JPH0565801A - 流体圧を利用した回転装置 - Google Patents

流体圧を利用した回転装置

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JPH0565801A
JPH0565801A JP22624191A JP22624191A JPH0565801A JP H0565801 A JPH0565801 A JP H0565801A JP 22624191 A JP22624191 A JP 22624191A JP 22624191 A JP22624191 A JP 22624191A JP H0565801 A JPH0565801 A JP H0565801A
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JP
Japan
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shaft
cam
hole
valve
communication
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JP22624191A
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English (en)
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Shigeo Kanetani
重雄 金谷
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Convum Ltd
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Myotoku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ピストンを使用するものの、ピストンの数を複
数にして、移動方向を変更する際のエネルギーのロスを
減少させ、供給する空気に対しての変換効率の向上を図
ると共に、設定した回転角で正確に停止し、かつピスト
ンの押し込みにも復帰にも流体圧を用いることによっ
て、回転トルクの向上をも図る。 【構成】単一の回転穴11とこの回転穴11を囲むよう
に複数設けられた進退穴12とを設けた基体10と、こ
の基体10の回転穴11に各々独立して回転自在に支持
される回転軸40及びバルブ筒60と、基体の複数の進
退穴12に各々進退自在に支持される進退軸80とから
形成し、バルブ筒60の回転に同期させて回転軸40を
回転するように形成すると共に、回転軸40の回転トル
クを高圧流体の圧力によって生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体圧を利用した回転装
置、更に詳しくは高圧の空気あるいは油等の高圧流体を
圧入すると同時に外部から回転を入力すると、外部から
入力された回転と同一の回転を高トルクで出力できる流
体圧を利用した回転装置に関し、特に電気が使用できな
い、あるいは使用しにくい状態で回転出力を得たりする
ことが容易に行える回転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電気を使用することができな
い、あるいは使用しにくい場所等で回転装置を使用する
に際しては、モータが使用できないために、流体圧を利
用した回転装置が用いられていた。このような回転装置
としては、一般にシリンダー内部のピストンを流体圧に
よって左右に移動させ、このピストンの左右移動をリン
ク機構あるいはギヤ機構等を用いて回転運動として取り
出すものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の流体圧を利用した回転装置では、流体圧によっ
てピストンを左右に移動させるために、移動方向を変更
する度にエネルギーのロスが生じ、供給する空気に対し
ての変換効率が悪いものとなっていた。そこで、ピスト
ンを使用するものの、ピストンの数を複数にして、移動
方向を変更する際のエネルギーのロスを減少させ、供給
する空気に対しての変換効率の向上を図った流体圧を利
用した回転装置が同一出願人によって、すでに出願され
ている。
【0004】ただこの流体圧を利用した回転装置では、
回転出力に伴う慣性によって、停止させたい回転角より
も回転し過ぎてしまうことがあつただけでなく、複数の
ピストンを順次押すものの、押されたピストンを復帰さ
せるために、他のピストンの押し込みの力を使用するよ
うになっていたので、回転力が弱いものとなっていた。
【0005】そこで本発明は、ピストンを使用するもの
の、ピストンの数を複数にして、移動方向を変更する際
のエネルギーのロスを減少させ、供給する空気に対して
の変換効率の向上を図ると共に、設定した回転角で正確
に停止し、かつピストンの押し込みにも復帰にも流体圧
を用いることによって、回転トルクの向上をも図ったも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、本発明のうち、請求項1に記載の発明は、単一
の回転穴とこの回転穴を囲むように複数設けられた進退
穴とを設けた基体と、この基体の回転穴に各々独立して
回転自在に支持される回転軸及びバルブ筒と、基体の複
数の進退穴に各々進退自在に支持される進退軸とから形
成し、回転軸を、規則性を有するカム曲線を有する波形
溝カムを外表面に有するカム軸と、カム軸と同一回転を
行ない、かつ内部に圧力流体の流路を設けたバルブ軸と
から形成すると共に、バルブ筒を、圧力流体の流れを制
御するためにバルブ軸に緩装させると共に、外部の回転
手段によって回転可能に設け、回転穴を、回転軸のカム
軸が位置するカム穴と、回転軸のバルブ筒が位置するバ
ルブ穴とから形成し、進退軸を、ピストンと、回転軸の
波形溝カムに倣って進退軸の移動に伴って回転軸を回転
させるためのカムローラーとから形成すると共に、進退
穴を、進退軸のピストンが気密的に移動するシリンダー
穴と、カムローラーが位置するローラー穴とから形成
し、基体には、第1ポートと第2ポートとを設け、更に
はバルブ軸には、一方のポートに連通させた第1連通穴
と他方のポートに連通させた第2連通穴とをバルブ軸の
軸心に平行で、かつ互いに逆方向から貫通しないように
穿設すると共に、カム軸側と反カム軸側との周面に周面
の半周以下で、かつ同一周面上に2つのカム側軸連通凹
部と2つの反カム側軸連通凹部とを設け、第1連通穴と
一方のカム側軸連通凹部及び他方の反カム側軸連通凹部
とを連通させ、第2連通穴と他方のカム側軸連通凹部及
び一方の反カム側軸連通凹部とを連通させて形成し、バ
ルブ筒には、バルブ筒をバルブ軸に緩装させた際に、バ
ルブ軸のカム側軸連通凹部と反カム側軸連通凹部とに重
なるように、カム軸側と反カム軸側との周面に周面の半
周以下で、かつ同一周面上に2つのカム側筒連通凹部と
2つの反カム側筒連通凹部とを設けると共に、2つのカ
ム側筒連通凹部と2つの反カム側筒連通凹部との各々
に、2つのカム側軸連通凹部の間の閉止部の距離あるい
は2つの反カム側軸連通凹部の間の閉止部の距離よりも
小径の貫通穴をバルブ筒を貫通するように設け、基体の
シリンダー穴には、バルブ筒のカム側筒連通凹部とシリ
ンダー穴とを連通させる第1連通口及び反カム側筒連通
凹部とシリンダー穴とを連通させる第2連通口を設け、
更には第1ポートあるいは第2ポートの一方に高圧流体
を圧入し、他方から排出するように形成したことを特徴
とする。
【0007】更に請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載の発明の構成を有すと共に、バルブ筒を、ステッピ
ングモータで回転可能に形成したものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明は、第1ポートあるいは
第2ポートの一方をインポートとし他方をアウトポート
として使用するものである。そこでここでは第1ボート
がインポートであ、この第1ポートと連通しているのが
バルブ軸の第1連通穴であるとして説明する。
【0009】この第1ポートに高圧流体を圧入すること
によって、この圧入された高圧流体がバルブ軸の第1連
通穴から一方のカム側軸連通凹部及び他方の反カム側軸
連通凹部に達することとなる。この時この高圧流体は、
一方のカム側軸連通凹部及び他方の反カム側軸連通凹部
に貫通穴が連通しているならば、バルブ筒の一方のカム
側筒連通凹部と他方の反カム側筒連通凹部に至ることと
なる。
【0010】ただここで、貫通穴が2つのカム側軸連通
凹部の間の閉止部あるいは2つの反カム側軸連通凹部の
間の閉止部に位置しているとするならば、高圧流体が、
バルブ筒のカム側筒連通凹部あるいは反カム側筒連通凹
部に達しないこととなる。このような状態から、バルブ
筒を一定角度だけ回転させると、バルブ筒の貫通穴が、
バルブ軸に対して相対回転することとなり、やがてバル
ブ軸のカム側軸連通凹部あるいは反カム側軸連通凹部に
貫通穴が位置することとなり、バルブ筒の一方のカム側
筒連通凹部に連通する第1連通口あるいは他方の反カム
側筒連通凹部に連通する第2連通口を介して連通してい
る高圧流体がシリンダー穴に入り、そのシリンダー穴の
進退軸をいずれかの方向に押すこととなる。
【0011】このようにしてシリンダー穴に高圧流体が
圧入されて進退軸が押されると、押された進退軸に設け
たカムローラーが回転軸のカム軸に設けた波形溝カムに
入りながら移動することとなるので、このカムローラー
の移動に伴って波形溝カムを設けたカム軸、すなわち回
転軸が若干回転することとなる。このように回転軸が回
転すると、回転軸の一部としてのバルブ軸も回転する。
ただバルブ軸の回転は、シリンダー穴に高圧流体が圧入
されることによって行なわれるために、逆にシリンダー
穴への高圧流体の圧入が停止されると、バルブ軸、即ち
回転軸の回転が停止することとなる。
【0012】ここで前述したバルブ筒の回転を停止させ
ると、バルブ軸は回転するものの、やがて回転を停止し
ているバルブ筒の貫通穴に、回転してきたバルブ軸の2
つのカム側軸連通凹部の間の閉止部あるいは2つの反カ
ム側軸連通凹部の間の閉止部が位置することとなる。こ
のような状態になると、バルブ軸の第1連通穴から一方
のカム側軸連通凹部及び他方の反カム側軸連通凹部にま
では達するものの、バルブ筒のカム側筒連通凹部あるい
は反カム側筒連通凹部に達しないこととなり、バルブ軸
が回転しないこととなる。
【0013】即ち、本発明にあっては、バルブ筒を所定
角度まで回転すると、その回転に従ってバルブ軸、即ち
回転軸が回転するものである。またバルブ筒の回転を停
止させると、その回転停止に従って、バルブ軸、即ち回
転軸も回転を停止するものである。更に場合によって
は、バルブ筒が停止した後も、バルブ軸が慣性によって
回転してしまうようなことがある。ただこのような場合
には、停止しているバルブ筒に対してバルブ軸が、所定
位置よりも回転し過ぎてしまうので、その結果、回転を
停止しているバルブ筒の貫通穴位置を、回転してきたバ
ルブ軸の一方のカム側軸連通凹部及び他方の反カム側軸
連通凹部位置が通り過ぎ、次いで2つのカム側軸連通凹
部の間の閉止部あるいは2つの反カム側軸連通凹部の間
の閉止部が通過し、更に他方のカム側軸連通凹部及び一
方の反カム側軸連通凹部位置に達することとなる。
【0014】するとバルブ筒の貫通穴に他方のカム側軸
連通凹部及び一方の反カム側軸連通凹部が位置すること
となるので、バルブ筒の他方のカム側筒連通凹部に連通
する第2連通口あるいは一方の反カム側筒連通凹部に連
通する第1連通口を介して連通している高圧流体がシリ
ンダー穴に入り、そのシリンダー穴の進退軸を前述した
と逆方向に押し、回転軸を逆回転させることとなる。
【0015】その結果、慣性等によって回転し過ぎた場
合には、逆回転を行い、結果として回転を停止している
バルブ筒の貫通穴に、回転してきたバルブ軸の2つのカ
ム側軸連通凹部の間の閉止部あるいは2つの反カム側軸
連通凹部の間の閉止部が位置する場所で回転を停止する
こととなる。したがって本発明に関わる流体圧を利用し
た回転装置においては、バルブ筒の回転に従ってバルブ
軸、即ち回転軸が回転し、バルブ筒の回転停止によっ
て、バルブ筒との関係において定められた位置で回転軸
が正確に回転を停止することとなる。
【0016】また更に、バルブ筒をステッピングモータ
で回転可能に形成すると、正確に回転数あるいは回転角
を確保できるステッピングモータを用いているので、出
力を正確な回転数あるいは回転角とすることができるだ
けでなく、高圧流体により高トルクの回転出力を得るこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を、図示例と共に説明す
る。図1は本発明の全体的な構造を示す断面図であり、
図2は基体の一部を示すものであって(イ)は一方側の
半側面図、(ロ)は断面図、(ハ)は他方側の半側面図
であり、図3は基体のうち図4に示したものとは異なる
一部を示したものであり、(イ)は半側面図、(ロ)は
断面図であり、図4は回転軸のうちカム軸の断面図、図
5は溝形波カムの展開図、図6は回転軸のうちのバルブ
軸の断面図、図7はバルブ軸の形状を示すものであっ
て、(イ)は側面図、(ロ)は図6のB−B線断面図、
(ハ)は図6のA−A線断面図であり、図8はバルブ軸
のカム側軸連通凹部あるいは反カム側軸連通凹部の展開
図、図9はバルブ軸の一部切欠き正面図、図10はバル
ブ筒のA−A線あるいはB−B線断面図、図11は入力
軸を示すものであって、(イ)は左側面図、(ロ)は断
面図、(ハ)は右側面図、図12は第1連通口付近の断
面図、図13は第2連通口付近の断面図である。
【0018】各図に示すように、本発明にかかわる流体
圧を利用した回転装置は、単一の回転穴11とこの回転
穴11を囲むように複数設けられた進退穴12とを設け
た基体10と、この基体10の回転穴11に各々独立し
て回転自在に支持される回転軸40及びバルブ筒60
と、基体10の複数の進退穴12に各々進退自在に支持
される進退軸80とから形成されている。
【0019】ここで、この実施例において基体10は、
図2に示したバルブ側基体20と、図3に示したカム側
基体30と、バルブ側基体20にかぶせるバルブ側蓋1
3及びカム側基体30にかぶせるカム側蓋14とから形
成されている。ここでバルブ側基体20は、円柱状に形
成され、その軸心に一致するように回転穴11としての
バルブ穴21が穿設してある。またこのバルブ穴21を
囲むように、3つの進退穴12としてのシリンダー穴2
2が穿設されている。またバルブ側基体20のバルブ穴
21のカム側基体30側には、回転軸40のバルブ軸5
0とカム軸45との連結部が位置する連結穴23が、バ
ルブ穴21と軸心を一致させ、かつバルブ穴21よりも
大径な状態で設けられている。
【0020】またこのバルブ側基体20は、その周面の
一部が切り欠かれ、第1ポート24と第2ポート25と
が設けてあり、この第1ポート24及び第2ポート25
からは、各々バルブ穴21のうち近接する端部に至る連
路26が設けてある。またこのバルブ側基体20の側面
両側には、バルブ側蓋13あるいはカム側基体30を固
定するためのねじ穴27が設けてある。更にこのバルブ
側基体20のバルブ穴21と、各シリンダー穴22と
は、各々反連結穴23側の第1連通口28と連結穴23
側の第2連通口29とによって連通させてある。
【0021】またカム側基体30は、その軸心に一致す
るように回転穴11としてのカム穴31が穿設してあ
る。またこのカム穴31を囲むように、3つの進退穴1
2としてのローラー穴32が穿設されている。またここ
でカム穴31と各ローラー穴32との間は、連結部33
によって連通させてある。なおこのバルブ側基体20と
カム側基体30とは、バルブ穴21とカム穴31、及び
シリンダー穴22とローラー穴32とを一致させた状態
で連結可能に形成されているものである。
【0022】またこのバルブ側基体20とカム側基体3
0とには、各々バルブ側蓋13とカム側蓋14とが固定
されている。ここでバルブ側蓋13は、図1に示したよ
うに、バルブ側基体20の反カム側基体30側に固定す
るためのものである。またこのバルブ側蓋13には、こ
のバルブ側蓋13をバルブ側基体20に固定した際にバ
ルブ穴21に軸心が一致するバルブ側蓋穴16が設けて
ある。またこのバルブ側蓋穴16には、入力軸70が位
置させてある。なおバルブ側蓋13のバルブ側基体20
への固定は、バルブ側蓋13に設けた固定穴からボルト
15をバルブ側基体20のねじ穴27にねじ込むことに
よって行なうものである。
【0023】なお、図1中、バルブ側基体20のシリン
ダー穴22とバルブ側蓋13との間に設けてあるもの
は、進退軸80の衝突による衝撃を緩和するためのクッ
ション18である。またカム側蓋14は、図1に示すよ
うに、カム側基体30の反バルブ側基体20側に固定す
るためのものである。またこのカム側蓋14には、この
カム側蓋14をカム側基体30に固定した際にカム穴3
1に軸心が一致するカム側蓋穴17が設けてあり、この
カム側蓋穴17から回転軸40の先端が突出するもので
ある。また図1に示すように、バルブ側基体20とカム
側基体30とは、カム側蓋14側から止めボルト15で
バルブ側基体20のねじ穴27にねじ止めすることによ
って一体に固定されるものである。
【0024】またこの実施例において、回転軸40は、
図4に示すような、規則性を有するカム曲線を有する波
形溝カム46を外表面に有するカム軸45と、図6に示
すような、内部に圧力流体の流路を設けたバルブ軸50
とから形成してある。ここでまず図4及び図5に従っ
て、カム軸45から説明する。カム軸45は、一方側に
バルブ軸50に固定するための角突片47が設けてある
と共に、他方側が出力軸48として形成されたものであ
る。またその中央部分はカム側基体30のカム穴31に
一致した外径に形成され、かつ図5に示すように、1回
蛇行している波形溝カム46が設けてある。
【0025】またバルブ軸50は、図6乃至図8に示し
たように、第1ポート24に連通させた第1連通穴51
と第2ポート25に連通させた第2連通穴52とをバル
ブ軸50の軸心に平行で、かつ互いに逆方向から貫通し
ないように穿設すると共に、カム軸45側と反カム軸4
5側との周面に周面の半周以下で、かつ同一周面上に2
つのカム側軸連通凹部53と2つの反カム側軸連通凹部
54とが設けてある。更にこの2つのカム側軸連通凹部
53の間及び2つの反カム側軸連通凹部54の間には、
各々凹設していない閉止部58が形成されている。また
ここで、第1連通穴51は一方のカム側軸連通凹部53
及び他方の反カム側軸連通凹部54とに第1連通路55
を介して連通させ、第2連通穴52は他方のカム側軸連
通凹部53及び一方の反カム側軸連通凹部54とに第2
連通路56を介して連通させて形成してある。したがっ
て、第1ポート24に圧力流体を圧入すると、この圧力
流体が、第1連通穴51から第1連通路55を介して一
方のカム側軸連通凹部53及び他方の反カム側軸連通凹
部54とに連通することとなる。
【0026】なおこのバルブ軸50のカム軸45側に
は、カム軸45の角突片47が嵌合するための嵌合切欠
き57が設けてある。バルブ筒60は、基体10の回転
穴11の内径に一致した外径に形成され、かつ図9、図
10に示したように、バルブ筒60をバルブ軸50に緩
装させた際に、バルブ軸50のカム側軸連通凹部53と
反カム側軸連通凹部54とに重なるように、カム軸45
側と反カム軸45側との周面に周面の半周以下で、かつ
同一周面上に2つのカム側筒連通凹部61と2つの反カ
ム側筒連通凹部62とを設けると共に、2つのカム側筒
連通凹部61と2つの反カム側筒連通凹部62との各々
に、バルブ筒60を貫通し、かつ2つのカム側軸連通凹
部53の間の閉止部58の距離あるいは2つの反カム側
軸連通凹部54の間の閉止部58の距離よりも小径の貫
通穴63を設けてある。したがって、第1ポート24に
圧力流体を圧入すると、この圧力流体が、第1連通穴5
1から第1連通路55を介して一方のカム側軸連通凹部
53及び他方の反カム側軸連通凹部54とに連通し、同
時にこの一方のカム側軸連通凹部53及び他方の反カム
側軸連通凹部54とにかかっている貫通穴63を介し
て、カム側筒連通凹部61と反カム側筒連通凹部62と
の各々にも連通することとなる。
【0027】なおこのバルブ筒60のカム軸45側に
は、バルブ軸50の第2連通穴52を第2ポート25に
連通させるための連通切欠き64が設けてあると共に、
バルブ筒60の反カム軸45側には、入力軸70を固定
すると共に、バルブ軸50の第2連通穴52を第2ポー
ト25に連通させるための固定穴65がバルブ筒60を
貫通するように直交状に4つ設けられている。
【0028】図11は入力軸70を示すものであって、
図1に示すように、回転穴11の反カム軸45側に回転
可能なように緩装して使用するものであって、回転穴1
1への挿入側にバルブ筒60の固定穴65に対応する固
定貫通穴71が穿設してあり、4つの固定穴65の内、
いずれか対応する2つの固定穴65と固定貫通穴71と
をピン72で止めることによって、バルブ筒60と入力
軸70とが一体に回転するようになるものである。なお
図1においては、この入力軸70に、ステッピングモー
タ75の出力軸48を固定し、ステッピングモータ75
によって出力軸48、即ちバルブ筒60を回転するよう
にしてある。
【0029】一方進退軸80は、図1に示すように、進
退本体81と、この進退本体81に止めネジ82を介し
て固定するピストン83と、進退本体81に支持するカ
ムロ−ラ−84とから形成されている。ここで、進退本
体81に固定するピストン83は、バルブ側基体20に
設けたシリンダー穴22に位置するものであり、このピ
ストン83の外径はほぼシリンダー穴22内径に一致す
るようにして形成してある。
【0030】したがって、シリンダー穴22に位置する
ピストン83に対して、基体10の第1連通口28ある
いは第2連通口29から高圧流体がシリンダー穴22に
圧入されると、その高圧流体の圧力により、ピストン8
3が押され、進退軸80全体が進退穴12内部で移動す
ることとなるものである。また、進退本体81には、カ
ムロ−ラ−84を固定するためのロ−ラ−固定凹部85
が設けてあり、このロ−ラ−固定凹部85に固定された
カムロ−ラ−84は、回転軸40の波形溝カム46にか
み合うように形成されている。
【0031】なお、この実施例における流体圧を利用し
た回転装置において、回転部分には適宜ベアリング90
が、また流体の遮断部分には適宜パッキン91が固定さ
れているものである。次に本発明に係る流体圧を利用し
た回転装置の実際の作動を説明する前に、再び図1を参
照しながら、高圧流体の連通関係について説明する。
【0032】バルブ側蓋13の第1ポート24に高圧流
体を圧入した場合には、この高圧流体はバルブ筒60に
設けた固定穴65からバルブ軸50の第1連通穴51に
達するものである。この第1連通穴51に達した高圧流
体は、第1連通路55を介してやがて一方のカム側軸連
通凹部53及び他方の反カム側軸連通凹部54とに達す
るものである。
【0033】このように一方のカム側軸連通凹部53及
び他方の反カム側軸連通凹部54とに達した高圧流体
は、次いで一方のカム側軸連通凹部53及び他方の反カ
ム側軸連通凹部54とにかかっている貫通穴63を介し
て、カム側筒連通凹部61と反カム側筒連通凹部62と
の各々に達することとなる。このように高圧流体が、カ
ム側筒連通凹部61と反カム側筒連通凹部62との各々
に達すると、このカム側筒連通凹部61と反カム側筒連
通凹部62との各々に位置している第1連通口28ある
いは第2連通口29からシリンダー穴22に至るもので
ある。
【0034】またこのように高圧流体がシリンダー穴2
2に入り、シリンダー穴22中の進退軸80のピストン
83を押すと、この押された側の流体は第2連通口29
あるいは第1連通口28からカム側筒連通凹部61と反
カム側筒連通凹部62とに至り、更に貫通穴63、他方
のカム側軸連通凹部53及び一方の反カム側軸連通凹部
54、第2連通路56を介して第2連通穴52に達し、
その後第2ポート25から外部に排出されるものであ
る。
【0035】次に図1及び図12、図13にしたがっ
て、本発明に係る流体圧を利用した回転装置の作動を説
明する。ここではこの第1ポート24に高圧流体を圧入
することによって、この圧入された高圧流体がバルブ軸
50の第1連通穴51から一方のカム側軸連通凹部53
及び他方の反カム側軸連通凹部54に達することとな
る。
【0036】この時この高圧流体は、一方のカム側軸連
通凹部53及び他方の反カム側軸連通凹部54に貫通穴
63が連通しているならば、バルブ筒60の一方のカム
側筒連通凹部61と他方の反カム側筒連通凹部62に至
ることとなる。ただここで、貫通穴63が2つのカム側
軸連通凹部53の間の閉止部あるいは2つの反カム側軸
連通凹部54の間の閉止部に位置しているとするなら
ば、高圧流体が、バルブ筒60のカム側筒連通凹部61
あるいは反カム側筒連通凹部62に達しないこととな
る。
【0037】そこでまず、貫通穴63が2つのカム側軸
連通凹部53の間の閉止部あるいは2つの反カム側軸連
通凹部54の間の閉止部に位置している場合から説明を
開始する。このような状態から、バルブ筒60を一定角
度だけ回転させると、バルブ筒60の貫通穴63が、バ
ルブ軸50に対して相対回転することとなり、やがてバ
ルブ軸50のカム側軸連通凹部53あるいは反カム側軸
連通凹部54に貫通穴63が位置することとなり、バル
ブ筒60の一方のカム側筒連通凹部61に連通する第1
連通口28あるいは他方の反カム側筒連通凹部62に連
通する第2連通口29を介して連通している高圧流体が
シリンダー穴22に入り、そのシリンダー穴22の進退
軸80をいずれかの方向に押すこととなる。
【0038】このようにしてシリンダー穴22に高圧流
体が圧入されて進退軸80が押されると、押された進退
軸80に設けたカムローラーが回転軸40のカム軸45
に設けた波形溝カム46に入りながら移動することとな
るので、このカムローラーの移動に伴って波形溝カム4
6を設けたカム軸45、すなわち回転軸40が若干回転
することとなる。
【0039】このように回転軸40が回転すると、回転
軸40の一部としてのバルブ軸50も回転する。ただバ
ルブ軸50の回転は、シリンダー穴22に高圧流体が圧
入されることによって行なわれるために、逆にシリンダ
ー穴22への高圧流体の圧入が停止されると、バルブ軸
50、即ち回転軸40の回転が停止することとなる。こ
こで前述したバルブ筒60の回転を停止させると、バル
ブ軸50は回転するものの、やがて回転を停止している
バルブ筒60の貫通穴63に、回転してきたバルブ軸5
0の2つのカム側軸連通凹部53の間の閉止部あるいは
2つの反カム側軸連通凹部54の間の閉止部が位置する
こととなる。このような状態になると、バルブ軸50の
第1連通穴51から一方のカム側軸連通凹部53及び他
方の反カム側軸連通凹部54にまでは達するものの、バ
ルブ筒60のカム側筒連通凹部61あるいは反カム側筒
連通凹部62に達しないこととなり、バルブ軸50が回
転しないこととなる。
【0040】即ち、本発明にあっては、バルブ筒60を
所定角度まで回転すると、その回転に従ってバルブ軸5
0、即ち回転軸40が回転するものである。またバルブ
筒60の回転を停止させると、その回転停止に従って、
バルブ軸50、即ち回転軸40も回転を停止するもので
ある。更に場合によっては、バルブ筒60が停止した後
も、バルブ軸50が慣性によって回転してしまうような
ことがある。ただこのような場合には、停止しているバ
ルブ筒60に対してバルブ軸50が、所定位置よりも回
転し過ぎてしまうので、その結果、回転を停止している
バルブ筒60の貫通穴63位置を、回転してきたバルブ
軸50の一方のカム側軸連通凹部53及び他方の反カム
側軸連通凹部54位置が通り過ぎ、次いで2つのカム側
軸連通凹部53の間の閉止部あるいは2つの反カム側軸
連通凹部54の間の閉止部が通過し、更に他方のカム側
軸連通凹部53及び一方の反カム側軸連通凹部54位置
に達することとなる。
【0041】するとバルブ筒60の貫通穴63に他方の
カム側軸連通凹部53及び一方の反カム側軸連通凹部5
4が位置することとなるので、バルブ筒60の他方のカ
ム側筒連通凹部61に連通する第2連通口29あるいは
一方の反カム側筒連通凹部62に連通する第1連通口2
8を介して連通している高圧流体がシリンダー穴22に
入り、そのシリンダー穴22の進退軸80を前述したと
逆方向に押し、回転軸40を逆回転させることとなる。
【0042】その結果、慣性等によって回転し過ぎた場
合には、逆回転を行い、結果として回転を停止している
バルブ筒60の貫通穴63に、回転してきたバルブ軸5
0の2つのカム側軸連通凹部53の間の閉止部あるいは
2つの反カム側軸連通凹部54の間の閉止部が位置する
場所で回転を停止することとなる。したがって本発明に
関わる流体圧を利用した回転装置においては、バルブ筒
60の回転に従ってバルブ軸50、即ち回転軸40が回
転し、バルブ筒60の回転停止によって、バルブ筒60
との関係において定められた位置で回転軸40が正確に
回転を停止することとなる。
【0043】本発明に係る流体圧を利用した回転装置で
は、このようにして、バルブ筒60が回転しているかぎ
りにおいては回転を継続するものである。またこのよう
な回転において、第1ポート24に圧入する高圧流体
は、回転軸40を回転させるための原動力であることか
ら、この圧入流体の圧力等を変化させることによって、
出力する回転トルクを自在に変更することができるもの
である。また回転数あるいは回転角に関してはバルブ筒
60の回転数あるいは回転角バルブ筒60の回転数等を
制御することによって、出力回転も制御できるものであ
る。
【0044】したがって、実施例の様に、バルブ筒60
をステッピングモータ75で回転させると、回転数ある
いは回転角の制御が容易に行えるものである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内請求項
1に記載の発明は、ピストンを使用するものの、ピスト
ンの数を複数にして、移動方向を変更する際のエネルギ
ーのロスを減少させ、供給する空気に対しての変換効率
の向上を図ると共に、設定した回転角で正確に停止し、
かつピストンの押し込みにも復帰にも流体圧を用いるこ
とによって、回転トルクの向上をも図ったものである。
【0046】更に本発明のうち、請求項2に記載の発明
は、バルブ筒の回転にステッピングモータを使用したの
で、回転数の制御が容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体的な構造を示す断面図である。
【図2】基体の一部を示すものであって(イ)は一方側
の半側面図、(ロ)は断面図、(ハ)は他方側の半側面
図である。
【図3】基体の一部を示したものであり、(イ)は半側
面図、(ロ)は断面図である。
【図4】回転軸のうちカム軸の断面図である。
【図5】溝形波カムの展開図である。
【図6】回転軸のうちのバルブ軸の断面図である。
【図7】バルブ軸の形状を示すものであって、(イ)は
側面図、(ロ)は図6のB−B線断面図、(ハ)は図6
のA−A線断面図である。
【図8】バルブ軸のカム側軸連通凹部あるいは反カム側
軸連通凹部の展開図である。
【図9】バルブ軸の一部切欠き正面図である。
【図10】バルブ筒のA−A線あるいはB−B線断面図
である。
【図11】入力軸を示すものであって、(イ)は左側面
図、(ロ)は断面図、(ハ)は右側面図である。
【図12】第1連通口付近の断面図である。
【図13】第2連通口付近の断面図である。
【符号の説明】
10 基体 11 回転穴 12 進退穴 13 バルブ
側蓋 14 カム側蓋 15 ボルト 16 バルブ側蓋穴 17 カム側
蓋穴 18 クッション 20 バルブ
側基体 21 バルブ穴 22 シリン
ダー穴 23 連結穴 24 第1ポ
ート 25 第2ポート 26 連路 27 ねじ穴 28 第1連
通口 29 第2連通口 30 カム側
基体 31 カム穴 32 ローラ
ー穴 33 連結部 40 回転軸 45 カム軸 46 波形溝
カム 47 角突片 48 出力軸 50 バルブ軸 51 第1連
通穴 52 第2連通穴 53 カム側
軸連通凹部 54 反カム側軸連通凹部 55 第1連
通路 56 第2連通路 57 嵌合切
欠き 58 閉止部 60 バルブ
筒 61 カム側筒連通凹部 62 反カム
側筒連通凹部 63 貫通穴 64 連通切
欠き 65 固定穴 70 入力軸 71 固定貫通穴 72 ピン 75 ステッピングモータ 80 進退軸 81 進退本体 82 止めね
じ 83 ピストン 84 カムロ
ーラー 85 ローラー固定凹部 90 ベアリ
ング 91 パッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の回転穴とこの回転穴を囲むように複
    数設けられた進退穴とを設けた基体と、この基体の回転
    穴に各々独立して回転自在に支持される回転軸及びバル
    ブ筒と、基体の複数の進退穴に各々進退自在に支持され
    る進退軸とから形成し、回転軸を、規則性を有するカム
    曲線を有する波形溝カムを外表面に有するカム軸と、カ
    ム軸と同一回転を行ない、かつ内部に圧力流体の流路を
    設けたバルブ軸とから形成すると共に、バルブ筒を、圧
    力流体の流れを制御するためにバルブ軸に緩装させると
    共に、外部の回転手段によって回転可能に設け、回転穴
    を、回転軸のカム軸が位置するカム穴と、回転軸のバル
    ブ筒が位置するバルブ穴とから形成し、進退軸を、ピス
    トンと、回転軸の波形溝カムに倣って進退軸の移動に伴
    って回転軸を回転させるためのカムローラーとから形成
    すると共に、進退穴を、進退軸のピストンが気密的に移
    動するシリンダー穴と、カムローラーが位置するローラ
    ー穴とから形成し、基体には、第1ポートと第2ポート
    とを設け、更にはバルブ軸には、一方のポートに連通さ
    せた第1連通穴と他方のポートに連通させた第2連通穴
    とをバルブ軸の軸心に平行で、かつ互いに逆方向から貫
    通しないように穿設すると共に、カム軸側と反カム軸側
    との周面に周面の半周以下で、かつ同一周面上に2つの
    カム側軸連通凹部と2つの反カム側軸連通凹部とを設
    け、第1連通穴と一方のカム側軸連通凹部及び他方の反
    カム側軸連通凹部とを連通させ、第2連通穴と他方のカ
    ム側軸連通凹部及び一方の反カム側軸連通凹部とを連通
    させて形成し、バルブ筒には、バルブ筒をバルブ軸に緩
    装させた際に、バルブ軸のカム側軸連通凹部と反カム側
    軸連通凹部とに重なるように、カム軸側と反カム軸側と
    の周面に周面の半周以下で、かつ同一周面上に2つのカ
    ム側筒連通凹部と2つの反カム側筒連通凹部とを設ける
    と共に、2つのカム側筒連通凹部と2つの反カム側筒連
    通凹部との各々に、2つのカム側軸連通凹部の間の閉止
    部の距離あるいは2つの反カム側軸連通凹部の間の閉止
    部の距離よりも小径の貫通穴をバルブ筒を貫通するよう
    に設け、基体のシリンダー穴には、バルブ筒のカム側筒
    連通凹部とシリンダー穴とを連通させる第1連通口及び
    反カム側筒連通凹部とシリンダー穴とを連通させる第2
    連通口を設け、更には第1ポートあるいは第2ポートの
    一方に高圧流体を圧入し、他方から排出するように形成
    したことを特徴とする流体圧を利用した回転装置。
  2. 【請求項2】バルブ筒を、ステッピングモータで回転可
    能に形成した請求項1記載の空気圧を利用した回転装
    置。
JP22624191A 1991-01-17 1991-09-05 流体圧を利用した回転装置 Pending JPH0565801A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22624191A JPH0565801A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 流体圧を利用した回転装置
PCT/JP1992/000001 WO1992013194A1 (en) 1991-01-17 1992-01-06 Multi-cylinder hydraulic device
JP50177792A JP3339025B2 (ja) 1991-01-17 1992-01-06 複数シリンダ流体装置
CN 92100859 CN1065318A (zh) 1991-01-17 1992-01-17 多缸流体装置

Applications Claiming Priority (1)

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