JPH0569237A - 放電創成加工方法 - Google Patents
放電創成加工方法Info
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- JPH0569237A JPH0569237A JP16712291A JP16712291A JPH0569237A JP H0569237 A JPH0569237 A JP H0569237A JP 16712291 A JP16712291 A JP 16712291A JP 16712291 A JP16712291 A JP 16712291A JP H0569237 A JPH0569237 A JP H0569237A
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- shaped electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、制御方式が簡単で電極製作
が容易な改良された放電創成加工方法を提供することに
ある。 【構成】 本発明は、加工テーブルに載置した被加工物
40と電極主軸10の保持装置に取付けた棒状電極41
とを相対的に移動させて放電加工を行う放電創成加工方
法が、棒状電極41をL形又はJ形の円形横断面の棒状
体に形成し、回転可能な前記電極主軸10の軸心と該棒
状電極41の縦軸中心を一致させて取付け、該棒状電極
の縦軸中心の移動軌跡を加工始点からX,Y,Z軸の三
次元方向の送りで制御するとともに送り過程で、棒状電
極41の縦軸中心を中心として回転するC軸の回転角度
を制御することにより被加工物40と棒状電極41とを
相対的に移動させて加工終点に到達させ、棒状電極41
の包絡面が被加工物40に創成する凸形状の外形と一致
するように制御して、被加工物から不要部分を立体ブロ
ックとして一括除去し凸形状を創成するようにした放電
創成加工方法。
が容易な改良された放電創成加工方法を提供することに
ある。 【構成】 本発明は、加工テーブルに載置した被加工物
40と電極主軸10の保持装置に取付けた棒状電極41
とを相対的に移動させて放電加工を行う放電創成加工方
法が、棒状電極41をL形又はJ形の円形横断面の棒状
体に形成し、回転可能な前記電極主軸10の軸心と該棒
状電極41の縦軸中心を一致させて取付け、該棒状電極
の縦軸中心の移動軌跡を加工始点からX,Y,Z軸の三
次元方向の送りで制御するとともに送り過程で、棒状電
極41の縦軸中心を中心として回転するC軸の回転角度
を制御することにより被加工物40と棒状電極41とを
相対的に移動させて加工終点に到達させ、棒状電極41
の包絡面が被加工物40に創成する凸形状の外形と一致
するように制御して、被加工物から不要部分を立体ブロ
ックとして一括除去し凸形状を創成するようにした放電
創成加工方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単純な形状の棒状電極
を用いて被加工物とその電極とを相対的に移動させて放
電加工を行う放電創成加工法に関し、特に、被加工物に
凸外形部分を創成、加工する放電創成加工方法に関す
る。
を用いて被加工物とその電極とを相対的に移動させて放
電加工を行う放電創成加工法に関し、特に、被加工物に
凸外形部分を創成、加工する放電創成加工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の放電加工法は、四角の棒状電極を
用いてその電極をX,Y,Z軸の三次元方向に移動制御
するとともに電極断面の二辺の交点を中心としてその棒
状電極を旋回させるようにした放電創成加工方法が知ら
れている(例えば特公昭47−48557)。また、放
電創成加工装置は、加工形状に合わせたループ状の電極
を用いて、その電極をX,Y,Z軸の三次元方向に移動
制御するとともにその電極を横方向に旋回可能に構成し
た放電創成加工装置が知られている(例えば特開昭55
−96231)。
用いてその電極をX,Y,Z軸の三次元方向に移動制御
するとともに電極断面の二辺の交点を中心としてその棒
状電極を旋回させるようにした放電創成加工方法が知ら
れている(例えば特公昭47−48557)。また、放
電創成加工装置は、加工形状に合わせたループ状の電極
を用いて、その電極をX,Y,Z軸の三次元方向に移動
制御するとともにその電極を横方向に旋回可能に構成し
た放電創成加工装置が知られている(例えば特開昭55
−96231)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法および装
置は被加工物と電極とを相対的に移動させる制御方法が
難しく、また、使用電極が得るべき加工形状に合わせた
ループ状電極であるため、電極製作が困難であり、更
に、凹部形状のせまい箇所を加工する場合に干渉が生じ
る等の欠点を有していた。
置は被加工物と電極とを相対的に移動させる制御方法が
難しく、また、使用電極が得るべき加工形状に合わせた
ループ状電極であるため、電極製作が困難であり、更
に、凹部形状のせまい箇所を加工する場合に干渉が生じ
る等の欠点を有していた。
【0004】依って、本発明の目的は、上記従来の欠点
を補い、制御方式が簡単で電極製作が容易な改良され
た、被加工物に凸外形部分を創成、加工する放電創成加
工方法を提供するものである。
を補い、制御方式が簡単で電極製作が容易な改良され
た、被加工物に凸外形部分を創成、加工する放電創成加
工方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、標準電
極としてL形又はJ形棒状電極を用い、その電極の縦軸
中心の移動軌跡を加工始点からX,Y,Zの三次元方向
の送りで制御するとともに送り過程でその電極の縦軸中
心を中心として回転するC軸回りの回転角度を制御する
ことにより被加工物と前記電極とを相対的に移動させて
加工終点に到達させ、前記電極の包絡面が前記被加工物
に創成すべき所望の凸形状の外形と一致するように制御
して被加工物から立体ブロックを一括除去するように
し、凸形状を創成するようにした放電創成加工方法であ
る。
極としてL形又はJ形棒状電極を用い、その電極の縦軸
中心の移動軌跡を加工始点からX,Y,Zの三次元方向
の送りで制御するとともに送り過程でその電極の縦軸中
心を中心として回転するC軸回りの回転角度を制御する
ことにより被加工物と前記電極とを相対的に移動させて
加工終点に到達させ、前記電極の包絡面が前記被加工物
に創成すべき所望の凸形状の外形と一致するように制御
して被加工物から立体ブロックを一括除去するように
し、凸形状を創成するようにした放電創成加工方法であ
る。
【0006】すなわち、本発明によれば、加工テーブル
に載置した被加工物と電極主軸の保持装置に取付けた棒
状電極とを相対的に移動させて放電加工を行う放電創成
加工方法において、前記棒状電極をL形又はJ形の円形
横断面の棒状体に形成し、回転可能な前記電極主軸の軸
心と該棒状電極の縦軸中心を一致させて取付け、該棒状
電極の縦軸中心の移動軌跡を加工始点からX,Y,Z軸
の三次元方向の送りで制御するとともに送り過程で、該
棒状電極の縦軸中心を中心として回転するC軸の回転角
度を制御することにより前記被加工物と前記棒状電極と
を相対的に移動させて加工終点に到達させ、前記棒状電
極の包絡面が前記被加工物に創成する凸形状の外形と一
致するように制御して、被加工物から不要部分を立体ブ
ロックとして一括除去し凸形状を創成するようにした放
電創成加工方法が提供される。以下図面を参照しながら
本発明の方法を説明する。
に載置した被加工物と電極主軸の保持装置に取付けた棒
状電極とを相対的に移動させて放電加工を行う放電創成
加工方法において、前記棒状電極をL形又はJ形の円形
横断面の棒状体に形成し、回転可能な前記電極主軸の軸
心と該棒状電極の縦軸中心を一致させて取付け、該棒状
電極の縦軸中心の移動軌跡を加工始点からX,Y,Z軸
の三次元方向の送りで制御するとともに送り過程で、該
棒状電極の縦軸中心を中心として回転するC軸の回転角
度を制御することにより前記被加工物と前記棒状電極と
を相対的に移動させて加工終点に到達させ、前記棒状電
極の包絡面が前記被加工物に創成する凸形状の外形と一
致するように制御して、被加工物から不要部分を立体ブ
ロックとして一括除去し凸形状を創成するようにした放
電創成加工方法が提供される。以下図面を参照しながら
本発明の方法を説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の放電創成加工方法を実施する
ための装置例の機構図であり、1は被加工物、2はL形
又はJ形の円形横断面を有した棒状電極である。コラム
3の下部にX軸およびY軸送り機構4が設けられてい
る。その送り機構4は被加工物をX軸およびY軸方向に
送ることができるようにクロス案内面構造になってお
り、それぞれにX軸送りモータ5およびY軸送りモータ
6が付いている。
ための装置例の機構図であり、1は被加工物、2はL形
又はJ形の円形横断面を有した棒状電極である。コラム
3の下部にX軸およびY軸送り機構4が設けられてい
る。その送り機構4は被加工物をX軸およびY軸方向に
送ることができるようにクロス案内面構造になってお
り、それぞれにX軸送りモータ5およびY軸送りモータ
6が付いている。
【0008】コラム3の上部にはZ軸送り機構が設けら
れており、このZ軸送り機構7は電極2をZ軸方向に送
ることができるような案内構造になっておりZ軸送りモ
ータ8が付いている。Z軸送り機構7の可動部に電極主
軸頭9が付いており、その内部に電極主軸10が設けら
れている。電極主軸10の下部には電極2が取り付けら
れ、電極主軸10の上部はC軸駆動モータ11に連結さ
れている。
れており、このZ軸送り機構7は電極2をZ軸方向に送
ることができるような案内構造になっておりZ軸送りモ
ータ8が付いている。Z軸送り機構7の可動部に電極主
軸頭9が付いており、その内部に電極主軸10が設けら
れている。電極主軸10の下部には電極2が取り付けら
れ、電極主軸10の上部はC軸駆動モータ11に連結さ
れている。
【0009】電極主軸10はその軸線回りに回転可能に
軸承されており、C軸駆動モータ11によって回転角度
が制御されるようになっている。この電極主軸10の軸
線回りの回転軸をC軸と称する。数値制御装置12は与
えられた数値制御情報に基づいてこれらのX軸送りモー
タ5、Y軸送りモータ6、Z軸送りモータ8及びC軸駆
動モータ11には適宜駆動信号を発して放電加工機のX
軸、Y軸、Z軸およびC軸を駆動して、被加工物1と電
極2とを相対的に移動させて放電加工を行う。
軸承されており、C軸駆動モータ11によって回転角度
が制御されるようになっている。この電極主軸10の軸
線回りの回転軸をC軸と称する。数値制御装置12は与
えられた数値制御情報に基づいてこれらのX軸送りモー
タ5、Y軸送りモータ6、Z軸送りモータ8及びC軸駆
動モータ11には適宜駆動信号を発して放電加工機のX
軸、Y軸、Z軸およびC軸を駆動して、被加工物1と電
極2とを相対的に移動させて放電加工を行う。
【0010】この放電加工機には図示してないが放電加
工用パルス発生電源装置、加工液供給装置等の放電加工
機として当然に必要な装置は付いているものである。図
2は本発明に用いるL形の円形横断面を有した棒状電極
であり、直径1.5mmの丸棒銅材を直角に折り曲げ、
縦軸部20の中心軸21が前記第1図の電極主軸10の
軸線回りの回転軸すなわちC軸に一致するように前記電
極主軸10に取付られる。L形棒状電極の横軸部22は
得るべき凸形状等の三次元形状に応じて適宜設定した値
Lとしたものである。
工用パルス発生電源装置、加工液供給装置等の放電加工
機として当然に必要な装置は付いているものである。図
2は本発明に用いるL形の円形横断面を有した棒状電極
であり、直径1.5mmの丸棒銅材を直角に折り曲げ、
縦軸部20の中心軸21が前記第1図の電極主軸10の
軸線回りの回転軸すなわちC軸に一致するように前記電
極主軸10に取付られる。L形棒状電極の横軸部22は
得るべき凸形状等の三次元形状に応じて適宜設定した値
Lとしたものである。
【0011】次に、本発明の放電創成加工方法を、先
ず、発明の前提となる凹形々状の加工に就き説明し、次
いで、本発明に係る凸形々状の加工方法に就いて順次に
説明する。
ず、発明の前提となる凹形々状の加工に就き説明し、次
いで、本発明に係る凸形々状の加工方法に就いて順次に
説明する。
【0012】図3は加工例の輪郭を示すX,Y,Z平面
図であり、Z軸方向はある値の深さがある凹部形状を加
工する場合の例である。図4は数値制御装置12に入力
する指令データを示したものであり、X,Y及びZ軸の
最小指令単位は何れも0.001 mm、C軸の最小指令単位
は0.001 度である。また、各軸の移動指令データと各軸
の移動方向との関係は指令データの値が正のとき図1に
示すそれぞれ+X,+Y,+Zの矢印の方向に移動する
という関係にある。
図であり、Z軸方向はある値の深さがある凹部形状を加
工する場合の例である。図4は数値制御装置12に入力
する指令データを示したものであり、X,Y及びZ軸の
最小指令単位は何れも0.001 mm、C軸の最小指令単位
は0.001 度である。また、各軸の移動指令データと各軸
の移動方向との関係は指令データの値が正のとき図1に
示すそれぞれ+X,+Y,+Zの矢印の方向に移動する
という関係にある。
【0013】図5および図6は図4の指令データに基づ
いて、数値制御装置によってX,Y,ZおよびC軸の各
軸を補間制御したときの被加工物に対するL形棒状の移
動および回転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図
である。図5はL字形棒状電極の横軸部22が短い場合
で、図6はそれを長くした場合の図である。30はL字
形棒状電極の縦軸部20の中心軸21の移動軌跡であ
り、多数ある長円形状の図形31はその時点におけるL
形棒状電極の横軸部22の向きを図示したものである。
前記移動軌跡30は第4図の指令データのうちX軸およ
びY軸に関する指令データによって補間制御される軌跡
であり、その形状寸法は第3図の輪郭形状の内側に0.8
mm(L字形棒状電極の縦軸部20の半径 0.75 mmに
放電間隙長0.05 mmを加えた値)オフセットしたもの
である。
いて、数値制御装置によってX,Y,ZおよびC軸の各
軸を補間制御したときの被加工物に対するL形棒状の移
動および回転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図
である。図5はL字形棒状電極の横軸部22が短い場合
で、図6はそれを長くした場合の図である。30はL字
形棒状電極の縦軸部20の中心軸21の移動軌跡であ
り、多数ある長円形状の図形31はその時点におけるL
形棒状電極の横軸部22の向きを図示したものである。
前記移動軌跡30は第4図の指令データのうちX軸およ
びY軸に関する指令データによって補間制御される軌跡
であり、その形状寸法は第3図の輪郭形状の内側に0.8
mm(L字形棒状電極の縦軸部20の半径 0.75 mmに
放電間隙長0.05 mmを加えた値)オフセットしたもの
である。
【0014】次に、加工の順序を図4の指令データのブ
ロックの順番に従って図5と関連させて説明する。初期
設定としてL字形棒状電極の横軸部22が図1のY軸に
平行で、かつ同電極の先端部23がY軸の正方向に向く
ように設定する。即ち図5のA点にL字形棒状電極の縦
軸部20の中心軸21をおき、A'点に同電極の先端部2
3をおくように初期設定をする。
ロックの順番に従って図5と関連させて説明する。初期
設定としてL字形棒状電極の横軸部22が図1のY軸に
平行で、かつ同電極の先端部23がY軸の正方向に向く
ように設定する。即ち図5のA点にL字形棒状電極の縦
軸部20の中心軸21をおき、A'点に同電極の先端部2
3をおくように初期設定をする。
【0015】先ず、数値制御装置12を起動して、図4
の指令データを実行させると、ブロック(1)ではZ軸
のみが負方向(下方)に移動し、L形棒状電極の横軸部
22が被加工物の所定の深さに達するまで加工する(図
5のA −A' )。ブロック(2)ではY軸のみを移動し、
図5のB-B'の位置に達する。ブロック(3)ではX軸の
みを移動し、CーC’の位置に達する。ブロック(4)
ではX,Yの2軸円弧補間が行われ、DーD’の位置に
達する。ブロック(5)ではL字形棒状電極の横軸部2
2の向きが次の直線軌跡に直角になるようにC軸のみが
−90度回転し、DーD”の位置に達する。ブロック
(6)ではY軸のみを移動し、EーE’の位置に達す
る。ブロック(7)ではL字形棒状電極の横軸部22の
向きが次の円弧の中心点に向くようにC軸のみがー 48.
888 度回転し、EーE”の位置に達する。ブロック
(8)ではX,Yの2軸円弧補間とC軸の回転補間が同
時に相互に関連しながら行われる。即ちX,Yの2軸円
弧補間によってL形棒状電極の縦軸部20の中心軸21
がE点からF点まで移動するのと同期してC軸がー82.2
24度だけ回転し、FーF’の位置に達する。ブロック
(9)ではブロック(5)と同様にL字形棒状電極の横
軸部22の向きが次の直線軌跡に直角になるようにC軸
のみが回転し、FーF”の位置に達する。ブロック(1
0)ではY軸のみが移動し、GーG’の位置に達する。
ブロック(11)ではブロック(8)と同様の制御が行
われ、HーH’の位置に達する。ブロック(12)では
X軸のみ移動し、BーB’の位置に達し、輪郭の加工を
終了する。ブロック(13)以下は電極を加工開始位置
へ戻すためのものである。
の指令データを実行させると、ブロック(1)ではZ軸
のみが負方向(下方)に移動し、L形棒状電極の横軸部
22が被加工物の所定の深さに達するまで加工する(図
5のA −A' )。ブロック(2)ではY軸のみを移動し、
図5のB-B'の位置に達する。ブロック(3)ではX軸の
みを移動し、CーC’の位置に達する。ブロック(4)
ではX,Yの2軸円弧補間が行われ、DーD’の位置に
達する。ブロック(5)ではL字形棒状電極の横軸部2
2の向きが次の直線軌跡に直角になるようにC軸のみが
−90度回転し、DーD”の位置に達する。ブロック
(6)ではY軸のみを移動し、EーE’の位置に達す
る。ブロック(7)ではL字形棒状電極の横軸部22の
向きが次の円弧の中心点に向くようにC軸のみがー 48.
888 度回転し、EーE”の位置に達する。ブロック
(8)ではX,Yの2軸円弧補間とC軸の回転補間が同
時に相互に関連しながら行われる。即ちX,Yの2軸円
弧補間によってL形棒状電極の縦軸部20の中心軸21
がE点からF点まで移動するのと同期してC軸がー82.2
24度だけ回転し、FーF’の位置に達する。ブロック
(9)ではブロック(5)と同様にL字形棒状電極の横
軸部22の向きが次の直線軌跡に直角になるようにC軸
のみが回転し、FーF”の位置に達する。ブロック(1
0)ではY軸のみが移動し、GーG’の位置に達する。
ブロック(11)ではブロック(8)と同様の制御が行
われ、HーH’の位置に達する。ブロック(12)では
X軸のみ移動し、BーB’の位置に達し、輪郭の加工を
終了する。ブロック(13)以下は電極を加工開始位置
へ戻すためのものである。
【0016】上記のような加工を行えば図5から明らか
なように、L字形棒状電極の横軸部22はその電極の縦
軸部20の中心軸21の軌跡30より外側にくい込むこ
とはないから加工後の被加工物の側面形状は、インナコ
ーナ部を除いて図3に示した所望の得るべき凹形状が得
られる。また、図6に示すようにL字形棒状電極(図2
参照)の横軸部22の長さLを十分に大きくすれば、得
るべき輪郭形状の底面が全面にわたって完全に加工除去
される。そして被加工物に所望の三次元形状の凹部が加
工されるのである。上述の加工例では電極形状をL字形
棒状であるが、電極形状をJ字形棒状のものを用いれ
ば、凹部の底面が凹曲面に形成されるのである。
なように、L字形棒状電極の横軸部22はその電極の縦
軸部20の中心軸21の軌跡30より外側にくい込むこ
とはないから加工後の被加工物の側面形状は、インナコ
ーナ部を除いて図3に示した所望の得るべき凹形状が得
られる。また、図6に示すようにL字形棒状電極(図2
参照)の横軸部22の長さLを十分に大きくすれば、得
るべき輪郭形状の底面が全面にわたって完全に加工除去
される。そして被加工物に所望の三次元形状の凹部が加
工されるのである。上述の加工例では電極形状をL字形
棒状であるが、電極形状をJ字形棒状のものを用いれ
ば、凹部の底面が凹曲面に形成されるのである。
【0017】上述の加工例は、被加工物に凹形状の窪み
部を創成する場合の加工方法であるが、本発明に係る被
加工物に凸形状を創成する場合の加工実施例を図7から
図9に示す。図7は本発明の加工方法の進捗途中を示し
たもので、40は所定の高さを有する角柱状の被加工
物、41は加工開始位置にあるL形棒状電極、41’は
加工途中にあるL形棒状電極、42はL形棒状電極41
の縦軸部で加工除去されたスリット、43はL形棒状電
極41の横軸部で加工除去されたスリットを表す。
部を創成する場合の加工方法であるが、本発明に係る被
加工物に凸形状を創成する場合の加工実施例を図7から
図9に示す。図7は本発明の加工方法の進捗途中を示し
たもので、40は所定の高さを有する角柱状の被加工
物、41は加工開始位置にあるL形棒状電極、41’は
加工途中にあるL形棒状電極、42はL形棒状電極41
の縦軸部で加工除去されたスリット、43はL形棒状電
極41の横軸部で加工除去されたスリットを表す。
【0018】図8は指令データ(図略)に基づいて、数
値制御装置によってX,YおよびC軸の各軸を補間制御
したときの被加工物に対するL形棒状電極の移動および
回転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図である。
図中、44はL形棒状電極41の縦軸部の中心軸の移動
軌跡であり、多数ある長円形状の図形45はその時点に
おけるL形棒状電極41の横軸部の向きを図示したもの
であり、46は角柱状被加工物40のXY断面図であ
り、また、加工の順序はa−a’の位置から始まり、b
−b’、c−c’・・・f−f’、b−b’の順に推移
する。図9は加工された部品の見取図である。なお、図
8に示すように、C軸の回転動作を常にX,Y軸の移動
と同時に行わせ、C軸の回転動作のみを単独で行わせる
ことがないようにすると、L形電極の縦軸部と被加工物
との相対的移動が加工中に停滞することがないから加工
物側面の加工精度が向上する。このように第二の実施例
に示した加工法によれば、従来のワイヤカット放電加工
機では加工が困難であったプレス加工用の座付きパンチ
等を単工程で、しかも極めて効率よく加工できるのであ
る。
値制御装置によってX,YおよびC軸の各軸を補間制御
したときの被加工物に対するL形棒状電極の移動および
回転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図である。
図中、44はL形棒状電極41の縦軸部の中心軸の移動
軌跡であり、多数ある長円形状の図形45はその時点に
おけるL形棒状電極41の横軸部の向きを図示したもの
であり、46は角柱状被加工物40のXY断面図であ
り、また、加工の順序はa−a’の位置から始まり、b
−b’、c−c’・・・f−f’、b−b’の順に推移
する。図9は加工された部品の見取図である。なお、図
8に示すように、C軸の回転動作を常にX,Y軸の移動
と同時に行わせ、C軸の回転動作のみを単独で行わせる
ことがないようにすると、L形電極の縦軸部と被加工物
との相対的移動が加工中に停滞することがないから加工
物側面の加工精度が向上する。このように第二の実施例
に示した加工法によれば、従来のワイヤカット放電加工
機では加工が困難であったプレス加工用の座付きパンチ
等を単工程で、しかも極めて効率よく加工できるのであ
る。
【0019】
【発明の効果】上述から明らかなように、本発明によれ
ば、被加工物から除去すべき形状をすべて放電加工によ
って粉砕除去するのではなく、その三次元凸形々状の輪
郭のみを除去する方式なので加工エネルギーが少なくて
済み、加工効率が良い。又、電極の形状が単純曲り形状
であるため電極製作が容易であるばかりでなく加工屑の
排出が容易に行われるので加工速度を上げることができ
る。
ば、被加工物から除去すべき形状をすべて放電加工によ
って粉砕除去するのではなく、その三次元凸形々状の輪
郭のみを除去する方式なので加工エネルギーが少なくて
済み、加工効率が良い。又、電極の形状が単純曲り形状
であるため電極製作が容易であるばかりでなく加工屑の
排出が容易に行われるので加工速度を上げることができ
る。
【0020】更に、電極形状がループ形状をしていない
ので、狭い部分を加工する場合でも電極が非加工部分と
干渉することがなく加工可能範囲が広がった。
ので、狭い部分を加工する場合でも電極が非加工部分と
干渉することがなく加工可能範囲が広がった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電創成加工方法を実施する装置
の機構図である。
の機構図である。
【図2】L形棒状電極の一例図である。
【図3】本発明による方法の前提となる凹形々状の加工
例の輪郭を示すX,Y平面図である。
例の輪郭を示すX,Y平面図である。
【図4】数値制御装置に入力する指令データである。
【図5】被加工物に対するL形棒状電極の移動および回
転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図である。
転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図である。
【図6】被加工物に対するL形棒状電極の移動および回
転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図である。
転の推移の様子をX,Y平面上に投影した図である。
【図7】本発明に係る凸形形状部品の加工方法の加工途
次の様子を立体的に示した斜視図である。
次の様子を立体的に示した斜視図である。
【図8】同被加工物に対するL字形棒状電極の移動およ
び回転の推移の状態をX,Y平面上に投影した平面図で
ある。
び回転の推移の状態をX,Y平面上に投影した平面図で
ある。
【図9】本発明の加工方法で加工された凸形形状部品の
見取図である。
見取図である。
1・・被加工物 2・・L形棒状電極 4・・X軸およびY軸送り機構 5・・X軸送りモータ 6・・Y軸送りモータ 7・・Z軸送り機構 8・・Z軸送りモータ 10..電極主軸 11・・C軸駆動モータ 12・・数値制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 加工テーブルに載置した被加工物と電極
主軸の保持装置に取付けた棒状電極とを相対的に移動さ
せて放電加工を行う放電創成加工方法において、 前記棒状電極をL形又はJ形の円形横断面の棒状体に形
成し、 回転可能な前記電極主軸の軸心と該棒状電極の縦軸中心
を一致させて取付け、 該棒状電極の縦軸中心の移動軌跡を加工始点からX,
Y,Z軸の三次元方向の送りで制御するとともに送り過
程で、該棒状電極の縦軸中心を中心として回転するC軸
の回転角度を制御することにより前記被加工物と前記棒
状電極とを相対的に移動させて加工終点に到達させ、 前記棒状電極の包絡面が前記被加工物に創成する凸形状
の外形と一致するように制御して、 被加工物から不要部分を立体ブロックとして一括除去し
凸形状を創成するようにしたこと、を特徴とする放電創
成加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16712291A JPH0569237A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 放電創成加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16712291A JPH0569237A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 放電創成加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569237A true JPH0569237A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=15843849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16712291A Pending JPH0569237A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 放電創成加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569237A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106363258A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-01 | 上海交通大学 | 稀疏化进给节点的电火花加工方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264096A (en) * | 1975-10-02 | 1977-05-27 | Euratom | Discharge machining method and device to make out cavity in work |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16712291A patent/JPH0569237A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264096A (en) * | 1975-10-02 | 1977-05-27 | Euratom | Discharge machining method and device to make out cavity in work |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106363258A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-01 | 上海交通大学 | 稀疏化进给节点的电火花加工方法 |
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