JPH056603B2 - - Google Patents
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- JPH056603B2 JPH056603B2 JP61271482A JP27148286A JPH056603B2 JP H056603 B2 JPH056603 B2 JP H056603B2 JP 61271482 A JP61271482 A JP 61271482A JP 27148286 A JP27148286 A JP 27148286A JP H056603 B2 JPH056603 B2 JP H056603B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/11—Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Revetment (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、海底の軟弱地盤上に防波堤を構築す
る方法に関する。 〔従来の技術〕 我が国における防波堤は、比較的強固な地盤上
に石を敷き並べたマウンドの上に砂を中詰したコ
ンクリート函からなるケーソンを設置する混成式
防波堤が一般的である。 この混成式防波堤はケーソンを滑り出させよう
とする波力に対しては、ケーソン底面とマウンド
の摩擦力で抵抗し、ケーソンを転倒させようとす
る波力モーメントに対してはケーソン部の重量に
よるモーメントで抵抗するものである。 この為、前記混成式防波堤は重力式防波堤と呼
ばれているが、防波堤が安定する為には必然的に
大きな重量が必要となり、これを支えるマウンド
及び基礎地盤もそれに応じた支持力を有すること
が必要になる。従つて、岩盤あるいは砂地盤のよ
うに地盤の支持力強度が充分な場合は前記混成式
防波堤の施工は問題が少ないが、粘土質地盤等の
軟弱地盤の場合、支持力強度が不足するので、円
弧滑り等の破壊が生じることがあり、事前の支持
強合を増す方策が採られている。 この地盤改良工法には代表的なものとして床
堀・置換工法、深層混合処理工法、サンドコンパ
クシヨンパイル工法等がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前記深層混合処理工法は、石灰やセメントのよ
うな安定剤を軟弱地盤中に注入混合し、これらの
化学的合結作用を利用して軟弱粘土性土を強化す
る方法である。前記サンドコンパクシヨン工法は
軟弱地盤中に振動あるいは衝撃荷重を用いて砂を
注入し、直径の大きい圧縮された砂杭(サンドパ
イル)を造成して地盤の強化を図る方法である。 前記混成式防波堤を建設する場合は、前記床
堀・置換工法、深層混合処理工法やサンドコンパ
クシヨンパイル工法が多く採用されているが、両
者とも第10図に示すように軟弱地盤10の深層
部11までの地盤改良を行い、その上にマウンド
11を築成し、ケーソン13を載置するようにな
つているので、建設期間が長くかかる他、建設工
費も非常に高額となる等の問題点があつた。 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、軟弱地盤に防波堤を建設する場合において、
軟弱地盤の持つ粘着力を有効に利用し、建設期間
が短くてしかも建設工費の安い軟弱地盤に防波堤
を構築する方法を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 前記目的に沿う本発明に係る軟弱地盤に防波堤
を構築する方法は、下部の接地板部と該接地板部
に一体的に連接された防波板部とからなる鉄筋コ
ンクリート製薄板構造の防波堤を予め製作し、設
置しようとする軟弱地盤上まで該防波堤を運搬し
て、該軟弱地盤上に直置きし、該軟弱地盤と前記
接地板部とを付着させて防波堤を構築するように
して構成されている。 ここに、前記防波板部は前記接地板部の中央部
に立設されているもの、2組の防波板部が前記接
地板部の前後に平行に立設されているもの、前記
地接板部の底には凸部が形成されているもの、前
記接地板部の底には透水性膜材が貼着されている
ものあるいは前記接地板部の底には楔部が形成さ
れているもの、いずれにおいては本発明は適用さ
れるものである。 〔作用〕 本発明においては、使用する防波堤は、下部の
接地板部と該接地板部に一体的に連接された防波
板部とからなる鉄筋コンクリート製薄板構造とな
つているので、全体的に軽量化される。従つて、
軟弱地盤上においても圧密沈下が少なく、円弧滑
り等が生じ難い。 そして、この防波堤を設置しようとする軟弱地
盤上まで該防波堤を運搬してその場に直置きして
いるので、軟弱地盤と前記防波堤の接地板部とを
付着し、これによつて該防波堤を軟弱地盤に固定
保持できる。 〔実施例〕 続いて、添付した図面を参照しつつ本発明を具
体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供
する。 ここに、第1図は本発明の第1の実施例を適用
した軟弱地盤着底式防波堤の側面図、第2図は本
発明の第2の実施例を適用した軟弱地盤着底式防
波堤の側断面図、第3図は本発明の第3の実施例
を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第
4図は本発明の第4の実施例を適用した軟弱地盤
着底式防波堤の側断面図、第5図は本発明の第5
の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断
面図、第6図は本発明の第6の実施例を適用した
軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第7図は本発
明の第7の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波
堤の側断面図、第8図は本発明の第8の実施例を
適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断面図であ
る。 第1図に示すように本発明の第1の実施例に係
る軟弱地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地
盤着底式防波堤15は、鉄筋コンクリート製であ
つて、下部の接地板部16と該接地板部16に立
設される防波板部17とを有して構成され、全体
が軽量に形成されている。 そして、その全体の長さは前記接地板部16の
1.5倍程度となつている(以下の、実施例におい
ても同じ)が、この長さは波高、水深等によつて
変わるのであるから本発明はこの数字に限定され
るものではない。 使用にあつては、軟弱地盤18上の複数の前記
軟弱地盤着底式防波堤15を連接して配設する
が、接地板部16の接地面積は広くしかも全体重
量も軽いので単位面積当たりの荷重も小さいの
で、軟弱地盤18が沈下しにくい。 そして、この接地板部16の底の広い部分が軟
弱地盤18に付着状態で接していて、しかも接地
板部16の面積は広く更には全体重量も軽いの
で、図に矢印で示すように波の力を受けた場合、
図の破線で示すように転倒しようとするが接地板
部16の底が軟弱地盤18に粘着しているので転
倒に対して抵抗力が働く。 次に、第2図に示す本発明の第2の実施例に係
る軟弱地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地
盤着底式防波堤19について説明すると、該軟弱
地盤着底式防波堤19においては接地板部20の
上部の前後に防波板部21,22が取付られてい
る。なお、同一の構成要素については同一の番号
を付してその詳しい説明を省略する。 これによつて使用材料が増して全体の重量は増
すが、該防波板部21,22の端部近傍を板23
によつて連結することによつて内部に函体を形成
させて浮力を発生させることができ、大型起重機
等を用いずに曳航据付が可能となり、据付後は適
当個所に設けられた栓を抜いて内部に水を入れる
ことになる。 第3図に示す本発明の第3の実施例に係る軟弱
地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底
式防波堤24について説明すると、一方の防波板
部25には円形あるいは角形の開口部26が形成
されており、これによつて内部に水が流入し、波
の持つエネルギーを消費させることが可能であ
る。このように適当に開口部26を形成させたも
のであつても曳航時にはこれを塞ぐことによつて
浮力を利用することが可能となる。 第4図に本発明の第4の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤27を示すが、図に示すように両側部の防波
板部28,29が接地板部30の両端部に設けら
れている。これによつて図の矢印によつて示すよ
うに波の鉛直向きの力はなくなる。 しかも、大きな浮力が得られるので水深の浅い
海底においても据付が可能となる。 次に、第5図に本発明の第5の実施例に係る軟
弱地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着
底式防波堤31を示すが、図に示すように下部の
接地板部32の底の両側に凸状物33,34が形
成されている。このように形成することによつて
底面の付着抵抗を向上させることができる他、凸
状部による受働土圧によつて滑動に抵抗すること
ができる。 第6図に本発明の第6の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤35を示すが、図に示すように下部の接地板
部36の周辺にスカート部37が取付られてお
り、滑動に対する抵抗力は前記軟弱地盤着底式防
波堤31と同様であるが、この軟弱地盤着底式防
波堤35においては接地板部36の周辺部におけ
る洗堀を防止する効果がある。 第7図に本発明の第7の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤38を示すが、図に示すように接地板部16
の下部には透水性膜材39が貼付けられている。
粘着力は地盤の表層強度によつて決まるが、表層
強度は圧密が進行すると共に大きくなるので、前
記透水性膜材39を貼付けることによつて圧密を
促進させることができる。なお、該透水性膜材は
透水性わえ圧密によつて排水される水が逃げ易
く、圧密促進に優れ地盤の安定性に効果がある。 第8図に本発明の第8の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤40が示されているが、図に示すように接地
板部41の下部が楔状となつている。 前記の如く第1〜第4及び第7の発明の実施例
に係る軟弱地盤着底式防波堤15,19,24,
27,38においては、接地板部の底が平面であ
るので、据付時に着地と同時に滑り出す現象があ
り、これを防止するのに前記の如く接地板部41
を楔形とするのが好ましい。 〔実施例〕 本発明に係る軟弱地盤着底式防波堤の作用効果
を確認するため、第9図に示すような軟弱地盤着
底式防波堤42を用意し、水平張力を作用させて
最大水平抵抗力、移動量等の測定を行つた。 前記軟弱地盤着底式防波堤42は接地板部43
(12B×0.75H×12.5Lm)の中央に防波板部を構
成する直立壁44(6.45Hm)を設け、これを保
持する為にバツトレス45,46が左右対象に
3.8m間隔で設けられている。そして、接地板部
43には左右夫々6ケ所づつ鋼杭建込も用の孔4
7,48を設けた。 下部の軟弱地盤49は土の比上Gs2.65、水中重
量ρt1.65t/m3、含水比ω40〜60%、組成は砂分10
〜25%、シルト分50〜65%、粘土分20〜35%であ
つた。 なお、前記軟弱地盤49は〜の4種類あつ
て〜は鉛直載荷重が異なる試験であつて、
は前記孔47,48に鋼杭50,51を使用した
ものであり、その結果を第1表に示す。
る方法に関する。 〔従来の技術〕 我が国における防波堤は、比較的強固な地盤上
に石を敷き並べたマウンドの上に砂を中詰したコ
ンクリート函からなるケーソンを設置する混成式
防波堤が一般的である。 この混成式防波堤はケーソンを滑り出させよう
とする波力に対しては、ケーソン底面とマウンド
の摩擦力で抵抗し、ケーソンを転倒させようとす
る波力モーメントに対してはケーソン部の重量に
よるモーメントで抵抗するものである。 この為、前記混成式防波堤は重力式防波堤と呼
ばれているが、防波堤が安定する為には必然的に
大きな重量が必要となり、これを支えるマウンド
及び基礎地盤もそれに応じた支持力を有すること
が必要になる。従つて、岩盤あるいは砂地盤のよ
うに地盤の支持力強度が充分な場合は前記混成式
防波堤の施工は問題が少ないが、粘土質地盤等の
軟弱地盤の場合、支持力強度が不足するので、円
弧滑り等の破壊が生じることがあり、事前の支持
強合を増す方策が採られている。 この地盤改良工法には代表的なものとして床
堀・置換工法、深層混合処理工法、サンドコンパ
クシヨンパイル工法等がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前記深層混合処理工法は、石灰やセメントのよ
うな安定剤を軟弱地盤中に注入混合し、これらの
化学的合結作用を利用して軟弱粘土性土を強化す
る方法である。前記サンドコンパクシヨン工法は
軟弱地盤中に振動あるいは衝撃荷重を用いて砂を
注入し、直径の大きい圧縮された砂杭(サンドパ
イル)を造成して地盤の強化を図る方法である。 前記混成式防波堤を建設する場合は、前記床
堀・置換工法、深層混合処理工法やサンドコンパ
クシヨンパイル工法が多く採用されているが、両
者とも第10図に示すように軟弱地盤10の深層
部11までの地盤改良を行い、その上にマウンド
11を築成し、ケーソン13を載置するようにな
つているので、建設期間が長くかかる他、建設工
費も非常に高額となる等の問題点があつた。 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、軟弱地盤に防波堤を建設する場合において、
軟弱地盤の持つ粘着力を有効に利用し、建設期間
が短くてしかも建設工費の安い軟弱地盤に防波堤
を構築する方法を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 前記目的に沿う本発明に係る軟弱地盤に防波堤
を構築する方法は、下部の接地板部と該接地板部
に一体的に連接された防波板部とからなる鉄筋コ
ンクリート製薄板構造の防波堤を予め製作し、設
置しようとする軟弱地盤上まで該防波堤を運搬し
て、該軟弱地盤上に直置きし、該軟弱地盤と前記
接地板部とを付着させて防波堤を構築するように
して構成されている。 ここに、前記防波板部は前記接地板部の中央部
に立設されているもの、2組の防波板部が前記接
地板部の前後に平行に立設されているもの、前記
地接板部の底には凸部が形成されているもの、前
記接地板部の底には透水性膜材が貼着されている
ものあるいは前記接地板部の底には楔部が形成さ
れているもの、いずれにおいては本発明は適用さ
れるものである。 〔作用〕 本発明においては、使用する防波堤は、下部の
接地板部と該接地板部に一体的に連接された防波
板部とからなる鉄筋コンクリート製薄板構造とな
つているので、全体的に軽量化される。従つて、
軟弱地盤上においても圧密沈下が少なく、円弧滑
り等が生じ難い。 そして、この防波堤を設置しようとする軟弱地
盤上まで該防波堤を運搬してその場に直置きして
いるので、軟弱地盤と前記防波堤の接地板部とを
付着し、これによつて該防波堤を軟弱地盤に固定
保持できる。 〔実施例〕 続いて、添付した図面を参照しつつ本発明を具
体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供
する。 ここに、第1図は本発明の第1の実施例を適用
した軟弱地盤着底式防波堤の側面図、第2図は本
発明の第2の実施例を適用した軟弱地盤着底式防
波堤の側断面図、第3図は本発明の第3の実施例
を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第
4図は本発明の第4の実施例を適用した軟弱地盤
着底式防波堤の側断面図、第5図は本発明の第5
の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断
面図、第6図は本発明の第6の実施例を適用した
軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第7図は本発
明の第7の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波
堤の側断面図、第8図は本発明の第8の実施例を
適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断面図であ
る。 第1図に示すように本発明の第1の実施例に係
る軟弱地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地
盤着底式防波堤15は、鉄筋コンクリート製であ
つて、下部の接地板部16と該接地板部16に立
設される防波板部17とを有して構成され、全体
が軽量に形成されている。 そして、その全体の長さは前記接地板部16の
1.5倍程度となつている(以下の、実施例におい
ても同じ)が、この長さは波高、水深等によつて
変わるのであるから本発明はこの数字に限定され
るものではない。 使用にあつては、軟弱地盤18上の複数の前記
軟弱地盤着底式防波堤15を連接して配設する
が、接地板部16の接地面積は広くしかも全体重
量も軽いので単位面積当たりの荷重も小さいの
で、軟弱地盤18が沈下しにくい。 そして、この接地板部16の底の広い部分が軟
弱地盤18に付着状態で接していて、しかも接地
板部16の面積は広く更には全体重量も軽いの
で、図に矢印で示すように波の力を受けた場合、
図の破線で示すように転倒しようとするが接地板
部16の底が軟弱地盤18に粘着しているので転
倒に対して抵抗力が働く。 次に、第2図に示す本発明の第2の実施例に係
る軟弱地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地
盤着底式防波堤19について説明すると、該軟弱
地盤着底式防波堤19においては接地板部20の
上部の前後に防波板部21,22が取付られてい
る。なお、同一の構成要素については同一の番号
を付してその詳しい説明を省略する。 これによつて使用材料が増して全体の重量は増
すが、該防波板部21,22の端部近傍を板23
によつて連結することによつて内部に函体を形成
させて浮力を発生させることができ、大型起重機
等を用いずに曳航据付が可能となり、据付後は適
当個所に設けられた栓を抜いて内部に水を入れる
ことになる。 第3図に示す本発明の第3の実施例に係る軟弱
地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底
式防波堤24について説明すると、一方の防波板
部25には円形あるいは角形の開口部26が形成
されており、これによつて内部に水が流入し、波
の持つエネルギーを消費させることが可能であ
る。このように適当に開口部26を形成させたも
のであつても曳航時にはこれを塞ぐことによつて
浮力を利用することが可能となる。 第4図に本発明の第4の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤27を示すが、図に示すように両側部の防波
板部28,29が接地板部30の両端部に設けら
れている。これによつて図の矢印によつて示すよ
うに波の鉛直向きの力はなくなる。 しかも、大きな浮力が得られるので水深の浅い
海底においても据付が可能となる。 次に、第5図に本発明の第5の実施例に係る軟
弱地盤への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着
底式防波堤31を示すが、図に示すように下部の
接地板部32の底の両側に凸状物33,34が形
成されている。このように形成することによつて
底面の付着抵抗を向上させることができる他、凸
状部による受働土圧によつて滑動に抵抗すること
ができる。 第6図に本発明の第6の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤35を示すが、図に示すように下部の接地板
部36の周辺にスカート部37が取付られてお
り、滑動に対する抵抗力は前記軟弱地盤着底式防
波堤31と同様であるが、この軟弱地盤着底式防
波堤35においては接地板部36の周辺部におけ
る洗堀を防止する効果がある。 第7図に本発明の第7の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤38を示すが、図に示すように接地板部16
の下部には透水性膜材39が貼付けられている。
粘着力は地盤の表層強度によつて決まるが、表層
強度は圧密が進行すると共に大きくなるので、前
記透水性膜材39を貼付けることによつて圧密を
促進させることができる。なお、該透水性膜材は
透水性わえ圧密によつて排水される水が逃げ易
く、圧密促進に優れ地盤の安定性に効果がある。 第8図に本発明の第8の実施例に係る軟弱地盤
への防波堤構築方法に使用する軟弱地盤着底式防
波堤40が示されているが、図に示すように接地
板部41の下部が楔状となつている。 前記の如く第1〜第4及び第7の発明の実施例
に係る軟弱地盤着底式防波堤15,19,24,
27,38においては、接地板部の底が平面であ
るので、据付時に着地と同時に滑り出す現象があ
り、これを防止するのに前記の如く接地板部41
を楔形とするのが好ましい。 〔実施例〕 本発明に係る軟弱地盤着底式防波堤の作用効果
を確認するため、第9図に示すような軟弱地盤着
底式防波堤42を用意し、水平張力を作用させて
最大水平抵抗力、移動量等の測定を行つた。 前記軟弱地盤着底式防波堤42は接地板部43
(12B×0.75H×12.5Lm)の中央に防波板部を構
成する直立壁44(6.45Hm)を設け、これを保
持する為にバツトレス45,46が左右対象に
3.8m間隔で設けられている。そして、接地板部
43には左右夫々6ケ所づつ鋼杭建込も用の孔4
7,48を設けた。 下部の軟弱地盤49は土の比上Gs2.65、水中重
量ρt1.65t/m3、含水比ω40〜60%、組成は砂分10
〜25%、シルト分50〜65%、粘土分20〜35%であ
つた。 なお、前記軟弱地盤49は〜の4種類あつ
て〜は鉛直載荷重が異なる試験であつて、
は前記孔47,48に鋼杭50,51を使用した
ものであり、その結果を第1表に示す。
【表】
本発明に係る軟弱地盤への防波堤構築方法は以
上の説明からも明らかなように、薄板構造によつ
て構成しているので、全体として重量を軽減で
き、従つて軟弱地盤の上に載置しても沈下、傾斜
等が少ない。 また、下部に接地板部が設けられ軟弱地盤に付
着力でもつて接合させているので、受ける波に対
して該軟弱地盤着底式防波堤が移動してりあるい
は傾斜したりすることがない。 更にはその建設に際しては軟弱地盤着底式防波
堤上に載置するだけで工事が完了するので、工事
期間の著しい短縮、工費の軽減を図ることができ
ることとなつた。 そして、その移動も極めて容易で、不必要な場
合は取外し、別の場合にその軟弱地盤着底式防波
堤を使用して新たな防波堤の建設ができることと
なつた。
上の説明からも明らかなように、薄板構造によつ
て構成しているので、全体として重量を軽減で
き、従つて軟弱地盤の上に載置しても沈下、傾斜
等が少ない。 また、下部に接地板部が設けられ軟弱地盤に付
着力でもつて接合させているので、受ける波に対
して該軟弱地盤着底式防波堤が移動してりあるい
は傾斜したりすることがない。 更にはその建設に際しては軟弱地盤着底式防波
堤上に載置するだけで工事が完了するので、工事
期間の著しい短縮、工費の軽減を図ることができ
ることとなつた。 そして、その移動も極めて容易で、不必要な場
合は取外し、別の場合にその軟弱地盤着底式防波
堤を使用して新たな防波堤の建設ができることと
なつた。
第1図は本発明の第1の実施例を適用した軟弱
地盤着底式防波堤の側面図、第2図は本発明の第
2の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側
断面図、第3図は本発明の第3の実施例を適用し
た軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第4図は本
発明の第4の実施例を適用した軟弱地盤着底式防
波堤の側断面図、第5図は本発明の第5の実施例
を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第
6図は本発明の第6の実施例を適用した軟弱地盤
着底式防波堤の側断面図、第7図は本発明の第7
の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断
面図、第8図は本発明の第8の実施例を適用した
軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第9図は本発
明の作用効果を確認する為に行つた実験状態を示
す側面図、第10図は従来例に係る軟弱地盤に建
設した防波堤の側面図である。 〔符号の説明〕、15,19,24,27,3
1,35,38,40,42……軟弱地盤着底式
防波堤、16,20,30,32,36,41,
43……接地板部、17,21,22,25,2
8,29、……防波板部、18,49……軟弱地
盤、26……開口部、33,34……凸状物、3
7……スカート部、39……透水性膜材、44…
…直立壁(防波板部)。
地盤着底式防波堤の側面図、第2図は本発明の第
2の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側
断面図、第3図は本発明の第3の実施例を適用し
た軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第4図は本
発明の第4の実施例を適用した軟弱地盤着底式防
波堤の側断面図、第5図は本発明の第5の実施例
を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第
6図は本発明の第6の実施例を適用した軟弱地盤
着底式防波堤の側断面図、第7図は本発明の第7
の実施例を適用した軟弱地盤着底式防波堤の側断
面図、第8図は本発明の第8の実施例を適用した
軟弱地盤着底式防波堤の側断面図、第9図は本発
明の作用効果を確認する為に行つた実験状態を示
す側面図、第10図は従来例に係る軟弱地盤に建
設した防波堤の側面図である。 〔符号の説明〕、15,19,24,27,3
1,35,38,40,42……軟弱地盤着底式
防波堤、16,20,30,32,36,41,
43……接地板部、17,21,22,25,2
8,29、……防波板部、18,49……軟弱地
盤、26……開口部、33,34……凸状物、3
7……スカート部、39……透水性膜材、44…
…直立壁(防波板部)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下部の接地板部と該接地板部に一体的に連接
された防波板部とからなる鉄筋コンクリート製薄
板構造の防波堤を予め製作し、設置しようとする
軟弱地盤上まで該防波堤を運搬して、該軟弱地盤
上に直置きし、該軟弱地盤と前記接地板部とを付
着させて防波堤を構築することを特徴とする軟弱
地盤への防波堤構築方法。 2 接地板部の底には凸部が設けられている請求
項第1項記載の軟弱地盤への防波堤構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61271482A JPS63125715A (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 軟弱地盤への防波堤構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61271482A JPS63125715A (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 軟弱地盤への防波堤構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63125715A JPS63125715A (ja) | 1988-05-28 |
| JPH056603B2 true JPH056603B2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=17500658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61271482A Granted JPS63125715A (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 軟弱地盤への防波堤構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63125715A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007321498A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Port & Airport Research Institute | 人工干潟およびその造成方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5763445B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2015-08-12 | 株式会社エスイー | 防波堤用構造物と防波堤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4918164A (ja) * | 1972-06-10 | 1974-02-18 | ||
| JPS5911004A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | 誘電体フイルタ共用器 |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP61271482A patent/JPS63125715A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007321498A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Port & Airport Research Institute | 人工干潟およびその造成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63125715A (ja) | 1988-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |