JPH0568170B2 - - Google Patents
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- JPH0568170B2 JPH0568170B2 JP60050494A JP5049485A JPH0568170B2 JP H0568170 B2 JPH0568170 B2 JP H0568170B2 JP 60050494 A JP60050494 A JP 60050494A JP 5049485 A JP5049485 A JP 5049485A JP H0568170 B2 JPH0568170 B2 JP H0568170B2
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- JP
- Japan
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- recovery
- opening
- section
- rule
- procedure
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は母線を有する電気所の母線事故除去後
の復旧操作に係り、特に無人復旧操作に好適な復
旧方式に関する。
の復旧操作に係り、特に無人復旧操作に好適な復
旧方式に関する。
近年の変電所はGISなど高信頼度機器の登場に
より、母線事故の発生頻度は減少しているが、い
つたん、母線事故が発生した場合の系統復旧は電
力供給信頼度向上の面からも早期化が必要であ
る。復旧操作は、まず、事故状況の把握を行い、
復旧範囲及び復旧手順の作成を行つた後に復旧の
ための開閉操作を行うわけであるが、この一連の
作業には、知識と経験が要求され、未だに熟練保
守員の行うところとなつている。しかしながら、
近年は熟練保守員が不足する傾向にあり、早期復
旧には事故状況に迅速に対応できる自動復旧が望
まれている。また、最近は無人変電所も増加して
おり、復旧には保守員が無人変電所に出動する必
要があり、早期自動復旧の需要は高い。
より、母線事故の発生頻度は減少しているが、い
つたん、母線事故が発生した場合の系統復旧は電
力供給信頼度向上の面からも早期化が必要であ
る。復旧操作は、まず、事故状況の把握を行い、
復旧範囲及び復旧手順の作成を行つた後に復旧の
ための開閉操作を行うわけであるが、この一連の
作業には、知識と経験が要求され、未だに熟練保
守員の行うところとなつている。しかしながら、
近年は熟練保守員が不足する傾向にあり、早期復
旧には事故状況に迅速に対応できる自動復旧が望
まれている。また、最近は無人変電所も増加して
おり、復旧には保守員が無人変電所に出動する必
要があり、早期自動復旧の需要は高い。
復旧操作のうち、再閉路装置など単純なものは
既に自動化が進められている。高度な判断を必要
とする復旧操作を自動化する方式に関するものと
しては、特開昭58−151830号に電子計算機のプロ
グラムとして、一般にプロダクシヨンシステムと
呼称される体系を構築し、系統の復旧操作手順を
作成する手法が述べられている。プロダクシヨン
システムとは、人工知能、特に知識工学の分野で
よく用いられる問題解決の手法である。この手法
ではデータとして、「もし、対象としている系の
状態がAであれば、Bという操作を前記の系また
はコンピユータの作業記憶領域に対して行え」と
いう規則が複数保存される。この手法による問題
解決では、まず、対象となる系の状態を検出し、
その状態に合致するAの定義を有する規則を検索
し、その規則に述べられた操作Bを実行する。そ
して、繰り返し対象の系の状態を検出するという
動作により問題の解答をだす。
既に自動化が進められている。高度な判断を必要
とする復旧操作を自動化する方式に関するものと
しては、特開昭58−151830号に電子計算機のプロ
グラムとして、一般にプロダクシヨンシステムと
呼称される体系を構築し、系統の復旧操作手順を
作成する手法が述べられている。プロダクシヨン
システムとは、人工知能、特に知識工学の分野で
よく用いられる問題解決の手法である。この手法
ではデータとして、「もし、対象としている系の
状態がAであれば、Bという操作を前記の系また
はコンピユータの作業記憶領域に対して行え」と
いう規則が複数保存される。この手法による問題
解決では、まず、対象となる系の状態を検出し、
その状態に合致するAの定義を有する規則を検索
し、その規則に述べられた操作Bを実行する。そ
して、繰り返し対象の系の状態を検出するという
動作により問題の解答をだす。
前記の公知例では、このプロダクシヨンシステ
ムを電力系統の復旧操作に適用して、定量的では
なく定性的かつノウハウ的な制御を可能としてい
るが、以下の問題点を認識していない。
ムを電力系統の復旧操作に適用して、定量的では
なく定性的かつノウハウ的な制御を可能としてい
るが、以下の問題点を認識していない。
(1) 前記公知例では、系統を変電所母線を1つの
ノードとし、変圧器や送電線をブランチとした
回路網として認識している。現実の変電所では
母線は二重母線4ブスタイ構成のようにいくつ
ものセクシヨンに分割されており、実際の復旧
操作ではこれらの分割されたセクシヨンの切替
操作などが重要な要素となつており、前記公知
例ではこの問題に対処できない。すなわち、前
記公知例の手法では、母線は完全停止か完全復
旧しかありえず、部分的な復旧が不可能とな
る。
ノードとし、変圧器や送電線をブランチとした
回路網として認識している。現実の変電所では
母線は二重母線4ブスタイ構成のようにいくつ
ものセクシヨンに分割されており、実際の復旧
操作ではこれらの分割されたセクシヨンの切替
操作などが重要な要素となつており、前記公知
例ではこの問題に対処できない。すなわち、前
記公知例の手法では、母線は完全停止か完全復
旧しかありえず、部分的な復旧が不可能とな
る。
(2) 実際の母線事故では、遮断器や開閉器そのも
ので発生した短絡または地絡事故で、前記の開
閉装置が操作不能となる場合がある。この操作
不能は、実際に機器を操作してみて初めて判明
することがある。この場合は、既に作成された
復旧操作手順は以後無効となる。前記公知例に
よる手法では、このような異常時に対処できな
い。
ので発生した短絡または地絡事故で、前記の開
閉装置が操作不能となる場合がある。この操作
不能は、実際に機器を操作してみて初めて判明
することがある。この場合は、既に作成された
復旧操作手順は以後無効となる。前記公知例に
よる手法では、このような異常時に対処できな
い。
本発明の目的は、事故状況に応じて母線の部分
復旧が可能であり、かつ、復旧操作途中で被操作
開閉装置が操作不能となつても状況に応じて代替
の復旧操作手順を作成することが可能な母線自動
復旧装置を提供することにある。
復旧が可能であり、かつ、復旧操作途中で被操作
開閉装置が操作不能となつても状況に応じて代替
の復旧操作手順を作成することが可能な母線自動
復旧装置を提供することにある。
本発明は、母線と母線に接続する変圧器などの
機器を、後述の区間と称する母線構成の最小単位
に分割し、区間ごとに保護リレーとは異なる体系
の事故検出用センサを設置し、このセンサ情報と
開閉装置の開閉状態より、復旧手順を作成する。
手順の作成は前述のプロダクシヨンシステムを利
用する。
機器を、後述の区間と称する母線構成の最小単位
に分割し、区間ごとに保護リレーとは異なる体系
の事故検出用センサを設置し、このセンサ情報と
開閉装置の開閉状態より、復旧手順を作成する。
手順の作成は前述のプロダクシヨンシステムを利
用する。
以下、本発明の基本的な構成と、本発明の特徴
である区間の概念と、手順を作成するための操作
規則とその利用法、最後に復旧手順作成の概略フ
ローについて述べる。
である区間の概念と、手順を作成するための操作
規則とその利用法、最後に復旧手順作成の概略フ
ローについて述べる。
第1図は、本発明の基本的な構成を示したもの
である。第1図において、1は操作対象となる母
線であり、2は1に対して操作指令を出す制御装
置である。2は1の開閉装置すなわち遮断器や開
閉器に対し、開閉操作指令3を発令する。また、
2は、1のどの部分で短絡または地絡事故が発生
したかを検出するセンサの信号4と、3の操作指
令が正常に実行されたかどうかを知らせる信号5
を受信する。6と7と8は、いずれも2によつて
利用される記憶装置である。6は復旧のための操
作規則を記憶した操作規則知識ベースであり、6
に記憶されている規則群は、母線の状態を示す条
件部A1と、その条件が満された時有効となる操
作部B1を有する。7は1の母線構成を記憶して
いる母線構成知識ベースである。7に記憶される
データは、開閉装置単位であり、例えば、ある遮
断器CB1に関するデータでは、CB1の両側の区
間の名と、CB1の開閉状態が記憶されている。
8は2によつて決定された復旧操作手順と、各操
作によつて各開閉装置と区間の状態がどの様に変
化してゆくかという履歴を記憶しておく記憶装置
である。
である。第1図において、1は操作対象となる母
線であり、2は1に対して操作指令を出す制御装
置である。2は1の開閉装置すなわち遮断器や開
閉器に対し、開閉操作指令3を発令する。また、
2は、1のどの部分で短絡または地絡事故が発生
したかを検出するセンサの信号4と、3の操作指
令が正常に実行されたかどうかを知らせる信号5
を受信する。6と7と8は、いずれも2によつて
利用される記憶装置である。6は復旧のための操
作規則を記憶した操作規則知識ベースであり、6
に記憶されている規則群は、母線の状態を示す条
件部A1と、その条件が満された時有効となる操
作部B1を有する。7は1の母線構成を記憶して
いる母線構成知識ベースである。7に記憶される
データは、開閉装置単位であり、例えば、ある遮
断器CB1に関するデータでは、CB1の両側の区
間の名と、CB1の開閉状態が記憶されている。
8は2によつて決定された復旧操作手順と、各操
作によつて各開閉装置と区間の状態がどの様に変
化してゆくかという履歴を記憶しておく記憶装置
である。
次に本発明の特徴である母線の表現法の区間の
概念を説明する。第2図は甲乙の母線を有する二
重母線構成の1例である。第2図においては閉じ
た遮断器(以下、CBと称する)は〓の記号で表
現され、開いたCBは□の記号で表現されている。
また、閉じた開閉器(以下、LSと称する)は◎
の記号で表現され、開いたLSは〇の記号で表現
されている。第2図において、101,102,
103,104,105,106は送電線であ
り、301は甲母線であり、302は乙母線であ
る。なお、実際の母線構成では各送電線のCBの
外側にさらにLSが設置されるのが普通であるが、
第2図からは省略してある。
概念を説明する。第2図は甲乙の母線を有する二
重母線構成の1例である。第2図においては閉じ
た遮断器(以下、CBと称する)は〓の記号で表
現され、開いたCBは□の記号で表現されている。
また、閉じた開閉器(以下、LSと称する)は◎
の記号で表現され、開いたLSは〇の記号で表現
されている。第2図において、101,102,
103,104,105,106は送電線であ
り、301は甲母線であり、302は乙母線であ
る。なお、実際の母線構成では各送電線のCBの
外側にさらにLSが設置されるのが普通であるが、
第2図からは省略してある。
この様な母線構成において、区間の定義を以下
の様に行う。区間とはCBやLSなどの開閉装置を
全て開いた時に生じる電気的に独立した最小単位
である。換言すれば、区間は開閉装置に周囲を囲
まれた閉じた部分である。第2図における区間の
例を挙げれば、301の甲母線と302の乙母線
や101,102,103,104,105,1
06の送電線が区間となる。また、このほかに、
CBである110とLSである211と212に囲
まれた部分である111も区間である。同様に1
21,131,141,151,161,31
1,312も区間である。第2図の111′と3
01′と312′はそれぞれ区間111と301と
312の範囲を示したものである。この様な区間
の定義を行い、従来無視されていた111の様な
部分を本来の母線である301や302と同列に
扱うことに本発明の特徴がある。
の様に行う。区間とはCBやLSなどの開閉装置を
全て開いた時に生じる電気的に独立した最小単位
である。換言すれば、区間は開閉装置に周囲を囲
まれた閉じた部分である。第2図における区間の
例を挙げれば、301の甲母線と302の乙母線
や101,102,103,104,105,1
06の送電線が区間となる。また、このほかに、
CBである110とLSである211と212に囲
まれた部分である111も区間である。同様に1
21,131,141,151,161,31
1,312も区間である。第2図の111′と3
01′と312′はそれぞれ区間111と301と
312の範囲を示したものである。この様な区間
の定義を行い、従来無視されていた111の様な
部分を本来の母線である301や302と同列に
扱うことに本発明の特徴がある。
この区間の定義により、開閉装置であるCBや
LS(以下、これらを総称してスイツチと称する)
の接続関係を明確に表現することができる。すな
わち、2つの区間の間には高々1つしかスイツチ
が存在しえない。換言すれば、1つのスイツチを
指定するとその両端の区間が確定する。この性質
より、区間をノードとし、スイツチをブランチと
する変形された母線構成表現法が得られる。第3
図は、この変形された母線構成の表現であり、第
2図と同一の母線を示している。第3図では区間
は面積を有するノードで表記され、スイツチは実
線または破線のブランチで表記されている。な
お、実線は閉じたスイツチを表わし、破線は開い
たスイツチを表わしている。第3図の番号は第2
図の番号と同一なものを表わしている。
LS(以下、これらを総称してスイツチと称する)
の接続関係を明確に表現することができる。すな
わち、2つの区間の間には高々1つしかスイツチ
が存在しえない。換言すれば、1つのスイツチを
指定するとその両端の区間が確定する。この性質
より、区間をノードとし、スイツチをブランチと
する変形された母線構成表現法が得られる。第3
図は、この変形された母線構成の表現であり、第
2図と同一の母線を示している。第3図では区間
は面積を有するノードで表記され、スイツチは実
線または破線のブランチで表記されている。な
お、実線は閉じたスイツチを表わし、破線は開い
たスイツチを表わしている。第3図の番号は第2
図の番号と同一なものを表わしている。
本発明では、この変形された母線構成表現を7
の記憶装置内の内部表現として採用する。第4図
はこの内部表現の形式を示したもので、第2図及
び第3図の母線構成である。例を挙げると、第4
図の最初の行は、CB110は区間101と区間
111の間にあり、その開閉状態は閉(close)
であることを意味する。
の記憶装置内の内部表現として採用する。第4図
はこの内部表現の形式を示したもので、第2図及
び第3図の母線構成である。例を挙げると、第4
図の最初の行は、CB110は区間101と区間
111の間にあり、その開閉状態は閉(close)
であることを意味する。
また、本発明では各区間に復旧可能または復旧
禁止という属性を与え、これを記憶装置8に記憶
する。この属性は、6に記憶される操作規則の操
作部B1が実行された時点で定義される。したが
つて、各操作規則の適用のたびに各区間の属性は
変動する場合もある。8はこの属性の変動の履歴
をも記憶する。第5図はこの履歴の記憶方式を示
したもので、初期状態での区間の属性リストが下
段にある。第5図は事故発生点がセンサによつて
検出され、操作規則1が適用されると、区間14
1の属性が復旧可能から復旧禁止へ変動したこと
を示している。この様に操作規則の適用により変
動する属性はスタツク方式で履歴として保存され
る。
禁止という属性を与え、これを記憶装置8に記憶
する。この属性は、6に記憶される操作規則の操
作部B1が実行された時点で定義される。したが
つて、各操作規則の適用のたびに各区間の属性は
変動する場合もある。8はこの属性の変動の履歴
をも記憶する。第5図はこの履歴の記憶方式を示
したもので、初期状態での区間の属性リストが下
段にある。第5図は事故発生点がセンサによつて
検出され、操作規則1が適用されると、区間14
1の属性が復旧可能から復旧禁止へ変動したこと
を示している。この様に操作規則の適用により変
動する属性はスタツク方式で履歴として保存され
る。
次に復旧手遵作成のための操作規則について説
明する。
明する。
各操作規則は、母線の状況を提示する条件部
Aiと操作部Biから構成される。これらの操作規
則は基本的に次の2種のパターンからなる。
Aiと操作部Biから構成される。これらの操作規
則は基本的に次の2種のパターンからなる。
条件部Ai
f1(S)=真を満すスイツチSが存在すれば、
操作部Bi
Sを開または閉にせよ。
条件部A′i
fi(B)=真を満す区間Bが存在すれば
操作部Bi
Bに復旧可能または復旧禁止の属性を与えよ。
ただし、前出の関数f1(x)は真または偽の値を持
つ論理関数である。
つ論理関数である。
本発明の復旧手順作成の原理である母線の状況
に合致した規則を検出する作業は、前記の条件部
に記述された関数f1(x)(以下、検索関数と称す
る)を真とするスイツチまたは区間を7および8
から検索することにより達成される。このような
スイツチと区間の検索機構は、条件を示すf1(x)に
固有名詞である区間名やスイツチ名を記述しな
い。
に合致した規則を検出する作業は、前記の条件部
に記述された関数f1(x)(以下、検索関数と称す
る)を真とするスイツチまたは区間を7および8
から検索することにより達成される。このような
スイツチと区間の検索機構は、条件を示すf1(x)に
固有名詞である区間名やスイツチ名を記述しな
い。
また、各操作規則に優先レベルを設定する。こ
れは、ある母線の状態に対し、条件部Aiが適合
する操作規則が複数個存在する場合は優先レベル
の一番高い操作規則を適用するためのものであ
る。この優先レベルの設定により、優先度の高い
復旧操作を実行させることが可能となる。
れは、ある母線の状態に対し、条件部Aiが適合
する操作規則が複数個存在する場合は優先レベル
の一番高い操作規則を適用するためのものであ
る。この優先レベルの設定により、優先度の高い
復旧操作を実行させることが可能となる。
以下、操作規則の例を6種あげる。もちろん、
操作規則はこれら以外にも作成可能である。
操作規則はこれら以外にも作成可能である。
操作規則1(優先レベル1000)
定義:「事故の発生した区間には復旧禁止の属
性を与える。」 条件部A1の検索関数f1と操作部B1は以下のと
おり記述される。
性を与える。」 条件部A1の検索関数f1と操作部B1は以下のと
おり記述される。
A1:f1(x)△=faulted(x)
B1:Set x=復旧禁止
なお、△=の記号は左辺の関数を右辺で定義する
ことを意味し、faulted(x)は区間xに事故が発生
した場合に真となる論理関数である。すなわち、
f1(x)はfaulted(x)を真にする区間xが存在すれば、
真となる。
ことを意味し、faulted(x)は区間xに事故が発生
した場合に真となる論理関数である。すなわち、
f1(x)はfaulted(x)を真にする区間xが存在すれば、
真となる。
また、区間の全ては事故前に復旧可能の属性が
あらかじめ与えられている。
あらかじめ与えられている。
操作規則2(優先レベル900)
定義:「復旧禁止の属性をもつ区間に接続する
閉じたスイツチが存在すれば、これを開く。も
し、スイツチが故障で開けなければ、このスイツ
チを介して復旧禁止の属性をもつ区間と接続する
区間に復旧禁止の属性を与える」 条件部A2と操作部B2は以下のとおり記述され
る。
閉じたスイツチが存在すれば、これを開く。も
し、スイツチが故障で開けなければ、このスイツ
チを介して復旧禁止の属性をもつ区間と接続する
区間に復旧禁止の属性を与える」 条件部A2と操作部B2は以下のとおり記述され
る。
A2:f2(SW)△=unrestorrable(x)∧
path(x、SW、y、close)
B2:Open(SW)、
if.操作不能
then Set y=復旧禁止
ただし、∧の記号は論理積を表わす。
unrestorable(x)はxが復旧禁止の属性を持つ区
間(以後、このような区間を復旧禁止区間と称す
る)である時に真となる。pathは区間xが与え
られた場合、区間xに接続する閉じたスイツチ
SWと、SWの反対側のノードである区間yを検
索するためのものである。例をあげると、第4図
のデータで、xに区間(101)が与えられると、
SWにはCB(110)、yには区間(111)が該当す
る。
間(以後、このような区間を復旧禁止区間と称す
る)である時に真となる。pathは区間xが与え
られた場合、区間xに接続する閉じたスイツチ
SWと、SWの反対側のノードである区間yを検
索するためのものである。例をあげると、第4図
のデータで、xに区間(101)が与えられると、
SWにはCB(110)、yには区間(111)が該当す
る。
B2の操作部では、条件部で得られたSWに対し
開く操作を行うことを示している。また、もし、
このSWが操作不能ならば、区間yに復旧禁止の
属性を与えることを示してある。
開く操作を行うことを示している。また、もし、
このSWが操作不能ならば、区間yに復旧禁止の
属性を与えることを示してある。
操作規則3(優先レベル800)
定義:「復旧禁止区間が母線であり、その区間
と甲乙の様な並列関係にある区間が復旧可能の属
性を持ち(以後、この様な区間を復旧可能区間と
称する)、かつ第3者の復旧可能区間が存在し、
この第3者と最初の復旧禁止区間との間にスイツ
チが存在しており、かつ、第2番目の復旧可能区
間と第3番目の復旧可能区間との間に開いたスイ
ツチが存在していれば、前者のスイツチを開き、
次に後者のスイツチを閉じる」 この規則の条件部A3と操作部B3の定義は以下
の通りである。
と甲乙の様な並列関係にある区間が復旧可能の属
性を持ち(以後、この様な区間を復旧可能区間と
称する)、かつ第3者の復旧可能区間が存在し、
この第3者と最初の復旧禁止区間との間にスイツ
チが存在しており、かつ、第2番目の復旧可能区
間と第3番目の復旧可能区間との間に開いたスイ
ツチが存在していれば、前者のスイツチを開き、
次に後者のスイツチを閉じる」 この規則の条件部A3と操作部B3の定義は以下
の通りである。
A3:f3(SW1,SW2)△=unrestorable(x)∧
primary−bus(x)∧
parallel(x、y)∧
restorable(y)∧
path(x、SW1、z、〓)∧
restorable(z)∧
path(y、SW2、z、close)
B3:Open(SW1)
Close(SW2)
ただし、primary−bus(x)は区間xが母線であ
る場に真となる関数であり、parallel(x、y)
はxと並列関係にある区間yを求める関数であ
り、restorable(y)はyが復旧可能区間である場合
に真となる関数である。path(x、SW1、z、
〓)は区間xが与えられた場合にxに接続するス
イツチSW1とその反対側の区間zを求める。〓
はSW1の開閉状態を問わないことを意味する。
path(y、SW2、z、close)は区間yに接続す
る閉じたスイツチSW2とその反対側の区間zを
求める。
る場に真となる関数であり、parallel(x、y)
はxと並列関係にある区間yを求める関数であ
り、restorable(y)はyが復旧可能区間である場合
に真となる関数である。path(x、SW1、z、
〓)は区間xが与えられた場合にxに接続するス
イツチSW1とその反対側の区間zを求める。〓
はSW1の開閉状態を問わないことを意味する。
path(y、SW2、z、close)は区間yに接続す
る閉じたスイツチSW2とその反対側の区間zを
求める。
操作部B3は、まずSW1を開き、次にSW2を
閉じることを意味する。
閉じることを意味する。
この操作規則の意味を第6図と第7図を用いて
説明する。第6図は第2図の1部分を抜き出した
もので、301が甲母線であり、302が乙母線
である。110は閉じたCBであり、211は閉
じたLSであり、212は開いたLSである。第7
図は第6図を区間による表現に変形したものであ
る。本操作規則は、区間301が復旧禁止区間で
あつた場合、LS211を開き、次にLS212を
閉じて、送電線101を甲母線301から乙母線
302へ切り換えることを意味する。A3の関数
定義では、xは301に該当し、yは302、
SW1は211に、zは111に、SW2は21
2にそれぞれ該当する。
説明する。第6図は第2図の1部分を抜き出した
もので、301が甲母線であり、302が乙母線
である。110は閉じたCBであり、211は閉
じたLSであり、212は開いたLSである。第7
図は第6図を区間による表現に変形したものであ
る。本操作規則は、区間301が復旧禁止区間で
あつた場合、LS211を開き、次にLS212を
閉じて、送電線101を甲母線301から乙母線
302へ切り換えることを意味する。A3の関数
定義では、xは301に該当し、yは302、
SW1は211に、zは111に、SW2は21
2にそれぞれ該当する。
操作規則4(優先レベル600)
定義:「復旧禁止区間と復旧禁止区間とを接続
する閉じたスイツチが存在すれば、これを開く」 本規則の条件部A4と操作部B4は以下のとおり
定義される。
する閉じたスイツチが存在すれば、これを開く」 本規則の条件部A4と操作部B4は以下のとおり
定義される。
A4:f4(SW)△=unrestrable(x)∧
path(x、SW、y、close)∧
restorable(y)
B4:Open(SW)
操作規則5(優先レベル400)
定義:「トリツプしたCBが、送電線または変圧
器のCBであり、かつ、そのCBの両端の区間がと
もに復旧可能区間であれば、このCBを閉じる。」 本規則の条件部A5と操作部B5を以下に示す。
器のCBであり、かつ、そのCBの両端の区間がと
もに復旧可能区間であれば、このCBを閉じる。」 本規則の条件部A5と操作部B5を以下に示す。
A5:f5(SW)△=tripped(SW)∧
line−CB(SW)∧
path(x、SW、y、open)∧
restorable(x)∧
restorable(y)
B5:Close(SW)
上記のline−CB(SW)はSWが送電線のCBま
たは変圧器のCBである場合に真となる関数であ
る。
たは変圧器のCBである場合に真となる関数であ
る。
この規則を第8図と第9図を用いて説明する。
第8図は第1図の1部分を抜き出したもので、3
01は甲母線、302は乙母線であり、101は
送電線である。110はトリツプしたCBであり、
211は閉じたLS、212は開いたLSである。
第9図は第8図を区間とスイツチで表現した図で
ある。本規則で記述されている変圧器または送電
線のCBとは、第8図及び第9図の110に相当
する。本規則は110の両端の区間である101
と111が復旧可能区間であれば110を閉じる
ことを意味する。
第8図は第1図の1部分を抜き出したもので、3
01は甲母線、302は乙母線であり、101は
送電線である。110はトリツプしたCBであり、
211は閉じたLS、212は開いたLSである。
第9図は第8図を区間とスイツチで表現した図で
ある。本規則で記述されている変圧器または送電
線のCBとは、第8図及び第9図の110に相当
する。本規則は110の両端の区間である101
と111が復旧可能区間であれば110を閉じる
ことを意味する。
操作規則(優先レベル400)
定義:「トリツプしたCBが母線間のCBであり、
事故が母線で発生しておらず、かつ、前記のCB
の両端が復旧可能区間であれば、このCBを閉じ
る。」 本規則の条件部A6と操作部B6は以下の通り記
述される。
事故が母線で発生しておらず、かつ、前記のCB
の両端が復旧可能区間であれば、このCBを閉じ
る。」 本規則の条件部A6と操作部B6は以下の通り記
述される。
A6:f6(SW)△=tripped(SW)∧
cb−between−buses(SW)∧
path(x、SW、y、open)∧
restorable(x)∧
restorable(y)∧
faulted(z)∧
bus(z)
B6:Close(SW)
前出のcb−between−buses(SW)はSWが、
母線間のCBである場合に真となる関数である。
また、bus(z)はzが母線である場合に真となる。
母線間のCBである場合に真となる関数である。
また、bus(z)はzが母線である場合に真となる。
本規則でゆうところの母線間CBを第10図を
用いて説明する。第10図は二重母線4ブスタイ
構成の母線構成例であり、501は甲第1母線、
502は甲第2母線間であり、503は乙第1母
線、504は乙第2母線である。505,50
6,507,508はCBであり、本規則の母線
間CBとは、これらのCBを言う。本規則の定義
は、例を505にとると、505がトリツプして
おり、かつ、505の両端の区間509と510
が共に復旧可能区間であり、かつ、事故発生区間
が、501もしくは502もしくは503もしく
は504であつた場合、505を閉じることを意
味する。
用いて説明する。第10図は二重母線4ブスタイ
構成の母線構成例であり、501は甲第1母線、
502は甲第2母線間であり、503は乙第1母
線、504は乙第2母線である。505,50
6,507,508はCBであり、本規則の母線
間CBとは、これらのCBを言う。本規則の定義
は、例を505にとると、505がトリツプして
おり、かつ、505の両端の区間509と510
が共に復旧可能区間であり、かつ、事故発生区間
が、501もしくは502もしくは503もしく
は504であつた場合、505を閉じることを意
味する。
以上、6種の操作規則の例を説明した。
最後に、復旧手順作成のための概略的フローを
説明する。
説明する。
第11図は復旧手順作成の概略フローである。
手順作成は、2つのステツプに分割される。第1
ステツプは復旧手順作成のステツプであり、第2
ステツプは、第1ステツプで作成された手順に従
い実際のスイツチの開閉操作を行うステツプであ
る。第1ステツプ内のブロツク601,602,
603では、前述の操作規則に基づき、操作すべ
きスイツチを決定してゆく。ただし、603で実
行される操作は即時に実際の機器の開閉操作では
なく、第1図に示した、7の母線構成知識ベース
と、8の操作手順と分類履歴などの記憶装置内の
記憶内容に対し行なわれる。601〜603の作
業は復旧手順作成が修了するまで繰り返えされる
が、603の実行のたびに、各スイツチの開閉状
態と各区間の属性は変動するが、その変動の履歴
は第5図に示した様に8の内部に貯えられてゆ
く。
手順作成は、2つのステツプに分割される。第1
ステツプは復旧手順作成のステツプであり、第2
ステツプは、第1ステツプで作成された手順に従
い実際のスイツチの開閉操作を行うステツプであ
る。第1ステツプ内のブロツク601,602,
603では、前述の操作規則に基づき、操作すべ
きスイツチを決定してゆく。ただし、603で実
行される操作は即時に実際の機器の開閉操作では
なく、第1図に示した、7の母線構成知識ベース
と、8の操作手順と分類履歴などの記憶装置内の
記憶内容に対し行なわれる。601〜603の作
業は復旧手順作成が修了するまで繰り返えされる
が、603の実行のたびに、各スイツチの開閉状
態と各区間の属性は変動するが、その変動の履歴
は第5図に示した様に8の内部に貯えられてゆ
く。
復旧操作の第2ステツプは、第1ステツプによ
つて作成された手順表(8に記憶されている)に
従つて、実際のスイツチの開閉操作を行うステツ
プである。この場合、604のブロツクで個別の
スイツチ操作に対し、その操作が正常に実行され
たかが判定される。操作が正常ならば、次のスイ
ツチ操作が行なわれるが、もしスイツチの異常が
判明すれば、605のフイードバツクが起動され
る。
つて作成された手順表(8に記憶されている)に
従つて、実際のスイツチの開閉操作を行うステツ
プである。この場合、604のブロツクで個別の
スイツチ操作に対し、その操作が正常に実行され
たかが判定される。操作が正常ならば、次のスイ
ツチ操作が行なわれるが、もしスイツチの異常が
判明すれば、605のフイードバツクが起動され
る。
以下、この605の動作について第12図を用
いて説明する。第12図において、606〜61
0は第1ステツプにおいて作成された操作手順で
あり、611〜616は各操作によつて変動する
スイツチの開閉状態と区間の属性を示す。606
〜616は第1図の8に記憶されている。
いて説明する。第12図において、606〜61
0は第1ステツプにおいて作成された操作手順で
あり、611〜616は各操作によつて変動する
スイツチの開閉状態と区間の属性を示す。606
〜616は第1図の8に記憶されている。
復旧操作の第2ステツプにおいて、606〜6
10の手順どおりに操作を実行中に、i番目の操
作608でスイツチの操作が不能と判明した場合
を考える。この場合、本発明では、608を決定
する直前の状態i−1である613を記憶装置8
から取り出し、この613に対し608の操作が
不能であつた場合の作業を規定した618の操作
規則jを適用し、新しい状態である619作りだ
す。以後、619に対し、合致する操作規則を検
索することにより、代替の操作手順である619
〜621が作成される。以上が、第11図におけ
る605のフイードバツクの概要である。なお、
618の具体的な例としては、前述の操作規則2
(優先レベル900)があげられる。
10の手順どおりに操作を実行中に、i番目の操
作608でスイツチの操作が不能と判明した場合
を考える。この場合、本発明では、608を決定
する直前の状態i−1である613を記憶装置8
から取り出し、この613に対し608の操作が
不能であつた場合の作業を規定した618の操作
規則jを適用し、新しい状態である619作りだ
す。以後、619に対し、合致する操作規則を検
索することにより、代替の操作手順である619
〜621が作成される。以上が、第11図におけ
る605のフイードバツクの概要である。なお、
618の具体的な例としては、前述の操作規則2
(優先レベル900)があげられる。
第13図は本実施例の基本構成である。第13
図において、700は復旧手順を作成し、各スイ
ツチの開閉指令を発する制御装置である。700
は、変電所母線とのインタフエースを、スイツチ
開閉制御装置である701と各スイツチの開閉状
態を検出する装置である702と保護リレー装置
である703と各区間内の事故発生を検出する装
置である704とを介して行う。705は復旧操
作規則を記憶する装置である。706は、701
によつて決定された操作手順を記憶するととも
に、各操作の適用によつて変動する各区間の属性
と各スイツチの開閉状態の履歴を記憶する装置で
ある。707は区間とスイツチの接続関係及び各
スイツチの現在の開閉状態を記憶する装置であ
る。
図において、700は復旧手順を作成し、各スイ
ツチの開閉指令を発する制御装置である。700
は、変電所母線とのインタフエースを、スイツチ
開閉制御装置である701と各スイツチの開閉状
態を検出する装置である702と保護リレー装置
である703と各区間内の事故発生を検出する装
置である704とを介して行う。705は復旧操
作規則を記憶する装置である。706は、701
によつて決定された操作手順を記憶するととも
に、各操作の適用によつて変動する各区間の属性
と各スイツチの開閉状態の履歴を記憶する装置で
ある。707は区間とスイツチの接続関係及び各
スイツチの現在の開閉状態を記憶する装置であ
る。
第14図は、702と704の概要を示す図で
ある。702は、745〜749のようなLSや
750,751のようなCBを監視し、開閉状態
を700に伝達する。704は、752〜757
の様な各区間に設置されたセンサの情報を集め、
どの区間で事故が発生したかを検出する装置であ
る。
ある。702は、745〜749のようなLSや
750,751のようなCBを監視し、開閉状態
を700に伝達する。704は、752〜757
の様な各区間に設置されたセンサの情報を集め、
どの区間で事故が発生したかを検出する装置であ
る。
第15図は、707の内部構成を示した図であ
る。707は母線の構成と各スイツチの開閉状態
を記憶する装置であるが、その内部は、区間とス
イツチの接続状態を記憶する部分717と、各ス
イツチの開閉状態を記憶する部分718と、制御
回路719から構成される。717は1つのスイ
ツチに対し、1つの区間とスイツチの組が存在
し、スイツチとその両端の区間名を記憶する。7
17の内容は固定である。718は各スイツチに
対応するレジスタで各スイツチの開閉状態を記憶
する。718の内容は復旧手順により変化する。
719は、母線構成やスイツチ状態に関する検索
指令信号720を受信すると、717と718の
データを検索し、解答の信号721を送信する。
722は復旧操作によるスイツチ開閉指令で、7
22の受信により、718の内容が更新される。
る。707は母線の構成と各スイツチの開閉状態
を記憶する装置であるが、その内部は、区間とス
イツチの接続状態を記憶する部分717と、各ス
イツチの開閉状態を記憶する部分718と、制御
回路719から構成される。717は1つのスイ
ツチに対し、1つの区間とスイツチの組が存在
し、スイツチとその両端の区間名を記憶する。7
17の内容は固定である。718は各スイツチに
対応するレジスタで各スイツチの開閉状態を記憶
する。718の内容は復旧手順により変化する。
719は、母線構成やスイツチ状態に関する検索
指令信号720を受信すると、717と718の
データを検索し、解答の信号721を送信する。
722は復旧操作によるスイツチ開閉指令で、7
22の受信により、718の内容が更新される。
第16図は706の内部構成である。706は
各スイツチの状態の履歴を記憶する部分723
と、各区間の属性の履歴を記憶する部分724
と、制御装置725からなる。725は、復旧の
ための操作とそれに付随するスイツチの開閉状態
と区間の属性の変更を示す信号725が入力され
ると、各スイツチの状態をレジスタ726に、各
区間の属性をレジスタ727に、また、操作をレ
ジスタ728に送る。また、各操作がレジスタ7
28に転送されるたびに、レジスタ726の内容
はスタツク形式の記憶回路729に送り出され
る。729はLIFOスタツク(Last−In−First−
Out)で、操作のたびに726の内容が順次貯え
られてゆく。727の内容も同様に730に記憶
され、728の内容も同様に731に記憶され
る。
各スイツチの状態の履歴を記憶する部分723
と、各区間の属性の履歴を記憶する部分724
と、制御装置725からなる。725は、復旧の
ための操作とそれに付随するスイツチの開閉状態
と区間の属性の変更を示す信号725が入力され
ると、各スイツチの状態をレジスタ726に、各
区間の属性をレジスタ727に、また、操作をレ
ジスタ728に送る。また、各操作がレジスタ7
28に転送されるたびに、レジスタ726の内容
はスタツク形式の記憶回路729に送り出され
る。729はLIFOスタツク(Last−In−First−
Out)で、操作のたびに726の内容が順次貯え
られてゆく。727の内容も同様に730に記憶
され、728の内容も同様に731に記憶され
る。
次に本実施例による復旧手順作成を各装置の動
作に沿つて説明する。動作例は2種説明する。1
つは第11図における第1ステツプ(復旧手順作
成)における動作例であり、他は、第2ステツプ
(復旧操作実施)においてスイツチ操作不能が発
生した場合である。
作に沿つて説明する。動作例は2種説明する。1
つは第11図における第1ステツプ(復旧手順作
成)における動作例であり、他は、第2ステツプ
(復旧操作実施)においてスイツチ操作不能が発
生した場合である。
(1) 動作例1
事故例として第17図の800の個所で事故が
発生したケースを取りあげる。第17図は第2図
と同じ母線を示した図であり、事故点800は区
間141内にあり、閉じたLS242と区間14
1との接点である。この事故により、母線301
を保護するリレーが動作し、CB120とCB14
0とCB160とCB300がトリツプした。第1
8図は第17図を区間とスイツチで表現したもの
で、第3図と同じ形式の図である。ただし、開い
たスイツチは表記していない。また、トリツプし
たCBは〓の記号で示してある。
発生したケースを取りあげる。第17図は第2図
と同じ母線を示した図であり、事故点800は区
間141内にあり、閉じたLS242と区間14
1との接点である。この事故により、母線301
を保護するリレーが動作し、CB120とCB14
0とCB160とCB300がトリツプした。第1
8図は第17図を区間とスイツチで表現したもの
で、第3図と同じ形式の図である。ただし、開い
たスイツチは表記していない。また、トリツプし
たCBは〓の記号で示してある。
以後、706と707の記憶内容の変化を、第
17図と第18図の表記法を用いて説明してゆ
く。
17図と第18図の表記法を用いて説明してゆ
く。
(1−a)
事故発生により、702,703,704から
の信号に従つてトリツプしたCBと事故発生区間
が706と707に送られ、復旧操作手順作成の
初期状態が設定される。また、全ての区間が復旧
可能の属性が与えられる。
の信号に従つてトリツプしたCBと事故発生区間
が706と707に送られ、復旧操作手順作成の
初期状態が設定される。また、全ての区間が復旧
可能の属性が与えられる。
(1−b)
復旧手順作成が開始されるが、一番最初に状況
に合致する操作規則は優先レベル1000を有する操
作規則1である。この規則の適用により、区間1
41に復旧禁止の属性が与えられる。第18図に
この復旧禁止区間を斜線でハツチングで示してあ
る。
に合致する操作規則は優先レベル1000を有する操
作規則1である。この規則の適用により、区間1
41に復旧禁止の属性が与えられる。第18図に
この復旧禁止区間を斜線でハツチングで示してあ
る。
(1−c)
次に状況に合致する規則は操作規則2(優先レ
ベル900)である。この規則の適用により、復旧
禁止区間141の周囲のスイツチであるLS24
2が開かれる。第19図と第20図にこの操作を
示す。なお、第20図ではトリツプしたCBは表
記していない。
ベル900)である。この規則の適用により、復旧
禁止区間141の周囲のスイツチであるLS24
2が開かれる。第19図と第20図にこの操作を
示す。なお、第20図ではトリツプしたCBは表
記していない。
(1−d)
次に状況に合致する規則は操作規則5と6(共
に優先レベル400)である。それぞれの規則の適
用により、送電線のCBである120と160、
及び母線のCBである300が閉じられる。この
操作を第21図と第22図に示す。
に優先レベル400)である。それぞれの規則の適
用により、送電線のCBである120と160、
及び母線のCBである300が閉じられる。この
操作を第21図と第22図に示す。
以上で、送電線104を除く全てが復旧され
た。104が復旧されるか否かは、141で発生
した事故の様相に依存する。本例では復旧させな
い場合をとる。
た。104が復旧されるか否かは、141で発生
した事故の様相に依存する。本例では復旧させな
い場合をとる。
(2) 動作例2
作成された復旧手順を実施中に操作対象スイツ
チが操作不能となつた場合の例をあげる。本動作
例の事故は動作例1と同一の事故状況を設定す
る。
チが操作不能となつた場合の例をあげる。本動作
例の事故は動作例1と同一の事故状況を設定す
る。
復旧手順作成段階では、動作例1と同一であ
り、その復旧手順に従い、LS242の操作(1
−c)を行つたところ、801の事故により、
LS242そのものが破損して、開けなくなつた
場合が、本動作例である。この状況を第23図と
第24図に示す。
り、その復旧手順に従い、LS242の操作(1
−c)を行つたところ、801の事故により、
LS242そのものが破損して、開けなくなつた
場合が、本動作例である。この状況を第23図と
第24図に示す。
(2−a)
LS242操作不能能により、706に記憶さ
れたスイツチの状態と区間の属性の履歴が引き出
され、LS242の操作を決定した(1−c)の
段階の状態に706と707のレジスタが再設定
される。
れたスイツチの状態と区間の属性の履歴が引き出
され、LS242の操作を決定した(1−c)の
段階の状態に706と707のレジスタが再設定
される。
(2−b)
この状況では操作規則2の操作不能の条項が合
致する。本規則の適用により、LS242を介し
て復旧禁止区間141に接続する区間302も復
旧禁止の属性が与えられる。この操作を第25図
と第26図に示す。第26図では新に復旧禁止区
間になつた302が斜線でハツチングされてい
る。
致する。本規則の適用により、LS242を介し
て復旧禁止区間141に接続する区間302も復
旧禁止の属性が与えられる。この操作を第25図
と第26図に示す。第26図では新に復旧禁止区
間になつた302が斜線でハツチングされてい
る。
(2−c)
次に状況に合致する規則は操作規則3(優先レ
ベル800)である。この規則の適用により、30
2に接続していたLS222とLS262が開か
れ、次にLS221とLS261が閉じられる。こ
れらの作業により、区間121と区間161が区
間(母線)302から区間(母線)301へ接続
切り換えが達成される。この操作を第27図と第
28図に示す。
ベル800)である。この規則の適用により、30
2に接続していたLS222とLS262が開か
れ、次にLS221とLS261が閉じられる。こ
れらの作業により、区間121と区間161が区
間(母線)302から区間(母線)301へ接続
切り換えが達成される。この操作を第27図と第
28図に示す。
(2−d)
次に状況に合致するのは操作規則4(優先レベ
ル600)である。この規則の適用により、LS41
2が開かれる。この操作を第29図と第30図に
示す。
ル600)である。この規則の適用により、LS41
2が開かれる。この操作を第29図と第30図に
示す。
(2−e)
次に状況に合致する規則は操作規則5(優先レ
ベル400)であり、この規則の適用により、CB1
20とCB160が閉じられる。この操作を第3
1図と第32図に示す。
ベル400)であり、この規則の適用により、CB1
20とCB160が閉じられる。この操作を第3
1図と第32図に示す。
(2−f)
以上で、104を除く送電線が301に接続さ
れて復旧する。次に、これまでに作成された手順
を基に第11図の第2ステツプに戻り、実際の復
旧のためのスイツチ操作が再開される。
れて復旧する。次に、これまでに作成された手順
を基に第11図の第2ステツプに戻り、実際の復
旧のためのスイツチ操作が再開される。
以上、本実施例に用いられる操作規則の記述
と、前記の規則に基づく操作手順自動作成の実行
例を述べた。
と、前記の規則に基づく操作手順自動作成の実行
例を述べた。
本実施例によれば、以下の利点が得られる効果
がある。
がある。
(1) 規則の融通性
本実施例の操作規則は、スイツチの開閉状態と
各区間の分類の状態を認識する部分とスイツチの
操作を規定する部分からなるが、状況認識部の記
述は固有名詞を用いず、単に区間とスイツチの関
係のみで記述されている。したがつて、本実施例
の操作規則は、本実施例の母線構成にかかわら
ず、任意の母線構成の電気所に適用可能という利
点がある。
各区間の分類の状態を認識する部分とスイツチの
操作を規定する部分からなるが、状況認識部の記
述は固有名詞を用いず、単に区間とスイツチの関
係のみで記述されている。したがつて、本実施例
の操作規則は、本実施例の母線構成にかかわら
ず、任意の母線構成の電気所に適用可能という利
点がある。
(2) LSの操作制限の実現
LSはその電流遮断能力により、電流が流れて
いる状態では開く操作は行つてはならない。本実
施例では優先順位をもつ操作規則の定義により、
まず、停電した区間どうしの間のスイツチの開閉
操作を行い、最後にCBを閉じて停電した区間に
通電される。したがつて、LSの操作に関する制
限を操作アルゴリズムの内に明示することなく、
自然に表現されているという利点がある。
いる状態では開く操作は行つてはならない。本実
施例では優先順位をもつ操作規則の定義により、
まず、停電した区間どうしの間のスイツチの開閉
操作を行い、最後にCBを閉じて停電した区間に
通電される。したがつて、LSの操作に関する制
限を操作アルゴリズムの内に明示することなく、
自然に表現されているという利点がある。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
(1) 汎用性、拡張性
本発明は、電気所の母線とスイツチの状況の把
握方法を区間とスイツチの条件付検索という形で
記述している。この検索は個別の条件の論理積で
表現されており、あらゆる母線構成に適用可能で
あるという汎用性を有する。個別の変電所の適用
にあたつては区間とスイツチの接続を表現するデ
ータのみを作成すれば良いし、変電所の改造や増
設工事により母線構成が変更された場合は、変更
された部分に対応するデータのみ変更すれば良い
という拡張性も有する。
握方法を区間とスイツチの条件付検索という形で
記述している。この検索は個別の条件の論理積で
表現されており、あらゆる母線構成に適用可能で
あるという汎用性を有する。個別の変電所の適用
にあたつては区間とスイツチの接続を表現するデ
ータのみを作成すれば良いし、変電所の改造や増
設工事により母線構成が変更された場合は、変更
された部分に対応するデータのみ変更すれば良い
という拡張性も有する。
(2) 状況適応性
本発明では、復旧手順作成時のデータの履歴を
保存しておくので、実際のスイツチ操作途中の異
常時にも、状況に応じて代替の復旧手順を作成す
ることができるという状況適応能力がある。
保存しておくので、実際のスイツチ操作途中の異
常時にも、状況に応じて代替の復旧手順を作成す
ることができるという状況適応能力がある。
また、状況に応じ、母線の切り替えなどを行
い、電気所母線の部分復旧などの細い操作が可能
となる。
い、電気所母線の部分復旧などの細い操作が可能
となる。
第1図は本発明の基本的構成を示した図であ
る。第2図は電気所母線構成の一例であり、第3
図は、第2図に示された母線構成を本発明に基づ
く区間とスイツチの概念によつて表現した図であ
る。第4図は区間とスイツチの接続関係とスイツ
チの開閉状態の記憶方式を図示した図である。第
5図は各区間の属性の履歴を示した図である。第
6図は操作規則による母線切替えを示すための母
線構成図であり、第7図は、第6図の構成を区間
とスイツチで表現した図である。第8図は第6図
と同様に母線構成図であり、第9図は第8図を区
間とスイツチで表現した図である。第10図は母
線間のCBの例を示す図である。第11図は復旧
手順作成と復旧実施のフローチヤートである。第
12図は各復旧操作に供う各区間の属性とスイツ
チの開閉状態の遷移図である。第13図は実施例
の基本構成であり、第14図は母線とスイツチか
ら情報を収集する装置の図である。第15図は母
線構成とスイツチの開閉状態を記憶する記憶装置
の構成図であり、第16図は各区間の属性の履歴
と各スイツチの開閉状態の履歴を記憶する記憶装
置の構成図である。第17図より第32図までは
実施例による復旧手順作成の例を示した図であ
り、第17図と第19図と第21図と第23図と
第25図と第27図と第29図と第31図は母線
構成図であり、他は区間とスイツチによる表現図
である。 6…操作規則知識ベース、7…母線構成記憶装
置、8…区間属性とスイツチ状態履歴記憶装置、
101…区間の一例、110…スイツチの一例、
704…区間内事故検出装置、702…CB開閉
状態検出装置。
る。第2図は電気所母線構成の一例であり、第3
図は、第2図に示された母線構成を本発明に基づ
く区間とスイツチの概念によつて表現した図であ
る。第4図は区間とスイツチの接続関係とスイツ
チの開閉状態の記憶方式を図示した図である。第
5図は各区間の属性の履歴を示した図である。第
6図は操作規則による母線切替えを示すための母
線構成図であり、第7図は、第6図の構成を区間
とスイツチで表現した図である。第8図は第6図
と同様に母線構成図であり、第9図は第8図を区
間とスイツチで表現した図である。第10図は母
線間のCBの例を示す図である。第11図は復旧
手順作成と復旧実施のフローチヤートである。第
12図は各復旧操作に供う各区間の属性とスイツ
チの開閉状態の遷移図である。第13図は実施例
の基本構成であり、第14図は母線とスイツチか
ら情報を収集する装置の図である。第15図は母
線構成とスイツチの開閉状態を記憶する記憶装置
の構成図であり、第16図は各区間の属性の履歴
と各スイツチの開閉状態の履歴を記憶する記憶装
置の構成図である。第17図より第32図までは
実施例による復旧手順作成の例を示した図であ
り、第17図と第19図と第21図と第23図と
第25図と第27図と第29図と第31図は母線
構成図であり、他は区間とスイツチによる表現図
である。 6…操作規則知識ベース、7…母線構成記憶装
置、8…区間属性とスイツチ状態履歴記憶装置、
101…区間の一例、110…スイツチの一例、
704…区間内事故検出装置、702…CB開閉
状態検出装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電力系統に設置される複数の開閉装置の開閉
操作復旧手順を推論システムにより順次決定して
いく母線自動復旧装置において、 前記開閉装置に囲まれた電力系統を最小単位と
し、この最小単位の復旧可能かまたは復旧禁止か
のいづれか一方の復旧状態をあらかじめ最小単位
に対する属性として、前記最小単位とともに記憶
する属性記憶手段と、 前記開閉装置の開閉状態又は最小単位の属性内
容を参照する条件部と、前記条件部に対する所定
の前記開閉装置の開閉操作を指示する結論部とを
備えた復旧操作規則を記憶する操作規則記憶手段
と、 前記開閉装置に接続される前記最小単位との接
続関係と、この開閉装置の開閉状態とを記憶する
母線構成記憶手段と、 前記属性記憶手段の属性及び前記母線構成記憶
手段からの接続関係と開閉状態、及び前記操作規
則記憶手段からの前記復旧操作規則に基づいて、
前記開閉器の開閉操作復旧手順を推論システムに
より順次決定していく制御手段と、 からなることを特徴とする母線自動復旧装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記操作規
則記憶手段の前記復旧操作規則は、前記制御手段
から得られる開閉操作復旧手順に従つて前記開閉
装置を復旧操作実行中に、前記復旧禁止の最小単
位に接続した前記開閉装置が開閉操作不能の場
合、前記開閉装置に接続する他の最小単位の属性
を復旧禁止とする規則を有することを特徴とする
母線自動復旧装置。 3 特許請求の範囲第2項において、前記制御手
段により得られる前記開閉操作復旧手順を記憶す
る操作手順記憶手段を設け、前記開閉装置の開閉
操作不能により前記開閉操作復旧手順が実行でき
ない場合、前記制御装置は前記操作手順記憶手段
に記憶されている当該開閉操作復旧手順の決定前
まで戻り、改めて前記推論システムにより開閉操
作復旧手順を順次決定していくことを特徴とする
母線自動復旧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60050494A JPS61214725A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 母線自動復旧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60050494A JPS61214725A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 母線自動復旧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61214725A JPS61214725A (ja) | 1986-09-24 |
| JPH0568170B2 true JPH0568170B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=12860482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60050494A Granted JPS61214725A (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 | 母線自動復旧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61214725A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106711996B (zh) * | 2016-11-28 | 2019-08-20 | 国网河南省电力公司郑州供电公司 | 一种母线失压故障供电恢复及开关操作顺序生成方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067729B2 (ja) * | 1982-03-02 | 1994-01-26 | 三菱電機株式会社 | 電力系統復旧装置 |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP60050494A patent/JPS61214725A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61214725A (ja) | 1986-09-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |