JPH0567748B2 - - Google Patents
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- JPH0567748B2 JPH0567748B2 JP19311589A JP19311589A JPH0567748B2 JP H0567748 B2 JPH0567748 B2 JP H0567748B2 JP 19311589 A JP19311589 A JP 19311589A JP 19311589 A JP19311589 A JP 19311589A JP H0567748 B2 JPH0567748 B2 JP H0567748B2
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、野地板等によ屋根面上に敷設して、
その上に瓦葺を行なうための断熱下地材に関する
ものである。
その上に瓦葺を行なうための断熱下地材に関する
ものである。
[従来の技術と解決しようとする課題]
従来より、葺土を用いない瓦葺工法において、
発泡ポリスチロール等の合成樹脂発泡体より成形
した断熱および防水を兼ねる屋根下地材を用いて
瓦を葺設することが行なわれている。
発泡ポリスチロール等の合成樹脂発泡体より成形
した断熱および防水を兼ねる屋根下地材を用いて
瓦を葺設することが行なわれている。
この工法に用いられる下地材としては、下地材
表面に瓦数枚分を順次縦横方向に葺設できるよう
に、種々の形態および構造上の工夫がなされてお
り、例えば瓦裏面に略相応する湾曲形状に形成し
たり、あるいは瓦の重ね合せのために瓦載置部を
段階状に形成し、これに瓦を載置し接着するよう
にしたものが存する。
表面に瓦数枚分を順次縦横方向に葺設できるよう
に、種々の形態および構造上の工夫がなされてお
り、例えば瓦裏面に略相応する湾曲形状に形成し
たり、あるいは瓦の重ね合せのために瓦載置部を
段階状に形成し、これに瓦を載置し接着するよう
にしたものが存する。
しかし、前記のように瓦を下地材表面にいちい
ち接着固定するのは、施工作業に手間がかかる
上、瓦が太陽光により加熱され60℃以上の高温に
なることもあつて、経時的に接着力が弱まり、瓦
が不安定になつてずれ等が生じるおそれがある。
さらに発泡体製の下地地材自体も熱により傷みが
生じ易い。また瓦の載置面が瓦裏面に対応する湾
曲形状に形成されている場合、個々の瓦が一定し
ておれば問題ないが、実際に使用される瓦はある
程度の寸法誤差があるのが普通であり、そのため
瓦を安定よく接着固定できなくなる等の施工上の
不都合が生じる欠点があり、また横方向(屋根勾
配方向と直角方向)の瓦の地割調整が行なえない
ものであつた。
ち接着固定するのは、施工作業に手間がかかる
上、瓦が太陽光により加熱され60℃以上の高温に
なることもあつて、経時的に接着力が弱まり、瓦
が不安定になつてずれ等が生じるおそれがある。
さらに発泡体製の下地地材自体も熱により傷みが
生じ易い。また瓦の載置面が瓦裏面に対応する湾
曲形状に形成されている場合、個々の瓦が一定し
ておれば問題ないが、実際に使用される瓦はある
程度の寸法誤差があるのが普通であり、そのため
瓦を安定よく接着固定できなくなる等の施工上の
不都合が生じる欠点があり、また横方向(屋根勾
配方向と直角方向)の瓦の地割調整が行なえない
ものであつた。
そのため、下地材表面に横方向の桟状突出部を
所要間隔に設け、瓦をこの桟状突出部に係止して
葺設する所謂引掛桟工法を行なうようにしたもの
も提案されている(実開昭53−16630号)。
所要間隔に設け、瓦をこの桟状突出部に係止して
葺設する所謂引掛桟工法を行なうようにしたもの
も提案されている(実開昭53−16630号)。
しかし、この場、その桟状突出部の一つに瓦桟
木となる木片を接合しているものの、他の桟状突
出部は発泡体のみにより形成されており、この桟
状突出部に瓦が直接係止されるために、欠損等の
おそれがあり、耐久性に問題がある。また瓦を釘
打ち固定しても効果がなく、耐風性および耐震性
に弱いものとなる。しかも突出部の上に木片を接
着固定するのは、木片の位置決めおよび接合作業
が容易でないばかりか、木片の接着力が弱まると
この木片自体が不安定になり、これに係止される
瓦も不安定になる等の懸念もあり、一般には普及
していないのが実情である。
木となる木片を接合しているものの、他の桟状突
出部は発泡体のみにより形成されており、この桟
状突出部に瓦が直接係止されるために、欠損等の
おそれがあり、耐久性に問題がある。また瓦を釘
打ち固定しても効果がなく、耐風性および耐震性
に弱いものとなる。しかも突出部の上に木片を接
着固定するのは、木片の位置決めおよび接合作業
が容易でないばかりか、木片の接着力が弱まると
この木片自体が不安定になり、これに係止される
瓦も不安定になる等の懸念もあり、一般には普及
していないのが実情である。
さらに、上記いずれの下地材の場合において
も、屋根面上において縦横に並設される下地材同
士の防水を考慮した接合構造としては、後端部と
1側端部とに連続する上向き溝を形成するととも
に、これに対向する前端部と他側端部とに前記上
向き溝に嵌合する下向き凸部を連続して形成し、
この上向き溝と下向き凸部の係合により、隣接す
る下地材同士を接合するようにしたものが一般的
である。この構造の場合、瓦の下に入り込んだ侵
入水は、下地材上に屋根勾配方向に流れるとと
に、下地材同士の接合部においては後側の上向き
溝に入るもので、この上向き溝に侵入水を集めて
1側方へ流しかつ1側端部の上向き溝を伝つて下
方に流すようになつている。
も、屋根面上において縦横に並設される下地材同
士の防水を考慮した接合構造としては、後端部と
1側端部とに連続する上向き溝を形成するととも
に、これに対向する前端部と他側端部とに前記上
向き溝に嵌合する下向き凸部を連続して形成し、
この上向き溝と下向き凸部の係合により、隣接す
