JPH0570447A - 1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法 - Google Patents

1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法

Info

Publication number
JPH0570447A
JPH0570447A JP3233056A JP23305691A JPH0570447A JP H0570447 A JPH0570447 A JP H0570447A JP 3233056 A JP3233056 A JP 3233056A JP 23305691 A JP23305691 A JP 23305691A JP H0570447 A JPH0570447 A JP H0570447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
protecting group
thiadiazol
compound
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3233056A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Tatsuta
邦明 竜田
Yasuyuki Kurita
泰行 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATAYAMA SEIYAKUSHIYO KK
Original Assignee
KATAYAMA SEIYAKUSHIYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KATAYAMA SEIYAKUSHIYO KK filed Critical KATAYAMA SEIYAKUSHIYO KK
Priority to JP3233056A priority Critical patent/JPH0570447A/ja
Priority to EP19920308207 priority patent/EP0536900A3/en
Publication of JPH0570447A publication Critical patent/JPH0570447A/ja
Priority to US08/225,920 priority patent/US5585494A/en
Priority to US08/657,170 priority patent/US5705650A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2−置換オキシイミノ酢酸の工業的に
有利な製造法を提供する。 【構成】 式(I)で示される化合物のシン異性体に、
(イ)酸化銀の存在下に式R3−X(II)で示される化
合物、または(ロ)酸化バリウムおよび水酸化バリウム
の存在下に式R3−Y(III)で示される化合物[式中、
3は低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級
アルキル基等を意味し、Xはハロゲン、Yは硫酸等の酸
の残基を意味する]を反応させて式(IV)で示される化
合物のシン異性体を得、所望によりこれを保護基の脱離
反応に付すことを特徴とする、式(V)で示される1,
2,4−チアジアゾール−酢酸誘導体のシン異性体の製
造法。 [式中、R1はカルボキシ保護基、R2はアミノ保護基を
意味し、又R1aは水素又はR1と同じ意味を有し、R2a
は水素又はR2と同じ意味を有する]。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法、特に抗生物質と
して有用な7−アシルアミノセファロスポリン類の製造
に使用されるアシル化剤またはその合成原料として利用
出来る新規1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘
導体の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで抗生物質として各種の7−アシ
ルアミノセファロスポリン類が知られており、その製造
法も種々の方法が知られている。それら種々の方法のう
ちで最も典型的なものの一つは、7−アミノセファロス
ポリン類にアシル化剤を作用させて7−アシルアミノセ
ファロスポリン類に変換する方法である。この変換方法
で使用されるアシル化剤もその種類によって得られる7
−アシルアミノセファロスポリン類の抗菌作用を左右す
るものであるから、各種のものが提案されている。それ
ら各種のアシル化剤のうち、2−(5−アミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル)−2−置換オキシイミ
ノ酢酸およびその反応性誘導体は、これを使用すること
によって得られる7−[2−(5−アミノ−1,2,4−
チアジアゾール−3−イル)−2−置換オキシイミノア
セトアミド]セファロスポリン類が一般に優れた抗菌作
用を示すところから、広く利用されているものの一つで
ある。なお、この種の化合物は置換オキシイミノ基のC
=N結合に関する立体配置が(Z)(シン体)のものが
(E)(アンチ体)より格段に活性が高いので、抗生物
質としての利用は前者に限られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−酢酸および
その反応性誘導体の製造法としては、これまで各種の方
法が知られているが、いずれも工業的実施のためには何
らかの隘路を有していた。例えば、ザ・ジャーナル・オ
ブ・アンティバイオティックス(The Journalof Ant
ibiotics)第36巻第1020−1033頁(1983
年)記載の方法では、2−(5−第3級ブトキシカルボ
ニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)酢
酸エステルを酸化して2−(5−第3級ブトキシカルボ
ニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−
2−オキソ酢酸エステルとし、これにヒドロキシルアミ
ンを反応させて2−(5−第3級ブトキシカルボニルア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−ヒ
ドロキシイミノ酢酸エステルを得る方法が記載されてい
るが、この方法では酸化段階で毒性が強い2酸化セレン
を使用するのに加えて、生じたヒドロキシイミノ化合物
のヒドロキシ基を通常の手段でアルキル化しようとする
とC=N結合に関する立体配置が(E)のもの(アンチ
体)がもっぱら得られ、(Z)体(シン体)を効率よく
得ることは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明者等は、2−
(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)
−2−置換オキシイミノ酢酸の工業的に有利な製造法を
開発すべく鋭意研究を重ねた結果、2−(5−保護アミ
ノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)酢酸誘導体
から、2−オキソ体を経ることなく直接2−ヒドロキシ
イミノ体を得る方法および上記2−ヒドロキシイミノ体
を立体配置を保持したままアルキル化し得る方法を見出
し、この発明を完成したのである。
【0005】すなわち、この発明は、(1)式(I)
【化6】 [式中、R1はカルボキシ保護基、R2はアミノ保護基を
それぞれ意味する]で示される化合物のシン異性体に、 (イ)酸化銀の存在下に式(II) R3−X (II) [式中、R3は低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、
カルボキシ低級アルキル基または低級アルコキシカルボ
ニル低級アルキル基、Xはハロゲンを意味する]で示さ
れる化合物、または (ロ)酸化バリウムおよび水酸化バリウムの存在下に式
(III) R3−Y (III) [式中、R3は前記の意味、Yは酸残基を意味する]で
示される化合物を反応させて、式(IV)
【化7】 [式中、R1、R2およびR3は前記の意味]で示される
化合物のシン異性体を得、所望によりこれを保護基の脱
離反応に付すことを特徴とする、式(V)
【化8】 [式中、R1aは水素またはカルボキシ保護基、R2aは水
素またはアミノ保護基を意味し、R3は前記の意味]で
示される1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導
体のシン異性体の製造法、および(2)式(VI)
【化9】 [式中、R1はカルボキシ保護基、R2はアミノ保護基を
それぞれ意味する]で示される化合物に、亜硝酸エステ
ルを反応させて、式(I)
【化10】 [式中、R1およびR2は前記の意味]で示される化合物
を得ることを特徴とする、1,2,4−チアジアゾール−
3−イル酢酸誘導体の製造法を提供するものである。
【0006】上記の式において、「カルボキシ保護基」
および「アミノ保護基」の語は、ペプチド合成において
用いられるこれらの語と同じ意味を有する。「カルボキ
シ保護基」の代表的な例およびその脱離法は、例えば
「新実験化学講座」第14巻第2535−2544頁に
記載されており、例えばメチル(酸またはアルカリで脱
離)、エチル(同前)、第3級ブチル(HCl/CH2
l2、CF3COOH、TsOH/AcOH等で脱離)等の
低級アルキル基、2,2,2−トリクロロエチル(Zn/
AcOH、HCOOH等で脱離)等のハロ低級アルキル
基、メチルチオエチル(CH3Iついでアルカリ処理で
脱離)等の低級アルキルチオ低級アルキル基、メトキシ
メチル(酸で脱離)等の低級アルコキシ低級アルキル
基、トシルエチル(NaOH/ジオキサンで脱離)等の
アリールスルホニル低級アルキル基、p−ニトロフェニ
ルチオエチル(スルホンに酸化後アルカリで脱離)等の
置換されていてもよいアリールチオ低級アルキル基、ベ
ンジル(H2/Pd、Na/NH3、NaOH/ジオキサ
ン、HBr/AcOH等で脱離)、p−メトキシベンジル
(H2/Pd、CF3COOH、HCOOH等で脱離)、
2,4,6−トリメトキシベンジル(HBr/AcOHで脱
離)、ぺンタメチルベンジル(CF3COOHで脱
離)、p−ニトロベンジル(H2/Pd、NaOHで脱
離)、ベンズヒドリル(H2/Pd、NaOHで脱離)、
トリチル(NaOH、HCl/CH3OHで脱離)、アン
トラニルメチル(HBr/AcOH、NaOH、CF3CO
OHで脱離)等の置換されていてもよいアリール低級ア
ルキル基、ヒドロキサム酸(HIO4で脱離)等を包含
する。
【0007】「アミノ保護基」の代表的な例およびその
脱離法は、例えば「新実験化学講座」第14巻第255
5−2569頁に記載されており、例えば、アシル型の
ものとして、ホルミル(HCl/CH3OHで脱離)、ア
セチル(酸またはアルカリで脱離)等の低級アルカノイ
ル基、2−クロロプロピオニル(酸またはアルカリで脱
離)等のハロ低級アルカノイル基、ベンゾイル(酸また
はアルカリで脱離)等のアリールカルボニル基、フェニ
ルプロピオニル(酸またはアルカリで脱離)等のアリー
ル低級アルカノイル基、ウレタン型のものとして、メト
キシカルボニル、エトキシカルボニル、第3級ブトキシ
カルボニル(HBrまたはHCl/AcOHで脱離)等の
低級アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニ
ル(H2/Pd、HIまたはHBrまたはHCl/AcOH
等で脱離)、2−(p−ビフェニリル)イソプロポキシ
カルボニル(AcOH/HCOOH、トリフルオロ酢酸
等で脱離)等のアリール低級アルキルオキシカルボニル
基、アラルキル型のものとして、ベンジル(H2/Pd、
Na/NH3で脱離)、トリチル(H2/Pdで脱離)等の
アリール低級アルキル基、およびアゾメチン型のものと
して、ベンジリデン(H2/Pd、HClで脱離)等のア
リール低級アルキリデン基を包含する。なお、上記の基
において、「低級」とは炭素原子数6以下の基を包括
し、「アリール」基は1〜3個のベンゼン核を含む基を
包括する。また、「置換されていてもよい」という場合
の「置換」とは、反応に悪影響を与えない置換基を有す
ることを意味し、このような置換基としては、低級アル
キル、低級アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ
等が含まれる。上記のような「カルボキシ保護基」およ
び「アミノ保護基」は、最後に脱離されるべきものであ
るから、その種類の如何は重要ではない。
【0008】「低級アルキル基」としては、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
第3級ブチル、ペンチル、ヘキシル等が含まれる。「ハ
ロ低級アルキル基」とは、1個以上のハロゲンを有する
低級アルキル基である。「カルボキシ低級アルキル基」
とは、1個以上のカルボキシを有する低級アルキル基で
ある。「低級アルコキシカルボニル低級アルキル基」と
は、式R−O−CO−R'−で示される基を意味し、こ
こでRは上記のような低級アルキル、R'は低級アルキ
ルから水素1個を除いて生ずる低級アルキレンである。
「ハロゲン」としては、ふっ素、塩素、臭素およびよう
素が含まれる。「酸残基」としては、上記のようなハロ
ゲン(ハロゲン化水素酸の残基)のほか、硫酸等の硫黄
酸、有機スルホン酸(例えばメタンスルホン酸、エタン
スルホン酸等の低級アルキルスルホン酸およびベンゼン
スルホン酸、トルエンスルホン酸等のアリールスルホン
酸)、酒石酸等の有機カルボン酸等の残基が含まれる。
【0009】以下、この発明の方法の実施態様について
説明するが、工程の順序としては(1)の方法より
(2)の方法の方が先になるので、工程の順序にしたが
って(2)の方法から説明する。(2)の方法は、化合
物(VI)に亜硝酸エステルを反応させることにより行わ
れる。原料化合物(VI)のうち一部は、ザ・ジャーナル
・オブ・アンティバイオティックス(The Journal of
Antibiotics)第36巻第1020−1033頁に記
載の方法で製造することができ、他のものもこれと同様
の方法で製造することができる。また、この発明者が開
発した新しい方法によると、3−アミノ−5−低級アル
コキシイソキサゾールをチオシアン酸塩およびハロぎ酸
エステルと反応させることにより製造できる。「亜硝酸
エステル」としては、任意のエステルを用い得るが、入
手の容易性および価格の点から、亜硝酸メチル、亜硝酸
エチル、亜硝酸ブチル等の低級アルキルエステルが繁用
される。エステル基は脱離するので、エステルの種類は
重要ではない。この反応は、通常触媒の存在下に行われ
る。触媒としては、塩酸、硫酸等の酸または塩化リチウ
ム等の塩が用いられる。使用量は通常0.1〜2当量で
あり、0.1〜0.2当量が好ましい。反応は、通常、テ
トラヒドロフラン、エーテル、ジメチルホルムアミド、
メタノール、エタノール、ブタノール等の溶媒中で行わ
れる。反応は室温で進行するが、加温(例えば50℃程
度)すれば促進される。反応生成物(I)は、シン異性
体であり、常法により、例えば反応液を水洗、濃縮して
単離することができる。
【0010】(1)の反応は、化合物(I)のシン異性
体に、(イ)酸化銀の存在下に化合物(II)を反応させ
るか、または(ロ)酸化バリウムおよび水酸化バリウム
の存在下に化合物(III)を反応させて化合物(IV)と
し、所望によりカルボキシ保護基もしくはアミノ保護基
またはその両者を脱離させることにより行われる。化合
物(II)としては、例えばよう化メチル、よう化エチ
ル、ブロモ酢酸エチル、2−メチル−2−ブロモプロピ
オン酸エチル、クロロメチルフルオリド等が用いられ、
化合物(III)としては、よう化メチル、よう化エチ
ル、ブロモ酢酸エチル、2−メチル−2−ブロモプロピ
オン酸エチル、クロロメチルフルオリド等およびジメチ
ル硫酸、ジエチル硫酸等が用いられる。化合物(II)ま
たは(III)を用いる反応は、通常、ジメチルホルムア
ミド、クロロホルム、アセトン等の溶媒中で行われる。
反応は室温で充分進行する。アルキル化を塩基触媒の存
在下で行ない得ることは既に知られているが、この発明
者の実験によると、例えば炭酸カリウムと化合物(I
I)、酸化カルシウムと化合物(II)、(III)もしくは
水酸化カルシウムと化合物(III)または酸化カルシウ
ム・水酸化カルシウムの混合物と化合物(III)、酸化
バリウムと化合物(III)、水酸化バリウムと化合物(I
II)等の組合わせでは何れも(E)体が得られ、この発
明の組合わせにおいてのみ(Z)体が得られることがわ
かった。保護基の脱離反応は、例えば保護基の例につい
て示した脱離方法を用いて、ペプチド合成における保護
基の脱離に常用される条件下に行われる。R1およびR2
の保護基は、片方のみを脱離してもよく、両方を同時ま
たは逐次に脱離してもよい。反応温度は通常室温附近で
ある。なおこの反応の際、R3が低級アルコキシカルボ
ニル低級アルキル基である化合物(IV)から出発して
3がカルボキシ低級アルキル基である化合物(V)が
得られる場合があるが、この場合もこの発明に包含され
る。生成する化合物(V)は、常法により、例えば反応
液を洗浄、抽出、濃縮して単離することができ、必要に
応じて再結晶、クロマトグラフィー等により精製するこ
とができる。この発明によって得られる化合物は、7−
アシルアミノセフアロスポリン抗生物質を製造する際の
アシル化剤として有用である。以下、この発明を実施例
により説明する。
【0011】実施例1 (イ)2−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,4
−チアジアゾール−3−イル)酢酸メチル(230mg、
9.96×10-1ミリモル)、濃塩酸(12.4ml、1.
49×10-1ミリモル)のテトラヒドロフラン(2.30
ml)溶液中に、室温で撹拌下、亜硝酸ナトリウム(13
7mg、1.99ミリモル)の50%メタノール水(24
2μl)懸濁液に12N 硫酸水溶液(500μl、6.0
0ミリモル)をゆっくり滴下することにより生成する亜
硝酸メチル(MeONO)ガスを、10分間かけて吹き込
んだ。同温度で1時間撹拌した後、反応系を直接濃縮し
た。得られた残渣に、エーテル(5ml)を加え、析出し
た白色結晶を濾別し、エーテルにより洗浄(1ml×
3)、減圧乾燥し、(Z)−2−ヒドロキシイミノ−2
−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)酢酸メチル(227mg、収率8
7.6%)を得た。 融点 187〜190℃(CHCl3) NMR(CDCl3) 3.96(3H,s,COOC 3)、
4.02(3H,s,NHCOOC 3)、9.45(1H,bs,
NHまたはNOH)、9.92(1H,bs,NOHまたはN
H) 元素分析(C7845S) 計算値(%) C 32.31、H 3.10、N 2
1.53 実験値(%) C 32.17、H 2.99、N 2
1.42
【0012】(ロ)(Z)−2−ヒドロキシイミノ−2
−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)酢酸メチル(21.1mg、8.11
×10-2ミリモル)、酸化バリウム(62.2mg、4.0
5×10-1ミリモル)、水酸化バリウム8水和物(12.
8mg、4.05×10-2ミリモル)のDMF(422μ
l)、CHCl3(150μl)懸濁液に、室温で撹拌下、
硫酸ジメチル(8.4μl、8.9×10-2ミリモル)を加
えた。同温度で30分間撹拌した後、反応系を酢酸エチ
ル(0.5ml)により希釈し、ドライアイス片を投入し
た。生じた不溶物はセライト濾過し、濾物を酢酸エチル
により洗浄(0.5ml×3)し、合わせた濾液および洗
液は飽和食塩水により洗浄し、芒硝乾燥、濃縮し、白色
結晶の(Z)−2−(5−メトキシカルボニルアミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキシ
イミノ酢酸メチル(13.2mg、収率59.3%)を得
た。融点158−161℃。(なお、この反応におい
て、酸化バリウムまたは水酸化バリウムを単独で用いる
と、(E)体が得られた。) (ハ)(Z)−2−(5−メトキシカルボニルアミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキシ
イミノ酢酸メチル(19.6mg、7.15×10-2ミリ
モル)の1N水酸化ナトリウム水溶液(286μl、2.
86×10-1ミリモル)を100℃で4時間撹拌した。
続いて、氷冷撹拌下に1N塩酸(290μl、2.90×
10-1ミリモル)を滴下し(pH=1)、酢酸エチルによ
り抽出(0.3ml×5)し、芒硝乾燥、濃縮し、白色結
晶の(Z)−2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾ
ール−3−イル)−2−メトキシイミノ酢酸(10.8m
g、収率74.7%)を得た。 NMR(DMSO−d6)δ 3.90(3H,s,CH3)、
8.20(2H,bs,NH2)
【0013】実施例2 (イ)クロロぎ酸メチル(53.3μl、6.90×10
-1ミリモル)、チオシアン酸カリウム(72.6mg、7.
47×10-1ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(57
5μl)溶液を70℃で1時間撹拌した。続いて氷冷撹
拌下、この反応系に3−アミノ−5−メトキシイソキサ
ゾール(65.6mg、57.5×10-1ミリモル)を加
え、同温度で30分、更に室温で12時間撹拌した。反
応終了確認後、同温度で水(72.6μl)を加え、3時
間撹拌して残存するチオシアン酸カリウムを分解し、2
−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)
酢酸メチルを含む反応液を得た。次に濃塩酸(10.0μ
l)を加え、亜硝酸メチル(1.73ミリモル:亜硝酸ナ
トリウム、120mg、50%メタノール水、140μ
l、12N−硫酸、500μlより発生)を15分間か
けて吹き込んだ。室温で1時間撹拌した後、反応系を直
接濃縮し、残渣を酢酸エチル(500μl)に溶かし、飽
和食塩水により洗浄し、芒硝乾燥濃縮し、黄色粗結晶の
(Z)−2−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシイミ
ノ酢酸メチル(124mg、収率82.9%)を得た。 (ロ)(Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(5−メト
キシカルボニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)酢酸メチル(21.6mg、8.30×10-2ミリ
モル)、ブロモ酢酸エチル(10.1μl、9.13×10
-2ミリモル)、酸化バリウム(63.6mg、4.15×1
-1ミリモル)、水酸化バリウム8水和物(21.0m
g、6.64×10-2ミリモル)のジメチルホルムアミド
(400μl)及びクロロホルム(200μl)懸濁液を氷
冷下に1.5時間撹拌した。反応終了確認後、反応系を
酢酸エチルにより希釈し、ドライアイス片を投入した。
不溶物をセライト濾過し、濾物を酢酸エチルにより洗浄
(0.5ml×3)、合わせた濾液および洗液を飽和食塩
水により洗浄し、芒硝乾燥、濃縮し、淡黄色粗結晶の
(Z)−2−エトキシカルボニルメチルオキシイミノ−
2−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,4−チア
ジアゾール−3−イル)酢酸メチル(24.2mg、収率
84.2%)を得た。
【0014】実施例3 (Z)−2−(5−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキシ
イミノ酢酸エチル1.44g(4.11ミリモル)をエタ
ノール14mlに溶解させ、室温で2N 水酸化ナトリ
ウム溶液4.11ml(8.22ミリモル)を加え、室温で
2時間撹拌した。エタノールを減圧濃縮し、水15ml
に溶解させ、酢酸エチル10mlで2回洗浄し、6N
塩酸1.6mlでpH=1とした。冷却し、析出した結
晶を濾取、水洗し、減圧乾燥すると(Z)−2−(5−
ベンジルオキシカルボニルアミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル)−2−メトキシイミノ酢酸1.02g
(73.8%)が得られた。 融点138〜142℃ IR(KBr)3170、1710、1545、122
8、1040cm-1 1 HNMR(DMSO−d6)δ 3.93(3H,s)、5.2
5(2H,s)、5.85(2H,bs)、7.31(5H,s)
【0015】実施例4 (Z)−2−(5−エトキシカルボニルアミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキシイミノ
酢酸エチル302mg(1.0ミリモル)に1N−水酸化
ナトリウム6.0ml(6.0ミリモル)を加え、外浴11
0℃で還流5時間行った。冷却し、6N 塩酸 1.0m
lでpH=1とし、酢酸エチル4mlで洗浄後、水相を
濃縮し、水1mlでよく分散し、冷却、濾取し、減圧乾
燥すると、(Z)−2−(5−アミノ−1,2,4−チア
ジアゾール−3−イル)−2−メトキシイミノ酢酸10
2mg(50.4%)が得られた。本品の物理恒数は標品
に一致した。
【0016】実施例5 (Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(5−メトキシカ
ルボニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)酢酸メチル(10.5mg、4.03×10-2ミリモ
ル)と酸化銀(28.1mg、1.21×10-1ミリモ
ル)の無水ジメチルホルムアミド(100ml)懸濁液
に、室温で撹拌下、ヨウ化メチル(7.5μl、1.21
×10-1ミリモル)を加えた。同温度で1時間撹拌した
後、反応系をセライト濾過し、濾物を酢酸エチルにより
洗浄(1.0ml×3)、合わせた濾液と洗液を濃縮し、
粗シロップ(17.3mg、100%)を得た。これを
カラムクロマトグラフィー(キーゼルゲル0.3g、ヘ
キサン/酢酸エチル1/1)により精製し、白色結晶の
(Z)−2−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキシイミノ
酢酸メチル(8.8mg、79.6%)を得た。
【0017】実施例6 (Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(5−メトキシカ
ルボニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)酢酸メチル(7.2mg、2.8×10-2ミリモ
ル)、酸化バリウム(23.3mg、1.52×10-1
リモル)、水酸化バリウム8水和物(7.0mg、2.2
×10-2mmol)の無水ジメチルホルムアミド(150μ
l)、及び無水クロロホルム(60μl)懸濁液に、室
温撹拌下、ヨウ化メチル(2.1μl、3.3×10-2mm
ol)を加えた。同温度で30分間撹拌した後、反応系を
酢酸エチル(0.5ml)で希釈し、ドライアイス片を
投入した。生じた不溶物はセライト濾過し、濾物を酢酸
エチルにより洗浄(0.5ml×3)し、濾液と洗液を合
わせた飽和食塩水により洗浄し、芒硝乾燥、濃縮し、白
色結晶の(Z)−2−(5−メトキシカルボニルアミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキ
シイミノ酢酸メチル(4.9mg、収率64%)を得
た。 融点158−161℃(ヘキサン−酢酸エチル)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】実施例6 (Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(5−メトキシカ
ルボニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)酢酸メチル(7.2mg、2.8×10-2ミリモ
ル)、酸化バリウム(23.3mg、1.52×10-1
リモル)、水酸化バリウム8水和物(7.0mg、2.2
×10-2mmol)の無水ジメチルホルムアミド(150μ
l)、及び無水クロロホルム(60μl)懸濁液に、室
温撹拌下、ヨウ化メチル(2.1μl、3.3×10-2mm
ol)を加えた。同温度で30分間撹拌した後、反応系を
酢酸エチル(0.5ml)で希釈し、ドライアイス片を
投入した。生じた不溶物はセライト濾過し、濾物を酢酸
エチルにより洗浄(0.5ml×3)し、濾液と洗液を合
わせた飽和食塩水により洗浄し、芒硝乾燥、濃縮し、白
色結晶の(Z)−2−(5−メトキシカルボニルアミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−メトキ
シイミノ酢酸メチル(4.9mg、収率64%)を得
た。 融点158−161℃(ヘキサン−酢酸エチル) 実施例7 (Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(5−メトキシカ
ルボニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)酢酸メチル(20.8mg、7.99×10-2ミリモ
ル)と酸化銀(55.6mg、2.40×10-1ミリモ
ル)の無水ジメチルホルムアミド(210μl)懸濁液
に、室温撹拌下、ブロモ酢酸第3級ブチル(14.2μ
l、8.79×10-2ミリモル)を滴下した。同温度で
5時間撹拌した後、反応系を直接セライト瀘過し、エー
テルで洗浄、あわせた瀘液と洗液を濃縮した。得られた
粗シロップはカラムクロマトグラフィー(キーゼルゲル
1.5g、ヘキサン/酢酸エチル=1/1)により精製
し、白色結晶の(Z)−2−第3級ブトキシカルボニル
メチルオキシイミノ−2−(5−メトキシカルボニルア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)酢酸メチ
ル(27.5mg、収率91.9%)を得た。 実施例8 (Z)−2−ヒドロキシイミノ−2−(5−メトキシカ
ルボニルアミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)酢酸メチル(18.2mg、6.99×10-2ミリモ
ル)と酸化バリウム(53.6mg、3.50×10-1
リモル)、水酸化バリウム8水和物(11.0mg、3.
50×10-2ミリモル)のジメチルホルムアミド(36
0μl)およびクロロホルム(180μl)懸濁液に、
氷冷撹拌下、ブロモ酢酸第3級ブチル(22.6μl、
1.40×10-1ミリモル)を滴下した。同温度で1.5
時間撹拌した後、反応系にドライアイスを落とし、不溶
物をセライト瀘過し、瀘物をエーテルにより洗浄した。
あわせた瀘液と洗液を濃縮した。得られた粗シロップは
カラムクロマトグラフィー(キーゼルゲル1.5g、ヘ
キサン/酢酸エチル=1/1)により精製し、白色結晶
の(Z)−2−第3級ブトキシカルボニルメチルオキシ
イミノ−2−(5−メトキシカルボニルアミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル)酢酸メチル(15.0
mg、収率57.2%)を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、R1はカルボキシ保護基、R2はアミノ保護基を
    それぞれ意味する]で示される化合物のシン異性体に、 (イ)酸化銀の存在下に式(II) R3−X (II) [式中、R3は低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、
    カルボキシ低級アルキル基または低級アルコキシカルボ
    ニル低級アルキル基、Xはハロゲンを意味する]で示さ
    れる化合物、または (ロ)酸化バリウムおよび水酸化バリウムの存在下に式
    (III) R3−Y (III) [式中、R3は前記の意味、Yは酸残基を意味する]で
    示される化合物を反応させて、式(IV) 【化2】 [式中、R1、R2およびR3は前記の意味]で示される
    化合物のシン異性体を得、所望によりこれを保護基の脱
    離反応に付すことを特徴とする、式(V) 【化3】 [式中、R1aは水素またはカルボキシ保護基、R2aは水
    素またはアミノ保護基を意味し、R3は前記の意味]で
    示される1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導
    体のシン異性体の製造法。
  2. 【請求項2】 式(VI) 【化4】 [式中、R1はカルボキシ保護基、R2はアミノ保護基を
    それぞれ意味する]で示される化合物に、亜硝酸エステ
    ルを反応させて、式(I) 【化5】 [式中、R1およびR2は前記の意味]で示される化合物
    を得ることを特徴とする、1,2,4−チアジアゾール−
    3−イル酢酸誘導体の製造法。
JP3233056A 1991-09-12 1991-09-12 1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法 Pending JPH0570447A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3233056A JPH0570447A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法
EP19920308207 EP0536900A3 (en) 1991-09-12 1992-09-10 Process for preparing 1,2,4-thiadiazole derivatives
US08/225,920 US5585494A (en) 1991-09-12 1994-04-11 Process for preparing 1,2,4-thiadiazole derivatives
US08/657,170 US5705650A (en) 1991-09-12 1996-06-03 Process for preparing 1,2,4-thiadiazole derivatives

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3233056A JPH0570447A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570447A true JPH0570447A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16949109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3233056A Pending JPH0570447A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 1,2,4−チアジアゾール−3−イル酢酸誘導体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0570447A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6388070B1 (en) Thioester derivatives of thiazolyl acetic acid and their use in the preparation of cephalosporin compounds
US7105659B2 (en) Process for preparing cefdinir
DK156575B (da) Fremgangsmaade til fremstilling af 3-hydroxy-3-cephem- eller 3-oxo-cepham-carboxylsyrederivater
EP0286145A2 (en) 3-Heterocyclylthiomethyl cephalosporins
NZ204386A (en) Intermediates in preparation of 1-sulpho-2-oxoazetidines
US4064343A (en) 3-Halo cephalosporins
US6384215B1 (en) Preparation of new intermediates and their use in manufacturing of cephalosporin compounds
US4060688A (en) Cephalosporin intermediates
EP0095778B1 (en) 2-oxo-1-azetidinesulfonic acid derivatives, process for production thereof, and use thereof
JP3751880B2 (ja) 高純度セフポドキシムプロキセチルの製造方法
JPH0454674B2 (ja)
HU191696B (en) Process for producing 3-exomethylene-cephame derivatives
DE2429166A1 (de) Verfahren zur selektiven spaltung der amidsaeurefunktion eines 7-(amidsaeure)cephalosporins
EP0117872B1 (en) Process for preparing cephalosporin compounds
US4943631A (en) Process for cephem compounds
US4237280A (en) Intermediate for cephalosporin type compound
US4801720A (en) Azetidinone disulfides and a ring opening process for preparing the same
EP0117875B1 (en) Process for preparing azetidinone derivatives
JPH0247473B2 (ja)
KR101266330B1 (ko) 베타-락탐 생성물의 정제
US4252950A (en) 3-Halo cephalosporins
EP0530268A1 (en) Process for the preparation of 7-alpha-alkoxycephem derivatives.
KR920005817B1 (ko) 세팔로스포린 화합물의 제조방법
KR870001250B1 (ko) 세팔로스포린의 중간체의 제조방법
JP2661810B2 (ja) 7−アミノ−3−クロロメチル−3−セフェム誘導体の製法