JPH0568824A - 難燃性濾材およびその製造方法 - Google Patents
難燃性濾材およびその製造方法Info
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- JPH0568824A JPH0568824A JP3234841A JP23484191A JPH0568824A JP H0568824 A JPH0568824 A JP H0568824A JP 3234841 A JP3234841 A JP 3234841A JP 23484191 A JP23484191 A JP 23484191A JP H0568824 A JPH0568824 A JP H0568824A
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- retardant
- filter medium
- fibers
- fiber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ダスト捕集性・ダスト保持性が優れた極細繊維
を用いた空調用濾材において、優れた難燃特性とユニッ
ト化適性、および剛性を有する長寿命が達成できる濾材
とその製造方法を提供すること。 【効果】本発明の濾材は、単糸繊維直径10μm未満の
極細繊維が10〜80重量%と、単糸繊維直径15〜1
00μm範囲の短繊維が90〜20重量%の割合で混合
構成された不織布よりなり、繊維の交点周りに集中的に
難燃性樹脂が付着され、かつ、平均ポアサイズが30〜
150μmの範囲であってかつ剛軟度が100mm以上
である難燃性濾材。
を用いた空調用濾材において、優れた難燃特性とユニッ
ト化適性、および剛性を有する長寿命が達成できる濾材
とその製造方法を提供すること。 【効果】本発明の濾材は、単糸繊維直径10μm未満の
極細繊維が10〜80重量%と、単糸繊維直径15〜1
00μm範囲の短繊維が90〜20重量%の割合で混合
構成された不織布よりなり、繊維の交点周りに集中的に
難燃性樹脂が付着され、かつ、平均ポアサイズが30〜
150μmの範囲であってかつ剛軟度が100mm以上
である難燃性濾材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダスト保持性と難燃性
およびプリーツ加工性(山谷折りなどの折り曲げ加工
性)に優れ、かつ濾材寿命が長い濾材に関する。
およびプリーツ加工性(山谷折りなどの折り曲げ加工
性)に優れ、かつ濾材寿命が長い濾材に関する。
【0002】
【従来技術】空気処理用濾材に要求される特性として、
ユニット化して使用する場合がほとんどであるため、高
い捕集効率や低い通気抵抗などのフィルター特性の他
に、濾材を山谷折りするための剛性とプリーツ加工適
性、さらに難燃性が要求される(ここでいう難燃性と
は、一般に「JISL1091、A−1法」で評価され
る特性をいう)従来技術として、単層不織布を難燃剤を
含む熱硬化性樹脂で加工する方法で難燃性を満たす方法
は、特開昭54−83181号公報や特開昭55−11
1816号公報によって知られている。
ユニット化して使用する場合がほとんどであるため、高
い捕集効率や低い通気抵抗などのフィルター特性の他
に、濾材を山谷折りするための剛性とプリーツ加工適
性、さらに難燃性が要求される(ここでいう難燃性と
は、一般に「JISL1091、A−1法」で評価され
る特性をいう)従来技術として、単層不織布を難燃剤を
含む熱硬化性樹脂で加工する方法で難燃性を満たす方法
は、特開昭54−83181号公報や特開昭55−11
1816号公報によって知られている。
【0003】例えば、特開昭54−83181号公報に
は1デニール以下の合成繊維とハロゲン元素を含む1デ
ニール以下の合成繊維からなる不織布を難燃剤を含む熱
硬化性樹脂で加工する方法が記載されているが、この従
来技術においてはその実施例に示されるように、目付が
たとえば600g/m2 以上で厚みも8mm以上等と極め
て嵩も高く目付も大きく、また、圧力損失も20mmA
q以上と極めて高いものとなるのが通常である。
は1デニール以下の合成繊維とハロゲン元素を含む1デ
ニール以下の合成繊維からなる不織布を難燃剤を含む熱
硬化性樹脂で加工する方法が記載されているが、この従
来技術においてはその実施例に示されるように、目付が
たとえば600g/m2 以上で厚みも8mm以上等と極め
て嵩も高く目付も大きく、また、圧力損失も20mmA
q以上と極めて高いものとなるのが通常である。
【0004】空調用濾材では、初期圧力損失が5mmA
q以上では不適切であり、実用に耐えられないものであ
る。また、フィルターユニットにプリーツ加工して用い
るためには、濾材の厚みも2mm以下であることが求め
られるものである。そして、これらの条件を満たした上
で、さらに、高い捕集効率と長寿命性さらにプリーツ化
のための剛性が求められるものである。
q以上では不適切であり、実用に耐えられないものであ
る。また、フィルターユニットにプリーツ加工して用い
るためには、濾材の厚みも2mm以下であることが求め
られるものである。そして、これらの条件を満たした上
で、さらに、高い捕集効率と長寿命性さらにプリーツ化
のための剛性が求められるものである。
【0005】したがって、この従来技術では、十分に優
れたビル空調用濾材、例えば捕集効率が濾材通過風速5
m/minで比色法65%を越えるグレードのもの、あ
るいはさらに90%を越えるグレードのものが得られる
ような濾材構成、およびユニット化するために必要な濾
材特性を満足せしめる方法は示されていないものであ
る。
れたビル空調用濾材、例えば捕集効率が濾材通過風速5
m/minで比色法65%を越えるグレードのもの、あ
るいはさらに90%を越えるグレードのものが得られる
ような濾材構成、およびユニット化するために必要な濾
材特性を満足せしめる方法は示されていないものであ
る。
【0006】一方、特開昭55−111816号公報に
は、モダアクリル繊維と難燃性ポリエステル繊維からな
る不織布を、塩化ビニル・エチレン・酢酸ビニル共重合
体で加工したエアーフィルターが示されている。この従
来技術は、難燃性繊維と難燃性樹脂の組み合わせで難燃
性エアーフィルターを得んとするものであり、本発明の
如きに極細繊維をフィルター構成繊維の一部に用いるも
のとは異なるものである。 また、特開昭62−830
17号公報に示された熱融着性繊維を繊維の一部に用い
た粗密構造濾材では、難燃化方法として難燃剤へ該濾材
を浸漬をする方法が示唆されているが、具体的にはそれ
以上のことは何も示されていなく、空調用濾材として適
する構造を実現するには至っていない。
は、モダアクリル繊維と難燃性ポリエステル繊維からな
る不織布を、塩化ビニル・エチレン・酢酸ビニル共重合
体で加工したエアーフィルターが示されている。この従
来技術は、難燃性繊維と難燃性樹脂の組み合わせで難燃
性エアーフィルターを得んとするものであり、本発明の
如きに極細繊維をフィルター構成繊維の一部に用いるも
のとは異なるものである。 また、特開昭62−830
17号公報に示された熱融着性繊維を繊維の一部に用い
た粗密構造濾材では、難燃化方法として難燃剤へ該濾材
を浸漬をする方法が示唆されているが、具体的にはそれ
以上のことは何も示されていなく、空調用濾材として適
する構造を実現するには至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来技術
においては、ビル管理法を良好に満足して優れた空調性
能を有する濾材はなかったのが実情である。
においては、ビル管理法を良好に満足して優れた空調性
能を有する濾材はなかったのが実情である。
【0008】特に、問題は、ポアサイズが小さくダスト
捕集性・ダスト保持性が良好であって、かつ、良好な難
燃性能、良好なプリーツ加工性を有するという総合的に
高性能・高品質な濾材が実現できなかった点であり、特
にポアサイズを十分に小さくするために極細繊維を特に
含ませた不織布を通常の方法で樹脂加工に供した場合
は、繊維の交わる点以外にも多くの樹脂が水かき状態に
付着すること、さらに濾材の中央層に連続した多量の樹
脂付着部分が形成されやすく、これが著しくダスト目詰
まりを生じやすくするものであり、濾材寿命が短いもの
になってしまうことを避け得ないものであった。
捕集性・ダスト保持性が良好であって、かつ、良好な難
燃性能、良好なプリーツ加工性を有するという総合的に
高性能・高品質な濾材が実現できなかった点であり、特
にポアサイズを十分に小さくするために極細繊維を特に
含ませた不織布を通常の方法で樹脂加工に供した場合
は、繊維の交わる点以外にも多くの樹脂が水かき状態に
付着すること、さらに濾材の中央層に連続した多量の樹
脂付着部分が形成されやすく、これが著しくダスト目詰
まりを生じやすくするものであり、濾材寿命が短いもの
になってしまうことを避け得ないものであった。
【0009】また、プリーツ加工適性を向上させる剛性
の向上は、樹脂の付与で達成することができ、難燃性樹
脂の付与がこの役目をなすことができる。しかしなが
ら、難燃性樹脂の付与に際しては上述と同様の問題があ
り、付与量が多いことはダスト捕集性・ダスト保持性の
低下、しかして濾材寿命の低下に直ちに結びつき、それ
ら性能を損わない難燃性樹脂付与が望まれるものであっ
た。
の向上は、樹脂の付与で達成することができ、難燃性樹
脂の付与がこの役目をなすことができる。しかしなが
ら、難燃性樹脂の付与に際しては上述と同様の問題があ
り、付与量が多いことはダスト捕集性・ダスト保持性の
低下、しかして濾材寿命の低下に直ちに結びつき、それ
ら性能を損わない難燃性樹脂付与が望まれるものであっ
た。
【0010】本発明の目的は、かかる問題点に鑑み、ダ
スト捕集性・ダスト保持性が優れた極細繊維を用いた空
調用濾材において、さらに優れた難燃特性と、さらにユ
ニット化適性においても優れた剛性を有する長寿命が達
成できる濾材とその製造方法を提供せんとするにある。
スト捕集性・ダスト保持性が優れた極細繊維を用いた空
調用濾材において、さらに優れた難燃特性と、さらにユ
ニット化適性においても優れた剛性を有する長寿命が達
成できる濾材とその製造方法を提供せんとするにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の構成を有
する。
する。
【0012】すなわち、本発明の濾材は、単糸繊維直径
10μm未満の極細繊維が10〜80重量%と、単糸繊
維直径15〜100μm範囲の短繊維が90〜20重量
%の割合で混合構成された不織布よりなり、繊維の交点
周りに集中的に難燃性樹脂が付着され、かつ、平均ポア
サイズが30〜150μmの範囲であってかつ剛軟度が
100mm以上であることを特徴とする難燃性濾材であ
る。
10μm未満の極細繊維が10〜80重量%と、単糸繊
維直径15〜100μm範囲の短繊維が90〜20重量
%の割合で混合構成された不織布よりなり、繊維の交点
周りに集中的に難燃性樹脂が付着され、かつ、平均ポア
サイズが30〜150μmの範囲であってかつ剛軟度が
100mm以上であることを特徴とする難燃性濾材であ
る。
【0013】また、本発明の濾材の製造方法は、単糸繊
維直径10μm未満の極細繊維が10〜80重量%と、
単糸繊維直径15〜100μm範囲の短繊維が90〜2
0重量%の割合で混合構成された、厚み回復率20%以
上の不織布に難燃性樹脂液を付着せしめた後、該難燃性
樹脂液の一部を不織布中から除去し、しかる後、乾燥す
ることを特徴とする難燃性濾材の製造方法である。
維直径10μm未満の極細繊維が10〜80重量%と、
単糸繊維直径15〜100μm範囲の短繊維が90〜2
0重量%の割合で混合構成された、厚み回復率20%以
上の不織布に難燃性樹脂液を付着せしめた後、該難燃性
樹脂液の一部を不織布中から除去し、しかる後、乾燥す
ることを特徴とする難燃性濾材の製造方法である。
【0014】
【作用】本発明の濾材について詳細に次に説明する。
【0015】本発明の濾材に用いられる繊維は、極細繊
維と短繊維である。また、該濾材は、用途によりさらに
メルトブロー不織布やエレクトレット化メルトブロー不
織布が積層されて用いられるものである。
維と短繊維である。また、該濾材は、用途によりさらに
メルトブロー不織布やエレクトレット化メルトブロー不
織布が積層されて用いられるものである。
【0016】本発明では、単糸直径10μm未満の極細
繊維を小さなポアサイズを実現するために用いられ、そ
の極細繊維の濾材全体目付に占める使用割合は10〜8
0重量%である。さらに、樹脂加工時の厚み減少を防ぐ
という効果をもたらす単糸繊維直径が15〜100μm
の範囲の短繊維が90〜20重量%の割合で用いられ、
この構成からなるウエッブもしくは不織布を液体系の難
燃剤を含む難燃性樹脂を付着させ、次いで、例えばマン
グルで絞るかまたはサクション装置に通して余分な樹脂
を脱液もしくは吸引により除去して、しかる後、乾燥し
て本発明の難燃性濾材が得られるものである。ここで、
上記におけるウエッブは、カード法やエアーレイ法など
で得られるもので、ニードルパンチやその他の方法によ
って形態を保つようにしたもの等を用いることができ
る。また、短繊維の少なくとも一部に自己融着性短繊維
を用いた場合には、繊維どうしの接着により形態を保つ
ようにしたもの等を用いることができ、その場合は、ニ
ードルパンチ等の他の形態保持手段は省略されたもので
あってもよい。
繊維を小さなポアサイズを実現するために用いられ、そ
の極細繊維の濾材全体目付に占める使用割合は10〜8
0重量%である。さらに、樹脂加工時の厚み減少を防ぐ
という効果をもたらす単糸繊維直径が15〜100μm
の範囲の短繊維が90〜20重量%の割合で用いられ、
この構成からなるウエッブもしくは不織布を液体系の難
燃剤を含む難燃性樹脂を付着させ、次いで、例えばマン
グルで絞るかまたはサクション装置に通して余分な樹脂
を脱液もしくは吸引により除去して、しかる後、乾燥し
て本発明の難燃性濾材が得られるものである。ここで、
上記におけるウエッブは、カード法やエアーレイ法など
で得られるもので、ニードルパンチやその他の方法によ
って形態を保つようにしたもの等を用いることができ
る。また、短繊維の少なくとも一部に自己融着性短繊維
を用いた場合には、繊維どうしの接着により形態を保つ
ようにしたもの等を用いることができ、その場合は、ニ
ードルパンチ等の他の形態保持手段は省略されたもので
あってもよい。
【0017】さらに詳細に説明すると、極細繊維は、高
い捕集効率を少ない目付で得る目的に有利であり、この
目的からより細い単糸直径10μm未満の繊維を用いる
ことが重要であり、中では単糸直径5μm未満の繊維を
用いることが特に好ましい。素材として適するものは、
メルトブロー不織布や、通常の紡糸−短繊維化工程によ
り得られる通常の短繊維(ステープル)、分割繊維、あ
るいはフィブリル化繊維等の短繊維からなる不織布であ
り、特にメルトブロー不織布と通常の短繊維からなる不
織布等が適する。中でも短繊維は、1本1本が開繊され
ておりポアサイズの均一性に優れており、また、捲縮を
有しているものを用いることにより嵩高でかつより目的
のポアサイズに成型もしやすいという利点があり、好適
な素材である。
い捕集効率を少ない目付で得る目的に有利であり、この
目的からより細い単糸直径10μm未満の繊維を用いる
ことが重要であり、中では単糸直径5μm未満の繊維を
用いることが特に好ましい。素材として適するものは、
メルトブロー不織布や、通常の紡糸−短繊維化工程によ
り得られる通常の短繊維(ステープル)、分割繊維、あ
るいはフィブリル化繊維等の短繊維からなる不織布であ
り、特にメルトブロー不織布と通常の短繊維からなる不
織布等が適する。中でも短繊維は、1本1本が開繊され
ておりポアサイズの均一性に優れており、また、捲縮を
有しているものを用いることにより嵩高でかつより目的
のポアサイズに成型もしやすいという利点があり、好適
な素材である。
【0018】短繊維の中でも、繊維直径が2.5〜4μ
mのポリプロピレン、アクリル、モダクリル、ポリクロ
ラール、ポリエステル、ポリアミドなどがウエッブ化す
るカード通過性も良く好適である。
mのポリプロピレン、アクリル、モダクリル、ポリクロ
ラール、ポリエステル、ポリアミドなどがウエッブ化す
るカード通過性も良く好適である。
【0019】また、単糸繊維直径15〜100μmの範
囲の短繊維は、樹脂加工時に行なう付着後の樹脂液の除
去操作、例えばマングルで絞る工程やサクションドラム
で余分の樹脂を吸引する工程で生じる厚み減少を防止す
る目的で用いられるものである。
囲の短繊維は、樹脂加工時に行なう付着後の樹脂液の除
去操作、例えばマングルで絞る工程やサクションドラム
で余分の樹脂を吸引する工程で生じる厚み減少を防止す
る目的で用いられるものである。
【0020】これは、一般に極細繊維からなる濾材は、
弾性が少なく容易に変形を受けてかつ厚みの回復がなか
なかしないものであり、このため、マングルでニップし
た場合には濾材がつぶれ、ポアサイズの小さい緻密な濾
材となる。この状態で樹脂を付着させると樹脂が繊維間
の空間に水かき状態に付着し、重要なポアが失われてし
まう。さらには、濾材の中央層に連続した、多量の樹脂
付着部分が形成され著しく、ダスト目詰まりが生じやす
くなり濾材寿命が短いものとなる。
弾性が少なく容易に変形を受けてかつ厚みの回復がなか
なかしないものであり、このため、マングルでニップし
た場合には濾材がつぶれ、ポアサイズの小さい緻密な濾
材となる。この状態で樹脂を付着させると樹脂が繊維間
の空間に水かき状態に付着し、重要なポアが失われてし
まう。さらには、濾材の中央層に連続した、多量の樹脂
付着部分が形成され著しく、ダスト目詰まりが生じやす
くなり濾材寿命が短いものとなる。
【0021】これを改良すべく鋭意検討した結果、厚み
回復率が20%以上となる如き構成にせしめた不織布を
用いることが有効であるとの知見を得た。これは、いっ
たん潰れた不織布が厚み回復をすることで繊維間に付着
した樹脂が繊維交点付近に集まることによる。よりポア
サイズのつぶれを防止し樹脂を繊維交点付近に集中的に
付着させる目的で、好ましい厚み回復率は30%以上で
ある。
回復率が20%以上となる如き構成にせしめた不織布を
用いることが有効であるとの知見を得た。これは、いっ
たん潰れた不織布が厚み回復をすることで繊維間に付着
した樹脂が繊維交点付近に集まることによる。よりポア
サイズのつぶれを防止し樹脂を繊維交点付近に集中的に
付着させる目的で、好ましい厚み回復率は30%以上で
ある。
【0022】このため、厚み回復率が20%以上を満足
するように、単糸繊維直径15〜100μmの範囲の短
繊維の使用量、該繊維の太さ、該繊維の素材などを選定
することが必要である。一般には、本発明者らの知見に
よれば、該繊維は全体繊維目付の90〜20重量%の割
合で用いることが重要である。好ましくは、全体繊維目
付の20〜70重量%の割合で用いることである。
するように、単糸繊維直径15〜100μmの範囲の短
繊維の使用量、該繊維の太さ、該繊維の素材などを選定
することが必要である。一般には、本発明者らの知見に
よれば、該繊維は全体繊維目付の90〜20重量%の割
合で用いることが重要である。好ましくは、全体繊維目
付の20〜70重量%の割合で用いることである。
【0023】単糸繊維直径15〜100μmの範囲の短
繊維として自己融着性繊維を用いて繊維どうしを接着さ
せた不織布を用いる場合には、該短繊維の使用量が少量
でも厚み回復率の高いものが得られ、樹脂加工時の変形
がより少なく長寿命濾材を得ることができるので最適で
ある。そのような自己融着性繊維素材としては、例え
ば、芯鞘構造やバイメタル構造をした低融点成分と高融
点成分からなるもので、鞘がポリエチレンや共重合ポリ
エチレンと芯がポリプロピレンなどの温度差も20℃以
上の組み合わせ、あるいは鞘が共重合ポリエステルと芯
がポリエチレンテレフタレートなどの組合わせの複合繊
維が適するが、中でも鞘が共重合ポリエステル(融点8
5℃)で芯がポリエチレンテレフタレートの組合わせは
収縮が少なく温度差も20℃以上あって最適なものであ
る。
繊維として自己融着性繊維を用いて繊維どうしを接着さ
せた不織布を用いる場合には、該短繊維の使用量が少量
でも厚み回復率の高いものが得られ、樹脂加工時の変形
がより少なく長寿命濾材を得ることができるので最適で
ある。そのような自己融着性繊維素材としては、例え
ば、芯鞘構造やバイメタル構造をした低融点成分と高融
点成分からなるもので、鞘がポリエチレンや共重合ポリ
エチレンと芯がポリプロピレンなどの温度差も20℃以
上の組み合わせ、あるいは鞘が共重合ポリエステルと芯
がポリエチレンテレフタレートなどの組合わせの複合繊
維が適するが、中でも鞘が共重合ポリエステル(融点8
5℃)で芯がポリエチレンテレフタレートの組合わせは
収縮が少なく温度差も20℃以上あって最適なものであ
る。
【0024】厚み回復率の求め方は、圧縮弾性試験機
(荷重:10g/cm2 、メーカー:MAEDA MFG CO)を用
いて厚みを測定した試料10個に、20g/cm2 の荷重
を40℃で60分間にわたり荷重した後、除荷重60分
後に、再度、該圧縮弾性試験機を用いて厚みを測定し次
式で算出されるものである。
(荷重:10g/cm2 、メーカー:MAEDA MFG CO)を用
いて厚みを測定した試料10個に、20g/cm2 の荷重
を40℃で60分間にわたり荷重した後、除荷重60分
後に、再度、該圧縮弾性試験機を用いて厚みを測定し次
式で算出されるものである。
【0025】厚み回復率=(A/B)×100% A:除荷重後の厚み平均値 B:試験前の厚み平均値 次に、単糸繊維直径15〜100μmの範囲の短繊維と
して難燃性繊維を用いる場合には、特にLOI値25以
上の有機難燃性繊維を用いるのがよい。
して難燃性繊維を用いる場合には、特にLOI値25以
上の有機難燃性繊維を用いるのがよい。
【0026】これは難燃性繊維を用いることで、別途難
燃剤を難燃性樹脂中に含める必要性がなくなり、全体と
して濾材に付着させる難燃性樹脂量を削減できるので、
気孔容積の有効化が可能であり濾材の高性能化が達成で
きるからである。
燃剤を難燃性樹脂中に含める必要性がなくなり、全体と
して濾材に付着させる難燃性樹脂量を削減できるので、
気孔容積の有効化が可能であり濾材の高性能化が達成で
きるからである。
【0027】該難燃繊維について説明すると、限界酸素
指数(LOI)(測定法JIS K7201)が25以
上の有機性難燃繊維が使用できるものである。これは、
ガラスなどの無機あるいは石綿繊維などの場合には、繊
維長が短く他の繊維との絡合ができないので適さない。
これに対して、有機性のものの場合には、燃焼に伴って
収縮が発生しやすく、火源から遠ざかる現象があり少な
い使用量で難燃性を得られやすい。また、この効果はポ
アサイズが30〜150μm範囲の嵩高な構造で得られ
やすいものである。
指数(LOI)(測定法JIS K7201)が25以
上の有機性難燃繊維が使用できるものである。これは、
ガラスなどの無機あるいは石綿繊維などの場合には、繊
維長が短く他の繊維との絡合ができないので適さない。
これに対して、有機性のものの場合には、燃焼に伴って
収縮が発生しやすく、火源から遠ざかる現象があり少な
い使用量で難燃性を得られやすい。また、この効果はポ
アサイズが30〜150μm範囲の嵩高な構造で得られ
やすいものである。
【0028】さらに難燃効果の高いものは、燃焼によっ
て消火性ガスを発生する塩化ビニル、塩化ビニリデン、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合、ポリクラール、モダク
リル、ハロゲンやリン系難燃剤などを含む難燃性ポリエ
ステルなどの素材や難燃加工された天然繊維、例えばプ
ロバン加工された綿やサブロ加工された羊毛などであ
り、これらの繊維は燃焼によって発生する消火性ガスが
燃焼部分を覆う効果があり高い難燃性が得られ、好適な
素材である。中でも塩化ビニル・酢酸ビニル共重合、塩
化ビニル、ポリクラール、モダクリル繊維の繊度5デニ
ール以下、LOI値が27〜56の範囲の繊維を用いる
ことが少量で難燃化できるので特に好ましい。これらを
全体目付に対し50重量%を越えない程度の量で用いる
ことにより良好な難燃効果を得ることができるものであ
る。
て消火性ガスを発生する塩化ビニル、塩化ビニリデン、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合、ポリクラール、モダク
リル、ハロゲンやリン系難燃剤などを含む難燃性ポリエ
ステルなどの素材や難燃加工された天然繊維、例えばプ
ロバン加工された綿やサブロ加工された羊毛などであ
り、これらの繊維は燃焼によって発生する消火性ガスが
燃焼部分を覆う効果があり高い難燃性が得られ、好適な
素材である。中でも塩化ビニル・酢酸ビニル共重合、塩
化ビニル、ポリクラール、モダクリル繊維の繊度5デニ
ール以下、LOI値が27〜56の範囲の繊維を用いる
ことが少量で難燃化できるので特に好ましい。これらを
全体目付に対し50重量%を越えない程度の量で用いる
ことにより良好な難燃効果を得ることができるものであ
る。
【0029】次に、難燃性樹脂の付与・付着方法につい
て説明すると、難燃性樹脂はその分子鎖中に塩化ビニリ
デンや塩化ビニル基からなる重合体や塩化ビニリデンや
塩化ビニル基を含む共重合体、さらにフェノール樹脂や
エポキシ、メラミン系の熱硬化性樹脂の溶剤または水に
エマルジョンの形で分散した液体(また必要によりハロ
ゲン系またはリン酸グアニジン、酸化アンチモンなどの
無機材料を加えて調整する。これは、難燃剤と併用する
ことで樹脂付着量を削減できるので濾材の高性能化に役
立つ)に浸漬あるいは付着せしめて含浸加工を行なった
後、難燃性樹脂液の一部を不織布中から強制的に排除せ
しめる処理を行なうものである。
て説明すると、難燃性樹脂はその分子鎖中に塩化ビニリ
デンや塩化ビニル基からなる重合体や塩化ビニリデンや
塩化ビニル基を含む共重合体、さらにフェノール樹脂や
エポキシ、メラミン系の熱硬化性樹脂の溶剤または水に
エマルジョンの形で分散した液体(また必要によりハロ
ゲン系またはリン酸グアニジン、酸化アンチモンなどの
無機材料を加えて調整する。これは、難燃剤と併用する
ことで樹脂付着量を削減できるので濾材の高性能化に役
立つ)に浸漬あるいは付着せしめて含浸加工を行なった
後、難燃性樹脂液の一部を不織布中から強制的に排除せ
しめる処理を行なうものである。
【0030】従来の単に樹脂を付与する方法にあって
は、ポアサイズの小さい極細繊維からなる不織布では、
樹脂が繊維間の空間を閉塞するように膜状に付着する
(水かき状の付着)のでダスト保持に必須のポアが失わ
れダスト目詰まりが早く生じ、適さないものであった
が、本発明の厚み回復率20%以上の不織布を用いた、
かつ一部樹脂の排除処理法を用いることで従来加工法の
欠点を解消することが可能である。
は、ポアサイズの小さい極細繊維からなる不織布では、
樹脂が繊維間の空間を閉塞するように膜状に付着する
(水かき状の付着)のでダスト保持に必須のポアが失わ
れダスト目詰まりが早く生じ、適さないものであった
が、本発明の厚み回復率20%以上の不織布を用いた、
かつ一部樹脂の排除処理法を用いることで従来加工法の
欠点を解消することが可能である。
【0031】すなわち、例えば、次の二つのいずれかの
方法などで樹脂付与加工を行ない、除去後、適温で乾燥
・熱処理を行なうものである。
方法などで樹脂付与加工を行ない、除去後、適温で乾燥
・熱処理を行なうものである。
【0032】第一の方法は、含浸後マングルで絞り、余
分な樹脂液を絞り取る方法である。この方法では、繊維
交点付近に集中的に樹脂を付着させることが可能である
とともに、濾材中央層に樹脂が集中的に付着する傾向に
あるので、本発明者らの知見によれば、樹脂濃度を20
%以下、粘度を100センチポイズ以下などに下げ全体
的に付着するようにマングル圧力も低めで加工すること
が肝要である。
分な樹脂液を絞り取る方法である。この方法では、繊維
交点付近に集中的に樹脂を付着させることが可能である
とともに、濾材中央層に樹脂が集中的に付着する傾向に
あるので、本発明者らの知見によれば、樹脂濃度を20
%以下、粘度を100センチポイズ以下などに下げ全体
的に付着するようにマングル圧力も低めで加工すること
が肝要である。
【0033】第二の方法は、樹脂付着後サクション装置
に通して余分な樹脂液を吸い取る方法である。この方法
は、濾材全体に均一に、また繊維交点付近に集中的に樹
脂を付着させることが可能であり、また濾材を圧縮しな
いので濾材の厚みの減少も少なく濾材の高性能化に適す
るので好適な加工法である。これは、ポアサイズの大き
い部分に付着した樹脂ほど毛細管現象によって低い圧力
で抜け出すことにより、繊維交点付近に集中的に付着し
たものが得られるものである。
に通して余分な樹脂液を吸い取る方法である。この方法
は、濾材全体に均一に、また繊維交点付近に集中的に樹
脂を付着させることが可能であり、また濾材を圧縮しな
いので濾材の厚みの減少も少なく濾材の高性能化に適す
るので好適な加工法である。これは、ポアサイズの大き
い部分に付着した樹脂ほど毛細管現象によって低い圧力
で抜け出すことにより、繊維交点付近に集中的に付着し
たものが得られるものである。
【0034】樹脂付着量は、難燃性と剛軟度100mm
以上の双方を満足するように繊維重量に対して30〜1
00重量%付着させるのが良いものである。
以上の双方を満足するように繊維重量に対して30〜1
00重量%付着させるのが良いものである。
【0035】剛軟度の求め方は45°カンチレバーの方
法に従って行なうものである。
法に従って行なうものである。
【0036】剛軟度は、濾材に風圧の変形に耐える剛性
とプリーツ適性を与えるものであり、好ましくは120
mm以上が得られるように調整することが好ましい。
とプリーツ適性を与えるものであり、好ましくは120
mm以上が得られるように調整することが好ましい。
【0037】さらに長寿命化のためには、濾材のポアサ
イズを30〜150μmの範囲に構成することが必要で
ある。
イズを30〜150μmの範囲に構成することが必要で
ある。
【0038】ポアサイズの求め方は、英国のCOULT
ER ELECTRONICS LIMITEDのPO
ROMETER IIを用いて行なうものである。具体的
方法は、評価試料10cm角の試料より縦横それぞれ2
cmおきに5点×5点=計25個のポイントを試料評価
面積0.196cm2 で、使用液体はポロフイルを用い
て評価し、個々の平均ポアサイズを求める。次いで全体
の平均ポアサイズを求めるものである。
ER ELECTRONICS LIMITEDのPO
ROMETER IIを用いて行なうものである。具体的
方法は、評価試料10cm角の試料より縦横それぞれ2
cmおきに5点×5点=計25個のポイントを試料評価
面積0.196cm2 で、使用液体はポロフイルを用い
て評価し、個々の平均ポアサイズを求める。次いで全体
の平均ポアサイズを求めるものである。
【0039】たとえば、目付が30〜200g/m2 の
範囲内で、ビル管理法を満足する濾材でかつ寿命なもの
を得るためには、ポアサイズを適正化してダスト保持量
を多くし、同時に捕集効率をも満足させることが必要で
ある。これは、ビル関係で捕集対象とするダストの中位
径は2.1ミクロンであり、この粒子径範囲のダストを
効率よく長寿命に捕集する構造として平均ポアサイズは
30〜150μmの範囲が適切である。平均ポアサイズ
が150μmより大きいと、一定圧力損失に達するまで
に捕集できるダスト保持量が増え、長寿命化を達成でき
るが捕集効率を満足することが困難となる。また、平均
ポアサイズが30μmより小さいと捕集効率を満足させ
ることが可能であるが、一定圧力損失に達するまでに捕
集できるダスト保持量が減り長寿命化が達成できない。
範囲内で、ビル管理法を満足する濾材でかつ寿命なもの
を得るためには、ポアサイズを適正化してダスト保持量
を多くし、同時に捕集効率をも満足させることが必要で
ある。これは、ビル関係で捕集対象とするダストの中位
径は2.1ミクロンであり、この粒子径範囲のダストを
効率よく長寿命に捕集する構造として平均ポアサイズは
30〜150μmの範囲が適切である。平均ポアサイズ
が150μmより大きいと、一定圧力損失に達するまで
に捕集できるダスト保持量が増え、長寿命化を達成でき
るが捕集効率を満足することが困難となる。また、平均
ポアサイズが30μmより小さいと捕集効率を満足させ
ることが可能であるが、一定圧力損失に達するまでに捕
集できるダスト保持量が減り長寿命化が達成できない。
【0040】したがって、長寿命化と捕集効率の両方を
満足できる好ましい範囲は、同じ繊維密度の不織布構造
では30〜150μmの範囲、好適には50〜130μ
mの範囲である。
満足できる好ましい範囲は、同じ繊維密度の不織布構造
では30〜150μmの範囲、好適には50〜130μ
mの範囲である。
【0041】また、粗密構造を与えた構成では、上流側
の平均ポアサイズが150〜250μmの範囲、下流側
の平均ポアサイズが20〜50μmの範囲の粗密構造を
有するものであることが肝要である。このような密度勾
配を与えることで、さらに濾材の長寿命化と高性能化を
図ることができる。これは、下流側ポアサイズを小さく
できるので捕集効率のダスト付着に伴う上昇が早いので
平均捕集効率の向上が得られ、一方、上流側ポアサイズ
を大きくすることでダスト付着に伴う圧力損失上昇が小
さくできることによる。さらに、ポアサイズの勾配設定
が捕集対象とするダストの粒子径に合わせて設定されて
いるので、濾材層全体でダストを捕集することができ、
いっそう長寿命化が達成できるものである。
の平均ポアサイズが150〜250μmの範囲、下流側
の平均ポアサイズが20〜50μmの範囲の粗密構造を
有するものであることが肝要である。このような密度勾
配を与えることで、さらに濾材の長寿命化と高性能化を
図ることができる。これは、下流側ポアサイズを小さく
できるので捕集効率のダスト付着に伴う上昇が早いので
平均捕集効率の向上が得られ、一方、上流側ポアサイズ
を大きくすることでダスト付着に伴う圧力損失上昇が小
さくできることによる。さらに、ポアサイズの勾配設定
が捕集対象とするダストの粒子径に合わせて設定されて
いるので、濾材層全体でダストを捕集することができ、
いっそう長寿命化が達成できるものである。
【0042】次に、捕集効率の高い濾材、例えば比色法
で捕集効率90%品の長寿命濾材を得るためには、本発
明の難燃性濾材の、空気流れの最下流側にメルトブロー
不織布あるいはエレクトレット化メルトブロー不織布の
捕集効率30〜88%の範囲のものでかつ厚み0.5m
m以下程度のものを熱接着、超音波接着あるいは接着剤
による接着方法を用いて積層することにより、全体のプ
リーツ性と難燃性さらに長寿命化を図った濾材を得るこ
とができる。特に好ましい接着方法は、超音波による方
法と難燃性樹脂を用いる方法である。超音波の場合は熱
が接着部分にだけ発生するのでメルトブロー不織布への
損傷が少なくて済むこと、また難燃性樹脂を用いる方法
では、樹脂加工時に接着を行なうことができるので工程
簡略化ができることによる。
で捕集効率90%品の長寿命濾材を得るためには、本発
明の難燃性濾材の、空気流れの最下流側にメルトブロー
不織布あるいはエレクトレット化メルトブロー不織布の
捕集効率30〜88%の範囲のものでかつ厚み0.5m
m以下程度のものを熱接着、超音波接着あるいは接着剤
による接着方法を用いて積層することにより、全体のプ
リーツ性と難燃性さらに長寿命化を図った濾材を得るこ
とができる。特に好ましい接着方法は、超音波による方
法と難燃性樹脂を用いる方法である。超音波の場合は熱
が接着部分にだけ発生するのでメルトブロー不織布への
損傷が少なくて済むこと、また難燃性樹脂を用いる方法
では、樹脂加工時に接着を行なうことができるので工程
簡略化ができることによる。
【0043】
【実施例】実施例をもってさらに本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0044】実施例1 単糸繊維直径8μmのポリエステル極細短繊維(繊維長
38mm)25g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率40%のニードルパンチ不織布を、難燃性樹脂
として塩化ビニル系樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品
名ニポールG351)を用いて同樹脂の20%液に浸漬
し、90%樹脂付着量になるようにマングルで絞り乾燥
した。得られた難燃性濾材のポアサイズは、100μ
m、剛軟度は150mmで難燃性も満足するものであっ
た。
38mm)25g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率40%のニードルパンチ不織布を、難燃性樹脂
として塩化ビニル系樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品
名ニポールG351)を用いて同樹脂の20%液に浸漬
し、90%樹脂付着量になるようにマングルで絞り乾燥
した。得られた難燃性濾材のポアサイズは、100μ
m、剛軟度は150mmで難燃性も満足するものであっ
た。
【0045】このもののフィルター特性をアシュレ52
−76の方法に準じて下記方法で評価した。
−76の方法に準じて下記方法で評価した。
【0046】濾材通過風速=5m/min、試料面積=
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
【0047】測定の結果、圧力損失=0.9mmAq、
捕集効率=28%、ダスト保持量=12g/m2 であっ
た。
捕集効率=28%、ダスト保持量=12g/m2 であっ
た。
【0048】実施例2 単糸繊維直径8μmのポリエステル極細短繊維(繊維長
38mm)25g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率40%のニードルパンチ不織布を、塩化ビニル
系難燃性樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名ニポール
G351)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VI
GOL B1143)を5:1に混ぜた液(濃度25%
液)に浸漬し85%樹脂付着量になるようにマングルで
絞り乾燥した。得られた難燃性濾材のポアサイズは10
5μm、剛軟度は130mmで、難燃性も満足するもの
であった。
38mm)25g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率40%のニードルパンチ不織布を、塩化ビニル
系難燃性樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名ニポール
G351)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VI
GOL B1143)を5:1に混ぜた液(濃度25%
液)に浸漬し85%樹脂付着量になるようにマングルで
絞り乾燥した。得られた難燃性濾材のポアサイズは10
5μm、剛軟度は130mmで、難燃性も満足するもの
であった。
【0049】実施例3 単糸繊維直径3.4μmのアクリル極細短繊維(繊維長
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率35%のニードルパンチ不織布を、塩化ビニリ
デン系難燃性樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名QT
C1001)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名V
IGOL B1143)を5:1に混ぜた液(濃度25
%液)に浸漬し85%樹脂付着量になるようにマングル
で絞り乾燥した。得られた難燃性濾材のポアサイズは9
5μm、剛軟度は120mmで、難燃性も満足するもの
であった。
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率35%のニードルパンチ不織布を、塩化ビニリ
デン系難燃性樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名QT
C1001)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名V
IGOL B1143)を5:1に混ぜた液(濃度25
%液)に浸漬し85%樹脂付着量になるようにマングル
で絞り乾燥した。得られた難燃性濾材のポアサイズは9
5μm、剛軟度は120mmで、難燃性も満足するもの
であった。
【0050】実施例4 単糸繊維直径3.4μmのアクリル極細短繊維(繊維長
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率35%のニードルパンチ不織布を、塩化ビニル
系樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名ニポールG35
1)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VIGOL
DBS−60CN)を5:1に混ぜた液(濃度35%
液)に浸漬し、90%樹脂付着量になるように、サクシ
ョン装置になるように吸引方法で絞り乾燥した。得られ
た難燃性濾材のポアサイズは110μm、剛軟度は18
0mmで難燃性も満足するものであった。
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径30μmのポリエ
ステル短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からなる厚
み回復率35%のニードルパンチ不織布を、塩化ビニル
系樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名ニポールG35
1)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VIGOL
DBS−60CN)を5:1に混ぜた液(濃度35%
液)に浸漬し、90%樹脂付着量になるように、サクシ
ョン装置になるように吸引方法で絞り乾燥した。得られ
た難燃性濾材のポアサイズは110μm、剛軟度は18
0mmで難燃性も満足するものであった。
【0051】実施例5 単糸繊維直径3.4μmのアクリル極細短繊維(繊維長
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径35μmのポリエ
ステル系自己接着性短繊維(繊維長51mm、鞘=ポリ
エステル系共重合体、融点85℃、芯=ポリエステル)
50g/m2 からなる厚み回復率70%の繊維どうしが接
着されたニードルパンチ不織布を、塩化ビニル系難燃性
樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名ニポールG35
1)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VIGOL
B1143)を5:1に混ぜた液(濃度35%液)に
浸漬し85%樹脂付着量になるようにマングルで絞り乾
燥した。得られた難燃性濾材のポアサイズは120μ
m、剛軟度は160mmで、難燃性も満足するものであ
った。
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径35μmのポリエ
ステル系自己接着性短繊維(繊維長51mm、鞘=ポリ
エステル系共重合体、融点85℃、芯=ポリエステル)
50g/m2 からなる厚み回復率70%の繊維どうしが接
着されたニードルパンチ不織布を、塩化ビニル系難燃性
樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名ニポールG35
1)と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VIGOL
B1143)を5:1に混ぜた液(濃度35%液)に
浸漬し85%樹脂付着量になるようにマングルで絞り乾
燥した。得られた難燃性濾材のポアサイズは120μ
m、剛軟度は160mmで、難燃性も満足するものであ
った。
【0052】このものの、フィルター特性をアシュレ5
2−76の方法に準じて下記方法で評価した。
2−76の方法に準じて下記方法で評価した。
【0053】濾材通過風速=5m/min、試料面積=
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
【0054】測定の結果、圧力損失=0.8mmAq、
捕集効率=26%、ダスト保持量=15g/m2 であっ
た。
捕集効率=26%、ダスト保持量=15g/m2 であっ
た。
【0055】実施例6 単糸繊維直径3.4μmのアクリル極細短繊維(繊維長
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径35μmのポリエ
ステル系自己接着性短繊維(繊維長51mm、鞘=ポリ
エステル系共重合体、融点85℃、芯=ポリエステル)
50g/m2 からなるニードルパンチ不織布を熱ロールと
冷ロールの間の隙間で圧縮して繊維どうしが接着され
た、上流側ポアサイズ180μm、下流側60μmから
なる粗密勾配を有する厚み回復率40%のニードルパン
チ不織布を、塩化ビニリデン系難燃性樹脂樹脂(日本ゼ
オン株式会社製;商品名ニポールG351)と難燃剤
(大京化学株式会社製;商品名VIGOL DBS−6
0CN)を5:1に混ぜた液(濃度35%液)に浸漬
し、85%樹脂付着量になるようにサクション装置に通
し吸引方法で絞り乾燥した。得られた難燃性濾材のポア
サイズは、上流側ポアサイズ130μm、下流側35μ
mからなる粗密勾配を有する120μm、剛軟度は13
0mmで、難燃性も満足するものであった。
38mm)15g/m2 と単糸繊維直径35μmのポリエ
ステル系自己接着性短繊維(繊維長51mm、鞘=ポリ
エステル系共重合体、融点85℃、芯=ポリエステル)
50g/m2 からなるニードルパンチ不織布を熱ロールと
冷ロールの間の隙間で圧縮して繊維どうしが接着され
た、上流側ポアサイズ180μm、下流側60μmから
なる粗密勾配を有する厚み回復率40%のニードルパン
チ不織布を、塩化ビニリデン系難燃性樹脂樹脂(日本ゼ
オン株式会社製;商品名ニポールG351)と難燃剤
(大京化学株式会社製;商品名VIGOL DBS−6
0CN)を5:1に混ぜた液(濃度35%液)に浸漬
し、85%樹脂付着量になるようにサクション装置に通
し吸引方法で絞り乾燥した。得られた難燃性濾材のポア
サイズは、上流側ポアサイズ130μm、下流側35μ
mからなる粗密勾配を有する120μm、剛軟度は13
0mmで、難燃性も満足するものであった。
【0056】このもののフィルター特性をアシュレ52
−76の方法に準じて下記方法で評価した。
−76の方法に準じて下記方法で評価した。
【0057】濾材通過風速=5m/min、試料面積=
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
【0058】測定の結果、圧力損失=1.3mmAq、
捕集効率=37%、ダスト保持量=16g/m2 であっ
た。
捕集効率=37%、ダスト保持量=16g/m2 であっ
た。
【0059】比較例1 単糸繊維直径3.4μmのアクリル極細短繊維(繊維長
38mm)15g/m2 と、単糸繊維直径100μmのポ
リエステル短繊維(繊維長51mm)25g/m2 からな
る厚み回復率15%のニードルパンチ不織布を、塩化ビ
ニリデン系難燃性樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名
ニポールQTC1001)と難燃剤(大京化学株式会社
製;商品名VIGOL B1143)を5:1の混ぜた
液(濃度35%液)に浸漬し、90%樹脂付着量になる
ようにハニカムサクション装置に通し吸引方法で絞り乾
燥した。得られた難燃性濾材の剛軟度は160mm、難
燃性も満足するものであったが、ポアサイズは25μm
で目標を満足しないものであった。
38mm)15g/m2 と、単糸繊維直径100μmのポ
リエステル短繊維(繊維長51mm)25g/m2 からな
る厚み回復率15%のニードルパンチ不織布を、塩化ビ
ニリデン系難燃性樹脂(日本ゼオン株式会社製;商品名
ニポールQTC1001)と難燃剤(大京化学株式会社
製;商品名VIGOL B1143)を5:1の混ぜた
液(濃度35%液)に浸漬し、90%樹脂付着量になる
ようにハニカムサクション装置に通し吸引方法で絞り乾
燥した。得られた難燃性濾材の剛軟度は160mm、難
燃性も満足するものであったが、ポアサイズは25μm
で目標を満足しないものであった。
【0060】比較例2 単糸繊維直径3.4μmのアクリル極細短繊維(繊維長
38mm)15g/m2 と、単糸繊維直径10μmのポリ
エステル系短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からな
るニードルパンチ不織布を熱ロールと冷ロールの間の隙
間で圧縮して上流側ポアサイズ180μm、下流側60
μmからなる粗密勾配を有する厚み回復率15%のニー
ドルパンチ不織布を、塩化ビニリデン系難燃性樹脂(日
本ゼオン株式会社製;商品名ニポールQTC1001)
と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VIGOL B
1143)を5:1に混ぜた液(濃度35%液)に浸漬
し85%樹脂付着量になるようにハニカムサクション装
置に通し吸引方法で絞り乾燥した。得られた難燃性濾材
のポアサイズは上流側ポアサイズ60μm、下流側20
μm、剛軟度は200mmであった。
38mm)15g/m2 と、単糸繊維直径10μmのポリ
エステル系短繊維(繊維長51mm)50g/m2 からな
るニードルパンチ不織布を熱ロールと冷ロールの間の隙
間で圧縮して上流側ポアサイズ180μm、下流側60
μmからなる粗密勾配を有する厚み回復率15%のニー
ドルパンチ不織布を、塩化ビニリデン系難燃性樹脂(日
本ゼオン株式会社製;商品名ニポールQTC1001)
と難燃剤(大京化学株式会社製;商品名VIGOL B
1143)を5:1に混ぜた液(濃度35%液)に浸漬
し85%樹脂付着量になるようにハニカムサクション装
置に通し吸引方法で絞り乾燥した。得られた難燃性濾材
のポアサイズは上流側ポアサイズ60μm、下流側20
μm、剛軟度は200mmであった。
【0061】得られたものの樹脂付着状態は、樹脂が膜
状に空間に付着し、空間を閉塞していることが確認され
た。
状に空間に付着し、空間を閉塞していることが確認され
た。
【0062】このもののフィルター特性をアシュレ52
−76の方法に準じて下記方法で評価した。
−76の方法に準じて下記方法で評価した。
【0063】濾材通過風速=5m/min、試料面積=
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
100cm2 (シート状態)、ダスト=JIS15種、
ダスト保持量=初期濾材圧力損失+5mmAqでのダス
ト付着量、捕集効率=0.8μmポリスチレン単分散粒
子の捕集効率、パーティクルカウンター=レーザースペ
クトロメーター。
【0064】測定の結果、圧力損失=4.8mmAq、
捕集効率=47%、ダスト保持量=1.2g/m2 で著し
くダスト保持量が少ない(寿命の短い)ものであった。
捕集効率=47%、ダスト保持量=1.2g/m2 で著し
くダスト保持量が少ない(寿命の短い)ものであった。
【0065】
【発明の効果】極細繊維を含む不織布に厚み回復性を与
えたものを用いて、さらに樹脂加工方法を該不織布を構
成する繊維交点に集中的に難燃性樹脂を付着させる方法
で行なうようにした結果、樹脂を不織布を構成する繊維
交点付近に集中的に付着させることが可能となった。こ
のため極細繊維が有する高いフィルター特性と高いプリ
ーツ適性を有する難燃性濾材を提供することが可能とな
った。
えたものを用いて、さらに樹脂加工方法を該不織布を構
成する繊維交点に集中的に難燃性樹脂を付着させる方法
で行なうようにした結果、樹脂を不織布を構成する繊維
交点付近に集中的に付着させることが可能となった。こ
のため極細繊維が有する高いフィルター特性と高いプリ
ーツ適性を有する難燃性濾材を提供することが可能とな
った。
【0066】したがって、各種ビル空調用やAHU用フ
ィルターユニット、ロングライフフィルターユニット、
プリンター用フィルターユニット、精密機器用フィルタ
ーユニット、粗塵フィルター、中・高性能フィルター、
自動車用フィルターなどのエアーフィルターを中心に好
適に使用できるものである。
ィルターユニット、ロングライフフィルターユニット、
プリンター用フィルターユニット、精密機器用フィルタ
ーユニット、粗塵フィルター、中・高性能フィルター、
自動車用フィルターなどのエアーフィルターを中心に好
適に使用できるものである。
【0067】また、液体フィルターとしてはオイルフィ
ルターや水系フィルター、溶剤用フィルターなどで粒子
径0.1ミクロン以上の粒子の分離用に好適に使用でき
るものである。
ルターや水系フィルター、溶剤用フィルターなどで粒子
径0.1ミクロン以上の粒子の分離用に好適に使用でき
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/54 M 7199−3B A 7199−3B Q 7199−3B D06M 17/04
Claims (15)
- 【請求項1】単糸繊維直径10μm未満の極細繊維が1
0〜80重量%と、単糸繊維直径15〜100μm範囲
の短繊維が90〜20重量%の割合で混合構成された不
織布よりなり、繊維の交点周りに集中的に難燃性樹脂が
付着され、かつ、平均ポアサイズが30〜150μmの
範囲であってかつ剛軟度が100mm以上であることを
特徴とする難燃性濾材。 - 【請求項2】難燃性濾材を構成する極細繊維が、1本1
本実質的に開繊された短繊維であることを特徴とする請
求項1記載の難燃性濾材。 - 【請求項3】難燃性濾材を構成する短繊維が、LOI値
25以上の有機性難燃繊維を含むものであることを特徴
とする請求項1記載の難燃性濾材。 - 【請求項4】難燃性濾材を構成する短繊維が、自己融着
性繊維または自己融着性繊維を含むものであり、自己融
着性繊維によって各繊維が融着・固定化されていること
を特徴とする請求項1記載の難燃性濾材。 - 【請求項5】難燃性濾材を構成する短繊維が、自己融着
性繊維とLOI値25以上の有機性難燃繊維を含むもの
であり、自己融着性繊維によって各繊維が融着・固定化
されていることを特徴とする請求項1記載の難燃性濾
材。 - 【請求項6】自己融着性繊維が、低融点側と高融点側の
温度差が20℃以上であるポリエステル系芯鞘型複合繊
維であることを特徴とする請求項4または5記載の難燃
性濾材。 - 【請求項7】難燃性樹脂が、難燃剤を含んでいることを
特徴とする請求項1記載の難燃性濾材。 - 【請求項8】上流側平均ポアサイズが150〜250μ
m、下流側平均ポアサイズが20〜50μmである上流
側が粗で下流側が密な粗密構造を有することを特徴とす
る請求項1、2、3、4、5、6または7記載の濾材。 - 【請求項9】メルトブロー不織布が積層されていること
を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または
8記載の難燃性濾材。 - 【請求項10】エレクトレット化メルトブロー不織布が
積層されていることを特徴とする請求項1、2、3、
4、5、6、7または8記載の難燃性濾材。 - 【請求項11】積層が、難燃性樹脂による接着によって
積層接着されてなることを特徴とする請求項9または1
0記載の難燃性濾材。 - 【請求項12】積層が、超音波接着による接着によって
積層接着されてなることを特徴とする請求項9または1
0記載の難燃性濾材。 - 【請求項13】単糸繊維直径10μm未満の極細繊維が
10〜80重量%と、単糸繊維直径15〜100μm範
囲の短繊維が90〜20重量%の割合で混合構成され
た、厚み回復率20%以上の不織布に難燃性樹脂液を付
着せしめた後、該難燃性樹脂液の一部を不織布中から除
去し、しかる後、乾燥することを特徴とする難燃性濾材
の製造方法。 - 【請求項14】難燃性樹脂液を付着せしめた不織布をマ
ングルに供給して絞り、脱液を行なうことを特徴とする
請求項13記載の難燃性濾材の製造方法。 - 【請求項15】難燃性樹脂液を付着せしめた不織布から
吸引装置により該樹脂液を吸引し、脱液を行なうことを
特徴とする請求項13記載の難燃性濾材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234841A JPH0568824A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 難燃性濾材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234841A JPH0568824A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 難燃性濾材およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568824A true JPH0568824A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16977208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234841A Pending JPH0568824A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 難燃性濾材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568824A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP0634511A1 (en) * | 1993-07-16 | 1995-01-18 | Chisso Corporation | Microfine fiber product and process for producing the same |
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| CN115595823A (zh) * | 2022-10-26 | 2023-01-13 | 石家庄辰泰滤纸有限公司(Cn) | 一种耐水洗阻燃滤纸及其制备方法 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234841A patent/JPH0568824A/ja active Pending
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