JPH0570166U - 磁気軸受型回転電機におけるスラスト磁気軸受の構造 - Google Patents

磁気軸受型回転電機におけるスラスト磁気軸受の構造

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JPH0570166U
JPH0570166U JP1620092U JP1620092U JPH0570166U JP H0570166 U JPH0570166 U JP H0570166U JP 1620092 U JP1620092 U JP 1620092U JP 1620092 U JP1620092 U JP 1620092U JP H0570166 U JPH0570166 U JP H0570166U
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JP
Japan
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yoke
thrust
magnetic bearing
rotor shaft
thrust bearing
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Application number
JP1620092U
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Inventor
量久 羽田野
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラストカラ−を回転子軸に取り付けた状態
のまま左方側のスラスト軸受ヨ−クを回転子軸から取り
外しができるようにする。 【構成】 磁気軸受型回転電機において,左方側のスラ
スト軸受ヨ−クを構成するスラストカラ−を回転子軸に
直接形成すると共に,左方側のスラスト軸受ヨ−クは,
コイルを抱持する外方ヨ−ク部分とこの外方ヨ−ク部分
の内周部に摺動自在に配置される2つ割りされた内方ヨ
−ク部分により構成すると共に回転子軸に対して分解自
在に取り付け,一方,上記左方側のスラスト軸受ヨ−ク
の左方には上記内方ヨ−ク部分を取り出せる長さの空間
を形成するように回転子軸に段部を設けるように構成し
た。この場合,上記内方ヨ−ク部分の一方の外周部に突
起を設けると共に,この突起を円周方向に案内する切り
欠き部を上記外方ヨ−ク部分の内周側に設け,各内方ヨ
−ク部分を上記突起を切り欠き部に沿って所定角度回動
として,回転子軸との係合を解除できる構成すれば良
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気軸受型モ−タ等の磁気軸受型回転電機におけるスラスト磁気軸受 の構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のものは図5のように構成されていた。 同図において,1は回転子軸,2は回転子,3はボ−ルベアリング,4は軸受 カバ−,5は軸受押えである。6は固定子,7はケ−シング,8a及び8bは夫 々スペ−サである。9は左方側のラジアル磁気軸受,9aはその固定子側のコイ ル,9bはその回転子側の巻鉄心,10は左方側のラジアルセンサ10aは押え 板である。11は左方側のスラスト軸受ヨ−ク,12は右方側のスラスト軸受ヨ −ク,13はこれらヨ−ク11,12の中間に配置されるスラストカラ−,14 はスペ−サである。なお,15及び16はそれぞれヨ−ク11,12の対向する 磁極形成用の凹所に収納された励磁コイルである。 17は右方側のラジアル磁気軸受,17aはその固定子側のコイル,17bは その回転子側の巻鉄心18は右方側のラジアルセンサ,18aは押え板である。 19はボ−ルベアリング,20は回転子軸1にスラストカラ−13を固定する ための軸ナット,21は軸端止め,22は軸受押え,23はエンドカバ−,24 はスラストセンサ,25はエンドカバ−23をケ−シングに止めるためのボルト ,V1〜V4はバランス調整用のバランス板で,以上で磁気軸受型モ−タが構成さ れる。
【0003】 上記の構成において,モ−タを駆動し,回転軸1と一体にスラストカラ−13 が回転しているときに,コイル15,16に流される電流値を調整することによ り,これらの電流によって生じた磁界によるスラストカラ−13をヨ−ク11, 12の双方からの吸引力を釣合わせて,スラストカラ−13を各ヨ−ク11,1 2に対して軸方向に所定の空隙を保持しながら,それらの中間の適正位置に保持 するようにし,回転子軸1に対するスラスト軸受の機能を果たすようにしている 。 この際,ラジアル方向に対してはラジアル磁気軸受9,17により所要の支承 がなされ,例えば停電時などにおいて上記磁気軸受9,17の作用が休止したよ うなときにボ−ルベアリング3,19が補助的に作用する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,従来のものでは上記のようにスラスト軸受ヨ−ク11及び12が大 きな形状であるため,磁気回路形成上スラストカラ−13も大きな形状とせねば ならなかった。 また,この種モ−タの回転子側のバランス取りをするために,図1のバランス 調整用のバランス板V1,V2にバランス修正する場合には,スラストカラ−13 の両側に配置されるヨ−ク11,12を取り外さねばならない必要上,本来なら 軸1と一体構造にしたいスラストカラ−13も軸1から取り外せる分割型構造と する必要があった。 また,スラストカラ−13が軸1と分割型であったため,運転中に軸ナツト2 0による軸1に対する固着が緩んだ場合には,スラストカラ−13が軸1に対し て空転を生ずるという問題点もあった。 本考案は従来のものの上記課題(問題点)を解決するようにした磁気受型回転 電機におけるスラスト磁気軸受の構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は左方側のスラスト軸受ヨ−クと右方側のスラスト軸受ヨ−クの中間に スラストカラ−を所定間隙を隔てて配置して構成されるスラスト磁気軸受を備え た磁気軸受型回転電機において,上記スラストカラ−を回転子軸に直接形成する と共に,上記左方側のスラスト軸受ヨ−クを,コイルを抱持する外方ヨ−ク部分 とこの外方ヨ−ク部分の内周部に摺動自在に配置される2つ割りされた内方ヨ− ク部分により構成すると共に回転子軸に対して分解自在に取り付け,一方,上記 左方側のスラスト軸受ヨ−クの左方には上記内方ヨ−ク部分を取り出せる長さの 空間を形成するように回転子軸に段部を設けるように構成した磁気軸受型回転電 機におけるスラスト磁気軸受の構造に関する。 この場合,上記左方側のスラスト軸受ヨ−クは,内方ヨ−ク部分の一方の外周 部に突起を設けると共に,この突起を円周方向に案内する切り欠き部を上記外方 ヨ−ク部分の内周側に設け,各内方ヨ−ク部分を上記突起を切り欠き部に沿って 所定角度回動してこの突起が切り欠き部の一端壁に接触したとき,2つの内方ヨ −ク部分をボルト締めにより一体化すると共に,この一体化を解きたいときは上 記ボルトを取り外し,上記2つの内方ヨ−ク部分を上記とは逆方向に所定角度回 動して軸方向に抜き出すことにより,回転子軸との係合を解除するように構成し ,左方側のスラスト軸受ヨ−クの分解自在することができる。
【0006】
【作用】
本考案のものでは,左方側のスラスト軸受ヨ−クをコイルが収納される位置を ほぼ境にしてコイルを抱持する外方ヨ−ク部分とその内周側に配置される半径方 向に2つ割りできる内方ヨ−ク部分とに分け,さらに,この2つの内方ヨ−ク部 分とで分割,組立て自在に構成したものであるため,スラストカラ−を軸と一体 型構造の構成としても,左方側のスラスト軸受ヨ−クは内周に配置される内方ヨ −ク部分のボルトを緩めて,これを2部品に分割することで回転軸から容易に取 外すことが出来るようになった。
【0007】
【実施例】
以下図1〜図4に示す一実施例により本考案を具体的に説明する。なお,図1 において,従来のものと同等の部分については,図5の対応部分と同一の符号を 付して示した。 同図において,100は左方側のスラスト軸受ヨ−クで,これは外方ヨ−ク部 分110,2つ割りされる内方ヨ−ク部分111A,111Bと環状のコイル1 50により構成される。 次に,このヨ−ク100の構造の詳細を図2乃至図4により説明する。 図2は図1のA−A′断面で,図1の下半分の断面も含めて描いている。また ,図3及び図4は夫々図1のB−B′方向から見た側面図で,図4は図3の状態 から各内方ヨ−ク部分111A,111Bを90度時計方向に回動した状態を示 す。 本考案に係わる左方側のスラスト軸受ヨ−ク100は,図1〜図4に示すよう に,外周側に配置されるほぼ環状の外方ヨ−ク部分110のコイル16と対向す る位置に形成される環状凹所内にコイル150を収納すると共に,この外方ヨ− ク部分110の内周と摺動自在に配置される1/2環状の内方ヨ−ク部分111 A,111Bを設けて構成される。 なお,一方の内方ヨ−ク部分,たとえば内方ヨ−ク部分111Bにはその外周 の中央部に突起Tを設け,他方,外方ヨ−ク部分110の内周部のほぼ1/4円 周区域にわたって切り欠き部Kを形成して,内方ヨ−ク部分111Bの突起Tが 図2に示すように時計方向に90度回動した場合,切り欠き部Kの下端壁K1で その回動が抑止されるようになっている。 また,内方ヨ−ク部分は組立時には,図2に示すように,突起Tが切り欠き部 Kの上端壁K2に当接され,図3に示すように横方向に配置した状態で外方ヨ− ク部分110の内周面に挿入した後,これを突起Tを時計方向に90度回動して 切り欠き部Kの下端壁K1に当接した位置としたとき,図4に示すように,外方 ヨ−ク部分110と内方ヨ−ク部分111A,111Bを夫々垂直方向に上下方 向から形成した組立用の左右の孔112A〜112D及び113A〜113Dを 設け,これらの各孔にボルト114,115とナット114A,115Aによっ て2つ割りされた内方ヨ−ク部分111A,111Bを突起Kの下方位置で,外 方ヨ−ク部分110に固定して,各ヨ−ク部分110,111A及び111Bが 一体構造の左方側ヨ−ク100を構成するように組立てる。
【0008】 130はスラストカラ−で,本考案のものでは回転軸1と一体に形成され,図 示のように左方側のスラスト軸受ヨ−ク110と右方側のスラスト軸受ヨ−ク1 2の中間位置に配置される位置となるようにする。 1Aは回転軸1の段落部で,この長さLはボルト114,115が取り外され たとき,内方ヨ−ク部分111A,111Bを図3に示す位置となるように反時 計方向に90度回動した後,図1に矢印Xで示す方向に取り出せるための空間部 を形成する長さに設定しておくものとする。 なお,その他の構成は従来のものと全く同等に構成し,本考案の磁気軸受型回 転電機を構成するものである。
【0009】 以上の構成において,本考案の回転電機の場合も,回転軸1と一体にスラスト カラ−130が回転しているときに,コイル150,16に流される電流値を調 整することによりこれらの電流によって生じた磁界によるスラストカラ−130 をヨ−ク110,12の双方からの吸引力を釣合わせて,スラストカラ−130 を各ヨ−ク110,12に対して軸方向に所定の空隙を保持しながら,それらの 中間の適正位置に保持するようにし,回転子軸1に対するスラスト軸受の機能を 果たすようにしている。 一方,ラジアル方向の支持は主として磁気軸受17により担い,補助的にボ− ルベアリング19が作用する点は従来と同様である。
【0010】 ところで,本考案のものでは,スラストカラ−130の左方に配置されるスラ スト軸受ヨ−ク100を,コイル150を抱持する外方ヨ−ク部分110と,こ の外方ヨ−ク部分110の内周に配置され,2つ割りされた内方ヨ−ク部分11 1A,111Bとにより構成することにより,回転子のバランス取り作業を次の ように簡素に行えるようにし,スラストカラ−130が回転子軸1と一体に取り 付けた状態のまま,左方側のスラスト軸受ヨ−ク100を回転子軸1から取り外 せるようにした点に,本考案の構成上の特長がある。 即ち,本考案のものでは,図1及び図4に示す左方側のスラスト軸受ヨ−ク1 00の取付け位置において,ボルト114,115を緩めて,ナット114A, 115Aとの係合を外して抜き去った後,内方ヨ−ク部分111A,111Bを 反時計方向に90度回動し,図2及び図3に示す位置とした後,これら内方ヨ− ク部分111A,111Bを軸方向(即ち図1のX方向)に引き出し,次いで, 外方ヨ−ク部分110もX方向に引き出し,ヨ−ク110は3つの部品に分解し て回転子軸1から取り外すものである。 従って,この状態でバランス取り作業を容易に行うことができ,所要のバラン スウエイトVA,VBを軸に取付けることができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上記のように磁気軸受型回転電機における左方側のスラスト軸受ヨ− クをコイルが収納される位置をほぼ境にしてコイルを抱持する外方ヨ−ク部分と ,この外方ヨ−ク部分の内周側に配置される半径方向に2つ割りできる内方ヨ− ク部分とで,分割,組立自在に構成するようにしたものであるから,次に述べる ような優れた効果を有する。 本考案のものでは,スラストカラ−の左方に配置される左方側のスラスト軸受 ヨ−クを外方,内方の各軸受ヨ−ク部分に分割できるようにしたため,スラスト カラ−が軸に取付けた状態で,軸から取外せるようになったから,回転子のバラ ンス取り作業の準備作業がスラストカラ−を取り外さないで済む分,簡単にでき るようになった。 また,上記のように,スラストカラ−はバランス取り作業のときに,回転軸か ら取外す必要がなくなったため,当初から回転軸と一体形成することができるの で,従来の分割型のものに比べ,運転中にスラストカラ−が緩んで空転したりす る等の事態は皆無となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の半部縦断正面図
である。
【図2】図1のA−A′方向から見た断面図で,下半分
も含め描いたものである。
【図3】図1のB−B′方向で見た左側面図で下半分も
含め描いたものである。
【図4】図3において内方ヨ−ク部分を時計方向に90
度回動した状態を示す左側面図である。
【図5】従来例の磁気軸受型モ−タの構成を示す半部縦
断正面図である。
【符号の説明】
12:右方側のスラスト軸受ヨ−ク 100:左方側のスラスト軸受ヨ−ク 110:外方ヨ−ク部分 111A,111B:内方ヨ−ク部分 114,115:ボルト 114A,115A:ナット 130:スラストカラ− T:突起 K:切り欠き部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左方側のスラスト軸受ヨ−クと右方側の
    スラスト軸受ヨ−クの中間にスラストカラ−を所定間隙
    を隔てて配置して構成されるスラスト磁気軸受を備えた
    磁気軸受型回転電機において,上記スラストカラ−を回
    転子軸に直接形成すると共に,上記左方側のスラスト軸
    受ヨ−クを,コイルを抱持する外方ヨ−ク部分とこの外
    方ヨ−ク部分の内周部に摺動自在に配置される2つ割り
    された内方ヨ−ク部分とにより構成すると共に回転子軸
    に対して分解自在に取り付け,一方,上記左方側のスラ
    スト軸受ヨ−クの左方には上記内方ヨ−ク部分を取り出
    せる長さの空間を形成するように回転子軸に段部を設け
    るようにしたことを特徴とする磁気軸受型回転電機にお
    けるスラスト磁気軸受の構造。
  2. 【請求項2】 上記左方側のスラスト軸受ヨ−クは,内
    方ヨ−ク部分の一方の外周部に突起を設けると共に,こ
    の突起を円周方向に案内する切り欠き部を上記外方ヨ−
    ク部分の内周側に設け,各内方ヨ−ク部分を上記突起を
    切り欠き部に沿って所定角度回動してこの突起が切り欠
    き部の一端壁に接触したとき,2つの内方ヨ−ク部分を
    ボルト締めにより一体化すると共に,この一体化を解き
    たいときは上記ボルトを取り外し,上記2つの内方ヨ−
    ク部分を上記とは逆方向に所定角度回動して軸方向に抜
    き出すことにより,回転子軸との係合を解除するように
    した請求項1記載の磁気軸受型回転電機におけるスラス
    ト磁気軸受の構造。
JP1620092U 1992-02-20 1992-02-20 磁気軸受型回転電機におけるスラスト磁気軸受の構造 Pending JPH0570166U (ja)

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