPH0565681 A JP H0565681A JP 3257211 A JP3257211 A JP 3257211A JP 25721191 A JP25721191 A JP 25721191A JP H0565681 A JPH0565681 A JP H0565681A
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- Japan
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- pipe
- corrosion
- electrode
- resin pipe
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス抜き用合成樹脂管の外周面を利用して、
電極保持をなし、導線の切断などの危険を回避できる構
造にすると共に、全体として、構造を小型化・簡素化
し、施工の際の作業性も向上できる防蝕用外部電源装置
およびその施工法を提供する。 【構成】 地下埋設孔(1)内に、電極(4)を配置
し、この電極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極として地
下迷走電流による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕用外部
電源装置において、ガス抜き用の合成樹脂管(2)の外
周に、長手方向に延びる導電皮膜(3)を設けるととも
に、上記導電皮膜(3)に電気的に結合した状態で、上
記合成樹脂管(2)に対して所定間隔で電極部材(4)
を装着し、上記合成樹脂管(2)を上記地下埋設孔
(1)内に導入して、上記導電皮膜(3)を介して上記
被防蝕物を上記電極部材(4)に電気的に導通させてい
る。
電極保持をなし、導線の切断などの危険を回避できる構
造にすると共に、全体として、構造を小型化・簡素化
し、施工の際の作業性も向上できる防蝕用外部電源装置
およびその施工法を提供する。 【構成】 地下埋設孔(1)内に、電極(4)を配置
し、この電極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極として地
下迷走電流による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕用外部
電源装置において、ガス抜き用の合成樹脂管(2)の外
周に、長手方向に延びる導電皮膜(3)を設けるととも
に、上記導電皮膜(3)に電気的に結合した状態で、上
記合成樹脂管(2)に対して所定間隔で電極部材(4)
を装着し、上記合成樹脂管(2)を上記地下埋設孔
(1)内に導入して、上記導電皮膜(3)を介して上記
被防蝕物を上記電極部材(4)に電気的に導通させてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、ガス管など
の地下埋設物の電蝕を防止するための防蝕用外部電源装
置およびその施工法に関するものである。
の地下埋設物の電蝕を防止するための防蝕用外部電源装
置およびその施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の防蝕用外部電源装置としては、
図7および図8に示す深埋式外部電源方式の構成のもの
が知られている。すなわち、上記外部電源装置は、予め
穿設された地下埋設孔101内に、有底円筒状の導電性
保護管(例えば鋼管)102を挿入し、その中に、セン
タライザー103を備えた内部保護管(例えば鋼管)1
04を挿入し、その中に、導線105を介して、例えば
箔状の白金電極などの電極部材106を導入し、更に、
その中央に、ガス抜き用の合成樹脂管(例えば、塩化ビ
ニル管)107を挿入し、上記保護管102、104の
内側に導電性充填物(例えば、ロレスコ(商品名)など
のバックフィル)108を充填し、上記保護管102と
地下埋設孔101との間隙には小砂利109を充填した
ものである。そして、マンホール110を介して外部に
導出された導線105は、比較的浅い地下に埋設された
ガス管などに接続され、これを陰電極として電流を流
し、迷走電流による電蝕を防止するのである。なお、上
記内部保護管104は、その上方で、上記外部保護管1
02と共に継手100を介して合成樹脂保護管104A
に接続されている。
図7および図8に示す深埋式外部電源方式の構成のもの
が知られている。すなわち、上記外部電源装置は、予め
穿設された地下埋設孔101内に、有底円筒状の導電性
保護管(例えば鋼管)102を挿入し、その中に、セン
タライザー103を備えた内部保護管(例えば鋼管)1
04を挿入し、その中に、導線105を介して、例えば
箔状の白金電極などの電極部材106を導入し、更に、
その中央に、ガス抜き用の合成樹脂管(例えば、塩化ビ
ニル管)107を挿入し、上記保護管102、104の
