JPH057041B2 - - Google Patents

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JPH057041B2
JPH057041B2 JP59256390A JP25639084A JPH057041B2 JP H057041 B2 JPH057041 B2 JP H057041B2 JP 59256390 A JP59256390 A JP 59256390A JP 25639084 A JP25639084 A JP 25639084A JP H057041 B2 JPH057041 B2 JP H057041B2
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JP
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crystals
platen
crystallizer
waveform
column
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JP59256390A
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JPS60187302A (ja
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Yuujin Kaataa Don
Chungu Fusu Yungu
Jiinnfuei Tangu Jeison
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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Publication date
Application filed by Monsanto Co filed Critical Monsanto Co
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Publication of JPH057041B2 publication Critical patent/JPH057041B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D9/00Crystallisation
    • B01D9/004Fractional crystallisation; Fractionating or rectifying columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D9/00Crystallisation
    • B01D9/005Selection of auxiliary, e.g. for control of crystallisation nuclei, of crystal growth, of adherence to walls; Arrangements for introduction thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 本発明は改良された向流固−液接触装置に関
し、特に好ましくない軸方向の液混合を抑制する
ために結晶層を使用し、それによつて分離効率を
向上せしめる塔型晶析装置に関する。 塔型晶析装置は、溶質と母液を向流で接触せし
めることにより成される溶質の分別晶析によつ
て、有機混合物を精製するために一般に使用され
る。典型的塔型晶析装置には、塔の一端から結晶
が溶解している他の端へ結晶状固体を移動させる
ために、可動する内部機構、例えば、スクリユ
ー、掻取機、棚段あるいは球が使用される。塔に
設けられる内部機構は、結晶状固体と母液間の物
質移動を促進し、それによつて平衡段のサイズを
減ずるのにも使用されうる。 例えば、英国特許第1365536号(特開47−
12763)で開示された塔型晶析装置は、塔の内部
にある間隔で設けられた多数の振動する多孔板か
らなることを特徴とする。多数の自由に可動する
物体が多孔板の表面に配列されている。可動物体
が多孔板上で攪乱しはね上がるように、塔全体が
垂直方向に往復動する。可動物体のこの動きが、
結晶が集まつた塊を砕き細かくしている。塔頂に
設けられた掻き取り機付表面冷却器が最初の結晶
を生成する。塔底に位置する加熱器は、精製され
た結晶を溶解し、それ故、容易に生成物が回収さ
れる。 高純度の結晶を得る先に述べられた装置の有効
性は、塔内部の軸方向の液混合によつて決まる。
振動板の各側にある液は、板の孔と板周囲と塔壁
との隙間を通り抜けて混じることが実験により確
かめられている。軸方向の液混合があると、塔頂
部の不純物の多い母液が下方に流れ、塔底で溶解
したより純度の高い結晶生成物と混合し、その結
果、塔の分離効率を著しく低下せしめる。軸方向
の液混合は、結晶の濃度をより高くしたスラリー
となるよう操作することで低減することはでき
る。しかし、結晶濃度の高いスラリーでの運転
は、可動物体による砕く動きを阻害することにな
る。 軸方向の液混合は、大口径の塔ではよりその程
度が大きくなると言われている。商用規模の晶析
装置の設計者は、大口径の塔でおきる液の偏流と
バイパスの問題とも戦わねばならない。これら困
難な混合に関する問題があるために、パイロツト
プラントの塔型晶析装置を商用規模にスケールア
ツプするには限られた条件でしか成功しないと信
じられてきた。 本発明の全体としての目的は、改良された塔型
晶析装置を提供することにある。 それ故、塔型晶析装置内での軸方向液混合を減
ずるために一連の改良された内部機構を提供する
ことが、本発明の目的となる。また固液の密度差
が小さい場合にも効率的に晶析ができる改良され
た塔型晶析装置を提供することが、本発明のもう
一つの目的である。さらに、経済的に商用規模に
スケールアツプができる効率的な塔型晶析装置を
提供することも、また本発明のもう一つの目的で
ある。 これらの目的やその他の目的および利点が、以
下の説明と図から、当業者によつて明らかとなろ
う。 発明の要旨 本発明によれば、改良せられた向流固−液接触
装置が提供され、特に、通常細長い縦型の容器内
部に、同軸で位置する垂直の軸に取り付けられた
多数の実質上水平である多孔板から成る高効率塔
型晶析装置が提供される。可動物体は、各多孔板
の表面を実質的におおつている。 結晶層支持段(トレイ)は、各多孔板より下部
の予め決められた距離のところに、その多孔板に
実質的に平行に位置せられる。結晶層支持段(ト
レイ)は晶析装置の缶体の内壁に、缶体に対し固
定せられるように取り付けられる。 2種の波形の波を生成するために、複合加振装
置が垂直な軸に取り付けられる。第1の波形は振
幅が小さく、振動数が大きく、軸、塔壁そして多
孔板と互いに可動物体は衝突し合うようになり、
その結果、結晶の集まつた塊を細く砕く。第2の
波形は、振幅が大きく、振動数は小さく、結晶層
支持板の表面上方の予め決められたレベルに、多
孔板を引き下げる。多孔板のゆつくりした上下動
により、多孔板が結晶層支持段(トレイ)に接近
する時に、多孔板の進む側に結晶が集まり、それ
によつて塔型晶析装置内部での結晶は、能動的に
移送させられる。結晶を能動的に移送すること
で、結晶と母液の密度差が小さい系でも、効率的
な晶析が可能となる。本発明の結晶の能動的移送
により、晶析装置の処理量もまた増加する。 初期の運転開始時には、低速波形の下方向への
動きの終わる点で、多孔板と隣接している結晶層
支持段(トレイ)との間隙と等しい層の厚みを有
する結晶層か、各支持段(トレイ)の上面に形成
せられる。定常状態での運転時には、結晶は、結
晶層の上面に堆積せられ、堆積したのと等量の結
晶が支持段(トレイ)を通り、その下の段へ押し
出される。それ故、結晶が、晶析装置の塔内を能
動的に下降せられている間は、結晶層の厚みは実
質的には一定である。 結晶層を設けることは、軸方向の液混合を低減
し、それ故、塔頂にある純度の低い母液が下降
し、塔底で溶解せられたより純度の高い結晶生成
物と混合するのを防止し、その結果、塔型晶析装
置の分離効率を向上せしめる。 好ましい実施態様の詳細な説明 第1図では、垂直な軸20が晶析装置の缶体1
5の軸に沿つて通つている、本発明の実施態様の
一つが示されている。多数の水平な多孔板21
は、垂直な軸20に取り付けられている。多孔板
21の孔はかなり小さいが、結晶が通過できるに
充分な程大きくなるよう、多孔板は製造される。
多孔である板と言うのは、どのような適当な断面
の形状でも構わない、例えば円、長円、矩形、正
方形、三角形等の孔を有する板であることを意味
する。当業界では、かかる多孔板を「プラテン」
と呼ぶことがある。多孔板は、その縁が円柱状の
缶体15よりも約1/8インチ(0.32ミリメートル)
内側であるように、大きさが決められる。しか
し、正確なゆとり代は、現実の装置の径や製作や
組立ての費用によつて変わるものと理解されるべ
きである。ここで述べられる望ましい実施態様の
内、多孔板については、いかなる充分に堅い半透
過性のプラテン、例えば金網のプラテンであると
か、堅い金属棒をマトリツクス状に組み立てたも
のであるジヨンソンスクリーン(Johnson
Screens)が本発明では使用され得るという事は
当業者にとつては明らかなことである。 望ましい実施態様では、水平な結晶層支持段
(トレイ)22は、各多孔板21の下方、予め決
められた距離の箇所に据えられているが、塔型晶
析装置内には、より少い支持段しか使われていな
いこともあることが明らかであるべきである。支
持段(トレイ)22は缶体15に対し固定される
よう缶体15の内壁に固着される。しかしなが
ら、商用規模装置で想定される大口径支持段(ト
レイ)では、多孔板と支持段に作られた孔を通
し、塔の底板から上方へ延びる多数の支持棒へ
(トレイ)を固定するのが望ましい。支持段(ト
レイ)22は、垂直な軸20が貫通するように、
中心に孔をあけて作られる。結晶段(トレイ)2
2と垂直な軸20との隙間は、母液がバイパスす
るのを減ずるためにできるだけ少なくするのが好
ましい。同様に段(トレイ)の周囲と缶体内壁間
の隙間も少ない方がよい。 垂直な軸20には、垂直な軸へ軸方向の往復動
を伝える複合加振装置が取り付けらている。好ま
しくは球状の可動物体27は、各多孔板21の上
に置かれている。可動物体は、各多孔板の面積の
約10%以上をおおつている。例えば、ある特定の
多孔板では、可動物体が一層より多くあることが
有効であることもある。可動物体は水平板の孔に
はいり込んだり、板21の周囲と缶体15の内壁
間の隙間にはいり込まない程度の大きさであるべ
きである。可動物体の正確な大きさと密度、段
(トレイ)をおおう程度、建設する上での材質は、
その適用する対象ごとに必然的に決まつてくるも
のと理解されるべきである。 複合加振装置23は軸20に2種類の軸方向の
動きの波形を伝える。一つの波形(以下、高速波
形と称する)は高周波数、小振幅でそれ故、多孔
板上で可動物体は振動せられ、はね上がらせられ
かつ、可動物体自身と多孔板を押しつけ、その結
果結晶の集まつた塊を砕く。可動物体の繰り返し
の衝撃が板表面、軸そして塔壁がスケールでおお
われるものをも防いでいる。この動きにとつて適
当な波形は、振幅約1mm(ピークとピーク間で2
mm)で周波数25ヘルツの正弦波の波形である。し
かし、他の振幅と周波数の組合せの波形、特に非
正弦波の波形が可動物体に対し適切な動きを与え
るのに用いられることもある点は理解されるべき
である。加速が一定である波形は、装置内の応力
を最小化するので特に好ましい。望ましい振幅
は、約0.1mmから約10mmの範囲であるが、特定の
対象に対してはより大あるいは小なる振幅でも有
用であることもある。高速波形の周波数は、少な
くとも、重力に抗して可動物体がはね上がり、互
いに衝突せられるに充分大きくなければならな
い。機械的限界が現実での上限となり、それは、
40から200ヘルツの範囲におおよそあるであろう。
好ましい範囲は、可動物体25をはね上がらせる
ための最小の値から約40ヘルツまでである。しか
し、他の砕く方法が可動物体の代わりに使われか
も知れないことは理解されるべきである。例え
ば、晶析装置内のスラリーが支流を設けて各晶析
装置内の段から抜き出され、結晶の集まつた塊
は、従来の機械式粉砕方で砕かれ、抜き出された
段(トレイ)へ戻されるというようなことであ
る。しかし、結晶は構造的に弱く、振動している
多孔板による衝撃によつてこわれるであろうか
ら、粉砕方法は全ての系にとつて必要とならない
ことは、当業者にとつて明らかであるべきであ
る。 もう一方の波形(以下低速波型と称する)は第
1の波形に比べ、ゆつくりで振幅がより大きい。
多孔板21は、その下側に位置する支持段(トレ
イ)22に向かつて、塔の長手方向に周期的に、
低速波形により動かされる。この低速波形の振幅
は、支持段(トレイ)22の上表面上の予め決め
られた厚みの結晶層25を残すよう調整される。
該低速波形の速度は置換した量に対し線形である
のが好ましいが、その他の波形でも可能で、場合
によつてはむしろ好ましいこともある。上方向と
下方向への段(トレイ)の動きに要する所要時間
は等しい必要はない。むしろ下方向より上方向へ
の動きのための時間が長い方が好ましい。低速波
形のサイクルに要する好ましい合計の時間は、1
分以下から3分以上の範囲であるが、厳密に考え
る程のものではない。振幅(ピークとピークの
間)は、互いに隣接する結晶層支持段(トレイ)
22の間隔から、可動物体の高さと望ましい結晶
層厚みを引いた値より若干小さいのが好ましい。
好ましい結晶層の厚みは1から4インチ(2.54か
ら10.16センチメートル)の範囲である。場合に
よつては、それ以外の結晶層の厚みが有利なこと
があることは理解されるべきである。 好ましい実施態様では、高速波形は多孔板が下
方向へ移動する間にはおきない。低速波形の下方
向への動きの間は結晶の層が板の下側表面上に形
成され、孔を通り抜けるのをさえぎり、そして、
各段(トレイ)から下側にある結晶層支持段(ト
レイ)の上表面へかけて結晶が堆積してしまう。
結晶が結晶層支持段(トレイ)の上側表面上に堆
積するにつれ、本質的には等量の結晶が段(トレ
イ)の下側表面から供給され、隣接する下側の段
(トレイ)い押し込まれ、それ故、結晶層厚みは
本質的には一定に維持されることになる。高速波
形は低速波形の上方向への動きの時になされ、そ
の動きが板の振動と可動物体の攪乱を引き起こ
し、その結果、板の孔を開け、上側に隣接する段
(トレイ)から送られた結晶を砕くことになる。
ある場合、例えば、結晶が粒径や濃度によつては
異常に急速に沈降するような時、高速波形は、低
速波形が下方向へ動いている間に実行される必要
があることもある。低速波形の下方向への動き、
すなわち、高速波形が実行されている間、の終了
時において一担停止することは、結晶層中に形成
されているかもしれない結晶塊を解体し、かつゆ
るんでいる結晶を結晶層支持段(トレイ)を通
し、下側に隣接する段へ押し付けるために必要で
あることもある。 第2図は、本発明による固定結晶層支持段(ト
レイ)の一つの実施態様を示している。結晶段
(トレイ)22は多孔板21に比べ開口比と孔径
が大である。典型的には、多孔板は約50%の開孔
率と5/64インチ(0.198センチメートル)のオー
ダーの孔径を有する。結晶層支持段(トレイ)2
2の好ましいは開孔率は約40%から80%の範囲で
ある。結晶層支持段(トレイ)の好ましい個々の
孔の面積は、多孔板の個々の孔の面積の約2から
4倍である。 結晶層支持段(トレイ)22は支持グリツド2
6により下側から支えられている薄い金網から成
つている。細かい金網のワイヤの直径は、使用中
に金網24が破けないに充分な機械的強度を有し
ていながら、開孔部を最大にするよう、できるだ
け小さくあるべきである。支持グリツド26は、
上方に隣接する多孔板の下方向への動きの際に加
わる衝撃から細かい金網を支えるために充分な機
械的強度を有するよう、金網24より丈夫なワイ
ヤで作られている。軸20の断面形状と同形の開
孔部28は、垂直の軸20が結晶層支持段(トレ
イ)22を貫き抜けるために作られている。母液
のバイパスを最小に抑えつつ、軸がこすれること
なく開孔部の内側で動けるよう、開孔部28は、
軸のサイズより若干大きめであるべきである。 再び第1図を参照すると、冷却ユニツト30、
例えばChemical and Process Eng.,1970,51
