JPH0567978U - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08757—Guiding means
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正確なテープ案内をなすことができるカセッ
ト構造を提供する。 【構成】 磁気テープカセット(1)が磁気テープカセ
ットの正面側面(37)の近くと、キャプスタン開口
(17、19)の直ぐ近くに配置した2つの可動のテー
プ案内(31、33)を備える。正面側面近くの第1位
置からこの正面側面から離れた第2位置へ1つの可動の
テープ案内(31、33)を移動させているキャプスタ
ン(69、71)と接触したあと、磁気テープ(25)
が直接又は可動のテープ案内(31、33)を介してリ
ール(27、29)に小さい巻掛け角度で案内される。
このため、磁気テープカセット内のテープ通路の長さが
短縮される。
ト構造を提供する。 【構成】 磁気テープカセット(1)が磁気テープカセ
ットの正面側面(37)の近くと、キャプスタン開口
(17、19)の直ぐ近くに配置した2つの可動のテー
プ案内(31、33)を備える。正面側面近くの第1位
置からこの正面側面から離れた第2位置へ1つの可動の
テープ案内(31、33)を移動させているキャプスタ
ン(69、71)と接触したあと、磁気テープ(25)
が直接又は可動のテープ案内(31、33)を介してリ
ール(27、29)に小さい巻掛け角度で案内される。
このため、磁気テープカセット内のテープ通路の長さが
短縮される。
Description
【0001】
本考案は複数の横壁によって相互連結された2つの平行な主壁をもつハウジン グを備え、横壁の1つは2つの加圧ローラ開口と1つの磁気ヘッド開口を形成さ れた正面壁を構成し、前記主壁の少なくとも1つは2つのキャプスタン開口をも ち、更に、2つのリールと、テープ案内と、磁気テープとを含み、前記磁気テー プは被覆側面とこの被覆側面の反対側の基底側面とをもちかつ両リールに取付け られて少なくとも部分的に一方のリールに巻き取られており、磁気ヘッド開口に 沿いかつ両キャプスタン開口と正面壁との間にある磁気テープの一部はテープ案 内によってピンと張られた状態に保たれ、リールと前記テープ案内との間の磁気 テープは少なくともその被覆側面及び基底側面が該カセットの如何なる部分とも 接触することのない磁気テープカセットに関する。
【0002】
磁気テープカセットは例えば公告番号94−7(1986)のIEC規格に基 づいた周知のコンパクトカセットシステムの如きシステムに使用されることが多 い。カセットはこのシステム内の装置と協働するようになされている。その協働 作動をする間磁気テープは一方のリールから他方のリールへ巻き取られる。テー プはカセット正面壁の開口を通ってカセット内へ移動し、カセット内に部分的に 導入された磁気ヘッドと接触してテープに対する音声信号の読み取り、書き込み を行う。正確な作動を行うためには磁気テープが一定の速度で磁気ヘッドを通過 すること、正確な信号伝達をするためにテープと前記ヘッド間に満足な接触を保 証するためにテープ張力が過度に変動しないことが重要である。一定のテープ移 送速度を得るためにこの速度は装置のリール駆動スピンドルによって規定される ことなく、装置は磁気ヘッドの付近にテープを駆動するキャプスタンを備える。 そのためテープは磁気ヘッドのみでなくキャプスタンをも通過して送られなけれ ばならない。一般に、これらのキャプスタンは磁気ヘッドの両側に配置され、そ のためテープは磁気ヘッドからリールへ直接案内されることなく、先ず正面壁に 沿って或る距離にわたってキャプスタンに導かれなければならない。このように なすために、カセットはカセットの正面の角に位置するテープ案内を備え、その 案内の回りのテープ巻掛け角度はかなり大きくなる。テープと前記案内間の摩擦 は粘着−滑りの如き不規則な動きを生じるので、この摩擦を減らすのが有利であ る。
【0003】 本文冒頭に規定した型式の磁気テープカセットは米国特許第4,809,928 号から 既知である。改良されたテープ案内を得るために、分離した素子がハウジングに 配置され、この素子はカセット内で磁気テープを案内するための主テープ案内か らなる。この素子はカセットのハウジング部分に設けた位置決め面上に配置され る。こうすれば、テープ案内を適当な位置においてカセットを取り外すことがで きる。前記テープ案内はカセットのハウジングよりも高級な材料で作られる。こ の欠点は高価な材料又は高価な製造方法の使用によってカセットを高価となすこ とである。
【0004】
本考案の目的はカセットに厳重な要件を課すことなしに正確なテープ案内を得 ることを可能ならしめたカセット構造を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の磁気テープカセットはテープ案内が第1 と第2の位置間を移動でき、第1位置においはテープ案内は正面壁の近くに位置 して磁気テープが正面壁とキャプスタン開口との間に延在し、第2位置において はテープ案内は主壁に直角をなす方向に見て第1位置よりも大きな距離だけ正面 壁から離れておりかつ磁気テープがキャプスタン開口の場所において延在するよ う構成したことを特徴とする。本考案によればテープと案内間の摩擦を減らす高 級な材料のテープ案内を使用する代わりにテープ通路が改良され、テープ案内の 回りの巻掛け角度を減らしてテープと案内との間の摩擦を減少させ、テープ通路 に対する案内の効果を減らすようになす。このことはテープ案内をキャプスタン の近くに配置し、作動状態でテープ案内をキャプスタンの正面から引っ込めるこ とによって達成される。このことは簡単に行うことができ、従ってカセットと装 置の両者が簡単で、安価になる。テープ案内は可動でなければならない。それは キャプスタンを装置に挿入する間キャプスタンは磁気テープの背後に配置される べきであるからである。そうするために、磁気テープはキャプスタン開口とカセ ットの正面壁の間に位置しなければならない。更に、加圧ローラをキャプスタン の場所で磁気テープに押し付けるための十分なスぺースがなければならない。カ セットが装置の内部にあるとき、テープ案内は正面壁から見て後方へ動かされな ければならない。もしキャプスタン開口の近くの可動のテープ案内の代わりに固 定したテープ案内がキャプスタン開口に隣接して配置されれば、テープ案内の回 りの巻掛け角度は殆ど減少しない。というのは、その場合テープ通路はカセット の角へ延びて行き過ぎるからである。本考案のカセットの追加の利点はキャプス タン回りの磁気テープの巻掛け角度が先行技術のカセットの場合より大きいこと である。このためテープとキャプスタン間の滑りが減り、テープ案内が改善され る。
【0006】 米国特許第4,078,742 号はテープ案内がカセットの正面で磁気ヘッド開口の近 くに位置する磁気テープカセットを開示する。磁気テープはテープ案内によって 案内された後直接リールへ導かれる。この構造ではテープ通路が短く、可動のテ ープ案内を使用することなしにテープ案内の回りの巻掛け角度が小さくなる。し かしこの構造はテープ移送がキャプスタンを使用せずにリール駆動スピンドルの みによって行われるカセットにおいてのみ可能である。もしキャプスタンがこの 場合に用いられたならば、キャプスタンは磁気ヘッド開口に隣接して配置されな ければならず、従ってテープ案内は、キャプスタンを通してテープを案内するた めには、カセットの角近くに配置されなければならない。このためカセット構造 はコンパクトカセットと同様な構造になり、コンパクトカセットと同じ欠点をも つことになる。
【0007】 米国特許第3,800,322 号はテープ案内を改善したもう1つのカセット構造を開 示する。これはカセット内に配置した可動のテープ案内を使用し、この案内はテ ープ移送手段(キャプスタン)と装置に備えたテープ案内に通すためにカセット に設けた開口のをめぐってりテープを案内し、装置と協働する間テープから離脱 させられ、テープを装置のテープ案内とキャプスタンに接触させる。この結果、 カセットの精度に課される要件は厳重ではない。というのは、その場合テープ案 内は該装置のテープ案内によって殆ど完全に肩代わりされるからである。しかし この構造の欠点は装置が正確に位置決めされたテープ案内を備えなければならな ず、そのため装置が高価になることにある。こに既知のカセット構造では、カセ ットの正面を横切るテープをピンと張らせるために可動のテープ案内のスピンド ルによって構成される他のテープ案内がリールと可動のテープ案内との間に配置 される。その結果、カセット内に短いテープ通路が得られず、またテープ案内の 回りの巻掛け角度を減らすことができない。短いテープ案内を得るため、従って テープ案内の回りの磁気テープの巻掛け角度を小さくするためには、リールと可 動のテープ案内との間には他のテープ案内を配置しないことが必要である。
【0008】 空白の磁気テープを備えた周知のコンパクトカセットの製造中、磁気テープを 前以て巻き取られたリールがハウジング内に入れられる。
【0009】 前以て記録された磁気テープを備えたカセットの場合には、他の方法が使われ る。リーダーテープがリールに取付けられ、リールがハウジング内に入れられる 。前以て記録された磁気テープを装填するためには、リーダーテープが加圧ロー ラ開口を経てカセットの外に引き出され、リールから巻戻される。続いて、リー ダーテープが切断され、その後、一端が前以て記録された磁気テープに取付けら れる。ここで一方のリールが駆動され、磁気テープをハウジング内のリールに巻 き取る。最後に、前以て記録された磁気テープの端部がリーダーテープの他端に 取付けられる。ハウジングに磁気テープを既知の仕方によって装填することがで きるようになした装置は米国特許第4,136,838 号から既知である。磁気テープが この先行技術のコンパクトカセットに装填されるとき、磁気テープはリールに巻 き取られる前に、カセットに備えたテープ案内によってリールに案内される。こ の案内は磁気テープとテープ案内間に若干の摩擦を生じる。磁気テープをリール に巻き取ることができる速度は制限される。というのは、磁気テープ中の張力と カセット内に発生する熱が過度になってはいけないからである。更に、摩擦の変 化はテープのターン(捲回部)が位置ずれした均一性の小さいスプールをもたら すことになる。
【0010】 上記問題点を解消するために、本考案の磁気テープカセットの1実施例は少な くとも第2位置において開口が各可動のテープ案内と正面壁の加圧ローラ開口の 境界縁との間にあり、前記境界縁は磁気テープ開口から遠方側にあって、磁気テ ープが磁気テープカセットの如何なる部分とも接触することなしに最初に挙げた 開口を通してハウジング外からリールに巻き取られるようになしたことを特徴と する。この場合磁気テープはカセット内のテープ案内又はカセットの他の部分と 接触することなしにリールに直接巻き取られるので、巻き取り速度が高くなり、 均一なスプールを得られる。
【0011】 米国特許第4,699,328 号はカセットが磁気テープを装填され、巻き取り中磁気 テープがカセット部分と接触することなしにリール上に直接巻き取られるような 方法を開示している。しかしこのカセットはテープ案内をもたず、装置と協働す る間磁気テープがカセットの外に部分的に引き出され、カセットハウジングの外 で装置に備えたテープ案内によって案内される。
【0012】 本考案の磁気テープカセットの他の実施例は加圧ローラ開口が少なくともキャ プスタン開口を形成された主壁に延びる入り、主壁に直角をなす方向に見て可動 の案内は第1位置で主壁の加圧ローラ開口の場所に位置し、主壁に直角をなす方 向に見て可動の案内は第2位置で前記加圧ローラ開口の外側に位置することを特 徴とする。加圧ローラ開口が主壁に延び入るようになったカセットはオランダ国 特許出願第9000348 号に記載されている。可動のテープ案内はキャプスタン開口 の直ぐ近くでカセット内に配置されるので、テープがキャプスタン開口とカセッ ト正面の間に延在することを確実ならしめ従ってカセットが装置に装填されると きキャプスタンがテープの背後に掛合できるようになすために、このカセット構 造の可動のテープ案内はカセットが装置と協働しないときには加圧ローラ開口の 場所に位置する。装置と協働する間加圧ローラは加圧ローラ開口に位置し、従っ てカセット中のテープ案内はテープ移送手段を妨害しないように加圧ローラから 離脱させなければならない。
【0013】 磁気テープカセットのテープ案内を更に改良するため、本考案の磁気テープカ セットの他の実施例は磁気テープカセットが装置内にあるとき、キャプスタンと それに最も近いリールとの間の磁気テープは第2位置にある可動のテープ案内と 接触しないことを特徴とする。
【0014】 本考案の磁気テープカセットの他の実施例は各可動のテープ案内はスピンドル の回りに回動できるアームに定着され、前記アームは可動のテープ案内がその第 1位置を占める位置に弾性的に保持されることを特徴とする。その結果、カセッ トが装置の外部にあるときとそれが装置に装填されたとき磁気テープは常にキャ プスタン開口と正面壁の間に位置し、そのためキャプスタンは常に磁気テープの 背後に掛合することができる。かかる磁気テープカセットの適当な実施例はアー ムが磁気テープカセットの部分と接触する弾性素子をもつことを特徴とする。
【0015】 磁気テープカセットが装置と協働するとき可動のテープ案内は第1位置から第 2位置へ移動する。このことは例えば作動中磁気テープに生じる張力の結果とし て行われる。磁気テープはテープ案内を第2位置からばね力に抗して動かす。装 置と協働する間信頼性あるテープ案内運動を得るために、磁気テープカセットの 他の実施例は可動のテープ案内が該装置のキャプスタンによって動かされること を特徴とする。これを実現するのに適した実施例は各アームが突出部をもち、前 記突出部は可動のテープ案内が主壁に直角をなす方向に見て第1位置にあるとき 、キャプスタン開口の場所に位置し、磁気テープカセットが装置内にあるとき、 可動のテープ案内はその第2位置において装置のキャプスタンと接触し、その可 動のテープ案内はキャプスタンによって前記突出部を介して第1位置から第2位 置へ動かされていることを特徴とする。 以下、本発明の磁気テープカセットを図示の実施例につき説明する。
【0016】
図1は本考案の磁気テープカセット1を示す。磁気テープカセットは2つの平 行な主壁5、7を有するハウジング3をもつ。その内の下部主壁7はリール駆動 開口9、11、位置決め穴13、15、キャプスタン開口17、19及び正面壁 内に延び入る加圧ローラ開口21、23をもつ。加圧ローラ開口は装置の一部を なす加圧ローラを通過させる必要があり、加圧ローラの高さは磁気テープカセッ トの厚さより大きい。円形のキャプスタン開口(円周を破線で示す)と、加圧ロ ーラ開口は互いに隣接する。ハウジングは磁気テープ25を収容する。磁気テー プは2つのリール27、29に部分的に巻き取られる。前記リールはハウジング 内に配置される。ハウジング3は横壁35、36、37、38をもつ。横壁37 は正面壁を構成し、この正面壁は中心の磁気ヘッド開口39をもち、その両側に 加圧ローラ開口41、43をもつ。ハウジング3の開口は出入り開口47、49 、51、53をもつ摺動カバー45によって閉鎖される。前記出入り開口は開放 位置でハウジングの開口9、41、39、13を露出させて、装置の駆動スピン ドル、加圧ローラ、キャプスタン、磁気ヘッド、位置決めピンを通過させる。
【0017】 磁気テープ25は磁気被覆をもつ被覆側面25aと2つの可動のテープ案内3 1、33と接触する基底側面25bをもつ。テープ案内31、33は湾曲アーム 77、79の端部にある。前記湾曲アームはスピンドル76、78の回りに回動 する。前記アームは弾性素子32、34をもち、これらの素子はハウジング3の 一部40、42と接触する。板ばね上に設けた加圧フェルト28と、作動中磁気 ヘッドを通して磁気テープ25を通過案内させるための他のテープ案内26を支 持する弾性素子は磁気ヘッド開口39の近くにある。カセットはまた作動中磁気 ヘッドによって作られた漂遊磁界からリール上の磁気テープを遮蔽するための遮 蔽板30をもつ。
【0018】 薄片4、6がリール27、29とハウジング3の主壁5、7の間に挿入されて 、磁気テープ25がリールに行ったり来たりする動きを案内し、かつ磁気テープ が正確にリールに巻かれるのを確実ならしめる。
【0019】 カセット1は横壁35、38に2つの凹所22をもつ。前記凹所はカセットホ ルダー内にカセットを保管することを可能ならしめるすスナップ嵌合可能の凹所 として役立つ。これらの凹所22は両ハウジング半部に形成され、製造技術上の 理由から、これらの凹所22の後壁は一方のハウジング半部のみの一部を成す壁 24によって構成される。その主壁7においてカセット1は更に消去防止穴(図 示せず)をもち、前記消去防止穴は閉鎖することができる。この穴はスライダ機 構20によって閉鎖される。このスライダ機構20は使用者によって操作される 。そのためにハウジング3の後壁36はスライダ機構20を操作するための出入 り口を与える開口44を形成される。
【0020】 可動のテープ案内31、33は第1位置55(図2)と第2位置57(図3参 照)の間を可動である。第1位置55(図2)で、可動テープ案内31、33は 磁気テープカセット1の正面壁37近くの加圧ローラ開口21、23の場所でキ ャプスタン開口17、19の直ぐ近くにある。この位置で可動のテープ案内はテ ープ25をキャプスタン開口17、19の回りに案内し、その時磁気テープはキ ャプスタン開口と正面壁37の間にある。このことは、テープを装置のテープ移 送手段と協働させるために必要である。その協働のためにはキャプスタンは磁気 テープの背後に位置しなければならない。比較のため、コンパクトカセットの先 行技術のテープ案内59、61が磁気テープを案内するために使用される場合の テープ通路を破線で示す。その場合、テープ案内の回りの磁気テープの巻掛け角 度は本考案のテープ通路を用いた場合よりも実質上大きく、また磁気テープは他 のテープ案内65、67によって案内され、その結果磁気テープとテープ案内間 の摩擦は増大する。
【0021】 図3は磁気テープカセット1が図示のキャプスタン69、71、加圧ローラ7 3及び磁気ヘッド75をもつ装置と協働する作動状態において第2位置にある可 動のテープ案内31、33を示す。この位置で、テープ案内は第1位置にある場 合よりも大きな距離だけ正面壁37から離間している。それ故、巻掛け角度は減 少する。テープ案内はこのとき正面壁中の加圧ローラ開口21、23の外側にあ り、この位置では加圧ローラ73の邪魔をしない。
【0022】 この実施例では、テープ案内31、33は磁気テープ25によりテープ案内に 及ぼされる力によって第1位置(図2)から第2位置(図3)へ移動する。この 力は磁気テープの移送によって作動状態にある磁気テープに生じる張力によって 生じる。この作動状態で、テープ案内31、33はアーム77、79に固定され た弾性素子32、34を介して磁気テープ25に力を及ぼし、それ故、テープ案 内もまたテープ張力制御手段として機能する。
【0023】 カセット1が装置から除去されると、摺動カバー45に固定した阻止部材がリ ールを回転しないように阻止し、テープ案内31、33が第2位置から第1位置 へ移動して、正面壁37に沿って磁気テープ25をピンと張らせる。その結果、 磁気テープ25もまた装置から除去された後僅かに予備張力を掛けられたままに 留まる。
【0024】 図4、5はテープ案内31、33を動かすための他の構造を示す。可動のテー プ案内はアーム77、79上に配置され、前記アームは夫々突出部81、83を もつ。キャプスタンは前記突出部を押し離し、その結果テープ案内は引っ込んだ 第2の位置にある。突出部81、83はキャプスタンと接触した位置に留まって キャプスタンからごみを擦り落とす。
【0025】 可動のテープ案内が第1位置と第2位置にあるとき、テープ案内と、磁気ヘッ ド開口から遠方側にある加圧ローラ開口の境界縁との間には開口が存在する。図 4はこれらの開口の1つに近い磁気テープカセットの一部を示す。開口85は可 動のテープ案内31と、磁気ヘッド開口39から遠方側にある加圧ローラ開口2 1の境界縁87との間に延在する。予め記録された磁気テープをもつ磁気テープ カセットを製造するとき、磁気テープはハウジング外部の場所から加圧ローラ開 口を経て一方のリール上に巻き取られる。開口85が存在するためこのことは、 磁気テープの被覆側面25aと基底側面25bがハウジングの如何なる部分とも またハウジング中のテープ案内とも接触することなしに、可能にされる。このた め磁気テープが損傷する可能性が減少し、テープは高速でリールに巻き取ること が可能になる。
【0026】 図5は第2位置において可動のテープ案内31が磁気テープ25との接触から 離されることを示す。そのために、素子89が装置中のキャプスタン71の背後 に配置され、突出部83従ってテープ案内31を押圧して正面壁37から更に離 す。キャプスタン71から去ると、磁気テープ25は、テープ案内31とも又は 磁気テープカセットの他の如何なる部分とも接触することなしに、リール上のス プール93に直接行く。
【0027】 図6は磁気テープ103を磁気テープカセット1に装填することができる装置 101の一部を示す。分かり易くするため、磁気テープカセットは断面図で示す 。磁気テープカセット1は装置101のホルダー105内に置かれる。リーダー テープ109が可動のテープ通しピン107によってハウジング3から引き出さ れ、切断手段(図示せず)によって切断される。リーダーテープの一端が磁気テ ープ103に取付けられ、駆動スピンドル111が磁気テープをリール27上に 巻き取る。磁気テープ103が供給スプールによって前記装置に供給される。可 動のテープ案内33は装填中、前記装置中のピン113によって第2位置に保持 され、それ故より多くのスぺースが加圧ローラ開口23の場所でテープ通しピン のために利用できる。その後、磁気テープは供給スプールから切断されて、リー ダーテープ109の他端115に連結されなければならない。こうすれば、磁気 テープカセットには予め記録された磁気テープのみならず、情報を与えられてい ない磁気テープをも装填することができる。
【0028】 リール27、29と可動のテープ案内31、33間の通路において磁気テープ 25は被覆側面25aとその基底側面25bをもつ磁気テープカセットの如何な る部分とも接触すべきでないということは注目すべきである。磁気テープがハウ ジングに装填されるとき、磁気テープは被覆側面とその基底側面をカセットと接 触することなしに、直接リールに巻き取られることが防止される。磁気テープ2 5の縁はリール29上に磁気テープを正確に巻き取るために薄片4、6と接触す る。もし磁気テープがリールと可動のテープ案内との間で何れかの他の固定した テープ案内と接触すれば、テープ案内の回りの磁気テープの全巻掛け角度は増大 し、その結果摩擦を大きくする。このことはレースアップ(lacd-up )のために は望ましくない。更に、第1位置から第2位置へ行く可動のテープ案内の移動に よって得られる巻掛け角度の減少が小さくなる。
【0029】 本考案は新規な磁気テープカセットの1実施例について説明したが、本考案は 上述の例に制限されるものではなく、本考案の範囲内で種々の変更が可能である 。テープがテープ案内と接触する巻掛け角度を減らすためにカセットに可動のテ ープ案内を備えるという本考案の基本概念は現存のカセット、例えばコンパクト カセット又はその他のカセット構造にも適用することができる。また、例えば装 置に備えた特別の作動部材によって可動のテープ案内を動かすための他の構造も 使用することができる。更に、第1位置で可動のテープ案内を主壁の加圧ローラ 開口の外に、例えば加圧ローラ開口に直接隣接して正面壁の近くに置くことも可 能である。その結果、磁気テープは正面壁において全加圧ローラ開口に沿って延 在するので、もし可動のテープ案内が故障のために動くことが出来なければ、何 らの問題も起こり得ない。
【図1】本考案の磁気テープカセットの1実施例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】第1位置にある可動のテープ案内をもつ磁気テ
ープカセットの断面図である。
ープカセットの断面図である。
【図3】第2位置にある可動のテープ案内をもつ磁気テ
ープカセットの断面図である。
ープカセットの断面図である。
【図4】装置のテープ移送手段と共に磁気テープカセッ
トの一部を示す図である。
トの一部を示す図である。
【図5】第2位置にある可動のテープ案内をもつ磁気テ
ープカセットの一部を、テープ案内が磁気テープから離
れている状態で示す図である。
ープカセットの一部を、テープ案内が磁気テープから離
れている状態で示す図である。
【図6】断面図で示した磁気テープカセットを載置した
磁気テープ装填装置を示す図でである。
磁気テープ装填装置を示す図でである。
1 磁気テープカセット 3 ハウジング 9 リール駆動開口 13 位置決め穴 17 キャプスタン開口 20 スライダ機構 21 加圧ローラ開口 25 磁気テープ 27 リール 29 リール 31 テープ案内 32 弾性素子 33 テープ案内 39 磁気ヘッド開口 41 加圧ローラ開口 47 出入り開口 45 摺動カバー 55 第1位置 57 第2位置 59 テープ案内 61 テープ案内 69 キャプスタン 71 キャプスタン 73 加圧ローラ 75 磁気ヘッド 77 アーム 81 突出部 87 境界縁 103 磁気テープ 105 ホルダー 109 リーダーテープ 111 駆動スピンドル 113 ピン
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の横壁によって相互連結された2つ
の平行な主壁をもつハウジングを備え、横壁の1つは2
つの加圧ローラ開口と1つの磁気ヘッド開口を形成され
た正面壁を構成し、前記主壁の少なくとも1つは2つの
キャプスタン開口をもち、更に、2つのリールと、テー
プ案内と、磁気テープとを含み、前記磁気テープは被覆
側面とこの被覆側面の反対側の基底側面とをもちかつ両
リールに取付けられて少なくとも部分的に一方のリール
に巻き取られており、磁気ヘッド開口に沿いかつ両キャ
プスタン開口と正面壁との間にある磁気テープの一部は
テープ案内によってピンと張られた状態に保たれ、リー
ルと前記テープ案内との間の磁気テープは少なくともそ
の被覆側面及び基底側面が該カセットの如何なる部分と
も接触することのない磁気テープカセットにおいて、、
前記テープ案内が第1と第2の位置間を移動でき、第1
位置においはテープ案内は正面壁の近くに位置して磁気
テープが正面壁とキャプスタン開口との間に延在し、第
2位置においてはテープ案内は主壁に直角をなす方向に
見て第1位置よりも大きな距離だけ正面壁から離れてお
りかつ磁気テープがキャプスタン開口の場所において延
在するよう構成したことを特徴とする磁気テープカセッ
ト。 - 【請求項2】 少なくとも第2位置において開口が各可
動のテープ案内と正面壁の加圧ローラ開口の境界縁との
間にあり、前記境界縁は磁気テープ開口から遠方側にあ
って、磁気テープが磁気テープカセットの如何なる部分
とも接触することなしに最初に挙げた開口を通してハウ
ジング外からリールに巻き取られるようになしたことを
特徴とする請求項1に記載の磁気テープカセット。 - 【請求項3】 加圧ローラ開口が少なくともキャプスタ
ン開口を形成された主壁に延びる入り、主壁に直角をな
す方向に見て可動の案内は第1位置で主壁の加圧ローラ
開口の場所に位置し、主壁に直角をなす方向に見て可動
の案内は第2位置で前記加圧ローラ開口の外側に位置す
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気テープ
カセット。 - 【請求項4】 磁気テープカセットが装置内にあると
き、キャプスタンとそれに最も近いリールとの間の磁気
テープは第2位置にある可動のテープ案内と接触しない
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の
磁気テープカセット。 - 【請求項5】 各可動のテープ案内はスピンドルの回り
に回動できるアームに定着され、前記アームは可動のテ
ープ案内がその第1位置を占める位置に弾性的に保持さ
れることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記
載の磁気テープカセット。 - 【請求項6】 アームが磁気テープカセットの部分と接
触する弾性素子をもつことを特徴とする請求項5に記載
の磁気テープカセット。 - 【請求項7】 可動のテープ案内が該装置のキャプスタ
ンによって動かされることを特徴とする請求項5又は6
に記載の磁気テープカセット。 - 【請求項8】 各アームが突出部をもち、前記突出部は
可動のテープ案内が主壁に直角をなす方向に見て第1位
置にあるとき、キャプスタン開口の場所に位置し、磁気
テープカセットが装置内にあるとき、可動のテープ案内
はその第2位置において装置のキャプスタンと接触し、
その可動のテープ案内はキャプスタンによって前記突出
部を介して第1位置から第2位置へ動かされていること
を特徴とする請求項7に記載の磁気テープカセット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL9100190A NL9100190A (nl) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | Magneetbandcassette. |
| NL9100190 | 1991-02-04 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567978U true JPH0567978U (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=19858822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP346392U Pending JPH0567978U (ja) | 1991-02-04 | 1992-02-03 | 磁気テープカセット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0498491A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0567978U (ja) |
| NL (1) | NL9100190A (ja) |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB712536A (en) * | 1951-10-24 | 1954-07-28 | Emi Ltd | Improvements in or relating to magnetic transducing apparatus |
| US3198450A (en) * | 1962-02-28 | 1965-08-03 | Potter Instrument Co Inc | Tape cartridge |
| JPS519608B1 (ja) * | 1970-08-25 | 1976-03-29 | ||
| DE2303248A1 (de) * | 1973-01-24 | 1974-07-25 | Agfa Gevaert Ag | Tonbandkassette |
| JPS52112813U (ja) * | 1976-02-23 | 1977-08-27 | ||
| US4337909A (en) * | 1980-10-24 | 1982-07-06 | Sundstrand Corporation | Magnetic tape cassette |
| DE3521326A1 (de) * | 1985-06-14 | 1986-12-18 | Grundig E.M.V. Elektro-Mechanische Versuchsanstalt Max Grundig holländ. Stiftung & Co KG, 8510 Fürth | Bandfuehrungselemente fuer videomagnetbandgeraete |
| EP0397713B1 (en) * | 1987-12-28 | 1994-06-01 | Eastman Kodak Company | Contoured head assembly for use in a cassette loaded recorder |
-
1991
- 1991-02-04 NL NL9100190A patent/NL9100190A/nl not_active Application Discontinuation
-
1992
- 1992-01-29 EP EP92200247A patent/EP0498491A1/en not_active Withdrawn
- 1992-02-03 JP JP346392U patent/JPH0567978U/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NL9100190A (nl) | 1992-09-01 |
| EP0498491A1 (en) | 1992-08-12 |
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