内側に導電性充填物(例えば、ロレスコ(商品名)など
のバックフィル)108を充填し、上記保護管102と
地下埋設孔101との間隙には小砂利109を充填した
ものである。そして、マンホール110を介して外部に
導出された導線105は、比較的浅い地下に埋設された
ガス管などに接続され、これを陰電極として電流を流
し、迷走電流による電蝕を防止するのである。なお、上
記内部保護管104は、その上方で、上記外部保護管1
02と共に継手100を介して合成樹脂保護管104A
に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、電極を地下100m〜150m程の深度で埋
設する関係から、次のような施工法が講じられる。すな
わち、上記地下埋設孔には地下水が浸出するため、これ
に挿入した保護管102には相当の浮力が働くので、上
記保護管102の底部には、通常、1.5ton程度の
重り111を着ける必要があり、工事費の増加が避けら
れない。また、電極106は導線105を介して吊持さ
れる関係で、上記導線105およびその接続・被覆個所
112には荷重負担がかかり、導電性充填物108の充
填に際して、断線などのおそれがある。そこで、各電極
について、導線を並列的に接続するなどの工夫がなされ
ているが、このための作業が煩雑となり、しかも、本質
的には断線を回避する対策にはなっていない。更に、上
記外部電源装置は、構造的にも複雑であり、施工に時間
がかかるなどの欠点がある。
来例では、電極を地下100m〜150m程の深度で埋
設する関係から、次のような施工法が講じられる。すな
わち、上記地下埋設孔には地下水が浸出するため、これ
に挿入した保護管102には相当の浮力が働くので、上
記保護管102の底部には、通常、1.5ton程度の
重り111を着ける必要があり、工事費の増加が避けら
れない。また、電極106は導線105を介して吊持さ
れる関係で、上記導線105およびその接続・被覆個所
112には荷重負担がかかり、導電性充填物108の充
填に際して、断線などのおそれがある。そこで、各電極
について、導線を並列的に接続するなどの工夫がなされ
ているが、このための作業が煩雑となり、しかも、本質
的には断線を回避する対策にはなっていない。更に、上
記外部電源装置は、構造的にも複雑であり、施工に時間
がかかるなどの欠点がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記事情に基いてなされたもの
で、ガス抜き用合成樹脂管の外周面を利用して、電極保
持をなし、導線の切断などの危険を回避できる構造にす
ると共に、全体として、構造を小型化・簡素化し、施工
の際の作業性も向上できる防蝕用外部電源装置およびそ
の施工法を提供しようとするものである。
で、ガス抜き用合成樹脂管の外周面を利用して、電極保
持をなし、導線の切断などの危険を回避できる構造にす
ると共に、全体として、構造を小型化・簡素化し、施工
の際の作業性も向上できる防蝕用外部電源装置およびそ
の施工法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
地下埋設孔内に、電極を配置し、この電極を陽極とし、
かつ被防蝕物を陰極として地下迷走電流による上記被防
蝕物の防蝕をなす防蝕用外部電源装置において、ガス抜
き用の合成樹脂管の外周に、長手方向に延びる導電皮膜
を設けるとともに、上記導電皮膜に電気的に結合した状
態で、上記合成樹脂管に対して所定間隔で電極部材を装
着し、上記合成樹脂管を上記地下埋設孔内に導入して、
上記導電皮膜を介して上記被防蝕物を上記電極部材に電
気的に導通させている。
地下埋設孔内に、電極を配置し、この電極を陽極とし、
かつ被防蝕物を陰極として地下迷走電流による上記被防
蝕物の防蝕をなす防蝕用外部電源装置において、ガス抜
き用の合成樹脂管の外周に、長手方向に延びる導電皮膜
を設けるとともに、上記導電皮膜に電気的に結合した状
態で、上記合成樹脂管に対して所定間隔で電極部材を装
着し、上記合成樹脂管を上記地下埋設孔内に導入して、
上記導電皮膜を介して上記被防蝕物を上記電極部材に電
気的に導通させている。
【0006】この場合、上記合成樹脂管は、例えば、長
手方向に複数分割され、管継手を介して互いに接続さ
れ、かつ、上記導電皮膜は上記管継手の部分で電気的に
接続されるとともに、上記電極部材の少なくとも一部を
除いて、合成樹脂製の被覆管を上記合成樹脂管の外側に
装着している。
手方向に複数分割され、管継手を介して互いに接続さ
れ、かつ、上記導電皮膜は上記管継手の部分で電気的に
接続されるとともに、上記電極部材の少なくとも一部を
除いて、合成樹脂製の被覆管を上記合成樹脂管の外側に
装着している。
【0007】また、本発明では、地下埋設孔内に、電極
を配置し、この電極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極と
して地下迷走電流による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕
用外部電源装置を構成する施工法において、上記地下埋
設孔に、長手方向に延びる導電皮膜を外周に備えるガス
抜き用の合成樹脂管を、これを囲む合成樹脂製の被覆管
とともに、挿入する過程で、上記合成樹脂管とこれに管
継手を介して接続される次の合成樹脂管との接続個所
で、上記被覆管と連続するように、電極部材を上記合成
樹脂管に被嵌し、この電極部材と連続するように、次の
被覆管を、これに対応する上記合成樹脂管に被嵌するこ
とで、順次、合成樹脂管の長手方向に導電構造を構築す
るのである。
を配置し、この電極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極と
して地下迷走電流による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕
用外部電源装置を構成する施工法において、上記地下埋
設孔に、長手方向に延びる導電皮膜を外周に備えるガス
抜き用の合成樹脂管を、これを囲む合成樹脂製の被覆管
とともに、挿入する過程で、上記合成樹脂管とこれに管
継手を介して接続される次の合成樹脂管との接続個所
で、上記被覆管と連続するように、電極部材を上記合成
樹脂管に被嵌し、この電極部材と連続するように、次の
被覆管を、これに対応する上記合成樹脂管に被嵌するこ
とで、順次、合成樹脂管の長手方向に導電構造を構築す
るのである。
【0008】更に、本発明では、地下埋設孔内に、電極
を配置し、この電極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極と
して地下迷走電流による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕
用外部電源装置を構成する施工法において、上記地下埋
設孔に、導電性保護管を挿入し、この導電性保護管の中
に、長手方向に延びる導電皮膜を外周に備える合成樹脂
管を挿入する過程で、上記合成樹脂管とこれに管継手を
介して接続される次の合成樹脂管との接続個所で、電極
部材を上記合成樹脂管に被嵌することで、順次、合成樹
脂管の長手方向に導電構造を構築し、その構築後、上記
電極部材と導電性保護管との間に導電性の充填物を充填
するのである。
を配置し、この電極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極と
して地下迷走電流による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕
用外部電源装置を構成する施工法において、上記地下埋
設孔に、導電性保護管を挿入し、この導電性保護管の中
に、長手方向に延びる導電皮膜を外周に備える合成樹脂
管を挿入する過程で、上記合成樹脂管とこれに管継手を
介して接続される次の合成樹脂管との接続個所で、電極
部材を上記合成樹脂管に被嵌することで、順次、合成樹
脂管の長手方向に導電構造を構築し、その構築後、上記
電極部材と導電性保護管との間に導電性の充填物を充填
するのである。
【0009】
【作用】従って、本発明の構成では、電極が導線に荷重
負担をかけることなく、ガス抜き用合成樹脂管あるいは
/および被覆管で機械・構造的に保持され、導線も、皮
膜の形で、上記ガス抜き用合成樹脂管に装着されるた
め、導電性充填物の充填に際しての断線のおそれが完全
に回避できる。また、上記の構成では、上記ガス抜き用
合成樹脂管内に水を入れても、実質的に電気的な支障が
ないから、必要なら、地下埋設孔内での浮力対策におけ
る重りの代りに、上述のように水を利用できることにな
る。これは施工上、非常に有利である。また、従来に比
べて、構造が簡素化され、小型化できる。
負担をかけることなく、ガス抜き用合成樹脂管あるいは
/および被覆管で機械・構造的に保持され、導線も、皮
膜の形で、上記ガス抜き用合成樹脂管に装着されるた
め、導電性充填物の充填に際しての断線のおそれが完全
に回避できる。また、上記の構成では、上記ガス抜き用
合成樹脂管内に水を入れても、実質的に電気的な支障が
ないから、必要なら、地下埋設孔内での浮力対策におけ
る重りの代りに、上述のように水を利用できることにな
る。これは施工上、非常に有利である。また、従来に比
べて、構造が簡素化され、小型化できる。
【0010】また、上述のように、本発明の施工法で
は、作業工程が従来の施工法に比べて少なくなり、作業
時間の短縮、作業の容易性などが得られる。
は、作業工程が従来の施工法に比べて少なくなり、作業
時間の短縮、作業の容易性などが得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して、
具体的に説明する。図1ないし図3において、符号1は
地下埋設孔であり、この中に挿入される外部電源装置
は、ガス抜き用の合成樹脂管2の外周に、長手方向に延
びる導電皮膜3を設けるとともに、上記導電皮膜3に電
気的に結合した状態で、上記合成樹脂管2に対して所定
間隔で電極部材4を被嵌し、上記合成樹脂管2を上記地
下埋設孔1内に導入しており、上記導電皮膜3の上端を
介して上記被防蝕物(図示せず)を上記電極部材4に電
気的に導通させている。この場合、上記合成樹脂管2
は、例えば、長手方向に複数分割され、管継手5を介し
て互いに接続される。また、上記導電皮膜3を上記管継
手5の部分で電気的に接続するため、例えば、上記管継
手5を導電体で構成するか、その外周に導電膜を形成
し、更には、導電性接着剤、導電性接着部品を用いて、
隣接する上記導電皮膜3を相互に電気的に接続するとよ
い。また、上記外部電源装置では、上記電極部材4の少
なくとも一部を除いて、合成樹脂製の被覆管6が上記合
成樹脂管2の外側に装着されている。上記被覆管6は、
その外径が上記電極部材4の外径とほぼ同じであり、同
形のスペーサ7を介して、上記電極部材4と直列配置に
なるように、上記電極部材4と共に上記合成樹脂管2に
被嵌される。また、上記被覆管6と電極部材4との間
は、管継手8によって、液密に接続されている。なお、
図中、符号9はボトムセンターライザーであり、符号1
0はその上に設けられたボトムエンドキャップで、上記
合成樹脂管2および被覆管6の下端を受けるものであ
る。
具体的に説明する。図1ないし図3において、符号1は
地下埋設孔であり、この中に挿入される外部電源装置
は、ガス抜き用の合成樹脂管2の外周に、長手方向に延
びる導電皮膜3を設けるとともに、上記導電皮膜3に電
気的に結合した状態で、上記合成樹脂管2に対して所定
間隔で電極部材4を被嵌し、上記合成樹脂管2を上記地
下埋設孔1内に導入しており、上記導電皮膜3の上端を
介して上記被防蝕物(図示せず)を上記電極部材4に電
気的に導通させている。この場合、上記合成樹脂管2
は、例えば、長手方向に複数分割され、管継手5を介し
て互いに接続される。また、上記導電皮膜3を上記管継
手5の部分で電気的に接続するため、例えば、上記管継
手5を導電体で構成するか、その外周に導電膜を形成
し、更には、導電性接着剤、導電性接着部品を用いて、
隣接する上記導電皮膜3を相互に電気的に接続するとよ
い。また、上記外部電源装置では、上記電極部材4の少
なくとも一部を除いて、合成樹脂製の被覆管6が上記合
成樹脂管2の外側に装着されている。上記被覆管6は、
その外径が上記電極部材4の外径とほぼ同じであり、同
形のスペーサ7を介して、上記電極部材4と直列配置に
なるように、上記電極部材4と共に上記合成樹脂管2に
被嵌される。また、上記被覆管6と電極部材4との間
は、管継手8によって、液密に接続されている。なお、
図中、符号9はボトムセンターライザーであり、符号1
0はその上に設けられたボトムエンドキャップで、上記
合成樹脂管2および被覆管6の下端を受けるものであ
る。
【0012】なお、上記実施例では、管継手5は、上記
合成樹脂管2とは独立しており、接着剤により、あるい
は、螺合構造を用いて、上記合成樹脂管2相互を接続し
ているが、一方の合成樹脂管2に一体的に形成された構
成で、上記と同じ手段で、他方の合成樹脂管2に接続さ
れるようにしてもよい。また、上記電極部材4は、図3
に示すように、例えば、合成樹脂支持体4Aに銅製、白
金製で円環状の電極板4Bを保持した構成になっている
が、図4に示すように、合成樹脂製の環体4Aに形成し
たスリット群に短冊形の電極板4Bをそれぞれ嵌込んだ
構成にしてもよい。また、上記電極板4Bの表面保護の
ために、その外周に導電性保護層を設けてもよい。更
に、この実施例における合成樹脂管2および被覆管6に
は、例えば、塩化ビニル管を用いるとよい。上記合成樹
脂管2のガス抜き穴2Aは、この実施例では、電極部材
4を貫通する形で実施されている。
合成樹脂管2とは独立しており、接着剤により、あるい
は、螺合構造を用いて、上記合成樹脂管2相互を接続し
ているが、一方の合成樹脂管2に一体的に形成された構
成で、上記と同じ手段で、他方の合成樹脂管2に接続さ
れるようにしてもよい。また、上記電極部材4は、図3
に示すように、例えば、合成樹脂支持体4Aに銅製、白
金製で円環状の電極板4Bを保持した構成になっている
が、図4に示すように、合成樹脂製の環体4Aに形成し
たスリット群に短冊形の電極板4Bをそれぞれ嵌込んだ
構成にしてもよい。また、上記電極板4Bの表面保護の
ために、その外周に導電性保護層を設けてもよい。更
に、この実施例における合成樹脂管2および被覆管6に
は、例えば、塩化ビニル管を用いるとよい。上記合成樹
脂管2のガス抜き穴2Aは、この実施例では、電極部材
4を貫通する形で実施されている。
【0013】このような外部電源装置を地下埋設孔1に
