JPH0567220U - 刈払機用鋸刃 - Google Patents

刈払機用鋸刃

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JPH0567220U
JPH0567220U JP11221891U JP11221891U JPH0567220U JP H0567220 U JPH0567220 U JP H0567220U JP 11221891 U JP11221891 U JP 11221891U JP 11221891 U JP11221891 U JP 11221891U JP H0567220 U JPH0567220 U JP H0567220U
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saw blade
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幸男 福本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は潅木等の被切物を刈り払う刈払機用
の鋸刃が潅木等に切り入ったとき鋸歯2が潅木の切り口
に挾まれ鋸歯のアサリが元に戻り鋸刃の通過を不良にし
ないよう丈夫な歯振りの鋸歯と鋸歯の目立において研削
とともに強度の低下が少い長寿命の鋸歯を提供しようと
するものである。 【構成】この考案は円形基板1の周縁に略台形の鋸歯2
を縦列させて設けた鋸刃で鋸歯2にアサリを構成するた
め鋸歯2をその板面で裏刃22の刃基部24部分から上刃23
の上目21の後角212部分に向う折目3によって屈曲した
もので、鋸歯2は裏刃22に直刃221か凹状刃222かが設
けられ被切物を切断するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、潅木や笹、すすき等を刈り払う刈払機の鋸刃に関する考案である 。
【0002】
【従来の技術】
従来の刈払機の鋸刃における鋸歯2の形状とそのアサリは図9と図10に示すよ うに直角三角形状であって、この鋸歯2には裏刃22の刃線に対し折目3が直角の 屈曲がなされたアサリが形成されているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記する従来の鋸歯2で被切物を切断すると、鋸歯2が被切物内に切 り入るとともに被切物の切り口から鋸歯2が元にもどる方向即ちアサリが解消す る方向に向かう押圧力をうけてアサリが小さくなり鋸刃の板面が被切物の切口に 接触をして鋸刃の切味が悪くなる。このことは上記したように鋸歯2に付された 屈曲の折目3が鋸歯2の天211から相当離れた目底側にあるため切断に於いて鋸 歯2の折目3が天211から受けるモーメントが大となりアサリが元に戻ることに なる。それでは折目3を天211の近くに設ければよいが、鋸歯2の消耗は激しく たびたび目立をすることから折目3が天211に近いとアサリを付した部分の鋸歯 の消滅が早く再度アサリを形成する面倒なものであって、アサリを再生させるこ とは相隣れる鋸歯と鋸歯を互いに反対方向に向って同一の角度で屈曲をして目分 けをする高度な技術を要求され誰にでもアサリ形成はできない。従って鋸歯2は 目底に近い部分で折り曲げておくと鋸歯は目立作業のみで切味が回復できアサリ を付す作業を少なくできるものであるが切断中に鋸刃の通りが悪くなるのと、上 記の鋸歯は使用による摩耗によって目立をする場合鋸歯2の上刃23を研磨して刃 付けをするものであるから研磨とともに歯の高さが低くなる。即ち刈刃の直径が 小さくなって回転をすると天211での周速が遅くなり切味を低下させることにも なる。本考案は上記に鑑み鋸歯2のアサリが元に戻らないようにするとともに目 立においても刈刃の直径が変らないようにして良好な切味が持続できるような刈 刃を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
基板1の刃体部12にアサリの付された鋸歯2を有するものにおいて、鋸歯2の 上目21の刃巾aが鋸刃2の歯基部24の基巾bよりやゝ狭い巾の略台形となった鋸 歯2を基板1の刃体部11に縦列させて設け、さらに上記の各鋸歯2のアサリは鋸 歯2の裏刃22側で上目21の天211とアサリの折目3との間隔cが鋸歯2の上刃23 側で上目21の後角212とアサリの折目3との間隔dより広い巾となるよう相隣れ る各鋸歯2をアサリの折目3から互い違いに屈曲したもので、鋸歯2の裏刃22は 直刃221や凹状刃222が考えられる。
