JPH0569042U - エレベーターの調速機 - Google Patents

エレベーターの調速機

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JPH0569042U
JPH0569042U JP915792U JP915792U JPH0569042U JP H0569042 U JPH0569042 U JP H0569042U JP 915792 U JP915792 U JP 915792U JP 915792 U JP915792 U JP 915792U JP H0569042 U JPH0569042 U JP H0569042U
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JP
Japan
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car
rope
sheave
elevator
flyweight
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Application number
JP915792U
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English (en)
Inventor
永次 鳴海
昭博 長谷川
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 昇降路の上下側のそれぞれに配設された一対
のシーブ1,2にループ状に掛けられ、ヒッチ部材を介
してかごと連結するロープ111と、前記一対のシーブ
1の一方にこのシーブ1の回転速度に応じて開閉するよ
うに設けられたフライウェイト10,11と、この開い
たフライウェイト10,11によって作動が解除される
第1段過速スイッチ35およびロープキャッチ機構32
とを備えたエレベーターの調速機において、前記フライ
ウェイトが急に大きく開くのを阻止するダンパー18を
配設した。 【効果】 かご101内で乗客が飛び跳ねたりしていた
ずらしても、フライウェイト10,11が急に大きく開
放するのが阻止される。したがって、第1段過速スイッ
チ35やロープキャッチ機構32を作動させず、エレベ
ーターの運行は停止されるようなことはなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベーターのかごの落下速度が異常に増大したときに、かごの落 下を自動的に防止するために用いられる調速機が誤動作するのを防止するエレベ ーターの調速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のトラクションエレベーターとして、例えば図4に示すものが一般的であ る。同図において、符号101は建物の昇降路内を上下移動するエレベーターの かごであり、かご101はメインロープ102の一端が止着されており、このメ インロープ102は巻上機綱車103,そらせ車104を介してつり合いおもり 105の一端に止着されている。巻上機(図示せず)はかご101とつり合いお もり105の不つり合い荷重分の重量に相当する動力をもって巻上機綱車103 を回転させ、かご101を上下移動させる。
【0003】 巻上機に故障がなくても、積載荷重を超える大きな荷重を積んだためにかごの 速度が異常に増大することがあり得る。また電源,電動機自体もしくはその回路 に故障を生じても過速を生ずることがある。
【0004】 そこで、このかご101の過速を検知した時、電動機の電源を切るための安全 装置106が昇降路上部機械室に設けられている。すなわち、昇降路の上下側の それぞれにはシーブ107,108が配設され、このシーブ107,108には 調速機ロープ111がヒッチ部材112を介してかご101と連結されている。 調速機ロープ111はかご101の上下移動に伴ってシーブ107,108間を 周回させて、かご101が前記事故等によって過速し始めると、シーブ107に 設けられた調速機構114により、第1段過速スイッチ113を動作させ電動機 への入力を切ってかご101を非常停止させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
かご101内で乗客が飛び跳ねたりしていたずら(外乱)すると、かご101 が一時的に急加減速して過渡的に過速した状態になる。そうすると、ヒッチ部材 112を介して調速機ロープ111、シーブ107も過渡的に過速する。このシ ーブ107の過渡的な過速によって調速機構114は第1段過速スイッチ113 を作動させ、ついにはかご101の運転を停止させてしまうことになるという問 題点があった。
【0006】 ところで、かご101に外乱が生じると、この外乱を調速機ロープ111に伝 達しないようにするために、かご101と調速機ロープ111の間には外乱緩衝 用のヒッチ部材112が設けられているが、このヒッチ部材112の緩衝作用に も限界があり、大きな外乱の場合にはどうしても調速機ロープ111に伝達され てしまい、前記問題点がなおも生じていた。
【0007】 本考案は、乗客がかご内で飛び跳ねたりしていたずらしても、かごの運行を停 止させないために調速機を作用させないようにしたエレベーターの調速機を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあっては、昇降路の上下側のそれ ぞれに配設された一対のシーブにループ状に掛けられ、ヒッチ部材を介してかご と連結するロープと、前記一対のシーブの一方にこのシーブの回転速度に応じて 開閉するように設けられたフライウェイトと、この開いたフライウェイトによっ て作動が解除される第1段過速スイッチおよびロープキャッチ機構とを備えたエ レベーターの調速機において、前記フライウェイトが急に大きく開くのを阻止す るダンパーを配設したものである。
【0009】
【作用】
エレベーターの運行中にかご内で乗客が飛び跳ねたりしていたずら(外乱)す ると、このかごは過渡的に急加減速し始めようとする。かごが急加減速し始めよ うとすると、ロープを介してシーブも過渡的に急加減速し始めようとする。シー ブにはダンパーが配設されているので、このダンパーによってフライウェイトが 急に大きく開くのが阻止され、第1段過速スイッチおよびロープキャッチ機構が 作動しようとするのが防止される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図3は本考案に係るエレ ベーターの調速機の一実施例を示す図である。なお、本実施例において従来例と 同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
【0011】 図1に示すように、かご101が上下移動可能に配設された昇降路には、この 上下側のそれぞれにはシーブ1,2が配設され、シーブ1,2には調速機ロープ 111がループ状に掛けられている。この調速機ロープ111にテンションを持 たせるために下側のシーブ2の方にはテンションウェイト4が取り付けられ、こ のテンションウェイト4はガイド部材5に係合・案内されて上下方向に移動可能 である。
【0012】 シーブ1は図2に示すようにオーバーヘッドビーム7上のケーシング8に設け られ、このシーブ1には調速機構9が設けられている。すなわち、シーブ2の片 面側には一対のフライウェイト10,11がピン12,13を中心に揺動(開閉 )自在に設けられ、このフライウェイト10,11の先端側10a,11aは基 端側10b,11bより幅広く形成され、このため、重心は先端側10a,11 aにある。また一対のフライウェイト10,11の先端側10a,11aであっ て内側にはそれぞれ弾性当接体10c,11cが設けられ、これはシーブ2を回 転自在に軸支する支持軸14に弾性的に当接可能である。フライウェイト10, 11間には連動ロッド15が架設され、このフライウェイト10,11が同時に 開閉するようにしている。
【0013】 フライウェイト10の基端側10bと受け部材16との間には、圧縮スプリン グ17が縮設されるとともに超小型ダンパー18が介設されている。圧縮スプリ ング17はフライウェイト10,11を常時閉めるように付勢するものである。 超小型ダンパー18は図3に示すように挿通孔19aを有するロッドヘッド19 と、このロッドヘッド19に連結されたピストンロッド20と、このピストンロ ッド20に取り付けられたピストン21と、このピストン21が収納されたシリ ンダ22とからなっている。ロッドヘッド19は基端側10bにピン23を介し て連結されている。シリンダ22には作動油24aが封入され、この基端側(図 3中右方側)には緩衝材24bが収装されている。緩衝材24bはスポンジ状を しており、内部に気泡を有し、シリンダ22内に急激な圧力変化が生じた場合、 これを緩衝するためのものである。また、シリンダ22の略中央の外周にはスナ ップリング25が取り付けられ、このスナップリング25に前記受け部材16が 係合している。ピストンロッド20はこの先端側(図3中右方側)にロッドエン ド26を有しており、このロッドエンド26に前記ピストン21が取り付けられ ているものである。
【0014】 ロッドエンド26およびピストンロッド20の先端側であってこの内部には連 通路26が形成され、この連通路26はピストンロッド20外周面とピストン2 1内周面との間に形成された狭いオリフィス通路27と連通し、このオリフィス 通路27はピストン21の図3中左側に隣接して形成された連通路28へと連通 している。また、シリンダ21の先端側(図3中左方側)にはオイルシール29 とロッドガイド30が設けられ、ピストンロッド20はロッドガイド30によっ てこの往復動が案内される。
【0015】 シーブ1には調速機ロープ111が掛けられているが、図21に示すようにこ の調速機ロープ111を固定・保持するロープキャッチ機構32がケーシング8 に設けられている。すなわち、ケーシング8におけるシーブ1の外周縁部分には 第1トリッパー33とカム部分を有する第2トリッパー34とが設けられている 。
【0016】 シーブ1が高速回転すると、フライウェイト10,11が開いて、まず第1ト リッパー33を蹴る。そうすると、第1段過速スイッチ35が解除されて電動機 への入力が切断され、この電動機が装備された巻上機内のブレーキが巻上機綱車 103を制動させて、かご101を非常停止させるようにしている。
【0017】 次に、それでもかご101が非常停止されないときには、フライウェイト10 ,11が第2トリッパー34を蹴る。そうすると、ロックレバー36が解除され 、リンク37a,37bを介して押圧部材38が回動し、この押圧部材38と受 け部材39とが協働してロープ31を挾持し、かご101を二段構えで非常停止 させるようにしている。
【0018】 エレベーターの運行中にかご101内で乗客が飛び跳ねたりしていたずら(外 乱)すると、このかご101は過渡的に急加減速し始める。かご101が急加減 速し始めると、調速機ロープ111を介してシーブ1も過渡的に急加減速し始よ うとする。そうすると、フライウェイト10,11は開き、第1トリッパー33 、さらには第2トリッパー34を蹴ろうとする。
【0019】 ここで、フライウェイト10の基端側10bには超小型ダンパー18が取り付 けられているので、この基端側10bはピストンロッド20を介してピストン2 1をシリンダ22の基端側へと移動させる。このとき、シリンダ22におけるピ ストン21より図3中右側の作動油24aは、連通路26からオリフィス通路2 7を通り、さらに連通路28からピストン21より左側へと移動する。このとき 、ピストン21に作用する作用油の粘性減衰力はピストン21の移動する速度の 2乗に比例するので、ピストン21が急速に移動すれば、このピストン21は作 用油24aから大きな粘性減衰力を受けることになる。このため、シーブ1が過 渡的に急速減速しても、超小型ダンパー18の作動によってフライウェイト10 ,11が急に大きく開放するのが阻止される。したがって、フライウェイト10 ,11が第1,第2トリッパー33,34を蹴るようなことはなくなって、第1 段過速スイッチ34やロープキャッチ機構32を作動させずエレベーターの運行 は停止されるようなことはなくなる。
【0020】 一方、事故が発生してかご101が過速すると、調速機ロープ111を介して シーブ1も過速されるが、このときのシーブ1の回転は、前記外乱によるものと 異なり過渡的に急加減速するようなことはなく、連続的に加減速する。そうする と、フライウェイト10によるピストン22の前記移動は連続的に行われる。こ こで、前記理由によりピストン21が作動油から受ける粘性減衰力をはるかに上 回るフライウェイト10,11の遠心力により、フライウェイト10,11は大 きく開放されて、第1トリッパー33、さらには第2トリッパー34を蹴り、第 1段過速スイッチ35やロープキャッチ機構32を作動させ、かご101を非常 停止させる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、フライウェイトが急に大きく開放するの を防止するダンパーを配設したので、かご内で乗客が飛び跳ねたりしていたずら しても、フライウェイトが急に大きく開放するのが防止される。したがって、第 1段過速スイッチやロープキャッチ機構を作動させず、エレベーターの運行は停 止されるようなことはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエレベーターの調速機の一実施例
が用いられたエレベーターを示す全体概略図
【図2】この調速機を示す正面図
【図3】このダンパーの断面図
【図4】従来のエレベーターを示す全体概略図
【符号の説明】
1…シーブ、10…フライウェイト、18…ダンパー、
32…ロープキャッチ機構、35…第1段過速スイッ
チ、111…ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路の上下側のそれぞれに配設された
    一対のシーブにループ状に掛けられ、ヒッチ部材を介し
    てかごと連結するロープと、前記一対のシーブの一方に
    このシーブの回転速度に応じて開閉するように設けられ
    たフライウェイトと、この開いたフライウェイトによっ
    て作動が解除される第1段過速スイッチおよびロープキ
    ャッチ機構とを備えたエレベーターの調速機において、
    前記フライウェイトが急に大きく開くのを阻止するダン
    パーを配設したことを特徴とするエレベーターの調速
    機。
JP915792U 1992-02-27 1992-02-27 エレベーターの調速機 Pending JPH0569042U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6039011B1 (ja) * 2015-06-10 2016-12-07 東芝エレベータ株式会社 エレベータ装置
JP2020117361A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 フジテック株式会社 エレベータ調速機及びエレベータ
JP2023506904A (ja) * 2019-12-17 2023-02-20 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト エレベータ用安全ブレーキ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121930A (ja) * 1974-08-15 1976-02-21 Susumu Nojima Tsunagaruenpitsu

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970415