JPH0569835A - 車輌の電動補助操舵装置 - Google Patents
車輌の電動補助操舵装置Info
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- JPH0569835A JPH0569835A JP23583391A JP23583391A JPH0569835A JP H0569835 A JPH0569835 A JP H0569835A JP 23583391 A JP23583391 A JP 23583391A JP 23583391 A JP23583391 A JP 23583391A JP H0569835 A JPH0569835 A JP H0569835A
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- steering shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 4WSシステムの後輪操舵機構が動かなくな
った時に後輪の向きを中央に戻す。駆動に必要なエネル
ギ−を最小限にし装置を小型化する。 【構成】 後輪操舵軸1に、第1の機構を介して主モ−
タM1を結合し、第2の機構を介して副モ−タM2を結
合する。第1の機構にはウォ−ム9,ウォ−ムホイ−ル
5b,ナット5,ボ−ルねじ5a,6,1aを設け、第
2の機構にはウォ−ム14,ウォ−ムホイ−ル11b,
スプライン11a,1bを設ける。通常はM1を駆動し
ナット5を回転させて操舵軸1を回転させずに左右に移
動させ、故障時にはM2を駆動しスプラインを介して操
舵軸1を回転させ、ボ−ルねじにより操舵軸1を左右に
移動する。
った時に後輪の向きを中央に戻す。駆動に必要なエネル
ギ−を最小限にし装置を小型化する。 【構成】 後輪操舵軸1に、第1の機構を介して主モ−
タM1を結合し、第2の機構を介して副モ−タM2を結
合する。第1の機構にはウォ−ム9,ウォ−ムホイ−ル
5b,ナット5,ボ−ルねじ5a,6,1aを設け、第
2の機構にはウォ−ム14,ウォ−ムホイ−ル11b,
スプライン11a,1bを設ける。通常はM1を駆動し
ナット5を回転させて操舵軸1を回転させずに左右に移
動させ、故障時にはM2を駆動しスプラインを介して操
舵軸1を回転させ、ボ−ルねじにより操舵軸1を左右に
移動する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の4輪操
舵(4WS)装置に使用しうる電動補助操舵装置に関
し、特に故障時の対策に関する。
舵(4WS)装置に使用しうる電動補助操舵装置に関
し、特に故障時の対策に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、操舵時に前輪と同時
に後輪をも補助的に動かすことによって、前輪のみの操
舵時に比べて走行安定性を改善したり最小回転半経を小
さくした4輪操舵装置が、様々な構成で提案され実用化
されている。この種の4輪操舵装置においては、後輪の
向きを変えるために、機械式,油圧式,又は電動式の後
輪操舵駆動機構が用いられる。これらの駆動方式の中
で、電動式は省燃費の点で有利である。
に後輪をも補助的に動かすことによって、前輪のみの操
舵時に比べて走行安定性を改善したり最小回転半経を小
さくした4輪操舵装置が、様々な構成で提案され実用化
されている。この種の4輪操舵装置においては、後輪の
向きを変えるために、機械式,油圧式,又は電動式の後
輪操舵駆動機構が用いられる。これらの駆動方式の中
で、電動式は省燃費の点で有利である。
【0003】この種の従来技術は、例えば特開昭61−
89171号公報に開示されている。しかし、電動式の
後輪操舵駆動機構の場合、後輪操舵をしている時に例え
ば電気モ−タが故障して動かなくなると、後輪が操舵さ
れたままの状態で固定される。このような状況では、自
動車の運転は非常に難しい。つまり、自動車が進行方向
に対して左右方向に少し操舵された状態で常時走行する
ことになるので、通常の運転はできない。
89171号公報に開示されている。しかし、電動式の
後輪操舵駆動機構の場合、後輪操舵をしている時に例え
ば電気モ−タが故障して動かなくなると、後輪が操舵さ
れたままの状態で固定される。このような状況では、自
動車の運転は非常に難しい。つまり、自動車が進行方向
に対して左右方向に少し操舵された状態で常時走行する
ことになるので、通常の運転はできない。
【0004】このような不都合をなくするため、例えば
特開昭61−202977号公報においては、電気モ−
タの故障時に後輪の向きを自動的に中央に戻すセンタリ
ングばねを設けている。
特開昭61−202977号公報においては、電気モ−
タの故障時に後輪の向きを自動的に中央に戻すセンタリ
ングばねを設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−2029
77号公報のようにセンタリングばねを設ければ、確か
に電気モ−タ等の故障時には後輪の向きが自動的に中央
に戻されるので安全である。しかしながら、センタリン
グばねは、後輪の向きが中央に戻るような力を常時操舵
機構に与えるので、そのような装置では正常時に後輪を
操舵する時であっても、センタリングばねを撓ませるだ
けの力を通常より余計に加えなければ操舵できないの
で、エネルギ−の損失が大きく、大型の電気モ−タを必
要とし、後輪操舵の応答性の低下も避けられない。
77号公報のようにセンタリングばねを設ければ、確か
に電気モ−タ等の故障時には後輪の向きが自動的に中央
に戻されるので安全である。しかしながら、センタリン
グばねは、後輪の向きが中央に戻るような力を常時操舵
機構に与えるので、そのような装置では正常時に後輪を
操舵する時であっても、センタリングばねを撓ませるだ
けの力を通常より余計に加えなければ操舵できないの
で、エネルギ−の損失が大きく、大型の電気モ−タを必
要とし、後輪操舵の応答性の低下も避けられない。
【0006】従って本発明は、車輌の電動補助操舵装置
において、駆動源等に故障が発生した場合に、車輪の向
きを中央に戻すことを可能にするとともに、正常時に操
舵駆動エネルギ−の無駄な消費をなくすることを課題と
する。
において、駆動源等に故障が発生した場合に、車輪の向
きを中央に戻すことを可能にするとともに、正常時に操
舵駆動エネルギ−の無駄な消費をなくすることを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1番の発明においては、車輌上に左右方向
への直線移動及びその軸を中心とした回転運動が自在な
状態で支持され、操舵する車輪と係合された操舵軸;該
操舵軸を駆動する主電気駆動手段;前記操舵軸を駆動す
る副電気駆動手段;前記主電気駆動手段及び副電気駆動
手段の一方の駆動軸と前記操舵軸との間に介在され、互
いに係合関係にあるウォ−ム及びウォ−ムホイ−ル、な
らびに該ウォ−ムホイ−ルと結合され前記操舵軸の外周
に配置されたナット及び操舵軸の外側に形成され前記ナ
ットと係合する凹凸を含み、前記主電気駆動手段及び副
電気駆動手段の一方の駆動力を前記操舵軸の左右方向へ
の動きに変換して該操舵軸に伝達する第1の駆動力伝達
機構;及び前記主電気駆動手段及び副電気駆動手段の他
方の駆動軸と前記操舵軸との間に介在され、互いに係合
関係にあるウォ−ム及びウォ−ムホイ−ル、ならびに該
ウォ−ムホイ−ルと前記操舵軸とを回転方向に係合する
スプライン機構を含み、前記主電気駆動手段及び副電気
駆動手段の他方の駆動力を前記操舵軸の回転方向への動
きに変換して該操舵軸に伝達する第2の駆動力伝達機
構;を設ける。
に、本願の第1番の発明においては、車輌上に左右方向
への直線移動及びその軸を中心とした回転運動が自在な
状態で支持され、操舵する車輪と係合された操舵軸;該
操舵軸を駆動する主電気駆動手段;前記操舵軸を駆動す
る副電気駆動手段;前記主電気駆動手段及び副電気駆動
手段の一方の駆動軸と前記操舵軸との間に介在され、互
いに係合関係にあるウォ−ム及びウォ−ムホイ−ル、な
らびに該ウォ−ムホイ−ルと結合され前記操舵軸の外周
に配置されたナット及び操舵軸の外側に形成され前記ナ
ットと係合する凹凸を含み、前記主電気駆動手段及び副
電気駆動手段の一方の駆動力を前記操舵軸の左右方向へ
の動きに変換して該操舵軸に伝達する第1の駆動力伝達
機構;及び前記主電気駆動手段及び副電気駆動手段の他
方の駆動軸と前記操舵軸との間に介在され、互いに係合
関係にあるウォ−ム及びウォ−ムホイ−ル、ならびに該
ウォ−ムホイ−ルと前記操舵軸とを回転方向に係合する
スプライン機構を含み、前記主電気駆動手段及び副電気
駆動手段の他方の駆動力を前記操舵軸の回転方向への動
きに変換して該操舵軸に伝達する第2の駆動力伝達機
構;を設ける。
【0008】また本願の第2番の発明においては、更
に、前記操舵軸の位置もしくは移動を検知する検知手段
を設け、該検知手段が出力する信号に基づいて異常の有
無を識別するとともに、正常時には所定の入力信号に基
づいて前記主電気駆動手段を付勢して副電気駆動手段を
消勢し、異常検出時には、前記主電気駆動手段を消勢し
副電気駆動手段を付勢して操舵軸を所定の位置に動かす
電子制御手段を設ける。更に第3番の発明においては、
前記ウォ−ム及びウォ−ムホイ−ルを駆動軸から操舵軸
への動力伝達を可能とし、操舵軸から駆動軸への動力伝
達を不可能とするようにその逆効率をゼロになるように
構成し、第4番の発明においては前記ウォ−ムを前記駆
動軸に形成し、前記ウォ−ムホイ−ルは前記ナットおよ
びスプライン機構側に形成し、第5番の発明において
は、前記操舵軸により操舵される車輪を車輌の後輪と
し、更に、前輪舵角を測定する測定手段を備え、前記電
子制御手段は前記測定手段の測定量に基づいて後輪の目
標舵角を求め該目標舵角に応じて前記主電気駆動手段を
付勢するように構成し、第6番の発明においては、前記
電子制御手段は、所定時間以内に前記検知手段により検
出した実舵角と前記目標舵角とが一致しない場合、異常
と判断するように構成する。
に、前記操舵軸の位置もしくは移動を検知する検知手段
を設け、該検知手段が出力する信号に基づいて異常の有
無を識別するとともに、正常時には所定の入力信号に基
づいて前記主電気駆動手段を付勢して副電気駆動手段を
消勢し、異常検出時には、前記主電気駆動手段を消勢し
副電気駆動手段を付勢して操舵軸を所定の位置に動かす
電子制御手段を設ける。更に第3番の発明においては、
前記ウォ−ム及びウォ−ムホイ−ルを駆動軸から操舵軸
への動力伝達を可能とし、操舵軸から駆動軸への動力伝
達を不可能とするようにその逆効率をゼロになるように
構成し、第4番の発明においては前記ウォ−ムを前記駆
動軸に形成し、前記ウォ−ムホイ−ルは前記ナットおよ
びスプライン機構側に形成し、第5番の発明において
は、前記操舵軸により操舵される車輪を車輌の後輪と
し、更に、前輪舵角を測定する測定手段を備え、前記電
子制御手段は前記測定手段の測定量に基づいて後輪の目
標舵角を求め該目標舵角に応じて前記主電気駆動手段を
付勢するように構成し、第6番の発明においては、前記
電子制御手段は、所定時間以内に前記検知手段により検
出した実舵角と前記目標舵角とが一致しない場合、異常
と判断するように構成する。
【0009】
【作用】本発明においては、操舵軸に第1及び第2の駆
動力伝達機構を介して、主電気駆動手段及び副電気駆動
手段が結合されており、主電気駆動手段及び副電気駆動
手段のいずれを駆動しても、操舵軸を左右方向に動かし
て車輪の向きを変えることができる。つまり、主電気駆
動手段及び副電気駆動手段の一方を利用して後輪を操舵
している時にそれが故障した場合であっても、主電気駆
動手段及び副電気駆動手段の他方を利用して後輪を操舵
し車輪の向きを中央に戻すことが可能である。
動力伝達機構を介して、主電気駆動手段及び副電気駆動
手段が結合されており、主電気駆動手段及び副電気駆動
手段のいずれを駆動しても、操舵軸を左右方向に動かし
て車輪の向きを変えることができる。つまり、主電気駆
動手段及び副電気駆動手段の一方を利用して後輪を操舵
している時にそれが故障した場合であっても、主電気駆
動手段及び副電気駆動手段の他方を利用して後輪を操舵
し車輪の向きを中央に戻すことが可能である。
【0010】一例として、主電気駆動手段を第1の駆動
力伝達機構を介して操舵軸に結合し、副電気駆動手段を
第2の駆動力伝達機構を介して操舵軸に結合し、主電気
駆動手段を通常の駆動に利用し副電気駆動手段を異常時
の駆動に利用する場合を想定して説明する。正常時に
は、主電気駆動手段を駆動することにより、第1の駆動
力伝達機構のウォ−ム及びウォ−ムホイ−ルを介して力
がナットに伝達され、該ナットが回転する。このナット
は操舵軸と係合しているが、操舵軸は回転方向には動か
ない。つまり、操舵軸に結合された第2の駆動力伝達機
構においては、回転方向の力はスプライン機構を介し
て、ウォ−ムホイ−ルとウォ−ムとに伝わるが、ウォ−
ムホイ−ルとウォ−ムとの間の減速比が非常に大きいの
で、前者が動こうとしても後者は動かず、結局、操舵軸
は回転しない。このため、ナットが回転すると、それに
係合する操舵軸はその軸方向(左右方向)に直線移動
し、それに結合された車輪(通常は後輪)が操舵され
る。一方、主電気駆動手段を停止した状態で副電気駆動
手段を駆動すると、第2の駆動力伝達機構のウォ−ム,
ウォ−ムホイ−ル,及びスプライン機構を介して、駆動
力が操舵軸を回転する方向に伝達される。その場合、第
1の駆動力伝達機構のウォ−ムとウォ−ムホイ−ルとの
間の減速比が非常に大きいので、操舵軸に係合するナッ
トは回転しない状態に保持される。このため、ナットに
対し回転する操舵軸は、ナットに対し軸方向(左右方
向)に移動して車輪(後輪)を操舵する。
力伝達機構を介して操舵軸に結合し、副電気駆動手段を
第2の駆動力伝達機構を介して操舵軸に結合し、主電気
駆動手段を通常の駆動に利用し副電気駆動手段を異常時
の駆動に利用する場合を想定して説明する。正常時に
は、主電気駆動手段を駆動することにより、第1の駆動
力伝達機構のウォ−ム及びウォ−ムホイ−ルを介して力
がナットに伝達され、該ナットが回転する。このナット
は操舵軸と係合しているが、操舵軸は回転方向には動か
ない。つまり、操舵軸に結合された第2の駆動力伝達機
構においては、回転方向の力はスプライン機構を介し
て、ウォ−ムホイ−ルとウォ−ムとに伝わるが、ウォ−
ムホイ−ルとウォ−ムとの間の減速比が非常に大きいの
で、前者が動こうとしても後者は動かず、結局、操舵軸
は回転しない。このため、ナットが回転すると、それに
係合する操舵軸はその軸方向(左右方向)に直線移動
し、それに結合された車輪(通常は後輪)が操舵され
る。一方、主電気駆動手段を停止した状態で副電気駆動
手段を駆動すると、第2の駆動力伝達機構のウォ−ム,
ウォ−ムホイ−ル,及びスプライン機構を介して、駆動
力が操舵軸を回転する方向に伝達される。その場合、第
1の駆動力伝達機構のウォ−ムとウォ−ムホイ−ルとの
間の減速比が非常に大きいので、操舵軸に係合するナッ
トは回転しない状態に保持される。このため、ナットに
対し回転する操舵軸は、ナットに対し軸方向(左右方
向)に移動して車輪(後輪)を操舵する。
【0011】第2番の発明においては、操舵軸の位置も
しくは動きを検出することによって、異常発生の有無を
識別し、異常が検出されると、電子制御手段が自動的に
主電気駆動手段と副電気駆動手段とを切換えて、操舵軸
を動かし車輪の向きを中央に戻す。
しくは動きを検出することによって、異常発生の有無を
識別し、異常が検出されると、電子制御手段が自動的に
主電気駆動手段と副電気駆動手段とを切換えて、操舵軸
を動かし車輪の向きを中央に戻す。
【0012】
【実施例】この実施例では、自動車用の4輪操舵システ
ムについて説明する。まず概略を説明すると、この実施
例では、自動車の前輪はドライバのハンドル(ステアリ
ングホイ−ル)操作によって機械的に操舵され、後輪は
前輪の舵角に応じてその舵角が決定される。後輪操舵系
は、電気モ−タにより自動的に駆動される。電気モ−タ
は2つ備わっており、一方は通常の駆動制御に利用さ
れ、他方は故障時の駆動制御に利用される。
ムについて説明する。まず概略を説明すると、この実施
例では、自動車の前輪はドライバのハンドル(ステアリ
ングホイ−ル)操作によって機械的に操舵され、後輪は
前輪の舵角に応じてその舵角が決定される。後輪操舵系
は、電気モ−タにより自動的に駆動される。電気モ−タ
は2つ備わっており、一方は通常の駆動制御に利用さ
れ、他方は故障時の駆動制御に利用される。
【0013】図1に後輪操舵機構の主要部分を示し、そ
のII−II線断面を図2に示す。主として図1を参照しこ
の機構を説明する。シャフト1は、左端がボ−ルジョイ
ント2Lを介して、左後輪の舵角を調整するナックルア
−ム3Lと接続され、右端がボ−ルジョイント2Rを介
して、右後輪の舵角を調整するナックルア−ム3Rと接
続されている。またシャフト1は、車体に固定されたハ
ウジング4の内部に、以下に説明するギア機構を介して
支持されており、電気モ−タM1又はM2を駆動するこ
とにより、左右方向に移動し、各ナックルア−ム3L,
3Rを動かして左後輪及び右後輪の向きを変える。
のII−II線断面を図2に示す。主として図1を参照しこ
の機構を説明する。シャフト1は、左端がボ−ルジョイ
ント2Lを介して、左後輪の舵角を調整するナックルア
−ム3Lと接続され、右端がボ−ルジョイント2Rを介
して、右後輪の舵角を調整するナックルア−ム3Rと接
続されている。またシャフト1は、車体に固定されたハ
ウジング4の内部に、以下に説明するギア機構を介して
支持されており、電気モ−タM1又はM2を駆動するこ
とにより、左右方向に移動し、各ナックルア−ム3L,
3Rを動かして左後輪及び右後輪の向きを変える。
【0014】シャフト1の左側にはウォ−ム1aが形成
してあり、その外側にナット5が配置されている。ナッ
ト5の内壁には螺旋状に溝5aが形成してあり、この溝
5a内に配置された多数のボ−ル6を介して、ウォ−ム
1aと溝5aとが係合し、シャフト1とナット5とが噛
み合っている。つまり、ウォ−ム1aと溝5aとボ−ル
6とでボ−ルねじを構成している。ナット5は、ベアリ
ング7及び8を介してハウジングに支持されており、シ
ャフト1の軸を中心として回動自在であり、軸方向には
移動しないように支持されている。またナット5にはウ
ォ−ムホイ−ル5bが形成されており、これが電気モ−
タM1の駆動軸に連結されたウォ−ム9と噛み合ってい
る。ウォ−ム9とウォ−ムホイ−ル5bとで構成される
ウォ−ムギアにおいては、逆効率がゼロになるように、
つまりウォ−ム9の回転駆動によりウォ−ムホイ−ル5
bを動かすことはできるが、ウォ−ムホイ−ル5bの回
転によりウォ−ム9を動かすことはできないように構成
してある。
してあり、その外側にナット5が配置されている。ナッ
ト5の内壁には螺旋状に溝5aが形成してあり、この溝
5a内に配置された多数のボ−ル6を介して、ウォ−ム
1aと溝5aとが係合し、シャフト1とナット5とが噛
み合っている。つまり、ウォ−ム1aと溝5aとボ−ル
6とでボ−ルねじを構成している。ナット5は、ベアリ
ング7及び8を介してハウジングに支持されており、シ
ャフト1の軸を中心として回動自在であり、軸方向には
移動しないように支持されている。またナット5にはウ
ォ−ムホイ−ル5bが形成されており、これが電気モ−
タM1の駆動軸に連結されたウォ−ム9と噛み合ってい
る。ウォ−ム9とウォ−ムホイ−ル5bとで構成される
ウォ−ムギアにおいては、逆効率がゼロになるように、
つまりウォ−ム9の回転駆動によりウォ−ムホイ−ル5
bを動かすことはできるが、ウォ−ムホイ−ル5bの回
転によりウォ−ム9を動かすことはできないように構成
してある。
【0015】従って、電気モ−タM1を駆動すれば、ウ
ォ−ム9が回動し、その力がウォ−ムホイ−ル5bを介
してナット5に伝達され、ナット5が回動する。後述す
るように、電気モ−タM1を駆動する時にはシャフト1
は回動しないので、ナット5が回動すると、それに伴な
ってシャフト1が左右方向に移動し、後輪の向きが変わ
る。
ォ−ム9が回動し、その力がウォ−ムホイ−ル5bを介
してナット5に伝達され、ナット5が回動する。後述す
るように、電気モ−タM1を駆動する時にはシャフト1
は回動しないので、ナット5が回動すると、それに伴な
ってシャフト1が左右方向に移動し、後輪の向きが変わ
る。
【0016】シャフト1の右側には外スプライン1bが
形成してあり、その外側に筒状の回転子11が配置され
ている。回転子11の内壁には、外スプライン1bと係
合する内スプライン11aが形成されており、シャフト
1と回転子11とは軸方向では相対移動自在であり、回
転方向では両者は常時係合している。回転子11は、ベ
アリング12及び13を介して、ハウジング4に回動自
在に支持されており、軸方向には動かないように支持さ
れている。また回転子11にはウォ−ムホイ−ル11b
が形成されており、これが電気モ−タM2の駆動軸に連
結されたウォ−ム14と噛み合っている。ウォ−ム14
とウォ−ムホイ−ル11bとで構成されるウォ−ムギア
においては、逆効率がゼロになるように、つまりウォ−
ム14の回転駆動によりウォ−ムホイ−ル11bを動か
すことはできるが、ウォ−ムホイ−ル11bの回転によ
りウォ−ム14を動かすことはできないように構成して
ある。
形成してあり、その外側に筒状の回転子11が配置され
ている。回転子11の内壁には、外スプライン1bと係
合する内スプライン11aが形成されており、シャフト
1と回転子11とは軸方向では相対移動自在であり、回
転方向では両者は常時係合している。回転子11は、ベ
アリング12及び13を介して、ハウジング4に回動自
在に支持されており、軸方向には動かないように支持さ
れている。また回転子11にはウォ−ムホイ−ル11b
が形成されており、これが電気モ−タM2の駆動軸に連
結されたウォ−ム14と噛み合っている。ウォ−ム14
とウォ−ムホイ−ル11bとで構成されるウォ−ムギア
においては、逆効率がゼロになるように、つまりウォ−
ム14の回転駆動によりウォ−ムホイ−ル11bを動か
すことはできるが、ウォ−ムホイ−ル11bの回転によ
りウォ−ム14を動かすことはできないように構成して
ある。
【0017】従って、電気モ−タM2を駆動すれば、ウ
ォ−ム14が回動し、その力がウォ−ムホイ−ル11b
を介して回転子11に伝達され、回転子11が回動す
る。シャフト1は常時回動可能であるので、回転子11
が回動すると、スプラインを介して力が伝達され、シャ
フト1がその軸を中心として回動する。一方、シャフト
1の左側はボ−ルねじを介してナット5に支持されてい
るので、シャフト1が回動すると、それに伴なってシャ
フト1がその軸方向、つまり左右方向に移動し、後輪の
向きが変わる。
ォ−ム14が回動し、その力がウォ−ムホイ−ル11b
を介して回転子11に伝達され、回転子11が回動す
る。シャフト1は常時回動可能であるので、回転子11
が回動すると、スプラインを介して力が伝達され、シャ
フト1がその軸を中心として回動する。一方、シャフト
1の左側はボ−ルねじを介してナット5に支持されてい
るので、シャフト1が回動すると、それに伴なってシャ
フト1がその軸方向、つまり左右方向に移動し、後輪の
向きが変わる。
【0018】つまりこの実施例では、電気モ−タM1と
M2のいずれを駆動してもシャフト1を移動させて後輪
を操舵することができる。この実施例では、電気モ−タ
M1を通常駆動用の主モ−タとして利用し、電気モ−タ
M2を故障時駆動用の副モ−タとして利用している。主
モ−タM1を駆動する時には、副モ−タM2を駆動しな
いので、ウォ−ム14及びウォ−ムホイ−ル11bは回
動せず、従ってシャフト1も回動せず、シャフト1は軸
方向の移動のみ可能になる。
M2のいずれを駆動してもシャフト1を移動させて後輪
を操舵することができる。この実施例では、電気モ−タ
M1を通常駆動用の主モ−タとして利用し、電気モ−タ
M2を故障時駆動用の副モ−タとして利用している。主
モ−タM1を駆動する時には、副モ−タM2を駆動しな
いので、ウォ−ム14及びウォ−ムホイ−ル11bは回
動せず、従ってシャフト1も回動せず、シャフト1は軸
方向の移動のみ可能になる。
【0019】シャフト1の中央部には、後輪の舵角を検
出するための位置センサ(ポテンショメ−タ)PRの検
出部に直結されたボ−ル15が常時係合しており、シャ
フト1のハウジング4に対する左右方向の相対位置に応
じた電気信号を該センサが出力するようになっている。
また図示しないが、前輪の操舵機構にも舵角を検出する
ためのセンサ(図3のPF:ポテンショメ−タ)が備わ
っている。
出するための位置センサ(ポテンショメ−タ)PRの検
出部に直結されたボ−ル15が常時係合しており、シャ
フト1のハウジング4に対する左右方向の相対位置に応
じた電気信号を該センサが出力するようになっている。
また図示しないが、前輪の操舵機構にも舵角を検出する
ためのセンサ(図3のPF:ポテンショメ−タ)が備わ
っている。
【0020】4輪操舵システムの電気回路の構成を図3
に示す。図3を参照して説明する。前輪舵角センサPF
の出力する電気信号はA/D変換器10を介して、また
後輪舵角センサPRの出力する電気信号はA/D変換器
50を介して、それぞれ制御装置(マイクロコンピュ−
タを含む制御ユニット)20に印加される。制御装置2
0は、モ−タドライバ30を介して電気モ−タ(主モ−
タ)M1を制御し、モ−タドライバ40を介して電気モ
−タ(副モ−タ)M2を制御する。
に示す。図3を参照して説明する。前輪舵角センサPF
の出力する電気信号はA/D変換器10を介して、また
後輪舵角センサPRの出力する電気信号はA/D変換器
50を介して、それぞれ制御装置(マイクロコンピュ−
タを含む制御ユニット)20に印加される。制御装置2
0は、モ−タドライバ30を介して電気モ−タ(主モ−
タ)M1を制御し、モ−タドライバ40を介して電気モ
−タ(副モ−タ)M2を制御する。
【0021】制御装置20の処理の概略を図4に示す。
図4を参照して説明する。電源がオンすると、ステップ
11で初期化を実行する。これによって電気モ−タM1
及びM2は停止状態になる。ステップ12では、前輪舵
角センサPFの出力する電気信号に基づいて、現在の前
輪の舵角を検出する。ステップ13では、所定の制御理
論に基づいて決定された計算式により、ステップ12で
検出された前輪の舵角に対応付けられた後輪の目標舵角
を算出する。ステップ14では、後輪舵角センサPRの
出力する電気信号に基づいて、現在の後輪の実舵角を検
出する。ステップ15では、ステップ14で検出された
後輪の実舵角がステップ13で求めた目標舵角と一致す
るか否かを識別する。一致しない時には、ステップ18
を通ってステップ17に進む。ステップ17では、後輪
の実舵角を目標舵角に近づける方向に主モ−タM1を駆
動する。後輪の実舵角が目標舵角と一致しない間、ステ
ップ14,15,18及び17の処理を繰り返す。後輪
の実舵角が目標舵角と一致すると、ステップ16で主モ
−タM1の駆動を停止し、ステップ12の処理に戻り、
以下同様に処理を繰り返す。
図4を参照して説明する。電源がオンすると、ステップ
11で初期化を実行する。これによって電気モ−タM1
及びM2は停止状態になる。ステップ12では、前輪舵
角センサPFの出力する電気信号に基づいて、現在の前
輪の舵角を検出する。ステップ13では、所定の制御理
論に基づいて決定された計算式により、ステップ12で
検出された前輪の舵角に対応付けられた後輪の目標舵角
を算出する。ステップ14では、後輪舵角センサPRの
出力する電気信号に基づいて、現在の後輪の実舵角を検
出する。ステップ15では、ステップ14で検出された
後輪の実舵角がステップ13で求めた目標舵角と一致す
るか否かを識別する。一致しない時には、ステップ18
を通ってステップ17に進む。ステップ17では、後輪
の実舵角を目標舵角に近づける方向に主モ−タM1を駆
動する。後輪の実舵角が目標舵角と一致しない間、ステ
ップ14,15,18及び17の処理を繰り返す。後輪
の実舵角が目標舵角と一致すると、ステップ16で主モ
−タM1の駆動を停止し、ステップ12の処理に戻り、
以下同様に処理を繰り返す。
【0022】主モ−タM1の駆動系に故障、例えばモ−
タ内部の断線や配線の接触不良が発生すると、主モ−タ
M1が動かないので、ステップ17で主モ−タを駆動し
てもいつまでも実舵角が変化せず、ステップ18でタイ
ムオ−バになる。このような故障の場合には、ステップ
19で主モ−タM1の駆動を停止し、ステップ21で後
輪の目標舵角を0(中央)に設定した後、ステップ22
で後輪の実舵角が目標舵角に近づく方向に副モ−タM2
を駆動する。ステップ23で後輪の実舵角を入力し、ス
テップ24で目標舵角と実舵角とを比較する。後輪の実
舵角が目標舵角と一致するまで、つまり後輪操舵系の操
舵位置が中央に戻るまで、ステップ22,23及び24
の処理を繰り返す。後輪操舵系の操舵位置が中央に戻る
と、ステップ24から25に進み、副モ−タM2の駆動
を停止する。
タ内部の断線や配線の接触不良が発生すると、主モ−タ
M1が動かないので、ステップ17で主モ−タを駆動し
てもいつまでも実舵角が変化せず、ステップ18でタイ
ムオ−バになる。このような故障の場合には、ステップ
19で主モ−タM1の駆動を停止し、ステップ21で後
輪の目標舵角を0(中央)に設定した後、ステップ22
で後輪の実舵角が目標舵角に近づく方向に副モ−タM2
を駆動する。ステップ23で後輪の実舵角を入力し、ス
テップ24で目標舵角と実舵角とを比較する。後輪の実
舵角が目標舵角と一致するまで、つまり後輪操舵系の操
舵位置が中央に戻るまで、ステップ22,23及び24
の処理を繰り返す。後輪操舵系の操舵位置が中央に戻る
と、ステップ24から25に進み、副モ−タM2の駆動
を停止する。
【0023】なお上記実施例のボ−ルねじに代えて、例
えば台形ねじを用いてもよい。台形ねじを用いる方が装
置の低コスト化の点では効果的である。
えば台形ねじを用いてもよい。台形ねじを用いる方が装
置の低コスト化の点では効果的である。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、操舵軸
(1)に第1の駆動力伝達機構(1a,6,5a,5
b,9)を介して主電気駆動手段(M1)が結合され、
第2の駆動力伝達機構(1b,11a,11b,14)
を介して副電気駆動手段(M2)が結合されており、主
電気駆動手段及び副電気駆動手段のいずれを駆動して
も、操舵軸を左右方向に動かして車輪の向きを変えるこ
とができる。つまり、主電気駆動手段及び副電気駆動手
段の一方を利用して後輪を操舵している時にそれが故障
した場合であっても、主電気駆動手段及び副電気駆動手
段の他方を利用して後輪を操舵し車輪の向きを中央に戻
すことが可能である。しかも、異常時に操舵位置を中央
に戻すためのばね等を設ける必要がないので、必要最小
限の力で後輪を操舵でき、その結果、電気駆動手段の小
型化や操舵応答性の改善が実現する。更に、操舵機構と
電気駆動手段との間にクラッチ等を介在する必要がない
ので、信頼性が高い。また、ウォ−ムギア機構を介して
各電気駆動手段と操舵機構とを接続しているので、車輪
からの反力が電気駆動手段に直接印加されることがな
く、従って路面からの外乱に対して安定した4輪操舵が
可能であり、保舵中にも余分な電力を必要としない。
(1)に第1の駆動力伝達機構(1a,6,5a,5
b,9)を介して主電気駆動手段(M1)が結合され、
第2の駆動力伝達機構(1b,11a,11b,14)
を介して副電気駆動手段(M2)が結合されており、主
電気駆動手段及び副電気駆動手段のいずれを駆動して
も、操舵軸を左右方向に動かして車輪の向きを変えるこ
とができる。つまり、主電気駆動手段及び副電気駆動手
段の一方を利用して後輪を操舵している時にそれが故障
した場合であっても、主電気駆動手段及び副電気駆動手
段の他方を利用して後輪を操舵し車輪の向きを中央に戻
すことが可能である。しかも、異常時に操舵位置を中央
に戻すためのばね等を設ける必要がないので、必要最小
限の力で後輪を操舵でき、その結果、電気駆動手段の小
型化や操舵応答性の改善が実現する。更に、操舵機構と
電気駆動手段との間にクラッチ等を介在する必要がない
ので、信頼性が高い。また、ウォ−ムギア機構を介して
各電気駆動手段と操舵機構とを接続しているので、車輪
からの反力が電気駆動手段に直接印加されることがな
く、従って路面からの外乱に対して安定した4輪操舵が
可能であり、保舵中にも余分な電力を必要としない。
【図1】 実施例の後輪操舵機構の主要部分を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 実施例のシステムの電気回路を示すブロック
図である。
図である。
【図4】 図3の制御装置20の処理を示すフロ−チャ
−トである。
−トである。
1:シャフト(操舵軸) 1a:ウォ−ム 1
b:外スプライン 2L,2R:ボ−ルジョイント 3L,3R:ナ
ックルア−ム 4:ハウジング 5:ナット 5
a:溝 5b:ウォ−ムホイ−ル 6:
ボ−ル 7,8:ベアリング 9:ウォ−ム 10,50:A/D変換器 1
1:回転子 11a:内スプライン 11b:ウォ−ムホイ−ル 12,13:ベアリング 1
4:ウォ−ム 15:ボ−ル (1a,6,5a,5b,9:第1の駆動力伝達機構) (1b,11a,11b,14:第2の駆動力伝達機
構) 20:制御装置(電子制御手段) 30,40:モ
−タドライバ M1:電気モ−タ(主電気駆動手段) M2:電気モ−タ(副電気駆動手段) PF:前輪舵角センサ PR:後輪舵角
センサ
b:外スプライン 2L,2R:ボ−ルジョイント 3L,3R:ナ
ックルア−ム 4:ハウジング 5:ナット 5
a:溝 5b:ウォ−ムホイ−ル 6:
ボ−ル 7,8:ベアリング 9:ウォ−ム 10,50:A/D変換器 1
1:回転子 11a:内スプライン 11b:ウォ−ムホイ−ル 12,13:ベアリング 1
4:ウォ−ム 15:ボ−ル (1a,6,5a,5b,9:第1の駆動力伝達機構) (1b,11a,11b,14:第2の駆動力伝達機
構) 20:制御装置(電子制御手段) 30,40:モ
−タドライバ M1:電気モ−タ(主電気駆動手段) M2:電気モ−タ(副電気駆動手段) PF:前輪舵角センサ PR:後輪舵角
センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉 山 瑞 穂 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 車輌上に左右方向への直線移動及びその
軸を中心とした回転運動が自在な状態で支持され、操舵
する車輪と係合された操舵軸; 該操舵軸を駆動する主電気駆動手段; 前記操舵軸を駆動する副電気駆動手段;前記主電気駆動
手段及び副電気駆動手段の一方の駆動軸と前記操舵軸と
の間に介在され、互いに係合関係にあるウォ−ム及びウ
ォ−ムホイ−ル、ならびに該ウォ−ムホイ−ルと結合さ
れ前記操舵軸の外周に配置されたナット及び操舵軸の外
側に形成され前記ナットと係合する凹凸を含み、前記主
電気駆動手段及び副電気駆動手段の一方の駆動力を前記
操舵軸の左右方向への動きに変換して該操舵軸に伝達す
る第1の駆動力伝達機構;及び前記主電気駆動手段及び
副電気駆動手段の他方の駆動軸と前記操舵軸との間に介
在され、互いに係合関係にあるウォ−ム及びウォ−ムホ
イ−ル、ならびに該ウォ−ムホイ−ルと前記操舵軸とを
回転方向に係合するスプライン機構を含み、前記主電気
駆動手段及び副電気駆動手段の他方の駆動力を前記操舵
軸の回転方向への動きに変換して該操舵軸に伝達する第
2の駆動力伝達機構;を備える車輌の電動補助操舵装
置。 - 【請求項2】 前記操舵軸の位置もしくは移動を検知す
る検知手段を含み、該検知手段が出力する信号に基づい
て異常の有無を識別するとともに、正常時には所定の入
力信号に基づいて前記主電気駆動手段を付勢して副電気
駆動手段を消勢し、異常検出時には、前記主電気駆動手
段を消勢し副電気駆動手段を付勢して操舵軸を所定の位
置に動かす電子制御手段を備える、前記請求項1記載の
車輌の電動補助操舵装置。 - 【請求項3】 前記ウォ−ム及びウォ−ムホイ−ルを駆
動軸から操舵軸への動力伝達を可能とし、操舵軸から駆
動軸への動力伝達を不可能とするようにその逆効率をゼ
ロになるように構成したことを特徴とする、前記請求項
1記載の車輌の電動補助操舵装置。 - 【請求項4】 前記ウォ−ムは前記駆動軸に形成され、
前記ウォ−ムホイ−ルは前記ナットおよびスプライン機
構側に形成されたことを特徴とする、前記請求項1記載
の車輌の電動補助操舵装置。 - 【請求項5】 前記操舵軸により操舵される車輪を車輌
の後輪とし、更に、前輪舵角を測定する測定手段を備
え、前記電子制御手段は前記測定手段の測定量に基づい
て後輪の目標舵角を求め該目標舵角に応じて前記主電気
駆動手段を付勢することを特徴とする、前記請求項2記
載の車輌の電動補助操舵装置。 - 【請求項6】 前記電子制御手段は、所定時間以内に前
記検知手段により検出した実舵角と前記目標舵角とが一
致しない場合、異常と判断することを特徴とする、前記
請求項5記載の車輌の電動補助操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23583391A JPH0569835A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 車輌の電動補助操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23583391A JPH0569835A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 車輌の電動補助操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569835A true JPH0569835A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16991941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23583391A Pending JPH0569835A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 車輌の電動補助操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569835A (ja) |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP23583391A patent/JPH0569835A/ja active Pending
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