【0005】
【作用】
この考案の鋸刃を用いて比較的太い潅木を刈り払う場合従来の鋸刃であると、 鋸刃2が潅木に切り入ると鋸歯2が潅木の切り口によって挾まれ目振りされた鋸 歯2が押し戻されて無アサリ状態となって鋸歯2を含む鋸刃の表裏両面が上記潅 木の切り口に接触し特に鋸歯2の表裏両面と切り口の摩擦抵抗を大にし切味を低 下させているものである。このように切味が低下すると切味をよくしようと鋸刃 を強く潅木に押しつけ強引な切断操作をすることで鋸刃は発熱し熱歪を発生させ て使い難いものとなる。さらにこの状態を続けると鋸刃は温度がさらに上昇し鋸 刃は焼きが戻って駄目なものになる。しかしながら本考案では、鋸歯2の形状を 略台形とし、この略台形の鋸歯2のアサリ形成にあたって鋸歯2に付した折目3 を上向き傾斜にし、裏刃22側の天211と折目3の間隔cを上刃23側の後角212と 折目3との間隔dより大きくしたことで潅木の切断をする際切口で各鋸歯2がそ の表裏両面から押されて裏刃22側の目振りが元に戻ろうとしても反対側の上刃23 側の間隔dが短いため変形し難くこれが抵抗となって鋸歯2のアサリが元に戻る ことを阻止され円滑な切断をするものである。
【0006】 鋸歯2は長期間の使用をすると歯が摩耗して切れ止んでくると刃付けのために 砥石やヤスリで研ぎ直しをするものであるが、従来の鋸歯2は図9で示すような 直角三角形であって上目21即ち下向傾斜面を研ぐことで刃付けをするものである 。もしこの鋸歯2を垂直面の裏刃22側から研ぐと、歯は急速に小形となって強度 が低下し使用中に鋸歯2は欠落するため刃付けの研は上目21を研ぐことになる。 また鋸歯2の上目21を目立の度に研ぐことで鋸歯2は歯の高さが少しづつ低くな って鋸刃はその直径が小さくなり回転させると鋸歯2部分の周速は新品のときか ら比べると低下し切味を悪くする。鋸状の刈刃は鋸歯2部分の周速が早いから被 切物は良好に切断できるものであって、この鋸歯2部分の周速が低下すると切味 は著しく低下し良好な切断をすることができなくなる。
【0007】 この点本考案の鋸刃は鋸歯2が切れ止むと、鋸歯2の裏刃22を研ぐことのみで 上目21の刃研ぎをしない目立をすることから鋸刃の直径の減少は少く回転した際 の周速は大きな変化がなく被切物特に潅木の切断を容易にする。また、鋸歯2の 形状が略台形であると、目立の際裏刃22側から研ぎ込めば研磨できる範囲が大で あるため目立をくり返しても鋸歯2の強度を低下させることなく長期間の刈払作 業に対応できる寿命の長いものであり、また鋸歯2の裏刃2側を研ぐと裏刃22と 上目21とがなす鋸歯2の被切物に対する切入角度が変化せず常に所定の最良の切 入角を維持するものである。
【0008】 鋸歯2の裏刃22は刃線が真直なものと凹状のものが考えられる。そして真直な 刃線の裏刃22をもつ鋸歯2は被切物である潅木が相当細いものや笹、すすき等の ようなものの切断に適し、これらの被切物は真直な刃線の裏刃22によってなぎ払 うことで切断する。また裏刃22の刃線が凹状の鋸歯2は直径が比較的太い潅木の 切断に適しており、この鋸歯2で被切物の切断をすると、鈎状の鋭利な刃で被切 物を引っ掻きながら削りとる切断をするため刃は無理のない良好な切断をする。 切断を長期間にわたり行うと刃が摩耗し切れ止んでくるが、この状態になると刃 の再生である目立をすればよく、前者の刃線の真直なものは砥石や平ヤスリで研 削し、後者の凹状の刃線からなるものは丸ヤスリによって刃付のための研削をす ればよい。
【0009】 上記する鋸歯2の目立において、鋸歯2の形状が略台形で、この刃研ぎは鋸歯 2の裏刃22側のアサリの折目3より天211側の裏刃22を研ぐことから鋸歯の目底 からの高さを減じることが極めて少く回転の際の周速を低下させることがなく良 好な切味が持続できるものであるばかりか、鋸歯2は目立のくり返しによって裏 刃22と上刃23との間の巾が小さくなり基板1の板面方向からの押しに対する耐久 力が低下し鋸歯2のアサリの維持が困難となる状態になりかけても鋸歯2は目立 とともに折目3と後角212との間の間隔が小さくなり基板1の板面方向から押し てくるアサリを元に戻す力に対してもよく耐えてアサリは変ることなく元の状態 を維持する。また鋸歯の目立を裏刃22側を研ぐことから鋸刃の上目を研ぐものと 異り鋸歯の形状や目底と上目との間の間隔を変化させることがないから回転鋸刃 における鋸歯の変化による回転バランスのくずれを生じ難くする。
【0010】
【実施例】
この考案の実施例を添付の図面に基づいて説明をする。図中図1が示す鋸刃の 実施例は鋸歯2の裏刃22が真直な刈払機用の鋸刃を示したもので、このほか図7 が示す実施例の鋸刃の鋸歯2は裏刃22が凹弧状となったものの拡大図である。
【0011】 1は直径が255ミリメートルの円形の鋼板からなる基板で刃物としての熱処 理がされたもので基板1は実施例のほかに230ミリメートルのものもあり、要 は切断作業に適したものであればよい。2は基板1の周縁部分の刃体部11に設け た目数が40枚の鋸歯であって、相隣れる各鋸歯2は基板1の表裏方向に向って互 い違いに屈曲しアサリを形成している。そして上記する鋸刃の鋸歯2の目数は4 0枚であるが、この目数は50枚であっても30枚であってもよく要は被切物の 切断に適したものであればよく、また鋸歯2の形状も図1及び図2で示す実施例 では直刃221をもつ裏刃22が基板1の中心に対し垂直に近い掬い角が小さく反対 側の上刃23の傾斜が大きくなった台形の鋸歯2で、アサリを構成するための折目 3が裏刃22から上刃23に向って約15度の角度で上向きの傾斜をさせ、しかもこの 折目3から基板1の表面又は裏面のいづれか一方に0.8 ミリメートル程度上目21 が偏位するよう鋸歯2を屈曲し、アサリの戻りの少い鋸歯としたもので、鋸歯2 は上記の構成に限るものではなく、このほか掬い角がもっと大い角度で上目21の 刃巾aがさらに大となり折目3の傾斜角が大きくなったものであってもよく、要 は被切物に対応しこれが切断できるものであればよい。このほか、図7で示すよ うな凹状刃222を有する裏刃22を持つ鋸歯2では実施例は裏刃22が基板1の中心 に向って垂直に近い角度で立ったものの切っ先部分で切っ先(天211)に続いて 直径が約5リメートルの半円形の凹陥からなる凹状刃222を設けて鈎状の刃にし 被切物に対する切り入り角度を鋭くし、太い潅木への切り入りを鋸歯2の天211 が被切物を削りながら切り入るようにし被切物内に鋸歯2が切り入ったとき鋸歯 2のアサリが元に戻らないようにしたものであってもよい。なお凹状刃222はそ の直径を変えると鋸歯2の掬い角を変えることができ被切物に最も適した鋸歯2 とすればよく、鋸歯2は上記の実施例に限ることなく被切物の切断に適したもの であればよい。
【0012】
【考案の効果】
この考案の請求項1記載の効果は、鋸歯2の形状が略台形となりしかも目立を 鋸歯2の裏刃22を研ぐことから鋸歯2を弱体化することがなく長期間の使用がで きる寿命の長い経済的なものであり、また、この鋸歯2はアサリ形成において鋸 歯2に付す折目3の上目21からの位置即ち上目21と折目3の間の間隔が裏刃22側 では広く上刃23側では狹くしたことで、上目21と折目3との間隔の狹い上刃23部 分側が基板1の表裏方向への曲げモーメントに対し丈夫なものとなり鋸歯2の上 目21の刃巾aが広くなっても鋸歯2はアサリが変らない。従って被切物に切り入 っても鋸歯2の被切物の切り口から受けるアサリを元に戻そうとする力によく耐 えアサリは変わることがなく鋸刃は被切物に詰ることなく円滑な切断が持続でき る。
【0013】 次に鋸歯2を略台形にしたことで上目21の長さが長くなり目立の研を鋸歯2の 裏刃22側からすると鋸歯2の強度を低下させることなくくり返しの目立ができて 鋸刃を長期間使用できるものである。また鋸歯2は歯形が台形であるため裏刃22 から受ける被切物からの衝撃力等によく耐える丈夫なものである。
【0014】 この考案の請求項2記載の効果は、茎の細い潅木や笹、すすき等の硬い茎の草 木類を刈るときに鋸歯2が裏刃22から受ける衝撃力に対しよく耐えて破損するこ となく被切物を軽快に切断することができるため鋸歯はその回転数を上昇可能に し、より速い回転をさせることで鋸歯部分の周辺の回転速度を上げ鋸歯2の被切 物を切断する切断力をさらに向上させることができる。また鋸歯2の裏刃22と上 目21との交差角度が小さくなるよう裏刃22を研ぎ裏刃22の傾斜角度を変えると天 211部分が鋭角の掬い角を持ち被切物を天211で切断できるようになって、太い 茎の潅木等を切断できるものである。
【0015】 この考案の請求3記載の効果は、鋸歯2の裏刃22部分で裏刃22を凹状刃222と することで、上目21の天211の掬い角が鋭くなり被切物である茎の太い潅木等を 切断する際に、被切物を上目21の天211が掬い取るように切り入るため切味のよ い良好な切断をすることができる。さらに凹状刃222はその直径を変えることで 上目21の天211の掬い角を調整することができ掬い角を被切物に適する角度調節 を可能にする。また使用により鋸歯2の裏刃22が切れ止み目立をする場合には丸 ヤスリで凹状刃222を研削すると切味が簡単に回復できるものであり、鋸歯2の 目立は裏刃22側から上刃23側に向って研削することから鋸歯2は強度の低下によ る鋸歯の周辺の速度を低下させず長期間の使用をすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す刈払機用鋸刃の正
面図、
【図2】図3で示す鋸歯の平面図、
【図3】正面から見た鋸歯の部分拡大図、
【図4】図3で示す鋸歯の平面図、
【図5】図3のA−A部分の端面図、
【図6】図3のB−B部分の端面図、
【図7】本考案の第2の実施例を示す刈払機用鋸刃の正
面から見た拡大図、
【図8】図7の鋸歯の目立を説明する図、
【図9】従来の鋸歯を示す拡大正面図、
【図10】図9で示す鋸歯の平面図である。
【符号の説明】
1 基板 11 刃体部 2 鋸歯 21 上目 211 天 212 後角 22 裏刃 221 直刃 222 凹状刃 23 上刃 24 歯基部 3 折目 a 刃巾 b 基巾 c 間隔 d 間隔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板1の刃体部12にアサリが付された鋸歯
    2を有するものにおいて、鋸歯2の上目21の刃巾aが鋸
    歯2の歯基部24の基巾bよりやゝ狹い巾の略台形となっ
    た鋸歯2を基板1の刃体部11に縦列させて設け、さらに
    上記各鋸歯2のアサリは鋸歯2の裏刃22側で上目21の天
    11とアサリの折目3との間隔cが鋸刃2の上刃23側で
    上目21の後角212とアサリの折目3との間隔dより大き
    い間隔となるよう相隣れる各鋸歯2をアサリの折目3か
    ら互い違いに屈曲してなることを特徴とする刈払機用鋸
    刃。
  2. 【請求項2】鋸歯2の裏刃22は直刃221であることを特
    徴とする請求項1記載の刈払機用鋸刃。
  3. 【請求項3】鋸歯2の裏刃22は凹状刃222であることを
    特徴とする請求項1記載の刈払機用鋸刃
JP11221891U 1991-12-24 1991-12-24 刈払機用鋸刃 Expired - Lifetime JPH0739388Y2 (ja)

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JPH0739388Y2 JPH0739388Y2 (ja) 1995-09-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013128480A (ja) * 2011-11-24 2013-07-04 Kouji Tazaki 回転刃および刈払機
JP2013255491A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Andreas Stihl Ag & Co Kg 刈払い機の草切断ブレード
EP3488958B1 (en) * 2017-11-22 2020-04-08 Swedex AB Circular saw blade and use of such a blade in a brush cutter

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US10710181B2 (en) 2017-11-22 2020-07-14 Swedex Ab Saw blade for circular saw and use of such saw blade in a brush cutter

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Publication number Publication date
JPH0739388Y2 (ja) 1995-09-13

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