JPH0570320U - 洋傘骨の屈折防止装置およびその防止用補強部材 - Google Patents

洋傘骨の屈折防止装置およびその防止用補強部材

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JPH0570320U
JPH0570320U JP018133U JP1813392U JPH0570320U JP H0570320 U JPH0570320 U JP H0570320U JP 018133 U JP018133 U JP 018133U JP 1813392 U JP1813392 U JP 1813392U JP H0570320 U JPH0570320 U JP H0570320U
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開傘状態の洋傘が,露先体側より地面,床
面,立ち木,建造物等に衝接した際に生ずる,主として
受骨との接続部より外側部位からの親骨の屈折を防止す
る。 【構成】 親骨の受骨との接続部におけるU字溝内に、
ガラス繊維,炭素繊維,フッ素繊維等の繊維入り強化樹
脂にて形成された所望長さの棒状体に受骨との接続用突
起を一体成型してなるとともにその棒状体の外面に長さ
方向に沿って膨出部を突出形成してなる補強部材を嵌着
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開傘状態の洋傘が,親骨先端の露先体側より地面,床面,立ち木, 建造物等に衝接した際に生ずる,主として親骨の受骨との接続部より外側部位か らの屈折を防止する洋傘骨の屈折防止装置およびその防止用補強部材に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
洋傘骨は、中棒(シャフト)上側部に固定された上ロクロに一端部が枢着され 外面に傘布を張る8本の親骨と、中棒に昇降自在に嵌合された下ロクロに一端部 が枢着され他端部が各親骨の中間部に接続されて各親骨を内側下方から支持する 8本の受骨とからなっている。 親骨と受骨は共に金属製である。
【0003】 一般に親骨と受骨との接続は、図6で示すように、親骨Aの中間部(やや中棒 寄り)のU字溝内に金属製の接続具Bを嵌着し、この接続具Bの接続用突起B2 に受骨の端部を枢着することにより行われている。 即ち、接続具BはU字形状に屈曲する比較的短尺な脚片B1のほぼ中間部に一 対の接続用突起(ダボ)B2が所定間隔で対向状に突出形成されており、脚片B 1の接続用突起B2の両側外方部位が親骨AとかしめCにより固定されている。 そして、一対の接続用突起B2にはハトメ穴B3が開けられており、一対の接続 用突起B2間に受骨の端部を挿入し、受骨の端部をハトメにより一対の接続用突 起B2に枢着する。
【0004】 開傘時においては、下ロクロを中棒に沿って上昇させ上ハジキにより下ロクロ の下降を停止せしめるため受骨の位置が固定し、親骨は下方から受骨により支持 されて開傘状態が維持されるものであるが、親骨に対し先端部(露先体側)から 根本部(中棒側)方向に外力が加えられた場合には、受骨が固定状態であるから 受骨は接続部を介して親骨を外方に押圧するように作用し、そのため親骨の先端 部側から加えられた外力(衝撃力)は、親骨の受骨との接続部位に集中すること となる。そして親骨は外面に取り付けた傘布の張力によって下方に湾曲された状 態となっており、親骨先端の露先体は可及的に地面を指す方向となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
したがって洋傘においては、開傘状態で,風に飛ばされる又は放り投げる等に より親骨先端の露先体部分が地面や床面と衝接する,或は不注意等により露先体 部分が立ち木や建造物等に衝接した場合には、その衝撃力が親骨の受骨との接続 部に集中して作用し、その部位或は接続具の脚片B1の露先体側外方部位の個所 から親骨が屈折(屈曲,折曲,折損等)するという不都合な事態が発生する。
【0006】 そこで本考案は、斯かる開傘状態の洋傘が露先体側より衝撃を受けた際に生ず るおそれのある親骨の屈折事故を的確に防止し、洋傘骨の耐久性の増大を図るこ とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、親骨の受骨との接続部におけるU字溝内 に,ガラス繊維,炭素繊維,フッ素繊維等の繊維入り強化樹脂にて形成された所 望長さの棒状体に受骨との接続用突起を一体成型してなるとともにその棒状体の 外面に長さ方向に沿って膨出部を突出形成してなる補強部材を嵌着したことを特 徴とする。
【0008】
【作用】
親骨の受骨との接続部におけるU字溝内には、所望長さ(洋傘骨が露先体側よ り衝撃を受けた場合,親骨の受骨との接続部に集中される衝撃力が,その先端部 において可及的に緩和されるに足りる適当な長さ)の棒状体の外面に長さ方向に 沿って膨出部を突出形成してなる補強部材が嵌着されており、この補強部材はガ ラス繊維等の繊維入りの強化樹脂にて形成されているので適度な硬度と弾力性を 有している。 そのため、この補強部材を装着した洋傘が開傘状態で露先体側より衝撃を受け た場合、その衝撃力が集中される親骨と受骨との接続部およびその周辺部は適当 な範囲に亘って強靭な補強部材の存在によって補強され、親骨と補強部材との合 体により従来の洋傘におけるような親骨の屈折事故の発生が確実に防止される。
【0009】
【実施例】
別紙図面,図1〜図5について本考案の一実施例を説明する。 1は断面U字形状の金属製親骨で、この親骨の受骨との接続個所およびその周 辺部のU字溝内には補強部材2が挿入配置される。
【0010】 補強部材2は、ガラス繊維,炭素繊維,フッ素繊維等の繊維入り強化樹脂にて 形成された前記所望長さの棒状体2aの一側端部寄りに、受骨3との接続用突起 (ダボ)2bを一体成型しているとともに、棒状体2aの外面に長さ方向に沿っ て膨出部2cを突出形成している。 接続用突起2bには、ハトメ穴2dが開け られている この補強部材2は、前記のように親骨1のU字溝内に受骨との接続個所に跨が り装着されるものであるが、その際棒状体2aの接続用突起2bに対して長尺側 の部分を親骨1の先端部したがって露先体側となして配置する。 補強部材2の棒状体2aの断面形状は、図4の如く,親骨1のU字溝内の中空 部を密に充填するに適合したものとなっている。 また接続用突起2bの横幅は 棒状体2aの横幅より若干広くなっており、補強部材2を親骨1内に嵌着した際 接続用突起2bの両側底面部は親骨1のU字溝両側片上面に載置される状態とな る。
【0011】 補強部材2の棒状体2a上面には,接続用突起2bを跨いでその両側と露先体 側寄り先端部の3箇所に幅方向に沿って切欠溝2eが形成されており、この各切 欠溝に相当する箇所の親骨1のU字溝の両側片を夫々内側方向に屈曲しかしめる (4a,4b,4c)ことによって補強部材2が親骨1のU字溝内に嵌着され、 補強部材2と親骨1とが固定される。
【0012】 受骨3は、親骨1との接続部側端部が二片に分割されており,この分割された 二片で補強部材2の接続用突起2bの両側外面を挾み,ハトメによって接続用突 起2bに枢着される。 なお,逆に接続用突起2bを二片に分割し,その間に扁平状につぶした受骨3 の接続端部を挾み枢着する場合もある。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記の構成となしたので、次の効果を有する。
【0014】 (1)従来の洋傘においては、比較的短尺な断面U字形状の金属製脚片に受骨 との接続用突起を形成した接続具を金属製の断面U字形状の親骨内に嵌着し、こ の接続具に受骨を枢着して親骨と受骨との接続を図っていた。 そのため従来の洋傘においては、開傘状態で露先体側より地面,床面,立ち木 ,建造物等に風や不注意その他の原因で衝接した場合、親骨が受ける衝撃力は、 親骨に対し外側方向に作用する受骨からの押圧力と相まって受骨との接続部に集 中して大きく作用し、親骨が受骨との接続個所およびその周辺部とりわけその接 続個所より外側(露先体寄り)の部位にて屈折するという不都合な事態が容易に 発生した。 これは、装飾効果の高揚の面から傘布の張り具合を強くし親骨が大 きく湾曲して露先体がより地上方向を指す洋傘においては特に大きかった。 これに対して本考案では、親骨のU字溝内で受骨との接続個所およびその周辺 部には、ガラス繊維等の繊維入りの強化樹脂にて形成された所望長さの棒状体よ りなる補強部材が嵌着されている。 この補強部材は、断面U字形状で厚さが薄く外力により長手方向に対し水平面 ,垂直面で直交方向に屈曲,折曲変形等屈折され易い親骨のU字溝内空間部を密 に充填し、親骨と合体(密接嵌合)されている。 そして補強部材の棒状体は、従来の接続具のように短尺ではなく比較的長尺の 所望長さ(親骨の受骨との接続部に集中される露先体側より受けた衝撃力が,そ の先端部において可及的に緩和されるに足りる長さ)を有しているとともに,そ の素材の関係で適度な硬度と弾力性を有している。 したがって本考案は、前記親骨内の補強部材の存在に伴う親骨と補強部材との 合体による補強効果により,そして棒状体外面に長さ方向に沿って突出形成され た膨出部(盛り上がり部)のリブ効果に伴い補強部材が一層強靭となっているこ とと相まって,上記従来の洋傘が有していた開傘状態で露先体側より地面,床面 ,立ち木,建造物等の障害物に衝接した際に生ずる親骨の受骨との接続部の露先 体寄り外方部位からの屈折という不都合を確実に防止することができる。
【0015】 (2)補強部材には受骨との接続用突起が一体成型されているので、受骨との 接続に際し,親骨に補強部材を装着するのみで他に受骨との接続用部材を取り付 ける必要がなく、可及的に親骨と受骨の接続工程の簡潔化を図ることができ,洋 傘の製造上好適である。
【0016】 (3)補強部材はその素材がガラス繊維等の繊維入り強化樹脂であるため、極 めて強靭のみならず軽量であり、補強部材を装着しても洋傘の重量が増大される ことなく、使用上好適である。
【0017】 (4)棒状体の補強部材は比較的長尺であり,親骨と接着させることは困難で あるため,親骨とのかしめ箇所が棒状体の両端の2箇所であると受骨からの引張 作用等によりその中間部分が親骨と遊離するおそれが無きにしももあらずである が,上記のようにかしめ箇所を棒状体における接続用突起の両側部分と露先体寄 り先端部分の3箇所となした場合には、親骨と補強部材との密着性が極めて良好 で斯かるおそれがなく好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る洋傘骨の屈折防止装置
の平面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図2において受骨を接続した状態の正面図であ
る。
【図6】従来の洋傘における接続具を装着した親骨の平
面図である。
【符合の説明】
1 親骨 2 補強部材 2a 棒状体 2b 接続用突起 2c 膨出部 2d ハトメ穴 2e 切欠溝 3 受骨 4a,4b,4c かしめ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親骨の受骨との接続部におけるU字溝内
    に,ガラス繊維,炭素繊維,フッ素繊維等の繊維入り強
    化樹脂にて形成された所望長さの棒状体に受骨との接続
    用突起を一体成型してなるとともにその棒状体の外面に
    長さ方向に沿って膨出部を突出形成してなる補強部材を
    嵌着したことを特徴とする洋傘骨の屈折防止装置。
  2. 【請求項2】 親骨の受骨との接続部におけるU字溝内
    への補強部材の嵌着手段として,内部に挿入配置した棒
    状体の補強部材に対しその接続用突起の両側部位および
    接続用突起から可及的に離れた露先体側寄りの部位にお
    ける親骨のU字溝の両側片を内側方向に屈曲しかしめた
    ことを特徴とする請求項1記載の洋傘骨の屈折防止装
    置。
  3. 【請求項3】 ガラス繊維,炭素繊維,フッ素繊維等の
    繊維入り強化樹脂にて形成された所望長さの棒状体に受
    骨との接続用突起を一体成型し,且つ,その棒状体の外
    面に長さ方向に沿って膨出部を突出形成してなり,親骨
    の受骨との接続部におけるU字溝内に嵌着される洋傘骨
    の屈折防止用補強部材。
JP1992018133U 1992-02-27 1992-02-27 洋傘骨の屈折防止装置およびその防止用補強部材 Expired - Lifetime JP2548712Y2 (ja)

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