JPH0569728B2 - - Google Patents
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- JPH0569728B2 JPH0569728B2 JP60031858A JP3185885A JPH0569728B2 JP H0569728 B2 JPH0569728 B2 JP H0569728B2 JP 60031858 A JP60031858 A JP 60031858A JP 3185885 A JP3185885 A JP 3185885A JP H0569728 B2 JPH0569728 B2 JP H0569728B2
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- hydraulic
- pump
- hydraulic pump
- vehicle
- driven
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に四輪駆動車の前輪又は後輪のい
ずれか二輪を油圧で駆動するように形成された車
輛への利用に適する油圧駆動車の油圧駆動力制御
装置に関する。
ずれか二輪を油圧で駆動するように形成された車
輛への利用に適する油圧駆動車の油圧駆動力制御
装置に関する。
例えば、後輪は駆動用エンジンで駆動し、前輪
のみ油圧によつて駆動し得るように形成された油
圧駆動の車輌への利用を可とする油圧駆動車の油
圧制御装置として、従来、第7図に示すような装
置の提案があつた。
のみ油圧によつて駆動し得るように形成された油
圧駆動の車輌への利用を可とする油圧駆動車の油
圧制御装置として、従来、第7図に示すような装
置の提案があつた。
すなわち、この従来の提案によれば、後輪1
a,1bは、車輌の駆動用エンジン2によつて、
ミツシヨン3を介して駆動されるように形成され
ていると共に、前輪4a,4bは当該前輪車軸に
連結された油圧モータ5a,5bへの油圧ポンプ
6からの圧油の供給によつて駆動されるように形
成されている。そして、上記油圧ポンプ6は、車
輌の駆動用エンジン2に連結されており、当該駆
動用エンジン2の駆動によつて回転駆動され所定
の圧油を上記油圧モータ5a,5bの高圧側に供
給し、所望の前輪駆動状態が得られるように形成
されている。
a,1bは、車輌の駆動用エンジン2によつて、
ミツシヨン3を介して駆動されるように形成され
ていると共に、前輪4a,4bは当該前輪車軸に
連結された油圧モータ5a,5bへの油圧ポンプ
6からの圧油の供給によつて駆動されるように形
成されている。そして、上記油圧ポンプ6は、車
輌の駆動用エンジン2に連結されており、当該駆
動用エンジン2の駆動によつて回転駆動され所定
の圧油を上記油圧モータ5a,5bの高圧側に供
給し、所望の前輪駆動状態が得られるように形成
されている。
しかしながら、上記の従来の提案にあつては、
前輪4a,4bの回転数は後輪1a,1bの回転
数と同期するように制御する必要があるが、後輪
1a,1bを回転させる駆動用エンジン2の回転
数は当該駆動用エンジン2に連結されたミツシヨ
ン3によつて可変とされるに対し、前輪4a,4
bを回転させる油圧ポンプ6の回転数は駆動用エ
ンジン2の回転数と同期されるので前輪4a,4
bの回転数と後輪1a,1bの回転数とを同期さ
せるのは容易でなく、そのため上記油圧ポンプ6
を大容量でしかも可変容量型ポンプとする必要が
ある。そして、油圧ポンプ6が大容量とされるこ
とから油圧モータ5a,5bも大容量とされるこ
ととなり、その結果、車輌への油圧ポンプ6およ
び油圧モータ5a,5bの装備に際して大きいス
ペースが必要となると共に、車輌全体の重量が増
すこととなり、かつ、油圧ポンプ6としての可変
容量型ポンプがコスト高であることによつて、当
該油圧制御装置全体が高価なものとなりその汎用
性が低下されることとなる不都合がある。
前輪4a,4bの回転数は後輪1a,1bの回転
数と同期するように制御する必要があるが、後輪
1a,1bを回転させる駆動用エンジン2の回転
数は当該駆動用エンジン2に連結されたミツシヨ
ン3によつて可変とされるに対し、前輪4a,4
bを回転させる油圧ポンプ6の回転数は駆動用エ
ンジン2の回転数と同期されるので前輪4a,4
bの回転数と後輪1a,1bの回転数とを同期さ
せるのは容易でなく、そのため上記油圧ポンプ6
を大容量でしかも可変容量型ポンプとする必要が
ある。そして、油圧ポンプ6が大容量とされるこ
とから油圧モータ5a,5bも大容量とされるこ
ととなり、その結果、車輌への油圧ポンプ6およ
び油圧モータ5a,5bの装備に際して大きいス
ペースが必要となると共に、車輌全体の重量が増
すこととなり、かつ、油圧ポンプ6としての可変
容量型ポンプがコスト高であることによつて、当
該油圧制御装置全体が高価なものとなりその汎用
性が低下されることとなる不都合がある。
そこで本発明は、車輌への装備に際しても大き
いスペースを必要とすることがなく、かつ、不必
要な車輌重量の増大を招来させず、しかも、装置
全体のコスト低廉化によつて、その汎用性を向上
させることができる油圧駆動車の油圧駆動制御装
置を新たに提供することを目的とする。
いスペースを必要とすることがなく、かつ、不必
要な車輌重量の増大を招来させず、しかも、装置
全体のコスト低廉化によつて、その汎用性を向上
させることができる油圧駆動車の油圧駆動制御装
置を新たに提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明の構成を、
車輛の前輪と後輪のうち一方の車輪が駆動用エン
ジンで機械的に回転駆動され、他方の車輪が当該
車輪の車軸に連結される油圧モータとこの油圧モ
ータの高圧側に圧油を供給する油圧ポンプで駆動
される油圧駆動車の油圧駆動力制御装置におい
て、前記油圧ポンプとして固定容量型ポンプが使
用され、この油圧ポンプは駆動用エンジンに連結
されるミツシヨンを介して回転駆動され、更に、
駆動用エンジンには補助ポンプが連結され、当該
補助ポンプからの圧油が油圧モータの高圧側に供
給されるように形成されてなることを特徴とする
ものである。
車輛の前輪と後輪のうち一方の車輪が駆動用エン
ジンで機械的に回転駆動され、他方の車輪が当該
車輪の車軸に連結される油圧モータとこの油圧モ
ータの高圧側に圧油を供給する油圧ポンプで駆動
される油圧駆動車の油圧駆動力制御装置におい
て、前記油圧ポンプとして固定容量型ポンプが使
用され、この油圧ポンプは駆動用エンジンに連結
されるミツシヨンを介して回転駆動され、更に、
駆動用エンジンには補助ポンプが連結され、当該
補助ポンプからの圧油が油圧モータの高圧側に供
給されるように形成されてなることを特徴とする
ものである。
以下、図示したところに基づいて本発明を説明
する。
する。
第1図は、本発明に係るところを実施化した車
輌を示すものであつて、当該車輌の後輪1a,1
bが車輌の駆動用エンジン2によつてミツシヨン
3を介して駆動されるように形成されているに対
して、前輪4a,4bは当該前輪車軸に連結され
た油圧モータ5a,5bへの油圧ポンプ6からの
圧油の供給によつて駆動されるように形成されて
いる。そして、当該油圧ポンプ6は、固定容量型
ポンプで構成されていると共に、上記ミツシヨン
3に連結されており、当該ミツシヨン3を介して
上記駆動用エンジン2によつて回転駆動されるよ
うに形成されている。そしてまた、当該油圧ポン
プ6から上記油圧モータ5a,5bに供給される
圧油の流通を可とする管路6aには、補助ポンプ
6bが連結されている。当該補助ポンプ6bは、
上記駆動用エンジン2に連結されており、当該駆
動用エンジン2の回転に同期して回転駆動され所
定の圧油を上記油圧モータ5a,5bの高圧側に
供給し得るように形成されているものである。
輌を示すものであつて、当該車輌の後輪1a,1
bが車輌の駆動用エンジン2によつてミツシヨン
3を介して駆動されるように形成されているに対
して、前輪4a,4bは当該前輪車軸に連結され
た油圧モータ5a,5bへの油圧ポンプ6からの
圧油の供給によつて駆動されるように形成されて
いる。そして、当該油圧ポンプ6は、固定容量型
ポンプで構成されていると共に、上記ミツシヨン
3に連結されており、当該ミツシヨン3を介して
上記駆動用エンジン2によつて回転駆動されるよ
うに形成されている。そしてまた、当該油圧ポン
プ6から上記油圧モータ5a,5bに供給される
圧油の流通を可とする管路6aには、補助ポンプ
6bが連結されている。当該補助ポンプ6bは、
上記駆動用エンジン2に連結されており、当該駆
動用エンジン2の回転に同期して回転駆動され所
定の圧油を上記油圧モータ5a,5bの高圧側に
供給し得るように形成されているものである。
ここで、本発明において、油圧ポンプ6を固定
容量型ポンプとすると共に、ミツシヨン3に連結
して、かつ、補助ポンプ6bを駆動用エンジン2
に連結して、上記油圧ポンプ6と補助ポンプ6b
とから油圧モータ5a,5bに圧油を供給すると
したことについて少しく説明する。
容量型ポンプとすると共に、ミツシヨン3に連結
して、かつ、補助ポンプ6bを駆動用エンジン2
に連結して、上記油圧ポンプ6と補助ポンプ6b
とから油圧モータ5a,5bに圧油を供給すると
したことについて少しく説明する。
先ず、前輪駆動負荷と油圧モータの回転数、お
よび油圧ポンプの吐出量の関係について考察す
る。
よび油圧ポンプの吐出量の関係について考察す
る。
ここで
後輪駆動軸3aの回転数 ……NS
後輪1a,1bの回転数 ……NR
油圧ポンプ6の回転数 ……NP
油圧モータ5a,5bの回転数 ……NM
前輪4a,4bの回転数 ……NF
とし、前後輪の有効半径を同じと仮定すれば、前
後輪の同回転の条件として、下記の(1)式が成立す
る。
後輪の同回転の条件として、下記の(1)式が成立す
る。
NF≡NR ……(1)
一方、デイフアレンシヤルギヤ3bの減速比を
K1とすれば、機械的にK1は変動せず一定だから、
後輪1a,1bの回転数NRと後輪駆動軸3aの
回転数NSとの間には、下記の(2)式が成立する。
K1とすれば、機械的にK1は変動せず一定だから、
後輪1a,1bの回転数NRと後輪駆動軸3aの
回転数NSとの間には、下記の(2)式が成立する。
NR=K1×NS ……(2)
また、油圧ポンプ6の回転数NPと当該油圧ポ
ンプ6の吐出量QPとの関係は、油圧ポンプ6の
容積をDPとするとき、理論的には、下記(3)式と
なる。
ンプ6の吐出量QPとの関係は、油圧ポンプ6の
容積をDPとするとき、理論的には、下記(3)式と
なる。
QP=DP×NP ……(3)
同様に油圧モータ5a,5bの回転数NMと当
該油圧モータ5a,5bへの流入量QMとの関係
は、油圧モータ5a,5bの容積をDMとすると
き、理論的には、下記(4)式となる。
該油圧モータ5a,5bへの流入量QMとの関係
は、油圧モータ5a,5bの容積をDMとすると
き、理論的には、下記(4)式となる。
QM=DM×NM ……(4)
そして、油圧モータ5a,5bの回転数NMと
前輪4a,4bの回転数NFとの間には、減速比
K2とすれば、下記(5)式が成立する。
前輪4a,4bの回転数NFとの間には、減速比
K2とすれば、下記(5)式が成立する。
NF=K2×NM ……(5)
なお、減速比K2は一定で、油圧モータ5a,
5bと前輪4a,4bの車軸とが直結されている
ものであれば、K2=1となる。
5bと前輪4a,4bの車軸とが直結されている
ものであれば、K2=1となる。
2つの油圧モータ5a,5bは1つの油圧ポン
プ6によつて駆動されるため、油圧ポンプ6の吐
出量QPと油圧モータ5a,5bへの流入量QMと
の間には下記(6)式が成立する。
プ6によつて駆動されるため、油圧ポンプ6の吐
出量QPと油圧モータ5a,5bへの流入量QMと
の間には下記(6)式が成立する。
QP=2QM ……(6)
ここで、(5)式に(4)式を代入して(6)式に代入する
と、下記(7)式となる。
と、下記(7)式となる。
NF=K2×QM/DM=K2×QP/2DM ……(7)
この(7)式に(3)式を代入すると、下記(8)式にな
る。
る。
NF=K2×DP/2DM×NP ……(8)
そして、後輪1a,1bの回転数NRと前輪4
a,4bの回転数NFとを同期させるためには、
(1)(2)および(8)式から、油圧ポンプ6の回転数NP
は下記(9)式となる。
a,4bの回転数NFとを同期させるためには、
(1)(2)および(8)式から、油圧ポンプ6の回転数NP
は下記(9)式となる。
NP=K1/K2×2DM/DP×NS ……(9)
従つて、上記(9)式の回転数NPとなるようにミ
ツシヨン3と連結される回転軸3cで油圧ポンプ
6を回転すれば、理論的には、良いこととなる。
ツシヨン3と連結される回転軸3cで油圧ポンプ
6を回転すれば、理論的には、良いこととなる。
しかしながら、油圧ポンプ6、油圧モータ5
a,5bの容積効率は、理論的には上記(3)(4)式と
なるが、一般的には前輪4a,4b側からの負荷
圧力によつて、スリツプ(リーク)が生じる。そ
こで、負荷圧力をP、リーク係数をαP、スリツプ
係数をαMとすると、油圧ポンプ6の吐出量QPは、
下記(10)式となり、油圧モータ5a,5bの流入量
QMは、下記(11)式となる。
a,5bの容積効率は、理論的には上記(3)(4)式と
なるが、一般的には前輪4a,4b側からの負荷
圧力によつて、スリツプ(リーク)が生じる。そ
こで、負荷圧力をP、リーク係数をαP、スリツプ
係数をαMとすると、油圧ポンプ6の吐出量QPは、
下記(10)式となり、油圧モータ5a,5bの流入量
QMは、下記(11)式となる。
QP=DP×NP−αP×P ……(10)
QM=DM×NM+αM×P ……(11)
この(10)式および(11)式を図示すると、第2図の1
0線および第3図の11線となる。なお、第2図
中10′線は、DP×NP=一定であることを示し、
第3図中11′線はDM×NM=一定であることを
示すものである。
0線および第3図の11線となる。なお、第2図
中10′線は、DP×NP=一定であることを示し、
第3図中11′線はDM×NM=一定であることを
示すものである。
ところで、前輪4a,4bを駆動させるための
駆動トルクをTFとすれば、油圧モータ5a,5
bに必要な圧力POは、下記(12)式となる。但し、
ηMは油圧モータ5a,5bの機械効率とする。
駆動トルクをTFとすれば、油圧モータ5a,5
bに必要な圧力POは、下記(12)式となる。但し、
ηMは油圧モータ5a,5bの機械効率とする。
PO=2πTF/2DMηM=πTF/DMηM ……(12)
従つて、前輪駆動トルクTFを発生する為の必
要条件は、上記(10)(11)式において、P=POとした
流量となり、仮りに下記(10)′(11)′式が成立する。
要条件は、上記(10)(11)式において、P=POとした
流量となり、仮りに下記(10)′(11)′式が成立する。
QP=DP×NP−αP×PO ……(10)′
QM=DM×NM+αM×PO ……(11)′
そして、同期の条件は、上記(5)(6)式および(10)′
(11)′式から、前輪4a,4bの回転数NFについて
下記(13)式が成立する。
(11)′式から、前輪4a,4bの回転数NFについて
下記(13)式が成立する。
NF=K2{DP×NP−PO(αP+2αM)}/2DM ……(13)
そして、上記(1)(2)式および(13)式から油圧ポンプ
6の回転数NPについて、下記(14)式が成立する。
6の回転数NPについて、下記(14)式が成立する。
NP=1/DP{K1/K2×2DM×NS+PO(αP+
2αM)} =K/K2×2DM/DP×NS(αP+2αM)/
DP×PO ……(14) 従つて、油圧ポンプ6の回転数NPは、上記(14)
式によつて示されるように、ミツシヨン3に連結
される後輪駆動軸3aの回転数NSに対して、油
圧ポンプ6および油圧モータ5a,5bのスリツ
プ(リーク)量に相当する分だけ増加すれば良
い。
2αM)} =K/K2×2DM/DP×NS(αP+2αM)/
DP×PO ……(14) 従つて、油圧ポンプ6の回転数NPは、上記(14)
式によつて示されるように、ミツシヨン3に連結
される後輪駆動軸3aの回転数NSに対して、油
圧ポンプ6および油圧モータ5a,5bのスリツ
プ(リーク)量に相当する分だけ増加すれば良
い。
すなわち、第4図に示すように、上記(9)式で表
わされるスリツプ(リーク)量を加味しない場合
に、図中9線で示されるに対し、上記(14)式で表わ
されるスリツプ(リーク)量を加味する場合に
は、図中14線で示される特性となるようにすれ
ば良い。
わされるスリツプ(リーク)量を加味しない場合
に、図中9線で示されるに対し、上記(14)式で表わ
されるスリツプ(リーク)量を加味する場合に
は、図中14線で示される特性となるようにすれ
ば良い。
しかしながら、第4図中6′線で示すように、
所望のスリツプ(リーク)量を得ようとする同図
中14線に対して、ミツシヨン3によつては、制
御できないこととなる。
所望のスリツプ(リーク)量を得ようとする同図
中14線に対して、ミツシヨン3によつては、制
御できないこととなる。
そこで、本発明では、以下の考察をする。
先ず、油圧ポンプ6の容量をアツプし、かつ、
後輪駆動軸3aの回転数NSの実用域を、第4図
に示すように、NS1〜NS2とすると共に、この
ときの油圧ポンプ6の必要回転数NP1〜NP2に
対して、当該油圧ポンプ6の回転数NPをNP′1〜
NP′2とし、かつ、当該状態の油圧ポンプ容量を
DP′とすると、第4図中NP1,NP2点における
油圧ポンプ6の必要流量は、上記(14)式から、下記
(15)式となる。
後輪駆動軸3aの回転数NSの実用域を、第4図
に示すように、NS1〜NS2とすると共に、この
ときの油圧ポンプ6の必要回転数NP1〜NP2に
対して、当該油圧ポンプ6の回転数NPをNP′1〜
NP′2とし、かつ、当該状態の油圧ポンプ容量を
DP′とすると、第4図中NP1,NP2点における
油圧ポンプ6の必要流量は、上記(14)式から、下記
(15)式となる。
NP1×DP=K1/K2×2DM×NS1+(αP+2αM)
×PO =NP′1×DP′ ……(14) ここで、(9)式を考えると、 NP′1=K1/K2×2DM/DP×NS1となるから、
油圧ポンプ6の容量DP′は、下記(16)式となる。
×PO =NP′1×DP′ ……(14) ここで、(9)式を考えると、 NP′1=K1/K2×2DM/DP×NS1となるから、
油圧ポンプ6の容量DP′は、下記(16)式となる。
DP′=1/(K1/K2×2DM/DP×NS1)×
{K1/K2×2DM×NS1+(αP+2αM)PO} =DP+K2DP/2K1DMNS1×(αP+2αM)
PO ……(16) 但し、NS=NS2の場合に、同様に考えると、
必要流量は下記(17)式となる。
{K1/K2×2DM×NS1+(αP+2αM)PO} =DP+K2DP/2K1DMNS1×(αP+2αM)
PO ……(16) 但し、NS=NS2の場合に、同様に考えると、
必要流量は下記(17)式となる。
NP2×DP=2K1DM/K2×NS2+(αP+2αM)PO
……(17) しかし、容量アツプした油圧ポンプ6の吐出量
は、上記(9)式のNS2値と上記(16)式から、 NP′2×DP′=2DMK1/K2DP×NS2{DP+K2
DP/2K1DMNS1×(αP+2αM)PO}とな
り、すなわち、 下記(18)式となる。
……(17) しかし、容量アツプした油圧ポンプ6の吐出量
は、上記(9)式のNS2値と上記(16)式から、 NP′2×DP′=2DMK1/K2DP×NS2{DP+K2
DP/2K1DMNS1×(αP+2αM)PO}とな
り、すなわち、 下記(18)式となる。
NP′2×DP′=2K1DM/K2×NS2+(αP+2αM)
PO×NS2/NS1 ……(18) 従つて、余剰流量△Qは上記(17)式と(18)式の差と
なり、下記(19)式となる。
PO×NS2/NS1 ……(18) 従つて、余剰流量△Qは上記(17)式と(18)式の差と
なり、下記(19)式となる。
△Q=NP′2×DP′−NP2×DP
=(αP+2αM)PO(NS2/NS1−1)
……(19) ここで、NS2/NS1の比が小さい場合は良い
が、一般的には、ミツシヨン3の出力軸側の回転
変動巾は大きく、余剰流量△Qをリリーフさせる
こととすると、所謂パワーロスが大きくなる。
……(19) ここで、NS2/NS1の比が小さい場合は良い
が、一般的には、ミツシヨン3の出力軸側の回転
変動巾は大きく、余剰流量△Qをリリーフさせる
こととすると、所謂パワーロスが大きくなる。
なお、第4図中14線と6′線によつて区画さ
れる斜線部分が余剰流量△Qを示す。
れる斜線部分が余剰流量△Qを示す。
以上のことから、本発明では、油圧ポンプ6お
よび油圧モータ5a,5bにおける洩れ量QLを
上記油圧ポンプ6以外の別ポンプたる補助ポンプ
6bで補充するとする。そして、このQLは下記
(20)式となる。
よび油圧モータ5a,5bにおける洩れ量QLを
上記油圧ポンプ6以外の別ポンプたる補助ポンプ
6bで補充するとする。そして、このQLは下記
(20)式となる。
QL=(αP+2αM)PO ……(20)
次に、上記QL自体は、極めて小量の流量であ
るから小型のポンプで足りることとなり、上述し
たように、油圧ポンプ6の容量を増加するとする
と、回転変動に応じてリリーフ流量が増加し、所
謂パワーロスが大となる不都合を避けることがで
きる。
るから小型のポンプで足りることとなり、上述し
たように、油圧ポンプ6の容量を増加するとする
と、回転変動に応じてリリーフ流量が増加し、所
謂パワーロスが大となる不都合を避けることがで
きる。
また、上記の補助ポンプ6bをミツシヨン3に
ではなく、駆動用エンジン2に取り付けることと
すれば、駆動用エンジン2の回転変動巾によつて
補助ポンプ6bの流量が変化することがあつて
も、上記ミツシヨン3に取り付けることによる場
合の変動巾よりは少なく、所謂パワーロスの巾が
小さくて済むこととなる。
ではなく、駆動用エンジン2に取り付けることと
すれば、駆動用エンジン2の回転変動巾によつて
補助ポンプ6bの流量が変化することがあつて
も、上記ミツシヨン3に取り付けることによる場
合の変動巾よりは少なく、所謂パワーロスの巾が
小さくて済むこととなる。
すなわち、補助ポンプ6bの容量DCは、駆動
用エンジン2の回転数をNEとすれば、第5図に
示すように、最少値NE1時に、下記(21)式とな
る。
用エンジン2の回転数をNEとすれば、第5図に
示すように、最少値NE1時に、下記(21)式とな
る。
DC=QL/NE1 ……(21)
そして、最大値NE2時における吐出量QC2は、
QC2=DC×NE2となり、余剰流量△QCは、下記(2
2)式となる。
QC2=DC×NE2となり、余剰流量△QCは、下記(2
2)式となる。
△QC=QC2−QL=DC×NE2−DC×NE1
=DC(NE2−NE1)
=DCNE1(NE2/NE1−1)
=QL(NE2/NE1−1) ……(22)
ここで、前記油圧ポンプ6における仮定の余剰
流量△Qは、上記(19)式および(20)式より、下記(19)′
式となる。
流量△Qは、上記(19)式および(20)式より、下記(19)′
式となる。
△Q=QL(NM2/NM1−1) ……(19)′
このとき、NE2/NE1=3と仮定し、かつ、
ミツシヨン3の変動比を10とすれば、上記(19)′式
におけるNM2/NM1は30となり、従つて、上記
(22)式における△QCが2QLとなるに対し、△Qは
29QLとなる。
ミツシヨン3の変動比を10とすれば、上記(19)′式
におけるNM2/NM1は30となり、従つて、上記
(22)式における△QCが2QLとなるに対し、△Qは
29QLとなる。
すなわち、油圧ポンプ6における所謂パワーロ
スの方が、補助ポンプ6bにおけるパワーロスよ
り、はるかに多いこととなる。
スの方が、補助ポンプ6bにおけるパワーロスよ
り、はるかに多いこととなる。
従つて、本発明では、駆動用エンジン2側に補
助ポンプ6bを設けることとし、当該補助ポンプ
6bによつて油圧ポンプ6および油圧モータ5
a,5bにおけるスリツプ(リーク)量を補充す
るとするものである。
助ポンプ6bを設けることとし、当該補助ポンプ
6bによつて油圧ポンプ6および油圧モータ5
a,5bにおけるスリツプ(リーク)量を補充す
るとするものである。
第6図は、本発明に係る油圧駆動車の油圧制御
装置の一実施例としての回路図を示すものであ
る。これについて少しく説明する。
装置の一実施例としての回路図を示すものであ
る。これについて少しく説明する。
油圧ポンプ6は、ミツシヨン3に連結され、当
該ミツシヨン3の回転に伴つて回転駆動されるよ
うに形成されている。そして、補助ポンプ6b
は、駆動用エンジン2に連結されて、当該駆動用
エンジン2の回転に伴つて回転駆動されるように
なつている。
該ミツシヨン3の回転に伴つて回転駆動されるよ
うに形成されている。そして、補助ポンプ6b
は、駆動用エンジン2に連結されて、当該駆動用
エンジン2の回転に伴つて回転駆動されるように
なつている。
なお、上記油圧ポンプ6は、本実施例にあつて
は、両方向ポンプとされていると共に、固定容量
型とされている。また、上記補助ポンプ6bは一
方向ポンプとされている。
は、両方向ポンプとされていると共に、固定容量
型とされている。また、上記補助ポンプ6bは一
方向ポンプとされている。
一方、前輪4a,4bの車軸に連結される油圧
モータ5a,5bには、上記油圧ポンプ6からの
圧油の供給を可とする管路6aが両方向から接続
されており、上記油圧ポンプ6からの圧油の供給
によつて正転あるいは逆転を可とするように形成
されている。
モータ5a,5bには、上記油圧ポンプ6からの
圧油の供給を可とする管路6aが両方向から接続
されており、上記油圧ポンプ6からの圧油の供給
によつて正転あるいは逆転を可とするように形成
されている。
また、上記補助ポンプ6bからは、上記管路6
a(第6図中上方側)に接続された補助管路6
b′が延設されている。そして、この補助管路6
b′中には、フローコントロールバルブ7が配置さ
れており、当該フローコントロールバルブ7によ
つて流量設定とその調整を可とするようにしてい
る。そしてまた、上記補助管路6b′中には切換バ
ルブ8が配設されており、通常は油圧モータ5
a,5bの正転を可とする正転ポジシヨン8aに
あり、その切り換えによつて油圧モータ5a,5
bの逆転を可とする逆転ポジシヨン8bを有して
いる。なお、当該切り換えは、レバー8c操作に
よつて行なわれるが、当該レバー8cは、車輌を
バツクさせるためのギヤー切換レバーであつても
良いこと勿論である。
a(第6図中上方側)に接続された補助管路6
b′が延設されている。そして、この補助管路6
b′中には、フローコントロールバルブ7が配置さ
れており、当該フローコントロールバルブ7によ
つて流量設定とその調整を可とするようにしてい
る。そしてまた、上記補助管路6b′中には切換バ
ルブ8が配設されており、通常は油圧モータ5
a,5bの正転を可とする正転ポジシヨン8aに
あり、その切り換えによつて油圧モータ5a,5
bの逆転を可とする逆転ポジシヨン8bを有して
いる。なお、当該切り換えは、レバー8c操作に
よつて行なわれるが、当該レバー8cは、車輌を
バツクさせるためのギヤー切換レバーであつても
良いこと勿論である。
上記切換バルブ8が逆転ポジシヨン8bにある
ときの補助ポンプ6bからの圧油は、他の補助管
路6b″を介して、油圧モータ5a,5bの高圧側
に供給されるように形成されている。また、上記
補助ポンプ6bからの吐出流量を上記フローコン
トロールバルブ7で流量制御した際の余剰流は、
アンロード回路9を介してタンク10に戻される
ようになつている。なお、本実施例における回路
においては、油圧モータ5a,5bの回転駆動に
必要となる油圧、すなわち、油圧ポンプ6および
補助ポンプ6bから供給される油圧が油圧モータ
5a,5bの設定値を超えることとなつたとき、
これをリリーフするリリーフバルブ11が配設さ
れており、当該リリーフバルブ11の作動を可と
するチエツク弁12および、当該リリーフされた
圧油の主たる管路6aへの供給を可とするチエツ
ク弁13が配設されている。
ときの補助ポンプ6bからの圧油は、他の補助管
路6b″を介して、油圧モータ5a,5bの高圧側
に供給されるように形成されている。また、上記
補助ポンプ6bからの吐出流量を上記フローコン
トロールバルブ7で流量制御した際の余剰流は、
アンロード回路9を介してタンク10に戻される
ようになつている。なお、本実施例における回路
においては、油圧モータ5a,5bの回転駆動に
必要となる油圧、すなわち、油圧ポンプ6および
補助ポンプ6bから供給される油圧が油圧モータ
5a,5bの設定値を超えることとなつたとき、
これをリリーフするリリーフバルブ11が配設さ
れており、当該リリーフバルブ11の作動を可と
するチエツク弁12および、当該リリーフされた
圧油の主たる管路6aへの供給を可とするチエツ
ク弁13が配設されている。
以上のように形成された本発明に係る油圧制御
回路の作動について少しく説明する。
回路の作動について少しく説明する。
先ず、駆動用エンジン2が作動されると、補助
ポンプ6bが回転駆動されると共に、ミツシヨン
3の作動によつて、油圧ポンプ6が正転方向に回
転駆動される。これによつて、設定の圧油が当該
油圧ポンプ6から油圧モータ5a,5bに供給さ
れると共に、補助ポンプ6bからの圧油が、フロ
ーコントロールバルブ7によつて制御されて同じ
く油圧モータ5a,5bの高圧側に供給されるこ
ととなる。
ポンプ6bが回転駆動されると共に、ミツシヨン
3の作動によつて、油圧ポンプ6が正転方向に回
転駆動される。これによつて、設定の圧油が当該
油圧ポンプ6から油圧モータ5a,5bに供給さ
れると共に、補助ポンプ6bからの圧油が、フロ
ーコントロールバルブ7によつて制御されて同じ
く油圧モータ5a,5bの高圧側に供給されるこ
ととなる。
その結果、前輪4a,4bが正転方向に駆動さ
れ後輪1a,1b(第1図参照)の駆動と共に、
所謂四輪駆動あるいは、前輪のみ駆動する二輪駆
動の走行状況が得られることとなる。
れ後輪1a,1b(第1図参照)の駆動と共に、
所謂四輪駆動あるいは、前輪のみ駆動する二輪駆
動の走行状況が得られることとなる。
また、車輌のバツクによつて、油圧ポンプ6を
逆転させることとすれば、油圧モータ5a,5b
が逆転状態となると共に、補助ポンプ6bからの
圧油は、切換バルブ8の切換操作によつて上記逆
転する油圧モータ5a,5bの高圧側に所定の圧
油を補充することになる。
逆転させることとすれば、油圧モータ5a,5b
が逆転状態となると共に、補助ポンプ6bからの
圧油は、切換バルブ8の切換操作によつて上記逆
転する油圧モータ5a,5bの高圧側に所定の圧
油を補充することになる。
上記の作動において、前輪4a,4bの駆動負
荷が設定トルクを超える場合には、油圧ポンプ
6、油圧モータ5a,5bのリーク量が大きくな
ると共に、前輪4a,4bの回転数が後輪1a,
1bの回転数よりも低下することとなり、車輌へ
の駆動力は後輪1a,1b側での負担が増加し、
前輪4a,4b側では低下することとなる。しか
しながら、圧力の低下と共に、リーク量の低減に
よつて、油圧モータ5a,5bの回転数が上昇し
設定トルクを保つことが可能となる。
荷が設定トルクを超える場合には、油圧ポンプ
6、油圧モータ5a,5bのリーク量が大きくな
ると共に、前輪4a,4bの回転数が後輪1a,
1bの回転数よりも低下することとなり、車輌へ
の駆動力は後輪1a,1b側での負担が増加し、
前輪4a,4b側では低下することとなる。しか
しながら、圧力の低下と共に、リーク量の低減に
よつて、油圧モータ5a,5bの回転数が上昇し
設定トルクを保つことが可能となる。
また、逆に、前輪4a,4bの駆動負荷が設定
値より低減することとなると、リーク量は低減さ
れ、油圧モータ5a,5bの回転数が上昇するこ
ととなると共に、後輪1a,1bに対し、前輪4
a,4bの回転数が増加して、積極的に前輪4
a,4bに駆動力が作用することとなり、圧力が
上昇して設定圧力が維持されるようになる。
値より低減することとなると、リーク量は低減さ
れ、油圧モータ5a,5bの回転数が上昇するこ
ととなると共に、後輪1a,1bに対し、前輪4
a,4bの回転数が増加して、積極的に前輪4
a,4bに駆動力が作用することとなり、圧力が
上昇して設定圧力が維持されるようになる。
すなわち、四輪駆動状態下において、前輪4
a,4bに負荷変動が生じることとなつても、当
該油圧制御装置自体で、所謂自己バランスを図
り、常に安定して前輪4a,4b駆動力が発生さ
れることとなる。
a,4bに負荷変動が生じることとなつても、当
該油圧制御装置自体で、所謂自己バランスを図
り、常に安定して前輪4a,4b駆動力が発生さ
れることとなる。
また、後輪の駆動負荷が増大すれば、ミツシヨ
ン3および駆動用エンジン2の回転数が低減し、
同時に油圧ポンプ6の回転数も低減されることと
なつて、前後輪の回転バランスが崩れることはな
い。そして、逆に、後輪負荷が低減すれば駆動用
エンジン2の回転数が上昇し、前後輪の回転が同
期して増速することになる。
ン3および駆動用エンジン2の回転数が低減し、
同時に油圧ポンプ6の回転数も低減されることと
なつて、前後輪の回転バランスが崩れることはな
い。そして、逆に、後輪負荷が低減すれば駆動用
エンジン2の回転数が上昇し、前後輪の回転が同
期して増速することになる。
すなわち、後輪1a,1bの負荷変動に際して
も、前輪4a,4bは、前記自己バランスにより
常時設定トルクによる駆動を行なうこととなり、
所望の同期回転、一定トルク駆動を別段の同期制
御システム、トルク制御システム等を用いること
なく、なし得ることとなる。
も、前輪4a,4bは、前記自己バランスにより
常時設定トルクによる駆動を行なうこととなり、
所望の同期回転、一定トルク駆動を別段の同期制
御システム、トルク制御システム等を用いること
なく、なし得ることとなる。
また、上記の作動において、前輪4a,4bと
後輪1a,1bの回転の同期制御および所定トル
クの制御は、油圧ポンプ6、油圧モータ5a,5
bのリーク量を補充する補助ポンプ6bの流量を
コントロールすることによつて可能となると共
に、前後輪のトルク配分は、補助ポンプ6bの流
量を微調整することによつて容易に可変制御が可
能となる。
後輪1a,1bの回転の同期制御および所定トル
クの制御は、油圧ポンプ6、油圧モータ5a,5
bのリーク量を補充する補助ポンプ6bの流量を
コントロールすることによつて可能となると共
に、前後輪のトルク配分は、補助ポンプ6bの流
量を微調整することによつて容易に可変制御が可
能となる。
そして、補助ポンプ6bの吐出量を零とすれ
ば、当該制御装置における圧力設定は零となり、
前輪4a,4bの駆動力分担はなくなる。さら
に、補助ポンプ6bからの圧油を逆側、すなわ
ち、低圧側に補充するようにすると、所定のパワ
ー伝達が逆となり、油圧モータ5a,5bが油圧
ポンプとして、又、油圧ポンプ6が油圧モータと
して機能することとなる。その結果、後輪駆動に
よつて車輌は走行し、かつ、前輪4a,4bの回
転により、所謂ブレーキがかかることとなるが、
当該ブレーキ力は、当該回路において、ミツシヨ
ン3側で回収されることとなり、当該ブレーキ力
による圧力損失は、回路の圧力損失分のみで済
む。
ば、当該制御装置における圧力設定は零となり、
前輪4a,4bの駆動力分担はなくなる。さら
に、補助ポンプ6bからの圧油を逆側、すなわ
ち、低圧側に補充するようにすると、所定のパワ
ー伝達が逆となり、油圧モータ5a,5bが油圧
ポンプとして、又、油圧ポンプ6が油圧モータと
して機能することとなる。その結果、後輪駆動に
よつて車輌は走行し、かつ、前輪4a,4bの回
転により、所謂ブレーキがかかることとなるが、
当該ブレーキ力は、当該回路において、ミツシヨ
ン3側で回収されることとなり、当該ブレーキ力
による圧力損失は、回路の圧力損失分のみで済
む。
従つて、油圧ポンプ6、油圧モータ5a,5b
のリーク量を小型の補助ポンプ6bからの流量を
可変制御することによつて、所定の伝達パワーを
自由に制御できることとなる。
のリーク量を小型の補助ポンプ6bからの流量を
可変制御することによつて、所定の伝達パワーを
自由に制御できることとなる。
さらに、上記作動において、補助ポンプ6bか
らの流量を零にすれば、車輌は、後輪1a,1b
のみで走行することとなるが、後輪1a,1b
が、凹凸路面等で、所謂バウンドをした場合に
は、後輪1a,1bの駆動力は失われ、駆動用エ
ンジン2の回転数が上昇すると共に、車速に対し
油圧ポンプ4a,4bの回転数が上昇することと
なり、当該回路の圧力が全体的に上昇し、後輪1
a,1bの接地力が回復する迄は、前輪駆動状態
となつて、駆動用エンジン2の伝達ロスの防止を
図ることができる。
らの流量を零にすれば、車輌は、後輪1a,1b
のみで走行することとなるが、後輪1a,1b
が、凹凸路面等で、所謂バウンドをした場合に
は、後輪1a,1bの駆動力は失われ、駆動用エ
ンジン2の回転数が上昇すると共に、車速に対し
油圧ポンプ4a,4bの回転数が上昇することと
なり、当該回路の圧力が全体的に上昇し、後輪1
a,1bの接地力が回復する迄は、前輪駆動状態
となつて、駆動用エンジン2の伝達ロスの防止を
図ることができる。
上述したところは、本発明に係るところを後輪
を駆動用エンジンで機械的に駆動し、前輪を油圧
駆動とするところの四輪駆動車の実施例として説
明したが、これに代えて、逆に後輪を油圧駆動す
る四輪駆動車の場合であつてもよい。
を駆動用エンジンで機械的に駆動し、前輪を油圧
駆動とするところの四輪駆動車の実施例として説
明したが、これに代えて、逆に後輪を油圧駆動す
る四輪駆動車の場合であつてもよい。
上記したことから、本発明によれば、次の諸効
果が得られるものである。
果が得られるものである。
(1) 固定容量型の油圧ポンプおよび油圧モータと
することができるので、それぞれを小型化する
ことが可能となり、その結果車輌への油圧制御
装置の装備にあつて、取り付けスペースを小さ
くできると共に、車輌の全体重量の増大を防止
できることとなる。
することができるので、それぞれを小型化する
ことが可能となり、その結果車輌への油圧制御
装置の装備にあつて、取り付けスペースを小さ
くできると共に、車輌の全体重量の増大を防止
できることとなる。
(2) 固定容量型の油圧ポンプとすることができる
ので、可変容量型の油圧ポンプに較べて安価と
なり、装置全体のコスト低廉化を図ることがで
き、その汎用性を期待できることとなる。
ので、可変容量型の油圧ポンプに較べて安価と
なり、装置全体のコスト低廉化を図ることがで
き、その汎用性を期待できることとなる。
(3) 油圧ポンプはミツシヨン側で駆動し、補助ポ
ンプは駆動用エンジン側で駆動することとした
ので、極めて広い回転変動域となるエンジン駆
動による後輪の回転数と、油圧駆動による前輪
の回転数とを同期制御が可能となると共に、補
助ポンプが、回転変動巾の少ないエンジン側で
駆動されるので、所謂パワーロスが少なくて済
む利点がある。
ンプは駆動用エンジン側で駆動することとした
ので、極めて広い回転変動域となるエンジン駆
動による後輪の回転数と、油圧駆動による前輪
の回転数とを同期制御が可能となると共に、補
助ポンプが、回転変動巾の少ないエンジン側で
駆動されるので、所謂パワーロスが少なくて済
む利点がある。
(4) 同期制御及びパワー伝達トルク(圧力)の制
御は油圧ポンプおよび油圧モータのリーク量を
補充する補助ポンプの吐出流量でコントロール
が可能であると共に、前後輪のトルク配分は補
助ポンプからの流量を微調整することで容易に
可変制御が可能となる利点がある。
御は油圧ポンプおよび油圧モータのリーク量を
補充する補助ポンプの吐出流量でコントロール
が可能であると共に、前後輪のトルク配分は補
助ポンプからの流量を微調整することで容易に
可変制御が可能となる利点がある。
第1図は本発明の一実施例に係る車輌を概略的
に示す図、第2図は負荷圧力に対する油圧ポンプ
の吐出量との関係を示す特性線図、第3図は負荷
圧力に対する油圧モータの流入量との関係を示す
特性線図、第4図は後輪車軸の回転数と油圧ポン
プの回転数との関係を示す特性線図、第5図は駆
動用エンジンの回転数と余剰流量の関係を示す特
性線図、第6図は本発明の一実施例に係る回路
図、第7図は従来例に係る車輌を概略的に示す図
である。 1a,1b……後輪、2……駆動用エンジン、
3……ミツシヨン、4a,4b……前輪、5a,
5b……油圧モータ、6……油圧ポンプ、6a…
…管路、6b……補助ポンプ、7……フローコン
トロールバルブ、8……切換バルブ。
に示す図、第2図は負荷圧力に対する油圧ポンプ
の吐出量との関係を示す特性線図、第3図は負荷
圧力に対する油圧モータの流入量との関係を示す
特性線図、第4図は後輪車軸の回転数と油圧ポン
プの回転数との関係を示す特性線図、第5図は駆
動用エンジンの回転数と余剰流量の関係を示す特
性線図、第6図は本発明の一実施例に係る回路
図、第7図は従来例に係る車輌を概略的に示す図
である。 1a,1b……後輪、2……駆動用エンジン、
3……ミツシヨン、4a,4b……前輪、5a,
5b……油圧モータ、6……油圧ポンプ、6a…
…管路、6b……補助ポンプ、7……フローコン
トロールバルブ、8……切換バルブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車輛の前輪と後輪のうち一方の車輪が駆動用
エンジンで機械的に回転駆動され、他方の車輪が
当該車輪の車軸に連結される油圧モータとこの油
圧モータの高圧側に圧油を供給する油圧ポンプで
駆動される油圧駆動車の油圧駆動力制御装置にお
いて、前記油圧ポンプとして固定容量型ポンプが
使用され、この油圧ポンプは駆動用エンジンに連
結されるミツシヨンを介して回転駆動され、更
に、駆動用エンジンには補助ポンプが連結され、
当該補助ポンプからの圧油が油圧モータの高圧側
に供給されるように形成されてなることを特徴と
する油圧駆動車の油圧駆動力制御装置。 2 補助ポンプからの圧油がフローコントロール
バルブによつて流量制御されて油圧モータの高圧
側に供給されるように形成されてなる特許請求の
範囲第1項記載の油圧駆動車の油圧駆動制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031858A JPS61191429A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 油圧駆動車の油圧駆動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60031858A JPS61191429A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 油圧駆動車の油圧駆動力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61191429A JPS61191429A (ja) | 1986-08-26 |
| JPH0569728B2 true JPH0569728B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=12342744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60031858A Granted JPS61191429A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 油圧駆動車の油圧駆動力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61191429A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994012363A1 (fr) * | 1992-11-24 | 1994-06-09 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Systeme de transmission a quatre roues motrices pour gros engin a benne basculante |
| JP2007144225A (ja) * | 1997-03-03 | 2007-06-14 | Toshiba Corp | 超音波治療装置 |
| JP4612972B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2011-01-12 | カヤバ工業株式会社 | Hstの制御装置 |
| DE102009005410B4 (de) * | 2009-01-19 | 2012-04-12 | Gkn Driveline International Gmbh | Aktuierungsanordnung und Verfahren zum Zuschalten einer Antriebsachse im Antriebsstrang eine Kraftfahrzeugs sowie Antriebsanordnung |
| CN102848909A (zh) * | 2012-09-29 | 2013-01-02 | 吴亚利 | 汽车电控液力独立轴端驱动系统 |
| CN105620273A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-06-01 | 青岛海通车桥有限公司 | 一种液压辅助驱动桥及其使用方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538638U (ja) * | 1976-07-07 | 1978-01-25 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP60031858A patent/JPS61191429A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61191429A (ja) | 1986-08-26 |
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