JPH057052Y2 - - Google Patents

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JPH057052Y2
JPH057052Y2 JP1986166240U JP16624086U JPH057052Y2 JP H057052 Y2 JPH057052 Y2 JP H057052Y2 JP 1986166240 U JP1986166240 U JP 1986166240U JP 16624086 U JP16624086 U JP 16624086U JP H057052 Y2 JPH057052 Y2 JP H057052Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の産業上の利用分野〉 本考案は、自動車の窓枠部にウインドガラスを
接着固定する際に使用する位置決め用スペーサに
関する。
〈従来技術〉(第8図) 従来より、自動車のウインドガラスの取付けで
は、安全性や防水性を維持させるために、強力な
接着剤が周縁部に塗付されたウインドガラスを、
車体の窓枠部の所定位置に接着固定した後、ウイ
ンドガラス周縁部と窓枠部との隙間にモールを装
着している(例えば実開昭60−47619号公報、実
開昭59−129622号公報参照)。
第8図は、このような従来の自動車のウインド
ガラス取付け構造の一例を示す概略図である。
同図において、ウインドガラス1の裏面1aの
周縁部には、接着剤2が塗付され、その接着剤2
より僅かに内側には、接着時における接着剤2の
内側方向へのはみだしを防ぐために、ダムラバー
3がウインドガラス1の周縁に沿つて貼付けられ
ている。
ウインドガラス1の下端部には、車体4から開
口部方向にL字状に屈曲形成された窓枠部5の下
部に介挿された弾性部材6に当接しており、この
当接部を基準(即ち、窓枠部5の下部を基準)と
して、このウインドガラス1は、窓枠部5のフラ
ンジ5a面に接着固定されている。
ウインドガラス1の上端部および両側部と窓枠
部5との隙間には、ウインドガラス1と車体4と
の段差を減少させて、防水性、気密性、外観など
を向上させるために、モール7が装着されてい
る。
このモール7の頭部7aには、車体4表面に密
着して接着部分への水やホコリの侵入を防ぐ弾性
片7bが車体4方向に延設されている。
また、このモール7の下方の突設突出部7cの
先端には、ウインドガラス1の裏面1aの周縁部
に係止する係止部7dが設けられている。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のような従来の取付け構造
では、モール7を装着しない窓枠部5の下部を取
付けの基準としているため、ウインドガラス1と
窓枠部5の寸法精度が低いと、モール7を装着す
べきウインドガラス1の上端部と窓枠部5の上端
部との隙間寸法のバラツキが大きくなり、この隙
間に装着されるモール7の係止部7dがウインド
ガラス1に係止されなくなつて、モール7の脱落
や浮き上がり等が生じ、防水性や外観を著しく損
うという問題があつた。
また、このバラツキを吸収するためには、モー
ル7の幅を必要以上に大きくしなければならない
という問題もあつた。
本考案はこのような問題を解決して自動車の窓
枠部の所定位置にウインドガラスを接着固定でき
るように位置決めするためのスペーサを提供する
ことを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は目的を達成するために、 モールを装着する窓枠部の所定位置に係着され
る基部11と、 基部11の一端にヒンジ部25を介して連設さ
れ、ウインドガラス端面に前端面32aが当接す
る立上がり状態と前記ウインドガラス端面より離
間する倒伏状態との間で回動可能とされた可倒部
30と、 前記可倒部30の後端面32bから側方へ突設
された第1の係合部34と、 前記基部11の前記ヒンジ部25近傍において
上方へ突設され、前記可倒部30が前記ヒンジ部
25において上方へ立上る方向に回動すると、前
記第1の係合部34によつて押圧され弾性変形に
よつて前記第1の係合部34と係合して前記可倒
部30を立上がり状態に保持し、前記可倒部30
が倒れる方向への可倒部30の端部32cへ押圧
力が加わると、前記可倒部30の第1の係合部3
4によつて押圧され弾性変形によつて前記第1の
係合部34との係合を解除される第2の係合部1
5とを備え、 前記ウインドガラスの取付けにおいて、前記可
倒部30が前記第1の係合部34と第2の係合部
15との係合によつて立上り状態に保持された状
態で、ウインドガラス端面が前記可倒部30の前
記前端面32aに当接し、前記モールの装着にお
いて、前記モールによる前記可倒部30の前記端
部32cへの押圧力で、前記第1の係合部34と
第2の係合部15との係合が解除されて前記可倒
部30が倒れるようにしたことを特徴としてい
る。
〈作用〉 このため、スペーサの基部11を窓枠部の所定
位置に取付け、可倒部30が立上つた状態に第
1、第2係合部34,15で係合保持して、ウイ
ンドガラス端面を可倒部30の前端面32aに当
接させて、ウインドガラスを窓枠部に接着固定す
る。そして、このウインドガラスと窓枠部との隙
間にモールを押し込んで装着する際に、モールで
可倒部30の端部32cが押圧されて第1、第2
の係合部34,15の係合が解除されて可倒部3
0は倒れ、ウインドガラス端面から離間する。
〈本考案の実施例〉 以下、図面に基づいて、本考案の一実施例を説
明する。
第1図〜第4図は、本考案による自動車のウイ
ンドガラス位置決め用スペーサ(以下、略してス
ペーサと記す)の一実施例を示す図であり、第1
図は一実施例の斜視図を示し、第2図は、第1図
の矢印方向から見た側面図を示し、第3図は一
実施例の正面図、第4図は一実施例の背面図を示
している。
図において、後述する車体窓枠部41のフラン
ジ42面に一致するように、プラスチツクで一体
成型されたスペーサ10の平板状の基部11に
は、右端側を除いた部分において立上り部12を
備えている。
基部11の後部の立上り部12のほぼ中央に
は、基部11の上面部13側に突出したリブ14
が設けられている。
基部11の底面部19及び立上り部12の背面
側には、後述する車体窓枠部41のフランジ42
面に、このスペーサ10を取付けるための両面接
着テープ20が貼付けられている。
基部11には、肉薄のヒンジ部25によつて回
動自在に可倒部30が設けられている。
可倒部30の前端面32aは、傾斜部31を介
して、後方に段差をもつて形成されている。
この前端面32aは、可倒部30が基部11か
ら直立した状態で、後述するウインドガラス45
の端面46に当接するものである。
可倒部30の後方の一部には、左端側を除いた
部分において立上り部33が設けられており、立
上り部33の基部11側左方において、可倒部3
0の後端面32bには側方へ向つて突片(第1の
係合部)34が突設されている。
前記基部11の立上り部12の右方において、
基部11の後端面32bには、前記可倒部30を
ヒンジ部25において回動させて立上らせる際に
前記突片34と係合するための係合突起(第2の
係合部)15が、上方へ向つて突設されている。
この係合突起15は、基部11の後端面32b
から側方へ且つ上方へ突設された脚部18と、脚
部18から上方へ且つ可倒部30側へ延設された
耳片17とから成り、脚部18が幅狭なため、耳
片17が下方へ力を受けると、脚部18を中心に
耳片17が下方へ下がるように弾性変形可能とな
つている。
耳片17の可倒部30側の上肩部15aは傾斜
しており、耳片17の中央上端には前記突片(第
1の係合部)34が嵌り込むための凹部16が設
けられている。
〈上記実施例の動作〉 次に上記実施例のスペーサ10の使用につい
て、第3〜7図の図面に基づいて説明する。
まず、第3,4図に示すように可倒部30をヒ
ンジ部25で回動させて立上らせる。このとき可
倒部30から側方へ突出した突片(第1の係合
部)34が、係合突起(第2の係合部)15の耳
片17の傾斜した上肩部15aに当接するため、
耳片17は脚部18を中心として下方へ変形し、
さらに立上らせると、突片34は上肩部15aを
乗り越えて凹部16に達し、耳片17は上方へ復
帰して突片34は凹部16に嵌り込んで係合す
る。このため、可倒部30が立上つた状態に、第
1、第2の係合部34,15で係合保持される。
このようにした上記実施例のスペーサ10と左
右対称に形成されたスペーサ10′(各部の図番
はスペーサ10と同等とする)を、車体40のモ
ールを装着すべき窓枠部41のフランジ42面上
端の所定位置に、第5,6図に示すように基部1
1,11の裏面及び立上り部12の背面に貼付け
られた両面接着テープ20,20によつて取付け
る。
次に、従来の第8図で示したようにウインドガ
ラス45の下端面を弾性部材6に押し当てた状態
にし、ウインドガラス上端面46をスペーサ1
0,10′の立上つた可倒部30,30の前端面
32a,32aに当接させる。そして、ウインド
ガラス45の裏面の周縁部に、塗布した接着剤4
7で、ウインドガラス45の裏面を窓枠部41の
フランジ42に接着固定する。なお、48は、こ
の接着剤47のはみ出しを防止するためのダムラ
バー48である。
このようにしたため、ウインドガラス45の上
端部は、スペーサ10によつて窓枠部41に対し
て、一定間隔で接着固定されることになる。
次に、このように接着固定されたウインドガラ
ス45と窓枠部41の隙間に、上方よりモール5
0を押し込む。このとき、第6図及び第7図に示
すように、モール50の突出部52の下端が、ス
ペーサ10,10′の可倒部30,30の端部3
2cを押圧する。
端部32cは第3図に示すように右方が高くな
つているので、この押圧によつて第3図において
時計回りに回動しようとする。このため、可倒部
30の突片34によつて耳片17は時計回りの力
を受けて脚部18を中心に弾性によつて下方へ傾
き、突片34は凹部16からはずれて上肩部15
aを乗り越え係合が解除されて、可倒部30,3
0はモール50を押し込むに従つて横倒しとな
る。
この結果、モール50の突出部52に設けられ
た係止部53が、ウインドガラス45の周縁部に
係止され、突出片55が窓枠部41の立上り部に
密着され、頭部51から車体40方向に延設され
た延設片54が、車体40表面に密着された状態
で、モール50はウインドガラス45の周縁部に
沿つて装着係止される。
〈本考案の効果〉 本考案の自動車のウインドガラス位置決め用ス
ペーサは、上記の説明のように構成したため、ウ
インドガラスや窓枠部の寸法精度が低くても、モ
ールが装着される窓枠部とウインドガラスとの隙
間寸法を一定にすることができ、モールの脱落や
浮き上り等の問題がなくなり、モールの幅を必要
最小限にすることができ、また、モール装着時
に、ウインドガラスの位置決めをしていた可倒部
が倒れるため、スペーサ取付部に対する煩雑なモ
ールのカツト作業が不要になる。
また、第1、第2の、係合部34,15によつ
て可倒部30は折り曲げるだけの簡単な操作で立
上つた状態に保持され、しかも上方からの外力が
加わらない限り、この係合状態は解除されず可倒
部30の立上り状態は保持されるので、ウインド
ガラス45の端面を可倒部前端面32aに確実に
当接させることができる。また、モールの装着時
にはモールを押し込むだけでこの保持状態の解除
も容易になされるので、ウインドガラスの取付け
作業が確実且つ容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1の方向からの側面図、第3図は第1
図の正面図、第4図は、第1図の背面図である。
第5図は、一実施例の自動車のウインドガラス位
置決め用スペーサを使用したウインドガラスの取
付方法を示す斜視図、第6図及び第7図は、第5
図の−′断面図である。第8図は従来のウイ
ンドガラスの取付方法を示す概略断面図である。 10……スペーサ、11……基部、12……立
上り部、15……係合突起(第2の係合部)、1
5a……上肩部、16……凹部、17……耳片、
25……ヒンジ部、30……可倒部、32a……
前端面、32b……後端面、32c……端部、3
4……突片(第1の係合部)、40……車体、4
1……窓枠部、42……フランジ、45……ウイ
ンドガラス、50……モール、53……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウインドガラスを自動車の窓枠部の所定位置に
    接着固定して、前記ウインドガラスと前記窓枠部
    との隙間にモールを装着する際に使用されるウイ
    ンドガラス位置決め用スペーサであつて、 前記モールを装着する前記窓枠部の所定位置に
    係着される基部11と、 前記基部11の一端にヒンジ部25を介して連
    設され、前記ウインドガラス端面に前端面32a
    が当接する立上がり状態と前記ウインドガラス端
    面より離間する倒伏状態との間で回動可能とされ
    た可倒部30と、 前記可倒部30の後端面32bから側方へ突設
    された第1の係合部34と、 前記基部11の前記ヒンジ部25近傍において
    上方へ突設され、前記可倒部30が前記ヒンジ部
    25において上方へ立上る方向に回動すると、前
    記第1の係合部34によつて押圧され弾性変形に
    よつて前記第1の係合部34と係合して前記可倒
    部30を立上がり状態に保持し、前記可倒部30
    が倒れる方向への可倒部30の端部32cへ押圧
    力が加わると、前記可倒部30の第1の係合部3
    4によつて押圧され弾性変形によつて前記第1の
    係合部34との係合を解除される第2の係合部1
    5とを備え、 前記ウインドガラスの取付けにおいて、前記可
    倒部30が前記第1の係合部34と第2の係合部
    15との係合によつて立上り状態に保持された状
    態で、ウインドガラス端面が前記可倒部30の前
    記前端面32aに当接し、前記モールの装着にお
    いて、前記モールによる前記可倒部30の前記端
    部32cへの押圧力で、前記第1の係合部34と
    第2の係合部15との係合が解除されて前記可倒
    部30が倒れるようにしたことを特徴とする自動
    車のウインドガラス位置決め用スペーサ。
JP1986166240U 1986-10-29 1986-10-29 Expired - Lifetime JPH057052Y2 (ja)

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JP1986166240U JPH057052Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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JPS6370423U JPS6370423U (ja) 1988-05-11
JPH057052Y2 true JPH057052Y2 (ja) 1993-02-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61247513A (ja) * 1985-04-26 1986-11-04 Mazda Motor Corp 自動車のウインドガラス取付構造

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JPS6370423U (ja) 1988-05-11

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