JPH0566086A - 無限軌道を用いた板体処理装置 - Google Patents

無限軌道を用いた板体処理装置

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JPH0566086A
JPH0566086A JP40274090A JP40274090A JPH0566086A JP H0566086 A JPH0566086 A JP H0566086A JP 40274090 A JP40274090 A JP 40274090A JP 40274090 A JP40274090 A JP 40274090A JP H0566086 A JPH0566086 A JP H0566086A
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plate
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rotating shaft
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Masao Ariga
我 政 雄 有
Tomoharu Okada
田 智 晴 岡
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Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 木材、樹脂材等の板体をその性状を改善しつ
ゝ高能率に加熱(または冷却)処理し、良質な製品を得
る。 〔構成〕 熱媒体を給排自在とした履帯状の熱板を多数
無端状に連結して無限軌道を構成し、この無限軌道間に
被処理板体を通す間に加熱(または冷却)処理が行なわ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両端部で反転する折返
し部とした無限軌道を構成する複数個の熱板状伝熱板に
熱媒体としての流体(加熱媒体または冷却媒体)を給排
するようにした無限軌道を用いて板体を処理する板体処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ベニヤ単板を乾燥するに際
し、熱風が横若しくは縦方向に循環されるドライヤ、蒸
気、熱油、温水等の加熱媒体が供給される熱板を上下若
しくは左右に多段に配置された多段プレス、熱板を単段
に設置した単段プレス、熱板の外表面にスチールベル
ト、メッシュベルト、金属性の薄板シート等を無端状に
巻回したり、熱板の外表面に一対形成された凹部にチエ
ンコンベヤを無端状に巻回した連続プレス、熱板を小幅
状としたスラットコンベヤ式プレス等種々の方式が提供
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、ベニヤ単板
を乾燥するにはドライヤが主として採用されているが、
単純に熱効率のみを比較すれば、ベニヤ単板面に熱風を
循環させる間接加熱方式のドライヤに比し、熱板面を直
接接触させている単段、若しくは多段プレスに優位性が
あることは周知である。その一方、この熱板面へのベニ
ヤ単板の搬入、熱板面からのベニヤ単板を搬出するため
の機構が複雑となったり、また、搬入搬出に際してベニ
ヤ単板が損傷し易いこともよく知られている。
【0004】これに対して連続プレスであれば、無端状
に折り返しているスチールベルト、一対のチエンコンベ
ヤ上へベニヤ単板を載置して回動させることにより、ベ
ニヤ単板を熱板上の位置まで搬入させ、また加熱乾燥
後、同様に回動させてベニヤ単板を搬出させることがで
き、ベニヤ単板の搬入搬出の自動化が図れるものである
が、ベニヤ単板の搬入搬出手段をスチールベルト等のシ
ート状物としていれば、ベニヤ単板に対する熱板からの
加熱作用は間接的な加熱接触となり、また経時的な加熱
作用に伴ってシート状物自体が損傷する結果となる。さ
らに、一対のチエンコンベヤであれば、ベニヤ単板搬入
時ならびに搬出時とベニヤ単板の熱板面接触時には、上
下関係の位相が異なることになり、その都度チエンコン
ベヤあるいは熱板の何れか一方を昇降させるための機構
が必要となる。
【0005】また、固定式の熱板を小幅状に複数個分割
したスラットコンベヤ式プレスにおいても、このスラッ
ト群を加熱するため、その無限軌道の任意位置にバーナ
ー、加熱器等を別途設置して、ベニヤ単板を間接加熱し
ている現状である。
【0006】本発明はこれに鑑み、無限軌道を構成する
熱板内に直接熱媒体を給排し、被処理板体を加熱(また
は冷却)する無限軌道を用い、その無限軌道による加熱
(または冷却)時における板体の性状の改善および効率
の向上を図り、一層高能率にしかも品質のよい板体を得
ることができるようにした板体処理装置を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する問
題点を解決するため、本発明は、内部に熱媒体通路が形
成された小幅状の熱板を複数個隣接配置してなる無限軌
道の内方に、その回動方向に直交する熱媒体供給排出用
の各別または兼用の回転軸を設置し、少なくとも無限軌
道の折り返し部の長さを有する継手管を用いて回転軸の
熱媒体供給部位から熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体
通路の出側から回転軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続
するか、若くは複数個の隣接する熱板を1群とし、始端
に位置する熱板の熱媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒
体供給側、および終端に位置する熱板の熱媒体通路の出
側と前記回転軸の熱媒体排出側とを当該回転軸の直交方
向に継手管で接続するとともに隣接する熱板間の出側と
入側とを連結継手により接続し、無限軌道の1回動と回
転軸の1回転とを同調制御するように形成した板体処理
装置であって、請求項1では、前記無限軌道を上下一対
として相対向して配設し、前記無限軌道の熱板の表面に
複数の凹凸条を設け、この凹凸条の凸部間で板体を挾持
して送られるようにし、板体が乾燥して凸部による挾持
間の範囲で収縮しても板体の搬送方向全域での収縮とな
らないようにし、板体の歩留りを高め、併せて凸部によ
る挾持間で小割れを生じさせ、全体として大きな割れが
起きないようにし、加えて凹条部分は板体から蒸散する
水蒸気の排出路となって余分な水分が板体に残存しない
ようにして乾燥時間の短縮を図り、延いては板体の反り
が防止されるようにしたものである。
【0008】請求項2は、板体の加熱(冷却)処理時に
板体を延ばし、あたかもアイロンを掛けたと同様なしわ
延ばし効果と内部応力の削減を図り、後工程における平
坦性を確保するため、一方の無限軌道の熱板の表面をそ
の長手方向に直交する断面において曲面部を有する形状
とするとともにその熱板側の無限軌道の回転速度を他側
の無限軌道より大としたことを特徴とする。
【0009】請求項3は、主として加圧加熱時に板体か
ら蒸発する水蒸気の放散を考慮し、余分な水分が板体に
残存しないようにするため、無限軌道を上下一対として
相対向して配設し、熱板にその表面から背面に連通する
複数個の水蒸気排出用貫通孔を穿設したことを特徴とす
る。
【0010】請求項4は、熱板による板体加圧時に無限
軌道のチエン自体の誤差により熱板が板体に均一に接し
ないことを考慮し、これに基づき熱板の角で板体に傷が
つくことを防ぎ、各熱板が板体になじむようにするた
め、無限軌道のチエン取付部と熱板との間に耐熱性に富
む弾性材からなる緩衝材を介在したことを特徴とする。
【0011】請求項5は、熱板による板体への傷つけを
防ぐとともに板体から出た水蒸気が熱板間の隙間から抜
け出ることにより板体の表面に熱板の幅ごとに線状にし
みがつくことを防ぐため、無限軌道を上下一対として相
対向して配設し、前記無限軌道の少くとも一方にその熱
板の表面を被覆するよう被覆ベルトを巻装したことを特
徴とする。
【0012】請求項6は、熱板損傷や保守時等に無限軌
道のチエンから熱板を取外し、また取付けを容易ならし
めるため、前記無限軌道のチエン取付部と熱板とを嵌込
み可能な溝嵌合により取付けたことを特徴とする。
【0013】請求項7は、熱板の背面側を押圧して板体
への圧接を良好にする手段として、熱板との摩擦抵抗が
少なく、均等加圧ができるようにするため、上下の無限
軌道の熱板が対向する加圧領域の上部側の熱板の背面に
加圧ローラを当接させ、この加圧ローラを介して上部側
の熱板を下部側の熱板側に加圧するようにしたとを特徴
とする。
【0014】請求項8は、同じく熱板に対する加圧力の
調整、上下の無限軌道の対向面間隙の調整を容易とする
ため、上部側の無限軌道の各熱板の端部にローラを軸着
し、このローラを上下の熱板が対向する加圧領域に配設
されたレールに係合させ、このレールの高さ位置を調整
可能としたことを特徴とする。
【0015】請求項9は、板体処理時に板体をもみほぐ
すようにして繊維に柔軟性を与え、加圧処理時に平坦性
を確保するため、上下の無限軌道の熱板の少くとも表面
をその長手方向に直交する断面において曲面部を有する
形状とするとともに、上下の無限軌道の熱板位置を互い
違いに千鳥配置としたことを特徴とする。
【0016】請求項10は、上記無限軌道を複数組連設
して設置する場合、その無限軌道を仕様に応じて必要組
数を容易に連設することができるようにするため、前記
無限軌道を上下一対として相対向して配設するフレーム
を規格化された寸法に形成し、このフレームを接続設置
することにより無限軌道を多連に配設することができる
ようにしたことをを特徴とする。
【0017】請求項11および13は、上、下流の無限
軌道間での板体の受渡しを円滑になさしめ、併せて熱板
の表面に付着する木粉や他の付着物により処理板体の表
面が汚損されて不良品化や品質低下を招くことを防ぐた
め、前記無限軌道を上下一対として相対向して多連に設
置し、上流側の無限軌道の板体出口側に清掃ブラシをそ
の熱板の表面に常接するように配設したこと、および前
記無限軌道を上下一対として相対向して多連に設置し、
上流側の無限軌道の板体出口側の相対向する範囲、およ
び下流側の無限軌道の板体入口側の相対向する範囲にか
けての熱板の表面に常接するよう無端状のブラシベルト
をプーリーに巻回して回動自在に配設したことを特徴と
する。
【0018】請求項12は、多連に無限軌道を配設した
とき、その無限軌道間での板体の受け渡しを確実に行な
わせるため、前記無限軌道を上下一対として相対向して
多連に設置し、上流側の無限軌道の後端と下流側の無限
軌道の前端との間に上流側の無限軌道間から出る板体を
下流側の無限軌道間へ受渡すための上下一対のコンベア
と、このコンベアの末端に連設された上下のガイド部材
とを有することを特徴とする。
【0019】請求項14は、無限軌道を多連に設置した
際に次位の無限軌道間に板体がスムーズに受渡されるよ
うにするため、上流側の無限軌道の板体出口から下流側
の無限軌道の板体入口へ板体を誘導する板体ガイド部材
を揺動自在に設け、このガイド部材の先端部を無限軌道
の折り返し部において熱板が拡開した間隔よりも大もし
くは小とし、小とした場合ガイド部材の先端部が上流側
の下部無限軌道の熱板上面に接するとき他端側の揺動限
をストッパにより規制し、前記先端部が熱板の上面の進
行方向前縁に衝接しない位置におかれるようにしたこと
を特徴とする。
【0020】
【作用】無限軌道を回動すると、これと同期した回転軸
が回転し、無限軌道が1回動する間に回転軸も1回転す
る。これにより回転軸の熱媒体供給部位から無限軌道を
構成している熱板内の熱媒体通路へ熱媒体が供給され、
熱板が加熱(または冷却)される。熱交換済の熱媒体は
熱板の熱媒体通路の出側から回転軸の熱媒体排出部位へ
戻される。こうして無端状にトラック状に回動する無限
軌道の各熱板に熱媒体を常時給排することができ、外部
熱源を付設することなく熱板を直接加熱(冷却)するこ
とができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0022】図1乃至図3は本発明における板体処理装
置の一実施例を示すもので、加熱乾燥(または冷却)さ
せる処理板体(以下被処理板体という)を載置して移動
させながら熱処理するようになされたものである。
【0023】一側に立設された機枠1から前後および左
右方向の梁2が水平面内に張出して設けられ、この梁2
上に左右に一定の間隔をおいて配置された軸受間に軸
3,3が前後方向に一対として支承されている。
【0024】これら軸3,3の両端部に嵌着されたチエ
ンホイル4,4間にチエン5が無端状に巻回されて一対
のチエンコンベア6,6を構成している。この一対のチ
エンコンベア6,6間には、チエン5,5の外面に固着
されたアタッチメント7を介し、内部に加熱媒体あるい
は冷却媒体(以下単に熱媒体という)が通る熱媒体通路
が形成された小幅状の多数の熱板8が互いに平行するよ
うに隣接配置され、これにより無限軌道9を構成してい
る。上記熱媒体通路は、熱板8の幅に応じて単列通路構
造あるいは複列折返し通路構造とされる。
【0025】この無限軌道9の熱板8によって囲まれた
内方の梁2上に、熱媒体供給部位10と排出部位11が
各別に区画されたヘッダ部12Aを有する回転軸12が
軸受を介して支承され、前記機枠1側の軸端には熱媒体
の供給口13および排出口14を有する回転継手15が
嵌着され、また他側の軸端には、少くとも無限軌道9の
折返し部16までの長さを有する継手管17が供給部位
10から熱板8の熱媒体通路の入側へ、また熱板8の熱
媒体通路の出側から排出部位11へ無限軌道9の熱板8
の個数分だけ接続されている。したがって熱板8の個数
が図に例示するように32個であれば、供給部位10お
よび排出部位11からの継手管17の数は共に32個と
される。図中17Aは継手管17の絡まりを防ぐため継
手管17を通して束ねる継手受である。
【0026】無限軌道9は、図2に示すように軸3の端
部に嵌着されたギヤ18にモータ19の駆動力を減速機
20、チエン23Aを介して従動させることによって回
動されるが、ギヤ18と同軸上にこれとは歯数が異なる
ギヤ21を嵌着し、このギヤ21と回転軸12に嵌着さ
れたギヤ22にチエン23Bを巻回して無限軌道9の1
回動と回転軸12の1回転とが同期されるようになって
いる。なおこの同期回動手段としては、上記の機械的な
ギヤの掛替えによるほか、無限軌道9の軸3と回転軸1
2に各々パルス発信器を接続しておき、両者を電気的に
同調させるようにしてもよい。また無限軌道9は水平設
置に限らず傾斜状または垂直状としてもよく、回転軸1
2も無限軌道9内のほぼ中央位置に設ければ無限軌道9
の折返し部16までの距離が等分され、継手管17の長
さを最短にできるが、いずれかの側へ偏位していても差
支えはない。さらに、熱板8への熱媒体の給排は各個毎
に行わせず、隣接する複数個の熱板8を1群(図示例で
は18個を1群)とし、この1群となる始端の熱板8の
熱媒体通路の入側へ、少なくとも無限軌道9の折り返し
部16の長さを有する継手管17を接続し、また隣接す
る熱板8間の出側と入側には連結継手24(図1図示)
を接続し、さらに終端の熱板8の熱媒体通路の出側から
排出部位11へ前記継手管17により接続すれば、供給
部位10ならびに排出部位11からの継手管17数は共
に2個で足り、回転軸12の径も、特に継手管17を接
続する部位を前者に比して小とすることができる。
【0027】モータ19の回転に伴って無限軌道9の1
回動と回転軸12の1回転は同調制御されることになる
が、回転軸12の1回転は円軌道となるので、その周速
および角速度は一定であるのに対し、無限軌道9の1回
動はトラック形状の軌道であるのでその周速は同一であ
っても、角速度は異なっている。このため、両者の軌道
の相違に伴う継手管17の長さ調整については、前記継
手管17が回転軸12の位置から、無限軌道9の折り返
し部16に至る最大長さまで伸長し得る機構、例えばシ
リンダ内を摺動するロッド形式を採用したり、また、角
速度の相違に伴う継手管17の捻れの防止については、
熱板8の入側、出側と回転軸12の供給部位10、排出
部位11間を回転継手を介して接続するようにすればよ
い。
【0028】現状、継手管17の長さ調整、捻れ防止の
両者を解消し得る素材としては、フレキシブルパイプが
好適であり、これによれば、最短位置の最も撓んだ状態
から、熱板8の無限軌道9上の移動に伴って撓み部分が
徐々に延びながら折り返し部16に至り、折り返し後、
再び徐々に撓みながら連続的に回動することになり、こ
の折り返し毎に、フレキシブルパイプにはその都度一旦
捻れ応力が掛かるが、その素材が有する弾性特性によっ
て解消させることができる。
【0029】また、1群の熱板8間を連結継手24によ
って熱媒体を回流させる場合には、各折り返し部16に
おいて隣接する熱板8間が若干拡開することになる。こ
のとき、回転軸12内には回転継手15を介して、例え
ば被処理板体25をベニヤ単板とした場合には、蒸気、
熱油等の加熱媒体が、常時給排され、ベニヤ単板を乾燥
し、またこの乾燥後のベニヤ単板に接着剤を塗布するに
当り、接着剤を塗布しても硬化しない材温まで温度を下
げる場合、或いは加熱加圧後の樹脂積層板を冷却させる
場合には、冷却媒体を常時給排し、各熱板8の温度を所
望に維持するものである。
【0030】上部側の無限軌道9の駆動系は、図4に示
すように前記実施例における減速機20と軸3上のギヤ
18に巻回されて回転を伝達するチエン23Aに係合す
るギヤ26と、上部側の無限軌道9の軸3上のギヤ27
とにチエン28を巻回し、下部側の無限軌道9と上部側
の無限軌道9とが互いに反対方向に等速で回動されるよ
うになされている。また上部側の回転軸12の駆動系
は、前記実施例における回転軸12の駆動用チエン23
Bに噛合するギヤ29と、上部側の回転軸12上のギヤ
29aとにチエン29bが巻回され、上部側の回転軸1
2に下部側の回転軸12とは反対方向に等速の回転が伝
達されるようになっている。
【0031】上部側または下部側の無限軌道9およびそ
れに付帯する部分は、図示しないがこれらを片持ち支持
する梁2をスクリュー、油圧ジャッキ、その他の適宜手
段により上下方向の位置を可調整とされ、被処理板体2
5の厚みの変更に対応できるようにされる。
【0032】したがって、ベニヤ単板等の被処理板体2
5を上下部の無限軌道9,9間へ挿入すれば、被処理板
体25の上下面は上下の各熱板8によって、軽く押圧保
持された状態で直接的に接触され、無限軌道9,9の回
動に伴って平坦部を移動して折り返し部18に至り、そ
の間に乾燥することができる。
【0033】図5乃至図8は、無限軌道の軸3,3を両
端支持構造とした場合の実施例を示すもので、左右に機
枠1,1を立設し、各機枠1,1からそれぞれ上下の梁
2,2を水平方向に張出して左右のスプロケット4,4
が軸支される(下側の無限軌道9の一方側の軸は図示省
略)。
【0034】そして図5、図6では上下の無限軌道9,
9とも両側の回転軸12,12を用いて熱媒体を給排す
るように給排専用としたものであり、図7、図8では一
方側の回転軸12,12に熱媒体の供給と排出を分担さ
せるように兼用としたものである。
【0035】いずれも無限軌道9,9の熱板8の熱媒体
通路への接続は、無限軌道9,9の幅内において熱板8
の内面側で行なわれており、継手管17は無限軌道9,
9の側部に突出せず、その内部におかれている。
【0036】図9乃至図28は、上記の無限軌道9,9
を用いた板体処理装置の各部の詳細を示すものである。
【0037】図9は、熱板8の表面にその長手方向に走
る複数条の鋸歯条の凹凸条30を設け、上下の無限軌道
9,9の熱板8,8が相対向するときその凸条30a,
30aが対向するように形成されている。この凹凸条3
0はクロスタイプ(方眼、斜眼等)であってもよい。
【0038】これにより無限軌道9,9間に板体25を
通して加熱(または冷却)処理するとき、板体25の移
送方向に対し凸条により挾持されるので、その凸条で挾
持されている間の部分が乾燥して収縮し、細かい割れは
生じても、移送方向全体が収縮することがなく、板体2
5の全長の収縮による歩留りの低下が防がれるととも
に、微小な割れにより収縮を吸収するので、大きな割れ
を生じることがない。また凹条の部分は板体25から蒸
散する水蒸気の排出通路となるので板体25に余分な水
分が付着せず、乾燥時間が短縮され、これらにより品質
の高い板体を得ることができる。
【0039】図10は上側(または下側)の無限軌道
9,9の熱板8の表面をその長手方向に直交する断面に
おいて円弧面31に形成され、板体25に当接する面積
を小さくし、かつ上側の無限軌道9の回転速度V1 を下
側の無限軌道9の回転速度V2 よりやゝ大とし、上下の
無限軌道9,9間に挾在されて搬送される板体25の一
面側を熱板8の円弧面31が押圧に併せて擦る作用をな
し、あたかもアイロン掛けを行なうと同様の作用を生じ
て板体25のしわを延ばすことができ、処理後の板体の
平坦性を得ることができる。また熱板8の円弧面31と
板体25との間に形成される隙間が空間部32,32と
なり、この空間部32が板体25から蒸発するに水蒸気
の排出通路となって無限軌道9の側方へ水蒸気が排出さ
れ、板体25に過度の水蒸気が残存することが防がれ
る。
【0040】なお熱板8の表面の形状は円弧状に限ら
ず、熱板8の長手方向両側縁にアールを付し、平坦面を
残した形状であってもよく、要するば一方の無限軌道が
他方よりも速く回動する際に板体25に引掛らない形状
であればよい。
【0041】図11および図12は、加熱加圧時に板体
25から蒸発する水蒸気の排出手段の変形例で、図11
に一部の平面を、図12に側面を示すように、熱板の表
面から背面に貫通する多数の貫通孔33,33…を穿設
し、板体25から蒸発する水蒸気をこの貫通孔33,3
3…を通じて図12矢印のように徐々に排出させ、板体
25に過度な水蒸気が残らぬようにするとき大きな割れ
が生じないようにし、乾燥時間の短縮を図るようにした
ものである。
【0042】図13は熱板8とチエン5との取付構造を
示すもので、チエン5に取付けられる取付具34と熱板
8との間に耐熱性に富むゴム等の弾性体からなる緩衝材
35を介在させてボルト等により取付けられている。こ
れにより板体25の加圧時にチエン5の自体の製作誤差
により板体25が熱板8に均一に接するように熱板8が
緩衝材35の弾性変形により板体25になじむ。また、
挿入される板体25の厚みに対し無限軌道9,9の対向
面間隔(熱板8の対向面間隔)が小さい場合、板体25
の進入時に熱板8,8の角部が板体25に当り、板体2
5に傷つけることがあったが、このような場合には板体
25に当る熱板8,8の緩衝材35のたわみにより吸収
され、板体25への傷つきが防がれる。
【0043】図14および図15は、無限軌道の表面に
そって被覆ベルト36を巻装し、この被覆ベルト36を
介して板体25に接するようにしたものである。この被
覆ベルト36は、メッシュ材、多孔板等、通気性を有す
る構造のもので、その使用材料としては、鉄を除くカー
ボン、ステンレススチール、弗素系樹脂、ゴム等から選
択される。またこの被覆ベルト36を吸水性資材である
フェルト製とすれば、水分を吸収除去することができ、
図のように無限軌道9の前後部に延長させておくことに
よりローダ部分37での予備脱水を図ることができ、段
階的な脱水乾燥を図ることができて亀裂の発生を防ぐう
えで有効である。この被覆ベルト36は、上下の無限軌
道9,9、あるいは上下いずれか一方の無限軌道に設け
るかは任意である。
【0044】図16(A)は、熱板8が損傷した場合の
交換性および保守時等における熱板8のチエン5への着
脱性を容易にするため、チエン5に固定の取付具34を
コ字状の支持溝39を有する形状とし、その立上部4
0,40の対向面に突出部41,41を形成し、熱板8
の取付側を前記支持溝39に嵌合する形状に形成すると
ともに側面に前記突出部41,41が嵌る溝42,42
を形成し、熱板8をその長手方向にスライドさせること
により引抜くことができるようになっている。この支持
溝39の形状は他に蟻溝状としてもよい。
【0045】このほか図16(B)のように、コ字形の
支持溝39を熱板8の長手方向両端部を嵌合する構造と
してもよい。すなわち左右のチエン6,6に弾性資材に
より形成されたL形状の部材を取付けて立上部40,4
0を形成し、この立上部40,40の対向面に突出部4
1,41を設けておき、熱板8の端面にはこれが嵌る穴
42a,42aを設けておいて、一方の立上部40の突
出部41に熱板8の一端の穴42aを嵌め、他端は立上
部40を若干外方へ変形させたうえ熱板8を嵌込むこと
によりその立上部40の突出部41が穴42aに嵌り、
熱板8が立上部40,40間に取付けられるようにする
ことができる。したがって熱板8を取付具34の支持溝
39に嵌め込んで図示しない適宜な抜止め手段で止める
ことにより簡単に所定位置に取付けることができ、交換
時や保守点検時の作業が容易になる。図16(B)によ
れば、抜止め手段を用いずともよく、一層取付けが容易
になる。
【0046】図17、図18(A)、図18(B)は、
上記チェン5の代わりにタイミングベルト43を用いた
場合を示すもので、図17、図18(A)のように熱板
8とタイミングベルト43の取着状態を螺子止めとした
り、あるいは、図18(B)のように蟻溝嵌合としても
よい。また、上記チェン5を用いた場合、チェンのリン
クプレートの長さによって熱板8のピッチが規制されて
しまうが、タイミングベルト43を用いれば規制されな
いという利点がある。
【0047】図19および図20は、熱板8の背面を押
圧して板体25を加圧する手段として、上側の無限軌道
9の下側の無限軌道9に対向する所定領域の熱板8,8
…の背面に当接してこれを押圧するローラ45,45…
を枠体46に熱板8,8…のピッチと対応して軸着し、
この枠体46を図示しない油圧シリンダ、てこ等により
熱板8,8…側に付勢することによりローラ45,45
…を介して熱板8,8…が押され、かつ熱板8,8…の
移動に伴ないローラ45,45…が回転し、押圧時にお
ける摩擦力をころがり摩擦に変換して吸収を図り、板体
25に対し適度な押圧力を均等に加えることができる。
【0048】図21は、熱板8の高さ調整手段として各
熱板8,8…の長手方向の両端部に支持具47を介して
ローラ48を軸着し、このローラ48を断面コ字状のレ
ール49に係合し、このレール49の高さ位置を決める
ことにより熱板8の位置を定めるようにしたものであ
る。したがってこのレール49の高さ位置を微調整する
ことにより熱板8,8の間隙調整が容易にでき、加圧手
段もこのレール49に設ければよく、その構成を簡単な
ものとすることができ、加圧、非加圧の作業内容に対し
迅速に対処することができる。
【0049】図22は、上下配置の無限軌道9,9に板
体25を送入する前段階で板体25の繊維をもみほぐ
し、加熱加圧処理を良好にするためもみほぐし用無限軌
道9′,9′を配置したものである。このもみほぐし用
無限軌道9′,9′の熱板相当部材を円筒状の筒体5
0,50…で構成し、筒体50,50を上下互い違いに
千鳥配置となるようにしてこの間を通る板体25が波形
に褶曲を繰返して無限軌道9,9間に受渡されるように
したものである。したがって筒体50,50間を通る際
の褶曲の繰返しにより板体25がもみほぐされ、次工程
での加熱加圧時により平坦化され、良質な単板を得るこ
とができる。上記図22では、このもみほぐし用無限軌
道9′,9′と無限軌道9,9との間に前記図10に相
当するしわ延ばし用無限軌道9″,9″を配置し、もみ
ほぐし用無限軌道9′,9′でもみほぐされた板体25
をしわ延ばししてから加熱加圧するようにしている。な
お、このもみほぐし用無限軌道9′,9′の筒体50は
必ずしも円筒形とせず、半円形等のものであってもよ
い。
【0050】図23乃至図25は、前記無限軌道9,9
を複数組連設する場合に、仕様にしたがって容易に連設
することができるようにしたもので、片側2本の縦フレ
ーム51,51と、これら縦フレーム51,51を継な
ぐ上下の横フレーム52,52とを基本構成とし、この
横フレーム52,52に上下の無限軌道9,9のチエン
ホイル4,4の軸3,3を支持する軸受53,53,5
3,53を設けたものである。そして縦フレーム51,
51は上下端にフランジ54,54を有し、横フレーム
52,52の端部にもフランジ55,55,55,55
を設け、これらフランジにより縦フレーム51,51、
横フレーム52,52をそれぞれ継足せるようになされ
ている。したがって1つのフレームに上下1組の無限軌
道9,9およびそれに付帯する部品類を組付けておくこ
とにより、必要によりフレームを接続するだけで仕様に
応じた板体処理装置を得ることができる。
【0051】図26は、上下の無限軌道9,9の熱板8
の表面に木粉や板体25から出たやに等が付着し、これ
らが次の板体25の表面に付着して品質の低下を招くこ
とを防ぐために無限軌道9,9の出口側の折返し部に円
筒状の清掃ブラシ56,56を軸架してそのブラシの毛
先を熱板8の表面に常接させるとともに矢印方向、すな
わち無限軌道9,9の回転方向と同方向への回転を与
え、無限軌道9,9の回動に伴ないその熱板8の表面を
清掃ブラシ56,56により擦って付着物を除去するよ
うにしたものである。
【0052】上記清掃ブラシ56,56に続いて上下の
コンベア57,57が配設されており、その末端のプー
リー58,58の軸に上下のガイド部材59,60の基
部が取付けられている。下側のガイド部材59の自由端
は後部の下側の無限軌道9の熱板8上にならっておか
れ、上側のガイド部材60はフリーな状態として下側の
ガイド部材59と同じ長さを有し、板体25の通過を自
由に許容するようになっている。これにより前段の無限
軌道9,9間から出た板体25はコンベア57,57の
間からガイド部材59,60間を通り、後段の無限軌道
9,9間に板体25の先端が若干カールしていても引掛
ることなくスムーズに受渡される。
【0053】図27は上記清掃ブラシ56,56に代え
これをベルト構造としたもので、前段の無限軌道9,9
の出口端と後段の無限軌道9,9の入口端との各折返し
部で出来る上下の三角形状の空間部を埋めるよう上下に
対をなして配置されたプーリー61,62,63に表面
にブラシ64,64を植設したブラシベルト65,65
が巻回され、前、後段の無限軌道9,9と9,9の各熱
板8の表面にブラシ64,64が常に摺接して付着物を
除去するようになっている。このブラシベルト65,6
5の出口側には前記と同様なガイド部材59,60が設
けられている。
【0054】これによれば、前段と後段の無限軌道9,
9と9,9の熱板8の表面に付着している付着物を同時
に除去することができるとともに後段への板体25の案
内の役目を果し、スムーズな受渡しができる。
【0055】図28は、前段と後段との無限軌道9,9
と9,9間での板体25の受渡しを円滑にするためのガ
イドの変形例を示している。下側の無限軌道9,9間に
上面が板体搬送面66となる機枠67が設置され、この
機枠67の前側にガイド部材68が軸69を支点として
揺動可能に設けられている。このガイド部材68の上面
は板体搬送面70とされ、その前段の無限軌道9側は薄
く形成されていてその先端部71が上記無限軌道9の熱
板8の表面に離接するようになっている。ガイド部材6
8の軸69にはストッパ72が設けられており、機枠6
7側のストッパ73に当接するとき前記先端部71の下
降限が規制され、それ以上上端部71が下って熱板8,
8間の隙間に入り込むことがないようになされている。
74は先端部71を常に熱板8側に付勢するためのバネ
であるが、軸69に対するガイド部材67の重量バラン
スにより付勢に代えることもできる。また前記ストッパ
72は必ずしも軸69に設けず、ガイド部材68の下方
を延長して、便宜上同図に表わしているように機枠67
のストッパ73′に当てるようにしてもよい。
【0056】無限軌道9の折り返し部において熱板8,
8間が拡開した間隔より広い幅を有する突起の場合熱板
間に没入することはないが常に熱板面に接していなけれ
ばならない。そこでこのガイド部材68を偏心して枢支
することにより熱板8に付勢することができ、図示のよ
うにバネ74を介せば、さらに強い付勢が得られる。折
り返し部において熱板8が拡開した間隔より狭い巾の突
起(先端部71)の場合、無限軌道9の折り返し部にお
いて熱板8の表面が平坦であるため折り返し部の曲率半
径が一定にならず、熱板8の中心では最少の曲率半径と
なり、端へ行くほど曲率半径は大きくなり、最端部分で
最大となる。このガイド部材68の先端部71はストッ
パ72,73により最小の曲率半径(熱板の中心)まで
行くと止まるようになる。これでもなお拡開した熱板間
にこのガイド部材68の先端部71が差しかかったとき
最小の曲率半径まで没入することになり、熱板8の角を
削ってしまうことが考えられるが、そのようなときはあ
らかじめ面取りしておくことによりこれを防ぐことがで
きる。これによれば、前段の無限軌道9,9間から後段
の無限軌道9,9間への板体25の受渡しを確実になさ
しめることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項において
前述の作用効果を得ることができるので、板体処理の能
率向上に併せ板体の処理時における円滑性および品質の
向上を図ることができ、高品質の製品(合板等)を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における板体処理装置の一実施例を示す
平面図。
【図2】本発明における板体処理装置の一実施例を示す
正面図。
【図3】本発明における板体処理装置の一実施例を示す
断面図。
【図4】本発明における板体処理装置の一実施例を示す
側面図。
【図5】機枠を左右に設立して無限軌道を両持ち支持と
した場合の実施例で、熱媒体の給排を別系統とした平面
図。
【図6】機枠を左右に設立して無限軌道を両持ち支持と
した場合の実施例で、図5A−A線断面図。
【図7】機枠を左右に設立して無限軌道を両持ち支持と
した場合の実施例で、同給排を兼用とした平面図。
【図8】機枠を左右に設立して無限軌道を両持ち支持と
した場合の実施例で、図7のB−B線断面図。
【図9】請求項1に対応する実施例を示す熱板列の側面
図。
【図10】請求項2に対応する実施例を示す熱板列の側
面図。
【図11】請求項3に対応する実施例を示す熱板列の一
部の平面図。
【図12】請求項3に対応する実施例を示す熱板列の一
部の側面図。
【図13】請求項4に対応する実施例を示す一部切欠正
面図。
【図14】請求項5に対応する実施例を示す側面図。
【図15】請求項5に対応する実施例を示す拡大断面
図。
【図16】(A)は請求項6に対応する実施例を示す部
分側面図、(B)は同変形例の一部の正面図。
【図17】同変形例を示す一部の側面図。
【図18】(A)は図17のC−C線断面図、(B)は
熱板の固着の変形例を示す一部の側面図。
【図19】請求項7に対応する実施例を示す側面図。
【図20】請求項7に対応する実施例を示す正面図。
【図21】請求項8に対応する実施例を示す一部の正面
図。
【図22】請求項9に対応する実施例を示す側面図。
【図23】請求項10に対応する実施例を示す側面図。
【図24】請求項10に対応する実施例を示す側面図。
【図25】請求項10に対応する実施例を示す正面図。
【図26】請求項11に対応する実施例を示す要部の側
面図。
【図27】請求項12に対応する実施例を示す要部の側
面図。
【図28】請求項13に対応する実施例を示す要部の側
面図。
【符号の説明】
1 機枠 2 梁 4 チエンホイル 6 チエンコンベア 8 熱板 9 無限軌道 10 熱媒体供給部位 11 熱媒体排出部位 12 回転軸 13 供給口 14 排出口 15 回転継手 17 継手管 24 連結継手 25 被処理板体 30 凹凸条溝 31 円弧面 32 空間部 33 貫通孔 34 取付具 35 緩衝材 36 被覆ベルト 39 支持溝 43 タイミングベルト 46 枠体 49 レール 51 縦フレーム 52 横フレーム 56 清掃ブラシ 59 ガイド部材 60 ガイド部材 65 ブラシベルト 68 ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 17/40 8819−3F

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、前記無限
    軌道の熱板の表面に複数の凹凸条を設けたことを特徴と
    する無限軌道を用いた板体処理装置。
  2. 【請求項2】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、一方の無
    限軌道の熱板の表面をその長手方向に直交する断面にお
    いて曲面部を有する形状とするとともにその熱板側の無
    限軌道の回転速度を他側の無限軌道より大としたことを
    特徴とする無限軌道を用いた板体処理装置。
  3. 【請求項3】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、前記熱板
    にはその表面から背面に連通する複数個の水蒸気排出用
    貫通孔を穿設したことを特徴とする無限軌道を用いた板
    体処理装置。
  4. 【請求項4】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、前記無限
    軌道のチエン取付部と熱板との間に耐熱性に富む弾性材
    からなる緩衝材を介在したことを特徴とする無限軌道を
    用いた板体処理装置。
  5. 【請求項5】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、前記無限
    軌道の少くとも一方にその熱板の表面を被覆するように
    被覆ベルトを巻装したことを特徴とする無限軌道を用い
    た板体処理装置。
  6. 【請求項6】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道のチエン取付部と熱板とを嵌込み可能な溝嵌合
    により取付けたことを特徴とする無限軌道を用いた板体
    処理装置。
  7. 【請求項7】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、上下の無
    限軌道の熱板が対向する加圧領域の上部側の熱板の背面
    に加圧ローラを当接させ、この加圧ローラを介して上部
    側の熱板を下部側の熱板側に加圧するようにしたとを特
    徴とする無限軌道を用いた板体処理装置。
  8. 【請求項8】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、上部側の
    無限軌道の各熱板の端部にローラを軸着し、このローラ
    を上下の熱板が対向する加圧領域に配設されたレールに
    係合させ、このレールの高さ位置を調整可能としたこと
    を特徴とする無限軌道を用いた板体処理装置。
  9. 【請求項9】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の熱
    板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その回
    動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用の
    回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の長
    さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位から
    熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回転
    軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複数
    個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の熱
    媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および終
    端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の熱
    媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続す
    るとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手に
    より接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを同
    調制御するように形成した板体処理装置であって、前記
    無限軌道を上下一対として相対向して配設し、上下の無
    限軌道の熱板の少くとも表面をその長手方向に直交する
    断面において曲面部を有する形状とするとともに、上下
    の無限軌道の熱板位置を互い違いに千鳥配置としたこと
    を特徴とする無限軌道を用いた板体処理装置。
  10. 【請求項10】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の
    熱板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その
    回動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用
    の回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の
    長さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位か
    ら熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回
    転軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複
    数個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の
    熱媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および
    終端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の
    熱媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続
    するとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手
    により接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを
    同調制御するように形成した板体処理装置であって、前
    記無限軌道を上下一対として相対向して配設するフレー
    ムを規格化された寸法に形成し、このフレームを接続設
    置することにより無限軌道を多連に配設することを特徴
    とする無限軌道を用いた板体処理装置。
  11. 【請求項11】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の
    熱板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その
    回動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用
    の回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の
    長さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位か
    ら熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回
    転軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複
    数個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の
    熱媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および
    終端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の
    熱媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続
    するとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手
    により接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを
    同調制御するように形成した板体処理装置であって、前
    記無限軌道を上下一対として相対向して多連に設置し、
    上流側の無限軌道の板体出口側に清掃ブラシをその熱板
    の表面に常接するように配設したことを特徴とする無限
    軌道を用いた板体処理装置。
  12. 【請求項12】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の
    熱板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その
    回動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用
    の回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の
    長さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位か
    ら熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回
    転軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複
    数個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の
    熱媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および
    終端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の
    熱媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続
    するとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手
    により接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを
    同調制御するように形成した板体処理装置であって、前
    記無限軌道を上下一対として相対向して多連に設置し、
    上流側の無限軌道の後端と下流側の無限軌道の前端との
    間に上流側の無限軌道間から出る板体を下流側の無限軌
    道間へ受渡すための上下一対のコンベアと、このコンベ
    アの末端に連設された上下のガイド部材とを有すること
    を特徴とする無限軌道を用いた板体処理装置。
  13. 【請求項13】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の
    熱板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その
    回動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用
    の回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の
    長さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位か
    ら熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回
    転軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複
    数個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の
    熱媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および
    終端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の
    熱媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続
    するとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手
    により接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを
    同調制御するように形成した板体処理装置であって、前
    記無限軌道を上下一対として相対向して多連に設置し、
    上流側の無限軌道の板体出口側の相対向する範囲、およ
    び下流側の無限軌道の板体入口側の相対向する範囲にか
    けての熱板の表面に常接するよう無端状のブラシベルト
    をプーリーに巻回して回動自在に配設したことを特徴と
    する無限軌道を用いた板体処理装置。
  14. 【請求項14】内部に熱媒体通路が形成された小幅状の
    熱板を複数個隣接配置してなる無限軌道の内方に、その
    回動方向に直交する熱媒体供給排出用の各別または兼用
    の回転軸を設置し、少なくとも無限軌道の折り返し部の
    長さを有する継手管を用いて回転軸の熱媒体供給部位か
    ら熱板の熱媒体通路の入側へ、熱媒体通路の出側から回
    転軸の熱媒体排出部位へそれぞれ接続するか、若くは複
    数個の隣接する熱板を1群とし、始端に位置する熱板の
    熱媒体通路の入側と前記回転軸の熱媒体供給側、および
    終端に位置する熱板の熱媒体通路の出側と前記回転軸の
    熱媒体排出側とを当該回転軸の直交方向に継手管で接続
    するとともに隣接する熱板間の出側と入側とを連結継手
    により接続し、無限軌道の1回動と回転軸の1回転とを
    同調制御するように形成した板体処理装置であって、前
    記無限軌道を上下一対として相対向して多連に設置し、
    上流側の無限軌道の板体出口から下流側の無限軌道の板
    体入口へ板体を誘導する板体ガイド部材を揺動自在に設
    け、このガイド部材の先端部を無限軌道の折り返し部に
    おいて熱板が拡開した間隔より大もしくは小とし、小と
    した場合、ガイド部材の先端部が上流側の下部無限軌道
    の熱板上面に接するとき他端側の揺動限をストッパによ
    り規制し、前記先端部が熱板の上面の進行方向前縁に衝
    接しない位置におかれるようにしたことを特徴とする無
    限軌道を用いた板体処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009274782A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Okamura Corp コンベア装置
JP2013525233A (ja) * 2010-05-04 2013-06-20 ジョージ, テラ ゴフ, コンベヤおよびトランスミッション・ベルト
US9067383B2 (en) 2004-09-16 2015-06-30 United States Gypsum Company Flexible and rollable cementitious membrane and method of manufacturing it
CN113699814A (zh) * 2020-05-22 2021-11-26 精工爱普生株式会社 纤维结构体制造装置、纤维结构体制造方法及纤维结构体

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