JPH0569438U - ベルト張力調整装置 - Google Patents
ベルト張力調整装置Info
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- JPH0569438U JPH0569438U JP925492U JP925492U JPH0569438U JP H0569438 U JPH0569438 U JP H0569438U JP 925492 U JP925492 U JP 925492U JP 925492 U JP925492 U JP 925492U JP H0569438 U JPH0569438 U JP H0569438U
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩擦板を用いてダンパを構成したベルト張力
調整装置において、摩擦用ばねを大形化したり、摩擦板
の摩擦係数を変えることなく、大きな摩擦トルクを得る
ようにすることである。 【構成】 プーリ支持体1と取付基台7との間に介在さ
れた固定部材13にテーパ部14を設け、プーリ支持体
1に係合した摩擦板16に上記テーパ部14に嵌合する
テーパ面17を形成し、摩擦用ばね18により上記摩擦
板16を固定部材13に押圧した構成とした。
調整装置において、摩擦用ばねを大形化したり、摩擦板
の摩擦係数を変えることなく、大きな摩擦トルクを得る
ようにすることである。 【構成】 プーリ支持体1と取付基台7との間に介在さ
れた固定部材13にテーパ部14を設け、プーリ支持体
1に係合した摩擦板16に上記テーパ部14に嵌合する
テーパ面17を形成し、摩擦用ばね18により上記摩擦
板16を固定部材13に押圧した構成とした。
Description
【0001】
この考案は、自動車エンジンのタイミングベルト等のベルト張力調整装置、い わゆるオートテンショナに関するものである。
【0002】
ベルト張力調整装置においては、ベルト張力の急な変動に基づくプーリの揺動 を減衰させるためにダンパが設けられる。このような張力調整装置において小形 化、低コスト化を図るためにダンパの構造を簡単にし、摩擦板による摩擦力を利 用したものが知られている(実開平1−69949号公報参照)。
【0003】 この場合の摩擦板は、プーリ支持体に係合させた平板状のものであり、これを 固定部材の平坦な摩擦面に対し、摩擦用ばねの力で押圧することにより所要の摩 擦トルクを発生させるようにしている。
【0004】
上記の摩擦トルクを発生させる摩擦力は、摩擦用ばねの押圧力と摩擦板の摩擦 係数を掛けたもので決まり、大きな減衰力を必要とする場合は、摩擦用ばねのば ね力を大きくするか、または摩擦板の摩擦係数を上げなければならない。
【0005】 摩擦用ばねのばね力を大きくすると、ばね形状が大きくなるため、スペースに 制限のあるエンジンまわりではあまり大きくできない。また摩擦板は一般にエン ジニアリングプラスチックを用いることが普通であるが、例えばピーク(PEE K)材の摩擦係数は0.2〜0.3程度であり、あまり大きな摩擦係数を得るこ とはできない。
【0006】 このため、ダンパとして摩擦板を用いたものは、摩擦トルクに限度があって十 分なダンパ効果を発揮することができないため、エンジンの回転領域でベルトの 荷重変動の大きいところでは、プーリの揺動振幅が大きくなり、その結果ベルト の振動や騒音が大きくなるという問題があった。
【0007】 そこで、この考案は摩擦板を用いてダンパを構成したベルト張力調整装置にお いて、摩擦力を大きくすることにより大きなダンパ効果を得ることを課題とする 。
【0008】
上記の課題を解決するために、この考案は、プーリを回転自在に取付けたプー リ支持体と、取付基台との間に固定部材を介在し、上記プーリ支持体の偏心位置 と上記固定部材に挿通したボルトを取付基台に固定し、上記プーリ支持体に設け たアームに張力設定用ばねを取付け、上記ボルトのまわりに嵌めた環状の摩擦板 をプーリ支持体に係合すると共に、その摩擦板を摩擦用ばねにより固定部材に押 圧してなるベルト張力調整装置において、上記固定部材にテーパ部を設けそのテ ーパ部と嵌合するテーパ面を上記摩擦板の内周面に設けた構成としたものである 。
【0009】
上記構成のベルト張力調整装置において、プーリをベルトに押し付けると、ベ ルトの張力と張力設定用ばねのばね力がバランスした状態でプーリの揺動が停止 する。この状態からベルトの張力が変動してプーリが揺動すると、プーリ支持体 と一体に摩擦板が回転する。このとき固定部材の摩擦面とテーパ嵌合した摩擦板 との間で発生する摩擦力に基づく摩擦トルクにより、プーリの揺動を有効に減衰 させることができる。
【0010】
図1及び図2に示した第1実施例のベルト張力調整装置は、プーリ支持体1の まわりに軸受2を介してプーリ3を回転自在に取付けており、そのプーリ支持体 1の偏心位置に軸受ブッシュ4及びスリーブ5を介して固定ボルト6を挿通し、 その固定ボルト6をエンジンブロック等の取付基台7に固定している。
【0011】 プーリ支持体1の取付基台7側の面には、固定ボルト6を中心とする環状のス カート部8が設けられ、そのスカート部8の外周にアーム9のボス部11を嵌着 固定し、そのアーム9に張力設定用のコイルばね12を係合している。
【0012】 また、取付基台7と前記の軸受ブッシュ4及びスリーブ5の各端面との間に固 定部材13が介在され、前記の固定ボルト6はその固定部材13を貫通している 。固定部材13の外周面に取付基台7側が大径になるテーパ部14が設けられる 。
【0013】 前記のスカート部8の内周面にはプーリ3の軸方向のスプライン15が形成さ れ、そのスプライン15と噛み合った環状の摩擦板16がスカート部8の内部に スライド自在に挿入される。上記摩擦板16の内周面にはテーパ面17が形成さ れ、そのテーパ面17が固定部材13のテーパ部14と嵌合する。
【0014】 また、摩擦板16とプーリ支持体1との間に皿形の摩擦用ばね18が介在され 、摩擦板16のテーパ面17を固定部材13のテーパ部14に押圧している。な お、摩擦用ばね18には、波形ばねを用いることができる。
【0015】 実施例のベルト張力調整装置は以上のごとき構成であり、張力設定用のコイル ばね12の他端を取付基台7の一部に取付けると共に、プーリ3をベルト19に 押し付けると、プーリ3の揺動は、コイルばね12のばね力とベルト19の張力 のバランス点で停止する。
【0016】 ベルト19の張力が摩擦力より大きくなると、プーリ3はプーリ支持体1と共 に偏心揺動するが、このときプーリ支持体1と一体に摩擦板16が回転し、その 摩擦板16のテーパ面17と固定部材13のテーパ部14との間で発生する摩擦 力に基づく所定の摩擦トルクによりダンパ効果が得られ、これによりプーリ3の 揺動が減衰される。
【0017】 この場合、テーパ面17とテーパ部14の摩擦面の傾斜角度をθとすると、摩 擦用ばね18による軸方向の力F以上の法線力F/sin θが摩擦面に働くため、 テーパ嵌合でない場合に比べ大きな摩擦トルクが得られる。
【0018】 なお、図3及び図4に示す他の実施例は固定部材13の先端部分がプーリ支持 体1を貫通している点、摩擦板16が二つ割りされている点、及びその摩擦板1 6の外周面とスカート部8の内周面とが摩擦力だけで係合している点が前記の実 施例との主たる相違点であり、その他はほぼ同様であり、同様の作用効果がある 。摩擦板16は上記の二つ割り構造に代え、軸方向のスリットを設けるだけでも よい。
【0019】
以上のように、この考案は摩擦板と固定部材をテーパ嵌合させ、その摩擦板を 摩擦用ばねにより固定部材に押圧したものであるから、両者の摩擦面にばね力以 上の大きな法線力が生じる。そのため、摩擦用ばねの小形化が図れ、かつ大きな 摩擦トルクが得られる。また、テーパ嵌合部分の傾斜角度を変えるだけで、摩擦 トルクの大きさを適宜変えることができるので、適用範囲が広くなる。
【0020】 更に、摩擦板が少々摩耗しても、摩擦用ばねの押圧力によりテーパ嵌合部に隙 間が生じることがでないので、高い信頼性が得られる。
【図1】実施例の断面図
【図2】図1のII−II線の断面図
【図3】他の実施例の断面図
【図4】図3のIV−IV線の断面図
1 プーリ支持体 2 軸受 3 プーリ 4 軸受ブッシュ 5 スリーブ 6 固定ボルト 7 取付基台 8 スカート部 9 アーム 11 ボス部 12 コイルばね 13 固定部材 14 テーパ部 15 スプライン 16 摩擦板 17 テーパ面 18 摩擦用ばね 19 ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 プーリを回転自在に取付けたプーリ支持
体と、取付基台との間に固定部材を介在し、上記プーリ
支持体の偏心位置と上記固定部材に挿通したボルトを取
付基台に固定し、上記プーリ支持体に設けたアームに張
力設定用ばねを取付け、上記ボルトのまわりに嵌めた環
状の摩擦板をプーリ支持体に係合すると共に、その摩擦
板を摩擦用ばねにより固定部材に押圧してなるベルト張
力調整装置において、上記固定部材にテーパ部を設けそ
のテーパ部と嵌合するテーパ面を上記摩擦板の内周面に
設けたことを特徴とするベルト張力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP925492U JPH0569438U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ベルト張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP925492U JPH0569438U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ベルト張力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569438U true JPH0569438U (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=11715288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP925492U Pending JPH0569438U (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | ベルト張力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569438U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016138577A (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | バンドー化学株式会社 | オートテンショナ |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP925492U patent/JPH0569438U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016138577A (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | バンドー化学株式会社 | オートテンショナ |
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