JPH0568603U - 鉋 - Google Patents
鉋Info
- Publication number
- JPH0568603U JPH0568603U JP1730092U JP1730092U JPH0568603U JP H0568603 U JPH0568603 U JP H0568603U JP 1730092 U JP1730092 U JP 1730092U JP 1730092 U JP1730092 U JP 1730092U JP H0568603 U JPH0568603 U JP H0568603U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- plane
- step portion
- back metal
- concave step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉋刃と裏金刃の刃合わせが自動的に行なえ、
且つ、鉋刃の突出量を容易に確認調整できる1枚刃鉋の
提供。 【構成】 鉋台11と1枚の鉋身12とから成り、鉋台
11に対しては、その甲穴13に上記鉋身12を押し込
む押込溝14を斜設し、鉋身12に対しては、その一側
面の先端縁に刃部12aを一体に形成する一方、他側面
の先端部に凹段部15を設け、該凹段部15内に刃部1
7aを有する別体成形の刃体17を固定して、この他側
面側刃体17の刃部17aと上記一側面側の刃部12a
を鉋刃と裏金刃として使用する構成となすと共に、該鉋
刃と裏金刃の刃合わせを上記凹段部15と刃体17の寸
法差により行なう構成となし、且つ、鉋刃として使用さ
れる刃部に突出量確認マーク18を施すことにより、従
来の2枚刃鉋の抱える使用上の問題点を一挙に解決す
る。
且つ、鉋刃の突出量を容易に確認調整できる1枚刃鉋の
提供。 【構成】 鉋台11と1枚の鉋身12とから成り、鉋台
11に対しては、その甲穴13に上記鉋身12を押し込
む押込溝14を斜設し、鉋身12に対しては、その一側
面の先端縁に刃部12aを一体に形成する一方、他側面
の先端部に凹段部15を設け、該凹段部15内に刃部1
7aを有する別体成形の刃体17を固定して、この他側
面側刃体17の刃部17aと上記一側面側の刃部12a
を鉋刃と裏金刃として使用する構成となすと共に、該鉋
刃と裏金刃の刃合わせを上記凹段部15と刃体17の寸
法差により行なう構成となし、且つ、鉋刃として使用さ
れる刃部に突出量確認マーク18を施すことにより、従
来の2枚刃鉋の抱える使用上の問題点を一挙に解決す
る。
Description
【0001】
本考案は、従来の2枚刃鉋を改良して、実質的には、1枚刃鉋として構成され る新規鉋に関するものである。
【0002】
従来から広く一般に使用されている鉋は、図5に示す如く、鉋台1の他に、木 材を専門に削る鉋刃2と、逆目を防止する裏金刃3とを別々に備えて、鉋台1の 甲穴4に鉋刃2を押し込む押込溝5を斜設する一方、甲穴4内に金属製の軸材6 を横設して、該軸材6と上記押込溝5間に、鉋刃2と裏金刃3とを重合状態に装 着する構成となっている。
【0003】
この為、従来の鉋にあっては、独立した2枚の大きな鉋刃2と裏金刃3を必要 とするばかりか、この両刃2・3を甲穴4内に固定する金属製の軸材6が必要と なるので、鉋台1に対しては、当該軸材6を横設するための孔7を穿設して、後 から、この孔7を塞がなければならなくなって、鉋台1自体の加工が徒に大変と なることは言うまでもないが、特に、その使用に際して、以下の如き顕著な問題 点を有している。
【0004】 即ち、鉋を上手く使用するための条件に、昔から、鉋刃2と裏金刃3の刃先を 約0.3〜0.5ミリ、前後にずらして刃合わせすることが挙げられている。何 故なら、これ以上やこれ以下では、逆目を効果的に止めることができなくなるか らである。 しかし、上記した従来の2枚刃鉋にあって、この両刃2・3の刃合わせを行な う場合には、一般には、鉋台1の甲穴4内を覗きながら、裏金刃3の頭を叩いて 行なわなければならないので、その作業が煩雑となることは勿論であるが、調整 には、使用者の勘に頼る以外方法がなかった。この為、高度の熟練技術を有する 専門家であれば兎も角、それ程の技術を有しない素人にとっては、この鉋刃2と 裏金刃3の微妙な刃合わせが極めて困難となって、これが、使用上の大きな障害 となっている。
【0005】 又、実際の使用に際しては、上記の刃合わせに加えて、鉋台1の刃口から鉋刃 2の刃先をどの位突出させるかも重要となる訳であるが、従来の2枚刃鉋にあっ ては、単に、鉋台1の台尻側から鉋刃2の刃先を眺めて、その突出量を勘に頼っ て確認調整するだけであるから、この場合にあっても、やはり、高度の熟練技術 を有する専門家であれば兎も角、それ程の技術を有しない素人にとっては、刃口 から突出する刃先の突出量を正確に確認して調整することが頗る困難であった。
【0006】
而して、本考案は、斯る従来2枚刃鉋の課題を有効に解決するために開発され たもので、鉋台と1枚の鉋身とから成り、鉋台は、その甲穴に上記1枚の鉋身を 押し込む押込溝を斜設し、鉋身は、その一側面の先端縁に刃部を一体に形成する 一方、他側面の先端部に凹段部を設け、該凹段部内に刃部を有する別体成形の刃 体を固定して、この他側面側刃体の刃部と上記一側面側の刃部を鉋刃と裏金刃と して使用する構成となすと共に、該鉋刃と裏金刃の刃合わせを上記凹段部と刃体 の寸法差により行なう構成となし、且つ、鉋刃として使用される刃部に突出量確 認マークを施す構成を採用した。
【0007】
依って、本考案にあっては、従来の2枚刃鉋と比較すると、2枚の独立した刃 やこの刃同士を重合して固定する軸材が不要となるので、構造的にも簡素化でき る利点を有することは勿論であるが、特に、鉋身の他側面の先端部に凹段部を設 けて、該凹段部内に刃部を有する別体成形の刃体を固定する構成を採用した関係 で、当該刃体の刃部を鉋刃として使用する場合でも、逆に、裏金刃として使用す る場合でも、製造時に、上記凹段部の寸法と刃体の寸法とに必要な寸法差をもた せておくだけで、鉋身の一側面側に形成された刃部との刃合わせが自動的に行な えるので、誰が使用する時でも、勘に頼ることなく、常に鉋刃と裏金刃の理想的 な刃合わせ状態が確実に得られることとなる。 又、鉋刃として使用される刃部には突出量確認マークが施されている関係で、 鉋台の刃口から鉋刃の刃先の突出量を確認する場合にも、刃先を刃口から出没さ せる作業中に、この確認マークを利用すれば、刃先の突出量を合理的に確認して 、常に、刃先を理想的な突出量に調整することも十分に可能となる。
【0008】
以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳述すれば、この実施例に係る鉋 は、先に説明した従来の2枚刃鉋とは異なり、図1・図2に示す如く、基本的に は、鉋自体を樫材等で成形された鉋台11と1枚の金属製鉋身12とから構成し て、前者の鉋台11に対しては、その甲穴13に上記1枚の鉋身12を押し込む 押込溝14を斜設し、後者の鉋身12に対しては、その一側面の先端縁に刃部1 2aを一体に形成する一方、他側面の先端部に複数のマグネット16が埋め込ま れた凹段部15を積極的に設けて、該凹段部15内に上記マグネット16を介し て刃部17aを有する別体成形の金属製刃体17を固定することにより、図3に 示す如く、この1枚の鉋身12の両側先端縁に、背合わせ状態となる刃部12a と17aとを同時に存在させる構成となしたものである。
【0009】 従って、斯る構成の下では、その製造時に、上記凹段部15の高さ寸法L1と 刃体17の高さ寸法L2に対して、刃合わせに必要な寸法差をもたせておくだけ で、1枚の鉋身12の両側に存在する刃部12aと刃部17aとの刃合わせが、 自動的に且つ正確に行なえることとなる。 これを詳しく説明すると、本実施例にあっては、刃体17の刃部17aを鉋刃 として使用し、鉋身12側に一体に形成されている刃部12aを裏金刃として使 用することを前提としている関係で、凹段部15の高さ寸法L1を、刃体17の 高さ寸法L2よりも約0.3〜0.5ミリ短寸となるように設定しておけば、刃 体17を凹段部15内に固定するだけで、図示する如く、刃体17の刃先が、既 述した0.3〜0.5ミリ外にずれた理想的な刃合わせ状態が得られることとな る。 尚、逆に、刃体17の刃部17aを裏金刃として使用する場合には、凹段部1 5の高さ寸法L1を、刃体17の高さ寸法L2よりも約0.3〜0.5ミリ長寸 となるように設定すれば、上記と同様に、鉋刃として使用される刃部12aの刃 先が、0.3〜0.5ミリ外にずれた理想的な刃合わせ状態が得られることとな る。
【0010】 又、本実施例にあっては、特に、図2にも示す如く、鉋刃として使用される上 記刃体17の刃部17aの表面に突出量確認マーク18を施す構成を採用してい るが、このマーク18を施す場合には、その刃先近傍の表面に赤色等の目立ち易 い塗料を直接塗布するか、或いは、具体的には図示しないが、該刃部17aの表 面に連続する窪み部を画成して、該窪み部内に塗料を塗布するものとする。尚、 逆に、鉋身12の一体形成刃部12aを鉋刃として使用する場合には、上記の方 法により、当該刃部12aの表面に突出量確認マーク18を施すこととなる。
【0011】 依って、本実施例の鉋にあっては、鉋身12の凹段部15内に対する刃体17 の固定状態を得て、鉋身12を上記押込溝14内に押し込めば、従来の如き金属 製軸材を用いずとも、図4に示す如く、鉋刃と裏金刃を同時に有する1枚の鉋身 12を鉋台11に確実に装着できる。 しかも、この装着状態にあっては、鉋身12の凹段部15内に刃体17をマグ ネット16を介して固定することにより、その両者15・17の寸法差で、鉋刃 として使用される刃体17の刃部17aと、裏金刃として使用される鉋身12側 の刃部12aとが、0.3〜0.5ミリ、前後にずれた理想的な刃合わせ状態に おかれているので、使用に際しては、改めて、従来の如き微妙な調整を勘に頼っ て行なう必要が全くなくなって、これにより、従来の2枚刃鉋における使用上の 最大の障害を解消できる訳である。
【0012】 従って、後は、鉋台11の刃口13aからの刃先の突出量を調整すれば良い訳 であるが、この時には、既述した如く、鉋刃となる刃体17の刃部17aに突出 量確認マーク18が施されているので、刃先を刃口13aから出没させる作業中 に、この確認マーク18を利用して、刃先の突出量を確認すれば、常に、刃先の 理想的な突出量を極めて合理的に調整することが可能となる。 特に、この確認マーク18の利用に際しては、マーク18の前端縁が刃口13 aから出たら、木材が削れる目安となし、マーク18の後端縁が完全に外部に出 たら、刃先が出過ぎている目安となして、この後端縁と前端縁の中間域を木材の 削り厚さの目安として利用すれば、素人でも、その目的に応じて、木材を上手く 削ることが保障される。
【0013】 又、鉋刃の刃先の突出量を調整する場合に、鉋身12を押込溝14内で昇降動 させても、刃体17自体は、同一巾で鉋身12の他側面と面一となって、その凹 段部15内にマグネット16の磁着力で確実に固定されているので、刃体17が 凹段部15内で不用意に移動したり脱落したりする心配も全くない。 更に、本実施例にあっては、別に刃体17を必要とするとしても、この刃体1 7は1枚の鉋身12側に吸収されて、実質的には、1枚刃鉋を構成するものであ るから、従来の2枚刃鉋と比べると、図示する如く、鉋台11の刃口13aをも 可及的に小さくすることが可能となるので、これにより、逆目防止効果が一層助 長されることともなる。
【0014】 尚、上記実施例にあっては、組み付け作業性等を考慮して、刃体17を凹段部 15にマグネット16を介して固定したものであるが、本考案はこれに限定され るものではなく、接着剤やその他の公知手段を用いて、刃体17を凹段部15内 に一体的に固定することも実施に応じ任意である。
【0015】
以上の如く、本考案は、上記構成の採用により、従来の2枚刃鉋と比較すると 、構造的にも簡素化できることは勿論であるが、特に、鉋身の他側面の先端部に 凹段部を設けて、該凹段部に刃部を有する別体成形の刃体を固定する構成の採用 したことにより、該刃体の刃部を鉋刃として使用する場合でも、逆に、裏金刃と して使用する場合でも、製造時に、上記凹段部の寸法と刃体の寸法に必要な寸法 差をもたせておくだけで、鉋身の一側面側に形成された刃部との刃合わせが自動 的に行なえるので、誰が使用する時でも、勘に頼ることなく、常に、鉋刃と裏金 刃の理想的な刃合わせ状態が即座に得られることとなる。 又、鉋刃として使用される刃部には突出量確認マークが施されている関係で、 鉋台の刃口からの刃先の突出量を調整する場合にも、この確認マークを利用する ことにより、刃先の突出量を合理的に確認して、常に、刃先を理想的な突出量に おくことが可能となるので、いずれにしても、本考案は、従来の2枚刃鉋が抱え る使用上の問題点を解消して、素人でも、専門家並みに木材を削ることが保障で きることとなった。
【図1】本考案の実施例に係る1枚刃鉋を示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】鉋身と刃体の関係を裏側から示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】鉋身の凹段部に刃体を固定した状態を示す側面
図である。
図である。
【図4】鉋身を鉋台に装着した状態を示す要部拡大断面
図である。
図である。
【図5】従来の2枚刃鉋を示す斜視図である。
11 鉋台 12 鉋身 12a 同刃部 13 甲穴 13a 刃口 14 押込溝 15 凹段部 16 マグネット 17 刃体 17a 同刃部 18 突出量確認マーク
Claims (1)
- 【請求項1】 鉋台と1枚の鉋身とから成り、鉋台は、
その甲穴に上記1枚の鉋身を押し込む押込溝を斜設し、
鉋身は、その一側面の先端縁に刃部を一体に形成する一
方、他側面の先端部に凹段部を設け、該凹段部内に刃部
を有する別体成形の刃体を固定して、この他側面側刃体
の刃部と上記一側面側の刃部を鉋刃と裏金刃として使用
する構成となすと共に、該鉋刃と裏金刃の刃合わせを上
記凹段部と刃体の寸法差により行なう構成となし、且
つ、鉋刃として使用される刃部に突出量確認マークを施
したことを特徴とする鉋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1730092U JPH0568603U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 鉋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1730092U JPH0568603U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 鉋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568603U true JPH0568603U (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=11940156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1730092U Pending JPH0568603U (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 鉋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568603U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0261603B2 (ja) * | 1982-02-19 | 1990-12-20 | Gen Electric |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP1730092U patent/JPH0568603U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0261603B2 (ja) * | 1982-02-19 | 1990-12-20 | Gen Electric |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5697415A (en) | Apparatus and method for routing fastner channels in frame pieces | |
| JPH0568603U (ja) | 鉋 | |
| JP3469500B2 (ja) | 打抜き刃および打抜き刃物 | |
| JP2002171096A (ja) | 電子部品のリード線切断装置 | |
| JP3468692B2 (ja) | 位置合わせ機能付き抜型ブロック | |
| JP3468691B2 (ja) | 抜 型 | |
| JPS6129188A (ja) | レ−ザダイオ−ド容器 | |
| KR102652893B1 (ko) | 용접버 제거 나이프 지그 | |
| JPH09136213A (ja) | 型鋼切断装置 | |
| JP2505337Y2 (ja) | 替刃式鉋 | |
| JP2000170440A (ja) | スプリング性戸当たり材 | |
| JPH08138472A (ja) | 押ボタン装着孔の構造及びその部分の成形金型の構造 | |
| JPS622087Y2 (ja) | ||
| US20240149426A1 (en) | Grip for edged tool | |
| JP3631785B2 (ja) | 石膏模型カッター用トレー | |
| JP3024097U (ja) | ベンダーの微調整位置決め用クランプ | |
| JPS62203713A (ja) | 角形形状端子同時4面面取り切断機 | |
| JPH08103902A (ja) | チップソー | |
| JPS607123Y2 (ja) | 往復動鋸の刃 | |
| JPH0112737Y2 (ja) | ||
| JP3552599B2 (ja) | 手持ちノコギリ | |
| JPS6314645Y2 (ja) | ||
| JPS5824472Y2 (ja) | 縁部材取付構造 | |
| JP2001009633A (ja) | チップソー | |
| JPS60182483U (ja) | サツシ窓枠用アンカ− |