施工する際には、先ず、上記地下埋設孔1に、上記導電
皮膜3を外周に備えるガス抜き用の合成樹脂管2を、こ
れを囲む合成樹脂製の被覆管6とともに、挿入する過程
で、上記合成樹脂管2とこれに管継手を介して接続され
る次の合成樹脂管2との接続個所で、上記スペーサ7を
介して上記被覆管6と連続するように、電極部材4を上
記合成樹脂管2に被嵌する。そして、この実施例では、
上記スペーサ7を含む上記被覆管6および電極部材4の
接合個所を管継手8で被覆・連結するのである。この連
結には、接着剤、接合部品、螺合構造などの手段を採用
するとよい。また、この電極部材4と連続するように、
次の被覆管6を、これに対応する上記合成樹脂管2に被
嵌し、更に、管継手8を用いて、被覆・連結する。この
ようにして、順次、合成樹脂管2の長手方向に導電構造
を構築して行くのである。
施工する際には、先ず、上記地下埋設孔1に、上記導電
皮膜3を外周に備えるガス抜き用の合成樹脂管2を、こ
れを囲む合成樹脂製の被覆管6とともに、挿入する過程
で、上記合成樹脂管2とこれに管継手を介して接続され
る次の合成樹脂管2との接続個所で、上記スペーサ7を
介して上記被覆管6と連続するように、電極部材4を上
記合成樹脂管2に被嵌する。そして、この実施例では、
上記スペーサ7を含む上記被覆管6および電極部材4の
接合個所を管継手8で被覆・連結するのである。この連
結には、接着剤、接合部品、螺合構造などの手段を採用
するとよい。また、この電極部材4と連続するように、
次の被覆管6を、これに対応する上記合成樹脂管2に被
嵌し、更に、管継手8を用いて、被覆・連結する。この
ようにして、順次、合成樹脂管2の長手方向に導電構造
を構築して行くのである。
【0014】そして、上記被覆管6と地下埋設孔1との
間隙に小砂利16を充填する。また、上記外部電源装置
にかかる浮力対策として、上記合成樹脂管2内に地下水
が浸入することができるようにするとよい。更に、要す
れば、上記合成樹脂管2と被覆管6との間隙に、防水の
ためのシール剤を装填しても良く、あるいは、ロレスコ
(商品名)などの導電性充填物を、バックフィルとして
充填しても良い。そして、最後に、トップキャップ11
を被嵌し、上記導電皮膜3から導出した導線12を、上
記地下埋設孔1の頂部に設けたマンホール13を介して
外部に導出し、例えば、比較的浅く埋設されたガス管な
どの埋設物(図示せず)に接続する。これによって、上
記電極部材4を陽極とし、上記埋設物を陰極として、電
流を流し、地下迷走電流による上記埋設物の電蝕を防止
するのである。
間隙に小砂利16を充填する。また、上記外部電源装置
にかかる浮力対策として、上記合成樹脂管2内に地下水
が浸入することができるようにするとよい。更に、要す
れば、上記合成樹脂管2と被覆管6との間隙に、防水の
ためのシール剤を装填しても良く、あるいは、ロレスコ
(商品名)などの導電性充填物を、バックフィルとして
充填しても良い。そして、最後に、トップキャップ11
を被嵌し、上記導電皮膜3から導出した導線12を、上
記地下埋設孔1の頂部に設けたマンホール13を介して
外部に導出し、例えば、比較的浅く埋設されたガス管な
どの埋設物(図示せず)に接続する。これによって、上
記電極部材4を陽極とし、上記埋設物を陰極として、電
流を流し、地下迷走電流による上記埋設物の電蝕を防止
するのである。
【0015】図5および6に示す実施例は、上記外部電
源装置の外側に、導電性保護管14を装着し、上記保護
管14と被覆管6および電極部材4との間に、導電性充
填物15を充填した構成が示されている。この場合、上
記保護管14には、例えば、鋼管を用いると良く、ま
た、必要なら、従来と同様に、重りを付けるとよい。
源装置の外側に、導電性保護管14を装着し、上記保護
管14と被覆管6および電極部材4との間に、導電性充
填物15を充填した構成が示されている。この場合、上
記保護管14には、例えば、鋼管を用いると良く、ま
た、必要なら、従来と同様に、重りを付けるとよい。
【0016】このような構成の外部電源装置の施工手順
は、次のようである。すなわち、地下埋設孔1に、導電
性保護管14を挿入し、この導電性保護管14の中に、
長手方向に延びる導電皮膜3を外周に備える合成樹脂管
2を挿入する過程で、上記合成樹脂管2とこれに管継手
5を介して接続される次の合成樹脂管2との接続個所
で、電極部材4を上記合成樹脂管2に被嵌することで、
順次、合成樹脂管2の長手方向に導電構造を構築し、そ
の構築後、上記被覆管6および電極部材4と導電性保護
管14との間に導電性の充填物15を充填するのであ
る。
は、次のようである。すなわち、地下埋設孔1に、導電
性保護管14を挿入し、この導電性保護管14の中に、
長手方向に延びる導電皮膜3を外周に備える合成樹脂管
2を挿入する過程で、上記合成樹脂管2とこれに管継手
5を介して接続される次の合成樹脂管2との接続個所
