JPH0569179B2 - - Google Patents
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- JPH0569179B2 JPH0569179B2 JP60256737A JP25673785A JPH0569179B2 JP H0569179 B2 JPH0569179 B2 JP H0569179B2 JP 60256737 A JP60256737 A JP 60256737A JP 25673785 A JP25673785 A JP 25673785A JP H0569179 B2 JPH0569179 B2 JP H0569179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- load detector
- case
- torsion
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は荷重検出器を密封保護する荷重検出器
の密封装置に係り、特に複数の荷重を検出する荷
重検出器に好適な荷重検出器の密封装置に関す
る。
の密封装置に係り、特に複数の荷重を検出する荷
重検出器に好適な荷重検出器の密封装置に関す
る。
[従来の技術]
荷重検出器は機械、装置等の所定個所に備えら
れ、当該個所に作用する荷重(力、モーメント)
を検出する装置である。荷重検出器には1つの軸
方向の力又は1つの軸まわりのモーメントのみを
検出する1軸の荷重検出器から、直交するX軸、
Y軸、Z軸の各軸方向の力および各軸まわりのモ
ーメントを検出する6軸の荷重検出器まであり、
かつ、それ自体の構造にも種のものがある。これ
らの荷重検出器のうち優れた性能を有する荷重検
出器が特開昭60−62497号公報に提示されている。
れ、当該個所に作用する荷重(力、モーメント)
を検出する装置である。荷重検出器には1つの軸
方向の力又は1つの軸まわりのモーメントのみを
検出する1軸の荷重検出器から、直交するX軸、
Y軸、Z軸の各軸方向の力および各軸まわりのモ
ーメントを検出する6軸の荷重検出器まであり、
かつ、それ自体の構造にも種のものがある。これ
らの荷重検出器のうち優れた性能を有する荷重検
出器が特開昭60−62497号公報に提示されている。
ところで、荷重検出器に対しては高い精度を要
求される場合が多い。例えば、ロボツトのハンド
に荷重検出器を備え、ハンドに作用する荷重を検
出し、この検出値に基づいてハンドを制御する場
合、荷重検出器は高精度のものでなければならな
い。このような荷重検出器には、その内部にひず
みゲージや電気回路が存在するため、高精度を維
持するためには、荷重検出器の充分な保護が必要
である。第7図にその保護の態様を示す。
求される場合が多い。例えば、ロボツトのハンド
に荷重検出器を備え、ハンドに作用する荷重を検
出し、この検出値に基づいてハンドを制御する場
合、荷重検出器は高精度のものでなければならな
い。このような荷重検出器には、その内部にひず
みゲージや電気回路が存在するため、高精度を維
持するためには、荷重検出器の充分な保護が必要
である。第7図にその保護の態様を示す。
第7図は従来の荷重検出器の保護装置の断面図
である。図で、1は荷重検出器、1a,1bはそ
れぞれ荷重検出器1の下部フランジおよび上部フ
ランジ、1eは下部フランジ1aおよび上部フラ
ンジ1b間に構成されたたわみ部である。2は荷
重検出器1の保護ケース、3は保護ケース2に下
部フランジ1aを固定する取付ボルトである。上
部フランジ1bにこの荷重検出器が装着される機
械、装置の一方側が、又、保護ケース2に他方側
が固定される。保護ケース2により荷重検出器1
は外部からの物理的破壊等から保護される。
である。図で、1は荷重検出器、1a,1bはそ
れぞれ荷重検出器1の下部フランジおよび上部フ
ランジ、1eは下部フランジ1aおよび上部フラ
ンジ1b間に構成されたたわみ部である。2は荷
重検出器1の保護ケース、3は保護ケース2に下
部フランジ1aを固定する取付ボルトである。上
部フランジ1bにこの荷重検出器が装着される機