(11)pp.59−65に開示せられた掻き取り機付表面
冷却ユニツト、が缶体15の塔頂と流体が出入で
きるように据付けられている。晶析せられる母液
は塔頂近傍から抜き出され、冷却ユニツト30へ
供給せられる。そこから出てくる処理された結晶
スラリーは母液が抜き出された位置の下側の点で
塔へ戻される。ここに例示せられる実施態様は、
外部冷却ユニツトに関して示されているが、晶析
装置缶体内部に冷却ユニツトが置かれることもあ
ることは理解されるべきである。適切な内部冷却
ユニツトとは、超音波によりスケールが付かない
ようにした冷却コイルや、掻き取り機付表面冷却
ユニツトである。冷却ユニツト30では最初の結
晶が生成され、それら結晶は晶析装置の塔を下降
するにつれ純度が上がつていく。好ましい連続向
流操作では、晶析される溶液は溶液供給口33を
通り、連続的に晶析装置の塔へ供給せられる。供
給溶液は、母液の組成に最も近い塔内へ導かれる
事は当業者にとつて明らかなことであるが、他の
場所へ導入されても構わないし、しばしば冷却ユ
ニツトへ供給される。純度の上がつた結晶は、加
熱ユニツト32で溶解せられ、結晶溶解生成物取
出口35を通し結晶溶解生成物として抜出され
る。母液は母液抜出口37を通し抜出される。 上記の晶析装置を運転するには、結晶溶解生成
物取出口35を閉じ、缶体15を溶液供給口33
から晶析される溶液で満たし、そして複合加振装
置を始動する。次に冷却ユニツト30を通し、冷
却された流体を流し始める。熱が充分に除かれた
後、核が発生し、形成された結晶は塔を下降し始
める。結晶が各結晶層に定常状態の厚さにまで蓄
積するまで、溶解した結晶は還流せられる。結晶
層が定常状態となつたことを確かめるために適当
に短時間待つた後、供給口33を通し新しく溶液
が供給され、抜出口37から母液が抜出される。
部分還流運転がここでは維持されているが、その
場合は、結晶溶解生成物の一部が抜き出され、結
晶溶解生成物の残量が塔底へ戻され、かつ塔頂へ
還流として上昇せられる。この方法では、精留塔
内のように濃度勾配が晶析装置の長さ方向に見ら
れる。部分還流は、溶解した結晶の一部を除き、
残りが塔内を上昇するままにすることだけで容易
に実現できることは当業者にとつて明らかであ
る。定常状態での溶解した結晶の還流比は、精留
塔と同様に望まれる生成物純度や塔長さにより変
わり、そして晶析せられる溶液によつても変わる
ことはより明らかである。 本発明は向流晶析装置に関して述べられてきた
が、他の向流固−液接触装置、例えばろ過装置に
対しても同様に応用できることは当業者によつて
理解せられるであろう。本発明における固体の層
と移送手段は、同様に液の軸方向逆混合を減じ、
一方、固体の能動的移送を促進し、それによつて
従来のろ過装置の効率を向上させるに違いない。
ろ過装置では、晶析操作でのように固体粒径が増
すことがないので破砕手段を設ける必要はないの
であろう。さらに、本発明は、固相が液相より密
度が大きい系について述べられてきたが、本発明
は固相が液相より密度が小さい系にも容易に適用
でき、それ故、本発明の範囲に含まれると考えら
れる、という以上の事は当業者にとつて明らかで
あろう。その場合には、塔型晶析装置の構造をひ
つくり返す必要があるだけであろう。すなわち、
冷却ユニツトが原料供給口と共に、塔の下方部に
位置することになろう。溶解結晶取出口と溶解手
段が塔頂に位置せられ、母液抜出口は塔底に位置
せられよう。結晶は支持段(トレイ)の下側に集
まり、多孔板の上方向への動きにより、上側に隣
接する段(トレイ)へ移送せられよう。必要であ
れば、破砕手段は、塔の途中から抜出し、先に述
べたように従来の破砕法にて実施されよう。 先に述べた好ましい実施態様が本発明の範囲を
限定するつもりでないことはさらに理解されるべ
きである。さらに本発明の精神と範囲からはずれ
ていず、商用規模晶析装置を建設するに当つて、
いくつかの工学的、あるいは組立て上の変更を当
業者が行うことができることは明らかである。 実施例 先に述べたように、固定した結晶層支持段(ト
レイ)付、もしくは付かない多孔板塔型晶析装置
が、パラ−ジクロロベンゼン(p−DCB)とオ
ルト−ジクロロベンゼン(o−DCB)の混合物
を精製するのに使用された。塔では、結晶を作る
ために塔頂と縦型掻き取り機付表面冷却管の一セ
ツトとが流体が往き来するよう結ばれ、また精製
された結晶を溶解するのに塔底に加熱コイルが使
用された。塔型晶析装置の仕様は下記の表に示
される。 ケースは固定結晶層支持段(トレイ)なしの
原型の塔を示している。ケースは3枚の多孔板
の代わりに3段の支持段を含む改良された塔を示
している。ケースの改良された塔の図解が図3
に示される。 表 ケース 塔 材質 ガラス 内径 10.16cm 全体の高さ 198.12cm 多孔板 材質 ステンレススチール 板数 13 孔 直径 2mm ピツチ 中心間3mmの正三角配列 厚み 1.59mm 間隔 101.6mm 可動物体 球 材質 ステンレススチール 段(トレイ)当りの球の数 95 直径 9mm 高速波形 正弦波 周波数 25ヘルツ 振幅 ピークとピークの間が2mm 低速波形 線形 動き ピークとピークの間が 101.6mm 上昇速度 5.08mm/秒 下降速度 18.54mm/秒 下降後の停止時間 2秒 ケース ケース の装置は、ケースと同様である
が、第1,3と5番目の多孔板とその上の球が除
かれ、下記のような3つの固定結晶層支持段(ト
レイ)が空いたスペースに設けられた点が異なつ
ている。 固定結晶層支持段(トレイ) 材質 ステンレススチール 金網 6メツシユ ワイヤの直径 0.71mm 開口部(正方形) 3.53mm 支持グリツド 2mesh ワイヤの直径 3.05mm 開孔部 9.65mm p−DCBとo−DCBからなる晶析せられる溶
液が、上記の塔へ供給された。塔は、全還流と連
続供給モードの両方で運転された。実験結果は表
と表にまとめられた。 運転番号1,2と3は表のケースに述べら
れたような晶析装置の塔で行なわれた。運転番号
4,5と6は表のケースに述べられた改良型
の晶析装置の塔で行なわれた。定常状態の運転に
達した後、5.08センチメートル厚の結晶層が、各
結晶層支持段(トレイ)の上側表面に維持せられ
た。 実験用塔の分離効率に関して、結晶層の影響の
最も信頼できる指標は、結晶層の近辺における温
度勾配の変化である。より急な温度勾配は、分離
効率がよりよいことを示している。測定温度T1
からT6は、図3に示される塔の底部から頂部へ
一定の間隔をあけた位置で運転番号1から6につ
いて得られた。表に示される温度T2とT3には
特別、注意が向けられよう。なぜならば、これら
の測定は、改良型塔内の結晶層の位置のすぐ上と
下の塔の位置でなされたからである。
【表】 表に示されるように、測定温度T2とT3間に
急な温度勾配があるものは、改良型の塔で、この
部分において分離効率が皆、向上していることが
観察された。運転番号4,5と6(改良型塔)の
測定値T2とT3間の差は、7°から9℃の間であつ
たが、一方、運転番号1,2と3(原型の塔)で
は0.5°から2.8℃の差がみられた。 表は運転番号1から6の全体の物質収支を示
している。連続供給の運転番号3と5における供
給液と生成物間の純度の増加を比較すると、最も
顕著な改善がみられる。改良型塔を使用した運転
番号5の運転では、p−DCBの純度が供給液で
74.7%であつたのが、塔底の生成物では98.5%に
上がつた一方、原型の塔を使用した運転番号3の
運転では供給液で90.4%が塔底生成物で95.7%に
なつただけであつた。晶析装置の塔の上部に、結
晶層支持段(トレイ)が追加されると、塔内温度
勾配とそれに対応する上述の分離効率がさらに高
められることは、当業者にとつては明らかなこと
である。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に関する高効率塔型晶析装置
の長手方向の断面図である。第2図は、本発明に
関する結晶層支持段(トレイ)の一つの実施態様
の上面からみた図である。第3図は、本発明に関
する実験用高効率塔型晶析装置の長手方向の断面
図である。 15……晶析装置缶体、20……垂直軸、21
……多孔板、22……結晶層支持段(トレイ)、
23……複合加振装置、24……金網、25……
結晶層、26……支持グリツド、27……可動物
体、28……開孔部、30……冷却ユニツト、3
2……加熱ユニツト、33……溶液供給口、35
……生成物取出口、37……母液抜出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a 晶析せられる溶液を流入せしめるための
    導管、母液の回収のための導管、及び溶解せら
    れた生成物結晶の回収のための導管を有する晶
    析装置の缶体; b 結晶を発生する該缶体の頂部と流体の出入を
    行う冷却手段; c 該缶体の主軸に沿いかつ実質上垂直で、予め
    決められた間隔に位置せられる多数の半透過性
    プラテンで、該缶体の内側形状と実質的に一致
    し、しかも結晶と溶液を通過させるのに十分な
    大きさの孔を有する該プラテン; d 該プラテンがcの部分で述べられた位置に保
    持されるよう該プラテンに固定せられた少なく
    とも一つの垂直軸で、該軸は晶析装置の長さに
    沿つて直動性の動きが可能な該軸; e 該プラテンの下方に予め決められた距離に位
    置せられ、かつ該プラテン実質上平行である結
    晶層支持トレイで、垂直軸が該トレイを貫通す
    るのを可能とするための孔を有し、しかも近接
    したプラテンの動作により溶液と結晶を通過さ
    せるのに十分な大きさの孔を有する該トレイ; f 前記垂直軸と協働し、第1の波形が半透過プ
    ラテンを振動させ、それにより、そこを結晶の
    小片が通過するのを助ける第1の加振手段; g 前記垂直軸と協働し、第2の波形が結晶の能
    動的移送のために前記半透過性プラテンの直動
    性のゆつくりした動きを起す第2の加振手段; h 該缶体の底部と流体の出入をなし、該晶析装
    置缶体の底部から精製された結晶を溶解する溶
    解手段; の組合せから成る塔型晶析装置。 2 結晶が該プラテンを通過できるよう、結晶の
    集合した塊をこわすことができる該プラテンの上
    側表面近くに位置せられる破砕手段を更に有する
    特許請求の範囲第1項記載の塔型晶析装置。 3 冷却手段が晶析装置缶体に対し外部に位置せ
    られる特許請求の範囲第2項記載の装置。 4 冷却手段が晶析装置缶体に対し内部に位置せ
    られる特許請求の範囲第2項記載の装置。 5 外部に取付けられた冷却手段が、晶析せられ
    るべき溶液が流入するための導管を有する特許請
    求の範囲第3項記載の装置。 6 破砕手段が、第1の加振手段による攪乱運動
    の中に設けられた多数の可動物体である特許請求
    の範囲第2項記載の装置。 7 半透過性プラテンが多孔板である特許請求の
    範囲第2項記載の装置。 8 第1の加振手段が、約0.1mmから10mmの振幅
    の第1の波形を与える特許請求の範囲第2項記載
    の装置。 9 第1の加振手段が、約200ヘルツより小さい
    周波数の第1の波形を与える特許請求の範囲第2
    項記載の装置。 10 第2の加振手段が、隣接する結晶層支持ト
    レイ間の自由な軸方向の間隔から結晶層厚みを引
    いた値に実質的に等しいピークとピーク間の振幅
    を有する第2の波形を与える特許請求の範囲第2
    項記載の装置。 11 可動物体が実質的に球の形状である特許請
    求の範囲第6項記載の装置。 12 可動物体が、該半透過性プラテンの上側表
    面積の少なくとも約10%をおおう特許請求の範囲
    第6項記載の装置。
JP59256390A 1983-12-05 1984-12-04 高効率塔型晶析装置 Granted JPS60187302A (ja)

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CA1262033A (en) 1989-10-03
CA1262033C (en) 1989-10-03
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