で、電極部材4を上記合成樹脂管2に被嵌することで、
順次、合成樹脂管2の長手方向に導電構造を構築し、そ
の構築後、上記被覆管6および電極部材4と導電性保護
管14との間に導電性の充填物15を充填するのであ
る。
【0017】なお、上記何れの実施例では、導電皮膜3
を合成樹脂管2の外周に、環状に装着したが、円周方向
に複数分割し、長手方向に延びる帯状のものとしてもよ
い。また、薄膜で構成するほか、板状体を接着などの手
段で取付ける構成にしてもよい。このような構成では、
電極部材4との接合部において、液密シールに何らかの
配慮が必要である。
を合成樹脂管2の外周に、環状に装着したが、円周方向
に複数分割し、長手方向に延びる帯状のものとしてもよ
い。また、薄膜で構成するほか、板状体を接着などの手
段で取付ける構成にしてもよい。このような構成では、
電極部材4との接合部において、液密シールに何らかの
配慮が必要である。
【0018】従って、本発明では、合成樹脂管2に導電
皮膜3が装着され、また、電極部材4の支持が、合成樹
脂管2および/あるいは被覆管6によって行われるの
で、導線に荷重負荷がかかる従来のものと異なり、断線
などのおそれがなく、構造も簡素化され、半径方向の寸
法も縮小でき、また、施工時の取扱いも容易で、工期の
短縮などが図れる。更に、第1の実施例のように、鋼管
を使用しない場合には、埋設過程において、鋼管の溶接
などの手間が掛からない。
皮膜3が装着され、また、電極部材4の支持が、合成樹
脂管2および/あるいは被覆管6によって行われるの
で、導線に荷重負荷がかかる従来のものと異なり、断線
などのおそれがなく、構造も簡素化され、半径方向の寸
法も縮小でき、また、施工時の取扱いも容易で、工期の
短縮などが図れる。更に、第1の実施例のように、鋼管
を使用しない場合には、埋設過程において、鋼管の溶接
などの手間が掛からない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、ガ
ス抜き用の合成樹脂管に導電皮膜が装着され、また、電
極部材の支持が合成樹脂管(および/あるいは被覆管)
によって行われる構成を採用しているので、断線を回避
できるなどの基本的な効果のほかにも、装置の小型化、
施工性の向上、装置の信頼性向上などの多くの利益を得
ることができる。
ス抜き用の合成樹脂管に導電皮膜が装着され、また、電
極部材の支持が合成樹脂管(および/あるいは被覆管)
によって行われる構成を採用しているので、断線を回避
できるなどの基本的な効果のほかにも、装置の小型化、
施工性の向上、装置の信頼性向上などの多くの利益を得
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す一部縦断正面図であ
る。
る。
【図2】上記実施例の一部拡大縦断側面図である。
【図3】図1のa〜b線に沿う断面図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す要部の横断平面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の別の実施例を示す一部縦断側面図であ
る。
る。
【図6】上記実施例を示すc〜d線に沿う要部の横断平
面図である。
面図である。
【図7】従来例を示す一部縦断側面図である。
【図8】上記従来例を示すe〜f線に沿う横断平面図で
ある。
ある。
1 地下埋設孔 2 合成樹脂管 2A ガス抜き穴 3 導電皮膜 4 電極部材 5 管継手 6 被覆管 7 スペーサ 8 管継手
Claims (7)
- 【請求項1】 地下埋設孔内に、電極を配置し、この電
極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極として地下迷走電流
による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕用外部電源装置に
おいて、ガス抜き用の合成樹脂管の外周に、長手方向に
延びる導電皮膜を設けるとともに、上記導電皮膜に電気
的に結合した状態で、上記合成樹脂管に対して所定間隔
で電極部材を装着し、上記合成樹脂管を上記地下埋設孔
内に導入して、上記導電皮膜を介して上記被防蝕物を上
記電極部材に電気的に導通させていることを特徴とする
防蝕用外部電源装置。 - 【請求項2】 上記合成樹脂管は長手方向に複数分割さ
れ、管継手を介して互いに接続され、かつ、上記導電皮
膜は上記管継手の部分で電気的に接続されるとともに、
上記電極部材の少なくとも一部を除いて、合成樹脂製の
被覆管を上記合成樹脂管の外側に装着していることを特
徴とする請求項1に記載の防蝕用外部電源装置。 - 【請求項3】 上記被覆管と電極部材との間を管継手を
介して液密に接続していることを特徴とする請求項2に
記載の防蝕用外部電源装置。 - 【請求項4】 少なくとも、上記電極板の外側には、こ
れと電気的に導通された導電性保護管が囲んでいること
を特徴とする請求項1に記載の防蝕用外部電源装置。 - 【請求項5】 上記電極部材は、円環状の電極板あるい
は円環状に配列された電極板群で構成されていることを
特徴とする請求項1に記載の防蝕用外部電源装置。 - 【請求項6】 地下埋設孔内に、電極を配置し、この電
極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極として地下迷走電流
による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕用外部電源装置を
構成する施工法において、上記地下埋設孔に、長手方向
に延びる導電皮膜を外周に備えるガス抜き用の合成樹脂
管を、これを囲む合成樹脂製の被覆管とともに、挿入す
る過程で、上記合成樹脂管とこれに管継手を介して接続
される次の合成樹脂管との接続個所で、上記被覆管と連
続するように、電極部材を上記合成樹脂管に被嵌し、こ
の電極部材と連続するように、次の被覆管を、これに対
応する上記合成樹脂管に被嵌することで、順次、合成樹
脂管の長手方向に導電構造を構築して行くことを特徴と
する防蝕用外部電源装置の施工法。 - 【請求項7】 地下埋設孔内に、電極を配置し、この電
極を陽極とし、かつ被防蝕物を陰極として地下迷走電流
による上記被防蝕物の防蝕をなす防蝕用外部電源装置を
構成する施工法において、上記地下埋設孔に、導電性保
護管を挿入し、この導電性保護管の中に、長手方向に延
びる導電皮膜を外周に備える合成樹脂管を挿入する過程
で、上記合成樹脂管とこれに管継手を介して接続される
次の合成樹脂管との接続個所で、電極部材を上記合成樹
脂管に被嵌することで、順次、合成樹脂管の長手方向に
導電構造を構築し、その構築後、上記電極部材と導電性
保護管との間に導電性の充填物を充填することを特徴と
する防蝕用外部電源装置の施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257211A JPH0565681A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 防蝕用外部電源装置およびその施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3257211A JPH0565681A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 防蝕用外部電源装置およびその施工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565681A true JPH0565681A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17303208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3257211A Pending JPH0565681A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 防蝕用外部電源装置およびその施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565681A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4900323A (en) * | 1987-11-05 | 1990-02-13 | Ocean Wash, Inc. | Chemical and method for bleaching textiles |
| JP2006265695A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Osaka Gas Co Ltd | 電気防食用電極体及びその設置方法 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP3257211A patent/JPH0565681A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4900323A (en) * | 1987-11-05 | 1990-02-13 | Ocean Wash, Inc. | Chemical and method for bleaching textiles |
| JP2006265695A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Osaka Gas Co Ltd | 電気防食用電極体及びその設置方法 |
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