JPH056655U - 進行波管外囲器 - Google Patents
進行波管外囲器Info
- Publication number
- JPH056655U JPH056655U JP5393391U JP5393391U JPH056655U JP H056655 U JPH056655 U JP H056655U JP 5393391 U JP5393391 U JP 5393391U JP 5393391 U JP5393391 U JP 5393391U JP H056655 U JPH056655 U JP H056655U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole piece
- magnetic
- wave tube
- spacers
- traveling wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 進行波管外囲器において、軸上磁界が低下し
ない構造としながら、経済化,量産化を可能にする。 【構成】 ポールピース5を平板状のリング形状とし、
その両側に外径が小径の磁性体のスペーサ6を配し、こ
れらと非磁性体のスペーサ3を交互に30〜50組重ね
てろう付けする。ポールピース5,磁性体のスペーサ6
は突出部がないためプレス等で経済的に製作可能とな
り、機能的には磁性体のスペーサ6が磁路のギャップが
広がらないようにして軸上磁界の低下を阻止する。
ない構造としながら、経済化,量産化を可能にする。 【構成】 ポールピース5を平板状のリング形状とし、
その両側に外径が小径の磁性体のスペーサ6を配し、こ
れらと非磁性体のスペーサ3を交互に30〜50組重ね
てろう付けする。ポールピース5,磁性体のスペーサ6
は突出部がないためプレス等で経済的に製作可能とな
り、機能的には磁性体のスペーサ6が磁路のギャップが
広がらないようにして軸上磁界の低下を阻止する。
Description
【0001】
本考案は、進行波管の電子流を収束させるために用いられる進行波管外囲器に 関し、特に大量生産に向く経済的な進行波管外囲器に関するものである。
【0002】
進行波管は、電子銃によって作られた電子ビームを軸方向の磁界によって収束 させ、この電子ビームが一定の外径を保ったままらせん回路をコレクタに向って 進行するように構成されている。この軸方向の磁界すなわち軸上磁界を発生させ る際に用いられるものが、進行波管外囲器である。
【0003】 図2に第1の従来例の進行波管外囲器の断面図を示す。1はポールピース、2 はポールピース1の突出部、3は非磁性体のスペーサである。ポールピース1お よびスペーサ3はともにリング形状であり、スペーサ3の外径はポールピース1 よりも小さく、その内径は同一である。ポールピース1の両側端面にはスペーサ 3と同径の突出部2が一体に加工・形成されている。進行波管外囲器は、上記の ように軸A方向の両側に突出部2があるポールピース1と非磁性体のスペーサ3 を交互に30〜50組程度重ねてろう付けしたものである。このような進行波管 外囲器の内部には円筒状空間が形成され、そこに進行波管のらせん回路部分が収 容される。一方、ポールピース1の突出部2とスペーサ3により形成される外側 のポールピース1間の溝4には、図示していないがリング状の磁石が取り付けら れる。この磁石は両側端面が磁極となるよう着磁されており、一つの溝の磁石の 左側端面がS極で右側端面がN極とすれば、その隣りの溝の磁石は左側端面がN 極、右側端面がS極というように磁極を交互に反転させて配置される。ここで、 ポールピース1は磁性体であって、磁石から出る磁束を集めてその先端付近の磁 界を強める働きをしている。
【0004】 次に、第2の従来例を図3に示す。上記第1の従来例ではポールピース1の両 側端面に突出部2を設けているため、加工上コストがかかる。これを経済化する ために、図3に示すようなポールピース5に突出部が無い平板状のものを用い、 これと非磁性体のスペーサ3を交互に重ねてろう付けした構造の進行波管外囲器 が実用に供されている。
【0005】
ところで、進行波管外囲器にリング状の磁石を取り付けた場合、ポールピース に突出部が無い場合(図3)は、ある場合(図2)に比べて軸上磁界が低下する 。これは、ポールピースに突出部がないと、ある場合に比べて磁路のギャップが 大きくなるためである。なお、電子ビームの収束を安定にするため計算で求まる 周期磁石を構成する必要があり、ポールピースの間隔はそれに従う。図4は図2 に示す突出部2の軸A方向の長さdのみを変化させた場合の軸上磁界の変化の様 子を示したものであり、ポールピース内径を4mmφ、ポールピース外径を10 mmφ、ポールピース厚さを1mm、磁石内径を5mmφ、磁石外径を10mm φ,磁石厚さを3.5mmとした場合の計算値である。先に述べたように、リン グ状の磁石は軸A方向に着磁し、N,S極を交互に反転させてポールピース間の 溝に取り付けてある。この図4に示すように、突出部の長さ0.5mmにて25 00Gの軸上磁界を得ていた進行波管外囲器と磁石の組み合わせにおいて、ポー ルピース1をプレスで製造可能な平板状、すなわち突出部の長さを0とすると、 同じ磁石を使った場合には軸上磁界は2250Gに低下してしまう。このため、 2500Gの軸上磁界を得ようとする場合には磁石を大きくしなければならず、 重量と価格が増加してしまうという欠点を有する。
【0006】 本考案は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は 、軸上磁界が低下しない構造を有しながら、プレス等で製造可能な低価格の部品 で構成することができ、経済化,量産化を可能とする進行波管外囲器を提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため、本考案の進行波管外囲器においては、ポールピー スと非磁性体のスペーサを交互に重ねてろう付けした進行波管外囲器において、 前記ポールピースは軸方向に突出部の無いリング形状とし、該ポールピースの軸 方向の両側に外径が該ポールピースの外径より小さく内径が該ポールピースの内 径に等しく形成されたリング状磁性体のスペーサを配し、該リング状磁性体のス ペーサの間に前記非磁性体のスペーサを交互に重ねてろう付けしたことを特徴と している。
【0008】
本考案の進行波管外囲器では、突出部の無い平板状のポールピースの両側端面 に磁性体のスペーサを配することにより、磁性体のスペーサが磁路のギャップを 広がらないようにして軸上磁界の低下を阻止し、突出部のあるポールピースと同 等の機能を持たせて、同様の軸上磁界が得られるようにしている。また、それと ともに、ポールピースおよびその両側に配する磁性体のスペーサの形状を単純な リング形状とし、プレス等で製造可能として部品価格を下げ、経済化を図ってい る。
【0009】
以下、本考案の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例の構成図を示す。本実施例の進行波管外囲器を構成す る部品として、3は非磁性体のスペーサ、5は突出部がない平板状ポールピース 、6は磁性体のスペーサである。本実施例では、ポールピース5を両側端面に突 出部の無いリング形状とし、このポールピース5の両側端面にリング状の磁性体 のスペーサ6を配する。このスペーサ6の外径はポールピース5の外径より小さ くし、非磁性体のスペーサ3に等しくする。これらのポールピース5,スペーサ 6,スペーサ3の内径は、同一に形成する。ポールピース5,磁性体のスペーサ 6としては例えば鉄製とし、非磁性体のスペーサ3としては例えばキュプロニッ ケル製とする。本実施例は、以上のように両側に磁性体のスペーサ6を配したポ ールピース5,磁性体のスペーサ6の組と非磁性体のスペーサ3を軸A方向に交 互に重ねてろう付けをする。重ね合わせるこれらの部品の個数は、必要とする進 行波管の周波数やゲイン等により変わるが、通常30〜50組程度である。上記 において、各部の内径を加工する際には、各部品の内径を若干小さく作っておき 、ろう付け後に内径を削りだすという工程が通常とられる。また、これら部品を 内径0、すなわち円盤状に作り、ろう付け後に内径を削りだすことも可能である 。
【0011】 具体例として、軸上磁界2500Gを得る構成を示す。ポールピース5として は、内径4mmφ,外径10mmφ,厚さ1mmとし、その両側に内径4mmφ ,外径5mmφ,厚さ0.5mmの磁性体のスペーサ5を配し、それらと交互に 内径4mmφ,外径5mmφ,厚さ2.5mmの非磁性体のスペーサ3を重ね、 これらをろう付けする。このようにして作られた進行波管外囲器と内径5mmφ ,外径10mmφ,厚さ3.5mmのサマリウムコバルト磁石を組み合わせるこ とにより、軸上磁界2500Gの周期磁石が得られる。
【0012】 以上のように構成した一実施例の作用を述べる。本実施例では、突出部のない 平板状のポールピース5の両側に磁性体のスペーサ6を配することにより、各部 品形状が単純なリング形状となる。その結果、進行波管外囲器を構成する30〜 50組の部品がすべてプレス等で量産可能になり、部品価格を下げ、経済的に製 作可能となる。一方、ポールピース5の両側にスペーサ6を配した形状は、図2 で示した突出部のあるポールピースと同等の形状となり、同等の機能を持たせる ことができる。すなわち磁路のギャップが広がらないので、同様の軸上磁界が得 られる。
【0013】
以上の説明で明らかなように、本考案の進行波管外囲器によれば、進行波管外 囲器を構成する30〜50組の部品がすべて例えばプレス等で量産可能となり、 切削加工でしか作れない突出部がある高価なポールピースを用いた場合と等しい 軸上磁界が得られる周期磁石を構成できるため、安価な進行波管を製造可能とな る利点が得られる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図
【図2】第1の従来例を示す断面図
【図3】第2の従来例を示す断面図
【図4】上記従来例のポールピースの突出部の長さに対
する軸上磁界の関係を示す図
する軸上磁界の関係を示す図
3…非磁性体のスペーサ、4…溝、5…平板状のポール
ピース、6…磁性体のスペーサ。
ピース、6…磁性体のスペーサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ポールピースと非磁性体のスペーサを交
互に重ねてろう付けした進行波管外囲器において、 前記ポールピースは軸方向に突出部の無いリング形状と
し、該ポールピースの軸方向の両側に外径が該ポールピ
ースの外径より小さく内径が該ポールピースの内径に等
しく形成されたリング状磁性体のスペーサを配し、該リ
ング状磁性体のスペーサの間に前記非磁性体のスペーサ
を交互に重ねてろう付けしたことを特徴とする進行波管
外囲器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5393391U JPH056655U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 進行波管外囲器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5393391U JPH056655U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 進行波管外囲器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056655U true JPH056655U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=12956547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5393391U Pending JPH056655U (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 進行波管外囲器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056655U (ja) |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP5393391U patent/JPH056655U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6012870B2 (ja) | パルスモ−タ | |
| US4404494A (en) | Travelling wave tube with periodic-permanent magnet focusing system | |
| US5332948A (en) | X-z geometry periodic permanent magnet focusing system | |
| JPH056655U (ja) | 進行波管外囲器 | |
| US3896329A (en) | Permanent magnet beam focus structure for linear beam tubes | |
| JPH0722841Y2 (ja) | マグネトロン | |
| JPH0620615A (ja) | ヘリックス型進行波管の製造方法 | |
| GB2278231A (en) | Magnet arrangements | |
| JPS5916474B2 (ja) | バリアブルレラクタンス形ピツクアツプ | |
| GB2119293A (en) | A process for the manufacture of travelling wave tube focussing system tubular components | |
| JPH0222928Y2 (ja) | ||
| JPS58115064U (ja) | 周期磁界集束装置 | |
| JPS6040080Y2 (ja) | ム−ビングコイル型カ−トリッジ | |
| JPH04242046A (ja) | 電子ビーム集束磁界装置 | |
| JPS61745U (ja) | 周期磁界集束装置 | |
| JPS62290048A (ja) | フオ−カスマグネツト | |
| JPS6384858U (ja) | ||
| JPS5915187Y2 (ja) | Mc形カ−トリッジ用の磁気回路 | |
| JPS58187952U (ja) | 周期磁界装置 | |
| JPS5992752A (ja) | 偏平マグネツト | |
| JPS6270350U (ja) | ||
| JPS59114729A (ja) | 永久磁石装置 | |
| JPH0675375B2 (ja) | 周期磁界発生装置 | |
| JPS58186550U (ja) | 電子ビ−ム管 | |
| JPS61113572U (ja) |