JPH0568924U - 移動棚体の転倒防止装置 - Google Patents

移動棚体の転倒防止装置

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JPH0568924U
JPH0568924U JP974692U JP974692U JPH0568924U JP H0568924 U JPH0568924 U JP H0568924U JP 974692 U JP974692 U JP 974692U JP 974692 U JP974692 U JP 974692U JP H0568924 U JPH0568924 U JP H0568924U
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圭司 松本
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来より短い上案内支持杆8a,9aを一群の
移動棚体1の上面に配置させても、各移動棚体1がその
移動方向前後に転倒するのを防止できる効果を低下させ
ない。 【構成】各々前後移動可能とする一群の移動棚体1のう
ち、両端の移動棚体1,1の上面に、軸線が移動棚体1
の移動方向とそれぞれ平行であって、且つ、その各自由
端がそれぞれ相手側の移動棚体の上面に向かって平行状
に延びる一対の上案内支持杆8a,9aの各基部を固着
する。中間位置の移動棚体1の上面には、各上案内支持
杆の中途外面を案内支持するためのガイド手段14を固
定し、且つ各ガイド手段には上案内支持杆の自由端を案
内する先端広がり状の案内板を備える。各上案内支持杆
の長さを、一群の移動棚体における移動方向の幅寸法の
和より短く、且つ中間位置の2つ移動棚体の間に歩行者
通過通路7を形成するように間隔をあけた一群の移動棚
体の両端間の寸法の半分より長くなるように設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床面に敷設された下レールに沿って前後移動する複数の書架等の移 動棚体を、相互に転倒しないように案内するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の先行技術として、実公昭54−2810号公報、実開昭59−171 531号公報、実開昭59−174045号公報等には、保管室等の一方の壁面 と直角方向に延びる下レールを、床面に敷設し、該下レールの他端には、固定棚 体を位置固定的に設け、この固定棚体の上面と前記壁面とに、前記下レールの長 手方向に沿うように、丸パイプ状等の上案内支持杆の両端を固定し、壁面と固定 棚体との間の下レールに沿って移動可能に複数の移動棚体を配置し、各移動棚体 の上面には、前記上案内支持杆を摺動自在に支持案内するためのコロや摺動筒体 を設けることが開示されている。
【0003】 この手段によれば、上案内支持杆の端部を固定部分、すなわち壁面と固定棚体 とに固定しなければならず、また、上案内支持杆の長さは、壁面と固定棚体との 長い隔たり距離にわたるように長く形成しなければならない。 他方、実公昭57−14688号公報には、床面に敷設した一群(複数)の移 動棚体のうち、一方の端部に位置する移動棚体の上面に上案内支持杆の基端を固 定し、他の移動棚体の上面には、前記上案内支持杆の中途部をそれぞれ摺動自在 に遊嵌案内するための軸受け部材を固定し、前記一方の端部の移動棚体から最も 離れた位置(他端)の移動棚体の上面側において上案内支持杆の他端(自由端) を前記軸受け部材から抜け不能となるようにストッパーを固着することを提案し ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記いずれの先行技術にあっても、極めて長い上案内支持杆が必要であった。 さらに、実公昭57−14688号公報のものでは、多数の移動棚体間の隙間が ないように隙間を詰めると、上案内支持杆の自由端側の端部は、前記最も離れた 位置の移動棚体から前方に突出する。
【0005】 従って、例えば、前記一群の移動棚体における上案内支持杆の自由端が向かう 前方向に壁面がある場合には、前記突出した上案内支持杆の自由端が壁面に衝突 しないように、前記上案内支持杆の基端を固定した移動棚体の移動方向は、事実 上、壁面から離れる方向にだけ移動することを許容するというように移動方向に 制限が生じる。また、前記の移動棚体の複数群が同一の下レールに沿って移動可 能に配置している場合、隣接する一方の群の移動棚体と他方の群の移動棚体との 間隔を詰めるように配置することは、一方の群の移動棚体の端部が他の一群の移 動棚体の端部との間にある程度の隙間空間がないと、前記突出した上案内支持杆 の自由端が互いに干渉するので、一群の移動棚体の移動可能範囲が限定されるこ とになる。従って、保管室の床面積に対する移動棚体のスペース占有率が低くな るという問題もあった。
【0006】 本考案はこれらの問題を解決することを目的とするのものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、床面に敷設した下レールに沿って並設さ れて、各々前後移動可能とする一群の移動棚体のうち、両端の移動棚体の上面に 、少なくとも一対の上案内支持杆の各基部を固着し、該一対の上案内支持杆を、 その軸線が移動棚体の移動方向とそれぞれ平行であって、且つ、その各自由端が それぞれ相手側の移動棚体の上面に向かって延びるように配置し、前記両端の移 動棚体で挟まれた中間位置の移動棚体の上面には、前記各上案内支持杆の中途外 面を案内支持するためのガイド手段を固定し、且つ該ガイド手段には上案内支持 杆の自由端を案内する先端広がり状の案内板を備える一方、前記各上案内支持杆 の長さを、前記一群の移動棚体における移動方向の幅寸法の合計より短く、且つ 少なくとも一つの移動棚体の前面とそれに相隣接する移動棚体との間に歩行者通 過通路を形成するように間隔をあけた一群の移動棚体の両端間の寸法の半分より 長くなるように設定したものである。
【0008】
【実施例】
次に本考案を具体化した実施例を図面に従って説明する。図1〜図3は、7個 の移動棚体1からなる一群の移動棚体を示し、床面2と略同一平面上または上面 が床面2より若干上向きに突出するように敷設した下レール3,3,3に各移動 棚体1下端の走行車輪4が載置される。実施例では、幅寸法Woの各移動棚体1 には電動モータ(図示せず)を備え、各移動棚体1の側面パネル1aに設けた操 作部5のボタン(スイッチ)の操作にて、各移動棚体1は前方または後方に移動 する構成である。そして、図1に一点鎖線で示すような屈曲リンク6(一部のみ 図示)を隣接する移動棚体1,1の上端間に跨がって設け、該屈曲リンク6の屈 曲角度の大小に関連させてON・OFFする図示しないリミットスイッチにて、 隣接する移動棚体1,1間に、歩行者が通過可能な幅寸法(W1)の歩行者通過 通路7を形成できるように構成する。また、図示しないリミットスイッチを各移 動棚体1における移動方向の前後端面に設け、前記歩行者通過通路7を閉じたと きの隣接する移動棚体1,1間の最小隙間(W2)が確保できるように構成する 。なお、各移動棚体1は側面パネル1aに設けた回転ハンドルおよび伝動機構( 共に図示せず)にて手動にて前後方向に移動可能となるように構成しても良い。
【0009】 符号8a,8b,9a,9bは、各々丸パイプ状等の上案内支持杆であって、 一方の上案内支持杆8a,8bと他方の上案内支持杆9a,9bとは、前記下レ ール3と平行状で、且つ互いに軸線を異にしてその自由端が互いに向かうように 配設する。そして、前記各上案内支持杆8a,8b,9a,9bの長さ(L)は 、前記一群の移動棚体1における移動方向の幅寸法(Wo)の合計(実施例では 7Wo)より短く、且つ少なくとも一つの移動棚体1の前面とそれに相隣接する 移動棚体1との間に歩行者通過通路7を形成するように間隔をあけた一群の移動 棚体の両端間の寸法(実施例では7Wo+2W1)の半分より長くなるように設 定するものである。また、各上案内支持杆8a,8b,9a,9bの自由端には 、凸湾曲状に形成した合成樹脂材の先端部材20を固着してある。
【0010】 各上案内支持杆8a,8b,9a,9bの基部は、前記一群の移動棚体のうち 一方の移動端の移動棚体1上面に固定用ブラケット10,11を介して位置固定 するものであり、固定用ブラケット10,11は図4に示すように側面視三角形 状に形成し、上案内支持杆8a,8b,9a,9bの基端に固着したねじ棒12 部をブラケット10における垂直板部に貫通させてナット13止めする。ブラケ ット11には前記各上案内支持杆の基端近傍を貫通させて摺動自在に支持する。
【0011】 符号14は、前記各上案内支持杆8a,8b,9a,9bの長手方向中途部の 外面を案内支持するためのガイド手段であって、実施例では、上向きコ字型の支 持ブラケット15に上下一対の鼓状等のガイドローラ16,16を回転自在に軸 17支持し、該上下対のガイドローラ16,16間に前記上案内支持杆8a,8 b,9a,9bがそれぞれ挿通できるように構成する。また、各上案内支持杆8 a,8b,9a,9bの長手方向であって自由端寄り部位を案内支持するガイド 手段14には、その先端部材20と対面するように先端を「ハ」の字状に拡げた 左右一対の案内板18,18を備えるものである。
【0012】 このような構成により、前記各上案内支持杆8a,8b,9a,9bの長さを 、前記一群の移動棚体における移動方向の幅寸法の合計より短く、且つ少なくと も一つの移動棚体の前面とそれに相隣接する移動棚体との間に歩行者通過通路を 形成するように間隔をあけた一群の移動棚体の両端間の寸法の半分より長くなる ように設定したものであるから、各上案内支持杆の長さが従来のものに比べて短 いものでありながら、一群の移動棚体1‥‥の相互の前後隣接隙間が最小隙間( W2)となるように寄せ集めれば、相対向して配置した一対の上案内支持杆8a と9a及び8bと9bとが、その長手方向中途部の箇所に位置する中間位置の殆 どの移動棚体1上面のガイド手段14の箇所において、重複して支持される箇所 と、一方の上案内支持杆がガイド手段14にて支持される箇所とが存在し、しか も移動端における移動棚体の上面は固定用ブラケット10を介して各上案内支持 杆が固定支持されているから、移動棚体は群全体としても個別的にも前後方向に 転倒することを防止できる。
【0013】 また、前記各上案内支持杆の長さは、前記一群の移動棚体における移動方向の 幅寸法の合計より短かいので、前述のように一群の移動棚体1‥‥をどの箇所で 寄せ集めても、各上案内支持杆8a,8b,9a,9bの自由端が一群の両端位 置における移動棚体の前方または後方に突出することがない。従って、前記各群 における上案内支持杆の設置位置が平面視で一直線上になるように同じであって 、このような移動棚体の群を同じ下レールに沿うように配設した場合であっても 、隣合う群の移動棚体箇所で上案内支持杆の自由端同士が干渉し合うことがなく 、隣接する群同士を接近させて配置することができ、保管室の床面積に対する移 動棚体のスペース占有率を大きくすることができる。
【0014】 そして一つの群における中途位置等の移動棚体1の前面または後面とそれに隣 接する移動棚体1との間に幅寸法(W1)の歩行者通過通路が形成されるように 移動棚体1,1間を拡げたときにも、前述と同様に、相対向して配置した一対の 上案内支持杆8aと9a及び8bと9bとが、その長手方向中途部の箇所に位置 する中間位置の移動棚体1上面のガイド手段14の箇所において、重複して支持 される箇所や、少なくとも一方の上案内支持杆がガイド手段14にて支持される 箇所が存在するので、前記拡げた状態の各移動棚体1がその移動方向の前後に転 倒するのを確実に防止できる。
【0015】 なお、ガイド手段14において、上下一対のガイドローラのうち上方のガイド ローラにかえて非回転の摺動シューにしても良いし、左右一対の案内板18,1 8に代えて、ラッパ状(漏斗状)の案内部材を設け、ガイドローラの代わりにラ ッパ状(漏斗状)の案内部材の窄まり部に連設する筒状の摺動案内部材とからな るようにしても良い。
【0016】
【考案の作用・効果】 以上要するに、本考案に従えば、床面に敷設した下レールに沿って並設されて 、各々前後移動可能とする一群の移動棚体のうち、両端の移動棚体の上面に、少 なくとも一対の上案内支持杆の各基部を固着し、該一対の上案内支持杆を、その 軸線が移動棚体の移動方向とそれぞれ平行であって、且つ、その各自由端がそれ ぞれ相手側の移動棚体の上面に向かって延びるように配置し、前記両端の移動棚 体で挟まれた中間位置の移動棚体の上面には、前記各上案内支持杆の中途外面を 案内支持するためのガイド手段を固定し、且つ該ガイド手段には上案内支持杆の 自由端を案内する先端広がり状の案内板を備える一方、前記各上案内支持杆の長 さを、前記一群の移動棚体における移動方向の幅寸法の合計より短く、且つ少な くとも一つの移動棚体の前面とそれに相隣接する移動棚体との間に歩行者通過通 路を形成するように間隔をあけた一群の移動棚体の両端間の寸法の半分より長く なるように設定したので、各上案内支持杆の長さが短いものでありながら、任意 の隣接する移動棚体の間に歩行者通過通路を形成すべく、隣接する移動棚体1, 1の隙間を拡げた場合や、隣接する移動棚体の前後隙間を詰めた場合に、前記任 意に隣接する移動棚体の上面同士を、ガイド手段と少なくとも一本の上案内支持 杆とにより支持することができる結果、各移動棚体はその移動方向の前後に転倒 することを確実に防止できるのである。
【0017】 しかも、前記各上案内支持杆の長さを、前記一群の移動棚体における移動方向 の幅寸法の合計より短くなるように設定してあるから、隣接する移動棚体の前後 隙間を詰めた状態では、上案内支持杆が端部の移動棚体の箇所から突出すること がない。従って、一群の移動棚体を一体的に前後移動させた場合に、それに隣接 する隣の群の移動棚体と、上案内支持杆の箇所で干渉し合う事がなくなり、複数 の群の移動棚体を詰めた(寄り集めた)状態に配置でき、移動棚体のスペース占 有率を高めることができる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動棚体群の側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】図1の III−III 矢視正面図である。
【図4】図2のIV−IV矢視拡大側面図である。
【図5】図2のV−V矢視拡大断面図である。
【図6】ガイド手段の拡大側面図である。
【図7】図6のVII −VII 矢視図である。
【符号の説明】
1 移動棚体 2 床面 3 下レール 4 走行車輪 7 歩行者通過通路 8a,8b,9a,9b 上案内支持杆 10,11 固定用ブラケット 14 ガイド手段 15 支持ブラケット 16,16 ガイドローラ 17 軸 18,18 案内板 20 先端部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に敷設した下レールに沿って並設さ
    れて、各々前後移動可能とする一群の移動棚体のうち、
    両端の移動棚体の上面に、少なくとも一対の上案内支持
    杆の各基部を固着し、該一対の上案内支持杆を、その軸
    線が移動棚体の移動方向とそれぞれ平行であって、且
    つ、その各自由端がそれぞれ相手側の移動棚体の上面に
    向かって延びるように配置し、前記両端の移動棚体で挟
    まれた中間位置の移動棚体の上面には、前記各上案内支
    持杆の中途外面を案内支持するためのガイド手段を固定
    し、且つ該ガイド手段には上案内支持杆の自由端を案内
    する先端広がり状の案内板を備える一方、前記各上案内
    支持杆の長さを、前記一群の移動棚体における移動方向
    の幅寸法の合計より短く、且つ少なくとも一つの移動棚
    体の前面とそれに相隣接する移動棚体との間に歩行者通
    過通路を形成するように間隔をあけた一群の移動棚体の
    両端間の寸法の半分より長くなるように設定したことを
    特徴とする移動棚体の転倒防止装置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102005536B1 (ko) * 2018-08-03 2019-07-30 피아산업 주식회사 수납물 낙하방지용 모빌랙
CN115787185A (zh) * 2022-11-16 2023-03-14 惠州市东方地毯生产有限公司 一种便于换纱的移动式纱架结构

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JPS5714688U (ja) * 1980-06-18 1982-01-25
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