械、装置の一方側が、又、保護ケース2に他方側
が固定される。保護ケース2により荷重検出器1
は外部からの物理的破壊等から保護される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような保護ケース2の使用
は、上部フランジ1bと保護ケース2の上部との
間に隙間ができるのを避けることができず、この
ため、湿気、水滴、塵埃等が侵入し、ひずみゲー
ジや電気回路に悪影響を及ぼし、精度が大幅に低
下するという欠点がある。
は、上部フランジ1bと保護ケース2の上部との
間に隙間ができるのを避けることができず、この
ため、湿気、水滴、塵埃等が侵入し、ひずみゲー
ジや電気回路に悪影響を及ぼし、精度が大幅に低
下するという欠点がある。
この欠点を防ぐためには、荷重検出器1を密封
構造とすればよいが、それには次のような問題点
があり実現困難であつた。
構造とすればよいが、それには次のような問題点
があり実現困難であつた。
(1) 上部リング1bが、図示X軸、Y軸、Z軸の
各軸方向の並進運動および各軸まわりの回転運
動を自由に遂行できなければならない。
各軸方向の並進運動および各軸まわりの回転運
動を自由に遂行できなければならない。
(2) 上記並進運動および回転運動を拘束する力は
極めて小でなければならない。即ち、第7図の
例で説明すると、隙間4をゴムで充填して密封
したと仮定すると、上記並進運動および回転運
動が生じた場合、それらの運動はゴムにより相
当の拘束力を受け、荷重検出器1の出力に影響
を与え、精度が低下する。特に、荷重検出器1
の定格荷重が小さい場合、その影響は大きくな
る。
極めて小でなければならない。即ち、第7図の
例で説明すると、隙間4をゴムで充填して密封
したと仮定すると、上記並進運動および回転運
動が生じた場合、それらの運動はゴムにより相
当の拘束力を受け、荷重検出器1の出力に影響
を与え、精度が低下する。特に、荷重検出器1
の定格荷重が小さい場合、その影響は大きくな
る。
(3) 水分や塵埃から荷重検出器を長期間保護する
ためには、密封装置は金属で構成されることが
望ましい。
ためには、密封装置は金属で構成されることが
望ましい。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、
極めて小さな拘束力で荷重検出器を密封すること
ができる荷重検出器の密封装置を提供するにあ
る。
極めて小さな拘束力で荷重検出器を密封すること
ができる荷重検出器の密封装置を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するため、本発明は、座標軸
のうちの1つの軸を囲みかつほぼ平行して交互に
凹凸の稜線が形成された蛇腹状の第1のベロー
ズ、および前記軸を囲みこの軸に対して所定の傾
斜を有しかつ当該軸方向両端において交互に連続
する凹凸の稜線が形成された第2のベローズより
成りいずれか一方のベローズが他方のベローズの
内部に収納されているベローズ群と、前記第1の
ベローズの一端と前記第2のベローズの一端とを
気密状態で連結する連結部と、前記ベローズ群お
よび前記連結部を収納するケースと、このケース
と前記ベローズ群における外側のベローズの他端
との間を蜜封するカバーと、前記ベローズ群の内
側のベローズの他端と前記ケースの内部との間に
結合された荷重検出器とで荷重検出器の密封装置
を構成したことを特徴とする。
のうちの1つの軸を囲みかつほぼ平行して交互に
凹凸の稜線が形成された蛇腹状の第1のベロー
ズ、および前記軸を囲みこの軸に対して所定の傾
斜を有しかつ当該軸方向両端において交互に連続
する凹凸の稜線が形成された第2のベローズより
成りいずれか一方のベローズが他方のベローズの
内部に収納されているベローズ群と、前記第1の
ベローズの一端と前記第2のベローズの一端とを
気密状態で連結する連結部と、前記ベローズ群お
よび前記連結部を収納するケースと、このケース
と前記ベローズ群における外側のベローズの他端
との間を蜜封するカバーと、前記ベローズ群の内
側のベローズの他端と前記ケースの内部との間に
結合された荷重検出器とで荷重検出器の密封装置
を構成したことを特徴とする。
[作用]
荷重検出器に作用する上記1つの軸まわりのモ
ーメントによる動きは第2のベローズにより許容
され、他の力およびモーメントによる動きは第1
のベローズにより許容される。荷重検出器はベロ
ーズ群とケースにより囲まれ、ケースは、第1の
ベローズ、第2のベローズ、連結部およびカバー
により密封される。これにより、荷重検出器は、
水分、塵埃、外部衝撃から保護され、さらに、ベ
ローズ群はケースによつて外部衝撃から保護され
る。
ーメントによる動きは第2のベローズにより許容
され、他の力およびモーメントによる動きは第1
のベローズにより許容される。荷重検出器はベロ
ーズ群とケースにより囲まれ、ケースは、第1の
ベローズ、第2のベローズ、連結部およびカバー
により密封される。これにより、荷重検出器は、
水分、塵埃、外部衝撃から保護され、さらに、ベ
ローズ群はケースによつて外部衝撃から保護され
る。
[実施例]
以下、本発明を図面の実施例に基づいて説明す
るが、当該実施例の説明を容易にするため、ま
ず、これに用いられるベローズ構造について説明
する。
るが、当該実施例の説明を容易にするため、ま
ず、これに用いられるベローズ構造について説明
する。
第2図は本発明の実施例に係る荷重検出器の密
封装置に使用されるベローズ構造の側面図であ
る。図で、6は薄い金属板で形成された通常の蛇
腹状のベローズ、6aはベローズ6の凸状の稜
線、6bはベローズ6の凹状の稜線である。7は
薄い金属板で形成されたねじりベローズ、7aは
ねじりベローズ7の凸状の稜線、7bはねじりベ
ローズ7の凹状の稜線である。8はベローズ6と
ねじりベローズ7とを連結するリング状の連結
部、9,10は所要の部分との連結を行なうリン
グ状の連結部である。ベローズ6の構成は周知で
あるので説明を省略し、以下、ねじりベローズ7
の構成を第3図により、さらに詳細に説明する。
封装置に使用されるベローズ構造の側面図であ
る。図で、6は薄い金属板で形成された通常の蛇
腹状のベローズ、6aはベローズ6の凸状の稜
線、6bはベローズ6の凹状の稜線である。7は
薄い金属板で形成されたねじりベローズ、7aは
ねじりベローズ7の凸状の稜線、7bはねじりベ
ローズ7の凹状の稜線である。8はベローズ6と
ねじりベローズ7とを連結するリング状の連結
部、9,10は所要の部分との連結を行なうリン
グ状の連結部である。ベローズ6の構成は周知で
あるので説明を省略し、以下、ねじりベローズ7
の構成を第3図により、さらに詳細に説明する。
第3図はねじりベローズの展開図である。図
で、第2図に示す部分と同一部分には同一符号が
付してある。図は、ねじりベローズ7の任意の部
分を第2図に示す座標軸のZ軸に平行な線ABに
沿つて切断し、展開した図である。図では、判り
易いように凸状の稜線7aに上向きの複数の矢印
が付され、又、凹状の稜線7bには下向きの複数
の矢印が付されている。各稜線7aは線ABに対
して(Z軸に対して)所定の角度で傾斜してお
り、又、各稜線7bは他の所定の角度で傾斜して
いる。稜線7aと稜線7bは交互に形成されてお
り、両者は連結部8,10で後述の傾斜面を介し
て接続している。11,11′は対向する傾斜面
を示し、傾斜面11は図で右から左に向かつて上
昇傾斜し、傾斜面11′は図で左から右に向かつ
て上昇傾斜している。このような展開図の両端の
線ABを接続することにより第2図に示すねじり
ベローズ7が構成される。
で、第2図に示す部分と同一部分には同一符号が
付してある。図は、ねじりベローズ7の任意の部
分を第2図に示す座標軸のZ軸に平行な線ABに
沿つて切断し、展開した図である。図では、判り
易いように凸状の稜線7aに上向きの複数の矢印
が付され、又、凹状の稜線7bには下向きの複数
の矢印が付されている。各稜線7aは線ABに対
して(Z軸に対して)所定の角度で傾斜してお
り、又、各稜線7bは他の所定の角度で傾斜して
いる。稜線7aと稜線7bは交互に形成されてお
り、両者は連結部8,10で後述の傾斜面を介し
て接続している。11,11′は対向する傾斜面
を示し、傾斜面11は図で右から左に向かつて上
昇傾斜し、傾斜面11′は図で左から右に向かつ
て上昇傾斜している。このような展開図の両端の
線ABを接続することにより第2図に示すねじり
ベローズ7が構成される。
第4図a,bはねじりベローズの動作を示す側
面図である。第4図aは第3図に示す展開図の両
端を接続しただけのねじりベローズ7の状態を示
す。hは連結部8の下端と連結部10の上端との
間の距離である。このねじりベローズ7は、X
軸、Y軸、Z軸方向の変位、およびX軸、Y軸ま
わりのねじりに対しては極めて大きな拘束力を示
す。しかし、Z軸まわりのねじりに対する拘束力
は極めて小さい。
面図である。第4図aは第3図に示す展開図の両
端を接続しただけのねじりベローズ7の状態を示
す。hは連結部8の下端と連結部10の上端との
間の距離である。このねじりベローズ7は、X
軸、Y軸、Z軸方向の変位、およびX軸、Y軸ま
わりのねじりに対しては極めて大きな拘束力を示
す。しかし、Z軸まわりのねじりに対する拘束力
は極めて小さい。
第4図bはねじりベローズ7にZ軸まわりの矢
印に示すモーメントを作用させた場合のねじりベ
ローズ7の変形を示す。このように、当該モーメ
ントに対してねじりベローズ7はしぼられた形で
容易に変形する。このとき、連結部8,10間の
距離hは僅かに短い距離h′に短縮される。
印に示すモーメントを作用させた場合のねじりベ
ローズ7の変形を示す。このように、当該モーメ
ントに対してねじりベローズ7はしぼられた形で
容易に変形する。このとき、連結部8,10間の
距離hは僅かに短い距離h′に短縮される。
ここで、このねじりベローズ7がZ軸まわりの
ねじりに対する拘束力が弱く、容易に第4図bに
示す変形を生じる理由について、第5図a,bを
参照しながら考察する。今、第4図aにおいて、
1つの稜線7aが連結部8と結合する点をE、こ
の稜線7aが連結部10と結合する点をC、又、
この稜線7aと連結部8で連続している稜線7b
が連結部10と結合する点をDとする。これらの
点C,D,Eにより三角形CDEの斜面が形成さ
れる。
ねじりに対する拘束力が弱く、容易に第4図bに
示す変形を生じる理由について、第5図a,bを
参照しながら考察する。今、第4図aにおいて、
1つの稜線7aが連結部8と結合する点をE、こ
の稜線7aが連結部10と結合する点をC、又、
この稜線7aと連結部8で連続している稜線7b
が連結部10と結合する点をDとする。これらの
点C,D,Eにより三角形CDEの斜面が形成さ
れる。
この三角形CDEのみに着目し、これを第4図
aで上方からみると、その投影図は第5図aに示
すものとなる。第5図aで、Gは点C,D,Eを
含む円、Fは辺CDと点Eから辺CDにおろした垂
線との交点を示す。前述の説明から、稜線7a,
7bおよび辺CDは曲がり難くしたがつて直線が
維持され、これにより三角形CDEは平面を保つ
ている。
aで上方からみると、その投影図は第5図aに示
すものとなる。第5図aで、Gは点C,D,Eを
含む円、Fは辺CDと点Eから辺CDにおろした垂
線との交点を示す。前述の説明から、稜線7a,
7bおよび辺CDは曲がり難くしたがつて直線が
維持され、これにより三角形CDEは平面を保つ
ている。
第3図bに示すように、ねじりベローズ5がね
じられると、上記三角形CDEは辺CDで折れ曲が
りながら動き、点Eは垂線EF上を動く。この場
合、垂線EFが図示のように円G(各三角形の点E
はこの円上にある)の接線であると、点Eの動く
方向と連結部8の動く方向とが一致するので、三
角形CDEは平面を保ちながら抵抗なく動くこと
ができる。そして、このことはねじりベローズ7
を構成しているすべての三角形について云えるの
で、結局、ねじりベローズ7は極めて容易にねじ
り変形を生じることになる。
じられると、上記三角形CDEは辺CDで折れ曲が
りながら動き、点Eは垂線EF上を動く。この場
合、垂線EFが図示のように円G(各三角形の点E
はこの円上にある)の接線であると、点Eの動く
方向と連結部8の動く方向とが一致するので、三
角形CDEは平面を保ちながら抵抗なく動くこと
ができる。そして、このことはねじりベローズ7
を構成しているすべての三角形について云えるの
で、結局、ねじりベローズ7は極めて容易にねじ
り変形を生じることになる。
第4図bは三角形CDEが、垂線EFが円Gの接
線とならないような形状である場合の投影図であ
る。この場合、ねじりベローズ7がねじられる
と、点Eの動く方向と連結部8の動く方向とは異
なるので、三角形CDE又は連結部8をひずませ
ながらの動きとなる。三角形CDE又は連結部8
をひずませるにはある程度の大きな力を要するの
で、結局、ねじりベローズ7は第4図aに示す条
件を備えたものほど容易にはねじれないことにな
る。
線とならないような形状である場合の投影図であ
る。この場合、ねじりベローズ7がねじられる
と、点Eの動く方向と連結部8の動く方向とは異
なるので、三角形CDE又は連結部8をひずませ
ながらの動きとなる。三角形CDE又は連結部8
をひずませるにはある程度の大きな力を要するの
で、結局、ねじりベローズ7は第4図aに示す条
件を備えたものほど容易にはねじれないことにな
る。
以上のことから、ねじりベローズ7に極めて容
易にねじり変形を生じさせるには、各連結部8,
10において辺で結合しているすべての三角形の
頂点から前記辺におろした垂線が、すべての頂点
を結ぶ円にほぼ接するように上記三角形を形成す
ることが必要となることが判る。
易にねじり変形を生じさせるには、各連結部8,
10において辺で結合しているすべての三角形の
頂点から前記辺におろした垂線が、すべての頂点
を結ぶ円にほぼ接するように上記三角形を形成す
ることが必要となることが判る。
ここで、第2図に示すベローズ構造の動作を説
明する。なお、この場合、ねじりベローズ7は第
5図aの状態で連結される。今、説明の都合上、
連結部10が固定されているものと考える。連結
部9に荷重が作用すると、各荷重に対して次のよ
うな変形が生じる。即ち、Y軸まわりのモーメン
トに対してはベローズ6が第6図aに示すように
変形し、連結部9のY軸まわりの回転運動を許容
する。同様の変形により連結部9のX軸まわりの
回転運動も許容される。又、X軸方向の力に対し
てはベローズ6が第6図bに示すように変形し、
連結部9のX軸方向の並進運動を許容する。同様
の変形により連結部9のY軸方向の並進運動も許
容される。さらに、Z軸方向の並進運動が自由で
あることは自明である。さらに、Z軸まわりのモ
ーメントが作用した場合には、連結部9、ベロー
ズ6および連結部8を介してねじりベローズ7が
ねじれるので、やはりこの場合も上部フランジ1
のZ軸まわりの回転運動を許容する。なお、この
場合、第4図bに示すように、ねじりベローズ7
はZ軸方向の距離が短くなるが、これはベローズ
6のZ軸方向の伸びによつて吸収されるので、こ
れによる拘束は生じない。
明する。なお、この場合、ねじりベローズ7は第
5図aの状態で連結される。今、説明の都合上、
連結部10が固定されているものと考える。連結
部9に荷重が作用すると、各荷重に対して次のよ
うな変形が生じる。即ち、Y軸まわりのモーメン
トに対してはベローズ6が第6図aに示すように
変形し、連結部9のY軸まわりの回転運動を許容
する。同様の変形により連結部9のX軸まわりの
回転運動も許容される。又、X軸方向の力に対し
てはベローズ6が第6図bに示すように変形し、
連結部9のX軸方向の並進運動を許容する。同様
の変形により連結部9のY軸方向の並進運動も許
容される。さらに、Z軸方向の並進運動が自由で
あることは自明である。さらに、Z軸まわりのモ
ーメントが作用した場合には、連結部9、ベロー
ズ6および連結部8を介してねじりベローズ7が
ねじれるので、やはりこの場合も上部フランジ1
のZ軸まわりの回転運動を許容する。なお、この
場合、第4図bに示すように、ねじりベローズ7
はZ軸方向の距離が短くなるが、これはベローズ
6のZ軸方向の伸びによつて吸収されるので、こ
れによる拘束は生じない。
以上、通常の蛇腹状ベローズとねじりベローズ
とを連結した構造および作用について説明した。
このようなベローズ構造は、次に述べる本実施例
の荷重検出器の密封装置においてはねじりベロー
ズを蛇腹状ベローズの内部に収納した構成とされ
るが、作用は第2図に示すベローズ構造と全く同
じである。
とを連結した構造および作用について説明した。
このようなベローズ構造は、次に述べる本実施例
の荷重検出器の密封装置においてはねじりベロー
ズを蛇腹状ベローズの内部に収納した構成とされ
るが、作用は第2図に示すベローズ構造と全く同
じである。
第1図は本発明の実施例に係る荷重検出器の密
封装置の一部破断側面図である。図で、第6図お
よび第2図に示す部分と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。1dはたわみ部1cに貼
着されたひずみゲージ(1個のみ図示されてい
る)、1eはひずみゲージ1dに配線された信号
線である。8′はベローズ6の一端の連結部、
8″はねじりベローズ7の一端の連結部、12は
ベローズ6の他端の連結部、13はねじりベロー
ズ7の他端の連結部である。14は円筒状の金属
ケース、15はケース14の底壁に荷重検出器1
の下部フランジ1aを固定する取付ボルト、16
は連結部12とケース14の上端部との間の隙間
を封じるカバーである。カバー16は連結部12
とケース14の上端部に溶接される。17は連結
部8′,8″間を封じ、かつ、これらを結合する結
合部である。18はケース14の側壁に密封固定
された端子部であり、各信号線1eが接続されて
いる。このような構成において、機械、装置の一
端が上部フランジ1bに剛接され、かつ、機械、
装置の他側の一端がケース14に剛接される。
封装置の一部破断側面図である。図で、第6図お
よび第2図に示す部分と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。1dはたわみ部1cに貼
着されたひずみゲージ(1個のみ図示されてい
る)、1eはひずみゲージ1dに配線された信号
線である。8′はベローズ6の一端の連結部、
8″はねじりベローズ7の一端の連結部、12は
ベローズ6の他端の連結部、13はねじりベロー
ズ7の他端の連結部である。14は円筒状の金属
ケース、15はケース14の底壁に荷重検出器1
の下部フランジ1aを固定する取付ボルト、16
は連結部12とケース14の上端部との間の隙間
を封じるカバーである。カバー16は連結部12
とケース14の上端部に溶接される。17は連結
部8′,8″間を封じ、かつ、これらを結合する結
合部である。18はケース14の側壁に密封固定
された端子部であり、各信号線1eが接続されて
いる。このような構成において、機械、装置の一
端が上部フランジ1bに剛接され、かつ、機械、
装置の他側の一端がケース14に剛接される。
機械、装置の一方側と他側間の荷重の伝達は荷
重検出器1を介して行われる。この場合、上部フ
ランジ1bと下部フランジ1aとの間に3軸方向
の並進運動および3軸まわりの回転運動はベロー
ズ6およびねじりベローズ7により自由に行なう
ことができるのは、第1の実施例の説明により明
らかである。この構成において、ベローズ6とね
じりベローズ7との間には符号19で示される隙
間が存在するが、この隙間は結合部17により封
じられるので、荷重検出器1はケース14、カバ
ー16、ベローズ6およびねじりベローズ7によ
り完全に密封される。
重検出器1を介して行われる。この場合、上部フ
ランジ1bと下部フランジ1aとの間に3軸方向
の並進運動および3軸まわりの回転運動はベロー
ズ6およびねじりベローズ7により自由に行なう
ことができるのは、第1の実施例の説明により明
らかである。この構成において、ベローズ6とね
じりベローズ7との間には符号19で示される隙
間が存在するが、この隙間は結合部17により封
じられるので、荷重検出器1はケース14、カバ
ー16、ベローズ6およびねじりベローズ7によ
り完全に密封される。
このように、本実施例では、荷重検出器の上部
フランジおよび下部フランジ間が、蛇腹状のベロ
ーズ、ねじりベローズ、カバーおよびケースを介
して結合されており、かつ、これらにより荷重検
出器が密封されるので、荷重検出器を密封した状
態で、その3軸方向の並進運動と3軸まわりの回
転運動をほとんど拘束力を受けることなく自由に
行うことができ、これにより荷重検出器を完全に
保護し、精度の低下を防止することができる。
又、ベローズは金属で形成されているので、材質
の劣化を生じることはなく、長期間の保護が可能
であり、さらに、高温中での使用も可能となる。
又、ねじりベローズが蛇腹状ベローズ内に収納さ
れているので、全体の構造を小形に構成すること
ができる。又、各ベローズは、作用する荷重に対
して円滑な動きを保証すべく比較的薄い板材で作
成されるので、物体の衝突等の衝撃により容易に
折損や破損を生じるが、本実施例では、各ベロー
ズはケースに収納されているので、上記衝撃から
保護することができる。
フランジおよび下部フランジ間が、蛇腹状のベロ
ーズ、ねじりベローズ、カバーおよびケースを介
して結合されており、かつ、これらにより荷重検
出器が密封されるので、荷重検出器を密封した状
態で、その3軸方向の並進運動と3軸まわりの回
転運動をほとんど拘束力を受けることなく自由に
行うことができ、これにより荷重検出器を完全に
保護し、精度の低下を防止することができる。
又、ベローズは金属で形成されているので、材質
の劣化を生じることはなく、長期間の保護が可能
であり、さらに、高温中での使用も可能となる。
又、ねじりベローズが蛇腹状ベローズ内に収納さ
れているので、全体の構造を小形に構成すること
ができる。又、各ベローズは、作用する荷重に対
して円滑な動きを保証すべく比較的薄い板材で作
成されるので、物体の衝突等の衝撃により容易に
折損や破損を生じるが、本実施例では、各ベロー
ズはケースに収納されているので、上記衝撃から
保護することができる。
なお、上記各実施例の説明では、ベローズやね
じりベローズに金属を用いる例について説明した
が、金属以外でも外部環境に応じて種々の材料を
選択することができる。又、蛇腹状ベローズやね
じりベローズは一体構成とせず、各稜線部分のみ
に別途弾性部材を使用することもでき、この場
合、その他の部分の部材の材質や厚さを自由に選
択することができる。さらに、荷重検出器として
は、どのような型のものをも用いることができ
る。
じりベローズに金属を用いる例について説明した
が、金属以外でも外部環境に応じて種々の材料を
選択することができる。又、蛇腹状ベローズやね
じりベローズは一体構成とせず、各稜線部分のみ
に別途弾性部材を使用することもでき、この場
合、その他の部分の部材の材質や厚さを自由に選
択することができる。さらに、荷重検出器として
は、どのような型のものをも用いることができ
る。
以上述べたように、本発明では、ベローズ群を
カバーを介してケースに結合するようにしたの
で、荷重検出器を、その作用を拘束されることな
くケース内に密封することができ、荷重検出器を
湿気や衝撃から完全に保護することができる。さ
らに、ベローズ群もケースに収納されるので、当
該ベローズ群を衝撃から保護することもできる。
カバーを介してケースに結合するようにしたの
で、荷重検出器を、その作用を拘束されることな
くケース内に密封することができ、荷重検出器を
湿気や衝撃から完全に保護することができる。さ
らに、ベローズ群もケースに収納されるので、当
該ベローズ群を衝撃から保護することもできる。
第1図は本発明の実施例に係る荷重検出器の密
封装置の一部破断側面図、第2図は第1図に示す
装置に使用されるベローズを説明するベローズ構
造の側面図、第3図は第2図に示すねじりベロー
ズの展開図、第4図a,bは第2図に示すねじり
ベローズの動作を説明する側面図、第5図a,b
は第2図に示すねじりベローズの作動原理図、第
6図a,bは第2図に示す蛇腹状ベローズの動作
を説明する側面図、第7図は従来の荷重検出器の
保護装置の断面図である。 1……荷重検出器、1a……下部フランジ、1
b……上部フランジ、6……蛇腹状ベローズ、6
a,6b……稜線、7……ねじりベローズ、7
a,7b……稜線、8′,8″,12,13……連
結部、14……ケース、16……カバー、17…
…結合部。
封装置の一部破断側面図、第2図は第1図に示す
装置に使用されるベローズを説明するベローズ構
造の側面図、第3図は第2図に示すねじりベロー
ズの展開図、第4図a,bは第2図に示すねじり
ベローズの動作を説明する側面図、第5図a,b
は第2図に示すねじりベローズの作動原理図、第
6図a,bは第2図に示す蛇腹状ベローズの動作
を説明する側面図、第7図は従来の荷重検出器の
保護装置の断面図である。 1……荷重検出器、1a……下部フランジ、1
b……上部フランジ、6……蛇腹状ベローズ、6
a,6b……稜線、7……ねじりベローズ、7
a,7b……稜線、8′,8″,12,13……連
結部、14……ケース、16……カバー、17…
…結合部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 座標軸のうちの1つの軸を囲みかつほぼ平行
して交互に凹凸の稜線が形成された蛇腹状の第1
のベローズ、および前記軸を囲みこの軸に対して
所定の傾斜を有しかつ当該軸方向両端において交
互に連続する凹凸の稜線が形成された第2のベロ
ーズより成りいずれか一方のベローズが他方のベ
ローズの内部に収納されているベローズ群と、前
記第1のベローズの一端と前記第2のベローズの
一端とを気密状態で連結する連結部と、前記ベロ
ーズ群および前記連結部を収納するケースと、こ
のケースと前記ベローズ群における外側のベロー
ズの他端との間を蜜封するカバーと、前記ベロー
ズ群の内側のベローズの他端と前記ケースの内部
との間に結合された荷重検出器とで構成されるこ
とを特徴とする荷重検出器の密封装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記第2の
ベローズは、隣接する前記凹凸の稜線とその上下
の連結部に形成される辺とで構成する三角形が、
この三角形の頂点から前記辺におろした垂線が前
記各頂点を結ぶ円にほぼ接するように形成されて
いることを特徴とする荷重検出器の密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25673785A JPS62118229A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 荷重検出器の密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25673785A JPS62118229A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 荷重検出器の密封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62118229A JPS62118229A (ja) | 1987-05-29 |
| JPH0569179B2 true JPH0569179B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=17296741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25673785A Granted JPS62118229A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 荷重検出器の密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62118229A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5272052A (en) * | 1975-12-11 | 1977-06-16 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | Bellows |
-
1985
- 1985-11-18 JP JP25673785A patent/JPS62118229A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62118229A (ja) | 1987-05-29 |
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