JPH0569449A - ヘツドレスト成形品の製造方法とそれに用いるヘツドレスト成形型 - Google Patents
ヘツドレスト成形品の製造方法とそれに用いるヘツドレスト成形型Info
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- JPH0569449A JPH0569449A JP26110291A JP26110291A JPH0569449A JP H0569449 A JPH0569449 A JP H0569449A JP 26110291 A JP26110291 A JP 26110291A JP 26110291 A JP26110291 A JP 26110291A JP H0569449 A JPH0569449 A JP H0569449A
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- Japan
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- mold
- molded product
- headrest
- undercut
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 芯体等を収納するための中空部を有するヘッ
ドレスト成形品を製造する際に、ヘッドレスト成形品を
破れなく脱型できるようにする。 【構成】 アンダーカットを構成するコア型36を含む
上型32と、アンダーカットを構成する一つの下型34
aを含む分割可能な下型34とからなる分割型30を用
い、その分割型のキャビティ35内に液状発泡原料を注
入し、発泡後下型34を開いてコア型36から成形品を
外すようにしたヘッドレスト成形品の製造方法におい
て、上型32の型面に、前記アンダーカットを構成する
下型34aのキャビティ内35aに突出する係止突部3
8を設け、その係止突部38を前記発泡後の成形品内に
突出させて成形品を係止することにより、下型34の型
開きの際に、成形品がアンダーカットを構成する下型3
4aに付着して引っ張られるのを防止した。
ドレスト成形品を製造する際に、ヘッドレスト成形品を
破れなく脱型できるようにする。 【構成】 アンダーカットを構成するコア型36を含む
上型32と、アンダーカットを構成する一つの下型34
aを含む分割可能な下型34とからなる分割型30を用
い、その分割型のキャビティ35内に液状発泡原料を注
入し、発泡後下型34を開いてコア型36から成形品を
外すようにしたヘッドレスト成形品の製造方法におい
て、上型32の型面に、前記アンダーカットを構成する
下型34aのキャビティ内35aに突出する係止突部3
8を設け、その係止突部38を前記発泡後の成形品内に
突出させて成形品を係止することにより、下型34の型
開きの際に、成形品がアンダーカットを構成する下型3
4aに付着して引っ張られるのを防止した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘッドレスト成形品
の製造方法とそれに用いるヘッドレスト成形型に関す
る。
の製造方法とそれに用いるヘッドレスト成形型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等に用いるヘッドレスト成
形品の製造は、成形型のキャビティ内にポリウレタン原
料等の液状発泡原料を注入し、枕部形状に発泡成形する
ことにより行われている。
形品の製造は、成形型のキャビティ内にポリウレタン原
料等の液状発泡原料を注入し、枕部形状に発泡成形する
ことにより行われている。
【0003】ヘッドレストの内でも例えば枕部の前後角
度が調節可能な可倒式ヘッドレストのように、枕部内に
可倒装置が収納されるヘッドレストについては、前記ヘ
ッドレスト成形品の発泡成形時に液状発泡原料が可倒装
置内に侵入して可倒装置が働かなくなるのを防ぐ必要が
ある。そのため、図8およびそのA−A断面を示す図9
のような底部が開口した中空なヘッドレスト成形品10
を製造し、その後可倒装置が内蔵されたスティ付き芯体
12を底部の芯体挿入用開口部14からヘッドレスト成
形品10内の中空部16に収納することがなされてい
る。
度が調節可能な可倒式ヘッドレストのように、枕部内に
可倒装置が収納されるヘッドレストについては、前記ヘ
ッドレスト成形品の発泡成形時に液状発泡原料が可倒装
置内に侵入して可倒装置が働かなくなるのを防ぐ必要が
ある。そのため、図8およびそのA−A断面を示す図9
のような底部が開口した中空なヘッドレスト成形品10
を製造し、その後可倒装置が内蔵されたスティ付き芯体
12を底部の芯体挿入用開口部14からヘッドレスト成
形品10内の中空部16に収納することがなされてい
る。
【0004】前記のような中空部を有するヘッドレスト
成形品10の製造は、従来、図10および図11のよう
な成形型を用いて行われている。図10は図8のB−B
線に対応する位置で従来の成形型を切断した縦断面図
、図11はその成形型をC−C線で切断した横断面図
である。
成形品10の製造は、従来、図10および図11のよう
な成形型を用いて行われている。図10は図8のB−B
線に対応する位置で従来の成形型を切断した縦断面図
、図11はその成形型をC−C線で切断した横断面図
である。
【0005】図示した従来の成形型18は、分割可能な
下型20と、その分割可能な下型20を塞ぐ上型22
と、その上型22に形成された原料注入口23を塞ぐ注
入口閉鎖用上型24とからなる。分割可能な下型20
は、ヘッドレストの頭部受け側を形成する下型20aと
その反対側を形成する下型20bとからなる。両下型2
0a,20bは底部で連結されて、頭部受け側を形成す
る下型20aが可動とされている。下型を塞ぐ上型22
はキャビティ25内に垂下するコア型26を含むもので
ある。その上型22と注入口閉鎖用上型24とは、一端
で下型20bの上部に可動に連結されている。
下型20と、その分割可能な下型20を塞ぐ上型22
と、その上型22に形成された原料注入口23を塞ぐ注
入口閉鎖用上型24とからなる。分割可能な下型20
は、ヘッドレストの頭部受け側を形成する下型20aと
その反対側を形成する下型20bとからなる。両下型2
0a,20bは底部で連結されて、頭部受け側を形成す
る下型20aが可動とされている。下型を塞ぐ上型22
はキャビティ25内に垂下するコア型26を含むもので
ある。その上型22と注入口閉鎖用上型24とは、一端
で下型20bの上部に可動に連結されている。
【0006】前記成形型18を用いて行うヘッドレスト
成形品の製造は、コア型26が垂下した成形型のキャビ
ティ25内に液状発泡原料を注入し、発泡成形後に下型
20を開いてヘッドレスト成形品をコア型26から脱型
することにより行う。その際上型22から先に型開きを
行うとコア型26の一部が下型20aに当って型開きが
阻害されるため、下型20aから先に型開きを行う。
成形品の製造は、コア型26が垂下した成形型のキャビ
ティ25内に液状発泡原料を注入し、発泡成形後に下型
20を開いてヘッドレスト成形品をコア型26から脱型
することにより行う。その際上型22から先に型開きを
行うとコア型26の一部が下型20aに当って型開きが
阻害されるため、下型20aから先に型開きを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記製造方
法においてコア型26は、ヘッドレスト成形品内に芯体
収納用の中空部を形成するため、基部(上型との接続
部)26aを小としてその先26bが膨らんだ形状とさ
れる。そのため、コア型26の基部26aはアンダーカ
ットを構成している。またヘッドレスト成形品10の頭
部受け面11は、頭部を確実に支持できるように両側部
11aが外方へ膨らんだ形状とされる。そのため、頭部
受け側を形成する下型20aのキャビティ25は、型分
割面27から離れてキャビティ奥部に行くほど両外側へ
膨らんだ形状とされ、型分割面27に対してアンダーカ
ットを構成している。
法においてコア型26は、ヘッドレスト成形品内に芯体
収納用の中空部を形成するため、基部(上型との接続
部)26aを小としてその先26bが膨らんだ形状とさ
れる。そのため、コア型26の基部26aはアンダーカ
ットを構成している。またヘッドレスト成形品10の頭
部受け面11は、頭部を確実に支持できるように両側部
11aが外方へ膨らんだ形状とされる。そのため、頭部
受け側を形成する下型20aのキャビティ25は、型分
割面27から離れてキャビティ奥部に行くほど両外側へ
膨らんだ形状とされ、型分割面27に対してアンダーカ
ットを構成している。
【0008】その結果、脱型時におけるアンダーカット
を構成する下型(前記の頭部受け側を形成する下型)2
0aの型開きの際に、ヘッドレスト成形品は前記コア型
26に付着してコア型から外れにくい状態にありなが
ら、一方では一部が下型20aに付着して型開き方向に
引っ張られるため破れることがあった。特にそのヘッド
レスト成形品は、内部が中空で厚みが薄いため破れ易く
なっていた。
を構成する下型(前記の頭部受け側を形成する下型)2
0aの型開きの際に、ヘッドレスト成形品は前記コア型
26に付着してコア型から外れにくい状態にありなが
ら、一方では一部が下型20aに付着して型開き方向に
引っ張られるため破れることがあった。特にそのヘッド
レスト成形品は、内部が中空で厚みが薄いため破れ易く
なっていた。
【0009】本発明は、前記の点に鑑みなされたもの
で、後に芯体等を収納するための中空部を有するヘッド
レスト成形品を破れなく脱型できるヘッドレスト成形品
の製造方法、およびそれに用いるヘッドレスト成形型を
提供しようとするものである。
で、後に芯体等を収納するための中空部を有するヘッド
レスト成形品を破れなく脱型できるヘッドレスト成形品
の製造方法、およびそれに用いるヘッドレスト成形型を
提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明は、アンダーカットを構成するコア型を含む上
型と、アンダーカットを構成する一つの下型を含む分割
可能な下型とからなる分割型を用い、その分割型のキャ
ビティ内に液状発泡原料を注入し、発泡後下型を開いて
コア型から成形品を外すようにしたヘッドレスト成形品
の製造方法において、上型の型面に、前記アンダーカッ
トを構成する下型のキャビティ内に突出する係止突部を
設け、その係止突部を前記発泡後の成形品内に突出させ
て成形品を係止することにより、下型の型開きの際に、
成形品がアンダーカットを構成する下型に付着して引っ
張られるのを防止することにしたのである。
め本発明は、アンダーカットを構成するコア型を含む上
型と、アンダーカットを構成する一つの下型を含む分割
可能な下型とからなる分割型を用い、その分割型のキャ
ビティ内に液状発泡原料を注入し、発泡後下型を開いて
コア型から成形品を外すようにしたヘッドレスト成形品
の製造方法において、上型の型面に、前記アンダーカッ
トを構成する下型のキャビティ内に突出する係止突部を
設け、その係止突部を前記発泡後の成形品内に突出させ
て成形品を係止することにより、下型の型開きの際に、
成形品がアンダーカットを構成する下型に付着して引っ
張られるのを防止することにしたのである。
【0011】また前記製造方法に用いる成形型について
は、上型と複数に分割可能な下型とからなり、前記上型
がキャビティ内に垂下してアンダーカットを構成するコ
ア型を含み、一方、前記分割可能な下型の一つのキャビ
ティが下型の分割面に対してアンダーカットを構成する
ヘッドレスト成形型において、上型の型面に、前記アン
ダーカットを構成する下型のキャビティ内に突出する係
止突部を設けた構成にしたのである。
は、上型と複数に分割可能な下型とからなり、前記上型
がキャビティ内に垂下してアンダーカットを構成するコ
ア型を含み、一方、前記分割可能な下型の一つのキャビ
ティが下型の分割面に対してアンダーカットを構成する
ヘッドレスト成形型において、上型の型面に、前記アン
ダーカットを構成する下型のキャビティ内に突出する係
止突部を設けた構成にしたのである。
【0012】
【作用】脱型時におけるアンダーカットを構成する下型
の型開きの際、型内のヘッドレスト成形品は、アンダー
カットを構成する下型のキャビティ内で発泡形成された
部分が、上型の型面から突出する係止突部により上型に
係止され、その位置で固定される。そのためアンダーカ
ットを構成する下型は、位置固定されたヘッドレスト成
形品の弾性変形により、そのアンダーカット構成部がヘ
ッドレスト成形品表面から外れて開く。その結果、ヘッ
ドレスト成形品は、型開きの際にアンダーカットを構成
する下型に付着して引っ張られることがなく、破れる虞
がない。
の型開きの際、型内のヘッドレスト成形品は、アンダー
カットを構成する下型のキャビティ内で発泡形成された
部分が、上型の型面から突出する係止突部により上型に
係止され、その位置で固定される。そのためアンダーカ
ットを構成する下型は、位置固定されたヘッドレスト成
形品の弾性変形により、そのアンダーカット構成部がヘ
ッドレスト成形品表面から外れて開く。その結果、ヘッ
ドレスト成形品は、型開きの際にアンダーカットを構成
する下型に付着して引っ張られることがなく、破れる虞
がない。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は本発明のヘッドレスト成形型の一実施例を示す縦断面
図、図2はその成形型をD−D線で切断した横断面図で
ある。
は本発明のヘッドレスト成形型の一実施例を示す縦断面
図、図2はその成形型をD−D線で切断した横断面図で
ある。
【0014】成形型30は、上型32と分割可能な下型
34とからなり、内部に成形品形状のキャビティ35を
有する。前記上型32は下型34を塞ぐ上型32aと、
その上型32aに形成された原料注入口33を塞ぐ注入
口閉鎖用上型32bとからなる。なお、注入口閉鎖用上
型32bは、柱状等の栓体としてもよい。
34とからなり、内部に成形品形状のキャビティ35を
有する。前記上型32は下型34を塞ぐ上型32aと、
その上型32aに形成された原料注入口33を塞ぐ注入
口閉鎖用上型32bとからなる。なお、注入口閉鎖用上
型32bは、柱状等の栓体としてもよい。
【0015】下型を塞ぐ上型32aは、キャビティ35
内に垂下するコア型36を有するとともに、その型面3
9に後記のアンダーカットを構成する下型34aのキャ
ビティ35a内に突出するピン状の係止突部38を有す
る。この実施例において係止突部38は、長さ20mm×
径3mm×高さ5mmで形成され、上型の型面39に4ケ所
設けられている。なお、この係止突部38の大きさや形
状、あるいは本数などは成形品の材質や形状により適宜
のものにできる。また前記コア型36は、基部36aが
小でその先36bが膨らんだ形状からなり、前記基部3
6a近くがアンダーカットを構成している。なおコア型
36は、このようにアンダーカットを有するためその加
工等が困難なときは、上型32aとは独立した構成とす
ることもできる。その場合でもコア型36を上型32a
の一部となすように構成することが好ましい。
内に垂下するコア型36を有するとともに、その型面3
9に後記のアンダーカットを構成する下型34aのキャ
ビティ35a内に突出するピン状の係止突部38を有す
る。この実施例において係止突部38は、長さ20mm×
径3mm×高さ5mmで形成され、上型の型面39に4ケ所
設けられている。なお、この係止突部38の大きさや形
状、あるいは本数などは成形品の材質や形状により適宜
のものにできる。また前記コア型36は、基部36aが
小でその先36bが膨らんだ形状からなり、前記基部3
6a近くがアンダーカットを構成している。なおコア型
36は、このようにアンダーカットを有するためその加
工等が困難なときは、上型32aとは独立した構成とす
ることもできる。その場合でもコア型36を上型32a
の一部となすように構成することが好ましい。
【0016】一方分割可能な下型34は、二つの下型3
4aと34bとからなる。一方の下型34aは、ヘッド
レスト成形品の頭部受け側(ヘッドレスト成形品の前
部)を形成するためのキャビティ35aを有する。その
キャビティ35aは、下型分割面37から離れる奥の方
が両側部外方へ膨らんだ形状となっていて下型分割面3
7に対しアンダーカットを構成している。また他方の下
型34bは、頭部受け側とは反対の側(ヘッドレスト成
形品の後部)を形成するキャビティ35bを有する。そ
して下型34bを固定型としてその底部に、アンダーカ
ットを構成する下型(前記頭部受け側を形成する下型)
34aがヒンジ40により可動型として連結され、また
下型34bの両側部上端に前記上型32aおよび注入口
閉鎖用上型32bがヒンジ41,42により可動型とし
て連結されている。
4aと34bとからなる。一方の下型34aは、ヘッド
レスト成形品の頭部受け側(ヘッドレスト成形品の前
部)を形成するためのキャビティ35aを有する。その
キャビティ35aは、下型分割面37から離れる奥の方
が両側部外方へ膨らんだ形状となっていて下型分割面3
7に対しアンダーカットを構成している。また他方の下
型34bは、頭部受け側とは反対の側(ヘッドレスト成
形品の後部)を形成するキャビティ35bを有する。そ
して下型34bを固定型としてその底部に、アンダーカ
ットを構成する下型(前記頭部受け側を形成する下型)
34aがヒンジ40により可動型として連結され、また
下型34bの両側部上端に前記上型32aおよび注入口
閉鎖用上型32bがヒンジ41,42により可動型とし
て連結されている。
【0017】次に、前記のヘッドレスト成形型30を用
いて行うヘッドレスト成形品の製造方法について説明す
る。図3ないし図5はその製造方法を説明する図で、そ
のうち図3は液状発泡原料の注入後を示す断面図、図4
は発泡成形時を示す断面図、図5はヘッドレスト成形品
の脱型時を示す断面図である。
いて行うヘッドレスト成形品の製造方法について説明す
る。図3ないし図5はその製造方法を説明する図で、そ
のうち図3は液状発泡原料の注入後を示す断面図、図4
は発泡成形時を示す断面図、図5はヘッドレスト成形品
の脱型時を示す断面図である。
【0018】まず閉じた状態の下型34を上型32aで
塞いでコア型36がキャビティ35内に垂下した状態と
する。このとき、上型32aの型面から突出した係止突
部38は、アンダーカットを構成する下型34aのキャ
ビティ35a内に突出する。そしてその成形型のキャビ
ティ35内に、原料注入口33からポリウレタン原料等
の液状発泡原料43を注入し、その原料注入口33を注
入口閉鎖用上型32bで閉じる。
塞いでコア型36がキャビティ35内に垂下した状態と
する。このとき、上型32aの型面から突出した係止突
部38は、アンダーカットを構成する下型34aのキャ
ビティ35a内に突出する。そしてその成形型のキャビ
ティ35内に、原料注入口33からポリウレタン原料等
の液状発泡原料43を注入し、その原料注入口33を注
入口閉鎖用上型32bで閉じる。
【0019】キャビティ35内に注入された液状発泡原
料43は、発泡してキャビティ35内を満たしてキャビ
ティ形状のヘッドレスト成形品44になる。その際、上
型32aの型面からアンダーカットを構成する下型34
aのキャビティ35a内に突出した係止突部38は、そ
のキャビティ35a内で形成されたヘッドレスト成形品
の一部分44a内に突出した状態になる。それによりヘ
ッドレスト成形品44は、その係止突部38が内部に突
出した部分44aで上型32aに係止される。
料43は、発泡してキャビティ35内を満たしてキャビ
ティ形状のヘッドレスト成形品44になる。その際、上
型32aの型面からアンダーカットを構成する下型34
aのキャビティ35a内に突出した係止突部38は、そ
のキャビティ35a内で形成されたヘッドレスト成形品
の一部分44a内に突出した状態になる。それによりヘ
ッドレスト成形品44は、その係止突部38が内部に突
出した部分44aで上型32aに係止される。
【0020】発泡成形後ヘッドレスト成形品44の脱型
を行う。その脱型時、まずアンダーカットを構成する下
型34aを回転させて下型34を開く。その際ヘッドレ
スト成形品44は、コア型36および下型34aのアン
ダーカットによりコア型36および下型34aに一部付
着した状態にある。しかし、そのヘッドレスト成形品4
4は、前記のようにアンダーカットを構成する下型34
aのキャビティ35a内で形成された部分44aが、上
型32aの型面から突出している係止突部38により上
型32aに係止されて位置固定されている。そのため、
下型34aはヘッドレスト成形品44をその位置に残し
て、自らのアンダーカット構成部がヘッドレスト成形品
の弾性変形によりヘッドレスト成形品44から外れ、下
型が開く。その後上型32a、32bを開け、ヘッドレ
スト成形品44の弾性を利用してコア型36からヘッド
レスト成形品44を抜き取る。
を行う。その脱型時、まずアンダーカットを構成する下
型34aを回転させて下型34を開く。その際ヘッドレ
スト成形品44は、コア型36および下型34aのアン
ダーカットによりコア型36および下型34aに一部付
着した状態にある。しかし、そのヘッドレスト成形品4
4は、前記のようにアンダーカットを構成する下型34
aのキャビティ35a内で形成された部分44aが、上
型32aの型面から突出している係止突部38により上
型32aに係止されて位置固定されている。そのため、
下型34aはヘッドレスト成形品44をその位置に残し
て、自らのアンダーカット構成部がヘッドレスト成形品
の弾性変形によりヘッドレスト成形品44から外れ、下
型が開く。その後上型32a、32bを開け、ヘッドレ
スト成形品44の弾性を利用してコア型36からヘッド
レスト成形品44を抜き取る。
【0021】このようにして得られたヘッドレスト成形
品は、その後可倒装置の内蔵されたスティ付き芯体が底
部の開口部から内部の中空部に収納される。
品は、その後可倒装置の内蔵されたスティ付き芯体が底
部の開口部から内部の中空部に収納される。
【0022】図6は本発明のヘッドレスト成形型の他の
実施例を示す横断面図である。なおそのヘッドレスト成
形型の縦断面図は図1と同じため省略する。この成形型
46は、上型からキャビティ内に垂下するコア型48が
両側部に板状突起48aを有し、その板状突起48a
を、分割可能な下型50のアンダーカットを構成する下
型50aと他の下型50bとの型分割面51で挟むこと
を特徴とし、他の部分については図1に示した前記実施
例の成形型30と同様の構成からなる。すなわち、前記
分割可能な下型50の他に、図1に示した上型32a、
注入口閉鎖用上型32b、および上型32aの型面から
キャビティ内に突出した係止突部38を有するものであ
る。
実施例を示す横断面図である。なおそのヘッドレスト成
形型の縦断面図は図1と同じため省略する。この成形型
46は、上型からキャビティ内に垂下するコア型48が
両側部に板状突起48aを有し、その板状突起48a
を、分割可能な下型50のアンダーカットを構成する下
型50aと他の下型50bとの型分割面51で挟むこと
を特徴とし、他の部分については図1に示した前記実施
例の成形型30と同様の構成からなる。すなわち、前記
分割可能な下型50の他に、図1に示した上型32a、
注入口閉鎖用上型32b、および上型32aの型面から
キャビティ内に突出した係止突部38を有するものであ
る。
【0023】またこの成形型46を用いるヘッドレスト
成形品の製造方法は、コア型48両側部の板状突起48
aを、アンダーカットを構成する下型50aと他の下型
50bとの型分割面51で挟んだ状態にして、前記実施
例の製造方法と同様に液状発泡原料をキャビティに注入
し、発泡させ、その後脱型を行うものである。その脱型
時、上型の型面から突出する係止突部によりヘッドレス
ト成形品が係止され、アンダーカットを構成する下型5
0aに付着して引っ張られないのは前記実施例と同様で
ある。
成形品の製造方法は、コア型48両側部の板状突起48
aを、アンダーカットを構成する下型50aと他の下型
50bとの型分割面51で挟んだ状態にして、前記実施
例の製造方法と同様に液状発泡原料をキャビティに注入
し、発泡させ、その後脱型を行うものである。その脱型
時、上型の型面から突出する係止突部によりヘッドレス
ト成形品が係止され、アンダーカットを構成する下型5
0aに付着して引っ張られないのは前記実施例と同様で
ある。
【0024】また、この実施例により製造されたヘッド
レスト成形品は、図7の斜視図に示すように両側部に前
記コア型両側部の板状突起48aにより形成されたスリ
ット52を有する。そのため、前記アンダーカットを構
成する下型50aの型開き後、コア型48からヘッドレ
スト成形品を外す際に、ヘッドレスト成形品両側部のス
リット52を利用してヘッドレスト成形品の底部開口部
54を広げることができ、コア型からのヘッドレスト成
形品の取り外しがきわめて容易になる。さらにそのヘッ
ドレスト成形品は、スリット52の存在により、可倒装
置の内蔵されたスティ付き芯体の収納も容易になる。
レスト成形品は、図7の斜視図に示すように両側部に前
記コア型両側部の板状突起48aにより形成されたスリ
ット52を有する。そのため、前記アンダーカットを構
成する下型50aの型開き後、コア型48からヘッドレ
スト成形品を外す際に、ヘッドレスト成形品両側部のス
リット52を利用してヘッドレスト成形品の底部開口部
54を広げることができ、コア型からのヘッドレスト成
形品の取り外しがきわめて容易になる。さらにそのヘッ
ドレスト成形品は、スリット52の存在により、可倒装
置の内蔵されたスティ付き芯体の収納も容易になる。
【0025】一方、従来のヘッドレスト成形型および製
造方法により、前記スリット52を有するヘッドレスト
成形品を製造しようとすると、アンダーカットを構成す
る下型の型開きの際に、ヘッドレスト成形品がスリット
52部分から破れ易くなる問題を生じる。しかし、この
実施例の成形型および製造方法によれば、型開きの際
に、前記上型から突出する係止突部によりヘッドレスト
成形品が位置固定されて、ヘッドレスト成形品が引っ張
られないため、スリット部から破れることもない。
造方法により、前記スリット52を有するヘッドレスト
成形品を製造しようとすると、アンダーカットを構成す
る下型の型開きの際に、ヘッドレスト成形品がスリット
52部分から破れ易くなる問題を生じる。しかし、この
実施例の成形型および製造方法によれば、型開きの際
に、前記上型から突出する係止突部によりヘッドレスト
成形品が位置固定されて、ヘッドレスト成形品が引っ張
られないため、スリット部から破れることもない。
【0026】
【発明の効果】本発明は前記の構成からなるため、内部
が中空のヘッドレスト成形品を脱型時に破ることなく製
造することができ、不良品の発生をなくすことができ
る。しかも、ヘッドレスト成形品の製造作業および成形
型の構造が従来より複雑になることもない。
が中空のヘッドレスト成形品を脱型時に破ることなく製
造することができ、不良品の発生をなくすことができ
る。しかも、ヘッドレスト成形品の製造作業および成形
型の構造が従来より複雑になることもない。
【図1】本発明の一実施例にかかるヘッドレスト成形型
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】図1の成形型をD−D線で切断した横断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の一実施例にかかるヘッドレスト成形品
の製造方法において、液状発泡原料の注入後を示す断面
図である。
の製造方法において、液状発泡原料の注入後を示す断面
図である。
【図4】本発明の一実施例にかかるヘッドレスト成形品
の製造方法において、発泡成形時を示す断面図である。
の製造方法において、発泡成形時を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例にかかるヘッドレスト成形品
の製造方法において、脱型時を示す断面図である。
の製造方法において、脱型時を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例にかかるヘッドレスト成形
型の横断面図である。
型の横断面図である。
【図7】図6に示す成形型を用いて製造されたヘッドレ
スト成形品の斜視図である。
スト成形品の斜視図である。
【図8】ヘッドレスト成形品の斜視図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】従来のヘッドレスト成形型の縦断面図であ
る。
る。
【図11】従来のヘッドレスト成形型の横断面図であ
る。
る。
30 本発明の一実施例の成形型 32a 下型を
塞ぐ上型 32b 注入口閉鎖用上型 34 分割可
能な下型 34a アンダーカットを構成する下型 34b 他の下型 35 キャビ
ティ 35a アンダーカットを構成する下型のキャビティ 36 コア型 38 係止突
部 39 下型を塞ぐ上型の型面 40 ヒンジ 41 ヒンジ 42 ヒンジ 43 液状発泡原料 44 ヘッド
レスト成形品
塞ぐ上型 32b 注入口閉鎖用上型 34 分割可
能な下型 34a アンダーカットを構成する下型 34b 他の下型 35 キャビ
ティ 35a アンダーカットを構成する下型のキャビティ 36 コア型 38 係止突
部 39 下型を塞ぐ上型の型面 40 ヒンジ 41 ヒンジ 42 ヒンジ 43 液状発泡原料 44 ヘッド
レスト成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:04 B29L 31:58
Claims (2)
- 【請求項1】 アンダーカットを構成するコア型を含む
上型と、アンダーカットを構成する一つの下型を含む分
割可能な下型とからなる分割型を用い、その分割型のキ
ャビティ内に液状発泡原料を注入し、発泡後下型を開い
てコア型から成形品を外すようにしたヘッドレスト成形
品の製造方法において、 上型の型面に、前記アンダーカットを構成する下型のキ
ャビティ内に突出する係止突部を設け、その係止突部を
前記発泡後の成形品内に突出させて成形品を係止するこ
とにより、下型の型開きの際に、成形品がアンダーカッ
トを構成する下型に付着して引っ張られるのを防止した
ことを特徴とするヘッドレスト成形品の製造方法。 - 【請求項2】 上型と複数に分割可能な下型とからな
り、上型がキャビティ内に垂下してアンダーカットを構
成するコア型を含み、前記分割可能な下型の一つのキャ
ビティが下型の分割面に対してアンダーカットを構成す
るヘッドレスト成形型において、 上型の型面に、前記アンダーカットを構成する下型のキ
ャビティ内に突出する係止突部を設けたことを特徴とす
るヘッドレスト成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26110291A JPH0569449A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ヘツドレスト成形品の製造方法とそれに用いるヘツドレスト成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26110291A JPH0569449A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ヘツドレスト成形品の製造方法とそれに用いるヘツドレスト成形型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569449A true JPH0569449A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17357113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26110291A Pending JPH0569449A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | ヘツドレスト成形品の製造方法とそれに用いるヘツドレスト成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569449A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019014A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Inoac Corp | ヘッドレストの製造方法及びそれに用いられる発泡成形金型 |
| CN112770941A (zh) * | 2018-07-23 | 2021-05-07 | 普罗普里特公司 | 汽车装饰装置 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP26110291A patent/JPH0569449A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019014A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Inoac Corp | ヘッドレストの製造方法及びそれに用いられる発泡成形金型 |
| CN112770941A (zh) * | 2018-07-23 | 2021-05-07 | 普罗普里特公司 | 汽车装饰装置 |
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