JPH0566718B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0566718B2 JPH0566718B2 JP59080515A JP8051584A JPH0566718B2 JP H0566718 B2 JPH0566718 B2 JP H0566718B2 JP 59080515 A JP59080515 A JP 59080515A JP 8051584 A JP8051584 A JP 8051584A JP H0566718 B2 JPH0566718 B2 JP H0566718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- zinc
- zinc electrode
- regenerated cellulose
- electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/24—Alkaline accumulators
- H01M10/28—Construction or manufacture
- H01M10/286—Cells or batteries with wound or folded electrodes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明はニツケル−亜鉛蓄電池、銀−亜鉛蓄電
池などのように負極活物質として亜鉛を用いるア
ルカリ亜鉛蓄電池に関する。 (ロ) 従来技術 負極活物質としての亜鉛は単位重量あたりのエ
ネルギー密度が大きく且つ安価である利点を有す
る反面、放電時に亜鉛がアルカリ電解液に溶出し
て亜鉛酸イオンとなり、充電時にその亜鉛酸イオ
ンが亜鉛極表面に樹枝状或いは海綿状に電析する
ため、充放電を繰り返すと電析亜鉛がセパレータ
を貫通して対極と接して内部短絡を起すためにサ
イクル寿命が短い欠点がある。 このサイクル寿命を改善するために特開照57−
197757号公報では、電解液量に実質的に遊離のも
のを存在させない程度に制限して亜鉛酸イオンの
拡散を防止すると共に複数枚の有機セパレータを
積重して用いることで負極に接するセパレータの
電解液量を正極に接するセパレーターの電解液量
より小とすることでサイクル寿命を向上させるこ
とが提案されている。しかしながら放電時に一旦
亜鉛酸イオンとして溶解した亜鉛は充電時に元の
位置に電析することが困難なため、充放電を更に
繰り返すと亜鉛極の極板変形が著しくなり容量低
下を招いてより長期にわたる充放電に於いて性能
を維持することができなかつた。 この電池性能の劣化に起因する亜鉛極の極板変
形が最も著しい箇所は極板周縁であり、これは正
極と負極関に圧力がかかるため電極及びセパレー
タに含液された電解液が電極周縁部に局在し易い
こと及びエツジ効果に起因し、亜鉛極の周縁部に
電池反応には必要でない余剰の電解液が存在する
ことにより亜鉛活物質の電解液への溶出が促進さ
れると共に電流が極板周縁に集中するために生じ
るものである。 かかる問題点に対して種々の方法が提案されて
いるが実公昭57−41953号公報では亜鉛極の周縁
に耐アルカリ性の絶縁層を配することが開示され
ており、この方法は亜鉛極周縁での撥水性を高め
て上記問題点を抑制するのでサイクル寿命を向上
させる。ところがこの方法に於いても極板周縁が
撥水性であるため亜鉛極の利用率が減少しサイク
ル初期から容量が従来のものより低くなるという
欠点がある。 (ハ) 発明の目的 本発明はかかる点に鑑み発明されたものにして
亜鉛極の極板変形が極板周縁部に電解液が溜り易
く電流が集中することに起因することに着目し
て、電極中央部の電解液保持量を多くして電流分
布の均一化をはかり、亜鉛極の極板変形を一層抑
制することによつてより長期にわたるサイクル寿
命に耐え得るアルカリ亜鉛蓄電池を提供せしめん
とするものである。 (ニ) 発明の構成 本発明のアルカリ亜鉛蓄電池は、セパレータを
介して正極と対向する亜鉛極表面の少なくとも巾
方向の両端縁を除く中央部分に、前記亜鉛極表面
の20〜85%と接する再生セルロース膜を配したも
のである。 (ホ) 実施例 酸化亜鉛粉末80重量%、金属亜鉛粉末10重量
%、添加剤として酸化カドミウム5重量%及び結
着剤として耐アルカリ性撥水性のフツ素樹脂粉末
5重量%からなる混合粉末に水を加えて混練した
後圧延して亜鉛活物質シートを作製し、次いでこ
のシートを銅網からなる集電体の両面に圧着して
縦40mm、横200mmの亜鉛極を作製した。こうして
作製された亜鉛極の表面中央部に第1図に示すよ
うに帯状のセロフアン膜3を亜鉛極1の中心線と
セロフアン膜の中心線が一致するように配置した
後、微孔性セパレータ、含液布及び焼結式ニツケ
ル極と組み合わせて巻き取り電極体を構成し、こ
の電極体を電池外装缶に挿入して前記亜鉛極及び
ニツケル極のニードを夫々封口体及び外装缶に溶
接して電解液の注液及び封口を行なつて円筒形ニ
ツケル亜鉛蓄電池を作製する。ここに於いて前記
電極体は第2図の要部分解断面図に示すように亜
鉛極1とニツケル極2との間に亜鉛極1側から順
にセロフアン膜3、微孔性セパレータ4、保液層
5、微孔性セパレータ4、保液層5が介挿されて
構成されており、セロフアン膜3は巻回圧によつ
て亜鉛極表面中央部に保持されている。 上述のニツケル亜鉛蓄電池から帯状セロフアン
を除きその他は同一の従来電池を作製し、また上
述のニツケル亜鉛蓄電池を帯状セロハンの巾を変
え6種類作製して第1表に示す様に夫々電池A〜
Gとする。尚、第1表に於いて接触面積とはセロ
フアン膜が亜鉛極と接する面積を、亜鉛極の表面
積に対する百分率で表わしたものである。
池などのように負極活物質として亜鉛を用いるア
ルカリ亜鉛蓄電池に関する。 (ロ) 従来技術 負極活物質としての亜鉛は単位重量あたりのエ
ネルギー密度が大きく且つ安価である利点を有す
る反面、放電時に亜鉛がアルカリ電解液に溶出し
て亜鉛酸イオンとなり、充電時にその亜鉛酸イオ
ンが亜鉛極表面に樹枝状或いは海綿状に電析する
ため、充放電を繰り返すと電析亜鉛がセパレータ
を貫通して対極と接して内部短絡を起すためにサ
イクル寿命が短い欠点がある。 このサイクル寿命を改善するために特開照57−
197757号公報では、電解液量に実質的に遊離のも
のを存在させない程度に制限して亜鉛酸イオンの
拡散を防止すると共に複数枚の有機セパレータを
積重して用いることで負極に接するセパレータの
電解液量を正極に接するセパレーターの電解液量
より小とすることでサイクル寿命を向上させるこ
とが提案されている。しかしながら放電時に一旦
亜鉛酸イオンとして溶解した亜鉛は充電時に元の
位置に電析することが困難なため、充放電を更に
繰り返すと亜鉛極の極板変形が著しくなり容量低
下を招いてより長期にわたる充放電に於いて性能
を維持することができなかつた。 この電池性能の劣化に起因する亜鉛極の極板変
形が最も著しい箇所は極板周縁であり、これは正
極と負極関に圧力がかかるため電極及びセパレー
タに含液された電解液が電極周縁部に局在し易い
こと及びエツジ効果に起因し、亜鉛極の周縁部に
電池反応には必要でない余剰の電解液が存在する
ことにより亜鉛活物質の電解液への溶出が促進さ
れると共に電流が極板周縁に集中するために生じ
るものである。 かかる問題点に対して種々の方法が提案されて
いるが実公昭57−41953号公報では亜鉛極の周縁
に耐アルカリ性の絶縁層を配することが開示され
ており、この方法は亜鉛極周縁での撥水性を高め
て上記問題点を抑制するのでサイクル寿命を向上
させる。ところがこの方法に於いても極板周縁が
撥水性であるため亜鉛極の利用率が減少しサイク
ル初期から容量が従来のものより低くなるという
欠点がある。 (ハ) 発明の目的 本発明はかかる点に鑑み発明されたものにして
亜鉛極の極板変形が極板周縁部に電解液が溜り易
く電流が集中することに起因することに着目し
て、電極中央部の電解液保持量を多くして電流分
布の均一化をはかり、亜鉛極の極板変形を一層抑
制することによつてより長期にわたるサイクル寿
命に耐え得るアルカリ亜鉛蓄電池を提供せしめん
とするものである。 (ニ) 発明の構成 本発明のアルカリ亜鉛蓄電池は、セパレータを
介して正極と対向する亜鉛極表面の少なくとも巾
方向の両端縁を除く中央部分に、前記亜鉛極表面
の20〜85%と接する再生セルロース膜を配したも
のである。 (ホ) 実施例 酸化亜鉛粉末80重量%、金属亜鉛粉末10重量
%、添加剤として酸化カドミウム5重量%及び結
着剤として耐アルカリ性撥水性のフツ素樹脂粉末
5重量%からなる混合粉末に水を加えて混練した
後圧延して亜鉛活物質シートを作製し、次いでこ
のシートを銅網からなる集電体の両面に圧着して
縦40mm、横200mmの亜鉛極を作製した。こうして
作製された亜鉛極の表面中央部に第1図に示すよ
うに帯状のセロフアン膜3を亜鉛極1の中心線と
セロフアン膜の中心線が一致するように配置した
後、微孔性セパレータ、含液布及び焼結式ニツケ
ル極と組み合わせて巻き取り電極体を構成し、こ
の電極体を電池外装缶に挿入して前記亜鉛極及び
ニツケル極のニードを夫々封口体及び外装缶に溶
接して電解液の注液及び封口を行なつて円筒形ニ
ツケル亜鉛蓄電池を作製する。ここに於いて前記
電極体は第2図の要部分解断面図に示すように亜
鉛極1とニツケル極2との間に亜鉛極1側から順
にセロフアン膜3、微孔性セパレータ4、保液層
5、微孔性セパレータ4、保液層5が介挿されて
構成されており、セロフアン膜3は巻回圧によつ
て亜鉛極表面中央部に保持されている。 上述のニツケル亜鉛蓄電池から帯状セロフアン
を除きその他は同一の従来電池を作製し、また上
述のニツケル亜鉛蓄電池を帯状セロハンの巾を変
え6種類作製して第1表に示す様に夫々電池A〜
Gとする。尚、第1表に於いて接触面積とはセロ
フアン膜が亜鉛極と接する面積を、亜鉛極の表面
積に対する百分率で表わしたものである。
【表】
上記電池A乃至Gを夫々10セルずつ作製しサイ
クルテストを行なつた。充放電サイクル条件は充
電電流400mAで5時間充電した後、ただちに放
電電流400mAで放電を行ない電池電圧が1.2Vに
達した時点で放電を停止するものである。第3図
はこの充放電サイクル条件で充放電を繰り返し行
ない放電容量が初期容量の約60%以下、すなわち
1200mAH以下になつた時点のサイクル数の最大
値と最小値を示した図面であり、また第2表は上
記サイクルテストに於ける20サイクル経過時と
100サイクル経過時の放電容量を示したものであ
る。
クルテストを行なつた。充放電サイクル条件は充
電電流400mAで5時間充電した後、ただちに放
電電流400mAで放電を行ない電池電圧が1.2Vに
達した時点で放電を停止するものである。第3図
はこの充放電サイクル条件で充放電を繰り返し行
ない放電容量が初期容量の約60%以下、すなわち
1200mAH以下になつた時点のサイクル数の最大
値と最小値を示した図面であり、また第2表は上
記サイクルテストに於ける20サイクル経過時と
100サイクル経過時の放電容量を示したものであ
る。
【表】
第2表より電池A乃至Gは何れも100サイクル
経過時までは放電容量にほとんど差が生じていな
いことがわかる。しかしながら第3図から明らか
なようにサイクル寿命については帯状セロフアン
の巾が8mm〜34mmの電池C乃至Fが電池A、B及
びGに比し優れた性能を有している。この時のセ
ロフアン膜と亜鉛極とが接する面積を亜鉛極の面
積に対する百分率で表わすと20〜85%である。 この様に亜鉛極の中心部分に再生セルロース膜
を配することによりアルカリ亜鉛蓄電池のサイク
ル寿命が延びるのは以下の理由による。 再生セルロース膜はアルカリ性電解液に対して
膨潤性を有し電解液を保持するため、再生セルロ
ース膜と接する亜鉛極中央部上では水酸イオンが
リツチとなりイオン導電性が増すことによりこの
部分での電極反応速度が増大する。したがつて、
従来電池では電極周縁部に電解液がたまり、エツ
ジ効果による電流集中が起こり極板の形状変形の
進行による電池性能を劣化が多々あつたが、亜鉛
極の中心部分に再生セルロースを配した本発明電
池では亜鉛極中央部に電解液を多く保持させるこ
とができ、その結果亜鉛極中央部の電極反応を増
大させるので、電極周縁のエツジ効果が相まつて
亜鉛極表面の電流分布を均一化して、亜鉛極の形
状変形の進行を緩和させサイクル寿命を延ばすこ
とができると考えられる。 次いで、前述のニツケル亜鉛蓄電池では亜鉛極
上の再生セルロース膜をフリーの状態で巻き取り
を行なうのが困難であるため、予め帯状の再生セ
ルロース膜を亜鉛極に付着させることで電池の製
造を容易にして電池を作製してサイクル寿命の測
定を行なつた。 即ち、前記再生セルロース膜をポリビニルアル
コール水溶液で亜鉛極に貼り付けて用い、その他
は同一の電池を作製した。こうして作製された電
池を亜鉛極表面に貼り付けた再生セルロースの巾
の違いにより、その巾が8mm、16mm、34mmである
ものを夫々電池H、I、Jとする。尚、このとき
のセロフアン膜が亜鉛極と接する面積を亜鉛極表
面積に対する百分率で表わすと夫々20%、40%、
85%となる。 前記電池A及びH、I、Jを夫々10セルずつ作
製し前述と同様の充放電サイクル条件でサイクル
テストを行なつた。第4図はこの充放電サイクル
条件で充放電を繰り返し行ない放電容量が1200m
AH以下になつた時点のサイクル数の最大値と最
小値を示す図面である。第4図からセロフアン膜
をポリビニルアルコール水溶液で亜鉛極に貼り付
けて用いた電池であつてもセロフアン膜が亜鉛極
と接する面積が亜鉛極表面の20%〜85%である場
合にはサイクル寿命が向上することがわかる。 この理由を推察するに、ポリビニルアルコール
はアルカリ中で安定であるので電極反応妨害物質
にならず、またポリビニルアルコール自体が親水
性であるので再生セルロースと亜鉛極の接着面の
イオン電導性を更に高めるため、前述した電池C
乃至Fと同様優れたサイクル特性を示したと考え
られる。更にポリビニルアルコール水溶液は亜鉛
極と再生セルロース膜とを電極体構成時の巻き取
りに耐えるに充分な接着力で付着させることが可
能であり、電池製造が容易となる。この亜鉛極と
再生セルロース膜との接着は巻き取り強度やセパ
レータ構成に応じてポリビニルアルコール水溶液
を再生セルロース膜の一部あるいは全面に付着さ
せて行なえばよい。 尚、上記実施例では電池製造の際の作業性を考
え再生セルロース膜は亜鉛極の巾方向の両端部を
除く部分に配して用いたが、再生セルロース膜を
亜鉛極の周縁を除く中央部に配して用いる場合の
方がより一層亜鉛極表面の電流分布が均一化され
効果的であることは云うまでもない。 (ヘ) 発明の効果 本発明のアルカリ亜鉛蓄電池は、セパレータを
介して正極と対向する亜鉛極表面の少なくとも巾
方向の両端縁を除く中央部分に、前記亜鉛極表面
の20〜85%と接する再生セルロース膜を配してい
るので、電極中央部の電解液保持量が多くなり、
電流分布が均一化して亜鉛極の極板変形が抑制さ
れ、長期にわたるサイクル寿命が得られる。また
前記再生セルロースを亜鉛極表面にポリビニルア
ルコールを用いて貼り付けると、此種アルカリ亜
鉛蓄電池の製造が容易となる。
経過時までは放電容量にほとんど差が生じていな
いことがわかる。しかしながら第3図から明らか
なようにサイクル寿命については帯状セロフアン
の巾が8mm〜34mmの電池C乃至Fが電池A、B及
びGに比し優れた性能を有している。この時のセ
ロフアン膜と亜鉛極とが接する面積を亜鉛極の面
積に対する百分率で表わすと20〜85%である。 この様に亜鉛極の中心部分に再生セルロース膜
を配することによりアルカリ亜鉛蓄電池のサイク
ル寿命が延びるのは以下の理由による。 再生セルロース膜はアルカリ性電解液に対して
膨潤性を有し電解液を保持するため、再生セルロ
ース膜と接する亜鉛極中央部上では水酸イオンが
リツチとなりイオン導電性が増すことによりこの
部分での電極反応速度が増大する。したがつて、
従来電池では電極周縁部に電解液がたまり、エツ
ジ効果による電流集中が起こり極板の形状変形の
進行による電池性能を劣化が多々あつたが、亜鉛
極の中心部分に再生セルロースを配した本発明電
池では亜鉛極中央部に電解液を多く保持させるこ
とができ、その結果亜鉛極中央部の電極反応を増
大させるので、電極周縁のエツジ効果が相まつて
亜鉛極表面の電流分布を均一化して、亜鉛極の形
状変形の進行を緩和させサイクル寿命を延ばすこ
とができると考えられる。 次いで、前述のニツケル亜鉛蓄電池では亜鉛極
上の再生セルロース膜をフリーの状態で巻き取り
を行なうのが困難であるため、予め帯状の再生セ
ルロース膜を亜鉛極に付着させることで電池の製
造を容易にして電池を作製してサイクル寿命の測
定を行なつた。 即ち、前記再生セルロース膜をポリビニルアル
コール水溶液で亜鉛極に貼り付けて用い、その他
は同一の電池を作製した。こうして作製された電
池を亜鉛極表面に貼り付けた再生セルロースの巾
の違いにより、その巾が8mm、16mm、34mmである
ものを夫々電池H、I、Jとする。尚、このとき
のセロフアン膜が亜鉛極と接する面積を亜鉛極表
面積に対する百分率で表わすと夫々20%、40%、
85%となる。 前記電池A及びH、I、Jを夫々10セルずつ作
製し前述と同様の充放電サイクル条件でサイクル
テストを行なつた。第4図はこの充放電サイクル
条件で充放電を繰り返し行ない放電容量が1200m
AH以下になつた時点のサイクル数の最大値と最
小値を示す図面である。第4図からセロフアン膜
をポリビニルアルコール水溶液で亜鉛極に貼り付
けて用いた電池であつてもセロフアン膜が亜鉛極
と接する面積が亜鉛極表面の20%〜85%である場
合にはサイクル寿命が向上することがわかる。 この理由を推察するに、ポリビニルアルコール
はアルカリ中で安定であるので電極反応妨害物質
にならず、またポリビニルアルコール自体が親水
性であるので再生セルロースと亜鉛極の接着面の
イオン電導性を更に高めるため、前述した電池C
乃至Fと同様優れたサイクル特性を示したと考え
られる。更にポリビニルアルコール水溶液は亜鉛
極と再生セルロース膜とを電極体構成時の巻き取
りに耐えるに充分な接着力で付着させることが可
能であり、電池製造が容易となる。この亜鉛極と
再生セルロース膜との接着は巻き取り強度やセパ
レータ構成に応じてポリビニルアルコール水溶液
を再生セルロース膜の一部あるいは全面に付着さ
せて行なえばよい。 尚、上記実施例では電池製造の際の作業性を考
え再生セルロース膜は亜鉛極の巾方向の両端部を
除く部分に配して用いたが、再生セルロース膜を
亜鉛極の周縁を除く中央部に配して用いる場合の
方がより一層亜鉛極表面の電流分布が均一化され
効果的であることは云うまでもない。 (ヘ) 発明の効果 本発明のアルカリ亜鉛蓄電池は、セパレータを
介して正極と対向する亜鉛極表面の少なくとも巾
方向の両端縁を除く中央部分に、前記亜鉛極表面
の20〜85%と接する再生セルロース膜を配してい
るので、電極中央部の電解液保持量が多くなり、
電流分布が均一化して亜鉛極の極板変形が抑制さ
れ、長期にわたるサイクル寿命が得られる。また
前記再生セルロースを亜鉛極表面にポリビニルア
ルコールを用いて貼り付けると、此種アルカリ亜
鉛蓄電池の製造が容易となる。
第1図は亜鉛極上に帯状再生セルロース膜を配
置したときの状態説明図、第2図は電極体の構成
を示す要部分解断面図、第3図及び第4図はサイ
クル特性図である。 1……亜鉛極、2……ニツケル極、3……再生
セルロース膜、4……微孔性セパレータ、5……
保液層。
置したときの状態説明図、第2図は電極体の構成
を示す要部分解断面図、第3図及び第4図はサイ
クル特性図である。 1……亜鉛極、2……ニツケル極、3……再生
セルロース膜、4……微孔性セパレータ、5……
保液層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セパレータを介して正極と対向する亜鉛極表
面の少なくとも巾方向の両端縁を除く中央部分
に、前記亜鉛極表面の面積の20〜85%と接する再
生セルロース膜を配したことを特徴とするアルカ
リ亜鉛蓄電池。 2 前記再生セルロース膜が前記亜鉛極表面にポ
リビニルアルコールを用いて添着された特許請求
の範囲第1項記載のアルカリ亜鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59080515A JPS60225373A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | アルカリ亜鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59080515A JPS60225373A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | アルカリ亜鉛蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60225373A JPS60225373A (ja) | 1985-11-09 |
| JPH0566718B2 true JPH0566718B2 (ja) | 1993-09-22 |
Family
ID=13720448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59080515A Granted JPS60225373A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | アルカリ亜鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60225373A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8847254B2 (en) | 2005-12-15 | 2014-09-30 | Seoul Semiconductor Co., Ltd. | Light emitting device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2476156B1 (en) * | 2009-09-08 | 2017-04-05 | Powergenix Systems, Inc. | Selective heat sealing of separators for nickel zinc cells |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6230285Y2 (ja) * | 1979-06-29 | 1987-08-04 |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP59080515A patent/JPS60225373A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8847254B2 (en) | 2005-12-15 | 2014-09-30 | Seoul Semiconductor Co., Ltd. | Light emitting device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60225373A (ja) | 1985-11-09 |
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |