JPH0568581B2 - - Google Patents

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JPH0568581B2
JPH0568581B2 JP19248687A JP19248687A JPH0568581B2 JP H0568581 B2 JPH0568581 B2 JP H0568581B2 JP 19248687 A JP19248687 A JP 19248687A JP 19248687 A JP19248687 A JP 19248687A JP H0568581 B2 JPH0568581 B2 JP H0568581B2
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JP
Japan
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lower chord
truss structure
members
prestress
column
Prior art date
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JP19248687A
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English (en)
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JPS6436838A (en
Inventor
Takenori Kumagai
Yasuo Kuno
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はトラス構造物の構築方法に係わり、
主に、超大スパン(50m程度以上)構造物の構築
に用いられて好適なトラス構造物の構築方法に関
する。
「従来の技術」 一般に、建築・土木構造物を軽量かつ強固に構
築しうる構造として、上弦材、下弦材及びラチス
材により三角形を構成した、いわゆるトラス構造
と呼ばれる構造が知られている。しかしながら、
このようなトラス構造にあつては、前記建築・土
木構造物が大規模となつた場合、特にそのスパン
が100m以上と著しく長大なものとなつた場合、
構造物を構成する柱、梁に大きな撓みが生じるば
かりでなく、この構造物の全体の重量に対してト
ラス構造の自重の割合が大きくなつて不経済であ
る、という問題点があつた。そこで、本出願人等
は前記問題点に鑑みて、トラス構造の弦材及びラ
チス材の少なくとも1本に沿つて一体に配設され
たPC鋼材を緊張することで、PC鋼材の緊張前に
トラス構造に生じている応力状態に対抗するよう
なプレストレスをこのトラス構造に導入したよう
なトラス構造を提案している(特願昭61−21501
号)。このトラス構造によれば、プレストレスの
導入により前記PC鋼材が配設されている部材の
応力が軽減されて構造物の撓みが減少されると共
に、設計段階において前記部材の断面縮小等部材
重量の削減が可能となる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、前記本出願人等が提案したトラス構
造は、従来のトラス構造の弦材あるいはラチス材
にPC鋼材を一体に配設し、このPC鋼材により構
造物にプレストレスを導入したような構造である
が、このトラス構造ではPC鋼材等のプレストレ
ス導入手段が各構造物毎に恒久的に必要となり、
コストアツプの要因となりうる可能性があつた。
この発明は前記事情に鑑みてなされたもので、
PC鋼材等のプレストレス導入手段を恒久的に用
いずとも超大スパン構造物を実現しうるトラス構
造物の構築方法の提供を目的としている。
「問題点を解決するための手段」 そこでこの発明は、上弦材、下弦材及びラチス
材によりトラス状に組み上げられたトラス構造の
梁部材を相対向して立設された一対の柱部材間に
架設することでトラス構造物を構築する際に、前
記梁部材の下弦材の左右両端部を前記上弦材より
短く形成することでこの梁部材を台形トラス構造
とし、このような梁部材の上弦材と柱部材の上端
部とをピン接合することでこの梁部材を柱部材間
に架設した後に、前記梁部材の下弦材に圧縮力を
加えることでこの梁部材にプレストレスを導入し
てこの下弦材を縮めておき、さらに梁部材の下弦
材と、前記柱部材に梁部材が架設された際にその
下弦材の左右両端部を形成するように前記柱部材
に突設された連結部材の先端部とを連結した後
に、前記プレストレスを解除するようなトラス構
造物の構築方法を構成して、前記問題点を解決し
ている。
「作用」 この発明では、梁部材の下弦材に圧縮方向のプ
レストレスを導入し、次いで連結部材を介してこ
の下弦材の両端を柱部材に連結した後に前記プレ
ストレスを解除しているので、このプレストレス
解除によつて、プレストレスにより縮んでいた下
弦材が元に戻ろうとすることにより、水平方向外
方に向かう伸張力が柱部材に与えられる。これに
より、柱部材からはこの反力として前記伸張力に
拮抗する力が下弦材に与えられ、梁部材は前記反
力の作用により上方に持ち上げられることで、こ
の梁部材にむくりが生じる。
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図ないし第4図は、この発明の一実施例で
あるトラス構造物の構築方法により構築された鉄
骨トラス構造物を示す図である。これら図におい
て、符号1,1で示されるものは鉄骨からなる柱
(柱部材)であり、これら一対の柱1,1は地盤
G上に相対向した状態で立設されている。柱1,
1の上端部には鉄骨トラス構造の梁(梁部材)2
が架設されている。
この梁2は、第2図ないし第4図に示すよう
に、鋼管からなる上弦材3と、H形鋼からなる下
弦材4と、これら上弦材3及び下弦材4を連結す
るラチス材5とにより、トラス構造に組み上げら
れて構成されている。下弦材4には、そのウエブ
の両側に間隔を置いてリブ6,6,……が形成さ
れていると共に、これらリブ6,6,……を貫通
して下弦材4の長手方向全長に亙つて延在された
中空管状のシース管7が配設されている。このシ
ース管7内には、PC鋼線8が後述するトラス構
造物構築の際に挿通される。また、前記梁2は、
第2図に示すように、その下弦材4の左右両端部
が上弦材3より短縮して形成され、すなわち下返
が短い台形トラス構造とされている。
このような構成の梁2は、その上弦材3の両端
部が柱1,1上端部にそれぞれピン接合されるこ
とで、柱1,1間に架設されている。また、前記
柱1には、前記梁2の下弦材4の短縮部分に相当
する長さのH形態からなる連結部材9が、梁2が
架設された際にその下弦材4と一直線となるよう
な位置に溶接等の手段により剛に突設されてい
る。そして、これら連結部材9,9の先端は、下
弦材4の左右両端に溶接されて連結されている。
次に、第5図ないし第6図を参照して、この発
明の一実施例であるトラス構造物の構築方法につ
いて説明する。
まず、地盤G上に梁2のスパン間隔に相当する
間隔を置いて柱1,1を一対立設する。そして、
これら一対の柱1,1の各対向面には、後に梁2
が架設された際にその下弦材4と一直線となるよ
うな位置に、それぞれ連結部材9,9を溶接等に
手段により突設する。あるいは溶接の代わりに、
ボルト締め等の手段を用いてもよい。次に、予め
第2図に示すような台形トラス構造に組み上げら
れた梁2を柱1,1間に吊り降ろし、その上弦材
3の両端部と柱1,1の上端部とをそれぞれピン
接合することで、この梁2を柱1,1間に架設す
る(第5図)。この際、梁2組み上げと同時に下
弦材4に沿つて配設されたシース管7内に予め
PC鋼線8をその全長に亙つて挿通させておく。
あるいは、柱1,1が桁行方向(第5図において
紙面に直交する方向)にある程度の幅を有する構
造であれば、柱1,1の桁行方向の一端部にこの
桁行方向と直交する方向(すなわち梁2の延在す
る方向)に延在する仮設構台を設け、この仮設構
台上で前記梁2を組み上げた後、この梁2を桁行
方向にスライドさせて所定位置にまで移動させ、
この後、梁2の上弦材3の両端部と柱1,1の上
端部とをそれぞれピン接合しても良い。
この状態で、柱1,1側部に梁2の下弦材4両
端部にまで至る高さの移動足場(図示略)を配置
し、ジヤツキ等周知の堅調力導入手段により前記
PC鋼線8をその両端から型張した後、その両端
を下弦材4両端部に固定し、これにより下弦材4
に圧縮力(第5図中矢印P,P)を加えることで
この下弦材4にプレストレスを導入する。よつ
て、梁2は、このプレストレス導入に従つて、第
5図中想像線で示す形状から実線で示す形状の如
くその長手方向に縮んだ状態とされる。
次に、下弦材4にプレストレスが導入された状
態で、前記連結部材9,9の先端をこの下弦材4
の左右両端に溶接して連結する(第6図)。ある
いは、高張力ボルト締め等により連結しても良い
が、後述する下弦材4の伸長力に耐えうる程度に
強固な連結を実現しうる連結手段である必要があ
る。さらに、前記PC鋼線8の下弦材4への固定
を解除し、このPC鋼線8を前記シース管7から
引き抜くことで下弦材4へのプレストレスを解除
すると、この下弦材4が元の形状(第5図想像線
参照)に戻ろうとして水平方向外方に向かう伸長
力(第6図矢印P′,P′)を柱1,1に与える。柱
1,1は、この反力として前記伸長力に拮抗する
力を下弦材4に与え、梁2は、その下弦材4に前
記反力が作用することで上方が持ち上げられ、第
6図実線に示すようにむくりが生じた状態とな
る。
すなわち、このような鉄骨トラス構造において
は、柱1,1に梁2が建て込まれた状態で梁2上
面に均一な上載荷重が作用するので、第7図点線
で示すようなモーメント分布が生じる。しかしな
がら、梁2の下弦材4へ導入されていたプレスト
レスが解除された段階で、柱1,1に水平方向の
伸長力が作用し、柱1,1はこの反力として前記
伸長力に拮抗する力を下弦材4に与える。従つ
て、この状態でのモーメント分布は第7図の実線
で示す如き分布となる。よつて、見掛け上梁2を
下弦材4に圧縮方向のプレストレスが導入され、
梁2の大部分において上載荷重と相殺される力が
作用することで、下弦材4に生じる応力が軽減さ
れて梁2の撓みが減少すると共に、設計段階にお
いて下弦材4の部材重量の削減が可能となる。
つまり、この実施例のトラス構造物の構築方法
によれば、梁2の下弦材4を連結部材9,9を介
して柱1,1に連結する時のみPC鋼線8により
プレストレスを導入しておけば、下弦材4を柱
1,1に連結した後はPC鋼線8を引き抜いても
見掛け上のプレストレスが下弦材4に作用するの
で、PC鋼線8を恒久的に用いずとも梁2の撓み
減少できると共に、下弦材4の部材重量を削減す
ることができ、これにより超大スパン(50m程度
以上)構造物の実現が可能となる。よつて、PC
鋼線8の転用が可能となり、超大スパン構造物の
経済的かつ能率的構築が実現できる。
なお、この発明のトラス構造物の構築方法は、
その細部及び構築されるトラス構造物の形状等が
前記実施例に限定されず、発明の思想を逸脱しな
い範囲で適宜変更可能である。一例として、前記
実施例はいわゆる1層のラーメン構造のトラス構
造物であつたが、これを高さ方向に連結して複数
層のラーメン構造としたり、あるいは長さ方向に
連結して複数スパンのラーメン構造としても良い
ことは勿論である。また、プレストレスを導入す
る方法は前記実施例の如くPC鋼線8による方法
に限定されず、PC鋼棒あるいはPC鋼撚線により
プレストレスを導入しても良い。又、PC鋼線8
等の手段によらず、柱1と梁下弦材4との間にジ
ヤツキ等の伸長手段を介在させ、これを拡げるこ
とでもプレストレス導入は可能である。更に言え
ば、トラスの形状、組み方は周知の形状、組み方
で良く、また各弦材及びラチス材の材質を鋼材に
限定されず、木材等であつても良いことは言うま
でもない。
ここで、前記実施例のトラス構造物において
は、第7図に示す如くその柱1,1上端部及び梁
2の上弦材3両端部にモーメントが集中し、この
部分の部材に比較的大きい応力が発生したり撓ん
だりするおそれがある。そこで、前述の柱上端部
1,1及び上弦材3の両端部に予め圧縮方向のプ
レストレスが導入された部材を先付けてしておけ
ば、各部材へのモーメント集中を回避できる。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、梁の下弦材を連結部材を介して柱に連結する
時にこの下弦材にプレストレスを導入しておけ
ば、下弦材を柱に連結した後はプレストレスを解
除しても見掛け上のプレストレスが下弦材に作用
するので、PC鋼線等のプレストレス導入手段を
恒久的に用いずとも梁の撓みを減少できると共
に、下弦材の部材重量を削減することができ、こ
れにより超大スパン構造物の実現が可能となる。
よつて、PC鋼線等のプレストレス導入手段の転
用が可能となり、超大スパン構造物の経済的かつ
能率的構築が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるトラス構造
物の構築方法により構築された鉄骨トラス構造物
を示す正面図、第2図は同トラス構造物の梁のみ
を取り出して示した正面図、第3図は同梁を拡大
視して示した正面図、第4図は第3図の−′
線に沿う矢視断面図、第5図ないし第6図はこの
発明の一実施例であるトラス構造物の構築方法を
説明するための図、第7図は同方法により構築さ
れたトラス構造物に作用するモーメント分布を示
す図である。 1……柱(柱部材)、2……梁(梁部材)、3…
…上弦材、4……下弦材、5……ラチス材、8…
…PC鋼線、9……連結部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上弦材、下弦材及びラチス材によりトラス状
    に組み上げられたトラス構造の梁部材を相対向し
    て立設された一対の柱部材間に架設することでト
    ラス構造物を構築する方法であつて、前記梁部材
    の下弦材の左右両端部を前記上弦材より短く形成
    することでこの梁部材を台形トラス構造とし、こ
    のような梁部材の上弦材と柱部材の上端部とをピ
    ン接合することでこの梁部材を柱部材間に架設し
    た後に、前記梁部材の下弦材に圧縮力を加えるこ
    とでこの梁部材にプレストレスを導入し、さらに
    梁部材の下弦材と、前記柱部材に梁部材が架設さ
    れた際にその下弦材の左右両端部を形成するよう
    に前記柱部材に突設された連結部材の先端部とを
    連結した後に、前記プレストレスを解除すること
    を特徴とするトラス構造物の構築方法。
JP19248687A 1987-07-31 1987-07-31 Constructure of truss structure Granted JPS6436838A (en)

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JPH03172426A (ja) * 1989-12-01 1991-07-25 Fujita Corp 長スパン梁の架構方法
JP2008261102A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Kajima Corp 大梁架構
CN104032833A (zh) * 2014-05-23 2014-09-10 苏州工业园区设计研究院股份有限公司 立体桁架体外预应力施加结构

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