る下地材同士を接合するようにしたものが一般的
である。この構造の場合、瓦の下に入り込んだ侵
入水は、下地材上に屋根勾配方向に流れるとと
に、下地材同士の接合部においては後側の上向き
溝に入るもので、この上向き溝に侵入水を集めて
1側方へ流しかつ1側端部の上向き溝を伝つて下
方に流すようになつている。
しかし、前記のように瓦下に侵入した水を下地
材の後側縁から1側端部に連続する上向き溝に集
めて流す方式では、前記上向き溝に流れ込む水が
多くなると溝から溢れ出るおそれがある。また屋
根面の形状あるいは下地材の敷設状態の歪み等に
よつては、後側の上向き溝から1側端部の上向き
溝に連続する隅角部のほうが高くなることがあ
り、そのため後側の上向き溝に入り込んだ水が逆
流して溢れて、下地材の下に入り込むおそれもあ
る。したがつて従来の屋根下地材では、完全な屋
根防水を果せないものであつた。
材の後側縁から1側端部に連続する上向き溝に集
めて流す方式では、前記上向き溝に流れ込む水が
多くなると溝から溢れ出るおそれがある。また屋
根面の形状あるいは下地材の敷設状態の歪み等に
よつては、後側の上向き溝から1側端部の上向き
溝に連続する隅角部のほうが高くなることがあ
り、そのため後側の上向き溝に入り込んだ水が逆
流して溢れて、下地材の下に入り込むおそれもあ
る。したがつて従来の屋根下地材では、完全な屋
根防水を果せないものであつた。
そこで、本発明の第1の目的は、屋根の瓦葺要
の断熱下地材として、特に瓦を安定よく確実に係
止して葺設でき、また地割調整も容易に行なえる
ように、下地材上に瓦桟木を配設することとし、
しかも瓦下への侵入水の排水性をよくするととも
に、瓦桟木を所定位置に容易に位置決めできると
ともに安定よく確実に配設固定できるようにした
断熱下地材を提供するものである。
の断熱下地材として、特に瓦を安定よく確実に係
止して葺設でき、また地割調整も容易に行なえる
ように、下地材上に瓦桟木を配設することとし、
しかも瓦下への侵入水の排水性をよくするととも
に、瓦桟木を所定位置に容易に位置決めできると
ともに安定よく確実に配設固定できるようにした
断熱下地材を提供するものである。
さらに、本発明の他の目的は、特に瓦下に侵入
した水を真直ぐに下方へ確実に流すことができ、
特に下地材同士の接合部から下地材の下に入り込
むおそれがなく、下地材上の流排水を良好にな
し、完全な屋根防水を果すことができる構造の断
熱下地材を提供することにある。
した水を真直ぐに下方へ確実に流すことができ、
特に下地材同士の接合部から下地材の下に入り込
むおそれがなく、下地材上の流排水を良好にな
し、完全な屋根防水を果すことができる構造の断
熱下地材を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は、合成樹脂発泡体により瓦葺用の下地
材本体を成形し、その表面に瓦桟木を縦方向所要
間隔毎に取着するようにした瓦葺用の断熱下地材
であつて、特に上記の課題を解決するために、下
地材本体の表面には、横方向の所要間隔毎に凸部
分を残すように縦方向に連続しかつ前後端に開口
する流排水用の凹溝を形成するとともに、前記凹
溝外の凸部分に、横方向に延在する瓦桟木を凹溝
底面との間に間〓を保有した状態で位置決め配置
できる係合位置決め手段を縦方向所要間隔毎に設
けてなることを特徴とする。
材本体を成形し、その表面に瓦桟木を縦方向所要
間隔毎に取着するようにした瓦葺用の断熱下地材
であつて、特に上記の課題を解決するために、下
地材本体の表面には、横方向の所要間隔毎に凸部
分を残すように縦方向に連続しかつ前後端に開口
する流排水用の凹溝を形成するとともに、前記凹
溝外の凸部分に、横方向に延在する瓦桟木を凹溝
底面との間に間〓を保有した状態で位置決め配置
できる係合位置決め手段を縦方向所要間隔毎に設
けてなることを特徴とする。
また前記の断熱下地材において、凹溝の底面を
少なくとも後端側において下地材本体の下面に対
して後端に向つて漸次低く傾斜させ、さらに下地
材本体の後端下部には前記凹溝の底面と連続した
上面を有する水切り可能な接合縁部を横方向の連
続状に延設するとともに、一方の側端下部に前記
接合縁部と連続する水切り可能な接合縁部を延設
し、これらと対向する前端部と側端部とに、前記
接合縁部の上に接合可能な接合部を形成してなる
ことを特徴とする。
少なくとも後端側において下地材本体の下面に対
して後端に向つて漸次低く傾斜させ、さらに下地
材本体の後端下部には前記凹溝の底面と連続した
上面を有する水切り可能な接合縁部を横方向の連
続状に延設するとともに、一方の側端下部に前記
接合縁部と連続する水切り可能な接合縁部を延設
し、これらと対向する前端部と側端部とに、前記
接合縁部の上に接合可能な接合部を形成してなる
ことを特徴とする。
上記において、凹溝外の凸部分における瓦桟木
の係合位置決め手段としては、横方向の瓦桟木を
嵌込み保持し得る嵌合凹部を設けた構成とするの
が望ましい。
の係合位置決め手段としては、横方向の瓦桟木を
嵌込み保持し得る嵌合凹部を設けた構成とするの
が望ましい。
また前記下地材本体の後端部における接合縁部
上の凸部分の後端面を、凹溝に向つて漸次前方側
への斜状に形成してなるものが好適であり、この
場合において、前端部における凸部分の前端面を
前記凸部分の後端面と対応する斜状に形成するの
が好ましい。
上の凸部分の後端面を、凹溝に向つて漸次前方側
への斜状に形成してなるものが好適であり、この
場合において、前端部における凸部分の前端面を
前記凸部分の後端面と対応する斜状に形成するの
が好ましい。
さらに前記嵌合凹部における底面部の前後端部
に凹溝に向つて水切り溝を設けてなるものが好適
である。また前記凸部分における嵌合凹部の後部
側近傍個所を、嵌合凹部に嵌め込まれる瓦桟木に
引掛用凸起を係止できる程度の高さに形成してお
くのがよい。
に凹溝に向つて水切り溝を設けてなるものが好適
である。また前記凸部分における嵌合凹部の後部
側近傍個所を、嵌合凹部に嵌め込まれる瓦桟木に
引掛用凸起を係止できる程度の高さに形成してお
くのがよい。
[作用]
上記の本発明の断熱下地材は、屋根面上に縦横
に接合状態に並設して使用するもので、例えば請
求項2の構成を有する場合、屋根面横方向には、
下地材の左右一側端下部の接合縁部の上に、隣接
する下地材の他側部に有する下向きの接合部を係
合させ、さらに屋根勾配方向には、前側すなわち
下側下地材の後端下部の接合縁部上に後側すなわ
ち上側下地材の前端部における接合部を重ねるよ
うにして係合させ、こうして縦横両方向に所要数
の下地材を接合状態で並設固定する。
に接合状態に並設して使用するもので、例えば請
求項2の構成を有する場合、屋根面横方向には、
下地材の左右一側端下部の接合縁部の上に、隣接
する下地材の他側部に有する下向きの接合部を係
合させ、さらに屋根勾配方向には、前側すなわち
下側下地材の後端下部の接合縁部上に後側すなわ
ち上側下地材の前端部における接合部を重ねるよ
うにして係合させ、こうして縦横両方向に所要数
の下地材を接合状態で並設固定する。
前記の各断熱下駄材の表面には、瓦を係止する
ための横方向の瓦桟木を、予め取着しておくか、
あるいは下地材を敷設する際に取着し、この瓦桟
木の個所で瓦桟木の上から屋根面に釘打ち等して
下地材を共に止めればよく、この釘ちによれば下
地材を浮き等のおそれなく安定性よく敷設でき
る。
ための横方向の瓦桟木を、予め取着しておくか、
あるいは下地材を敷設する際に取着し、この瓦桟
木の個所で瓦桟木の上から屋根面に釘打ち等して
下地材を共に止めればよく、この釘ちによれば下
地材を浮き等のおそれなく安定性よく敷設でき
る。
殊に、本発明の下地材は、前記下地材本体の表
面における凹溝外の凸部分に、横方向に延在する
瓦桟木を凹溝底面との間に間〓を保有した状態で
位置決め配置できる係合位置決め手段を設けてあ
るために、前記瓦桟木をこの係合位置決め手段に
係合させるようにして容易に位置決めでき、所定
位置に簡単に取着できる。特に瓦桟木の係合位置
決め手段を、瓦桟木を嵌め込み得る嵌合凹部とし
た場合は、瓦桟木の位置決め固定が一層容易にな
り、またこの瓦桟木の接着力等が弱まつたり、こ
の瓦桟木に係止する瓦により屋根勾配方向の力が
作用しても、凸部分が瓦桟木の支えの役目を果
し、ずれ等のおそれなく安定よく保持できる。
面における凹溝外の凸部分に、横方向に延在する
瓦桟木を凹溝底面との間に間〓を保有した状態で
位置決め配置できる係合位置決め手段を設けてあ
るために、前記瓦桟木をこの係合位置決め手段に
係合させるようにして容易に位置決めでき、所定
位置に簡単に取着できる。特に瓦桟木の係合位置
決め手段を、瓦桟木を嵌め込み得る嵌合凹部とし
た場合は、瓦桟木の位置決め固定が一層容易にな
り、またこの瓦桟木の接着力等が弱まつたり、こ
の瓦桟木に係止する瓦により屋根勾配方向の力が
作用しても、凸部分が瓦桟木の支えの役目を果
し、ずれ等のおそれなく安定よく保持できる。
したがつて、前記のように敷設した断熱下地材
の上に、瓦後端部の係合凸起を瓦桟木に係止する
ようにして瓦を並置することにより、従来の瓦桟
木を利用した所謂引掛桟工法と同様に瓦葺施工で
きる。
の上に、瓦後端部の係合凸起を瓦桟木に係止する
ようにして瓦を並置することにより、従来の瓦桟
木を利用した所謂引掛桟工法と同様に瓦葺施工で
きる。
この瓦葺設状態においては、断熱下地材との間
に空間を保有して、断熱下地材自体の断熱性とこ
の空間保有により優れた断熱性を発揮するととも
に、これ自体が優れた防水層としての役目を果
す。
に空間を保有して、断熱下地材自体の断熱性とこ
の空間保有により優れた断熱性を発揮するととも
に、これ自体が優れた防水層としての役目を果
す。
すなわち、前記瓦桟木と凹溝底面との間に間〓
を存しているために、葺設された瓦の下に入り込
んだ侵入水は、下地材上において屋根面の勾配に
より傾斜した縦方向の流排水用の凹溝の部分を下
方へ真直ぐに流れて排水される。
を存しているために、葺設された瓦の下に入り込
んだ侵入水は、下地材上において屋根面の勾配に
より傾斜した縦方向の流排水用の凹溝の部分を下
方へ真直ぐに流れて排水される。
また、上記したように請求項2の構成にして、
縦横に隣接する下地材同士を接合することとした
場合には、屋根勾配方向上下の下地材同士の接合
部分において、上側下地材からの流下水が下側下
地材の後端下部の接合縁部上に流れ落ちても、こ
の後端側の接合縁部上面が縦方向の凹溝底面の傾
斜部分に連続状をなしているため、接合縁部上に
流れ落ちた水は接合縁部に溜ることなくそのまま
下側下地材の凹溝の部分を流下するもので、瓦下
への侵入水が多くなつたり下地材が少々歪んで敷
設されていても、接合部分から溢れ出る等のおそ
れがなく、円滑良好な流排水作用を果すことがで
きる。
縦横に隣接する下地材同士を接合することとした
場合には、屋根勾配方向上下の下地材同士の接合
部分において、上側下地材からの流下水が下側下
地材の後端下部の接合縁部上に流れ落ちても、こ
の後端側の接合縁部上面が縦方向の凹溝底面の傾
斜部分に連続状をなしているため、接合縁部上に
流れ落ちた水は接合縁部に溜ることなくそのまま
下側下地材の凹溝の部分を流下するもので、瓦下
への侵入水が多くなつたり下地材が少々歪んで敷
設されていても、接合部分から溢れ出る等のおそ
れがなく、円滑良好な流排水作用を果すことがで
きる。
さらに、下地材本体の後端部における接合縁部
上の凸部分の後端面を、凹溝に向つて漸次前方側
への斜状に形成してなるものの場合、前記接合縁
部上に流れ落ちた水が凹溝部分へ流れ易く、流排
水作用が一層良好になる。また前端部における凸
部分の前端面を前記凸部分の後端面と対応する斜
状に形成してあると、屋根面への敷設施工の際、
屋根勾配方向上下の下地材本体の前記凸部分の前
後端面同士を突き合せ嵌合することにより、これ
が位置決め作用を果し横方向にずれなく真直ぐ並
設できる。
上の凸部分の後端面を、凹溝に向つて漸次前方側
への斜状に形成してなるものの場合、前記接合縁
部上に流れ落ちた水が凹溝部分へ流れ易く、流排
水作用が一層良好になる。また前端部における凸
部分の前端面を前記凸部分の後端面と対応する斜
状に形成してあると、屋根面への敷設施工の際、
屋根勾配方向上下の下地材本体の前記凸部分の前
後端面同士を突き合せ嵌合することにより、これ
が位置決め作用を果し横方向にずれなく真直ぐ並
設できる。
また前記の嵌合凹部内の前後端部に水切り溝を
設けてあると、この部分に入り込む侵入水が水切
り溝によつて凹溝の方向に流れ、従つて桟木が侵
入水によつて濡れたままになることがなく、速や
かに乾燥状態となる。
設けてあると、この部分に入り込む侵入水が水切
り溝によつて凹溝の方向に流れ、従つて桟木が侵
入水によつて濡れたままになることがなく、速や
かに乾燥状態となる。
さらに前記凸部分における嵌合凹部の後部側近
傍個所を、嵌合凹部に嵌着される瓦桟木に瓦後端
部の引掛用凸起を係止できる高さに形成してある
と、瓦桟木に係止される瓦後端部の引掛用凸起が
下地材の凸部分に当らず、瓦の横方向の地割調整
が容易に可能になり、また平板瓦等の各種の瓦を
葺設することも可能であり、かつ形状が複雑な屋
根にも対応できる。
傍個所を、嵌合凹部に嵌着される瓦桟木に瓦後端
部の引掛用凸起を係止できる高さに形成してある
と、瓦桟木に係止される瓦後端部の引掛用凸起が
下地材の凸部分に当らず、瓦の横方向の地割調整
が容易に可能になり、また平板瓦等の各種の瓦を
葺設することも可能であり、かつ形状が複雑な屋
根にも対応できる。
[実施例]
次に本発明の好適な実施例を図面に基いて説明
する。
する。
本発明の瓦葺用の断熱下地材Aは、発泡ポリス
チロール等のスチレン系樹脂発泡体その他の合成
樹脂発泡体により下地材本体1を成形してなり、
その表面に横方向の瓦桟木Bを縦方向所要間隔毎
に取着できるようになつている。その具体例を第
1図〜第12図の実施例により説明する。
チロール等のスチレン系樹脂発泡体その他の合成
樹脂発泡体により下地材本体1を成形してなり、
その表面に横方向の瓦桟木Bを縦方向所要間隔毎
に取着できるようになつている。その具体例を第
1図〜第12図の実施例により説明する。
下地材本体1の表面には、横方向の所要間隔毎
に凸部分2を残すように縦方向に連続しかつ前後
端に開口する流排水用の凹溝3が形成されてお
り、瓦桟木Bは凸部分2において後述するように
係合位置決め手段により位置決めされ取着され
る。この凹溝3の底面3aは少なくとも後端側に
おいて下地材本体1の下面に対して後端に向つて
漸次低く勾配を付けた傾斜状に形成され、前端部
側ほど厚肉に形成されている。底面3aにおける
後端側の部分のみを傾斜面にしておくこともでき
るが、図の場合は、前部側の位置から比較的緩傾
斜に形成して、屋根面の勾配がかなり緩やかな場
合にも流水作用を果せるようにしている。凹溝3
の全長を傾斜面とすることもできる。前記の凹溝
3は湾曲面による凹溝であつてもよい。
に凸部分2を残すように縦方向に連続しかつ前後
端に開口する流排水用の凹溝3が形成されてお
り、瓦桟木Bは凸部分2において後述するように
係合位置決め手段により位置決めされ取着され
る。この凹溝3の底面3aは少なくとも後端側に
おいて下地材本体1の下面に対して後端に向つて
漸次低く勾配を付けた傾斜状に形成され、前端部
側ほど厚肉に形成されている。底面3aにおける
後端側の部分のみを傾斜面にしておくこともでき
るが、図の場合は、前部側の位置から比較的緩傾
斜に形成して、屋根面の勾配がかなり緩やかな場
合にも流水作用を果せるようにしている。凹溝3
の全長を傾斜面とすることもできる。前記の凹溝
3は湾曲面による凹溝であつてもよい。
前記下地材本体1の後端下部には前記凹溝3の
底面3aと連続した上面を有する水切り可能な接
合縁部4が横方向の連続状に延設され、さらに一
側端下部に前記接合縁部4と連続する水切り可能
な接合縁部5が延設されている。側端部の接合縁
部5は前記凹溝3と対応して少なくとも後端側に
おいて傾斜状に形成されている。水切り手段とし
て、各接合縁部4,5の端縁に上向き凸縁4a,
5aが設けられている。4bは上向き凸縁4aの
凸縁5a側とは反対側の端部凸縁である。
底面3aと連続した上面を有する水切り可能な接
合縁部4が横方向の連続状に延設され、さらに一
側端下部に前記接合縁部4と連続する水切り可能
な接合縁部5が延設されている。側端部の接合縁
部5は前記凹溝3と対応して少なくとも後端側に
おいて傾斜状に形成されている。水切り手段とし
て、各接合縁部4,5の端縁に上向き凸縁4a,
5aが設けられている。4bは上向き凸縁4aの
凸縁5a側とは反対側の端部凸縁である。
また、前記の後端部と1側端部とに相対向する
前端部と他側端部とには、それぞれ前記の接合縁
部4および5の上に係合可能な接合部14および
15が形成されている。この接合部14,15
は、前記接合縁部4,5の上向き凸縁4a,5a
が嵌入し得る下向き溝14a,15aが連続して
形成されており、これにより断熱下地材Aが左右
および上下方向に順次接合できるようになつてい
る(第11図および第12図)。この場合におい
て、接合縁部4,5と、接合部14,15の下向
き溝14a,15aとの間に間隔eを保有させる
ことにより、侵入水が毛細管現象により下地材の
裏面に伝わるのを防止できる。
前端部と他側端部とには、それぞれ前記の接合縁
部4および5の上に係合可能な接合部14および
15が形成されている。この接合部14,15
は、前記接合縁部4,5の上向き凸縁4a,5a
が嵌入し得る下向き溝14a,15aが連続して
形成されており、これにより断熱下地材Aが左右
および上下方向に順次接合できるようになつてい
る(第11図および第12図)。この場合におい
て、接合縁部4,5と、接合部14,15の下向
き溝14a,15aとの間に間隔eを保有させる
ことにより、侵入水が毛細管現象により下地材の
裏面に伝わるのを防止できる。
図の場合、1側端部における接合縁部5を、凸
部分2の側部に凹溝3に相当する幅分を含めた長
さに突出形成するとともに、他側端部における接
合部15を、凸部分3の側端部分が前記接合縁部
5に対して凹溝3に相当する幅を残して係合する
ように形成して、隣接する下地材A,A同士の間
に凹溝部13を形成するようにしている。この場
合、上向き凸縁5aの下端部に連続して凹溝部1
3側へ屈曲した凸縁5bを形成して、流水が下側
下地材Aの凹溝部13上に流れ易くしておくのが
よい。
部分2の側部に凹溝3に相当する幅分を含めた長
さに突出形成するとともに、他側端部における接
合部15を、凸部分3の側端部分が前記接合縁部
5に対して凹溝3に相当する幅を残して係合する
ように形成して、隣接する下地材A,A同士の間
に凹溝部13を形成するようにしている。この場
合、上向き凸縁5aの下端部に連続して凹溝部1
3側へ屈曲した凸縁5bを形成して、流水が下側
下地材Aの凹溝部13上に流れ易くしておくのが
よい。
また、下地材本体1の前端部における接合部1
4は、左右に隣接する断熱下地材A,Aの上向き
凸縁5aと端部凸縁4bとに嵌合できるように、
接合縁部5側の端部下面が下向き溝14aに連続
して切欠14bされ、さらに他端部下面が前記凸
縁5bに嵌合するように切欠されており、これに
より左右および上下に隣接する断熱下地材Aが、
第8図〜第10図のようにして不都合なく接合で
きる。
4は、左右に隣接する断熱下地材A,Aの上向き
凸縁5aと端部凸縁4bとに嵌合できるように、
接合縁部5側の端部下面が下向き溝14aに連続
して切欠14bされ、さらに他端部下面が前記凸
縁5bに嵌合するように切欠されており、これに
より左右および上下に隣接する断熱下地材Aが、
第8図〜第10図のようにして不都合なく接合で
きる。
後端部における接合縁部4上における各凸部分
2の後端面2aは、図のように凹溝3に向つて漸
次前方側への斜状に形成され、接合縁部4上の水
が凹溝3の流れ易くなつている。さらに前端部に
おける凸部分2の前端面2bを前記凸部分2の後
端面2aと対応する斜状に形成され、上下に隣接
する下地材本体1,1の凸部分2,2同士が互い
に嵌合状態で突き合せ接合できるようになつてい
る。
2の後端面2aは、図のように凹溝3に向つて漸
次前方側への斜状に形成され、接合縁部4上の水
が凹溝3の流れ易くなつている。さらに前端部に
おける凸部分2の前端面2bを前記凸部分2の後
端面2aと対応する斜状に形成され、上下に隣接
する下地材本体1,1の凸部分2,2同士が互い
に嵌合状態で突き合せ接合できるようになつてい
る。
また、前記凹溝3外の凸部分2に瓦桟木Bを取
着するための係合位置決め手段としては、瓦桟木
Bを凹溝3の底面3aとの間に間〓Sを保有した
状態に嵌込み保持し得る嵌合凹部6を縦方向所要
間隔毎に設けている。この嵌合凹部6内の瓦桟木
Bを受ける底面部6aの前後端部には、凹溝3ま
たは凹溝部13に向つて傾斜する水切り溝7a,
7bが設けられている(第7図)。
着するための係合位置決め手段としては、瓦桟木
Bを凹溝3の底面3aとの間に間〓Sを保有した
状態に嵌込み保持し得る嵌合凹部6を縦方向所要
間隔毎に設けている。この嵌合凹部6内の瓦桟木
Bを受ける底面部6aの前後端部には、凹溝3ま
たは凹溝部13に向つて傾斜する水切り溝7a,
7bが設けられている(第7図)。
前記の凸部分2は、嵌合凹部6に嵌め込まれる
瓦桟木Bの上面と略同一高さの平坦面をなすもの
であつてもよいが、特に図のように、凸部分2の
上面における嵌合凹部6の後部側近傍個所を、例
えば傾斜面に形成して、嵌合凹部6に嵌込まれる
瓦桟木Bに瓦K後端部の引掛用凸起K1を係止で
きる程度の高さに形成するのがよい。すなわち、
この場合、瓦Kの後端部に有する引掛用凸起K1
をこの凸部分2の個所においても問題なく瓦桟木
Bに係止できるので、瓦Kの横方向の地割調整が
容易に行なえることになり、形の異なる各種の瓦
の施工が可能になる。前記傾斜面に代えて嵌合凹
部6の後部側近傍個所の上面を切欠形成しておく
こともできる。
瓦桟木Bの上面と略同一高さの平坦面をなすもの
であつてもよいが、特に図のように、凸部分2の
上面における嵌合凹部6の後部側近傍個所を、例
えば傾斜面に形成して、嵌合凹部6に嵌込まれる
瓦桟木Bに瓦K後端部の引掛用凸起K1を係止で
きる程度の高さに形成するのがよい。すなわち、
この場合、瓦Kの後端部に有する引掛用凸起K1
をこの凸部分2の個所においても問題なく瓦桟木
Bに係止できるので、瓦Kの横方向の地割調整が
容易に行なえることになり、形の異なる各種の瓦
の施工が可能になる。前記傾斜面に代えて嵌合凹
部6の後部側近傍個所の上面を切欠形成しておく
こともできる。
さらに、前記凸部分2の上面は、図のよう凸部
分中央から凹溝3に向つて若干傾斜した断面略山
形状に形成するのが流排水作用上特に好適であ
る。ただ、接合部15が形成される側端部の前端
部において、接合部15の形成により充分な厚み
が持てない場合は、この前端部を一部的に平坦面
にして厚みを持たせる。
分中央から凹溝3に向つて若干傾斜した断面略山
形状に形成するのが流排水作用上特に好適であ
る。ただ、接合部15が形成される側端部の前端
部において、接合部15の形成により充分な厚み
が持てない場合は、この前端部を一部的に平坦面
にして厚みを持たせる。
なお、瓦桟木の係合位置決め手段としては、上
記の嵌合凹部による場合のほか、瓦桟木取着位置
の前側にのみ凸部分による段状係合部を設ける
等、瓦桟木を係合させる得る他の構造による実施
が可能である。
記の嵌合凹部による場合のほか、瓦桟木取着位置
の前側にのみ凸部分による段状係合部を設ける
等、瓦桟木を係合させる得る他の構造による実施
が可能である。
上記の流排水用の凹溝3の幅間隔については任
意に設定でき、例えば第13図〜第15図実施例
は凹溝3の幅および間隔を小さくして実施した場
合を示している。他の構成については上記と同様
であるが、特に凸部分2の嵌合凹部6の後部側近
傍個所は、上記したように瓦桟木Bの少なくとも
上半部が露出する高さに形成し、瓦Kの係止凸部
K1を瓦桟木Bの任意の個所に係止できるように
しておくのがよい。
意に設定でき、例えば第13図〜第15図実施例
は凹溝3の幅および間隔を小さくして実施した場
合を示している。他の構成については上記と同様
であるが、特に凸部分2の嵌合凹部6の後部側近
傍個所は、上記したように瓦桟木Bの少なくとも
上半部が露出する高さに形成し、瓦Kの係止凸部
K1を瓦桟木Bの任意の個所に係止できるように
しておくのがよい。
8は凸部分2の上面における嵌合凹部6の後部
側近傍個所において中央部から漸次前方側へ傾斜
させて形成した水切り溝であり、凸部分の上面を
流れる水が瓦桟木Bの部分に至るまでに凹溝3部
分へ流れるようにしている。この水切り溝は上記
した実施例の場合にも形成しておくのが望まし
い。
側近傍個所において中央部から漸次前方側へ傾斜
させて形成した水切り溝であり、凸部分の上面を
流れる水が瓦桟木Bの部分に至るまでに凹溝3部
分へ流れるようにしている。この水切り溝は上記
した実施例の場合にも形成しておくのが望まし
い。
なお、上記したいずれの実施例においても、左
右に隣接する断熱下地材A,A同士を、瓦桟木B
を突き合せ連続状に接合できるようにした場合を
示したが、これに限らず、瓦桟木を下地材本体1
毎に分離状態に接合する構成とすることができ
る。例えば、第16図のように、両側端の接合縁
部5と接合部15を分割形をなす凸部分2の側部
に設けて、左右に隣接する下地材A,A同士を接
合可能に構成することができる。
右に隣接する断熱下地材A,A同士を、瓦桟木B
を突き合せ連続状に接合できるようにした場合を
示したが、これに限らず、瓦桟木を下地材本体1
毎に分離状態に接合する構成とすることができ
る。例えば、第16図のように、両側端の接合縁
部5と接合部15を分割形をなす凸部分2の側部
に設けて、左右に隣接する下地材A,A同士を接
合可能に構成することができる。
上記構成の断熱下地材Aを使用した瓦葺施工に
おいては、まずこの断熱下地材Aを屋根面に敷設
施工する。この際、第8図〜第10図に示すよう
に、一つの下地材Aの一側端下部の接合縁部5の
上に、隣接する下地材Aの他側部に有する下向き
の接合部15を重ね合せるように係合させ、次に
この屋根勾配方向下側の下地材Aの後端下部の接
合縁部4上に、上側下地材Aの前端部における接
合部14を重ねるようにして係合させる。こうし
て縦横両方向に所要数の下地材Aを接合状態で並
設固定する。屋根勾配方向上下の下地材A,A同
士は、凸部分2の前後端面2a,2bを突き合せ
れば位置決めできる。
おいては、まずこの断熱下地材Aを屋根面に敷設
施工する。この際、第8図〜第10図に示すよう
に、一つの下地材Aの一側端下部の接合縁部5の
上に、隣接する下地材Aの他側部に有する下向き
の接合部15を重ね合せるように係合させ、次に
この屋根勾配方向下側の下地材Aの後端下部の接
合縁部4上に、上側下地材Aの前端部における接
合部14を重ねるようにして係合させる。こうし
て縦横両方向に所要数の下地材Aを接合状態で並
設固定する。屋根勾配方向上下の下地材A,A同
士は、凸部分2の前後端面2a,2bを突き合せ
れば位置決めできる。
また、瓦Kを係止するための横方向の瓦桟木B
は、前記の各断熱下地材Aの表面における嵌合凹
部6に予め嵌め込んで取着しておくか、あるいは
下地材Aの敷設後に嵌め込み固定する。後者の場
合、瓦桟木Bを複数の下地材Aに渡る長さのもの
を用いることができる。いずれにしても、係合位
置決め手段である嵌合凹部6に瓦桟木Bを嵌め込
むようにすれば、瓦桟木Bの位置決めが容易で、
所定位置に簡単に取着でき、かつずれ等のおそれ
なく安定よく保持できる。また必要に応じて縦桟
木(図示せず)を前記瓦桟木の上に固定する。
は、前記の各断熱下地材Aの表面における嵌合凹
部6に予め嵌め込んで取着しておくか、あるいは
下地材Aの敷設後に嵌め込み固定する。後者の場
合、瓦桟木Bを複数の下地材Aに渡る長さのもの
を用いることができる。いずれにしても、係合位
置決め手段である嵌合凹部6に瓦桟木Bを嵌め込
むようにすれば、瓦桟木Bの位置決めが容易で、
所定位置に簡単に取着でき、かつずれ等のおそれ
なく安定よく保持できる。また必要に応じて縦桟
木(図示せず)を前記瓦桟木の上に固定する。
断熱下地材Aを前記瓦桟木Bと共に屋根面に釘
打ち等して固定すれば、浮き等のおそれなく安定
性よく確実に敷設固定できる。また野地板による
屋根面を形成せず、垂木上に直接敷設施工するこ
ともできる。なおコンクリート屋根野地の場合等
の屋根面によつては接着材により固定することも
できる。
打ち等して固定すれば、浮き等のおそれなく安定
性よく確実に敷設固定できる。また野地板による
屋根面を形成せず、垂木上に直接敷設施工するこ
ともできる。なおコンクリート屋根野地の場合等
の屋根面によつては接着材により固定することも
できる。
こうして断熱下地材Aを敷設した上に、瓦桟木
Bに瓦後端部の係止凸起K1を係止するようにし
て瓦Kを並置することにより、従来の瓦桟木を利
用した所謂引掛桟工法と同様に瓦に葺設できる。
Bに瓦後端部の係止凸起K1を係止するようにし
て瓦Kを並置することにより、従来の瓦桟木を利
用した所謂引掛桟工法と同様に瓦に葺設できる。
そして、葺設された瓦Kの下に入り込んだ侵入
水は、下地材本体1上において屋根面の勾配によ
り傾斜しかつ瓦桟木Bとの間に間〓を存する縦方
向の凹溝3の部分を下方へ真直ぐに流れて排水さ
れる。
水は、下地材本体1上において屋根面の勾配によ
り傾斜しかつ瓦桟木Bとの間に間〓を存する縦方
向の凹溝3の部分を下方へ真直ぐに流れて排水さ
れる。
特に、屋根勾配方向上下の下地材A,A同士の
接合部分においては、上側下地材Aからの流下水
が下側下地材Aの後端下部の接合縁部4上に流れ
落ちることになるが、この接合縁部4の上面は縦
方向の凹溝底面3aの傾斜部分に段差を有さず略
面一の状態で連続状をなしているために、接合縁
部4上に流れ落ちた水は凸部分2の斜状の後面2
aに沿つて凹溝3の部分に流れ、この接合縁部4
上に溜ることなく凹溝3の部分を流下するもの
で、瓦下への侵入水が多くなつたり下地材Aが
少々歪んで敷設されていても、接合部分から溢れ
出る等のおそれがなく、円滑良好な流排水作用を
果すことができる。
接合部分においては、上側下地材Aからの流下水
が下側下地材Aの後端下部の接合縁部4上に流れ
落ちることになるが、この接合縁部4の上面は縦
方向の凹溝底面3aの傾斜部分に段差を有さず略
面一の状態で連続状をなしているために、接合縁
部4上に流れ落ちた水は凸部分2の斜状の後面2
aに沿つて凹溝3の部分に流れ、この接合縁部4
上に溜ることなく凹溝3の部分を流下するもの
で、瓦下への侵入水が多くなつたり下地材Aが
少々歪んで敷設されていても、接合部分から溢れ
出る等のおそれがなく、円滑良好な流排水作用を
果すことができる。
また嵌合凹部6の内部に侵入した水は、この嵌
合凹部6の前後端部の水切り溝7a,7bを伝つ
て凹溝3の方向に流れて直ちに排出され、瓦桟木
Bが侵入水によつて濡れたままになることがな
い。
合凹部6の前後端部の水切り溝7a,7bを伝つ
て凹溝3の方向に流れて直ちに排出され、瓦桟木
Bが侵入水によつて濡れたままになることがな
い。
さらに前記凸部分2における嵌合凹部6の後部
側近傍位置を、嵌合凹部6に嵌着される瓦桟木B
の少なくとも上半部が露出する高さに形成してあ
ると、瓦桟木Bに係止される瓦後端部の係止凸部
K1が下地材Aの凸部分2に当らず、瓦Kの横方
向の地割調整が容易に可能になり、また平板瓦等
の各種の瓦を葺設することも可能になる。
側近傍位置を、嵌合凹部6に嵌着される瓦桟木B
の少なくとも上半部が露出する高さに形成してあ
ると、瓦桟木Bに係止される瓦後端部の係止凸部
K1が下地材Aの凸部分2に当らず、瓦Kの横方
向の地割調整が容易に可能になり、また平板瓦等
の各種の瓦を葺設することも可能になる。
[発明の効果]
上記したように本発明の断熱下地材によれば、
その表面に配設固定した瓦桟木を利用して屋根面
上に浮き等のおそれなく安定よくかつ容易に敷設
固定でき、断熱下地材の存在にも拘らず従来同様
の瓦桟木による引掛桟工法を実施できる。
その表面に配設固定した瓦桟木を利用して屋根面
上に浮き等のおそれなく安定よくかつ容易に敷設
固定でき、断熱下地材の存在にも拘らず従来同様
の瓦桟木による引掛桟工法を実施できる。
特に、横方向の瓦桟木を、凹溝外の凸部分に設
けた嵌合凹部等の係合位置決め手段により凹溝底
面との間に間〓を存して嵌め込むようにすること
により、瓦桟木を所定位置に容易に取着し得て、
ずれ等のおそれなく安定よく保持でき、施工に要
する手数を軽減でき、またこれに係止される瓦の
安定性もよく、かつ合成樹脂発泡体製の下地材を
損傷するおそれもなく好適に実施できる。その
上、瓦下への侵入水の流排水作用を縦方向の凹溝
により良好になすことができる。
けた嵌合凹部等の係合位置決め手段により凹溝底
面との間に間〓を存して嵌め込むようにすること
により、瓦桟木を所定位置に容易に取着し得て、
ずれ等のおそれなく安定よく保持でき、施工に要
する手数を軽減でき、またこれに係止される瓦の
安定性もよく、かつ合成樹脂発泡体製の下地材を
損傷するおそれもなく好適に実施できる。その
上、瓦下への侵入水の流排水作用を縦方向の凹溝
により良好になすことができる。
殊に請求項2の構成によると、断熱下地材同士
の接合部分においては、接合縁部と凹溝との連続
性のために侵入水が凹溝部分へ流れ易く、侵入水
が多くなつたり下地材が少々歪んで敷設されてい
ても、逆流したり溢出するおそれがなく、断熱と
ともに非常に優れた防水効果を発揮し、完全な屋
根防水を果すことができ、水漏れの心配がない。
の接合部分においては、接合縁部と凹溝との連続
性のために侵入水が凹溝部分へ流れ易く、侵入水
が多くなつたり下地材が少々歪んで敷設されてい
ても、逆流したり溢出するおそれがなく、断熱と
ともに非常に優れた防水効果を発揮し、完全な屋
根防水を果すことができ、水漏れの心配がない。
また瓦桟木の係合位置決め手段である嵌合凹部
内の前後端部に水切り溝を設けてあると、瓦桟木
が嵌め込まれた嵌合凹部からの侵入水の排水が良
好で、瓦桟木が速やかに乾燥状態となるので、瓦
桟木の腐蝕を防止でき、耐久性を高め得る。
内の前後端部に水切り溝を設けてあると、瓦桟木
が嵌め込まれた嵌合凹部からの侵入水の排水が良
好で、瓦桟木が速やかに乾燥状態となるので、瓦
桟木の腐蝕を防止でき、耐久性を高め得る。
さらに嵌合凹部に嵌着される瓦桟木の後面側を
露出させて、これに瓦後端部の引掛用凸起を係止
できるように形成してある場合、横方向の地割調
整が容易で、地割のコンピユータ化も容易に可能
になり、施工の合理化および人材育成にも役立
つ。またまた平板瓦等の各種の瓦を葺設すること
も可能になる。
露出させて、これに瓦後端部の引掛用凸起を係止
できるように形成してある場合、横方向の地割調
整が容易で、地割のコンピユータ化も容易に可能
になり、施工の合理化および人材育成にも役立
つ。またまた平板瓦等の各種の瓦を葺設すること
も可能になる。
さらに、葺設された瓦と下地材本体との間の空
間保有により、この空間と発泡体製の下地材本体
とによる2層断熱効果を発揮し、断熱性に一層優
れるとともに、下地材本体の熱による損傷も防止
でき、耐久性に優れる。
間保有により、この空間と発泡体製の下地材本体
とによる2層断熱効果を発揮し、断熱性に一層優
れるとともに、下地材本体の熱による損傷も防止
でき、耐久性に優れる。
第1図は本発明の断熱下地材の1実施例を示す
瓦桟木を除いた平面図、第2図は同上の斜視図、
第3図は第1図−線の拡大断面図、第4図は
正面図、第5図は瓦桟木を取着した部分拡大斜視
図、第6図は前図−線の断面図、第7図は前
図−線の断面図、第8図〜第10図は隅角部
の接合状態を示す平面図、第11図は上下隣接す
る下地材同士の接合構造を示す拡大断面図、第1
2図は左右に隣接する下地材同士の接合構造を示
す拡大断面図、第13図はの実施例を示す平面
図、第14図および第15図は同上の正面図と凹
溝部分の断面図、第16図はさらに他の実施例を
示す左右の下地材同士の接合構造を示す断面図で
ある。 (符号の説明)、A……断熱下地材、B……瓦
桟木、K……瓦、1……下地材本体、2……凸部
分、2a,2b……凸部分の前後端面、3……凹
溝、3a……凹溝の底面、4……後端側の接合縁
部、5……1側端部の接合縁部、4a,5a……
水切り用の上向き凸縁、6……嵌合凹部、7a,
7b……水切り溝、14……前端部の接合部、1
5……他側端部の接合部、14a,15a……下
向き溝。
瓦桟木を除いた平面図、第2図は同上の斜視図、
第3図は第1図−線の拡大断面図、第4図は
正面図、第5図は瓦桟木を取着した部分拡大斜視
図、第6図は前図−線の断面図、第7図は前
図−線の断面図、第8図〜第10図は隅角部
の接合状態を示す平面図、第11図は上下隣接す
る下地材同士の接合構造を示す拡大断面図、第1
2図は左右に隣接する下地材同士の接合構造を示
す拡大断面図、第13図はの実施例を示す平面
図、第14図および第15図は同上の正面図と凹
溝部分の断面図、第16図はさらに他の実施例を
示す左右の下地材同士の接合構造を示す断面図で
ある。 (符号の説明)、A……断熱下地材、B……瓦
桟木、K……瓦、1……下地材本体、2……凸部
分、2a,2b……凸部分の前後端面、3……凹
溝、3a……凹溝の底面、4……後端側の接合縁
部、5……1側端部の接合縁部、4a,5a……
水切り用の上向き凸縁、6……嵌合凹部、7a,
7b……水切り溝、14……前端部の接合部、1
5……他側端部の接合部、14a,15a……下
向き溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂発泡体により瓦葺用の下地材本体を
成形し、その表面に瓦桟木を縦方向所要間隔毎に
取着するようにした下地材であつて、 下地材本体の表面には、横方向の所要間隔毎に
凸部分を残すように縦方向に連続しかつ前後端に
開口する流排水用の凹溝を形成するとともに、前
記凹溝外の凸部分に、横方向に延在する瓦桟木を
凹溝底面との間に間〓を保有した状態で位置決め
配置できる係合位置決め手段を縦方向所要間隔毎
に設けてなることを特徴とする瓦葺用の断熱下地
材。 2 請求項1に記載の断熱下地材において、前記
凹溝の底面を少なくとも後端側において下地材本
体の下面に対して後端に向つて漸次低く傾斜さ
せ、さらに下地材本体の後端下部には前記凹溝の
底面と連続した上面を有する水切り可能な接合縁
部を横方向の連続状に延設するとともに、一方の
側端下部に前記接合縁部と連続する水切り可能な
接合縁部を延設し、これらと対向する前端部と側
端部とに、前記接合縁部の上に接合可能な接合部
を形成してなることを特徴とする瓦葺用の断熱下
地材。 3 前記凹溝外の凸部分における瓦桟木の係合位
置決め手段として、横方向の瓦桟木を嵌込み保持
し得る嵌合凹部を設けてなる請求項1または2に
記載の瓦葺用の断熱下地材。 4 後端部における接合縁部上の凸部分の後端面
を、凹溝に向つて漸次前方側への斜状に形成して
なる請求項1〜3のいずれか1項に記載の瓦葺用
の断熱下地材。 5 前端部における凸部分の前端面を前記凸部分
の後端面と対応する斜状に形成してなる請求項4
に記載の瓦葺用の断熱下地材。 6 前記嵌合凹部内における底面部の前後端部に
凹溝に向つて水切り溝を設けてなる請求項3に記
載の瓦葺用の断熱下地材。 7 前記凸部分における嵌合凹部の後部側近傍個
所を、嵌合凹部に嵌め込まれる瓦桟木に瓦後端部
の引掛用凸起を係止できる程度の高さに形成して
なる請求項3〜6のいずれか1項に記載の瓦葺用
の断熱下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19311589A JPH0359256A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 瓦葺用の断熱下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19311589A JPH0359256A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 瓦葺用の断熱下地材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0359256A JPH0359256A (ja) | 1991-03-14 |
| JPH0567748B2 true JPH0567748B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=16302505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19311589A Granted JPH0359256A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 瓦葺用の断熱下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0359256A (ja) |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP19311589A patent/JPH0359256A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0359256A (ja) | 1991-03-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |