JPH0570510A - 乳化重合用乳化剤 - Google Patents
乳化重合用乳化剤Info
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- JPH0570510A JPH0570510A JP26291391A JP26291391A JPH0570510A JP H0570510 A JPH0570510 A JP H0570510A JP 26291391 A JP26291391 A JP 26291391A JP 26291391 A JP26291391 A JP 26291391A JP H0570510 A JPH0570510 A JP H0570510A
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- emulsion
- polymerization
- emulsifying agent
- alkyl
- emulsion polymerization
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 化1で示されるアルコキシポリオキシアルキ
レン脂肪酸エステルを含む乳化重合用乳化剤。 【効果】 乳化力が優れ、ポリマー粒子に対する吸着力
が強いため、乳化重合時、特にビニル系モノマーの乳化
重合に際し、重合時の凝集物生成が少なく、低粘度で安
定性の良いエマルジョンを製造でき、高濃度化が図れ
る。また、重合中あるいは後処理工程中でのエマルジョ
ンの発泡性が低いため、作業能率も向上することができ
る。 【化1】 (式中、 R1 :炭素数7〜21のアルキルまたはアルケニル基 R2 :炭素数1〜4のアルキルまたはアルケニル基 m :2〜4の整数 n :5〜80)
レン脂肪酸エステルを含む乳化重合用乳化剤。 【効果】 乳化力が優れ、ポリマー粒子に対する吸着力
が強いため、乳化重合時、特にビニル系モノマーの乳化
重合に際し、重合時の凝集物生成が少なく、低粘度で安
定性の良いエマルジョンを製造でき、高濃度化が図れ
る。また、重合中あるいは後処理工程中でのエマルジョ
ンの発泡性が低いため、作業能率も向上することができ
る。 【化1】 (式中、 R1 :炭素数7〜21のアルキルまたはアルケニル基 R2 :炭素数1〜4のアルキルまたはアルケニル基 m :2〜4の整数 n :5〜80)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重合時の凝集物の発生
および発泡が少なく、低粘度で安定性の高い高分子エマ
ルジョンを製造するのに好適な乳化重合用乳化剤に関す
る。
および発泡が少なく、低粘度で安定性の高い高分子エマ
ルジョンを製造するのに好適な乳化重合用乳化剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、乳化重合用乳化剤としては、直鎖
アルキル硫酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のアニオ
ン界面活性剤や、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、プルロニック型界面
活性剤等のノニオン界面活性剤を用いることが知られて
いる。
アルキル硫酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のアニオ
ン界面活性剤や、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、プルロニック型界面
活性剤等のノニオン界面活性剤を用いることが知られて
いる。
【0003】一般に、乳化重合用乳化剤は、乳化重合に
おいて、その重合を円滑に進める作用を示すことはもち
ろんであるが、実際はこのような作用だけでなく、生成
する高分子エマルジョンの機械的安定性や化学的安定性
の他、凍結安定性、顔料混和性、貯蔵安定性にもその影
響をおよぼし、さらには、高分子エマルジョンを塗料や
接着剤に用いた場合には、その性能をも左右するのが通
例である。例えば、アニオン界面活性剤は乳化力が強
く、これを用いる乳化重合により得られる高分子エマル
ジョンは、機械的安定性においては優れたものである
が、その反面、化学的安定性に劣り、多価陽イオンの混
入により、そのエマルジョンが容易に凝集するという問
題を生じた。従って、無機顔料等の陽イオンを生成する
添加剤を多量混入させて各種用途に用いる高分子エマル
ジョンの製造に関しては、その重合用乳化剤としては、
ノニオン界面活性剤を使用するのが一般的である。
おいて、その重合を円滑に進める作用を示すことはもち
ろんであるが、実際はこのような作用だけでなく、生成
する高分子エマルジョンの機械的安定性や化学的安定性
の他、凍結安定性、顔料混和性、貯蔵安定性にもその影
響をおよぼし、さらには、高分子エマルジョンを塗料や
接着剤に用いた場合には、その性能をも左右するのが通
例である。例えば、アニオン界面活性剤は乳化力が強
く、これを用いる乳化重合により得られる高分子エマル
ジョンは、機械的安定性においては優れたものである
が、その反面、化学的安定性に劣り、多価陽イオンの混
入により、そのエマルジョンが容易に凝集するという問
題を生じた。従って、無機顔料等の陽イオンを生成する
添加剤を多量混入させて各種用途に用いる高分子エマル
ジョンの製造に関しては、その重合用乳化剤としては、
ノニオン界面活性剤を使用するのが一般的である。
【0004】また、高分子エマルジョンに関しては、機
械的安定性や化学的安定性の他に、その粘性や発泡性等
も重要視されている。このような特性は主に重合用乳化
剤に起因するものであり、これらの特性との関連におい
て乳化剤を選定することも重要である。例えば、重合中
のエマルジョン粘度の上昇は作業性の低下を招き、また
エマルジョンの泡立ちは重合中および重合後のエマルジ
ョンに大きな害をおよぼす。しかしながら、前記した機
械的安定性や化学的安定性と共に、このような特性、殊
に低泡性を満足させるようなノニオン性乳化剤は少な
く、一般には、泡立ち抑制のために消泡剤が併用される
が、その効果は十分なものとはいえず、塗料や接着剤と
して用いる場合、接着性の低下という問題を生じる。
械的安定性や化学的安定性の他に、その粘性や発泡性等
も重要視されている。このような特性は主に重合用乳化
剤に起因するものであり、これらの特性との関連におい
て乳化剤を選定することも重要である。例えば、重合中
のエマルジョン粘度の上昇は作業性の低下を招き、また
エマルジョンの泡立ちは重合中および重合後のエマルジ
ョンに大きな害をおよぼす。しかしながら、前記した機
械的安定性や化学的安定性と共に、このような特性、殊
に低泡性を満足させるようなノニオン性乳化剤は少な
く、一般には、泡立ち抑制のために消泡剤が併用される
が、その効果は十分なものとはいえず、塗料や接着剤と
して用いる場合、接着性の低下という問題を生じる。
【0005】プルロニック型の界面活性剤は、低泡性の
ノニオン界面活性剤として知られているが、このものを
用いて乳化重合を行なった場合、重合中に多量の凝集物
を発生する。
ノニオン界面活性剤として知られているが、このものを
用いて乳化重合を行なった場合、重合中に多量の凝集物
を発生する。
【0006】一方、特開昭59−69135号公報に
は、アルコキシポリオキシアルキレン脂肪酸エステル
を、ステロイド誘導体等を水に可溶化させるための可溶
化剤ないし乳化剤として使用することが記載されてい
る。しかしながら、乳化重合用乳化剤としての使用につ
いては一切記載されていない。
は、アルコキシポリオキシアルキレン脂肪酸エステル
を、ステロイド誘導体等を水に可溶化させるための可溶
化剤ないし乳化剤として使用することが記載されてい
る。しかしながら、乳化重合用乳化剤としての使用につ
いては一切記載されていない。
【0007】また、特開昭55−73337号公報に
は、ペンタエリスリトール等のポリオールのエチレンオ
キシド付加物と脂肪酸とのエステルを、動植物油脂等の
乳化ないし可溶化剤として使用することが記載されてい
る。
は、ペンタエリスリトール等のポリオールのエチレンオ
キシド付加物と脂肪酸とのエステルを、動植物油脂等の
乳化ないし可溶化剤として使用することが記載されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、重合時にお
ける凝集物の発生および発泡が防止され、しかも、低粘
度で安定な高分子エマルジョンが得られる乳化重合用乳
化剤を提供するものである。
ける凝集物の発生および発泡が防止され、しかも、低粘
度で安定な高分子エマルジョンが得られる乳化重合用乳
化剤を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の乳化重合用乳化
剤は、下記化2で示される化合物を必須成分として含む
ことを特徴とする。
剤は、下記化2で示される化合物を必須成分として含む
ことを特徴とする。
【0010】
【化2】 (式中、 R1 :炭素数7〜21のアルキルまたはアルケニル基 R2 :炭素数1〜4のアルキルまたはアルケニル基 m :2〜4の整数 n :5〜80)
【0011】
【発明の実施態様】本発明において用いられるアルコキ
シポリオキシアルキレン脂肪酸エステルは、例えば、ア
ルコールにアルキレンオキシドを付加反応させて付加物
とし、つぎにこれと脂肪酸または脂肪酸エステルとをそ
れぞれエステル化反応あるいはエステル交換反応させる
方法(製法−1)や、脂肪酸にアルキレンオキシドを付
加させて付加物とし、つぎにこれとハロゲン化アルキル
を反応させる(製法−2)ことにより、得ることができ
る。また、脂肪酸とアルコールとのエステル化物に、特
定の触媒を用いてアルキレンオキシドを付加反応させる
方法(特願平3−63904号明細書参照)によっても
製造することができ、この方法(製法−3)に従うこと
により、純度の高い化2で示される化合物が得られるの
で特に好ましい。
シポリオキシアルキレン脂肪酸エステルは、例えば、ア
ルコールにアルキレンオキシドを付加反応させて付加物
とし、つぎにこれと脂肪酸または脂肪酸エステルとをそ
れぞれエステル化反応あるいはエステル交換反応させる
方法(製法−1)や、脂肪酸にアルキレンオキシドを付
加させて付加物とし、つぎにこれとハロゲン化アルキル
を反応させる(製法−2)ことにより、得ることができ
る。また、脂肪酸とアルコールとのエステル化物に、特
定の触媒を用いてアルキレンオキシドを付加反応させる
方法(特願平3−63904号明細書参照)によっても
製造することができ、この方法(製法−3)に従うこと
により、純度の高い化2で示される化合物が得られるの
で特に好ましい。
【0012】本発明で用いられる上記化2で表わされる
化合物において、R1 は炭素数7〜21の直鎖又は分岐
状のアルキル基またはアルケニル基の1種または2種以
上から選択され、好ましくは炭素数11〜17のアルキ
ル基またはアルケニル基である。
化合物において、R1 は炭素数7〜21の直鎖又は分岐
状のアルキル基またはアルケニル基の1種または2種以
上から選択され、好ましくは炭素数11〜17のアルキ
ル基またはアルケニル基である。
【0013】脂肪酸残基を構成する脂肪酸の具体例とし
ては、カプリル酸(C8)、 ペラルゴン酸(C9)、カ
プリン酸(C10)、ウンデカン酸(C11)、ラウリン酸
(C12)、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C1
6)、マルガリン酸(C17)、ステアリン酸(C18)、
アラキン酸(C20)、ベヘン酸(C22)等の飽和脂肪
酸、オレイン酸(C18)、エライジン酸(C18)、リノ
ール酸(C18)、リノレイン酸(C18)、エルカ酸(C
22)等の不飽和脂肪酸等をあげることができる。
ては、カプリル酸(C8)、 ペラルゴン酸(C9)、カ
プリン酸(C10)、ウンデカン酸(C11)、ラウリン酸
(C12)、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C1
6)、マルガリン酸(C17)、ステアリン酸(C18)、
アラキン酸(C20)、ベヘン酸(C22)等の飽和脂肪
酸、オレイン酸(C18)、エライジン酸(C18)、リノ
ール酸(C18)、リノレイン酸(C18)、エルカ酸(C
22)等の不飽和脂肪酸等をあげることができる。
【0014】脂肪酸は、植物性、動物性由来の天然脂肪
酸又は合成脂肪酸でもよい。植物由来の脂肪酸として
は、とうもろこし油、綿実油、ヒマシ油、パーム油、パ
ーム核油、落花生油、菜種油、ゴマ油、大豆油、サフラ
ワー油、ヤシ油等があげられる。動物由来の脂肪酸とし
ては、豚油、牛脂油、ニシン油、イカ油、鯨油等があげ
られる。これらの脂肪酸は、単独又は2種以上混合して
使用される。
酸又は合成脂肪酸でもよい。植物由来の脂肪酸として
は、とうもろこし油、綿実油、ヒマシ油、パーム油、パ
ーム核油、落花生油、菜種油、ゴマ油、大豆油、サフラ
ワー油、ヤシ油等があげられる。動物由来の脂肪酸とし
ては、豚油、牛脂油、ニシン油、イカ油、鯨油等があげ
られる。これらの脂肪酸は、単独又は2種以上混合して
使用される。
【0015】化2で表わされる化合物において、R2 は
直鎖又は分岐のアルキル基又はアルケニル基の1種また
は2種以上から選択され、R2の炭素数は1〜4であ
る。
直鎖又は分岐のアルキル基又はアルケニル基の1種また
は2種以上から選択され、R2の炭素数は1〜4であ
る。
【0016】アルコール残基を構成するアルコールの具
体例としては、メタノール、エタノール、1−プロパノ
ール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノ
ール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコ
ール、アリルアルコール等があげられる。これらのアル
コールは、単独又は2種以上混合して使用される。
体例としては、メタノール、エタノール、1−プロパノ
ール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノ
ール、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコ
ール、アリルアルコール等があげられる。これらのアル
コールは、単独又は2種以上混合して使用される。
【0017】上記一般式化2において、mは2〜4の整
数であり、(CmH2mO) はアルキレンオキシドであ
る。具体的にはエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシドがあげられ、この中から少なくと
も1種が選択される。
数であり、(CmH2mO) はアルキレンオキシドであ
る。具体的にはエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシドがあげられ、この中から少なくと
も1種が選択される。
【0018】上記一般式化2において、nは上記アルキ
レンオキシドの付加モル数であり、通常5〜80、好ま
しくは10〜50である。これらは、単独又は2種以上
併用して用いられるが、ランダム付加させてもブロック
付加させてもよい。
レンオキシドの付加モル数であり、通常5〜80、好ま
しくは10〜50である。これらは、単独又は2種以上
併用して用いられるが、ランダム付加させてもブロック
付加させてもよい。
【0019】本発明のアルコキシポリオキシアルキレン
脂肪酸エステルは、勿論、それ単独でも乳化重合用乳化
剤としての機能を充分に発揮するが、アニオン界面活性
剤や水溶性高分子(保護コロイド剤)を併用すれば、よ
り良好なエマルジョンを与える。
脂肪酸エステルは、勿論、それ単独でも乳化重合用乳化
剤としての機能を充分に発揮するが、アニオン界面活性
剤や水溶性高分子(保護コロイド剤)を併用すれば、よ
り良好なエマルジョンを与える。
【0020】この場合のアニオン界面活性剤としては、
アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、脂肪酸石鹸な
どが使用可能である。また水溶性高分子としては、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロースなどが
使用できる。アニオン界面活性剤および/または水溶性
高分子を本発明の乳化剤と併用する場合は、本発明の乳
化剤1重量部当り、それぞれ0.05〜20重量部が適
当である。
アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、脂肪酸石鹸な
どが使用可能である。また水溶性高分子としては、ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロースなどが
使用できる。アニオン界面活性剤および/または水溶性
高分子を本発明の乳化剤と併用する場合は、本発明の乳
化剤1重量部当り、それぞれ0.05〜20重量部が適
当である。
【0021】本発明の乳化剤は各種単量体の乳化重合に
使用可能であって、そうした単量体を例示すれば、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチルな
どのアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;臭化ビ
ニル、塩化ビニル、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビ
ニル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエ
ステル;スチレン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族
単量体;エチレン、ブタジエンなどのモノオレフィンま
たは共役ジオレフィン類;アクリロニトリルなどのシア
ン化ビニル類;アクリルアミドなどのα,β−不飽和ア
ミド類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレ
イン酸、フマール酸などのα,β−不飽和カルボン酸類
を挙げることができる。
使用可能であって、そうした単量体を例示すれば、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチルな
どのアクリル酸またはメタクリル酸のエステル;臭化ビ
ニル、塩化ビニル、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビ
ニル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエ
ステル;スチレン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族
単量体;エチレン、ブタジエンなどのモノオレフィンま
たは共役ジオレフィン類;アクリロニトリルなどのシア
ン化ビニル類;アクリルアミドなどのα,β−不飽和ア
ミド類;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレ
イン酸、フマール酸などのα,β−不飽和カルボン酸類
を挙げることができる。
【0022】このような単量体を本発明による乳化剤を
用いて単独重合または共重合させる場合、重合開始剤と
しては過酸化水素、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウ
ム、アゾ系開始剤などが使用され、必要に応じて亜硫酸
水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムなどの還元剤が併
用されることもある。
用いて単独重合または共重合させる場合、重合開始剤と
しては過酸化水素、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウ
ム、アゾ系開始剤などが使用され、必要に応じて亜硫酸
水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムなどの還元剤が併
用されることもある。
【0023】単量体を乳化重合させるに当っては、従来
公知の乳化重合用乳化剤と全く同じ扱いで本発明の乳化
剤を使用することができ、例えば単量体の0.1〜10
重量%に相当する乳化剤の存在下に、単量体を20〜7
0重量%の濃度に典型的には水に分散乳化させ、さらに
単量体の0.1〜2重量%に相当する重合開始剤を加え
れば、乳化重合を遂行させることができる。この場合、
必要に応じてpH調整剤、重合度調節剤、その他の補助
添加剤が使用できることも従来通りである。
公知の乳化重合用乳化剤と全く同じ扱いで本発明の乳化
剤を使用することができ、例えば単量体の0.1〜10
重量%に相当する乳化剤の存在下に、単量体を20〜7
0重量%の濃度に典型的には水に分散乳化させ、さらに
単量体の0.1〜2重量%に相当する重合開始剤を加え
れば、乳化重合を遂行させることができる。この場合、
必要に応じてpH調整剤、重合度調節剤、その他の補助
添加剤が使用できることも従来通りである。
【0024】
【発明の効果】本発明の乳化重合用乳化剤によれば、乳
化力が優れ、ポリマー粒子に対する吸着力が強いため、
乳化重合時、特にビニル系モノマーの乳化重合に際し、
重合時の凝集物生成が少なく、低粘度で安定性の良いエ
マルジョンを製造でき、高濃度化が図れる。また、重合
中あるいは後処理工程中でのエマルジョンの発泡性が低
いため、作業能率も向上することができる。
化力が優れ、ポリマー粒子に対する吸着力が強いため、
乳化重合時、特にビニル系モノマーの乳化重合に際し、
重合時の凝集物生成が少なく、低粘度で安定性の良いエ
マルジョンを製造でき、高濃度化が図れる。また、重合
中あるいは後処理工程中でのエマルジョンの発泡性が低
いため、作業能率も向上することができる。
【0025】
【実施例】 実施例1 温度計、撹拌機、還流冷却器および滴下ロートを備えた
反応器に、表1に示す乳化剤5重量部とイオン交換水1
10重量部を加えて溶解し、系内を窒素ガスで置換し
た。アクリル酸ブチル70重量部とメタクリル酸メチル
30重量部との単量体混合物を作り、このうちの10重
量部を上記反応器に加えて60℃に昇温し、2,2′−
アゾビス(アミジノプロパン)ハイドロクロライドの5
%水溶液5重量部を加えて重合を開始した。
反応器に、表1に示す乳化剤5重量部とイオン交換水1
10重量部を加えて溶解し、系内を窒素ガスで置換し
た。アクリル酸ブチル70重量部とメタクリル酸メチル
30重量部との単量体混合物を作り、このうちの10重
量部を上記反応器に加えて60℃に昇温し、2,2′−
アゾビス(アミジノプロパン)ハイドロクロライドの5
%水溶液5重量部を加えて重合を開始した。
【0026】残りの単量体混合物90重量部を90分間
にわたって反応器内に連続的に滴下し、途中、不飽和単
量体の半量を滴下し終った時点で、2,2′−アゾビス
(アミジノプロパン)ハイドロクロライドの5%水溶液
5重量部を加えた。不飽和単量体の滴下終了後、60℃
で90分間熟成した。
にわたって反応器内に連続的に滴下し、途中、不飽和単
量体の半量を滴下し終った時点で、2,2′−アゾビス
(アミジノプロパン)ハイドロクロライドの5%水溶液
5重量部を加えた。不飽和単量体の滴下終了後、60℃
で90分間熟成した。
【0027】また、従来の乳化剤を用いる場合も同様に
重合を行ない、このようにして得られたエマルジョンの
物性を表1に示した。評価方法は以下の通りである。 (1) 重合安定性;重合終了後のエマルジョンを80
メッシュ金網で濾過し、濾過残渣を水洗乾燥後秤量し、
ポリマーに対する重量%で表示した。
重合を行ない、このようにして得られたエマルジョンの
物性を表1に示した。評価方法は以下の通りである。 (1) 重合安定性;重合終了後のエマルジョンを80
メッシュ金網で濾過し、濾過残渣を水洗乾燥後秤量し、
ポリマーに対する重量%で表示した。
【0028】(2) 発泡性;エマルジョンを固型分濃
度10%に希釈し、この希釈エマルジョン30mlを直
径25mm高さ220mmの大型試験管に入れて密栓
し、30秒間に100回上下に振った時の泡高を測定し
てmlで表示した。
度10%に希釈し、この希釈エマルジョン30mlを直
径25mm高さ220mmの大型試験管に入れて密栓
し、30秒間に100回上下に振った時の泡高を測定し
てmlで表示した。
【0029】
【表1】 固形分 粘度 重合安定性 発泡性(ml) 乳 化 剤 (%) (cPs) (%) 直 後 30秒後 本1 C11H23COO(EO)20CH3 46.2 15 0.9 60 30 発 明2 C17H33COO(EO)25CH3 45.8 20 0.8 55 30 比1 C9H19-C6H4-O(EO)20H 46.0 45 1.3 70 65 較 例2 C11H23COO(EO)20H 46.1 60 1.2 65 55 (註)EO:エチレンオキシド
【0030】実施例2 モノマーとして、アクリル酸エチル50重量部とスチレ
ン50重量部との単量体混合物を用いた以外は、実施例
1と全く同様にして、乳化重合を行ない、このようにし
て得られたエマルジョンの物性を表2に示した。
ン50重量部との単量体混合物を用いた以外は、実施例
1と全く同様にして、乳化重合を行ない、このようにし
て得られたエマルジョンの物性を表2に示した。
【0031】
【表2】 固形分 粘度 重合安定性 発泡性(ml) 乳 化 剤 (%) (cPs) (%) 直 後 30秒後 本3 C11H23COO(EO)20CH3 45.5 10 0.8 60 30 発 明4 C17H33COO(EO)25CH3 45.6 10 0.9 50 30 比3 C9H19-C6H4-O(EO)20H 45.9 20 0.9 60 55 較 例4 C11H23COO(EO)20H 45.8 20 1.2 60 45 (註)EO:エチレンオキシド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 (式中、 R1 :炭素数7〜21のアルキルまたはアルケニル基 R2 :炭素数1〜4のアルキルまたはアルケニル基 m :2〜4の整数 n :5〜80)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【化2】 (式中、 R1 :炭素数7〜21のアルキルまたはアルケニル基 R2 :炭素数1〜4のアルキルまたはアルケニル基 m :2〜4の整数 n :5〜80)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【表1】 固形分 粘度 重合安定性 発泡性(ml) 乳 化 剤 (%) (cPs) (%) 直 後 30秒後 本1 C11H23CO(EO)20OCH3 46.2 15 0.9 60 30 発 明2 C17H33CO(EO)25OCH3 45.8 20 0.8 55 30 比1 C9H19-C6H4-O(EO)20H 46.0 45 1.3 70 65 較 例2 C11H23CO(EO)20OH 46.1 60 1.2 65 55 (註)EO:オキシエチレン基(OC2H4)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【表2】 固形分 粘度 重合安定性 発泡性(ml) 乳 化 剤 (%) (cPs) (%) 直 後 30秒後 本3 C11H23CO(EO)20OCH3 45.5 10 0.8 60 30 発 明4 C17H33CO(EO)25OCH3 45.6 10 0.9 50 30 比3 C9H19-C6H4-O(EO)20H 45.9 20 0.9 60 55 較 例4 C11H23CO(EO)20OH 45.8 20 1.2 60 45 (註)EO:オキシエチレン基(OC2H4)
Claims (1)
- 【請求項1】 下記化1で示される化合物を必須成分と
して含むことを特徴とする乳化重合用乳化剤。 【化1】 (式中、 R1 :炭素数7〜21のアルキルまたはアルケニル基 R2 :炭素数1〜4のアルキルまたはアルケニル基 m :2〜4の整数 n :5〜80)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26291391A JPH0570510A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 乳化重合用乳化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26291391A JPH0570510A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 乳化重合用乳化剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570510A true JPH0570510A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17382351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26291391A Pending JPH0570510A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 乳化重合用乳化剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0570510A (ja) |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP26291391A patent/JPH0570510A/ja active Pending
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